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   ★★2021年01月02日(土)ご挨拶、切り花、月齢18.2
   ★★2021年01月06日(水)月齢22.2、光軸ズレの疑い
   ★★2021年01月09日(土)月齢25.2
   ★★2021年01月10日(日)光軸修正M41、M42
   ★★2021年01月17日(日)ファミコン ミニ
   ★★2021年01月21日(木)月齢8.2
   ★★2021年01月28日(木)玄関お迎え隊


★★2021年01月02日(土)ご挨拶、切り花、月齢18.2
ご挨拶

ご挨拶
 年頭にあたりご挨拶を申し上げます。
 例年通り、出来ることはやるし、無理はしないというコンセプトですので、一つ今年もよろしくお願いいたします。

 未だに、多くの方々の生活を変える感染症が猛威を振るっています。適切な対処を持って乗り切って頂ければと存じます。
 昨年末にありました木星土星のグレイト・コンジャンクションは約20年に一度の出来事で、時代の雰囲気を変えていくものです。木星は成長を、土星は抑制を示し、その効果対象を切り替えていく変化の時でした。その変わった様子は、
段々と明らかになっていくことでしょう。今まで調子が良かったモノが何故か不振となり、今まで人気の無かったモノがウケていく。栄枯盛衰が明らかになっていく。そんな現象の切れ目と考えて頂ければ、かなり正確な状況判断となるでしょう。また、水瓶座(宝瓶宮)で起こりましたので、風の宮つまり、情報や通信、技術的な分野、そして支配星天王星の突発で革新的な物事の盛衰が顕著になることでしょう。

切り花
 ユリ君をトップにマツと菊、デンファレで、センリョウを散らして飾り付けています。

月齢18.2、光軸ズレの疑い

 積雪は元日から5cm位でしょうか。家の前とドームまでをザッと除けて、一息付くと月が「撮れよホラッ」と出ていました。青空に明るく輝いています。
 今朝はかなり気温が下がったようで、ドームの時計についている温度計がLLLの表示となっていました。-10℃以下はこの表示です。そこでアルコール温度計を見ると-15℃です。もう9時で、これでも上がってきているのですから、もっと下がったのでしょう。この温度になると旧式の蛍光型ランプの付きが悪くなります。撮影している内に、蛍光管内部の温度が上がって普通の発光状態になります。
 温度がこの位下がっていると、母家から持ち込んだカメラを取り付けた場合に、望遠鏡側の補正レンズに霜が付くことがあります。外して待つのが吉ですが、待てない場合はドライヤーで温風を当てるしかありません。今日はドライヤー攻撃でした。
 乾電池は-20℃付近で、かなり能力が下がって使えなくなります。そのときは、暖めてやると復活します。パソコンモニターでも、最初に電源が入れば、何とか使えます。心配なときは昼間に電源を入れておくと言う裏技があります。
 そして、カメラですが、このような温度になるので、現役のカメラは母家に持ち帰っています。メカニカルのカメラでもこの位になると動かないモノが出て来ます。某社のカメラは-40℃の低温で動かなくなり、そのままおシャカになりました。合掌。あっ、勿論国内では無いですよ。デジタルでは、電池の性能が極端に下がりますので、電池だけ暖めてやると動くモノが多いですが、さすがに-40℃クラスはねぇ・・・。

 ちなみにRC鏡では主鏡副鏡にそれぞれフタがあり、結露、結氷の心配はありません。前身のニュートン反射ではどちらにもフタがありませんでしたので、せいぜいウチワで扇ぐだけしか手は無く、苦労しました。さすがに鏡面にドライヤーは・・・。


★★2021年01月06日(水)月齢22.2、光軸ズレの疑い

月齢22.2
 今朝は、もの凄く冷えた気がしました。朝8時少し前に、良く晴れていて月が見えていることに気付いて、ドームへと上がりました。耐寒の為の防寒着をバッチリと着込んでの出動です。冷えるはずです。時計の温度計は当然LLLでしたので、アルコール温度計を見ると、まさかの-20℃です。母家から持ち込んだカメラがたちまち冷えていきます。これは多分間違いなく、接眼部にカメラを付けると、結露もとい結霜? 結氷? するのが予想できましたので、2日と同じようにドライヤーを当てて、少し温めてから取り付けました。ところが、暖めが足りなかったのでしょう。ピントが合わないくらいに霜が付きました。改めてもう一度、ゆっくりと暖めてから、撮り直しました。
 2日より半月直前となり、月は暗くなっていますので、その分露出量が伸びて、青空の色が強く出ました。
 気象庁のデータを見ますと当地では、日最低気温は06:54で-20.6℃、前日比-2.7℃となっていました。この観測地点は近所にありますので、有用です。

