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   ★★2021年07月01日(木)ホタルブクロ、エゾシロチョウ、ケブカスズメバチ
   ★★2021年07月03日(土)カルミア
   ★★2021年07月06日(火)ユリ
   ★★2021年07月13日(火)本棚拡張、ホタルブクロ
   ★★2021年07月16日(金)ニワフジ、白のホタルブクロ、月齢6.4
   ★★2021年07月17日(土)月齢7.4
   ★★2021年07月18日(日)月齢8.4
   ★★2021年07月19日(月)月齢9.4
   ★★2021年07月20日(火)月齢10.4
   ★★2021年07月22日(木)水滴、白のホタルブクロ、エゾカワラナデシコ
   ★★2021年07月31日(土)ヒヨドリバナ


★★2021年07月01日(木)ホタルブクロ、エゾシロチョウ、ケブカスズメバチ

ホタルブクロ
つぼみ

ちょっと成長

開花
 大まか、例年よりかなり早めでは無いかと思われます。最初のホタルブクロが開花しました。張りが足りないように見えますが、開花直後ですし、こんなものでしょう。ホタルブクロを見ると、夏が来たという気分になります。
 芽の出方からすると、今年は生育範囲、個体数共に広がって居るようです。ただ、残念なことに、唯一、白い花の個体が出る場所だったところには蘚苔類が被い茂っていて、出そうもありません。残念です。

 また、この花については、いつの間にか勘違いしていて、基本、種で増えるところのものであるのを、土中に残った根から出るものと思い込んでいました。そこで、昨年、花が落ちて枯れた茎をそのまま集めて処分していたのを、先端に入っている種をまき散らしてから処分しました。結果は明らかです。ボコボコ出ています。ホタルブクロの群落が出来そうです。


エゾシロチョウ

 蝦夷白蝶です。国内では北海道のみの生息とされています。モンシロチョウより一回り大きく、飛び方も羽根を開いて風に乗ることが多く、微風のなかでは悠々と舞います。
 ところで、蝶の数え方は「頭」を使うのが正しいとされています。英語圏での、動物全般を頭数(あたまかず)で数えることからの流れと考えられます。論文等での用法といえます。勿論、昆虫を数えるときの「匹」も決して間違いの方法とは言えません。クイズ番組で間違いだと指摘したような話があるらしいですが、「正しい」ものが一つしか無いという思い込みがあるのでしょう。むしろ通常の表現として「匹」の方が良い呼び方と言えます。また、飛ぶ生き物として「羽」という呼び方があります。これを間違いだと大騒ぎする人物がたまに居るようですが、雅(みやび)な呼び方を否定する狭量な態度では無いかと思う次第。


 蝶は動きが速く、飛んでいる最中を撮影するのは至難と考えられます。しかし、止まっているところに、そっと近づくことは可能ですので、隠形の術を用いて忍び寄ることになります。それでも叶わない場合は、長望遠レンズを使うか、超多画素のカメラを使う等の設備投資と言う事になります。まあ、これ以上の出費は本当の「投資」になってしまいますので、隠れ身の術を習得するしかありません。
 まあ、それはともかく、対象が警戒を緩めている時があります。蜜を吸っていたり、子孫を残そうと努力している現場を乱すのは心苦しいのですが、止まっていますし、通常よりは警戒が緩いことが多いので、チャンスです。
 モンシロチョウは年に3~4回の発生があるそうですが、エゾシロチョウは6~7月の年1回がチャンスということになります。来年も御子息、御令嬢のお姿を見せてください。


ケブカスズメバチ

 先ず、羽音が違います。プーンやブンでは無く、もっと低音の響きを感じるブォーンという、さすがに地響きはしませんが、警戒警報が頭の中に響きます。
 ただし、これが寄ってきたからといって、慌てて手を振り回したりするのは悪手です。振り回した手がたまたま上手くヒットして無力化出来れば、それはそれでヨシ、なのですが、大抵はダメージが大して無く、攻撃フラグが立ってしまって襲撃されます。そうなったら、やられる前にやれ、という手しか残りません。
 最低限、おとなしくジッと待つ。離れていくのを待っているしかありません。そして、早急に巣が無いか、少なくとも自宅に無いことを確認すべきでしょう。
 そして、可能であれば、スズメバチの行方にも注視です。身の安全を計ることも大切ですので脱出するのも手としてはアリですが、場所は自宅です。蜂は集めたものが充分になれば、巣に帰るでしょう。もしかすると巣の方向が判るかも知れません。過去に巣を見つけたこともありますし、放棄された作りかけの巣があったこともあります。ここは冷静に、可能であれば追跡です。

