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★★2020年02月03日(月)降雪・今期やっとまともに降りました
★★2020年02月14日(金)やはり今年はとても雪が少ない
★★2020年02月15日(土)新型肺炎はコビッド19と命名
★★2020年02月16日(日)予想(危惧)されていたことですが遂に来ましたね
★★2020年02月17日(月)再び降雪約20㎝分程度
★★2020年02月21日(金)ヒヨドリ、新型肺炎-事態進行中
★★2020年02月25日(火)何じゃこのシイタケは?
★★2020年02月28日(金)日光環
★★2020年02月03日(月)降雪・今期やっとまともに降りました
降雪
今日はこの冬で、積もったと言える雪になりました。しかし、見た目は降ったと言えるのですが、新雪のふわふわ雪です。ギュッと踏み固めれば10㎝にも足りません。除雪の手間としても、それほど大したことはありません。
こんな状況ですから、降雪のある山の中から雪を運んで雪まつりをしなければならない札幌は、来年以降も大変なことになるやも知れません。また、東京が暑いと言ってオリンピック東京大会のマラソンを持ってくるようですが、暑くなったら札幌だってどちらかと言えば盆地の地形ですから、どうなるか。そこのところを誰も指摘しないでいます。まあ、どこぞの国の、伝染病の具合がどうなるかで、このようなイベントがどうなるか不確定ですね。死者数は報道されていますが、体力のある若者が犠牲になっているのか、お年寄りなのかも伝えられていません。もしかすると体力のある人には、風邪かで終わってしまうようなものかも知れません。
情報として流れていないので、一番知りたいことなのですが、1度かかったら、抗体が出来て、もう罹らないというのがこの手の伝染病に起こりやすいことなのですが、この武漢で最初に報告された奴はどうなのでしょうか。身体に免疫が付くのであれば、ワクチンが用意できるはずですが・・・。そうでは無く、何度でも罹患するというのであれば、症状を重く変異させて、細菌兵器として機能させることが出来るということになります。
それで思い出したSFがあります。伝染病となるとすぐ思い出すのですが、小松左京氏に「復活の日」という作品があります。短編では無く、結構厚い本です。昭和50年に文庫としても出ています。生物兵器として開発された病原体が盗み出され、運んでいたセスナが雪深い山中に墜落します。マイナス5度を超えると活発に活動するウイルスで、春の雪解けと共に全世界中へ広がり、温度の低い南極基地だけが生き残るという筋立てになっています。そして、滅んでいく世界で、狂気の末に米ソの核兵器が発射され、その結果、原種を食い尽くす無害な変異体が作られて、南極で生き残った人々が、ようやくそれを掴み、再び世界に戻るという壮大な話になっています。確か、映画化もされていたと記憶しています。
まっ、その様な病原体をマスク1枚で防御出来ると思っている方には申し訳ありませんが、気休めでしかありません。高い値段でマスクを売りつけようとするヤツは成敗しても構わないと思いますがね。
病原体をブロックするのであれば、フルフェイスの防毒面をつけて歩くしかないし、帰り着いたら着衣から何から何まで消毒するなり加熱するなりして、その上で入室・・・。つまり無菌室を用意する状態で無ければ、役に立たないのであって、そもそもマスクというのは、自分がウイルスをまき散らしてはいませんよと言うポーズを付ける為の代物です。そもそも、あんな不織布1枚で防げるものならば、誰も感染しません。
★★2020年02月14日(金)やはり今年はとても雪が少ない
気温が上がり、雪が融けて水になります。その水の行き場が無い場合は、夜になると氷になります。部分的なスケートリンクです。特にコンクリートの階段や敷石の上は、砂を撒かないと危険なくらいの状況です。表面的には春の雪解け時のような様相に見えます。これが本当の春先であれば数日と経たずに溜まった水は流れ、足元の危険は遠ざかるのですが、既に何日も、靴にアイゼンをつけたい状況が続いています。敷石の上に溜まった水は、流れ先が無く、そのまま再び氷になって、銀盤となります。まだ1日2日はこの状態が続き、それから再び寒くなるとの予報です。
