過去ログ[2013 No.174-213]
 ★★ 174フロ事件
Date: 2013-01-09 (水)
 新年を迎えケロル氏が年頭のパフォウマアンスを行いました。フロじゃぁと叫びながら本部の周りを踊りながら3度巡り、待望のフロを御教祖様より戴いたのでございます。今回は特別にお供も許されております。恒例の打たせ湯にも満足な様子でございます。しかし、最後の旧型宇宙船用離陸訓練に使われていた高重力加速装置につきましては、最後の体力を使い果たしておりました。太古の時代に宇宙より帰還した飛行士のように、地上で足腰が立たない状態になっていたのでございます。この時、まだお供の方が余力を残しており、小さな体でケロル氏を持ち上げて出てきたのでございます。最後は入国審査会場に特設されたスペエスにて半日の休養が与えられるのでございますが、その姿を見て銀兄弟が非常に興味深そうな様子でございました。あまりの凝視ぶりに、陰では銀兄弟が、ケロル氏とお供がこんがりと焼かれるのを待っているのだとささやかれておりました。
 さて、そんな噂はともかく、教団本部が迎える10周年を御記念して、ケロプッタ国の近くにて、ささやかな宴が開かれました。本部が開設されてから、御訪問したいとお考えではございましたが、なかなかその機会が無く、そのままとなっていた料理店がございます。そのことに気が付いたケロ丸氏やチャリ氏の進言で、総省が手配いたしまして、ご会食の場を設けたのでございます。御教祖様におかれましては、大変にお気に召されたようでございます。
 あっ、アイスクリイムでございます。総省入口に急ぎ参集すること。デザアトでございます。先着5名しか当たらないとも速報が入っております。ではこれで。
                              文責 広報部イヌ
新春恒例風呂
 ★★ 175ゲンコー事件
Date: 2013-02-07 (木)
 節分も過ぎ、御教祖様におかれましては、日々、健やかになさっているはずなのでございます。ただ、このところ、とおちゃんやその家来となった者どもが妙なことを口走っております。いつもであれば、とおちゃんのぉで始まる要求書や、金よこせという直接的な主張が渦巻いております。しかし、ゲンコーダゼェとしか本官には聞こえないのでございますが、そのように一様に口走っております。御教祖様はそのようなことがあっても悠然と放置していらっしゃるのがいつものことでございますが、このときは、少し目を伏せ気味になさるのでございます。これは大変な事態でございます。何があったのが、全力で調査を始めております。
 さて、しばらく入国審査会場での式典がありませんでしたが、この度、盛大にお披露目が行われております。御教祖様お好みであらさられるスゥエターや、イヌとその召使いどもが到着しております。御教祖様のお気に入りであるルゥシィの顔が大きくプリントされておりますが、広げると他の面々もあるようでございます。宴会は久しぶりでございますので、何しろ舞い上がっている者どもが町にあふれて騒いでおります。
 さて、このところ、おやつが無いとのことでございます。国民の体重が増加の一途を辿り、このままでは医療省の予算がこの先膨大なものになるという予想が出まして、御教祖様から、体重を減らせとの御命令でございます。つまり、体重増加の主因であるオヤツ削減令でございます。ということで、総省前と食料省前はバリケードが用意され、中には20ミリ機関砲と対戦車用ミサイルが用意され、侵入しようとする者達を阻んでおります。近くによると射撃用のレーダー照射が検知されますので、問答無用で撃たれる状況になっております。今度ばかりは、総省の手配は本気のようでございます。ということで、オヤツの配布は、本当に特別なときだけということになりましたので、国民の皆様にお知らせしておきます。
 それでは皆さんしっかりと夕食を食べてお休みください。
                              文責 広報部カエル
シェラフ君やセーター、スカーフちゃんにエア・バッグ
 ★★ 176チャリ師甘え事件
Date: 2013-03-07 (木)
 最近のことでございますが、銀兄弟の末弟、銀三氏は天文台で、とおちゃんの手伝いを申し使って働いているとのことでございます。何か心することがあるようで、天文台の高価な部品の管理を任されていると聞き及んでおりますが、真偽のほどは確認されておりません。しかし、一生懸命にレンズを拭いている姿が目撃されておりますので、銀兄弟が天文台の仕事を与えられているのは間違いございません。ただ、教団付属天文台を仕切るチャリ氏はノーコメントを連発しております。しかし、このところ天文台内外での活動が度々報告されております。何か動きがあるようでございます。
 また、教団随一の予算獲得巧者であるチャリ・ホツ・クー老師が、御教祖様の背中で甘えていたとの、教団本部を揺るがすニュースが流れたのは本日の夕刻であります。広報では、その時の映像を入手しておりますが、更に老師を尾行し、事の詳細を明らかにすべく努力しております。
 本日もオヤツがございません。たまにシュウクリイムやアイスクリイムが出現しているのでございますが、間違いなく本日はございません。以上で広報は終わりじゃ。フン。わしゃあストライキをするぞ。
                  広報庁担当官イヌ

 2013/02/09スパイク君到着洗濯乾燥一息、万年筆

2013/03/07銀三氏天文台で活躍、チャリ師御教祖様の背中でお願い

 ★★ 177スパイク逃げ帰る事件
Date: 2013-03-11 (月)
 我が国に逗留中のスパイク氏は、そもそも手持ち資金無しで入国しまして、特段贅沢をするわけでも無いので、並みの生活をすることができたのでございますが、手元不如意であることについて、少々考えるところがアリ、天文台でのアルバイトを友人である銀三氏から紹介されたのでございます。早速、銀三氏に替わり、登台しましたところ、かなりの寒さでございまして、耳当てに襟巻きが必要になりました。しかし、購入資金も無く、仕方なく戻ってまいりました。まわりの者は可哀想に思ったのではございますが、チャリ大僧正が「砂漠は寒くないのか」との一言で、一同、助けることができなくなり、帽子にシャツ、短パンしか無いスパイク氏は天文台勤務が難しいのでは無いかと、巷の噂でございます。
 さて、カエルなのに毛がいっぱい生えている者共の多いケロプッタ国では、耐寒能力が高いため、天文台勤務を逃げる者はほとんどおりません。とくに銀三氏は、天文台のコタツが気に入ったようでございます。天気が悪くても、天文台に上がっていることがあるようでございます。
 あっ、アイスクリイムでございます。多分、食料省には残り僅かな在庫があっただけでございますから、これが無くなると、当分は御相伴無しとなります。熾烈な競争が考えられますので、おのおの、心して集合されたしとの食料省よりの発表が先ほどございました。本日の広報はこれまで。
                  広報庁担当官イヌ
スパイク氏天文台を訪問、寒さに逃げ出す
 ★★ 178ユニオンジャック事件
Date: 2013-03-13 (水)
 久しぶりの歓迎会場でございます。世界中を制覇したユニオン・ジャックの登場です。続いて、ワールド・ベスト・ドライバーでございますが、どうも本官にはタイヤにハンドルが付いているようにしか見えないのでございます。いずれにしてもイヌ一族の到着でございまして、カエルのいないことに不満を漏らす者がおります。これらのことを含め最近の状況につきまして、諸国を回って調査を続けているチョロ氏やチャロ氏の報告が聞きたいのでございますが、統括本部の総省でも彼らの今夜の投宿予定を掴んでいないそうなのでございます。引き続き、所在と連絡を入れるように申し入れております。
 実はこっそりと密入国しているものがあるという噂があるのでございますが、こちらについては徹底調査の対象でございます。検察が動いており、広報も協力しております。何でも、箱が来たという噂や、天文台関連なのに天文台へ納入されていないという噂もございます。重ねて調査を行っておりますので、国民の皆様に置かれましては情報を広報までお伝えいただけるようにお願い申し上げます。
 しかしながら、オヤツがございません。食糧省の隠し倉庫にすら何も無いという極限的な状況になっているのでございます。後は、とおちゃんの朝の食事をかすめるしかないと話ながら、先ほど安全補償庁からカエルたちが出ていったとのことでございます。事件に加担しないようにとの食料省より伝達を受けております。
                  広報庁担当官カエル

