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★★2020年11月04日(水)降雪、紅葉の終盤、嬉しい連絡
★★2020年11月05日(木)ドームメンテ(スリット周り)
★★2020年11月07日(土)赤道儀復活
★★2020年11月11日(水)初積雪
★★2020年11月13日(金)感染爆発?
★★2020年11月22日(日)種なしリンゴ? 、メガゾーン23andプラネタリウム
★★2020年11月28日(土)冬囲い
★★2020年11月04日(水)降雪、紅葉の終盤、嬉しい連絡
降雪
今日、午前中10時45分頃に厚くなった雲からパラパラと落ちてくるものがあります。草に当たってパサパサと音を立てています。これが屋根に当たってパリパリ言えば雹と言えますが、そこまで大きな粒では無く、固体の氷の状態で直径1~3mm程度の雪または氷のかたまりのようなものが降っています。石の上に落ちるとたちまち溶けてしまいます。ウッドデッキや枯葉の上に落ちたものは、数秒から数十秒の範囲で結晶のような形が判り、次第に融けていきます。
これが気象庁の定める観測地点で観測されれば「降雪」として扱われ、今回のように融けてしまえば、この降雪の積雪量はゼロmmとなります。まして、この程度で降水量として計れるほどのものがありませんから降水量としてもゼロとなります。気温はプラス10度程度はありますから、すぐ融けるのは当たり前です。
しかしながら、雷雲でも無い単なる層雲から降って来るとなると、いよいよ冬がやってるという気持ちになります。既に11月に入り、暖房装置のスイッチを入れるようになっています。
降雪
紅葉の終盤
午後、天候は回復しませんが、降ることも無く曇天のままです。そこで、紅葉の終盤を撮影しておこうと庭に出ました。以下の3つは遅めの常連です。
ドウダンツツジは、場所によって日当たりや風当たりが違うので、紅葉の具合はかなり違っています。既に葉を落としてしまったものから、今、緑から色を変えているものまであります。一本の木でも場所によってずれが生じています。なかなか面白いものです。
また、’ノムラ’は、濃い赤紫が通常の色なので、それが鮮やかな赤になるのもなかなか面白い一品です。
某N社の純正超広角レンズが、実は思いっきりカスだったのが判って使う気も薄れ、売り飛ばすかと考えているほどで使う気にもなれず、それであれば、試しに魚眼で思いっきり接近して撮影、画像ソフトで魚眼から超広角化するという手があると言うことに気付きました。つまり、魚眼レンズです。まあ、同じN社なのですがねぇ。
その超広角ですが、レンズ系では無くそれを支える内筒での反射が、絞ろうがフィルターを付けようがどうしようも無いという代物で、それでも製品基準は満たしているとノタマワリいただきましたので、捨てようとしたら、口答えできない御方に勿体無いと言われました。あれ以来、使ってないよぉ。
東側ドウダンの一つ
南東端’ノムラ’紅葉の盛り少し過ぎ
中西部ドウダン終盤
嬉しい連絡
先月、19日に書いた天文台での事件が、何とか収まります。詳細は終息してから天文台の記録へ回します。事件から数日、こちらから荷物を出して津軽海峡を渡らせました。
そして、今月2日に「出来た」という連絡が入りました。今、津軽海峡超えか新千歳経由かで、こちらへ向かっているはずです。
荷物が届けば、小一時間の作業で、実は今まで閉店休業していた天文ドームが再びオープンします。実はEM-100赤道儀を出すかどうか迷っていたのですが、やはりお蔵の中に入れておきましょう。
ホッと一息です。関係各位に感謝を。
★★2020年11月05日(木)ドームメンテ(スリット周り)
ドームの中は分解した望遠鏡や赤道儀の部品が所狭しと置いてあります。明日、補修された部品と共に赤緯体が届く予定ですので、組み上げれば元通りになります。しかし、本日は天気に恵まれ、昨日のように固体化した水が降ってくるわけでも、突風が吹き付けるわけでもありません。そうとなれば、しばらくサボっていた、ドームのスリットの清掃整備をやっつけようと思い立ち、早速、作業に入りました。
