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★★2017年12月03日(日)冬囲い進行中
★★2017年12月08日(金)高速で事故処理後、徐行する先導車
★★2017年12月11日(月)レンズ注文
カメラボディが変わったというわけからでは無いのですが、小三元レンズで揃えていたレンズが、買い込んだ当初から、つまりD800での性能で、というところでも少々不満なところがありました。やはり、満足出来る性能は出せていないのは判っていました。それ故、ナイコンは単焦点のF1.4シリーズを出しているのですから。
一番の問題は、使う画角での性能です。実は望遠派のように見えて★秋津★は広角派です。標準レンズは普通50mmだと言われますが、単焦点1本で撮れといわれたら、35mm、28mm、24mmあたりを持ち出すでしょう。ズームレンズは、焦点距離を変えることが出来る=複数のレンズを持っていかなくても良いというメリットがあります。逆に性能がトレードオフとなります。設計と製造技術が上がったとは言え、やはり、特定の焦点距離で、ちゃんと設計製造したものと、性能そのものを比較すれば、どちらが上かは明らかです。それに、ナイコンで一番高価な標準ズームを買い込んでも、明るさはF2.8です。何かのイベントでスナップが欲しいと言うのであれば、迷い無くズームを持っていくでしょう。何も、一番高い奴の性能で無くても良いのです。しかし、自分でこの1枚と思ったものを撮るには・・・ね。
要は何が言いたいのかといえば、つまり、他社製の35mmF1.4を注文しましたと言うことなのです。キレキレカリカリの焦点像を好ましく思いますし、妙なボケや収差を、味だ等と呼んで悦ぶようなマネはしたくありません。本当は28mm位をと思ったのですが、さすがにありませんでした。これが常用レンズとなるはずです。
そして、高校生の頃から興味があったのですが、魚眼レンズという代物、ナイコンには対角魚眼しかありませんでした。他社製で円形になる魚眼がありましたが、これだけにウン万円を出して買うという財布と気持ちの余裕がなく、今に至っています。
そこへ、魚眼ズームという妙なスペックのモノがナイコンから。180°の画角で円周の画像から対角180°までのズームです。ズームと言いながら、その使用は、円周魚眼と対角魚眼を1本で済ますという、2本を1本にしたような面白レンズです。そして、ただのスペックの低いオモチャでは無く、ちゃんと撮れるぞと言うものです。タマにはやるなナイコン、と言うわけです。開放F3.5/4.5というのは決して高いものでは無く、多分D800のままであったら、注文すると言う事は無かったでしょう。
そんな理屈の元に、広角単焦点と魚眼ズームを頼んでしまいました。呵々。
週明けの今日、朝は稲光と雷鳴で始まりやがって、それで無くてもダルイ、ネムイ等と言っている★秋津★は、疲れ切って帰ってきました。帰ってくれば、今度はSGWD 土の調整です。・・・しかし、晩御飯のついでに飲んだ焼酎が・・・、こんなときは、止めよう。酔って間違いをソースに入れたら、永遠に気が付かないことが無いとは言えない。タダでさえ、日単位から秒単位へと時を替えたところです。色々なところで修正と対応が必要になっています。では、おやすみなさい。
★★2017年12月14日(木)明けの空に月(齢24.5日)・火・木
★★2017年12月15日(金)今日の雲35mmF1.4
★★2017年12月17日(日)アルミケース・スポンジ貼り、レンズ選択
カメラボディの変更で収納の状況の変更があった際に、収納ケースとして使っていたアルミ・ケースの1つで、とんでもない事態が発覚していました。中身の入れ替えの為に、全て出して並べていると、1つのケースから取りだした品物の下に何か黒いモノが付いています。一瞬、カビかと手が震えたのですが、ゴムが劣化した柔らかい粉のような黒いモノです。まさか!、とケースを見ると、底面と側面のスポンジが弾力性を無くしてボロボロになっています。爪でひっかくとと取れます。手に入れた時から、目が粗く弾力性も少ない安ものの感じがしていた部分でしたが、こんなになるとは思いませんでした。
また、外見はアルミ・ケースのくせに下は合板で、湿気を吸いそうな作りです。捨てると言う選択肢もありますが、買えばそこそこの価格ですので、スポンジを張り替えて使うという手もあるなと言うことで、剥がしにかかりました。簡単に取れるものとは思っていませんでしたが、接着剤が付いていたところは、削り取らないといけません。時間がかかりそうだったので、嫁様に見せると、乗り気です。押しつけてしまいました。好きなんですねぇ、こんな作業。最後には粘着テープを使っていました。労賃は結構な金額になりそうです。
スポンジの良さ気なのを千七百円で買い込んで来ましたが、後で調べると、同等品中古ケースで底辺価格は千円位であり、買い込んで来たスポンジは半分チョッとを使うはずですので、似たような値段ということになります。まあ、中古で買い込んでも、スポンジが何れ劣化するのだろうと思うと、良しとすべきか。