ユニオンジャック&ベストドライバー
 ★★ 179スケート靴ケース事件
Date: 2013-03-20 (水)
 本日、特別な道筋によりスケート靴ケースが到着いたしました。天文台研究施設では、日々、各種の研究成果が披露されておりますが、その内の1つでございます。何とか粒子というものが見つかったことから、時空跳躍装置が提案されて実験段階になっております。特に今回、御教祖様がお喜びになられるということから、本邦に多く滞在しているイヌどもの本拠地に焦点を合わせたところ、勧誘に応じたのがスケート靴入れだったのでございます。中に、当時の微小な岩石片が2個存在していた為、付属研究所の分析室に送られて検査したところ、年代が決定されました。ケースの推定年代と同じであり、スケート場の建造に使われた建築用の砂であることが想像されております。
 また、天文台で動きがございました。銀三氏は黙して語りませんが、何か新機材が搬入されたようでございます。総省に当たっても、単なる機材の耐用年数による更新であるとしか返答がありませんでしたが、識者によると太陽の新しい観測装置である可能性が高いとの事で御座います。また、チャリ・ホツ・クー大導師が血圧測定装置の脇で倒れていたとの噂もあり、教団予算が動いた可能性もございます。更に調査を進めております。
 あっ、まだニューズはあるのではございますが、キタ○○の○の夢ドー○が4つも搬入されました。広報はこれまででございます。さよなら、さよなら。
                  広報庁担当官カエル

’70年代のRedWoodEmpireArena in SantaRosa.Calif.よりタイムトラベルしてきたSkateCase
 ★★ 180Really事件
Date: 2013-03-27 (水)
 今週は、標準の手続きを用いて駐機場に到着いたしましたペナント君です。そのまま歓迎会場へと連れ込まれて、到着者代表として挨拶を行いました。その内容につきましては、どうも眉唾のモノであったらしく、総省だけで無く食料省からも、ユナイテッドステイツの疑問を感じたときに発せられる単語が出たとのことでございます。また、この事につきまして外務省では、プレイアデスに派遣した調査団の一部を緊急に派遣すると発表しております。本官は冗談をまともに受け取ってしまう真面目な者どもばかりが居るなぁと思う次第でございます。余裕が無いというか、ウマシカというか、もっとイヌどもに学ばなくてはならないと、こう思うのでございます。御教祖様に置かれましては、少しお笑いになったとのことでございますので、シュウクリイムでも御振る舞いになられるものと思うのでございます。嘘だとお思いの諸氏は決して総省前にピケを張ることの無いようにお願いいたします。
 ところで、調査中でございました教団天文台の新機材でございますが、何とフィルタア1枚であったことが判明致しました。確かに特殊なモノのようでございますが、その価値について銀三氏にコメントを求めると、銀三氏の稼ぎの3年分ということであると言明しております。かなりの高給取りである銀三氏がそのように言うのでございますが、ことによると、これもジョオクかも知れません。
 さて、3年ということですが、3年ほど前のことになりますが、フェラアリの名で納入されましたトタン板製4つ足形高速移動装置というものがございました。何でもとおちゃんは既に地球1周半を踏破しているそうでございます。あのときのように、出稼ぎ中のとおちゃんの仕事先に関するうわさ話が、再びささやかれているとのことでございます。広報では全力で情報を収集しておりますが、とおちゃんに体当たり取材に向かおうという強者を高給優遇にて募集しております。募集要項は広報庁採用担当部採用課採用係補佐心得まで請求して下さい。多数の応募を期待しております。
                  広報庁担当官カエル
Really?
 ★★ 181Welcome to the moon!事件
Date: 2013-03-31 (日)
 御教祖様の直々の御要望で、総省御教祖様秘書庁直属であるチャロ君チョロ君達が特別に手配をしていた「あやつり犬」が到着いたしました。お二方は既に教団本部の定位置に休んでおり、あやつり犬は御教祖様の元で芸を披露しております。上からつり下げられた糸をたぐると、かわいらしい芸をするとのことでございます。ブリテン国より到着したときの様子は、大変に疲れ切っていて、しゃべることもままならず、そのまま教団付属病院へ送り込まれたのでございます。しかし、担当医師からは顔洗ってこいと、冷たくあしらわれたのを少し恨みに思っているようでございます。まあ、点滴も打たずに回復したのでございますから、大したことは無かったのでございましょう。
 御教祖様の御満足とお喜びを祝いまして、本日の昼には「たこ焼き」が盛大に振る舞われました。教団で腹がいっぱいになっていないのは、寝ていた者どもでございまして、同情の余地はございません。代わりの昼食はございません。
 さて、教団天文台で判明したフィルターの他に調査中に見つかったことがございます。何でも○○が××であり、それを△△する為には□□するしか無いと、銀三氏が語っております。最近、銀三氏が仕切っていまして、たまにスパイク君が手伝っているようでございます。ところで、本官には難しくて技術的用語が聞き取れなかったのでございます。聞き返すと、更に難しい科学技術用語が並びまして、本官の脳細胞が死滅しかけそうになりました。これ以上減っては仕事に支障が出ます。要するに何かを注文すると言うことだと本官は判断いたしました。天文台資金が動くようでございます。
 出稼ぎ中のとおちゃんの仕事先に関する噂でございますが、広報では食料省より掴んだ新事実がございます。明日のとおちゃんの出発が今までと違って、かなり遅く出発するとのことで用意をしているとのことでございます。この事実はかなり重大なモノであると本官は判断しております。何しろ、本日もオヤツがございません。ああ、いつまで続くか、オヤツ飢饉。
                  広報庁担当官カエル
Welcome to the moon!
 ★★ 182円筒型カロナン事件
Date: 2013-04-04 (木)
 到着いたしましたカロナンは、御教祖様が特にお気に召されて秘書庁に探索を御下命されておりました丸いものでございます。探索に当たった者どもは、当初、どれも同じ大きさであると考えておりましたが、発見されたカロナンが複数になりますと、大きさの違いが見いだされました。今回、到着いたしましたカロナンは今まで最も小さいものでございます。これらのことについても御教祖様より調査が命じられているとのことでございます。
 さて、とおちゃんの出稼ぎ先でございますが、それが変わったということだけのことでございました。大したことでは無かったので、調査官は拍子抜けしてしまい、呆れて帰ってまいりました。そこで、調査官を天文台に差し向けたところ、丁度到着した機材がございました。例の天文台資金が動いた結果です。機材を確認しましたところ、単なる腕輪にしか見えないのでございますが、フィルターの件がありましたように、見かけで動いた資金の額は判断できません。銀三氏も使用方法が判らないと言っておりますが、最近、銀三氏は奥が深く、秘密活動にも関わっている様子がございます。影響をうけてスパイク君も、何やら諜報活動がうまくなっております。
 ところで、本日はアイスクリイムが出るとの噂がございます。食料省前にて既に待っている者がおります。以上で本日の広報を終わります。
                  広報庁担当官イヌ

