過去ログ[2022 No.270-]
 ★★ 270テントウ虫トートバッグ事件

2022年01月09日(日)


 本日、幾多の困難を乗り越えてケロプッタ国教団本部に到着致しました、テントウ虫柄のトートバッグで御座います。
 歓迎会場でのお迎え役は、初代トードバッグ様で御座いまして、寄る年波の果てに大変なお疲れの御様子が一目で判るほどで御座います。何しろ、白かったはずの、お顔が肌色になるほどでございます。初代様は、1980年代中頃であったとのことで御座いますが、某所にて御教祖様に見いだされ、お気に入りの眷属として選ばれて日々尽くしたとのことで御座います。
 さて、このバッグ様の寄る年波に色艶も芳しくないことから御教祖様の手のものが、後継者を探しておりましたところ、類い希な出会いがあり、即刻、教団への勧誘を行いました。しばらく悩んで居る様子で御座いましたが、チャリ大僧正様が、一言、迷ったら負けだと、訳の判らない理屈を捏ねたところ、「行っても良いかも」と小さな声がありました。そこで、衛星経由の通信で御教祖様が頷いて御了承され、そのまま教団本部へと向かったので御座います。
 何はともあれ、御教祖様の覚えもめでたく、早速、歓迎会場では叙勲もされ小さな声で「来て良かった」と言ったということで御座います。探索に当たった者も、報償が出ましてニコニコで御座います。

 ところで、何時ものオヤーツ配布で御座います。例の場所にて各自、1つではありますが、選べるようになったとのことで御座いますから、それなりに早い者勝ちかも知れません。しかし、走ったものは失格であるとのことですから、初動が速ければ速いほど、選択肢が増えるはずで御座います。ちなみに本官は、既に4番手で並んでおります。それでは皆さん、頒布会場からのお知らせでした。

         広報局担当官カエル

  
 ★★ 271ドイツからの入国者事件

2022年01月24日(月)

 本日、御教祖様の御手配めでたく、無事にドイツ国からケロプッタ国教団本部に到着しました、導師チュリパンダカに連なるNICI-Desinによるカエル氏で御座います。早速、歓迎会場にて御披露目が行われました。
 歓迎会場でのお迎え役は、導師チュリパンダカ師ですが、ワラワラと集まってきて実力行使が行われ、チャリホツ・クー大僧正が真っ先に席を取っていたのは教団秘で御座います。
 そのチュリパンダカ師でございますが、チャリホツ・クー大僧正と同じように数珠を首にかけております。その数珠はどうしたのと、カエル氏がこっそりとチュリ師に聞けば、御教祖様からの御下賜の品であるとの答えがあって、自分も欲しいなぁと漏らしたのを聞きつけたチャリホツ・クー大僧正は、コッソリととおちゃんに合図して事情を伝えたところ、そこは、とおちゃんでした。「こいつの名前は何だ? 下賜装飾品は無いのか?」と、御教祖様にド直球で要求したので御座います。少し御思案されておりましたが、取りあえず紅玉のペンダントをお与えになりました。
 その後、教団としての正式な名称に付きましては、考えるから、もうちょっと待ってね、と言う御教祖様の御言葉でございまして、笑顔でよろしくお願いいたしますと答えていたカエル氏でありました。

 会場での姿を御覧になった後、御教祖様におかれましては、御公務のため、ひととき御退出為されたので御座います。程なく、会場にお戻りになり、その後、入国カエル氏をお呼びになって、先ほどの紅玉よりは皆と同じものの方が良いであろうということで紅玉の替わりに濃い緑の数珠をお与えになりました。
 やはり、皆と同じ数珠が嬉しかったらしく、入国カエル氏は飛び上がらんばかりの喜び方でございました。やはり御教祖様は、何もかも判っておいででございます。

 ところで、何時ものオヤーツ配布で御座います。前回、決まりましたとおり、例の場所、正門脇通用門窓口にて各自、1つのオヤーツを配布致します。お忘れ無きよう補足させて戴きました。