ドーム自体は堅いMCナイロン車輪に乗っていて、そこそこスムーズに回転します。こちらはベアリングのメンテ程度です。一番の問題はスリットレールのシャフトの汚れです。油で潤滑している場合は、埃と油が固まってしまいますが、この部分は乾式です。それでも汚れが付きます。そうすると格段に動きが悪くなります。パーツクリーナーを噴射して汚れを飛ばしながら、拭き取ります。そうすると、たちまち新品のときの動きとなります。気持ちよく開いて閉まるようになります。拭き取るときにウエスに付いた汚れは、黄土色をしています。大陸から飛んでくる黄砂が主成分です。砂と言うよりは粘土のようなもので、スリットの動きが、大変に悪くなります。ですから、スリット周りのスライドベアリングとシャフトの清掃が一番の仕事になります。
このスリット周りでは、上下に付いたスライドベアリングとシャフトが対象ですが、問題は上の部分です。どうしても高い脚立に登らないと届きません。何しろ天辺にあります。上に届けば、掴まることが出来ますが、一番注意する部分でもあります。また、パーツクリーナーの液が鉄材の塗装部分に付くと、塗装を溶かしてしまいます。出来るだけそちらに飛ばさないようにウエスで防ぎながら擦っていきます。その辺りを注意しながら、自分が落下しないように保持して、汚れを落としていきます。
大変な作業のように見えますが、一時間も掛かりません。掛かっても30分程度でしょうか。その結果、渋かったスリットが軽快に動くようになります。使ったウエスの汚れは大したことは無いのですが、スリットの動きは新品に戻ります。シャーッと開け閉めが出来ます。
作業の様子を撮影して出すのも一興ですが、ドーム内の混乱を見せたくないなぁというのもあって映像は無しです。
これで明日の復旧作業が心置きなく出来ます。
★★2020年11月07日(土)赤道儀復活
組み上がり赤道儀U-150
昨日、夕刻に関西から待望の荷物が届き、当日中に作業を終了させ、事態の終息を迎えました。
既に天文台の歴史に入れていますが、この事件は10月18日夕刻に天文ドームで起こり、その結果、天文ドームが閉鎖した事件です。
中身的には結構、単純な出来事で、赤道儀の基幹部品である赤緯クランプが折れ、使えなくなりました。機械装置ですから、自分の持ち分の仕事は、他では請け負うことが出来ません。トラブルフリーのような作り方は出来ないのです。結果、赤道儀が使えなくなりました。
触りさえしなければ、バランスは合わせていますし、そこそこの重量がありますから、天体の追尾はそのまま出来ますし、ゆっくりとやれば天体の導入も出来ます。しかし、手が当たったりすると、そのまま赤緯方向へは動いてしまいます。
結果、赤緯軸の固定化が出来ない為に、赤道儀は無価値な置物となり、付随して天文ドームはほとんど物置、ゴミ置き場と変わったのです。
作業的には、素人にとって赤緯クランプ自作の可否よりも、赤緯体に残ったネジを取り除くほうが厄介事です。その手の専門機械があれば、残されたネジに穴を開け、そこに何らかの取っ手を付けてネジを取り出すことが出来るでしょう。手持ちのインパクトドライバーではねぇ・・・。
また、だいたい材料すら持っていませんし、旋盤もありません。その程度まで持っていたら、もしかしたら自分で始めたかも知れません。
幸いにして、製作元であったユーハン工業さんの協力を得て、破断ネジの取り出しとクランプの製作を引き受けて戴きました。それでも、社員の方々に赤道儀製作の経験は無いはずです。精密に作るだけで無く、各部品が組み上げた段階で間違いなく協調して働くという超精密機器、でも油圧関係の独特の技術を持つ会社ですので、関連どころかスジがあります。
そして、素人は素人らしく、後は待っているだけです。そして、色々と万全を期してシミュレーション済みでしたので、組み上げと調整作業を速やかに終わらせることが出来ました。
この結果、天文ドームは再開の運びとなり、全ての機能が復活しました。
★★2020年11月11日(水)初積雪
初積雪
前夜から降り始め、積もっていきました。既に車のタイヤも冬用に変えていますので、何の心配もありませんが、冬がやって来たと言う気分です。大方は日中に融けるでしょうが、陰の部分の雪はもしかすると氷化して来年に融けるという事もあるかも知れません。
★★2020年11月13日(金)感染爆発?
感染爆発?
