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★★2018年09月02日(日)君の名は…何?
★★2018年09月04日(火)エゾヒカゲノカヅラ別の場所で自生
★★2018年09月08日(土)北海道胆振東部地震
震度5強に分類された揺れというのは初めてではありませんが、こう言ったら何ですが、揺れが収まって、ベッドから降りたときは、強くても震度5弱程度か、4かもと思っていました。要は家の中に被害が見あたらなかったのです。固定していない家具、つまり本棚13本と大きめの机が、変形13畳分の板の間に書庫のように配置されています。地震対応については、一部の本棚については前後で固定の枠を入れていますが、固定していないものがある時点でアウトです。1つが倒れれば、ドミノ倒しが起こります。その上、書棚の上にカラーボックスが置かれて、その中にも重量級の本や書類が載っています。
今回は、ラッキーだっただけかも知れません。揺れが終始、縦揺れだったのです。一般論で言う地震波の伝搬は、初期微動が速度の速い縦波で、続いて主要動が横波としてくると言うものです。ですから、初期微動と主要動の時間差から、震源までの距離が判るということになっています。ところが、今回は初期微動なんていう生やさしいものでは無く、突き上げるような縦揺れが、徐々に強くなると言う形で来ました。
で、これだけの初期微動なら直下型で、初期微動や主要動の区分けは無いぞと思っていたら、6秒ほど立ったところで、更に縦揺れが大きくなりました。もしかして、これが主要動?、横波では無く縦波で・・・。揺れは更に激しくなっていきます。もうそろそろ勘弁してくれと思ったところ、体感50秒ほどでしょうか、揺れが収まってきました。揺れの最中に本棚が倒壊する音が聞こえませんでしたので、それでもビクビクしながら常備のLEDランプを手にベッドから降りて書斎を見ると、特に本棚が倒れている様子はありません。ペチカを挟んだ隣の部屋を見ると、既にLEDランプが見えます。嫁様も生き残っています。
既に100Vは来ていません。非常用のLEDランプ付きラジオを付けると既に報道が始まっています。屋内の被害確認のあと、外に出て、一応、周囲も見渡してみましたが、倒壊している家はありません。近所の家が屋根の張り替えをしているところで、やぐらが組まれていますが、そこも大丈夫のようです。ドームの中も気にはなったのですが、明るくなってからの確認とすることにしました。
町内会の方が、お年寄りの家を確認して来ている姿がありました。お疲れ様です。
空は元々、銀河が見える場所ですので、天気さえ良ければ星がきれいに見えます。東の空が白む前に、冬の星座であるオリオン、ぎょしゃ、双子、子犬のプロキオンが白んでくるまでに見えました。車庫の上から見たら大犬座のシリウスまで見えていたと思います。
また、西側にはこれから沈まんとする白鳥座が十字架のようにありましたし、琴座ベガもありました。つまり、銀河が西から天頂を通って東まで見えていたのです。こんなに条件の良い星空は久しぶりです。
さて、電気の無い生活が始まりました。水道にガスがあるのだから、不満たらたらの大騒ぎはできません。夜暗いのと、冷蔵庫が役に立たなくなった程度では生存に関わる事態とは言えません。とはいえ不便なのは仕方ありません。アイスクリームが溶ききってしまう前に食べてしまおうと思ったのですが、さすがに2リットルを一発で食べたら、腹を壊すでしょう。食べるだけ食べてから、後は融けるに任せておきました。通電してから13時間ほど経って味見してみましたが、大丈夫そうです。まだ完全に溶けて液体状にはなっていなかったようです。
通電までの予想は2日程度、出力一番の発電所(あんなところに建てやがって)が復旧まで1週間かかるほど壊れたところを、他の発電所と本土からの融通で何とかするにも、回線を操作するにはその程度はかかるだろうと見ました。で、8日中に通電になると思って、待っていても梨の礫で、★秋津★はサッサと寝てしまいました。それが書斎の電気が点って目が覚めたのが22時頃です。そこから、メールの返事を書いたりしていて、日付が変わる頃に再びベッドへ。