 ……来た方向から、そのままに真っ直ぐに隣家へと飛び去って行きました。巡回ルート?。巣、発見は、幸い? 出来ませんでした。


★★2021年07月03日(土)カルミア

カルミア
 我が家にはカルミアが2本あります。それぞれ玄関先と、庭の南東中央にあります。区別するために、それぞれを玄関と庭と呼びましょう。先ずは庭側から。

庭のカルミア
 庭にある方のカルミアは、初めて見たときは高さが45㎝ほどでしたが、現在は70cm程になっています。こちらの特徴は、上側と下側で花の色が違うことです。上側が赤、下側が白です。異株を合わせてこのような形を作ることが可能であるとは思いますが、寡聞にしてこのような形のものを見たことがありません。







玄関のカルミア

 もう一本のカルミアは玄関先にあります。
 こちらは、背丈は2メートル近くあり、大きく枝を広げていました。しかし、枝は堅く、冬囲いの為に縛り上げると折れてしまいそうです。打つ手も少なく、次々と折れていく枝をどうしようも無く見ているだけしか出来ませんでした。花の付け方も少なくて、実際のところ枯れかけていたのでしょう。5~6本、大きく分かれて出ていた枝が次々に折れて、遂に2本しか無くなったところで、折れそうなところを縛って最後の2本の枝を補強し、冬の雪で被害を受けないようにしました。枯れても仕方ないけれど、何もしないのでは悔いが残ると言ったところでしょうか。そして肥料を入れたりしてはいたのですが、改善は見られませんでした。

 転機は2017年であったかもしれません。残った枝の片方は、大きめの分岐があって、その片方に付いた葉が、いきなり枯れ落ちたのです。これでもしかすると終わりかと思いました。そして、次の年、2018年春に、根元近くから葉を出していることが嫁様から報告されました。証拠となる画像も芝桜の撮影で撮った中から見つかっています。その新芽?は、2019年、2020年と大きくなり、2020年には上側の葉の量を超えるほどの成長具合です。
 そして、今年2021年、遂に花を付けました。勿論、その量は、上側の1.5倍と見積もられるほどの成長ぶりです。
 ここで、手を抜いたらいきなりの全滅になるかも知れません。細かく施肥をしながら応援するしかありません。



上側

下側


★★2021年07月06日(火)ユリ

ユリ

 ユリの花と言えば、大輪で、種類が多く、かなりの愛好者と信奉者をもつ一大品種と言って良いでしょう。じつに目立つ花だと言えます。分類という観点からではユリ科という学術的分類がありますが、そこそこ曖昧な基準であったようで、当初はスズラン、アスパラガスやネギの類までユリ科になっていました。その辺りで、専門家の間で色々な意見が交わされて、分類を見直している最中のようです。まあ、分類した方々やその弟子達が異論を出さなくなったり、主義主張を含んだ議論を収れんさせるまでの時間がかかるものですから、ホイホイと変わってはいかないものです。その辺は、研究職の方々に任せておきましょう。

 そのような些事より、この花が大きくて目を引き、匂いも良く、色も沢山開発されているということの方が大切なことです。持ちもそこそこ良く、色々な種類もあって楽しめるというのがユリのポイントではないでしょうか。大方、横向きで花を開きます。飾るのに良い性質です。
 何でもスターゲイザーという商品名が付けられたユリがあるそうなのですが、このユリは上を向いて花を付けるそうで、星を眺めている姿と受け止めたことからの命名でしょうか。飾ったときに、上から覗き込まないと、花が良く見えないのはイマイチかと。

 今回、飾られたユリは、少し紫のかかった濃いピンクで、花の中心は黄色です。何やら豪華な感じです。花の色からすると、花粉の濃い赤色は目立ちません。白い花の場合は、花粉を拭き取ってしまうと、じつに寂しい感じの花になってしまうと思うのですが、こちらは、あまり見映えが変わらないのではないかと。
 また、多数のつぼみが在り、それぞれが次第に生長して花を開きます。次々と花が開いていくのも楽しいものです。