光軸ズレの疑い
 前回の撮影と今回の撮影は日の出ている状態で撮りましたので、背景の空が写り込んでいます。コントラストを上げていますので背景の青空の濃さが方向によって違ってきています。これは明らかに光軸がずれている症状だろうと判断しました。一番考えられるのは、赤緯軸クランプの破損で一度下ろしていますから、そのときに光軸がずれたのでは無いかという可能性です。まあ原因はともかく、RC鏡の光軸調整はニュートン鏡のように簡単では無いので、今一度、気温の高いときにやっておかないといけません。課題が一つ出て来ました。


★★2021年01月09日(土)月齢25.2

月齢25.2

 前回(1月6日)より早い時間に目が覚めました。外を見ますと、既に陽は昇っていて天候は回復しています。この間に、遂に除雪車が出動する降雪となりました。と言っても20~30cm位でしょうか。しかし、降雪の原因が、日本海上で急速に発達した低気圧と言うことなので、各地で分厚く降り積もり、再び立ち往生が生じたところがあったとか。さすがに3日閉じ込められてという事態にはならなかったようですが、悩ましいことです。
 また、マスクをしないと白い目を向けられるという状況になっていますが、手作業の除雪でマスクをしていたら、要はマラソン選手がマスクしていたら酸素不足になって倒れるというのと同じことが起こります。結構な運動量です。まあ、ご近所さんと会話しながら除雪をするわけではありませんから、外をやる時間をずらしてやれば良いかと。

 降雪でRC鏡の光軸修正作業が滞っています。疲れてやるとロクな事になりませんし、大型重機が走り回ると、揺れます。まあ、そんなことで、待ったが掛かっているのですが、今日辺り、着込んでやってみようかと。ニュートン鏡と違ってRCでは合わせる方法が違ったりしますので、慎重にやってみようかと。

 巷で話題となっていた木星と土星の会合は夕刻の空に段々と見えなくなってきていますが、コッソリと次の会合イベントがやって来ます。今月の20日頃になりますが、火星と天王星が会合します。21日には半月直後の月がそれに加わります。天王星自体は、肉眼でやっと見えるという明るさで、都会の明かりの中では存在が判りませんが、実は肉眼星なのです。土星と木星という明るい惑星同士の見映えするイベントとはなりませんが、21日には水瓶座宮第一デーグにある太陽、木星、土星に対して、月、火星、天王星がスクエアとなります。主要感受点として、水、金、海、冥の4つが、この関係から独立しています。と言っても水星は水瓶座宮で天王星支配、金星・冥王星は山羊座宮にて土星支配となっていて、本当に独立しているのは魚座宮の海王星のみ、こんな時は事件の引き金を引く奴が出やすい・・・かも。まあ、種を仕込むヤツが居ても不思議はありません。


★★2021年01月10日(日)光軸修正M41、M42

M41

M42

 ニュートン反射の光軸修正は、放物面鏡と平面鏡の組み合わせですので、ツールが1つあれば、順繰りに合わせることで、かなり手早く出来ます。
 ところがRC鏡となると、非球面の2枚の組み合わせですので、少々込み入ってきます。片方を動かすと、もう一方の鏡面位置も変更が必要となるのです。うまくいくときはそれぞれを動かしていって詰めていけば良いはずですが、元に戻ってしまったり、返って外してしまったりということが出て来ます。それらを含めて、じっくりと合わせないとイケナイのですが、ここに予想外の強敵がいます。気温です。着込めば結構な温度でも大丈夫なのですが、工具を使ってネジ回しですので、精々、軍手です。そして、力を入れて金属製の工具でギュッと回します。-15℃位になると、直接暖を取れる懐炉やコタツが欲しくなりますが、そんなことをしていたら何時まで経っても作業は終わりません。
 昨日の昼間に、接眼筒と副鏡の位置調整を行い、夜になって星像を見ながら調整に入りましたが、完了していません。これで治ったら良いなと期待して、接眼筒の向きと副鏡の位置を正しくしたのですが、それだけでは光軸ズレが解消していません。次は副鏡と主鏡の本格的な光軸修正です。少なくとも光学系の芯位置が35mm版の視野内に入ったのは間違いないのですが、これを出来るだけ合わせるのが目標となります。慣れないと、特に面倒な作業で、慣れた頃に終わるという、熟練度育成型ゲームの世界でしょうか。