         広報局担当官カエル

P.S. 入国カエル氏のお名前で御座いますが、御教祖様よりマカチュンニを与えるとの連絡を戴きました。皆様もお祝いを。

 ★★ 272アメリカからの入国者事件

2022年03月29日(火)

隔離処置場への出迎え



 ケロプッタ国でも例の感染症に対する対策として、入国許可後に一定期間の隔離処置が行われております。本日、その期間が満了したとの御判断が御教祖様より出され、歓迎会場へと案内されてきましたのはカエル氏2名で御座います。

 お一方は鮮やかな緑色が目立つ、チュリパンダカ師、及びマカチュンニ氏と同族であります。御教祖様の御指示で、下賜品の数珠は間に合ったので御座いますが、来ているのが横縞Tシャツ1枚で御座いまして、裾を引っ張りながら、気にしている様子で御座います。御教祖様の名を受けて幾つか手配されたものがあって、別室でファッションショーを行ったのですが、あまりフィット感が出ないために、サッカー用のパンツを佩いて、歓迎会は乗り切るつもりのようで御座います。その様子を見た篤志のカエル氏が、自分の下賜されたパーカーを譲っても良いと申し出ておりますので、御教祖様の御裁可待ちで御座います。また、教団での命名も手間取っており、担当官が、わしゃぁ罷免になるのじゃぁあああと泣きながら、小さな部屋に篭もって出て来ないそうでございます。

 さて、もう一方は、ケロ兄族の9番目で御座います。ケロ丸氏やケロ吉氏より一回り大きな体を持ち、10人しか御弟子とならないはずの9番目に余裕で滑り込んだ幸運の持ち主で御座います。ケロ兄氏達は、それぞれ専用椅子を持ち、専用の場所に並んでいるので御座いますが、9番目のケロ兄氏の行き先があるのか。また、無ければ椅子をどうするのか等の噂話が、燎原の火のような噂話となって広がっております。一説に寄れば、ケロ兄氏達の居所を二階層にすると言う計画が有るとか無いとか、噂話の好きなスズ吉どもも、かしましく騒いでいるのでございます。

 さて、皆様、期待のオヤーツで御座います。正門脇通用門窓口にて行う予定です。無くなり次第、終了で御座います。

         広報局担当官カエル

P.S. 例の如く、入国カエル氏のお名前で御座います。御教祖様より"ちゅぼだい"と名付けるとの連絡を戴きました。須菩提(しゅぼだい)はパーリー語やサンスクリット語でスブーティ、「解空第一」の意であると存じております。皆様もお祝いを。なを、命名担当官は留任だそうで御座います。


 ★★ 273ヨーロッパからの入国者事件

2022年04月16日(土)


「エウロッパ方面から諸般の事情により、アメリーカ大陸を経由してやーって来たキノコ・バッグ君の登場です。皆さん拍手〜」
 司会役を賜ったチャリ大僧正が嬉々として新入信者君の名乗り代行をノリノリで行っています。
 内々の話に寄れば、何としても勧誘せよとの御教祖様の御意向で、総勢60名の国外活動経験者を、グレイトブリテン(以下略)王国へ向かわせ、確保した逸材で御座います。昨今では当然のことで御座いますが、一見、天然物に見えますが合成皮革であります。
 手提げなので御座いますが、別に ショルダーベルト が付属し、肩掛けでも使える様に考えられております。
 御教祖様におかれましては、大変に御満足の御様子で御座いまして、参加の者共にチヨコレイトを配るほどのお喜びで御座います。
 また、教団本部のキーノ族認定証を持つ方々を召集なさいまして、呑めや歌えやの大乱闘、もとい大宴会を夕刻より行うとのことでございます。それぞれの方面で自信をお持ちの方々は、残らずご参加戴きたいとのことで御座います。
 このことにより、教団本部の人員は、全てこの事案に関わる事になり、オヤーツの配布は不可能であるとのことで御座います。更に、もう出来上がったご様子のガーマ師によれば、そったらところで菓子なんぞ食らっていないで大宴会場へ来いとのことで御座います。
 その為、広報の係もこれで終わりで御座います。では皆さん、さよナラ、さよナラ。