ジャーン、最小型円筒カロナン1969ペニー銅貨、大中小カロナン
 ★★ 183エニッド・コリンズ・バアゴ&ベル事件
Date: 2013-04-10 (水)
 本日、到着いたしました入国者は、特別の注目を引かないようにとの配慮から定期便を使用いたしましたが、後部に隠された特別席の使用を許可されておりました。先ずはエニッド・コリンズでございます。乙女座宮と呼称いたしましたように、正にバアゴでございます。この装飾用の石の使い様は絶品でございます。専門家の目から申し上げれば、石が1つ足りませんが、この年代の品物としては奇跡的な逸品でございます。御教祖様に置かれましては、殊の外お喜びになられ、アイスクリイムを振る舞われるとのことでございます。
 さて、続いて入場したのは、スヌ氏の末妹、ベルちゃんでございます。少々季節はずれではございますが、クリスマスの祭典用の衣装でございます。クリスマスというのはキリスト教の始祖イエス・キリストの生誕を祝う祭りと聞き及んでおります。この祭りとスギコシと呼ばれる期間との関係が本官はいまいち理解できておりませぬ。さて、そんな事はともかく、お祭りでございますので、めでたいものであるのは間違いの無いことでございます。何しろ歓迎会場は連日、めでたくもお祭りでございます。ところで、御教祖様に置かれましては、こちらの到着につきましても大変にお喜びであらせられ、アイスクリイムが追加されたとのことでございます。
 総省では、オヤツがアイスクリイムしか無いのかと言い出したものを防衛軍を動員して即刻逮捕しているとのことでございます。逮捕されたいものは、街頭にてその旨発言すれば、三食付きの独房へ案内される模様です。また、アイスクリイムを希望する者どもは食料省前まで駆けつけることをお勧めいたします。以上で本日の広報を終わります。
                  広報庁担当官イヌ
エニッド・コリンズの乙女座宮&ベルちゃん
 ★★ 184タペストリ入国事件
Date: 2013-04-17 (水)
 本日入国したと伝えられましたのがタペストリでございます。本官はカアテンかとも思ったのではございますが、御教祖様の手前にて発言を控えたのでございます。後ほど総省の担当官から、壁に飾るものであると聞かされて、しゃべらんで良かったと胸をなで下ろしております。まあ、ここで話していれば同じ事でありますが。
 さて、タペストリに続いて犬小屋や首だけの置物などが披露され、最後には犬小屋の上に載ったガラガラヘビを真似ている犬の絵がプリントされたスウエツトシヤツでございます。定期便にてこれらの者どもが到着でございます。
さて、お喜びの御教祖様でございますが、下々の者どもにオヤツがございません。そこで、特別に何か期待しておれとのことでございます。皆のもの粛々とお待ち申し上げましょうぞよ。
                  広報庁担当官イヌ
本日入国
 ★★ 185これは保冷パック事件
Date: 2013-04-22 (月)
 予定表には無かったことでございますが、突然、スヌ氏がプリントされたものや、ピイナッツ・ギャングどもがプリントされた保冷パックというものが到着いたしました。何とこれは、最近、とおちゃんの情報網に引っかかってきていたものでございます。*キバオウの特売コオナアにて安売りされていたものに間違いございません。これは本日、御教祖様が隣国の小さな町へとお忍びでお出かけになられた際に、ものの影から密やかに入信を願い出たのでございます。御教祖様におかれましては、この者がとおちゃんの検索網にかかった者どもであることを見抜き、なおかつ随行の会計担当者がうれしがる転居費用を申し出た為に、即刻、教団に迎えられたのでございます。なお、もう一種類あるという情報が流れておりますので、早晩御教祖様の元へはせ参じるものと思われます。
 さて、先日はオヤツが供給されたのでございますが、本日もオヤツが出るとのことでございます。者ども、食料省入口近くにいつものごとく集合でございます。急ぎ集まらんことを。遅刻者には何も当たりません。
                  広報庁担当官カエル

異例の到着
 ★★ 186フライングエエスとアストロノウツ事件
Date: 2013-04-26 (金)
 軌道エレベーターで到着したフライング・エエスに登場する姿勢のスヌ氏は、C14法を駆使して調査したところ1960年代からやって来たことが確実となりました。正に新品であり経年変化も無く、素晴らしいとのお一言が御教祖様から発せられたと聞き及んでおります。
 また、続いて到着したのは、月からの帰還したばかりのスヌ氏でございます。出迎えには同じくアストロノウツ姿のスヌ氏があたりました。彼らは時間差のある仲間でございまして、同様のミッションをこなした強者でございます。何でも、総省ではとおちゃんが何やら慌ててマウスのボタンを叩いていたとのことで、軌道エレベーターまでの移動の際に、時空同期に多少のずれがアリ、やや危険な旅であったと伝えられております。もし同期が間に合わないようなことになったら、到着は勿論、命さえ危ういのでございますが、その旅を敢行してケロプッタ国へとやって来た勇気を賞賛いたします。
 御教祖様に置かれましては、今回も御満足なことこの上なく、早速、国民へ振る舞うオヤツの用意をなっております。粒あんが総省に運び込まれたとのことでございます。総省入口へ集合せよとの御指示が出されております。皆様、ご参集ください。以上で本日の広報を終了します。
                  広報庁担当官カエル
スヌ君、軌道エレベーターで到着


2013/05/01カエル君オハイオから無事到着、スヌ君もデンマアクから無事到着
 ★★ 187照明装置事件
Date: 2013-05-05 (日)
 昨日、教団本部に到着いたしました荷物につきまして、目的も不明であり、素性も明らかになっておりませんでしたので、本部では大変な緊張が走ったのでございます。一部の者どもの中には、疑いのある荷物について、強度教団随一を誇る金庫へと駆けつけようとしたものがあると伝えられております。しかしながら広報では、この荷物が天文台資金から出ているとの情報を得ていたので、中身について多大の関心を持って見守っておりました。
 この事に付きましてチャリ財務担当大臣から、取材へおもむいた広報担当官へは「金よこせ」との一言しか出なかったのでございます。そこで、総省にて確認すると、教団広報への納入物であることが判明いたしました。しかし、開封して内容を確かめ、早速使用したのは財政省であったのでございます。我々としては、このような場合に、請求書を財務省に転送し、物のみを持って逃げるということをすべきであろうと真剣に論議しておりました。
 財務省ではこの荷物が世の中を明るくするモノであるとの声明を出しております。あっ、財務省から広報へウルトラワイドバンドモジュレーションによる資料が送りつけられました。財務省保管の教団財産目録の一部でございます。広報にて広報して欲しいとのことでございます。発表に当たっては安全補償庁の厳重な警備も必要とのことで、相応の武器が用意されている模様であります。
 さて、広報では、日々の広報活動における影像資料の撮影の為に照明装置を必要としており、予算要求をしているところでございますが、似たようなモノを先に手配されてしまったとケロ丸天文台長はお冠の様子でございます。しかしながら今回、財務省に回った物の注文元はチャリ大僧正であると判明しております。多分この裏にはとおちゃんがいるものと噂されております。
 ところで、財務省の資料の最後に、隣邦で行われましたワアルド・エキスポジイオン70と呼ばれる世界的な祭典に、御教祖様がご臨席あらせられた証拠が存在しておりました。メダルには何かに御出演なさったということが記載されておりますが、古老ナンバーワンのギル爺さんに尋ねても御存知では無いようでございました。最近、彼は父ちゃん同様、物忘れが多くなってまいりましたので、医療省に報告しておきました。更に調査を要する事であろうと考えます。
 あっ、アイスクリイムが出るときの暗号が飛び交っております。この場合、確率72パーセントでございます。駆けつけて良いと思われる数字でございます。
                  広報庁担当官カエル