降雪が多かったときの同時期の画像を入れました。大体、この位は毎年積もっていましたので、その差は歴然です。道が滑って大変です。
★★2020年02月15日(土)新型肺炎はコビッド19と命名
朝、玄関前の水たまりだった氷に乗ったところ、パリンと割れました。表面は凍っているのですが、さほど厚くなく、中が凍っていませんでした。つまり、それほど気温が下がらず、マイナス2~3℃程度だったのだと思います。全く2月中旬とは思えません。今晩からは流石に冷えるらしいので、水を掻い出しておく積もりですが、銀盤でも気温が低ければ滑りません。氷の面が滑るのは、圧力で融けて液体になるから滑るので、気温がガッチリ下がると、スケートでも滑らなくなります。
最近は新型コロナウイルスと表記されているウイルス性疾患の病原体にCOVID―19(コビッド19)と言う名称が付けられました。病原体としてコロナウイルスと言う(一般)名称は、(特定の)病名としては不適切なことは当然です。ただ、この名称の日本名をネットや商標等で使っていらっしゃる方が若干名はいらっしゃいますから、対応はそれぞれということになるのでしょう。
北海道で初めてCOVID―19への感染が確認された中共在住の女性は既に完治し退院したと報告されています。
北海道で2番目の感染として報告された北海道在住で2週間以内の渡航歴が無い五十代男性は、先月31日に発熱とせき症状を出し、2月3日に受診、次の日の再検査で肺炎が見つかり、転院して治療を行うも効果が無く、再転院後に両肺で肺炎を確認、次日にICUに入って治療中とのことです。三つ目の病院と言うことですが、感染の発覚が何時か、3つの病院関係者の感染はどうなのかについては報告されていません。ICUでは人工呼吸器を使用しているとのことで重篤と表現されています。何よりも生還をお祈り致します。
特効薬が無い状況では、ウイルスの活動に対して体力だけが勝負となります。今までの感染と罹患状況からすれば、病院に入っても対処療法しか取ることが出来ないのですから、現状での国内の感染者は259人(2/14、クルーズ船を含む)という数値に対して現状での日本人の死者数2は、まだ評価の対象とするには早すぎるでしょう。
中共政府に寄れば15日付けの発表で死者数は1523人、感染者は6万6492人、死亡率は単純計算で2.3%、この数値を信じる根拠はありませんが、国内の現状に近い数値とも思えます。しかし、元になる数字が小さいので参考程度でしょうか。死者数を10倍誤魔化していたとしても2割になります。感染者数の増は死亡率の低下になりますから、致死率は下がりますから、隠れた患者数が増えれば増えるほど致死率は下がることになります。都合の悪いことはひた隠しにしたり、過小に報告するのは何処の政府でもやりそうですからね。ねぇヤジ首相。
さて、米国ですが、昨日付のニュースに今期罹患者2200万人、死者1万2000人という数字が出ていました。こちらはインフルエンザでの集計です。2月1日までの1週間だけで新規の罹病者数は400万人だそうです。罹患者の致死率は0.055%という計算が現時点で出来ます。人口3.2億人からすれば約6.9%の罹患率です。人口比からは100人に7人が罹ったという計算で、例えば、35人の1学級では2.4人が罹ったという計算です。そして、罹ってしまった方の千八百人に1人位の方が亡くなっている計算になります。特効薬としてのワクチンがあるにも関わらず、この結果になるのは、様々な事情があると思われますが、一応、世界最先端の国の出来事で、あまりニュースでは見かけません。死者数からすれば大事件のように思うのですが。
対して、日本ではインフルエンザについてはそれほどの流行とはなっていません。もしかすると新型肺炎コビットへの対処によって流行が押さえられているのかも知れません。感染症としては同じ対処が有効ですから。