新型コロナウイルス感染状況
2月から今までで、上が北海道、中が東京、下が全国の入院治療を要する感染者数(治癒・死亡を除く現症者数)推移です。縦の目盛りは同じ人数になっています。4月から5月にかけての感染膨張は危機意識が高くなった為に終息しました。しかし、その後の学校の夏期休業の時期に盛り返す勢いで増えましたが、何とか乗り切った様子です。しかし、乗り切ったのかどうかはその後、終息したかに見えながら、増加していることから判るように、甘々な対応がこの結果を招いているでしょう。そして、北海道は、何処ぞの爆発してどうしようも無くなった国のように一気に増加しています。
東京都の人口は北海道の人口の概略2.5倍程度、治療中の感染者数は北海道側が2.5倍となっていますから、人口当たりの感染者は2.5の二乗、約6倍強の罹患率が出ています。そして、この増え方は、無制御の感染爆発を思わせるものがあります。既にこの時点で非常事態宣言、ロックダウンを行っても良い位の状況だと思えます。何しろ、感染経路不明が半分を超えているということですので、防疫対策が足りない、または破綻という事態が考えられます。北海道は既に暖房が必要な時期に入っています。換気が良いはずがありません。今まで「なぁもぉ~、大丈夫だぁ~」(このセリフは、根拠無く自他共に安心する、させるときに使うもので、北海道弁のアクセントを付けるとより実感が出ます)と言って大丈夫だったことが、今度は感染という結果になるわけです。そして、感染者数もうなぎ登り。
このまま推移すれば、受け入れ施設がなくなり、現症者の自宅待機で凌ぐしか無くなるのは目に見えています。その為にも、今一度、緩んだ対感染対策をキッチリと引き締める必要があるのです。
全国のデータは厚労省にありますが、8月上旬にあった感染者数のピークに近づき、上回ろうとしている勢いがあります。ボヤボヤと経済だ、何だとごねている間に、どこぞの厳しい状況の国になってしまうぞ。
★★2020年11月22日(日)種なしリンゴ? 、メガゾーン23andプラネタリウム
何でも、今日は良い夫婦の日だそうで、夕飯が豪勢なものになるそうですので、期待をしているところです。今から涎が・・・。
まあ、それはともかく、Coopで購入したリンゴ君を皮むき達人の嫁様に剥いて頂いたところ、種が無いとの御言葉が御座いました。確かに種がありません。種があるはずの場所には、種に育つであろう構造があります。しかし、このリンゴは熟しており、大変に甘く、かつ食感もシャリシャリと食べ頃っという品物です。まあ、ワケあり品というので安かったのですが、ワケが何なのかは、不明です。国内販売量最大の品種、『サンふじ』で、表面の模様は、こんなものだと思うのですが、もしかすると色合いやつぶつぶの具合、あるいは形か? 何の所為かは判りません。食感も甘み酸味、大変によろしくて、リンゴ好きのわたくしにとっては宝物です。これだけを晩ご飯にしてもOKです。
むき終わった達人様は、「種が無いっ」と、お叫びであらせられまして、種の無い品種かと思いきや、『サンふじ』にはそんなものは無いそうです。剥いた後の残骸をかき回すと、種相当の所にあったのが、2枚目の写真です。これから種になる部分であることは間違いありませんが、育っていないことも確かです。厳密に言えば「種なし」では無く、種が育っていないという状況です。しかし、これは大変に稀なことのようで、ある意味、『当たり』なのでしょう。何はともあれ、ごちそうさまでした。
メガゾーン23andプラネタリウム
メガゾーン23、23はツースリーと読みます。1985年のビデオテープ作品ですが、見直してみれば、それほど古さを感じない作品です。中には色っぽい場面や残虐場面がありますが、何とか禁止の制限は入っていません。AICによってDVD化して売り出ししていたときも制限項目はありませんでしたから、ギリギリセーフという判断なのでしょう。話の好き嫌いは、かなりあると思いますので、特にお勧めという作品ではありませんが、当時としては記録的な販売ヒットとなって話題となった作品です。今、見ても、話の筋に支障のある破綻は、無いように思えます。
久しぶりにDVDを手にしてみました。そのまま、プレイヤーに投入、3巻(3枚)、パートⅢで完結します。
その中で1作目(パートⅠとは入っていません。売れなかったら続きはボツだったのでしょう)のエンディングに、敵役に散々やられた主人公がフラフラと帰っていくシーンがあって、そこから渋谷駅前の俯瞰を広げていくシーンがあります。そこは、当然ですが当時の渋谷駅付近の状況を使って作られています。(設定からすると、地上(に見える部分)は忠実に再現した町並み・・・ということなので・・・)
そのパンしていく映像には、渋谷駅に直結した東急文化会館の屋上にあるプラネタリウムも、勿論入っています。そう言えば、何回か見学に行きました。名称は五藤プラネタリウムという名称で、何でも東急の元会長の名前からの命名だそうです。このプラネタリウム、21世紀の初めの年に閉館し、機材は区の文化会館にあると聞いています。東急文化会館ビルは、その2年後、解体され、駅前の大規模な再開発が進められました。今、行ったら、玉手箱を開けてしまいそうです。
ところで、プラネタリウム上映用のアニメ作品というのがレンタル屋さんにあって、借りてきて見たのですが、残念ながら面白くありません。主人公のプラネタリウムを所持する経緯が長すぎて、先ず飽きてしまいます。そして、プラネタリウムを持って現れた、晴れる事の無い世界を旅をしてきた主人公は結局、死んでしまいます。装置を受け継ぐ子供達は居たのですが、これからのメンテナンスは困難であることが暗示されています。それに、大事なのは機械では無く、星にまつわる沢山の伝説や逸話であって、それを全て受け継いだわけではありません。従って、特に面白くも感動も希望も無く、話は中途半端に終わってしまいます。もしかすると、この話の主人公は早晩、補修の出来なくなるプラネタリウムと言う機械だったのだろうか。せいぜいプラネタリウムそのものの宣伝に繋がるかなぁ程度の話でしたので、ガッカリしたことがあります。セル買いしたわけでは無く、借りてきただけなので、被害は最小限、良しとしましょう。
まあ、天文関係を題材にしたアニメ作品は幾つかありますが、どうも作り手側の?なイメージの結果か、情報収集が不満足だったかで、イメージ先行で作られ、これは無いぞという機材や事態、状況、対応が、肝心なところにでています。まあ、可愛い女の子が出て来ないと作品としては受け入れて貰えないし、そちらの方が大事でしょうからどうしようも無い部分なのでしょう。お星様に夢の見過ぎ、幾ら作り話とはいえ、残念なことです。
★★2020年11月23日(月)今朝到着ですか?