2013/05/06 教団財務省直轄映像記録部資料

 ★★ 188すぬ氏帰ろう事件
Date: 2013-05-09 (木)
 「すぬ氏帰る」とタイトルにはございましたが、本官が考えますに「帰ろう」の方が正しいはずでございます。しかしながら、更に本官が考えますに、ここケロプッタ国で勢力を伸ばしておりますピーナッツ族に対抗して、本家本元のカエルどもが「かえる」と入れたかったのでは無いかと。ともあれ、御教祖様におかれましては、この帰るときのお話につきまして、並々ならぬ御満足いただいておりますので、問題なしでございます。
 さて、聞き及んでおりますところ、前の飼い主を訪ねたスヌ氏は、この御仁がイヌは入っちゃいけないというところに住んでいて大変なショックを受けたそうでございます。会いに行ったのに、会えもしないのでございます。まあ、そのあたりに経緯がございまして、会うことができたのでございますが、イヌを飼うことができないことに変わりはございません。前の飼い主は、イヌ禁止のところに引っ越しをせざるおえなくて、その結果、スヌ氏を、スヌ氏の生まれ育ったファァムに泣く泣く帰したのでございます。そして、そこで、チャアリイ・ブラウン氏の手に落ちたのでございます。
 前の飼い主に未練を持っていたのでしょうが、今の交友関係もあることに気付いてスヌ氏は家に帰ります。お供はウッドストックでございます。結局は懐かしいマイホオムでございます。めでたしめでたし。
 次に審査会場へ登場したのは、「オオル・システムズ・アア・ゴウ」のペナントでございます。熱烈歓迎の出迎えは「月はアメリカン・チイズで出来ている」でございます。ややくたびれた様子のオオルでございまして、あまりの歓迎の様子に少々驚いたか、背丈が縮んでおります。それはともかく、この後、月の着陸地点での同窓会記念撮影を行う為に起動エレベエタァから月行きの船に乗ることは秘密でございます。驚いた顔を撮影する為に特派員も同行する予定でございます。
 あっ、食料省に何かが搬入されている様子です。これはチェックが必要でございます。
                  広報庁担当官イヌ

追報 御教祖様におかれましては今回の「帰る」写真に付きまして御不満であらされることが側近から漏らされました。既に入国している「帰る」が歓迎団に入っていない事を御指摘いただいたとのことでございまして、撮影班は急きょ、該当のアビバ・シリイズを撮影し、すげ替えたのでございます。撮影班は緊急の仕事が大好きでございまして、サイレンを鳴らし緊急車両を手配し、撮影を敢行、広報に納入したのでございます。この件で、負傷カエル、行方不明カエルはございませんでした。また、イヌども、ピーナッツの面々についても同様でございます。

追報2 国民の中には広報部の担当官よりも外つ国の言語に堪能なものがおりまして、「帰ろう」では無く「帰ってこい」ではないかと指摘が広報部に寄せられております。このことで広報部担当官のイヌは、上を向きまして悔しさ紛れに何かを叫んでおりました。テニス・ラケットを持っていたとも言われております。この姿も御教祖様のお好みにあらせられるのでございますので、指摘したものは申し出るようにとの御意向でございます。報償が用意されるとのことでございます。

スヌ氏家に帰る、オオル・システムズ・アア・ゴウ
 ★★ 189マグノリア事件
Date: 2013-05-16 (木)
 カロ・ナンのマグノリアが到着しております。色が濃く、背丈もある長身スポーツマンといった様子でございます。フタを開けますと鏡が付いておりまして、早速チャリ大僧正が試したのでございますが、何時ものように中に入って喜ぶ前に鏡を見てしまいました。そのときの様子を撮影した撮影班が全て大僧正の手の者共によって投獄されるという事件が、その後起こったのでございます。鏡に映った姿が、よほど気になったものと見えます。確かに、それほど見目麗しいものではございません。また、中に張られた布のデザインも良く、汚れてもおりません。手配に走ったものの手腕が見て取れます。そして、出迎えは、同じ出身でありますところのマグノリアでございます。こちらは色白でございまして、やや小ぶり、楚々たる美少女というところでございます。なかなかの取り合わせでございますが、チャリ大僧正の一件で、アヤが付いたような様子で、早々に引き上げてしまいました。
 あっ、そうこうしている内に、チャリ大僧正の手の者共がかけ足でやって来ております。本官の発言が気に入らないものであったと想像されます。本官は逃亡致しますが、その際にオヤツの袋を奪取し、手の者共の懐柔にかかる所存でございます。このオヤツは、とおちゃんが秘密裏に食料省に運び込んだものであることを広報では掴んでおります。では、さらばっ
                  広報庁担当官カエル
マグノリアマグノリアマグノリア
 ★★ 190ボタン事件
Date: 2013-05-19 (日)
 少々前のことでございますが、とおちゃんが突然、鉢植えの牡丹の苗木を持ち帰り、教団本部では騒動が巻き起こりました。教団の庭園にはボタンとシャクヤクがございますが、鉢のボタンの育て方を知るものはおりませんでした。通常であれば、持ち帰るとの連絡があるはずなのでございますが、それも無く、今までにこのようなものを持ち帰ったことも無いので、本部では何の準備もございませんでした。当然のことではございますが、とおちゃん率いる総省も御教祖様秘書庁にも、何も伝わっておりませんし、ご本人が何らかの知識を持っていると言う事もございませんでした。とにかく、総省では、隣邦の生産である事が判りましたので、早速、調査員を派遣致しました。調査員によれば 、ボタンとシャクヤクは、育て方が難解であり、専門家の居ない教団では手に余るのでは無いかとの意見を持ち帰りました。
 最悪、破棄せざる負えないのでは無いかと、総省総本殿庁庭園管理部で鳩首会談を繰り返して折りましたところ、御教祖様の御耳に騒ぎが届いてしまったのでございます。御教祖様は、事の次第を幹部どもに説明をさせると、やおらお立ち上がりになり、ボタンの鉢を御見聞なさりました。そして、庭園管理部の牡丹芍薬係を御呼び出しになり、細かい御指示を御与えになりました。御指示の内容は、一部を広報が聞き取りをしておりますので、御許可を得て2点のみ発表いたします。1点目は庭園への植え付けは秋にせよとのことでございます。2点目でございますが、それまで、他の鉢物と同じように大切に扱えとのことでございます。他にも植え付けの際には詳細な留意事項をお示しいただき、係りは鋭意努力することをお誓いしております。
 この事に付きまして、広報では御教祖様への取材を申し出ましたところ、牡丹の花が咲いてから、切り花と共に訪問を許可するとのことでございましたので、昨日、あでやかに咲いた花と共に御教祖様の御間を訪問いたしました。御教祖様におかれましては、花の中のトップ・スタアとしてあつかわれるボタンの花に 、大変に御喜びでございまして、広報官は、御教祖様への御質問をすっかり失念し、オヤツを持ち帰ったのでございます。不祥事ではございますが、広報官を責めるものはなく、オヤツをむさぼったことは教団秘でございます。
 オヤツの件に付きましては、広報での発表以前に知れ渡っておりますので。ここでのコメントは差し控えさせていただきます。
                  広報庁担当官イヌ
牡丹
 ★★ 191カエルとヒマワリ事件
Date: 2013-05-19 (日)
 本日の入国は、久しぶりのことになりますが隣邦からでございまして、出迎えも同じ仲間が担当しました。このキュウトなカエルたちの姿を御覧ください。本官は家族では無いかと考えるのでございますが、後ほど広報の記者がお三方を訪問する予定でございますので、その折りに詳しいお話しをお聞きする予定でございます。また、カエルにはハスの葉と花がよく書かれておりますが、こちらはヒマワリでございまして、なかなか珍しいとの声がかかっております。御教祖様のお好みにあらせられます、薄水色の地に描かれた姿は、早速、教団幹部に登用の予定でございます。
  ーさて、出迎えのカエル君は、入国時に歓迎の写真撮影隊が居なかったそうでございまして、入国記念の記録がございません。ここで、お披露目をせよとの御教祖様直々の御指示でございます。煙突のついたキノコの家とカエルの2人はどのような関係なのでございましょうか。入口から顔を出しておりますカエルは、エプロンなのかよだれかけなのかが判然とはしませんが、いずれにしましても食事に関係していることは間違いございません。外にいるのは息子でしょうか。はたまた、彼女の家を訪問するところなのでございましょうか。郵便受けにいるのはヘビ君でしょうか。ヘビ君にしては目が飛び出していますが、カタツムリ君はマキマキのカラがあるはずでございます。煙突にはネズミ君だと思われますが、なにゆえ煙突なのでございましょうか。いろいろとお聞きしたいのでございますが、歓迎会場での滞在時間に限りがございます。後ほどということで。
 あっ、先ほどまで保管庫にありましたシュウクリイムが、持ち出されたと急報が入りました。御教祖様の元へ参上つかまつるか、とおちゃんのところへ強奪に向かうかすることが、今回の問題解決の近道であると考えられます。国民の皆さんには冷静な対応をお願いいたします。以上で広報を終了いたします。
                  広報庁担当官カエル

