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   ★★2023年07月10日(月)コシロカネグモ
   ★★2023年07月16日(日)コシロカネグモ続報
   ★★2023年07月25日(火)月齢7.7
   ★★2023年07月26日(水)月齢8.7
   ★★2023年07月29日(土)エゾカワラナデシコ、月齢11.7、ページ内の動作

★★2023年07月10日(月)コシロカネグモ
 母家の北側は日当たりが悪く、植物たちが元気一杯になるのは屋根の高さを越えてからになります。従って、背が高くならない種類は、地道に占有範囲を広げるしか無いのですが、砂利を敷いているところは、繁茂域を広げるには、なかなか難しいようです。そんな場所にガス管が地面から出て来て、母家に入っています。そのガス管に数本のクモの糸が付いていたので、良く見ると此処で頑張っているクモ君が居ました。クモ君はわたくしが現れたので、隠れていたのかも知れません。普通であれば、壁と庭木との間に巣をかけるのでしょうが、ここは通れるようにしていますし、しばしば通りますから、巣をかければ、たちまち千切られてしまいます。それで、ガス管と基礎の部分の間に巣をかけたのでしょう。
 そのクモ君は、今まで見たことがない・・・と言うより、クモ君をじっと見たのは何年かぶりで、どちらかと言えば、苦手で見たいものでもありません。
 クモと言えば黒と思っていたのですが、色は昆虫たちによく見かける光る薄い緑色のようです。丁度、カメラを持っていたので、動きを止めて潜んでいるつもり?のクモ君を撮影しました。意外と綺麗な色です。最初に撮った映像を主屋に戻って良く見ると、どうも、お尻の方の模様を写してばかりいて、頭または目の方がありませんでした。それで、再び、カメラを持って現場に行くと、クモ君はその場で、まだ待機を続けていました。数枚、激写しました。
 その後、夕刻ですが、一回りした時は、見かけませんでしたので、出張中か河岸を変えたかしたのでしょう。

コシロカネグモ
 種類を特定しようと方法を考えていると、嫁様がネットで検索を掛けていました。多分、コシロカネグモだということで、見てみますと、当地にも居るという報告があり、アシナガグモ科シロカネグモ属コシロカネグモとほぼ同定が出来ました。多分、今回が初見では無く、過去に見かけたような気がします。
 外見から雌雄をパッと判断出来るスキルを持っていませんので、どちらなのかは判りませんが、それほど移動範囲は広く無さそうですので、配偶者はそれなりに見つかり、種として定着出来ているのでしょう。


★★2023年07月16日(日)コシロカネグモ続報
 7月10日に発見(?)したコシロカネグモですが、当家内にかなりの数が存在していることが判ってきました。もしかすると蜘蛛族の生息数上位を占めているかも知れません。
 主庭の方で、わたくしの移動経路に張られた蜘蛛の巣を払おうとしたところ、逃げていく蜘蛛が居て、良く見れば、例の仲間とすぐ判りました。コシロカネグモです。何しろ体長数ミリという大きさなので、今まで見逃していたのです。
 それと気付いてしまうと、目に付くようになります。巡回路に巣を張られるとうっとうしい上に、放って置いて無くなる代物でも無いので、排除するしかないのですが、流石に追いかけて御昇天をお願いする体力と素早さがありません。こちらが痛い目に合いそうです。もっと鳥君達に頑張って欲しいのですが・・・。
 ということで、巣を張っていたら、手持ちの棒でかき回して退散をお願いするしかありません。此処に巣を作っても壊れまっせと。
コシロカネグモ


★★2023年07月25日(火)月齢7.7
月齢7.7
 雲間から日差しが入る様になって気温がグッと上がりました。夏だっという感じになりますが、本州南岸の厳しい夏に比べれば、何ほどのこともありません。とは言っても、当地の気候に慣れてしまうと、温度計が30℃どころか、せいぜい27、8℃程度でダウンしそうになるのですが・・・。
 しかし、本州南岸の夏の気温は、やはり上昇傾向であるのは、間違いないでしょう。温暖化等というヤワな表現ではもう実態を表せてはいないように思います。
 今日は幸い雲が多く、熱い日差しにジリジリされることは少なくて、助かりました。そして21時頃に月が出ているの発見、ドームに上がりました。
 撮影中にも雲は現れるのですが、大変に速く動いていて、少し待てば、月が出て来ます。つまり、上空の気流は大変に乱れていて、月の映像を拡大して見ると、小川のせせらぎを通したかのように動いています。こんな時は、良い画像が手に入りませんので、見ただけで終わりにするのですが、まあ、サンプルとして撮っておくのも良いかと思い、シャッターを押しました。
 拡大したものを御覧になって鼻先でフンッと吹き飛ばして戴けたらと。