雪が少し降って、地面が隠れました。でも、温度の高かった石を冷やすほどの雪では無く、枯れかけた草の上に乗っているだけです。
10時前に、スズ吉の餌台を満たしに行くついでにカメラを持って出ました。ちょっとした雪景色の撮影と洒落てみたのですが、まあ、降雪としては中途半端ですからそこそこです。
撮っている内に、聞き慣れた声が聞こえてきます。白鳥の群れです。ウトナイ湖付近へと向かう群れは、終わっていたと思っていましたが、未だ居たようです。
早速撮ろうとして少しでも高いところへと移動しようとすると、それよりも早く先頭が見えてしまいました。慌てて走れば、融けかけの雪に滑って転倒するのが見えているので、その場で撮影しました。
この群れ、先頭は2翼に分かれている様子ですが、長い方の片翼が終わるかなと思って見ていると、何と、ずっと続いています。百を優に超え、二百羽以上居ると目分量しました。この距離と視界では1枚で収まる長さではありません。もしかすると、疲れ切って群れが合体し先頭を譲り合っているのかも知れません。先頭が一番疲労するそうですから。そう思うと鳴き声もあまり元気ではありません。鳴き声からすると、もっと遠くを通過するものと思っていたのです。
周辺へ餌取りに出るときには、大きな群れは作らないようですから、今朝到着の御疲れ白鳥たちでしょう。 もう彼ら彼女らには着陸地点、いや着水面が見えているはずです。がんばれ、あと一息。
★★2020年11月28日(土)冬囲い
気温の低下が遅く、つい、グズグズしていて冬囲いをするのが遅れました。年によっては、この日付でバッチリと積もり根雪になってしまった事があります。
囲うのをサボると雪解け時に後悔することになる第一はコノテガシワです。雪が上に積もり、その重さで、上に伸びた枝を広げて樹形を変えてしまいます。
また、入口にあるハイマツですが、こちらも放っておくと、雪の重さで地面に這いつくばってしまいます。ここには1メートル以上、年によっては、2メートル近くの雪が積み上げられ、ギュッと締まって出来る氷の重さは半端ではありません。
そして、玉物達も、何もしないでいると、玉物から敷物にと変わってしまいます。押しつぶされるのです。この玉物を縛り上げるとエノキダケや松茸のような形になります。
そこで、縛っておくと、上からの圧力が逃げて、樹形が維持できます。松などの柔らかくて樹形を変えるのが可能なものたちはともかく、形を変えるのが難しいタイプは、縛っておかないと、見目も悪くなってしまいます。
この縛り上げる作業、一日、朝から晩までやれば、多分全部終わると思いますが、こちらが持ちません。結構、力を込めて縛りますので、半日で根を上げます。今日も午前中の2時間強で、筋肉痛が始まってしまいました。このところ、強い運動をすると3日後に「来る」のですが、何と速効で筋肉痛です。まあ、リハビリのつもりで、やります。
今年は、春に外してゴミに出している縛り用の麻紐を取っておきました。それを使って始めました。あまり短くて、繋げるだけでも手間になりそうなのは、今度こそ廃棄にします。
補:事情により背景を加工している部分があります。1枚目の写真に入っている白点はチラホラと降る雪です。
追:「冬囲い」と似た言葉に「雪囲い」という言葉があります。前者は庭木等を積雪から守る処置で、後者は住宅に対して使われるようですが、まあ、相手が理解できれば良いので、それほど気にする必要は無いかも知れません。