他にもアルミケースは幾つか持っているのですが、スポンジが融けたのはありません。湿度や温度で劣化するモノと判っていましたが、ここまで、収納機材に下手をすればダメージを与えそうになる部材を使っていたモノは初めてです。まあ、問題の点を解消して使用可能にしたことでOK。新品のよさげなモノを買おうとすると結構な値段がかかりますから、これで良しということで。
スポンジ張りはそれほど時間がかかる話ではありません。面倒というか、ピシッと合わせないといけないのが、スポンジを必要な大きさに切る作業です。それでもそれほど時間がかかるわけではありません。接着剤の乾燥が一番時間がかかるかと。
さて、修復したアルミケースの接着剤が充分乾いたところで、止まっていた機材整理が再開できます。これで、保管用に使っていたケースが戻ったのですが、それを保管用にするのでは無く、もう少し大きいモノと交換しました。すると、保管用が1つで済んでしまいました。更に、持ち出し用のケースにカメラ本体を入れていたたのを、カメラそのものは別に持ち歩くようにして、付属機材を入れるようにしたら、持ち出し機材のパターンが増えて、複数のケースを運用することになりました。その関係で、巾着袋のようなもので分けると便利であることが判りました。ナイコンの布製レンズ入れ
が良さ気です。ああ、そういえば、50mmマクロレンズの入れ物、純正のレンズバックがあったはずですが、それはかさばるので、ナイコンの布製レンズ入れがここでも良いかなと思う次第。
続いて、レンズ2本を加えた撮影記録から運用を確認してみると、やはり、標準ズームの広角側を多用していることから、単焦点広角を用意したのは正解でした。当初は広角35mmと50mmの標準レンズを考えていたのですが、手元に50mmマクロレンズがあります。このシグマのマクロレンズは、多少の歪曲収差が残っていますが、実に優秀な結像性能を持っています。4575万画素でも破綻の見えない焦点像を持っています。あえて難点を言えば、ゴーストが多めだと言うこと、オートフォーカスのギア音の大きさでしょうか。太陽を視野に入れてはいけないレンズです。しかし、マクロですから等倍までの拡大も、お手の物で、寄れるレンズなのです。後継機が出ないのが不思議なくらい便利レンズなのですが、今以上の性能を出すのは難しいことなのでしょう。そのメーカーは高性能な50mm標準レンズを、マクロ50mmの後、既に2度、出しています。高性能をうたっていながら、出荷した後のメンテナンスが大変だったのでしょうか。まあ、それはともかく、古くて安っぽい音と引き替えの高性能と使い具合のあるものを、高性能だけど重くて使用に制限のかかるものに、金を出して交換するのは馬鹿らしいのではないかということから、50mmの新調を止めたのでした。それに、わたくしにとっての標準レンズは35mm、標準ズームで撮った写真の焦点距離は40mm弱付近が一番多かったのです。
ここに至るまでのレンズ選択は、まだまだあります。現在のナイコンの標準レンズとしての「神」設定レンズは58mmF1.4だろうと思われます。点が点として写ると宣伝される性能、その能力は、星屋さんには垂涎のモノでしょう。
58mmという焦点距離は、使いやすいかと言えば、勿論、対象次第、場面次第であるわけです。ですから、常に言えることでは無いのですが、やや望遠側になります。例えば白鳥座の十字だけを撮るのならば58でも充分ですが、星座絵の領域を撮ろうとすると50が欲しいでしょう。また、白鳥十字と琴を撮ろうとすれば、58mmでは難が出るでしょう。つまり、星座を撮るだけならば、標準レンズより広い画角、例えば高性能な35mmがあれば、その1本で済まし、トリミングという手が使えます。ナイコンに限って言えば、58と35のF1.4の2本を手に入れるのが王道ということになるのでしょうけれどね。
スポンジ張替
★★2017年12月18日(月)円周魚眼と対角魚眼
★★2017年12月22日(金)月齢4.0
★★2017年12月23日(土)続テレコンバーター騒動
テレコンバーターを使う為にカメラアダプターを工作して、取り付ける事が出来るようにしたのですが、そのカメラアダプターは最も一般的なT2ネジ、42mm径のネジでした。ところが、短焦点反射望遠鏡に使うコマコレクターは2inch用で48mm径を使うようになっています。本来であれば後者のサイズを使うのが当たり前なのですが、カメラ側では42mmがレンズ取り付けにも使われる機種があった為か、42mm径が使われていました。
そして、ネジ径は42mmでも、それは外径ですから、ネジ自体の厚さの為に40mm未満の内径となり、35ミリ版サイズの撮像範囲では、周辺が蹴られることになります。カメラレンズであれば、収差補正を含めて光束を絞り、フィルム又は映像素子に送り込みますから、問題は無いのですが、望遠鏡の対物レンズからの光束は蹴られて周辺減光が起こりやすくなります。この為に48mm径があるのですが、カメラボディーそのものにこのような平行光束に近い光線で蹴られるような構造を持っている機種もあります。