★★2021年07月13日(火)本棚拡張、ホタルブクロ

本棚拡張
 本の格納場所が完璧に逼迫して、積み重ねている状態のものが出て来ました。これは、許せない状態です。何とかしないとイケナイのですが、問題は、もう本箱を置く余裕が無いということです。
 既に本箱、箱と言うよりは扉も無く枠と棚しかない最低限の安物、幅90㎝弱、高さ180㎝弱、上下6段の大きなカラーボックス?ですが、それが十以上あって、ギッシリと並び、ほぼ本が入っています。
 そして、昨年から、とある種類の本が急増して、空きスペースを駆逐してしまいました。この勢いは弱まったものの未だに増えていて、横に積まれているものがあります。そこで、その場しのぎではありますが、空き箱置きとなっている1つの本棚の上に、一段の本棚を用意することにしました。取りあえず使用頻度の低い辞書を移動して空きを作ろうという姑息な手段です。本格的な取捨選択を先延ばしにするという手ですが、漫画の収納に困って本箱二つを新しくしたという手の劣化版とも言えます。
 材料はコンクリートパネルで、他の同様の材料より一段堅くて強度があります。厚さは12ミリですが、普通のパネルなら18ミリ厚のものよりも丈夫に感じます。ただ、残念なことに幅が80㎝しかありません。幅が90㎝あると思って切り出す計画をしていたのですが、墨付けの際に足りないことにやっと気付いて、一からやり直しとなりました。そんなパネルですが、オレンジの塗膜の部分はコンクリートが接着しないので、これで枠を作って、コンクリートを流し込み、固まってから外すとツルツルの表面になっているという優れ物です。そして、この塗膜は、かなり丈夫でツルツルです。これを内側にして本箱にしようという計画です。
 普通、外側を美しくしておいて、中の手を抜くのでしょうが、中には大事な本が入りますし、外はほとんど見えない場所ですのでどうしても見目が悪いとなったら、紙でも貼ってしまうことにしましょう。

本棚拡張

 先ずは正確に寸法を取り、更に正確にカットし、正確に組み立てるという技が試されます。電ノコも久しぶりの登場です。この電ノコ、御祖父さんの持ち物で、半世紀以上の寿命を持っています。刃を取り替えただけで未だ充分に使えるという代物です。多分、回転数は下がっているのでしょうが、特段、困った事はありません。
 固定するのに小さな釘を使いました。材料が堅いので木ねじにする必要はありませんでした。安物のカラーボックスでは大きめの木ねじで、力一杯締めるとバカになってしまうと言うのが安物の印です。接着剤で熱帯林材を固めたものですから仕方ありません。ところが、こちらは細い釘なのになかなか入りませんし、材料が持ち上がって割れるということもありません。安心してぶち込めます。さすが、コンクリート用の成型パネルです。
 無事仕上がって、辞書を移動し、溢れていた本達が収納されました。
 一応気にしていた外見ですが、横のパネルが見えるだけで近くの本棚の色と同じという事もあって、全く気になりませんでした。

ホタルブクロ
ホタルブクロ

 長い雨が止んで表に出ると、庭の一角にホタルブクロの一大群落が存在していました。
 富士山と呼んでいる大きな置き石の裏側に、昨年はそれほどの繁茂では無かった場所なのですが、数十本のホタルブクロが咲き誇っています。
 この他にも群落を作る場所がありますが、ここまで数が増えたのは初めてです。昨年に撒かれた種が残らず芽を出したのでしょうか。


★★2021年07月16日(金)ニワフジ、白のホタルブクロ、月齢6.4

ニワフジ
ニワフジ
 陽当たりの特に悪い石油タンクの脇下に割り当てられて、それでもしっかりと育つのはニワフジです。この時期に花を付けます。年によって花の付け方の多い少ないはありますが、今年は少なめです。
 花は蝶形に分類されますが、紫の入ったピンク色で、花弁は1枚、雌しべの後背を包むように存在しています。花序は総状で、対生に見えます。牧野を見ますと本州近畿から九州の山地や川岸に分布し、木本状の多年草と書かれていますので、樹木では無く草です。

★注記 アップした直後にヤマハギと表記していましたが、昔の資料を一部マイナーなものを訂正し忘れていました。というのは、2019年7月に、この間違いに気付いて訂正を入れています。勿論、資料も更新していたのですが、作っていた図版を訂正していませんでした。ヤマハギは秋の七草の一つで、落葉低木です。花だけを遠くから撮った画像は一見、似ているように見えますが、同じマメ科とはいえ違います。そして、何故一昨年のという部分ですが、何と、去年は撮影していなかったのです。それで、図版を見ていないことから訂正していなかったことに気が付かなかったのです。という後日談でした。

白のホタルブクロ
白のホタルブクロ
 昨年、花が見られなかったので、今年に見られなかったら絶滅かもと危惧していたのですが、一株、花を付けていました。幸いなことです。この周りの雑草に対しては少々、整理をすることにしましょう。

