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Z7着

2018年12月09日(日)

 ナイコンZ7は既に到着しています。これが最初のカメラであったのならば、マニュアルと首っ引きで使い方を習得しようとして一生懸命という状況だと思います。しかし、撮影機材が、出たら買うわけでは無いにも関わらず、それなりに新機材を取り入れています。作り方のクセも大体判っています。最初のデジイチはD70です。それからD300、D800、D850となっていますから、間が空いていますし、D一桁に手を出していないのも予算の問題だけではありません。確かに性能が上がっていること、操作性も向上しているという確証の上に、くたびれてきた機材の更新が理由です。
 ただ、馬鹿売れしたと言って良いD850に比べて、Zシリーズの社運をかけた雰囲気にも関わらず、市場での受け止めはそれほどでも無いようです。対抗機種が幾つもあるというわけでしょう。そりゃあ、以前のわたくしだったら、D850は、型番だけからすれば見送っている機種です。次は900で、3桁台はそれで終わりかなと思っていたのです。出て来たら、なかなかの性能を持っていましたので、品薄の中を取りあえず予約して、まあ、早く来た方でしょう。それから、1年、最終の900番台では無く、最後のZとなったという発表です。ニコンFマウント、それほど大きな開口部でも無いにも関わらず、各社の中で最長を誇る(?)フランジバックは、レンズ設計上、信じられないほどの制約になっていたはずです。まあ、わたくしにすれば、早まった感のある購入です。何しろ旧機種を昨年買ったばかり、機能も使い切っていませんし、画素数も変わっていません。

 今回、真っ先に確認したのは、水準器機能です。D850では、ファインダーの下部と右側に傾き具合を表示することが出来ました。風景で水平が出ていないのが許せないわたくしとしては、一番に気になることです。残念ながら、この機能は削られていました。画面の中に水準器機能を表示することは出来ますが、画面の中というのは邪魔だったんです。しかしながら、こちらを使うしかありません。
 次に、ドームの中で使う為に、カメラのシャッターボタンを使わずにレリーズする方法の確認です。こちらも今までの方法が取れません。つまり、10ピンターミナルが無いのです。ここに社外品の受信機とリモコンを使っての操作に、オリジナルのハードとソフトウェアを用意しています。最近はあまり、長時間の露出が無いので、手動のレリーズでもまあ良いかという感じになっては居ますので、少なくともレリーズが必要です。
 この2点が、まあ、変更点であり、対応をしないといけないところということになります。ああ、発売記念のストラップは入っていました。ラッキー。でも、開けて付けたのは付属品の方でした。気に入らなかったり、不良品だったら返送するなり売り飛ばすなりのときの為という、セコい考えです。

 さて、取りあえずキット品を注文した(いえいえ、実は注文していただきました。平伏)だけで、付属品は全く忘れていました。到着してから、慌てて注文です。先ず、背面モニターの液晶保護フィルム、レンズフィルター、レンズの収納袋(収納用の袋というか布は入っていたのですが・・・)、マウントアダプターの収納袋、最後にリモートレリーズコードです。まあ、保護フィルムとレンズフィルターは頼むつもりだったのですが、他にもあるだろうと踏んでいたのでした。
 で、機材が増えると置き場所、収納場所が必要です。まだ、定まっていません。当たり前ですが、ボディが1台、レンズが一本増えて、今までの場所はパンクです。定まるまでは、未だかなりかかるでしょう。早いところ、新しいZマウントズームレンズの性能を調べたいのですが・・・。
星座では無い特徴的な星配置の名称

2018年12月02日(日)

 朝早く、まだ薄明が始まる前に目が覚めました。外を見ると良い具合に晴天で、オリオンが南西に沈もうとしています。ドームかデッキか2秒ほど迷いましたが、どんどん沈んでいくと思い、用意の最も早く済むデッキに出ました。三脚とカメラでの固定撮影です。レンズは標準ズームに換装、覗きながら広角側を選択、ピントを大体無限大にして、F4、ISOは200固定、シャッターは8秒、フィルターはプロソフトンB、撮影開始です。撮影結果から多少の設定変更をして、冬から春の星座を撮影していきます。無限大でのピンが少しズレていましたので、暗い星の芯が無くなっています。
 オリオンは身体の四辺に4個、ベルトに3個という配置でまとまっています。冬の星座と称される、この付近の星々の配置は輝星が多く華やかな一角です。南半球では季節が逆ですから夏の星座になりますし、南北も逆になるので、印象も違う事になります。まあ、それもあってか、最近の星座本では、季節絡みの冬の大三角とか、春の大曲線などという名称を使うことが減っているような気がします。