しかし、安心はできません。インフルエンザには幾らワクチンがあるとは言っても、やはり体力勝負の出来事です。対してコビット19への有効なワクチン開発には今後1年以上掛かるという話もありますし、国内への侵入が既にありそうな状況になっていますので、防衛行動に留意しましょう。可能な限り手洗いうがいを励行し、不要不急の人混みを避けることです。出勤で仕方ないというのであれば、早朝出勤する位は当たり前です。満員電車に乗るのはコビット19に限らず、感染症に罹りたい場合の手段です。まあ、そうそう感染しないのが普通ですが、これも運です。また、こんな時に飲み会を計画して人を集めるなんてのも、当然のこととして止め止めでしょう。
何れにしても感染元不明の罹患報告が出る限り、野放しになっている前提での行動が必要です。特に肺関係で弱みを持っている方は、危険度がマックスですから、最強レベルの予防行動を。
一応現状での公的機関の対処としては、厚生労働省のページに寄れば、
・37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状があり
(いわゆる風邪の症状が重いのと区別は付きませんが……)
・それが1週間以上続き、改善しない状況で
(かなり悪くなっていると思われます。病院に行っているのが当たり前だと思いますが……)
・発症前2週間以内に湖北省または浙江省に居住、渡航、あるいは居住していた方と接触歴がある場合に
「帰国者・接触者相談センター」へ連絡せよ、とのことです。
そこで「必要に応じて、帰国者・接触者外来へ確実に受診病院」を調整するそうです。
……詳しくは厚労省のページへ
近場の病院に飛び込むのではなく、先ず相談せいと言うことですね。インフルエンザであれば、外来に飛び込みでも対処出来ることがほとんどですが、コビッド19では色々と難しい問題があります。時として強力な感染力を示すことがあるようですから、舐めないで対処することが必要です。
特に、接触歴が無い状態で発症している可能性が出て来ているようですので、戦々恐々の行動が必要です。何れにしても病院へ行ってみるしか無い場合も出て来ることでしょう。一刻も早くワクチンの開発が待たれます。
★★2020年02月16日(日)予想(危惧)されていたことですが遂に来ちゃいましたね
東京の個人タクシー組合支部運転手100人が屋形船で宴会やって、感染者1人から、職員1人と運転手計4人に感染ですか。
職員の総数が出ていませんが、1人から5人への感染。危機意識は無さそうですね。そして5人から更に親族2人へ。
感染元としては最初の1人の運転手が武漢からの渡航者を乗せたということです。さて、その渡航者は・・・どこへ。
そして、こちらとは別に都内の40代男性会社員、2週間以内の湖北省または浙江省への渡航歴は無しで、感染元不明です。
名古屋の夫婦が感染判明、1月28日にハワイに行く機内かハワイで感染と見られるとのこと。2月7日に帰国し、中部空港から午後8時7分発「ミュースカイ」2号車に乗車したとのこと。名古屋市担当者は「同じ電車に乗り、心配な人は最寄りの保健所に相談してほしい」と呼びかけています。担当者は市民の立場に立っています。
和歌山の病院での感染は5人になっていて院内感染と見られていますが、感染元が不明です。
北海道の居住地未公表の50代男性も重篤で感染経路は不明とであると発表して居ながら、感染した頃の立ち回り先や3つの病院を転院した行動域等についての情報を出していません。疑心暗鬼と不安を煽るだけの些末な対処です。立ち回り先での体調不良者への検査呼びかけくらいは当然だと考えますがね。住民を守る為の情報を出す名古屋のように。
トップが変わって少しは変わるかと思いましたが、こんな肝心なことより議員の喫煙室の方が大切なようです。明治時代を引きずっている組織と言えます。
感染チェーンが止められるかどうかはかなりの難易度になっているかと。後は自衛あるのみ。恐れすぎても役に立ちませんが、舐めてかかっては手痛いことになります。
厚生労働省は新しい指針を出すそうです。まあ、役に立つのかどうか。