月齢6.4
月齢6.4
 グズついていた天候が段々と回復して、梅雨様の感じが夏へと移行しているように思います。元々、当地には梅雨というものが無いはずなのですが、この何年かは、その様な天候の影響が出ていると感じられるときがあるように思います。
 何しろ、久しぶりに陽が出ていて、しめしめ、今日は久しぶりにドームに入って……などと、一人でグフグフしていると、いつの間にか夜になる前に空は厚い雲に被われているというのがパターンになっていました。ところが今日は、夕刻になっても月が見えます。
 カメラセットの入ったカゴを持ってドームに上がりました。月を撮るくらいでしたら超速です。あら、ドームに行ったんじゃなかったの?、と言われるくらいの特急帰宅?です。
 まあ、更に空きがあれば、地名を入れたりの楽しい作業に邁進するのですが、このところ他の作業が目一杯入っていて・・・。


★★2021年07月17日(土)月齢7.4

月齢7.4
月齢7.4
 さてさて、昨日に引き続いて、多少雲が出ることもありましたが、快晴に近い状態で、ぐんぐん気温が上がり、遂に今季初、30℃を越える気温となりました。いきなりの32.5℃です。勿論これは気象学的な観測では無く、わたくしの机の脇にあるパソコンの傍に垂らした感熱素子の値です。さすがに暑いのですが、湿度も低いために、汗だらけ、熱中症で倒れているという事態にはなっていません。
 昨日と同じくらいの時刻の撮影ですが、高度はそれほど高くなく、条件はイマイチですが、撮ることは撮れます。ただし、気流の動きが止まること無く、シンチレーションで揺れています。そりゃあ、軌道にあげた望遠鏡には敵いませんわねえ。
 その点は生活のかかった業務では無く趣味の世界という事になるので、これで予定収入のうち、これだけ入らなくなった。御飯食い上げ(おまんまくいあげ、と読みます)、と言う事態にはならないと言う気安さがあります。

 さて、半月です。半月と言えば、太陽と約90度の角度であって、緊張、不和、対立の角度です。つまり、太陽は○○、月は△△であり、○と△の緊張、不和、対立です。○と△にはそれぞれの星が影響をもたらすとされるものどもを入れます。但し、180度の厳しい対立の構図では無く、何となく違うと言うくらいのヤツから、何が気に入らないのか判らないが、とにかく、ほっといたら、ぶつかるので離れておこうという程度のモノでしょうか。これだけであれば、どうしようも無くなるという事は、まず無いような座相です。
 ところがです。ここに他の星が絡んでくると、色々と難しい問題が出て来ます。二人だけの問題なら、二人で解決すれば良いのですが、第三者が出て来ると、途端に難しくなったりするのがこれに当たります。その第三者の候補として冥王星があります。
 今日17日の午後7時過ぎに太陽は蟹の25度、月は天秤の25度、冥王星は山羊の25度で、いわゆるTスクエアとなります。先ほどの論点と、運行の速さから言えば、太陽と冥王星が対立しているところに、月がやって来て火種を加えるということになります。月は時刻レベルでサッサと移動してしまいますが、太陽と冥王星は少なくとも日にちレベルでオポジションです。つまり、月がトリガーを引いたら、太陽と冥王星の抗争と言う事になります。
 午後7時頃の出来事で、トラブルとなったものは、解決が難しいか、時間がかかるか・・・。そんなところでしょうか。


★★2021年07月18日(日)月齢8.4

月齢8.4
月齢8.4
 夕刻(といっても夏の夕刻ですから・・・)の月を撮りだして3日、梅雨様の天候が明けたのは嬉しい限りですが、気温が一気に真夏です。今日も最高気温が32℃を越えました。といっても、湿度は低いので、日陰で引っ繰り返っていると、体温を奪われてしまうので、風邪をひくことになるでしょう。
 こんな気温では、居ても立っても居られないと言う事になるはずですが、湿度が低いので、下手をすると冷えのぼせする可能性があります。クーラーなんか付けたら寒くてセーターを出して来る事態になりかねません。
 さて、月ですが、順調に満月を目指して日々、明るくなっていきます。半月を過ぎた辺りから目立って明るくなり、満月では眩しいほどの明るさとなります。月のクレーターは、斜めから差し込む日の光で、影が出来るからこそ目立ちますが、満月になったら、クレーターはほとんど目立たなくなります。ですから、満月を除いた他の期間が月のクレーターの観察時期になります。毎日様子が変わっていくのは、天体現象としては珍しいものですから、追っかけたくなります。