カエルご家族様ご入国


2013/05/31シュルツ氏50周年記念等到着
 ★★ 192 50年記念事件
Date: 2013-06-04 (火)
 今回、到着いたしましたのは、シュルツ氏の50年記念でございまして、表紙には一生懸命にロウソクを消そうとするブラウン氏とその飼い犬が書かれてございます。また、同じくイヌを主人公とする作家とのコラボもございます。変装が好きであるらしい飼い犬は、多くの変装グッズを要望していて、手配の者共が動いているそうでございます。ホッケェやベェスボォルの姿は当然として、ドクタァの姿までございます。鼻にかけた双眼鏡がヒゲのようにも見えるのは、目の迷いでございましょうか。ボォイスカウトの格好では無いかと想像いたしておりますが、けったいなものでございます。
 さて、食料省に大量の到着品があり、その中にはアイスクリイムがあったというウワサがございます。全員集合でございます。
                  広報庁担当官カエル
 ★★ 193スヌ氏お花畑散策事件
Date: 2013-06-04 (木)
 このところ、教団庭園では芝桜と呼ばれる顕花植物門双子葉綱ツツジ目ハナシノブ科に分類される草が繁茂している部分が大変に増えており、スヌ氏が興味を持っておりました。是非その上で走り回りたいとのことで、御教祖様に願い出ましたところ、許可いただき、早速、飛び出したスヌ氏でございました。その内、1つの群落が大変に気に入り、そこで寝るのでは無いかと思われるほどでございました。見た目が柔らかく、寝心地は大変に良さそうなのでございますが、実は意外と硬く、足に絡むのでございます。イヌにあるまじき事でございますが、スヌ氏は2足歩行をいつの間にか修得しておりまして、いつものように歩くと、後ろ足を取られて、転んでしまいました。この姿を写真班に撮られたスヌ氏は、そのまま本部に戻って、二度と出てきませんでした。
 さて、オヤツでございますが、アイスクリイムがございます。そんなに急いでいかなくても大丈夫でございます。何しろここにあります。ああっうまいっっ!
                  広報庁担当官イヌ

スヌ君、お花畑散策、おっとっと
 ★★ 194スヌ氏踏まれる事件
Date: 2013-06-05 (水)
 本日到着いたしました玄関マットに分類されるスヌ氏でございますが、何と御教祖様がご愛好なされる暗緑色がベェスである事が判明いたしました。このところ、欧米に派遣された特派員はハイスペクトルフォゥマット通信では無く、モォルス信号を使っていたために、この事実を連絡し忘れていたようでございます。何しろ送られてくる画像は、まるで、1990年代のNASA探査機のレベルの静止画像でございます。1枚の画像を送信するのに数時間はかかる模様でございます。まあ、それはともかく、踏まれるのがお役目でございます。事情通によれば、キリスト教国では当たり前の、ホォリィディという表現は、隣邦のキリスト教風祭式ではあり得ない表現だそうでございます。まあ、聖なる日でございますから、この点、我が国では、毎日がホォリィディでございます。なにしろ、毎日が御教祖様の日でございますから。
 しかしながら、毎日アイスクリイムでございますと、アキが来るってものでございます。たまにはセンベイを寄越せっという声があるのも事実でございます。あるいは、まったりとしたシュウクリイムとか、オハギや団子、ああヨダレが止まりません。
                  広報庁担当官カエル

スヌ君、ハッピィ・ホリィディ、エントランス・マット
 ★★ 195銀三氏とスパイク氏の天文台勤務事件
Date: 2013-06-10 (月)
 本日は、天候が良く、天文台でのカエル手が足らなくなり、急きょ、イヌに応援要請したところ、スパイク氏が応じてやって来ました。以前寒くて逃げ帰ったスパイク氏との関係は判りません。
 確かに、天候も良く、氷点下の寒さにふるえることもありません。天文台のお仕事には、複数載った筒を、同じ対象に向けて一斉に動かすことや、地球の回転を見かけ上停止させる等の高度な技が必要になっております。熟練の作業員が必要なのでございます。銀三氏は、この作業に長けており、他の追従を許さないのでございますが、スパイク氏は、初めてにしては、なかなかのものであったと銀三氏からコメントされております。
 さて、本日は定刻にアイスクリイムだそうでございます。刻限には集合する事。以上で本日の広報を終了します。
                  広報庁担当官カエル

天文台勤務 おーいそっちはどうだぁ、こっちはだいじょうぶ
 ★★ 196カロナンとピィナッツ一同到着事件
Date: 2013-06-12 (水)
 本日は妙な天候の一日でございました。朝から昼にかけては霧雨のような天気でございまして、その後、晴れてきたのでございますが、ピーカンと言うわけでは無く、雲が流れておりました。これは遥か南海上に台風なる気象現象が発生している事から起こっている余波でございます。多分このまま、晴れの天気は雨へと移行する事で御座いましょう。衛星軌道から見る、この気象現象はなかなか壮観でございます。
 さて、本日はカロナンが到着しております。本官は、これで幾つのカロナンがやって来たのか、記憶が定かではございません。多分、40や50という数なのでございましょう。一堂に閲覧するために博物館を建設する予定でございます。
 また、ピイナッツのメンバァでありますスヌ氏、その御友人のウッドストック氏、スヌ氏の御妹様でありますベル氏がクッションとなって到着しております。かなり大きなものでございまして、早速、虫干しの後に御教祖様の元へと参じております。
 あっ、アイスクリイムでございます。新しいもののようでございます。いつもの場所に集合でございます。
                  広報庁担当官カエル

カロナン&ピーナッツ
 ★★ 197チャアリイ・ブラウン氏到着事件
Date: 2013-06-16 (日)
 久しぶりにまとまった雨でございまして、湿り気で助かるものどもは一息をついております。そしてこのところ夜になりますと、霧でございます。昼の気温で蒸発したものが、水となって戻ってまいります。特に御庭園の植物どもは、ホッと一息をついております。ただ、この関係で、寒さのあまり逃げ帰ったと伝えられましたスパイク氏がリベンジしようと手ぐすねをひいておりましたが、肩すかしを食っております。天気が悪ければ天文台は開店休業でございます。
 さて、歓迎会場から流れて、チャァリィ・ブラウン氏がフラフラと歩いている姿が目撃されておりますが、特段の事件ではございません。教団本部内を歩く練習をしているとのことでございます。教団本部でカエル君達を踏まないで歩くにはやや修練を要するとのことでございます。このチャァリィ氏と共にスヌ氏も付き添って歩いておりますが、通常はイヌを散歩させるのでございますが、どうもスヌ氏が二足歩行であり、チャァリィ氏がハイハイをしておりますので、どう見ても逆のように見受けられます。
 まっ、そんな事より、食料省御菓子部御菓子局にオカキが搬入されて数日が経っていると噂されております。この事について取材に向かった担当官が帰ってきません。こんな時は、噂は真実でございまして、オカキ三昧の中に閉じ込められているはずでございます。国防軍総本殿部隊が出動し、食料省を占領する計画ですので、国民の皆様は、一時近づかない方がよろしいと、軍関係者より依頼を受けております。食料省では電子レンジ改造の量子兵器を所有しているとのことでございます。大変危険ですので、郊外へ非難することを勧告いたします。
                  広報庁担当官カエル

