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   ★★2022年06月02日(木)タイリンミミナグサ、他
   ★★2022年06月06日(月)オダマキ達、他
   ★★2022年06月09日(木)ボタンとオダマキですが
   ★★2022年06月13日(月)オダマキ、アヤメ、エゾシロチョウ
   ★★2022年06月18日(土)ベニシジミ
   ★★2022年06月26日(日)メインマシン、マザー更新
   ★★2022年06月28日(火)庭から梅雨入り前の便り


★★2022年06月02日(木)タイリンミミナグサ、他

タイリンミミナグサ
 花の直径は20mm程度、小さな花ですが、白い花で目立ちます。車庫脇に群生する様になりました。牧野では、なでしこ科ミミナグサ属となっています。
 花弁が5枚なのですが、切れ目が入っていて長く伸びたハートマークのようにも見えます。また、灰色の筋が入っていて、やはり、変わっているなぁという印象です。とはいえ、大きくも無く、それほどのアッピールがありませんので、雑草扱いなのでしょう。

エゾシロチョウ
 撮影した時に、既にかなりお疲れの様子で、花に取り付くのでは無く、取りあえず掴まって息継ぎをしている様子でした。もともと、モンシロチョウの様にパタパタと翅を動かして飛び回るのではなく、風に乗るかの様にふわっふわっと泳ぐ様な飛び方です。近づいても逃げませんでしたので、静かに撮影して、静かに立ち去りました。

オダマキとヤマトツヤハナバチ
 庭で終わりかけのオダマキたちを撮っていると、カメラのファインダーに、「撮ってくれ」とでも言う様に入って来ました。
 全身、花粉だらけの姿ですが、このハチは蜜狙いの筈で、花粉集めはしないはずです。ですから、通常業務として受粉支援を行っていると言うことなのでしょう。


★★2022年06月06日(月)オダマキ達、他

オダマキ達



 オダマキ君達は、盛りをとうに過ぎて、終盤を迎えていますが、出足の遅かった個体や、長持ち型の個体は、盛りの姿を残しています。
 濃紺から濃紫のものと、薄ピンクと水色系統の色合いを持つものが、今は目立ちます。ハチ君達を筆頭に、花粉や蜜を求めている虫たちの動きも減ってきているようです。夏が近づいています。


ドウダンツツジ

 幾つかあるドウダンツツジの株の内、一番大きなものは毎年安定して可憐な花を見せてくれます。


アマドコロ

 今年は、どの様な理由か、茎がクニャッと曲がっている個体が目に付きます。特段、変わった天候等は気が付かなかったのですが・・・。


★★2022年06月09日(木)ボタンとオダマキですが

ボタン

 ボタンの蕾がほどけ始めてから、約1日で広がり、その後も更に広がっていきました。今年は夕刻から広がりだしたので、切り花にするのは明日にしようという事になって、次日に切り取りが行われました。

オダマキ

 庭の一角に咲いているオダマキに、ちょっとした注目が集まりました。
 初めは、やや小さなピンク色の花弁のものが、ちょっと変わっているなという指摘が出て、良く見ると、周りのオダマキとは、何か違うなという様子です。
 近くに寄って詳しく観察すると、花弁が増えているわけでは無く、花弁やガクの形、反り返り具合が独特で、一見、多重構造を持つ様に見えることから、別の花の様にも見えるというものでした。全体がピンクというのも始めて見ましたが、近くに生えているのはピンクから紫の、よく見かけるオダマキと一緒です。違うのは花弁やガクの反り返りが強くて、幾重にも重なって見えるという点が、変わっているところでしょう。たったこれだけで、更に豪華に見えるというのも、ちょっとした驚きです。


★★2022年06月13日(月)オダマキ、アヤメ、エゾシロチョウⅡ

オダマキ



 オダマキ君達の気の早いメンバー達は、既に花が散る段階に来ていますが、中には、寿命の長いものがあったり、後発メンバーだったりして、まだまだ現役のグループが頑張っています。この他にも、日陰者?のために長持ちしている面子が北側に、まだまだ居ます。雨が続いたりすると、早く花が落ちたりするので、天気の良い方が良いのですがねぇ。
 東北地方より北は梅雨前線が上がらないということになっていますので、北海道に梅雨は無いはずですが、長雨が続いたりすることがタマにあります。国内南方では梅雨に入った地方があるので、前線が上がってきたら、少しくらいは気にすることにしましょう。

アヤメ



 毎年、ちゃんと咲いてくれて、ありがとう。この一日二日で、一斉に花を開きました。日当たりも色々の場所ですから、夜の気温等の条件が鍵になっているのかも知れません。

エゾシロチョウⅡ

 今月初めに見た個体は1つでしたが、昨日、複数が飛んでいるので、座り込んでカメラを構えていると、藤棚の付近に5つも集まってきました。一瞬でしたので、取り損ねました。
 ヒラヒラ飛んでいるのを撮るのは困難ですが、的(敵)が一休みしている時は、隠形の術を使って近くに寄ることが出来ます。