★★2021年07月19日(月)月齢9.4

月齢9.4
月齢9.4
 本日も厳しい真夏日となっています。このような天候の場合、天体ドームの中は、締め切りですので。内部の温度がうなぎ登りに上がってしまいます。それを防ぐ為には、ほんの僅か、ドームのスリットを開けておくという手が使えます。5ミリとか1㎝位の隙間を作っておきます。すると熱い空気は上に逃げて温度が下がります。突然雨が降ってきたとしても、カバーしている外装がありますから、余程の集中豪雨でも無ければ、内部に降り込むことはありません。これが締め切ってしまうと、50℃超えの可能性も出て来ます。外装をアルミにしていますので、鉄に塗装よりは反射しますから、そこまで上がったことはありません。

 さて、月ですが、半月を過ぎて、横幅が増えてきました。縦横3対2の比率で撮ると、もう少しで幅が足らなくなります。小さく撮るか、横構図にするかですので、横長構図にしました。


★★2021年07月20日(火)月齢10.4

月齢10.4
月齢10.4

 毎日毎日、気温が上がって夏が来た! さあ、夏休みだっ というのは児童生徒さん達の特権です。でも、例の感染症で、自転車で日本縦断なんて冒険も難しいでしょうし、いろいろと大変ですね。
 そんな中で、気象方面でも今までのセオリーなんか、関係が無いっとばかりの事が沢山出ている様です。何でも台風6号は沖縄付近から台湾方向、つまり西向きに動いているとか・・・。転向点て何さっという世界ですね。
 日本海にほとんど停滞した高気圧!がある為に、当地では30℃越の日が続いています。明日辺りから下り坂という予報ですので、月齢11.4は難しいと見た方が良いでしょう。


★★2021年07月22日(木)水滴、白のホタルブクロ、エゾカワラナデシコ

水滴
水滴
 朝、久しぶりの曇天となった庭を歩くと、水滴を被った葉や花が目に付きました。雨音はしませんでしたし、屋根から結露で落ちた水の跡はありましたが、雨粒が降ったような様子はありません。多分、海からの高湿度の空気が、陸上のそこそこの高度のところ、つまり当地に上がって、温度が下がり、雲の中のような状態で通過していったのでしょう。つまり、湿度は100パーを超えることが出来ませんから、液体の水を作ります。しかし、水滴の落下する速度は質量との逆関数ですので、粒径の極めて小さい水滴は、ほとんど浮いている状態です。これが雲や霧の正体です。そして、葉に当たってまとまれば、再び風に乗ることが出来ずに「結露する」ということになるわけです。

白のホタルブクロ
白のホタルブクロ
 ホタルブクロは、花芽が順に並んで咲きますので、一番目が萎んでも次々と花を付けます。来年もよろしく。

エゾカワラナデシコ
エゾカワラナデシコ
 最初の一輪は18日に咲きましたが、なかなか後が続かないで居ました。この2~3日の間に、一斉に花を付けています。
 秋の七草の一つで、なかなかの薬功があるようです。ただし、素人考えで、取ってきてお浸しにと言うのは、お勧め出来ないどころが、危険でもあるでしょう。山菜採りの大好きな方々でも、タマに間違えての事件が報道されることがあります。まあ、エゾカワラナデシコを見間違う方は居ないと思いますが、薬功という言葉に騙されると危険です。というのは、薬として効くと言うことは、その中の成分に体が反応するということで、何か役に立つ方向だから薬功と呼んでいるのであって、もしそれが、反対の方向へ働いたらどうなるかを考えれば、すぐ判ることです。いわゆる用法用量を違えると、毒としての作用が出ると言うことでもあります。薬功があるからと言うのは、手を返せば毒だよと言っているのと同じなのですから、素人さんが手を出してはいけない分野なのです。まして、過去に何々に使われていた、というのが判って居る場合は、止めとけ、というのが当たり前の事です。


★★2021年07月31日(土)ヒヨドリバナ

ヒヨドリバナ
 もの凄い勢いで伸びているノダフジの下に、少し背丈、高さ1メートルくらいでしょうか、葉も対生で、そこそこ大きくなっています。そのような草の頭に小さな白い花が沢山出現していました。たまに見かけてはいましたが、野草・雑草の類ですから、抜いてしまうか放置の扱いです。見た目、害の無さそうな雑草のようです。
 写真を撮ってから、母家に戻り、花の本を検索します。特徴がありますから、すぐ名前が出て来ました。ヒヨドリバナです。図鑑には由来や詳しいことは、期待出来ませんので、牧野に頼ります。古い物ですから、分類が変わったりしていますが、こちらを超えるよなものは作られていません。牧野に寄れば、ヒヨドリが鳴く頃に花が咲くことからの命名で、キク科で、葉は対生、特徴的な頭状花序、管状花は白で、時に淡紫色の頭状花を付けるとあります。毒草や毒虫を寄せるものでは無さそうです。