チャァリィ・ブラウン氏到着
 ★★ 198危険な航空機事件
Date: 2013-06-26 (水)
 本日到着いたしましたピーナッツの面々でございますが、ややお疲れ気味でございます。何しろ、いつもの専用便では無く、営業フライト便のいつ落ちてもおかしくないような航空機でやって来たのでございますから、その気苦労はお察し致します。いつもであれば、ケロプッタ国の技術による安全第一の便でゆったりと入国までくつろげるのでございますが、なんと、手配担当のチャロ氏やチョロ氏、その他の代理人どもが、肝心の入国の手配を漏らしていたとのことで、事件でございます。幸いにも最近入国の手伝いをしている衣装の少ないスパイク氏が、何とか経験も少ない中、旅客便の手配をつけ、本日の入国となったのでございます。
 御教祖様に置かれましては、この事件で罪人を作るよりはと、スパイク氏を取り立てて御手よりアイスクリイムを御下賜なされると共に、天文台特別顧問として、鏡筒計画の主監として任命なさったのでございます。天文台財務担当であるチャリ大僧正は、このところ予算要求を再び激化させておりますが、その中に、天文台の主力である40センチ鏡を使用した新撮影装置を作成しようとする計画がございます。この計画に付きましては、いつもは寝ているケロ丸台長ですら、御教祖様に直訴しているとのことでございます。ただ、先端科学技術を誇るケロプッタ国でも、難関となる工事であると噂されております。この事に付きましては更に調査をおこない、国民の皆様にお知らせすべく、担当官はセンベエを食っているのでございます。あっ、コラッ、ワシの隠しておいたものまで食べるんではないっっ。きさまぁぁ、天文台送りにするぞぉぉぉ。
                  広報庁担当官カエル

私はチャーリー、我々は枕である

2013/07/07シュロウダァ、カムヒヤァ
 ★★ 199桶事件
Date: 2013-07-18 (木)
 到着いたしました冊子は、米国の劇場版アニメイションである「ア・ボオイ・ネエムド・チャアリイ・ブラウン」の台本でございます。台本というからには、声優のセリフが書かれているものでございまして、これを見ながらセリフを付けるというしろものです。声だけの演技とはいえ、なかなか奥が深いものでございまして、なかなか駆け出しには難しいものでございます。
 次にスポットライトで登場しますは、桶でございます。本日の主役でございます。何とも大きなものでございまして、幹部どもも恐れをなしてしまい、チャリ大僧正でも試しに入ってみようとはしませんでした。キノコの柄はなかなかのものでございますし、実に丈夫に作られております。陰で小さかったら良かったのにとささやく者が居りましたが、まあ、判らないでもありません。しかしながら、最も大切なのは、到着した姿を御覧になった際の御教祖様のお驚きとお喜びの御姿でございます。写真班のものどもは撮影を忘れて、御教祖様の周囲で騒いでいたと通報するものがございました。
 トリを取りますのは、ハンティングワアルドのバッグでございます。御教祖様御愛用のキュウトな象柄のメエカアでございます。
 さて、歓迎会場はいつも通りでございますが、このところチャリ大僧正を始めとして、やや落ち着きがございません。うちわを振ってのアッピイルはいつも通りとはいえ、何やら特に天文台資金の確保に奔走しているようでございます。しかしながら、広報はそんな事にはお構いなしに国民の皆様に事実をお伝えするのが役目でございます。まず、御庭園では、園芸担当員が怠けていたことが発覚し、御教祖様によって直々に御命令を発せられて作業が行われました。また、食糧庁に大量のアイスクリイムが搬入されております。ただし、オカキの情報はございません。以上で広報を終わりますが、本日の総省入口にてアイスクリイムを配る役目はわたくしでございます。遅れたものには当たらないぞと申し上げておきます。
                  広報庁担当官カエル

本日の到着、劇場版ア ボオイ ネエムド チャアリイ ブラウンの台本・カロナンもどきの大きな桶・ハンテイングワアルドでございます
 ★★ 200噴射式戦闘機飛行事件
Date: 2013-08-04 (日)
 情報によれば、教団として隣国の軍事的脅威を確認するために、御教祖様自らの御視察に起こし遊ばしたということでございます。随行の映像担当者が撮影しました画像を調べますと、旧式の噴射式戦闘機でございますが、操縦技術を見せるための演示飛行を行っている様が写っております。教団の安全補償庁では、空間展開型の斥力場による防衛装置を既に実戦配備しており、特に隣国で好まれるといわれた自爆型突入による損害を受けないようになっております。展開までに10ミリ秒でございますから、索敵能力からしまして、音速の15倍程度の戦闘機を防止する能力でございます。つまり、未来からやって来たスウパア何とかでも駄目なのでございます。ここで、外務省から問題が提起されております。もし、そのような攻撃がおこなわれたといたしますと、攻撃を防止する以前に、衛星軌道からの反撃がおこなわれてしまうということになります。この問題につきましては、新たな解釈を担当の者に考えさせているところでございます。
 さて、物騒な話題ではございましたが、気が付けば夏休みの時期でございまして、御教祖様に置かれましては、今年度、教団本部へと侵入を計る異形の者達が数匹であったことに安堵のお気持ちであらされることを側近の者に伝えております。ただし、安全補償庁では、教団本部玄関前にて、この者の仲間を熱湯攻撃という伝説でしか聞かなかった方法にて撃滅させております。この事に付きまして、御教祖様はお心を痛め、冥福をお祈りなさっているとのことでございます。
 あっ、このところ隠されていましたオカキが最後の一枚あるはずでございます。ああっ! 誰かが盗んでいったようでございます。しからばアイスクリイムでございます。それ、食糧庁へ。
                  広報庁担当官カエル

航空祭ブルウ・インパルス
 ★★ 201スヌ氏入国ナンバア不明事件
Date: 2013-08-08 (木)
 もう何人目なのか、本官は既に記憶の彼方にいってしまっておりますが、スヌ氏が正規ルウトより入国しました。先々の方々と違うのは、硬い材質の帽子をかぶり、上着もズボンも今まで見たことがないデザインなのでございます。何に扮装しているのか、とても判りませんが、そのスジの方は、多分よく判っているのではないかと考えます。しかしながら、専用椅子を下賜されてから、歓迎会場に居座る銀兄弟ですが、教団記録に堂々と写り、枚数を稼いでおります。この事についてケロル大僧正、チャリ大僧正などの方々から、ずるいぞおまえと言われておりますが、一向に気にかける様子ではございません。なかなかのカエル物でございます。
 あっ、アイスクリイムでございます。急がないと溶けてしまいますワンッ。
                  広報庁担当官イヌ
スヌ氏到着大歓迎大会
 ★★ 202教団回廊格納棚その後事件
Date: 2013-08-10 (土)
 突然ではございますが、昨年5月に教団回廊へ新設されたカロオナアン収納棚についてでございます。教団幹部候補生らが、たまたま通りかかったところ、強度不足であるという者がありました。どうしてその様なことに気が付いたかは、情報として出てきておりませんが、足元がぐらついて、よろけていたのではないかと、ささやかれております。そちらの方は薬物検出班が動いております。また、この事について、教団財務省財政庁が興味を持ち、教団財産の保全について調査が行われました。調査の結果、何らかの損害はなかったと報告書が提出されております。さて、調査隊が編成されて調べますと、確かに強度不足の点がありますが、その原因は材料の強度不足であることだと報告されました。早速、補修部隊が入りましたが、問題が生じました。強度不足の部分を補修するには、材料を取り替える方法では根本的な原因を解消できずに、再びまた同じ事態を招きかねないのでございます。ことは容易ではなく、当時の総省工務部の材料調達能力が低かったことがもたらした人災、もといカエル災なのでございます。何れにしましても、構造的に一旦分解しなければならないのでございます。そこで調査団長判断にて、補修ではなく改修工事が実施されることになりました。改修工事は、棚の間隔を調整して、もう一段の棚を用意する事でございます。ここは、ミリ単位となる超絶の制御が行われ、棚板の高さが調整されました。この結果、カロオナアンの背の高いもので無い限り、新たな収納を6個も可能にする事になったのでございます。
 あっ、オカキでございます。マメの入ったオカキが久しぶりに振る舞われるとのことでございます。総省正門前に集合とのことでございます。しめしめ、これでアイスクリイムはワシが独り占めやな。
                  広報庁担当官カエル

