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★★2022年02月24日(木)積もる雪
当地は北海道の中での話としては豪雪地帯には分類されて居らず、どちらかと言えば少ない方とされる地域です。航空自衛隊が行政庁のある札幌近くでは無く、当地に駐屯地と飛行場を作った理由の一つとして、上げられています。
とは言っても、気象条件というものは条件次第のものですので、今回のように台風並の低気圧で急激に発達する等の条件があると、さすがに北海道、ズドンと降ってくれます。
先週を含め、かなりの降雪となっていて、家の北側も南側も、屋根から滑り落ちた雪が積もって、窓からは道路向かいや裏の家が見えない状態になっています。
市内の防災無線では、積雪による排気管の埋没を警告する放送が行われました。その位の事態となっています。確かに、今まで経験したことのない降雪です。
また、積雪(高さor深さ)と言うデータは、比較対象としては、かなり曖昧なもので、放っておくと自重で締まって低くなります。80㎝が6時間で60㎝に締まっても別段不思議ではないことです。最終的には溶かして雨量として比べる方法もありますが。雪として固体の姿を持っていますので、単純ではありません。まあ、それはそれで。
当家でも屋根からの落雪で、北側にある暖房用温水ボイラーの排気筒に雪が迫ってきていました。
嫁様が埋没の恐れがあると見て、排気管回りの雪を窓からシャベルを出して掘り下げました。地面からはかなり高いところにあるのですが、屋根からの雪が半端なく溜まってきていたのです。溜まった雪で、窓から向かいの家が見えない・・・。南側でも屋根から落ちる雪が積もって、屋根に届きかねない高さとなっている処があります。しかし、まだ、家が埋まるまではいっていません。ですが、これ以上の降雪で排気筒に雪が迫れば、暖房用温水ボイラーを止めることも視野に入ってきます。
そうなった場合でも、当家では屋根に煙突がありますので、灯油ストーブの火を大きくするだけで済むのですが、そうはいかない家が増えています。もともと煙突を持っていたとしても、建て直す時に、煙突を付けないで壁の給排気管で済ましてしまうのです。その方が、格段に安いからです。結果、暖房装置は壁の穴だけに頼るのですから、考えもしなかった豪雪と言う事態に対応出来ないのは当たり前です。
近所の家で屋根からの雪が地上に積もった雪と合わさって、屋根からの雪で家が全部埋まっているかのようなところがあります。こうなると壁面に吸排気筒を付けている場合、寝てる間に、あの世行きということもあり得る事態です。特に新しい家では、設備費用が高騰するので、屋根に煙突を付けているという家が無くなっていて、壁での吸排気筒で済ましています。
当家では灯油ストーブからの煙突が屋根にあって、温水暖房ボイラーを止めても、灯油ストーブの火を大きくすれば良いだけですので、一酸化炭素中毒の心配はありません。二系統あるのは適材適所でもあるし、保険でもあります。
北側
南側
当家では、排雪場所として敷地入口から真っ直ぐ南方向へ庭の敷石に近いスロープ上の道を付けるようにしています。雪で上り勾配を付け、背丈のある木を避けて、スノーダンプを使って積み上げていく方法です。
段々と高くしていくので、溜まってくると大変になるのですが、堆積させる量は高さの二乗チョットくらいの関係になる為、それほど高さを上げる必要はありませんでした。しかし、今年の高さは、2メートルに達し、その長さが奥へ少し伸びています。
下の画像は、一番上からの北向きの俯瞰です。次がスロープの一番下(敷地入口)から南方向へと見上げるもの。雪は通路に沿って積み上げていますが、この積もり方も半端ではありません。こんなに積もっているのは当地に来てから初めてです。
スロープ上から
スロープ下から