前月 2021年02月 次月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
★★2021年02月01日(月)月齢18.7、ピーナッツ・ギャング
★★2021年02月04日(木)月齢21.6地名
★★2021年02月12日(金)バラ追加、月球儀
★★2021年02月15日(月)雨
★★2021年02月25日(木)お花です、気温上昇
★★2021年02月01日(月)月齢18.7、ピーナッツ・ギャング
月齢18.7
月齢18.7
早朝、恒例のゴミ・ステーションへの遠征を終え、戻ろうとすると、明るくなった空に月が申し訳なさそうに出ています。丁度、ドームには用事がありましたので、カメラを抱えて車庫上へと登りました。
今朝は冷え込んでいます。踏んだ雪の音がキュッという軽い音になっています。これはかなり温度が低くならないと鳴りません。時計の温度表示は例の如くLLLです。-10℃を下回っています。もう、何度になったのかなどと言うのは、どうでも良くなっていますので、陰に放り出してあるアルコール温度計を見るのも面倒です。
この温度だと、ドームに入れているパソコンは起動してくれません。多分、主たる原因はハードディスクだろうと見ています。可動部分がありますので・・・。最初の起動用にヒーターを付けたり、SSDにしてやれば、アッサリ動くと思うのですが、目視出来ないようなモノを導入する場合がほとんど無くて、昨今は使っていないために、追加投資を躊躇っています。
さて、月です。冬の夜は長くなるとは言え、さすがに7時を回っていますので、太陽が出ています。空が明るくなっていて、コントラストが下がっています。これは仕方ありません。また、特に満月の時に目立つコペルニクスを中心とする光条も、まだまだ目立っています。月の明るさは満月の時が一番明るいのですが、これは月の見かけの面積が最も大きいことから当然です。しかし、実際の満月の明るさは、面積以上の明るさになります。これは、太陽によって照らされた月面での反射の様子が、完全な乱反射では無く、結晶性の平面を持つ物質が多いと推定できます。また、砂粒よりもはるかに小さな粘土のような微小な粒子にまでなってしまうと、このようなことにはなりませんので、ある程度の結晶性の粒子が構成要素であると考えられていました。そしてそれはアポロが持ち帰った月の石から、その想像が正しかったことが判りました。何の変哲も無い玄武岩だったわけです。EXPO’70で、月の石を見た方は、地上のものと違いの分からない玄武岩を見て、大変に喜んだようです。まあ、わたくしはそんな物に並びたくなかったので、今は名前が変わってしまっている某国の衛星の展示に走りましたが・・・。
つまり、粘土のような極めて粒子の小さい岩石は反射方向に特異性を持ちませんが、ある程度の大きさの鉱物から出来ている岩石は反射光に特異性が出ます。また、その鉱物は、それ自身で変化する訳で無く、表面に在る岩石が、太陽光が当たるときと陰になったときの温度差等で、長い時間を掛けて風化する可能性があるだけで、変化に乏しいものです。
満月近くになると月面に光条を持つクレーターが目立つようになります。飛び抜けて目立つのは月面南部にあるティコです。ティコ自体の大きさは、ミドル級といっても良いですが、月面としては飛び抜けて大きいというものではありません。このティコから出る満月の際の光条は、月の端に届くくらいの長さとなり、満月の写真の注目点の一つとなります。光条の特徴としては、付近の地形と関わりが少なく、そのまま真っ直ぐ伸びているように見えます。勿論、単純に考えれば、小惑星や矮惑星クラスの巨大隕石が月面に衝突、爆散した物質が、特定方向へ飛び散り、破片が線状にばら撒かれて光条を形成する、と言うシナリオが浮かびます。衝突する速度は、毎秒30kmはあると見て良いのですから、単なる岩石の落下でも、運動エネルギーが熱となって解放され中心では1万や2万度となって爆散するはずです。そして、ばら撒かれた物質が、太陽光によって埃レベルまで分解されるまでの数万年~数億年は光条を維持するという理屈付けもあり得るでしょう。
大気と海水があり、地殻運動の激しい地球では、億年レベルの変化を知ることは難しいことです。月については今の形になってからの変化は大きくは無いと考えられています。
太陽系の成立段階で、天体衝突が激しい勢いで行われ、衝突分解癒着の結果、ある程度の安定状態を作るにいたって現在に至るというシナリオが通説となっています。まあ、それもそうであれば良いなあと言う程度の考え方です。事実は小説より奇なり、と言うのはありがちなことですからね。
ピーナッツ・ギャング
ピーナッツ・ギャングは首班(主犯?)のスヌーピー氏を筆頭として飼い主(下僕?)のチャーリー・ブラウン君とその仲間達が構成員となっている集団の名称です。
その構成員をモチーフとしたパン焼き器です。しかし、パン焼き器と言っても、単なるトースト製作用のものでは無く、ホットサンドを作る為の装置で、ピーナッツ・キャラクターの焼き目が付けられると言うのが眼目です。2枚のスライスされたパンの間に挟む具を用意し、圧力を掛けて加熱し、焼き目を付ける装置で、挟み込む金枠が2種用意されています。1枚目がスヌ氏、その裏面を撮影した2枚目はチャーリー・ブラウン君の妹のサリーちゃんです。1度に2セット焼くことが出来ますので、もう1セットがルーシーとチャーリーとなります。
★★2021年02月04日(木)月齢21.6地名
月齢21.6
月齢21.6
実は今日のお昼もピーナッツ・ギャングだったのですが・・・。残念なことに焼き上がりが薄くてお見せ出来る状態にはなりませんでした。ガーン。
さて、日の出前に外を見ると、一部、雲がありますが、薄く一部です。と言うことで、晴れていて月が出ています。その割には-10℃台前半でしょうか。早速、ドームに上がり下弦の一歩手前の月を撮影しました。
撮影そのものは早く済みます。持ち帰って処理をするのもそれほどの手間ではありません。そこで、ふと思い付いて、月面上の名称をどれだけ付けてアップしていたかを確認すると、思ったより少なくて、これしか・・・、と言う状況なのに気が付きました。さて、誰にやれと言われたわけではありませんが、自分のメモとしても不十分ですし、再開してみました。資料は大まか揃っていますから、後は画像と付き合わせて整理すると言う手順です。
地形は欠け際が強調されて見やすくなるのですが、ものによっては地の色が違っていたり、反射角による特殊効果があったりと、変化があります。何より、月には気体を留め置く引力がありませんので、金星のように地上の様子はレーダーでしか判らないようなことは無く、地球側に雲が無ければよいので、その分は楽か?
