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   ★★2021年09月05日(日) 台(物置台&踏み台&足置き台)
   ★★2021年09月26日(日) トンボ君、きのこ君、メギの実、紅葉前線


★★2021年09月05日(日) 台(物置台&踏み台&足置き台)



 机の椅子の後ろ側、本棚の前にカメラなどの一時置き場があります。(画像は別所に移動して撮っています)
 トップがフェルト張りのオレンジ色、高さは50㎝あり、設置位置は常態化しているとの指摘が出そうです。
 一時置き用の台の下は、もう一つの小さな踏み台の収納場所として機能しています。こちらの踏み台は、高さが30㎝ちょっとの小さなもので、ちょこっと座ったり、或いは少し高いところへ手を届かせるのにも便利しています。このようなもので上にクッションが付いたものは、オットマンとかフットスツールと言うような名前が付いていたと思います。
 何時も使っている椅子に付属する足置きもあるのですが、それは上に乗って何かするようには作られていません。クッションが効いていますし、底面が狭くて上に乗るのは危険です。そして、その付属足置き、高さ調節が無くて、わたくしには低いんです。正直なところ邪魔な代物だったりします。
 それはともかく、この高さ30㎝の踏み台は、足置きとしては低すぎて役に立ちません。しかし、上に乗って使う=背を伸ばす道具としては30㎝というのでも馬鹿には出来ません。手が届くのと届かないのでは雲泥の差です。勿論、それ以上が欲しいこともありますし、座るにしては低めで、どうしようかと考えていたのです。

 そこで、あらためて部屋の中の高所に置かれた物品に無理なくアクセスする為の踏み台の高さを試して見ると、40㎝でほぼ十分ということが判りました。高さを50㎝にすると、物品操作の余裕がもっと出ますが、上り下りの際のヨッコラショに余裕が無くなります。この高さを一息に上がるには、膝が少々辛いので、中間にもう一段欲しくなります。疲れていてヨロヨロしていたら、危険かと。
 40㎝の高さで足台としてはどうかというと、クッションを置くと45㎝程度になり、丁度良い感じになりました。これで、基本の高さの目安が決まりました。

 大きい方の中に小さい方を入れると、かなり余裕があります。そこで、中間に入れる形と大きさを図面にして検討しました。少し余裕を見ながら、決めていくと、小さな足台の横幅方向を2㎝切り詰めることと、大きな足台の高さを3㎝ほど高くすること、中間の足台の補強材を縦で無く横に入れることで、使う部材が1×4でなく2×4を使って、やっつけ仕事が出来るようになりました。また、計画には、小さい奴の座面に空いた隙間、手軽に持てるように空けていた部分に、取り外し可能なフタをつけて隙間をふさぐことにしました。
 後は、正確にカットして、正確に木ねじをガッチリと入れればすぐ出来ます。

 他の作業中に、ちょっと腰を下ろして一息とか、座布団を置いて足台・・・、当初の目的を完遂しました。


★★2021年09月26日(日) トンボ君、キノコ君、メギの実、紅葉前線

トンボ君

 トンボ君達が次々と現れ、飛び去って行きます。中には、かなりお疲れの方がいらっしゃいまして、近くに寄っても、ピクリとも動きません。お邪魔するのは少しにしますので、どうぞお休みください。

キノコ君

 きのこ君達も、探せばあるレベルで、成長しています。左の奴は、かじられたかに見えるのですが、歯の跡のような形はありませんので、どうしたのでしょうか?
 右のキノコの直径は4㎝近くあって、5メートルほど離れたところからでも、存在が判ります。