教団回廊格納棚その後
 ★★ 203チャアリイ・ブラウン氏入国ナンバア不明事件
Date: 2013-08-14 (水)
 もう何人目なのか、本官は既に記憶の彼方にいってしまっておりますが、C・B氏が入国しました。今回は、何やら、少々疲れているというか、寄るお年のせいでございましょうか、確か幼年であるはずなのでございますが、御教祖様が何か秘策をお持ちのことなのでございましょう。さて、もう一方は、背を測る道具として作られたとのことでございます。題材は、チャアリイ・ブラウン氏が凧を絡め取られてしまうタコ食いの木でございまして、一番上にはハゲワシに扮したスヌ氏がおります。
 ああっ、アイスクリイムでございます。アイスクリイムが入庫いたしました。総省裏の隊員からの通報でございます。まだ残りががあるはずでございますが、新たに搬入されたとの事でございます。このところ暑い夜が続いております。このようなときは国民の皆様は総省前に集合とのことでございます。
                  広報庁担当官カエル

C・ブラウンのピッチャー枕&タコ食いの木の背丈測定器
 ★★ 204ピイナッツ・コイン&ペナント事件
Date: 2013-08-18 (日)
 御教祖様の御招待にての者でありながら、下々と同じ方法によって入国しようとした者がおります。下々の者共は、入国の際にパスポートを所持して手続きを行うのでございますが、この者が提示したパスポートは、いささか変わったものでございまして、手続きに当たった係官は、違法入国かと一瞬ためらったのでございます。しかし、さすが入出国を与る係官でございます。実は人手不足で、引退したチョロ君がアルバイトをしていたのでございますが、そのパスポートが、単なる変造品では無く、御教祖様の御手配である事を見抜き、入国手続きをおこない、そのまま入国歓迎団の手配をしながら記念会場まで直送したのでございます。その後のことにつきましては、いつも通りでございます。総省からは撮影隊が差し向けられていて、歓迎の状況も詳細に記録されております。
 今回、歓迎会場には、隠密に入国し、歓迎の宴を経験していなかったペナントも参加せよとの御教祖様の御指示で歓迎団のペナント共と一緒に歓迎を受けております。教団本部ではペナントによっては居場所に苦労しているようでございます。何しろ場所争奪は激しく、銀兄弟ですら歓迎会場で寝泊まりしているのでございます。今回、特別に用意された場所に安住できるかは、御教祖様の御采配次第となっております。
 ところで、歓迎会場での残り物を頒布すると予告されております。希望者は総省右出入り口に整列せよとの総省令が出ておりますので、国民の皆様にお知らせいたします。また、アイスクリイムを希望するものは、総本殿玄関脇にて待てとのことでございます。
                  広報庁担当官イヌ


ピーナッツ・コイン

 ★★ 205マスクメロン事件
Date: 2013-08-31 (土)
 食糧庁に密かに運び込まれたものがございます。御教祖様直属の臣下の者共が秘密裏に搬入したのを気付いた銀三氏が調べますと、なんと、自分と同じような模様が入っております。興味津々となった銀三氏は、そばによって調べますと、何と良い匂いまでしております。少々興奮気味の銀三氏は、早速銀兄弟に知らせると共に、広報の写真班に自分の撮影を依頼したのでございます。ちょっっと得意気な姿を御覧になられた御教祖様は、一番に味見をしても良いとの暖かい御言葉をおかけになり、食料省に御指示が下りました。
 さて、広報ではそれに隠れて別に搬入されたトンモコロシを発見しておりますが、こちらについては発見者が大変な数になっていて、秘密に搬入されたとは言えない状況になっております。まあ、そうそうに国民の皆様に配布されることになっておりますので、少々お待ち下さい。
 あっ、ただ今、総省前で配布が始まったと連絡が入りました。一列に並んでの配布でございます。順番抜かしは逮捕拘禁の上、おやつ抜きの荊となりますのでご注意のほど。
                  広報庁担当官イヌ
マスクメロン
 ★★ 206チュウリップカロナン事件
Date: 2013-09-12 (木)
 皆様にお知らせいたします。本日はチュウリップ柄がおすすめアイテムとなっております。この柄が付いたアイテムを見せると、国内の商店では何と全品、半額のサービスを受けることができます。また、オヤツ配布所では倍量プレゼントがございます。このキャンペエン期間を逃さないようにとのチャリ大僧正よりの指令が出ております。
 さて、半額サービス及び倍量サービスの第1番は、そのチャリ大僧正でありまして、自作自演のキャンペエンでございます。何しろ自腹ということでございまして、御教祖様から、ちゃんと自分で支払いをするようにとの御言葉でございます。この事に付きまして教団付属天文台の銀三氏は、天文台資金は渡せないとのコメントが入っております。何でも天文台では、また機器の入れ替えが行われたそうであります。それであれば、如何に天文台の事務方のトップとはいえ、こちらからの資金運用は難しいのでは無いかと教団本部高官が漏らしております。
 あっアイスクリイムが総省にて準備されているとのことでございます。こちらではチュウリップを見せても増量効果がございません。それどころか、詐欺の疑いで検挙される恐れもございますからご注意を。以上で広報を終了いたします。
                  広報庁担当官カエル

カロナン
 ★★ 207チャアリイ・ブラウンのシャツ事件
Date: 2013-09-25 (水)
 本日、専用便にてレアなシャツが到着いたしました。手配をしていたチョロ氏は到着と同時に倒れ伏してしまい、総本殿医療棟送りになっております。本人の代わりにとおちゃんが病気休暇の願いを提出しておりまして、御教祖様より裁可いただいております。さて、そのシャツでございますが、イヌが1匹、何と刺繍でございます。この手のものは、先ずプリントでございまして、刺繍にて作られるのはきわめて珍しいことでございます。なぜならば、全く同じに作ろうとしても、なかなかそうはいかないのでございます。作り手に大変な技術を要求するものでございまして、品質管理においても製作手配会社へ多大な負担を強いるものでございます。従いまして、如何に大量生産の国とはいえ数が限られますことからレアな品物である事は間違いございません。
 さて、そのイヌにエサをくれる男の子が一人、こちらも刺繍でございます。ベエスボオウルのスタイルでございましてチャアリイ・ブラウンという名前であると聞き及んでおります。そのよどんだ表情まで再現されておりまして、確かにレアな逸品でございます。刺繍を行った職人は正に匠の芸を持っております。
 あっ、アイスクリイムがっ
                  広報庁担当官カエル