CP+2020の開催中止は既に発表されています。こんな状況になってくれば、東京と銘打っていながら遠い地方都市でも分担するそうな例のイベントも危険かと。何しろ高いチケット代を払ったとか、罹患を隠して何が何でも見に行くという方々が出そうですからねぇ。何しろ武漢まで迎えの飛行機を出してもらったのに、強制では無いから検疫を受けずに自宅へ帰ったという人物が複数居るくらいです。感染していたらどう言い訳したんでしょうかねぇ。
★★2020年02月17日(月)再び降雪約20㎝分程度
当地の積雪は20~50㎝の範囲で、新千歳空港では21㎝と報告されています。空港では既に除雪を終え、平常に離着陸している様です。この風向きの時の着陸の航路が近いのでフラップを下げて着陸態勢に入るエンジン音がしばしば聞こえてきます。
気象庁の解析降雪量によると、場所によっては更に積雪があるところもあって千歳市と恵庭市の境界の山中では50~100㎝の場所があります。また、東北地方の山中には2メートル超えのところが1箇所あるようです。山の中の積雪としては、この程度は驚くことでは無く、どこぞの大学の実習で大雪山中に入ったときは、積雪5メートルまで測れる用意をしていて、計れなかったことがあります。夏の地面から5メートル以上のところをスキーで移動していたわけです。最近はニュースでスキー場近くの未整備のところに入り込んで雪崩を起こして帰らぬ人となる事件を目にします。その様なところに踏み込むときのスキーは、ワックスを滑る為のもので無く、滑らないものを塗って「歩くスキー」、実は走るスキーです。崩れないところを見抜く経験のある方に従って移動するのですが、勿論そんなところに踏み込もうとする猛者の方、事後処理をしなければならない方は、準備を整えて入るはずです。まあ、そうでは無いから葬式を出す羽目になるんだという厳しい意見を聞いたことがあります。まさか、コース外に入るのは、ゲレンデ・スキーの積もりで入り込むのでしょうか。
まあそれはともかく、20センチ位の降雪です。量としては大したことは無いレベルですが、どの様な理由か、除雪車が道の端から1メートル程度のところまでしか雪を除けていないで通り過ぎています。要は除雪車が雪を固めて置いていったようなもので、除雪では無くわざわざ積んでいった雪を退かすのは人力では結構な仕事で、弱った右肘では余計に壊してしまいます。とにかく入口と車庫だけはやっておかないと困りますから、毎年作成している、玄関前から庭の奥に通じる除雪用搬路を作成して、積み上げました。なあに、大したものでは無く、庭の奥に行く道が雪捨て場への道になっただけです。ほんの少し傾斜をつけて段々と高くなるようにして貯蔵量を増やします。かなり雪が降っても、これで済みますし、日当たりの良いところですから、雪解け時にはそうそうに融けてくれます。
これが出来ると、アルミ製の「ダンプ」に載せて雪をどんどん運び、積み上げていきます。力仕事とはいえ、軽く雪の上を滑りますから、あとは坂を使って持ち上げるだけですので、シャベルですくって運ぶよりはるかに楽です。とはいえ、時間がかかるのは仕方ありません。外回り1時間、ウッドデッキ10分と言うところでしょうか。
新雪ですから、柔らかいので屋根から落ちる雪に当たっても、痛いくらいで済みますが、これがもう少し押し固まっていると、冗談では済まなくなります。ですから、屋根から雪が落ちるところは立ち入り禁止です。しかし、我が家では、玄関に屋根からの雪が落ちます。屋根の端っこですし量としても少なく、固まって落ちることはほとんど無いので助かりますが、それでも頭に食らうのは嫌です、まあ、落ちるときには事前に音がしますので、よほどボンヤリしていなければ良いわけです。
★★2020年02月21日(金)ヒヨドリ、新型肺炎-事態進行中
ヒヨドリ
このヒヨドリは、多分この庭の木蓮の樹に作られた巣で生まれた個体だと想像しています。常連さんに近いのですが、何時もは、掃き出し窓のカーテンを開けただけでサッサと逃げていくのですが、今日に限って、窓を開けてもキョロキョロするだけで飛んでいきません。
餌台には古米しか入っていませんので、本当は食べたいであろう果物や蜜はありません。それでも、中に身を縮めて入り、米粒をつついています。スズメよりははるかに大きな身体です。本当は、スズメくらいしか入れないように低く作ったのですが、食べ物に困っているのでしょう。一番の厳冬期ですから。