 大三角というのは輝星が大まか正三角形に近い配置になっているものを取り上げます。
 冬の大三角:「シリウス」おおいぬ座α星、「プロキオン」こいぬ座α星、「ベテルギウス」オリオン座α星
 春の大三角:「アルクトゥルス」うしかい座α星、「スビカ」おとめ座α星、「デネボラ」しし座β星
 夏の大三角:「ベガ」こと座α星、「デネブ」はくちょう座α星、「アルタイル」わし座α星
  *それぞれ「固有名」星座名、星座内記号(明るい順にαβγ・・・)

 冬の星座は特に明るい星が目立つので、色々な造形が出来ます。また、春の星座では、春の大曲線と呼ばれる、北斗七星の柄の部分から、アルクトゥルス、スピカを経て、からす座の星までをつなぐのも特徴的な形と考えられます。
 秋は、輝星が少なく大三角を作れず、その代わりペガススの大四辺形というものがあります。これは長方形型に4つの星がならんでいて、馬の胴体部分に当たるのですが、北東部分の星はアンドロメダ座のα星となっていて、アンドロメダ姫の頭です。4つの星が、ほぼ赤経赤緯に沿っている上に、大まか0hと23hにあるので、この付近の赤経赤緯をある程度おしはかる便利な指標になっています。
 また、上記の特徴的な配置に、他の星を入れて四角や六角を作りダイヤモンドと呼ぶものもあるようです。これらの特徴となるものを見つけ分類して行くというのは、文化としては当然の方向だと思うのですが、更にこれらに、神なるモノを創始し、その神意、神威を付け加えていくと言う方向は、もう原初の方法では無く、別のモノを指向するのでは無いかという疑いが、わたくしの心に浮かんできます。つまり、未来を縛ろうとする作為がそこに見え隠れするのです。

 惑星を連れた太陽が移動していくと、移動していく方向を基準として、太陽をめぐる惑星の軌道上に空間の性質の変化が現れます。まして、銀河系という二千億個程度の恒星が回転運動をしながら宇宙空間を並進しているというシステムの中では、各恒星は、その存在するセクターの影響を受け、更に恒星をめぐる惑星も、その回転によって形成される各セクターの影響を受けることになります。そして、セクターは2、3、4の分割が行われ、大きく12のセクターになりますから、ここから12星座宮が存在することになります。別にこれは神のシステムでも仏のシステムでも無く、空間の性質、電磁波のようなもので観測できる類のものですから、神のような余計なものを介在させる必要はありません。

 星座というものが、整理され天球の管轄を定められて、学問的に命名、定義された現在では、星座ごとに説明した書籍が沢山出ていることから判るように、星を見てどう思うか、どう感じるかという自由度が、既に存在しなくなっています。勿論、学問的には分類され定義され終わっている為に、何の変化も発展も無い分野となっています。それは仕方の無いことだとは言え、その背景は西洋の文化の源流となるギリシャ・ローマ文明の研究であり、星座の勉強と言えばその方面の神話を暗記するということだけになっています。
 確かに日本で伝わる星の名前は、包括的なものはなく、結構場当たり的な名称で、神々と結びつけるようなことは、まず無いので、正に「あってあるもの」であり「あるようにあれ」と言った特徴を持つ文化が背景であろうと考えても間違いは無いだろうと思っています。それと逆に。これこれの星は、このように経緯がありそれで星となったという譚を作り伝えるという、虚構と言っても良い文化を持つと言うことの意味が、何としても知りたいと思うのです。