★★2023年07月26日(水)月齢8.7
月齢8.7
 昨日と同じような天候で晴れたり曇ったりを繰り返して居ましたが、気温が昨日にも増して上昇、気付けば室内が30℃オーバーになっていました。
 気温が上がって夏だっ、夏が来たっ!という感じです。で、夜に、もしかして月が出るかもと期待していたところ、顔を出してくれましたので、階段を駆け上りました。
 ドームの中にも熱が少し籠もっていましたが、元々、銀色のアルミが反射して吸収は少ないし、スリットを開ければ、パアっと籠もっていた空気は出ていきます。
 10分とかからず温度は外気温と変わらない状態です。撮影の用意をしている内に機材の温度順応は済んでいます。
 と言うことで、月を導入すると、昨日の状態と打って変わって、そこそこ安定した状態です。そうなると写りが違います。まあ、縮小画像では差が分からないくらいだと思いますが、大きく写したものでは、同じ光学系とは思えない出来上がりです。大気の底に住んでいる限りの宿命ですので、こればっかりはどうしようもありません。
 まあ、星が綺麗にキラキラしている時って、上空の大気が乱れてチラチラしている為で、撮影したい時に、それを見たら帰って寝るということになるのは、秘密でも何でもありません。

 半月というと太陽と月の関係は角度差で90度となり、占星術上の表現では太陽で示されるものと月が示すものとの不調和があるとされています。単純に受け止めれば良い意味合いとは取れません。
 ただ、絶対に悪とか凶かと言えば、二つのもののせめぎ合いから生まれるものもある訳で、悪いと断じたり、凶だと言い切れるものでも無いはずです。
 つまり、教本にその種の内容が示されているからと言って、そのまま暗記したことを喋っているようでは占断とは言えないというのが、わたくしの意見です。

★★2023年07月29日(土)エゾカワラナデシコ、月齢11.7、編集ソフトの動作



 毎年、少しずつながら生息範囲を広げているエゾカワラナデシコ君です。本サイトでの初お目見えは2005年8月25日です。それ以来、ゆっくりとではありますが、順調に生育範囲を広げている模様です。



 追記 昨年、カワラナデシコでは無く、エゾカワラナデシコであることに気付いていたのですが、昨年のタイトルのみを直しただけで、溯って訂正する作業をすっかり忘れていました。カワラナデシコは花の根元の部分を観察すると、苞(ほう)と呼ばれる茎よりも太くなった部分があり、それが3~4つに分かれています。ところが、エゾカワラナデシコは、この部分が2つに分かれているだけであることから、カワラナデシコでは無く、より寒冷な環境に適応した変種のエゾカワラナデシコであることが判明していました。生息分布域が本種に比べて北方になっているのが特徴です。当然、当地ではカワラナデシコは育たないということになっています。今回、過去分も含め正しい名称に変更しました。
 苞は、花の基部となり、そこから茎と繋がる部分のことで、一般に茎より太くなって花に続いている部分のことです。上記画像の白い矢印で指し示している部分が、苞です。花弁は画面の左側の先に付きますが、花弁は既に萎れています(拡大画像には矢印を入れていません)。


月齢11.7
月齢11.7
 若干の雲が時々邪魔をしますが、上空の風はかなり強いようです。その分、拡大して見ると流れる水の底を見ているような様子ですが、それが一瞬止まるように見えることがあります。それを狙えれば大したものですが、★秋津★の反射神経では無理ですので、乱れ打ちして良いものを選ぶという物量作戦です。歩留まりはほとんどゼロに近い代物ですが・・・。


編集ソフトの動作

 本サイトの中で、この雑記の部分に限定の形で、先月分と今月分に、[戻る]の操作で、元ページのトップに「戻って」しまう動作が出ています。異常と言っても、スクロールさせるのが面倒くさいと言う程度ではあるですが、続くとイライラさせられるようになります。そして、そして原因が判らないと言うのが、一番困ります。
 使用している編集ソフトからは、ページにエラーがあるよと言う情報は出せるのですが、それが何処の命令のエラーだというのを出せないというのが、忌々しい点です。それに、そこが原因であると決まっていないというのもイモ引きレベルの話になってきます。また、度々、行われる自己チェックの待機時間が数十秒かかるというのも、イライラを募らせます。
 それもあって最近では、直接htmlを編集して、最後にエラーチェックだけするという場合もしばしばです。更新頻度が下がる理由の一つとなっています。まあ、確かに2世代ほど古い編集ソフトですので、最新にするべきではあるのですが、あまり期待出来ないという気持ちがあって、逡巡しています。