メギの実
メギの実
 南東側の開けた場所に、一本だけ生えてきた株で、あまり良く見ないで、ベニシタンと思い込んでいました。ちゃんと見れば葉の形も違うし、トゲがあったりしますから、すぐ気付くはずです。しかし、思い込みというのは、なかなか改善出来ないモノで・・・。
 それに気付いたのは、形態が明らかにベニシタンと違ってきたからです。幹は真っ直ぐ上に向いて伸びてきました。ベニシタンは横に広がります。それに気付いて良く見れば、葉の形は違うし、トゲが鋭く付いていました。不用意に掴んだら痛い目を見たことでしょう。刺さりそうな堅くて鋭いトゲです。で、ちゃんと見れば実の付き方だって違います。図鑑を括ると、メギ科メギが出て来ました。牧野に寄れば、本州関東以西、四国九州に分布するとなっています。本来、この地で自生するもので無く、持ち込まれたもののはずですが、出て来たのは十年前位でしょうか。ですから、もしかすると野鳥、それも渡りをするような類が種を落としていったのかも知れません。可能性は低いとは思いますが。とにかく、今は毎年、枝を伸ばして伸びているというのが事実です。確かに成長は遅くて、なかなか大きくなりません。それでもやっと70㎝程度になってきたところです。高くなっても2メートル程度にしかならないようで、セイタカアワダチソウのような高さのある草本類に負けそうです。
 トゲがあることから、生け垣に使うと、防犯性が高くなると言う話がありますが、その手の玄人さんへの効果はあるんでしょうかねぇ。家主の方が引っかかったりして・・・。
 効能として、幹を煎じて洗眼薬として使うとか。取りあえず、ぶっこ抜くのは止めておきましょう。

ベニシタンの実
 間違われ元のベニシタンは、並べてみれば間違えることはありません。ところが、牧野の図鑑の方には記載が無く、園芸品種の方には乗っています。これからすると輸入品種なのかも知れません。石垣を被う目的には良いものなのかも知れません。

アマドコロの実
 こちらは青色の実が付きます。地下茎から一本ずつ茎を伸ばして、しだれるように葉を付け、花を付け、実を付けます。牧野に寄れば、日本全国、朝鮮半島中国に分布しているそうです。

紅葉前線
紅葉前線
 我が家では、今頃から紅葉の季節に入ります。メインのモミジはかなり色が変わってきているものが一部ありますが、裏側の変色が未だです。紅葉の季節の盛りは、もう少し後になるのですが、毎年そのトップを走るのが、このヤマウルシです。ウルシと言えば、触っただけでかぶれて、酷い目にあうとされていることから忌避する方がほとんどです。実のところは、それほど強力なものでは無く、樹液に触れなければ通常は大丈夫とされています。ですから、葉を触っただけでかぶれると言う場合は、心因性を含め、かなり強力なアレルギー体質と考えられますから、外を歩くのは難しいレベルでは無いかと。
 中には見た目が同じ様子でありながらウルシ科ではなく、ニガキ科で、かぶれ成分を持っていないニワウルシ(シンジュ、神樹)というものがあります。葉がウルシの仲間より大きいとのことで、同じような奇数羽状複葉の葉並びなので、勘違いをする方も多いと思います。また、ニワウルシの紅葉は、それほど派手では無いので、鮮やかに紅葉していたら少々注意です。綺麗なものには毒がある。

ヤマウルシの葉柄
 ヤマウルシとニワウルシの違いの注目すべきポイントは、葉柄、葉を付けている枝の部分の色です。赤色になっていれば間違いなくヤマウルシでしょう。緑色のままの個体もあるようですので参考までに。
 また、ニワウルシには、羽状複葉の根元近くの葉で、付け根近くに突起状の鋸歯があることが特徴となっています。これがあればウルシの類では無く、神樹です。
 ただし、何れの樹木でも、かぶれ症状が出ることがあります。特に原因が心因性の場合もありますから、心当たりの方は。お気を付けください。
 余談ながら、遊歩道等以外で林や森を突っ切る際に気をつけたいのはツタウルシです。邪魔となる灌木を引きちぎって移動するわけですから、樹液に触れる可能性が出ます。ツタウルシは、その名の通り他の樹に巻き付いて成長します。その葉は奇数羽状複葉では無く、三出複葉と言う奇数複葉の先端三枚の葉だけがある状態です。つまり、ウルシ類は奇数羽状複葉だけと考え、安全だと思ってツタウルシを引きちぎると、大失敗となります。お気を付けて。