 ギリシャ・ローマの神話は人間くさいと言われていますが、如何なものでしょう。何せ一番上に君臨する神が一番やりたい放題、女神とみると手を出し、妻は目くじらを立てるという所行が繰り返し語られ、その他、欲望に満ちた神々の所行・・・それが人間くさい? 何か勘違いしていませんか?
 とても賢いとは言えないような神々の所行記録と、それをネタにした星座の成立譚を、何かありがたいもののように崇めているのが、不思議でしょうが無いのです。そして、先の虚構譚との関連です。まして、ギリシャ文明もローマ文明も、結局は地中海沿岸の森林を切り倒して、生活基盤を失い滅亡しました。残された人々はヨーロッパの原始林を目指し、また滅亡の憂き目にあいかけたのです。首をつないだのは新大陸の森林と、そこで見つけた石油だと言っても良いでしょう。我々は石炭と石油で命をつないだ、哀れな文明の生き残りなのです。と、まあ、神話批判はともかく、ギリシャ・ローマ神話の教訓と言えば、因果応報というような東洋的なものに辿り着いたりして・・・。
U-150グリス・アップ、新たな課題

2018年11月23日(金)

 昼に大分温度が上がりましたので、グリス付けを敢行しました。ウオーム側を外すとホイールが露出します。古いグリスを拭き取りながら新しいグリスを全周に渡って塗布、ウオーム側を取り付けて、全周一回転させてみます。1回転が4分程度かかり、増速減速に10秒程度を設定していますので、最大速は、日周運動の400倍速弱程度になります。これで、気温が下がり、粘度を増したグリスが主たる原因となって、クラッチが働くのです。自動導入だと、最初のアライメントからのやり直しになってしまいます。そこで、操作性は落ちますが設定速度を半分に下げて使っていたのです。

 グリスを塗布する前に、確認の為、モーターで回転している鏡筒にバランス用の重りを付けて、バランスを崩してみました。重心位置から60センチのところに1㎏を付けると、もう踏ん張ることが出来ません。トルク不足で最高速を出すことが出来ず、クラッチが働きます。
 そして、塗布後には同条件で動きます。さすがに重りを2㎏とすると、最高速の直前にクラッチが働きます。使用電圧を上げてモーターを使えば、可能なのは判っています。このモータードライブの前に使っていたドライブは、電源を36ボルトで使用する事が出来て、その場合、1000倍速近くが使えたのです。ちょっと怖いくらいの速度でした。ただ、それは、恒星時運転のときでも、止めてもモーターが唸るという、電車模型を動かす使い方の方式で、とっても耳障りで嫌な仕様でしたので、更新してしまいました。ああ、古いのはちゃんと取ってあります。

 今回、やってみて、バラバラに分解しなくても、準備と用意があれば、鏡筒を載せたまま洗浄と塗布は可能だと判りました。ウェスを大量に用意し、洗浄スプレー攻撃を仕掛けてから、グリスの塗布をすれば良いのです。軸部分のメンテとなると外す必要が出て来ますが、先ずはこれで充分ということで。

 グリスを塗布した後の様子からすると、主鏡の接眼部に付けているカメラ程度の着脱で起こるバランスの崩れ程度、重り1㎏程度の負荷であれば、ほとんどの場合はクラッチが働かないようになるはずです。

 今回、改めて認識できたことが、あります。ウォームを外した状態でバランスを見たのですが、かなりフリーな動きになります。バランスをかなり正確に合わせる事が出来ます。しかし、ウォームを付けた状態では、それぞれの軸でブレーキがかけられ、クランプを緩めても、動きは鈍く、バランスの崩れが、あまり判りません。つまり、通常の使用では、合わせたつもりでも、実はズレていることがあるのです。クランプを緩めても、動きは渋いので、バランスしていないのに、合っているものとして使っていることになります。
 このU-150は、鏡筒を3本、横に並べて載せています。一応はバランスを合わせていますが、微妙なところがあります。付属品に何を付けるかでも変わります。本来カウンターバランスを取り付けて、正確に調整すべきものを、気にせずに使ってきたと断言しても良いでしょう。この辺が、現状の課題ということになります。細かい重りの類は用意していますから、取り付け場所を決めて、使う方向で検討します。

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