 ところで、蝶の個体数の単位は、正式には頭(とう)だと、頑なに主張する方がいらっしゃるのですが、生物学の英語論文の中でしか通用しない作法です。一般常識として蝶は昆虫として匹(ひき)を使うのがお勧めであり、頭(とう)は大きめの動物たちに使う日本の用語です。広辞苑に寄れば牛や馬、犬または人を数える語と記載されています。また、人を数える例として人頭税の例が載っています。わたくしの印象としては、人の子供より大きい動物たちを数えるのが頭である様な気がします。つまり大人は頭数を数えて税金を取るから人頭税、まあ、こじつけですがね。


★★2022年06月18日(土)ベニシジミ

ベニシジミ
 朝の庭一回りで、何年か見かけないでいたチョウが居ました。羽を広げた幅が3㎝ちょっと位で小さめのチョウです。白のアヤメに止まって休んでいます。アヤメを撮りに105mmのマクロレンズを付けて庭に出たところ、出た途端に目に付きました。取りあえず近づかずに一枚撮ってから、接近を図りました。お疲れなのか逃げません。サクッと撮影して、離脱しました。
 図鑑によると、北海道では5月~10月に3回の発生をし、幼虫で越冬すると書かれ、遙かに色の薄い姿が載っていました。夏型は色が濃いともありましたので、こちらは、夏型で間違いないでしょう。春型と秋型は、この写真を露出オーバーにして色を飛ばしたような姿になるようで、ガと間違えそうです。
 日本全国に分布しているらしいので、希少性は低いのですが、我が家ではあまり見かけません。幼虫の好む食べ物とされるスイバ等を駆除しているのが原因かも知れません。


★★2022年06月26日(日)メインマシン、マザー更新

 6月21日に突然、メインマシンのマザーボードが不調となり、窓を起動出来なくなりました。窓の不調と言うよりは、BIOSの途中でエラーメッセージが出て”駄目だ”と、ギブアップしています。マザーのBIOSレベルの不調です。
 まあ、かなりの重症ということで、マザーのBIOS復旧を企むのも手ですが、手元には何の武器もありません。マザーボードを新しくするしか無いと言う状況に至りました。
 使用しているマザーは、サーバー用のもので、既に製造販売は終了し、中古品しか有りません。インターネット・オークションで探すと、売値に近い価格で出ているものも有りましたが、中には10倍を超える価格を付けている強者出品者が複数居て、もしかして、一部方面に人気だったのかと感心しました。取りあえず、注文の対象はありませんでした。
 まあ、マザー1枚に十数万と言う値段の付いたものを買うぐらいなら、最新のマザーにCPUまで買った方が良いと思います。メモリを買ってもお釣りが来そうです。
 久しぶりに新しくするのも経費として落として税金対策?と言う話が出て、そこそこの予算を提示され、高スペックのマシンを組むつもりになって物色をしていたのですが、諦めきれずに、チラチラと見ていていたのが中古屋さんの、とある店です。さほど怪しくない方面の中古で、見た様な型番のマザーが、チラッと目に付きました。
 型番の最後にAと付いている物が、今回潰れてくれたのですが、中古で出ていたものは最後にKと付いていて、Aより定価でも少し安かった板です。違いは、AがDisplayPort規格対応、KはHDMIまでと言う違いで、秋津はHDMIを使っているので、そのまま使えるじゃ無いかと言うハラです。で、大蔵大臣様に大阪の店でんがなっと、話をすると、たちまち頼んでくれました。

 それが本日26日の午前中に到着、昼前から、一生懸命に組み込みを始めて、実労約6時間ほどかかって、組み込みを済ませ、電源を入れたのが18時頃でしょうか。
 しかし、起動しません。ウンともスンとも言いません。再び半ば分解して、CPUにSSDとメモリだけにして、BIOSを出せる様になり起動しました。後は再組み立てをして、今に至ります。
 メモリ32G、CPU4.2G、記憶領域SSD2台1.5T、HDD6台27T、無事に復活しました。
 既にCPUの性能は中位からやや下くらいまで落ちては居ますが、超絶ゲームでも無ければ充分な速度です。日頃の作業で、早くせんかっとイライラするのは、余程の作業の場合だけです。
 マシンのトラブルと復旧は、頻繁に起こるモノではありませんが、何年かに一度は、有ります。ウン十万も覚悟をする様な場合もありましたし、今回の様に普及品マザー1枚程度で済むこともあります。それこそ運次第です。