         広報局担当官カエル

 P.S. 宴会の前に行われたキーノ族御披露目の様子だけ載せておきます。


カローナーン氏族

カローナーン氏族





無名氏族

エニッド・コリンズ族
エニッド・コリンズ族

 ★★ 274カエル・ホーチ事件、その他事件

2022年05月04日(水)


「日本国から空輸されましたカエル君ポーチです。拍手・・・」
 本日の歓迎会場に登場しましたのは、隣邦であります日本国より、空路で到着致しましたポーチで御座います。
 御教祖様の御希望によって調査部が選び出しました小物で御座いまして、何しろ御教祖様の御意向を先回りすることにかけては本部随一の手腕を誇る部署で御座います。口腔内に描かれたハエ君に付きましては賛否両論が出ましたが、悩んでないで実物をご覧に入れろとのチャリホツクー大僧正猊下の御言葉もあり、発注されたとウワサになっております。その実は、御教祖様の指示だ、いやとおちゃんの・・・と言うウワサが多数御座いますが、とにかく御教祖様が大変に御機嫌であらされるということは確かで御座います。
 さて、本日以降、しばらくはオヤツの配布が御座いません。昨日、行われた健康診断の結果、国民の62.85%が肥満度について問題が生じていると報告されましたので、しばらくオヤツは禁止であるとのことになりました。裏門前に行列を作らない様にご連絡いたします。

         広報局担当官カエル P.S.
 御教祖様の御意向で、カエル関連の画像を追加致します。ことの詳細は、後日とのことで御座います。










 ★★ 275そろそろ冬支度事件

2022年08月01日(月)

 本日の歓迎会場は、諸般の事情により本部エントランスに変更となり、幹部のみの参加にて開催されました。
 通常の歓迎会場に比べて、ギャラリーの数が二桁違うのでは無いかと口さがないスズメどもが騒いでおります。
 さて、登場いたしましたのは、隣邦経由で遠く太平洋の彼方より、空路で到着致しました御教祖様専用の靴、2足で御座います。

 二足の靴の紹介で御座います。早速、眷属の中から、一緒に写りたい者共が寄ってきております。

 さて、 PAJARとブランド名の付いた靴で御座います。付いたマークに赤いカエデが入っていて、直ぐにカナダのメーカーであることが判ります。耐寒性の良さが売りの筈で御座います。





 滑り止めの形も、赤いカエデで拘っています。


 ここでカエル君の乱入で御座います。被っているのは、同じメーカーのヘッドウェアで御座いまして、御出迎えということになります。


 カエル氏は、足が大きく、御教祖様用の靴が小さいとのことで、履いている姿をお見せ出来ないと残念そうにコメントを出していました。

 次は独特のデザインの柄、と言うか絵柄が特徴となる靴で御座います。描かれております中にカエル氏が居りまして、ヤドクガエルの一種であろうと考えられます。このヤドクガエル、種類によっては相当な毒持ちであって、その名の通り、新大陸の先住民達が、矢の先に塗っていたことからの命名だということで御座います。昼なお暗い森の中で生息し、生態系の頂点に近い位置を占めていたかどうかは不明では御座いますが、強者であったことは間違いないでしょう。ブランド名はドクターマーチンと読むのでありましょうか。 こちらも、我先に、乗っかっていくカエルどもが居ます。





 こちらがヤドクガエルで御座います。
 そう言えば、この花はホタルブクロのようにも見えます。また。蜘蛛の巣があるようですが、蜘蛛を見かけません




 サソリ?も隠れています。


 こちらは環形動物なのでしょうか。足が4本以上の者は苦手で御座います。

 
 靴底にも滑り止めのミゾがあります。

 今回、別会場で行われた御披露目で御座いますが、盛況の内に終了させることが出来ました。ご協力戴いた関係各位に感謝を申し上げます。
         広報局担当官カエル
 ★★ 276本日の入国者事件ケロ兄テン

2022年08月27日(土)