 その調整中に試しに撮ったのが、M41、M42です。
 M41は大犬座α星シリウスの南にあって、双眼鏡でも星団があると判るレベルの大きく見やすい対象です。星団ですから、視野内の星像を見るのに良い対象と言えるでしょう。
 M42は、オリオン座のベルトの下にある星雲です。肉眼でも見える代物ですから、導入もたやすく、明るい星雲だとは言え、空の透明度の状態を敏感に反映します。薄く写るような状態は、空に水滴や氷晶があることが多く、星も瞬きがちですから、高層に強い風があることを示しています。当地は晴れていますが、場所によっては酷い降雪が・・・、と言う状況が見て取れます。先ほど、また立ち往生と言っていましたから、これですね。


★★2021年01月17日(日)ファミコン ミニ
ファミコン
 ロゴはともかく、多分、正式な名称はファミリー コンピューターであろうと思いますが、通称ファミコンとして、大ヒットとなったゲーム機の初代が、数年前までは動いていました。数日前、電源を入れると、嫌な臭いが出て、これはアカンなとなりました。改良版や復刻版?が出ていて、それなりの需要があるようです。名称はニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータだと思われるのですが、2016年11月10日発売、その後、不具合で一時中止となり、2018年6月28日より店頭での販売を再開したということになっていて、2018年7月7日には週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョンというのが発売されたと任天堂株式会社公式ウェブサイトに掲載されています。カセットROMを入れ替えて使う形式から、内蔵ROMによって記念バージョンは20種、並みのものは30個程度のゲームが入っています。
 勿論、ファンの方々は16ビットCPUを使う後継最新機種であるスー ファミへと誘導される方向を作っていたわけですが、今では、そちらもNintendo Switchですか? そちらをメインにしたいのでしょう。ただ3Dだ何だと言っても、2次元ディスプレイで表示されますので、ナニ言ってやがんだの世界です。
 まあ、難癖(嫌がらせ?やっかみ?)はともかく、ミニのスーファミの方はタイトルも少なくて、出来るものが足りませんので、ミニのファミコンということになります。今さらですが。

 ということで、嫁様に買ってとお願いすると二つ返事でOKとなりました。到着したのが画像右側のミニです。左側は初代ファミコン様です。やはり惜しいのはコントローラーですね。小さくなっていて、持ちにくさが出ています。まあとにかく、一仕事のあとに早速やってみました。昔、取った杵柄! 行くぞっ! デッデッデッデットデッ。

 撃沈されました。テーンでダメでした。当たる、落ちる、最初のステージすらクリアできません。あらら、指は痛いは、気分は悪くなるは・・・、あの華麗なショットと回避は何処へ行ったのでしょうか。それに気分が悪いのは、明らかにゲーム酔いです。ウプッ。ちょっと寝てきます。

 ところで、ファミコンに入っているカセットはグラディウスです。カセットの裏側の余白に「上上下下左右左右」と手書きで書き込みがあります。ファンの方は御存知であることが多いと思うのですが、タイトル画面が表示されている内にコントローラーを操作すると、デバッグ・モードに入ります。敵のタマが当たっても被弾しないという無双仕様があるのです。射撃していればゲームがクリアされる訳です。ミニに搭載されているかはやっていませんが、どうでしょうねぇ。そのコードを抜いて、再コンパイル?