 ★★ 208誰の誕生日だ事件
Date: 2013-10-02 (水)
 本日は誕生日祝いというものが教団の窓口に届けられました。本官は良く理解できないのでございますが、御教祖様のご生誕にあらされた日は、今日では無いと存じております。しかしながら、なにやらめでたい日とのことでございまして、贈り物が届けられたいきさつについては、全く計り知れないものがございます。総省では、一時、危険物として、爆破処理班を派遣したことは秘密ではございません。担当はソースケ氏であります。いつもであれば即刻処理されてしまうのでございますが、今回は爆発物の反応が無いとのことで、下手に処理すると御教祖様と共にカナメちゃん(本官には誰だか判りません)に叱られるので失礼すると言い残して去ったのでございます。
 さて、総省では帰宅の遅れたとおちゃんが、到着した荷物が誕生日祝いだと言うことを聞き及んで、何やら嬉しそうに包みを無防備にも開けて中身を取り出すと、大層ガッカリした様子でそのまま写真撮影班に手渡しし、奥の院に消えてゆきました。どうしてガッカリしたのかは不明でございます。
 本日は解明できないことが沢山ございまして、大変に困っておりますが、本官は事実だけをお伝えするものでございます。とにかく到着しました物品は、先ず花柄のバッグでございます。やや大きめでございまして、格納用のポケットが2つ付いております。イタリイという国の産出物のようでございまして、間違いなく御教祖様のお好みにあらされます一品にてございます。次にイヌとトリの絵柄の付いたスエットでございます。こちらも間違いなく御教祖様のお好みにあらされます。
 アッ、そんな事より、ただ今、警報装置が発報し冷凍庫の入口が開いたことを知らせております。国民の皆様は、総省玄関にてアイスクリイムの配布がありますので集合でございます。以上で本日の報告を終わります。
                  広報庁担当官カエル

ええっ、誕生日プレゼント?誰の?
 ★★ 209お待ちかねでした事件
Date: 2013-10-30 (水)
 歓迎会場に二晩に渡って逗留した新人君がおります。なにゆえか歓迎会場に放置されていたというのが真相であることを御報告しておきます。責任の所在を追求しておりますが、今のところ、某省の既得権益でございますところの写真班を維持したいとのことから、自由化に強硬に反対する者がいたため、写真班のストライキがあったようだとされております。何でもインタアネットで写真を販売することは服用者に被害が出るかも知れないとの理屈を付けております。どうも隣国のニュウズに触発されたようでございます。そういえば、何か再び、とおちゃんがレンズと呟きながら歩いている姿が目撃されております。この事との関連があるかどうかは調査中でございます。
 さて、新人君はそんなことには全くこだわらず、元気いっぱいでございまして、近年まれに見る明るさでございます。御教祖様におかれましては、報償の品を授け、更に居場所も特別に用意せよとの御指示でございます。直ちに取りはからわれることになっております。
 あっ、アイスクリイムが取り出されたとの報告が入りました。食料省入り口に終結でございます。では現地にて。
                  広報庁担当官カエル

お待ちかねでした
 ★★ 210人生いろいろ事件
Date: 2013-11-09 (土)
 カロナンが到着いたしました。ここで歓迎会場にて、大歓迎を受けるのが新人の通過儀礼でございます。しかし、あまりのやつれように、即刻、ICU送りとなり、加療が試みられました。教団の医院での治療は丸一日かかりましたが、総省化粧直し班が次に招集され、先ほど出所いたしました。御教祖様に置かれましては、殊の外、御気にかけられておられましたが、仕上がり具合について、お気に召された御様子でございました。
 さて、製作者たるカロナン氏から、本邦に至るまでに、どんな苦難がございましたのか。人生いろいろでございます。そして、到着を待ちわびていましたのが、双子の片割れでございます。涙のご対面でございます。胴に描かれたチウリップは同一でございますが、蓋のチウリップの色が反対になっていまして、それで区別が付いたのでございますが、蓋の止め金具が追加されて、面相が少々変わり、一目で区別が付くようになりました。一卵性とも言われていた双子でございますが、これはこれで良いことでございます。
 このところアイスクリイムが出ないので、不審に思った国民が、食料省の前に集まっております。我が国の国民は、不満を表すために車で突っ込んだり、爆弾を仕掛けるようなことは必要ございません。御教祖様からはお見通しなのでございます。ただ、今回はカロナンの事件で、化粧治し班の働きが、心許なげな様子があったことがあり、御指示に多少の遅れが出たのでございます。さあ、皆さん、食料省の前に出向いている方々も含め、総省前までお集まりください。ただ今から配布を始めるとのことでございます。
                  広報庁担当官トリ翻訳イヌ

ご到着までに大変お疲れに
 ★★ 211記念日事件
Date: 2013-11-27 (水)
 今年も何かの記念日ということでございまして、きわめておいしそうに見えますところのケエキが登場しております。わたくし、御教祖様の元でお毒味を仰せ付かっておりまして、一目見ればそのおいしさは判るのでございます。大きさはやや小さめに見えるのでございますが、お味はピカイチ、ボリュウム満点の内容に間違いございません。これを御教祖様の元へお運びいたしますときの、御教祖様の御喜び様はことさら大きなものでございますことに間違いございません。では、わたくしはこれにて。

 替わりまして広報のイヌでございます。わたくしは、上に乗ったプレートの毒味を致せということで、ペロッとなめましたところ、わたくしの身はとろけてしまいました。国民の皆様にこのことを充分にお伝えできない我が身を恥ずかしく思っているのでございます。そこで、職権を発動いたしまして、国民の皆様にアイスクリイムを配布することに決めたのでございます。総省入口にて配布いたしますので、速やかに集合離散のこと。
                  広報庁担当官イヌ

おいしそうです、もとい、おいしかったです
 ★★ 212青いコリンズ事件
Date: 2013-11-29 (金)
 歓迎会場に現れましたのは、暖色系の色が一つも無い、青から緑の宝石の輝く金の成る樹を表現したバッグでございます。このデザインは、きわめて珍しく、また、欠落が1つも無いビンテエジな一品でございます。この他にピイナッツ一族の配置された毛布もございますが、こちらは何か恥ずかしいということで、出番を待っております。しばらくすれば慣れて花道を歩くであろうと考えられます。
 ところで、天文台に何か動きがございます。関係者は口をつぐんでおりますが、このようなときは必ず何かあるのだそうでございます。調査を続行する予定でございます。判明次第、皆様にお知らせすることになっております。あっ、アイスクリイムでございます。本官の鼻をかすめるようにして運ばれていきます。皆の衆、総省入口に速やかにはせ参じて下さい。アイスクリイムの配布でございます。

                  広報庁担当官イヌ

エニット・コリンズ 金の樹

2013/12/22ワニのナイロン・パーカー
 ★★ 213花飾付事件
Date: 2013-12-26 (木)
 本日は歓迎会場では無く、教団大聖堂に飾り付けられた花束がございますので御報告申し上げます。年に数回ではございますが、花が用意されるときがございます。このような特別な祭日には花を飾ることになっていて、飾り付けは身を清めた信徒が行うことになっております。また、これらの花たちが一斉に開くということもしばしばございまして、御教祖様の偉大なる感応力が具現化することもございます。
 さて、御報告が遅れましたが、先日、歓迎会場でワニが大歓迎を受けておりました。勢力は弱いとはいえ、トトンなどのワニ族も教団内部では一応の座席を有しております。なかなか強そうな面構えでございますので、すぐ座席を獲得できるかも知れません。しかし、この世の中、何が起こるか判りません。先だってのカロナン御難事件は、未だに某国の策謀とうわさされております。チョロ氏が勇躍手はずを整えた3人のカロナン氏でございますが、何と米国を出国する直前に何者かに襲われ、大怪我をしてしまうということがございました。この怪我で、出国はままならない状態であり、チョロ氏を補佐するために緊急に派遣されたチャロ氏に寄れば、出国は絶望との報告でございます。御教祖祖様もこの件に関しては、お気持ちがすぐれないのでございましょう。いつもでございますれば御指示があるはずなので、ケロル大僧正が控えておるのですが、ご沙汰を今もも待っております。この姿をみてチャリ大僧正もさすがに言葉を失い、いつもの「要求するっ」が本日は出ておりません。
 あっ、伊達巻きでございます。この季節の風物詩となっております伊達巻きが配布されるとのことでございます。既に総省を基礎から揺らしながらとおちゃんが走っております。食料省前にて集合との御指示がありました。以上で広報を終わります。

                  広報庁担当官カエル




2013/12/30今年最後の大歓迎会場