過去ログ[2023 No.279-]
 ★★ 279三月三日事件

2023年03月03日(金)


 広報官として久しぶりの登場で本官は緊張しております。
 本日は御教祖様の「幾つになっても女の子は女の子なのじゃ」との御意志に寄るものでございまして、配下一同、骨まで納得しているので御座います。
 さて、今でも勘違いをしていらっしゃる方が多いと聞き及んでおりますが、内裏様(だいりさま)と呼称されるのは、男雛(おびな)と女雛(めびな)の二体、合わせての呼称で、どちらかが天皇であったとのことで御座います。
 そして、女雛は桧扇(ひおうぎ)を持っており、外出の際に顔を隠すそうで御座います。何でも男雛以外に顔を見せて他の男に迫られないようにするのだそうで御座いますが、今日日、敵は男だけではナイのではナイかと、他の心配をする広報官は下世話なので御座いましょう。
 
それでは皆様、オヤーツは、体重に響かないほどにとの通達が出ておりますので、通常の半分しか流通しておりません。配布も御座いませんので、あしからず。

         広報局担当官カエル

  
 ★★ 280キーノ君メンバー到着事件

2023年03月19日(日)


 またまたの出番で緊張のあまり個室に篭もっていたところをチャリ・ホツ・クー大僧正猊下に無事救出された広報官で御座います。。
 大英帝国よりの国際専用便にて到着しました御教祖様の「お気に入り」で御座います。「今度は、ミドリじゃっ! 皆の者、歓迎せよっ」との御言葉でございまして、いきなりの宴会が三日三晩続いております。記念撮影の際には、どこからともなくワラワラと集まって、自前で椅子まで用意しておる者まで居たとのことでございますが、御教祖様のご許可を得た者のみが舞台に上がったそうで御座います。
 時代柄、本物の革のように見えておりますが、合成品で御座います。しかしながら、その技術はかなり高くなっており、品質、寿命共に本物を越えるものも存在していると聞き及んでおります。
 さて、主賓はミドリ茎のキノコ・バックでありまして、先着住民の全身茶色のものと対を為すが如く、兄弟、或いは姉妹、兄妹、姉弟・・・、それはともかく、御教祖様の覚え目出度く、もう寝なさいと仰る御教祖様も就寝済みとのことで、宴会の終わりが見えてこないことが、一部の常識家住人に心痛と共に不安が囁かれております。
 このまま、常態化しかねないとの危惧も出ており、警備隊の出動もあり得るとのうわさ話も出ておりまして、会場付近には緊張が高まっております。広報には出ておりませんが、オヤーツ配布を行っている窓口は、既にシャッターを閉じ、暴徒排除用のバリケードと、暴徒鎮圧用の高電圧配線まで用意されております。
 今日のおやつ配布は無いとの観測に、本官はもう帰ろうかと思い、帰り支度を済ませております。
 それでは、皆さん。サヨナラ。サヨナラ。

         広報局担当官カエル

  
 ★★ 281カローナーン氏到着事件

2023年08月25日(金)


 出番が少ないと無聊を囲っておりました広報官で御座います。出番があるだけ宜しいのではと、冷たく同僚にあしらわれ、それもそうだと気合いを入れ直したところ、出番だとのお声が掛かり、緊張のあまり倒れていたのは教団秘という事になるそうで御座いますが、ここで白状しておいた方が良いと、チャリ・ホツ・クー大僧正猊下に御助言を戴き、任務に邁進しております。つまり、到着したのは大分前であると・・・。申し訳ございません。
 さて、私事はともかく、到着したカローナン氏によるバスケット、カローナーンは、教団本部玄関の間に、しばらく放置されておりました。これも例の病原体という奴が原因であると考えられます。しかしながら、日の目を見たと思ったら、再び、歓迎会場で放置されていたのは、全く以て本官の責任でございます。伏してお詫び申し上げます。
 こちらのバスケットは年代を経てはおりますが、内部の布張りは汚れておらず、大切に使われていた事が忍ばれます。また、思いますに、赤白ツートンの灯台とボートが並ぶ港町を題材にしたモノでございまして、多分でございますが、合衆国のリゾート地であるヒルトンヘッド島、北西部にあるハーバータウンの灯台では無いかと愚考致します。博識の方や現地の方々であれば、港町の候補の名称が並んで出て来るのかも知れません。
 それでは、皆様、オヤツもゲットしましたので、これにて、本日の広報を終了致します。

         広報局担当官カエル