で、48mm用のカメラアダプターも持っているのですが、ネジと一体構造で、改造していないのでテレコンバーターとは付かないという悶着があって、仕方なくコマコレクターを付けずに撮影しました。まあ、ダメな例のデータ撮りのようなモノでしょうか。それが月齢4日の月です。ピント面が湾曲している為に端の方が、ピンボケ状態です。しかし、ピンボケなのであれば、周辺部にピンを合わせれば、周辺はちゃんと写るはずです。しかし、これはピンボケなのでは無く、短焦点放物面鏡に目立つコマ収差で、ピン位置の問題ではありません。これを何とかするのがコマ・コレクターの役目です。F4などという、とんでもない短焦点ですから、目立ちます。F6クラスであれば、最周辺部の星像をルーペで見ないと判らない位なので、。
テレコンの出番は後は太陽くらいで、その場合は屈折機の方を使いますから、フィールドフラットナーを使う事になります。こちらの手持ち機材はT2ですので、問題なく付いてしまいます。ただ、フィールドフラットナーやレデューサーも、48mm対応のモノが出ていて、こちらを欲しいとなると、懐具合の問題となります。まあ、背景を暗くしてしまえば気にならない…気にしなければ良い…。気になる気になる、これを神経症と言フ。
★★2017年12月25日(月)玄関のバラ
★★2017年12月27日(水)UFO?、Stargazer新バージョンSgwdSAT
今日は屈折機による月です。屈折機とはいえ収差はあります。それを主鏡たる対物レンズでギリギリまで追い込んで、さらに像面の歪曲を補正するとかなりの性能を出します。F7という屈折機としては短焦点に類する部類に入りますが、色収差は肉眼で確認出来ないというレベルの収差補正がされている最高級機材です。が、どうしても周辺部での星像の悪化が起こります。それをフラットナーで補正すると、実に気持ちの良い視野となります。撮影しても、それがきれいに表れます。で、そのフラットナーは42mm径ネジ対応のモノで、実は主鏡と同じメーカーの製造によるOEMと想像しています。それほど、補正の具合が良いのです。結果として、月の全面でピントが合っているように写っています。撮影条件としてはシンチレーションが酷く、なるべく高速シャッターを切りたいので、ザラつかないギリギリまで感度を上げて、シャッターを切るという手になります。これ以上のものを撮るには、気象条件が最高の時を狙わないとダメでしょう。
ところで、魚眼ズームと一緒に購入した広角35mmF1.4ですが、先週、試し撮りをしていた時の画像を見ると、1枚に妙なモノが写っています。ウッドデッキから西向きを撮った映像はF10で、ドームを含む隣家、その向こうの家もフォーカスの範囲に入ってシャープに写っています。ところが、画面位置からすると隣々家のテレビアンテナの上方に、ピンボケの何かが写り込んでいます。かなりボケていて、実地調査の結果、カメラから50センチから1メートル程度の距離でなければ、これほどボケないという状況です。それにその距離であれば、推定2~4センチ程度のモノになります。わたくしは撮影の際に左目も開けて、ミラーが上がっている時でも対象を見ています。鳥や虫がそんな至近距離を飛ぶとも思えませんが、飛んでいたら、当然ですが気付くでしょう。また、この雪の季節で、昆虫は冬眠か卵です。
すわっ、心霊写真かっ。はたまたUFOか、等と嫁様と冗談を言いながら、結論は出ません。なんでしょうねぇ。
さて、懸案であるStargazer新バージョンのSgwd土ですが、64ビット版について整理が付き、動作確認を行っています。新年に公開予定としてアナウンスを行いました。基本時刻系としてユリウス日から原子時をベースとして使うように変えたのがウリと言えばウリですが、それで何が変わるのかと言えば、気付くほど変わらないというのが事実です。それに東洋占に付いては、本式には視太陽時などと言うようですが、不定時制自体が結構アバウトなものなので、色々と混在させても大した問題とならないくらいです。ですから、時刻への対応は以前と変わっていません。
では本当は何の為かといえば、プログラム上の問題です。地球回転の変動が数値として出て来ている現在、これをはかりの目盛りとして作った時刻系が、一定不変では無く、フラフラと変動しているということであり、それを基準にするのは難しいのです。そこで一定不変に動く時/原子時/があって、その上で、地方時や視太陽時が各地の情報から調整され、そして、地球回転に合わせるための閏秒による修正を入れるというのがスジとなります。そして、将来、その修正である閏秒のデータを更新すれば、時刻系の調整が済むのです。
閏秒のシステムが始まってから28秒が追加されました。最初の頃のStargazerでも、その変化は何となく影響していましたし、途中から誤差として無視出来る量を超えてしまっていました。わたくし自身も煮詰まっていたところです。あまりにも大規模な変更であるのにも関わらず、結果にはほとんど気づかないというモノでもあったのです。
今回、32ビット版が先送りになっているのは、使用している開発ソフトであるDelphiが、何かごねて32ビット版を作ろうとすると、ちゃんと動作しない・・・、出来たモノがちゃんと動かない、という顛末があったからです。出生データ関連ルーチンを呼び出すことが出来るのに、初期設定を呼び出せないとか、各種不具合の塊が解決を待って並んでいることに負けてしまい降参しました。
月齢9.0
★★2017年12月30日(土)月齢12.2