もう1~2羽を見かけるのですが、今日は一羽だけです。独特なヒーヨッと言う鳴き声は、この場では出さないようです。
ただ、このところ、この餌台でスズ吉君達を見ません。もしかするとスズ吉君達を追い出しているのがこのヒヨドリたちなのかも知れません。町を歩くと、とある特定の木にスズ吉君達の声がします。少し前まで、この庭でもスズ吉君が来て、餌台をカラにしていったのですが・・・。
で、鏡で太陽の光を反射してヒヨドリに当ててみました。何と当てても、逃げません。
うーん、本当はスズ吉君達を想定して作ったものですし、飼い主を見分けるらしいとも聞きましたが、農業害鳥として指定されています。もしかするとカスミ網で捕獲していたのはスズ吉だけで無く、ヒヨドリも対象だったのでしょうか。
餌台に来てくれるのは嬉しいのですが、小さくて可愛いスズ吉君達のほうが気になっています。
新型肺炎-事態進行中
新型肺炎コビッド19で、国内の水際対策を突破されている状況が出ています。もうすぐ国内感染者数が百名(クルーズ船を含まず)を越えようとする状況で、感染経路を追えない例があるというのでは、入り込まれたのと同じです。まあ、色分けして現すならばレッドゾーン入りしたわけです。
ただ、過剰な反応を起こす前に敵をよく知る必要があります。最近の報道の中には2回目の感染を疑う例が出て来ています。そうなるとワクチンを1つ作れば済むという病気では無くなる可能性が出て来ます。
1 人間側に免疫が作られない
2 変異等によって一度作られた抗体が効かない
場合分けしましたが、状況は薬が効かないという結果となります。インフルエンザでも、一冬でA型に2回罹るという例があります。
A型と言っても、その中身には幾つも種類があるそうです。ワクチンそのものは1つの成分が1つの種類しか効かないので、流行を予測して複数の種類に効くように、中身を混ぜているそうです。そして、対応した種類のインフルエンザ・ウイルスのワクチンだけが身体の中で反応して働き、免疫記憶を作ります。この記憶は数ヶ月しか持たないのが普通だそうで、それを過ぎて、次の年に同じウイルスが来ても罹ってしまうのだそうです。そして、A型と言っても、種別があって、別の種類では免疫記憶が無いので、同じ冬に罹ってしまうことがあるのだそうです。
そして、あまり強力な薬は、身体にも強力に効いて毒になってしまうので、そのギリギリのところが今のワクチンなのです。今ではインフルエンザは怖い病気では無くなりましたが、それはワクチンがあるからで、これが無ければ、死亡率と感染率の異常に高い死の病なのです。
まあ、一度罹ったら二度と罹らないという病気もあるのですがね。
そこで、大騒ぎしても何の解決にもなりませんから、冷静な対応が必要です。先ずは、現状を分析しましょう。
病状としては発覚した患者の8割以上が軽い病状で回復しています。つまり、体内の免疫機構によって敵性ウイルスを駆逐したと言うことです。
WHOに寄れば、肺炎や呼吸困難などの重症になるのは罹患者の14%です。患者さん100人に14名の重症者と言う計算です。患者さんの既に弱点として指摘されている肺などの器官が問題です。つまり、一般的には、お年寄りの方が症状を悪化させています。更に、重症となった方の三分の一、患者さん100人に対し約5名については、呼吸器不全、敗血症性ショック、多臓器不全などでの重篤状況があり、重篤な方の5人に2名、患者全体の2%が死に至っていると報告されています。
つまり、呼吸器に弱点を持っている場合は、最大限の防御行動が必要です。統計や報告には明言されていませんが、罹患者の年齢で分ければ、お年寄りでの死亡率が跳ね上がるのが見えます。
お年を召している場合は、色々と身体に軋みが出ますから、その中でも肺がらみの弱点をお持ちであれば、出来るだけ外出を控えるなどの、「濃厚な対人接触」を避けることをお勧めします。しかしながら、怖がりすぎて、近所へ買い物にも行かないというのでは怖がりすぎと言うものでしょう。病気は新型肺炎だけではありません。毎年この時期のインフルエンザだって、流行では無いにしろ罹患している方はそれなりにいます。呼吸器が弱っていれば、ただの風邪だって致命傷になることもあるのですから、感染症に対する防衛行動はするのが当然ということで。