 本日の歓迎会は、正規の歓迎会場と共に、前回、使われました本部エントランスの2会場で開催されました。また、特別ゲストとして前回、会場に乱入し、ちゃっかり記念撮影に混ざっていたケロ兄ナインがエントランス及び正規会場に再び登場しております。御教祖様の密命であるとウワサスズメどもが話しておりましたが、広報への連絡は御座いません。


 途中の通関等にて手続きが多く、ほとほと疲れ果てていたところに、専用特別便にも関わらず、他の旅客を押し付けられ、あり得ない混雑に見舞われたとのことで御座います。本部に到着してから、少し休んだのですが、充分な回復には至らなかった模様で御座います。


 御教祖様よりケロ兄テンのお名前を戴き、嬉しいながらも、疲れた体が言うことを聞かず、まだ、ヨロヨロで御座います。ナインが励ますも、同じ体の大きさの筈なのに、小さく見えると、うわさスズメどもが心配しておりました。余程、座席が狭かったのでしょうか。


 ケロ兄テンは、本会場にて美味しいものを詰め込みましたところ、かなり復活した様で御座いまして、定番記念撮影の時にはヨロヨロすることも無く、ナインの先導でしっかりとした様子になっておりました。まあ、それでも目元に疲れが残っているのは仕方のない事かと。
 記念撮影には、今回、同行した毛糸の帽子君も忘れられること無く参加しておりました。
 以上で、本日の歓迎会のご報告となります。
 さて、恒例のオヤーツ配布で御座いますが、今回は、領内カエール岳の山頂にて配布とのことで御座います。また、参謀本部からは、走らずに歩いて登ってきた者には当たらないぞと言うことでありましたので、ご注意のほどを。キビシィ−。
         広報局担当官カエル
 ★★ 277エリザベス2世女王陛下に捧ぐ/続スポーラン事件  

2022年09月19日(月)

 英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)のエリザベス2世女王陛下(Her Majesty the Queen Elizabeth U)が崩御なされ、葬儀が行われるとの報を受け、ケロブッタ国君主である、かあちゃんはThe Beatlesによる「The Long And Uinding Road」と「Across The Universe」を捧げ、哀悼の意を表すことにしました。

 過去、★★108スポーラン事件 Date: 2011-03-24 (木)にて、ご報告いたしておりますが、御教祖様におかれましては、英国の衣裳服飾に付いて大変に御興味をお持ちで御座いまして、手を尽くして手配を行い、アクセサリー等につきましても眷属どもが訪問の際に持ち帰っております。また、英国では御座いませんが、外遊の際に使い残した硬貨の中には、女王陛下が刻印されているものが御座います。さすが元世界帝国で御座います。
         広報局担当官カエル








 ★★ 278お待たされ事件  

2022年12月25日(日)

 年末をひかえて、教団本部でも年越しの準備が行われる予定です。
 しかしながら、年頭一番の御役目があるにも関わらず、会場を使えない為に、ただ、待たされているだけの2名の教団幹部がおります。
 昨年は、諸事情から見送られたハッピィ・ホリディーが、去年の穴を取り返す勢いでイブである昨日から盛大に行われております。その為、いつも順番待ちで控えている場所から動くことが出来ずに手持ち無沙汰となってしまったのです。
 横に控えている獅子坊やは、待ちくたびれて、座り込んで眠りかけております。
 近づいて様子をうかがうと、何かを呟いて居るようです。
「にいちゃ〜ん、もう幾つ寝るとお正月〜? お年玉有り〜?」
 立ち姿の綺麗な年始担当の獅子様にお聞きしますと、この子は確かに弟さんだと言うことです。
 その兄様は休憩所を用意しようというハッピィ・ホリディー担当者の申し出を断り、定位置で立ち続けております。頑固一徹の方でございます。
 この獅子様の評価は分ごとに急上昇しており、既に御教祖様のお耳にも入っているとのことで御座います。
 御教祖様から、この二人に何らかの報償がありえるだろうウワサも、すでに囁かれています。
 この他、色々なウワサが囁かれておりますが、惑わされること無く、各自、精進せよとの御言葉をチャリ・ホツ・クー猊下より賜っております。

 精励、精励

         広報局担当官カエル