余計なことながら、地上から見ると、太陽と月の視直径が似かよっている等の事を含め、何とも色々な勘違いとか、思い込み、強要、様々な愚かな所行沢山あったわけです。天空への理解としても、現代になって、やっと古代エジプトよりマシになったと言える程度では無いかと思うのです。でも、今の詰め込み教育というヤツだと、憶えさせられただけで、実は判っていないという、恐るべき状況が・・・。まあ、政権中枢に未だに性差別発言を平気でする野郎が居るくらいですから、これくらいのことは当たり前なのかも知れません。世の中は、進んだように見えて変わっていないということで。
作業を進めてみると、かなりの地名が記憶の彼方に飛んでいます。まっボケ防止・・・、いや既に・・・、等と考えながら、これがまた意外と時間が過ぎていきます。月面の周辺は、秤動の為に見え方がかなり変わりますが、そこまでウルサいことを言っていると何も出来なくなりますので、取りあえず地名を入れるのを優先にしました。ある程度、まとまったら、整理しようかと思っています。
★★2021年02月12日(金)バラ追加、月球儀
バラ追加
バラ追加
玄関のお迎え切り花が、少々寂しくなってきたようで、嫁様は格安切り花を手に入れてきたみたいです。定番の赤いバラですが、中に違う品種が混ざっていてワンポイント? 格安ですので、じっくり見てはいけません。
追補 赤いバラ6本の意味を調べよ、との指令が某指令所へ届きました。なんやねん。
月球儀
月球儀
月球儀を注文していました。それほど待つことも無く、到着し、いそいそと開封して中身を出します。
直径は30cmですので、意外と大きいですが、大きすぎで邪魔になる程度ではありません。JAXAの月周回衛星「かぐや」が撮った画像を使ったもので、もっと小さくて安いのもありましたが、少し奮発しました。と言っても諭吉様2枚で、お釣りが来ます。これら玉物の老舗である
渡辺教具製作所製です。
月は風情を楽しむために見ていると、それはそれで良いものですが、望遠鏡を使って見ると、一期一会とまでは行きませんが、太陽の角度や、月の秤動(首振り運動)によって地形の見え方がかなり変わります。月齢が同じだから、同じに見えると思っている方がほとんどだと思いますが、向きどころか距離も変わります。肉眼でも望遠鏡で見ても、違いは気付きませんが、撮影した映像を比べてみれば、こんなに違うというのが出て来ます。それに、裏側は見えませんからねぇ・・・。
4枚目の画像に日本地図のシートが写っていますが、これは大きさを比較できるものとして付属しています。これを見て、嫁様が月の大きさを実物として認識出来たようです。月から見た地球の姿も想像できたら良いのですが。(地球は月の3.7倍(概略4倍)の直径を持つ星です)
追補 あんた! これはバレンタイン・プレゼント! ナニ勝手に開けてんのっ!
追補2 チョコは高カロリー食品のため却下だそうです。
雨
雨です。一年で一番寒いはずの2月です。バシャバシャ降っています。これで温度が下がったら、辺り一帯がスケートリンク化して、けが人続出となります。こんな時はひと雪降るまで出かけるのは待ったですが、お仕事の方はそんな事を言っていられません。とは言っても玄関から車庫まで無事に行ければ何とかなりそうですが・・・。
豪雪地帯で、車道に出来たワダチが深くて、交差点で脱出できず、ハンドルを切ったまま前進する軽乗用車を見たことがありますが、あれは諦めるしかありませんね。まあ、それはともかく、雨で全て溶けて流れてくれるわけが無く、溜まって夜に凍りますから、スケートが出来る場所が出現します。スパイク付きの靴で無いと歩けません。特にお年寄りは転んで骨折しやすいですから、外出を控えても良い位でしょう。
お花です
驚異の長持ちを誇る玄関のウェルカム・フラワー達で、よほど環境が良いのか、そのまま素直にドライとなってしまう強者も出るくらいです。しかし、さすがにそうなれるのは、ホンの一部ですから、大抵の場合は、更新されることになります。
今日からの主役は赤と黄のアルストロ何とかとか言うそうです。こちらもドライになるには厳しい感じですが、持ちは期待できそうです。
気温上昇
当地での、旬毎の統計資料、平均最低気温について注目すると1月上旬-23.5℃、中旬-23.2℃、下旬-18.8℃、2月上旬-21.8℃、中旬-12.3℃となっています。2月上旬に寒の戻りがあって、以降、気温上昇していることが判ります。
特に2月中旬以降の積雪量の低下が止まらず、積もった雪がどんどん高さを減らしていきます。
雪氷が日中に融け、場所によっては水たまりを作ります。そこで、気温が下がれば、スケートリンクを形成します。特に20日は最高+7℃、最低-1℃になって、我が家では玄関の階段下が洪水となり、竹箒で排水作業をすることなりました。
未だ、除雪して積み上げた雪山は高めですが、もうすぐ春です。