★★2021年01月21日(木)月齢8.2、ところによって豪雪
月齢8.2
 晴れました。ほぼ、半月です。
 光軸合わせの確認のつもりで撮りだしたのですが、やはり、星像の検査もしたいと思って空を見ると、雲が出て来ていました。まあ、またの機会に。


ところによって豪雪
 ファミコン騒動からでは、当地では降雪量はそれほどでも無く、一度かなり湿気った雪で、重くてヒイヒイ、かなり疲れましたが、その他、軽く2回ほど除雪にいそしんだけで済みました。
 ところで、場所によっては暴風と降雪で、見通しが効かなくなったような危険地帯が出現し、運悪く、事故に巻き込まれてしまった方々がいらっしゃって、お見舞い申し上げます。本来であれば、見通しが効かなくなった時点で、停車し回復を待つというのが基本ではあるのですが、後ろから突っ込まれるという恐怖に陥って止まらないというのが、結構あって、それで運が悪いと、突っ込んだり突っ込まれたりということが……。高速道での話はよく聞きます。また、大型車の高い座席位置が地吹雪から上に出ていて、運転手からは視界があり、それに付いていくという技で強引に追走し、こちらも大型車と共にアウトになると言うことも多々聞きます。

 危険ですよ、自己責任ですよと言われても、行く人は行きます。勝手に自爆なら、どうぞと言いますが、自分が加害者になることを考えていないのでしょう。
 降雪のために視界が効かず、助手席側からスキーのストックを出して、道路の端に除雪されて出来た雪壁を確認しながら帰ってきたと言う豪の方を知っていますが、幸いにも雪に埋まらなかったので生還しました。大抵は、雪で動けなくなり、排気管も埋まってしまい、そのまま車内に居れば虚しいことに・・・。軽自動車あたりは、たちまち埋まります。
 また、家が近くで、豪雪によって動かなくなった車をそのままにして帰ることが出来るという、不幸中の幸いという方が居て、次の日に取りに行くと、除雪された道の端に車が並べられて、乗って帰ったということでした。このときに、鍵はそのまま付けておいてくれと言うことだったそうです。泥棒がいれば盗み放題ですが、平和な土地でしたので、それで良かったのでしょう。
 


★★2021年01月28日(木)雪下ろし、玄関お迎え隊
玄関生花 サクラ チューリップ 玄関掃除長
 先日、気象予報で局地的豪雪という話があったのですが、当地では、何のことも無く、その後、温度が上がってどんどん融けてしまい、玄関先がプールとなり、その後スケートリンクとなりました。こちらも危険です。最寒期に入ろうというのに、どうなっているのか。
 豪雪の岩見沢で八十ウン歳のお年寄りが道で倒れて亡くなっていたとのニュースがありました。落雪に当たってかと思ったら、除雪のために屋根に登っていて落ちたとのこと。つまり雪下ろしをしていたらしいということです。今まで、屋根の雪下ろしは、旭川に居た頃に一度だけしかありません……。と書いたところで、某所で1度やったと、お上から突っ込みが入りました。でも車庫の雪下ろしはノーカンです。閑話休題。古い家で、あまり積もると潰れるかも知れないというのでやりました。怖かったです。対して、我が家の屋根は、ある程度は傾斜がありますので、雪が多い少ないに関わらず、全て軒下へ滑り落ちていきます。その老人の住居の屋根は、雪が落ちないほど傾斜の無い屋根だったのか……。トタンが錆びていて雪が滑らなかったのか……。何にしても、それで亡くなるのは何とも……。

 さて、写真です。玄関に配備された常備軍で御座います。実力行使を伴うこともあり得る部隊であり、強力な攻撃力を有しておりますが、平時は和やかな雰囲気の中で落ち着いた気持ちを持って戴けるように日々努力を重ねております。中でも掃除隊長が率いる御掃除部隊は、日夜、訓練と称して活動し、磨き上げております。この為、玄関はホコリ一つ無く・・・ 御免なさい、ウソです。手を抜いています。玄関を入ると、手をアルコール消毒してから、おもむろに靴を脱ぎます。冬は特に中が暖かいですから、それだけでホッとします。花が無いことはほとんどありませんので、出迎え隊と生花の歓迎は更に心が和むものです。まあ、正月のマツや春のサクラが混ざっているのはそれはそれで。