新型肺炎コビッド19では、今までの感染症の常識的対応と共に、特効薬が無い状況ですから、治癒までは体力勝負となっています。ここが一番のポイントです。
一応、現状での対策としては、次のようなところでしょう。
・全ての年齢で罹患する。持病があると重症化しやすい。
・外出から帰ってのうがいは効果が無い。(他の感染症には効果的な場合がある)
・鼻を洗ったりすすいだりするのはほとんど効果が無い。(ウイルスは肺等に直行ですから・・・)
・手洗いの有効性は不明ながら他の感染症等に有効な場合が多い。(するな、なんてだれも言いません)
・鼻やマスクに漂白剤やアルコールを塗布する等は効果無しでは無いが、身体に害となる方が大きいので、しない方が良い。臭いが判らなくなってしまい戻らないこともあります。
・現時点(2020/02/21)で手に入る有効な薬物は無い。
・民間療法、食べ物、調味料等は効果無し。
・マスク 隙間が出来るようなものは役に立ちません。自分のくしゃみや咳の飛沫を押さえるのには有効。2~3メートルは飛ぶそうです。
・新型肺炎コビッド19ウイルスは空気中や乾物上で長時間(数分~1日程度?)生存出来ない。
恐れるのは恐れて良いのですが、恐れすぎるのも逆効果です。感染してしまった方でも2~4週間もすればウイルスを出さなくなるのですから。対応としてはインフルエンザと同じです。インフルエンザに罹った住人の居る家を焼き討ちにしようとするような某国を笑っている方は多いと思いますが、ここ日本で似たようなことをすることが無いかと言えば、どうでしょうか。
罹ってしまった方は入院ということになりますが、どんなに格好の良いことを言っても病院で出来ることは対処療法で、要は閉じ込めておいて、ウイルスの排出が無くなるまで待つしか出来ないのです。
何れにしてもワクチン待ちです。特効薬があれば、治る病ということで、忌避する人が激減することでしょう。それまでは、無用な差別、蔑視を誡めるような報道のあり方も考えてほしいものです。ただ、隠しているだけでは疑心暗鬼になるだけですから、そこが難しいところです。
無事生還してから、イジメやハズシに逢うようであれば、一流国とは言えません。二流でも無いでしょう。この点が心配なところです。子供は親のやることをしっかり見てマネしますからね。
★★2020年02月25日(火)何じゃこのシイタケは?
シイタケの傘の部分が柄の部分に回り込んだ上に、柄の部分が傘に張り付いて広がっています。この他には何ら異常が見られませんし、傘の内側も普通通りの作りです。台所で買ってきたシイタケを使おうとしていた嫁様が持ってきました。早速、写真を撮ろうとしてのですが、1枚の写真では、どうなっているのか、どうにも表現が出来ません。仕方ないので、あり合わせで簡易な回転ステージを用意して、一回転させてみました。
日光環は それほどレアな現象では無く、起こっていても気付かず見逃していることが多いようです。それは太陽が極めて明るく、その周辺で起こる現象を目視しにくいことが原因です。今日のように雲の厚さに濃淡があって、濃い部分に太陽がある場合は気付きやすい現象です。光環は光源に対して、角度で数度程度の太陽の近くで雲粒によって太陽の光が回折して7色に分かれたリングを作ります。
雲粒は水滴と氷晶があります。水滴は球形で、内部に入った光を別方向へと曲げます。氷晶も内部に入る光を結晶の形によりそれぞれ決まった方向へ曲げます。水も氷も、内部へ入るときと出るときに、波長によって曲がり方が違う為に色が分かれます。この結果、虹の七色が作られるのです。この他にも氷晶の形から特定の方向のみに光が曲げられて、大気現象と呼ばれる虹や光環、アークやピラーが起こるのです。
勿論、雲自体にも、形や成因によって名称が付けられています。これらの大気と光の織りなす現象は、時として奇跡のようなものに見えることがあります。