 この事件の前兆として、マシン起動の際に、ヤケに時間がかかったり、設定したBIOSが無効になったりという現象があって、マザーの電池を新しくしていたのですが、症状はしばしば発生して、嫌な感じと思っていたのです。そろそろ寿命か。と言うところで、ドーンと来た訳です。まっ、これでしばらくは・・・・。
 メインマシン停止中に、少しお世話になったレトロゲーム専用PCマシン、こちらの方が長持ちしそうです。何しろ、TV(勿論液晶ですよ)出力です。

 そうそう、プリンターが駄々を捏ねています。買ってからそう経たずに、用紙トレイから紙を吸い上げなくなり、手差しからしか印刷出来なくなりました。あと、トナーが一本あるのですが、それが無くなるまで、動くでしょうか? 安物買いの銭失いになってしまいました。ほんとに***のプリンターなんか、もう買わない。昔のモノクロレーザーは半壊しても印刷出来たのに・・・。

 ところで、マシンの様子を画像に残してはいるのですが、潰れた物や、復旧して動いているとは言え、こんなのを見ても、少なくともわたくしは楽しくありませんので、本日の映像はありません。マシン停止中に撮り貯めた画像もありますが、まだ整理していませんので、また後で。


★★2022年06月28日(火)庭から梅雨入り前の便り

 当地には梅雨が無いと言うことになっていますが、南から梅雨前線がそのまま上がってくれば、梅雨という以外、どうしろっていうんだっ。
 いや、この程度で、プッツンしているわけではありません。何事もノリってもんです。こんなにも明確に前線が北上するのが、まあ、この様な時代なんだという覚悟の愚痴という形で出て来たというわけです。

 さて、例年に比べて、動植物たちの挙動が違うのでは無いかと思うのですが、揺らぎの中の誤差レベルなのか、変化なのかは、本職の方々が嬉々としてデータ収集をしているものと思いますので、そのようなことは、お任せして、我が家の庭からのご報告を続けましょう。
キンロバイ、ギンロバイ


 時期的には例年並みとは言え、それほど刈り込んだり、肥料をケチったりした覚えはありませんが、花で葉が見えなくなるような様子には、残念ながら、ならなくて、少し寂しげです。時期的には一日二日レベルの遅れという程度で、例年の差の範疇です。

ニシキウツギ

 こちらも例年と同じ程度ですが、やはり花数は、やや減、まあ、大方例年通りと言って良いか。

ツツジ君の仲間

 本州以南であれば、ツツジは4月に咲き、サツキは5~6月に咲くことから、区別されていますが、分類ではサツキがツツジの仲間に入ります。シャクナゲだってツツジ科ツツジ属に入るくらいで、一応、亜属で分類しています。まあ、その様な事情で、区別したい方は区別し、面倒な方は一緒くたでも構わないでしょう。ただ、このツヅジの一株は、図鑑を見ても出て来ません。園芸品種の好月というものが、多種多彩な模様の花を付ける面白いもので、その中の1つの花が、これにそっくりです。但し、手持ちの資料の範囲です。
 ただ、こちらの株からはこの花しか出て来ません。こちらの株は、この花しか付けませんので、好月では無いはずです。しかし、じゃあ何だというと、判りませんとしか、言いようが、ありません。もしかすると好月を作る際の合わせ技の1つに使ったかも知れませんが、単なる想像です。

オダマキ

 その昔、庭には赤いオダマキが1本、有ったのですが、出て来なくなってから久しくなります。それ以来、白、水色、青、紺の4つしか無いと思っていたら、いつの間にか、赤紫君が出て来る様になっていました。枝もその色で、やはり少し変わり種のウチかと。

動物達

バッタ君

 バッタ君なのですが、 体がピンク色です。初めて見ました。○○ライダーにピンクは……。

エゾシロチョウ

 藤棚を中心として、十数羽のエゾシロチョウが舞っています。風が強い時でも、吹き飛ばされて居なくなってしまうのでは無く、風の間を縫って原位置に戻ってくるようです。頑張って次世代を仕込んでいるのですが、オスもメスも、かなりお疲れの様で、動きが敏捷では無く、羽根が透けて見えるくらい鱗粉が剥がれてしまっています。

名称不明の抜け殻

 フジの幹に張り付いていて、何かの幼虫かなと、思っていました。嫁様に言うと、良く見てこいと言われて、再び現地へ。
 中身は既に羽化(多分)した後か、カラでした。付いている模様が、大型ハチの類のようにも見えたので、ビクビクしましたが、奴らは巣の中で成長します。結局、何のカラか判らないままです。長さ4㎝位で太さは8mm程度。凶悪な奴で無いことを祈っています。

 今日は昼から雨が時折強く降り、予報通りの前線による悪天候です。梅雨入りでしょうか。