早速、本日ですが、朝起きて、断水の為に張った風呂桶の水を減らして焚き、風呂に入りました。実は5日ぶり、長風呂してしまいました。
ということで、報道では、少々疑問の出る記事がかなりあります。地震の場合は、震央の震源地が被災の中心となるのですが、そこから離れたところでも被害が出るとなると、大きく取り上げられます。特に北海道では、都市が札幌しか無いように思っている道民と報道関係者が多く、片田舎の地震で札幌に被害が出たとなると、そちらの方を大々的に報道します。
札幌と入っても、これがとんでもなく広く、商業ビルが林立し高層マンションが立ち並ぶというところは、札幌駅周辺のほんのわずかです。その回りは、元々泥炭地ですから、地震の揺れは増加しますし、地盤沈下すら引き起こすのです。石狩平野と言いますが、高低差が少なく、石狩川の水が流れにくいので泥炭地化した湿地帯が元です。土地の高いところはJRが走っている辺りで、そこから外れたほとんどのところは、真面目に杭をガッチリ入れないとビルが建てられないような場所です。
そんなところをいい加減に宅地造成して売り出し、耐震構造の誤魔化しをした家を建てていれば、こんなときに被害が出ます。とても信じられないことですが、この千歳市で営業している建築屋の中には、柱に筋交いを入れるのでは無く、柱にコンパネを釘止めにして耐震構造と銘打って宣伝していた会社が存在しています。そんな構造では、横揺れで揺さぶられたら、一発で釘が外れてペシャンといきます。ガッチリとボルトを入れて固定しなければ何の役にも立ちません。
そうやって潰れた家は、揺れがすごかった証拠にはなりますが、更に色々と条件が足りなかった家と言うことなのですが、そこは無視されます。今時、震度5で半壊したり、震度6で全壊するする家は、耐震基準を満たしていない疑いがあると見られても仕方無いのではと思うのです。そして、被害を受けたインフラを直そうとする人々、何とか水や瓦斯を、電気を通そうとする技術者や作業員の姿が報道されることはほとんどありません。つまり、テレビで流れる映像は単なる野次馬でしかありません。
その結果、北海道に住んでいる方々が、全て報道された映像のような被害を受けていると思い込んでしまうこともありえます。それは地震の規模の違いでもあります。東北地方太平洋沖地震/東北大震災/では、主たる被害の原因が津波ですから、報道された驚くべき映像が、被災した地域中で見られました。しかし、陸を震央とする地震で津波ができるのは稀で、マグニチュードから計算すれば、東北大震災M9.0の規模の三千分の一程度、関東大震災M7.9の六十分の一、北海道南西沖地震/奥尻島地震/M7.8の四十五分の一、兵庫県南部地震M7.3の八分の一の地震です。今まで日本で起こった地震の中では、大きな方では無いと言えます。
つまり、震央では震度7となっていたとしても、そこから離れるに従って急速に揺れは小さくなっていきます。また、例に挙げた中では兵庫県南部地震の震源の深さは16km、今回の北海道胆振東部地震は37kmで、倍以上深い地震です。つまり、1/8の規模かと言えば、そうでは無く、倍の距離がありますから、震央での揺れのエネルギーは距離二乗に反比例しますので三十二分の一のエネルギーということになります。これを単純に速度、そして加速度にするにはそれぞれルートということになりますので、4割方の値となりそうです。そして、概算の上に概算を載せた上に更に概算を載せると、胆振東部地震の震央で震度7、最大の揺れとして重力加速度の半分以上の加速度が計算されたということですから、少なくとも兵庫県南部地震の震度7地域には、その倍、つまり重力加速度を超えるような最大振動があったと言うことになるでしょう。これは、神戸放送局の仮眠室寝台でシェイクされた可哀想な記者さんの姿を彷彿させます。また、嫁様の実家で、重たい大型ブラウン管テレビが前屈一回転したとか、線香がリンゴに刺さっていたということも、完全に浮いたのかと思えば納得できます。
さて、どこぞの携帯端末サイトに、6日の地震が余震で、本震が8日にあるという書き込みが、まことしやかに拡散していると、近所の方にお知らせ戴きました。根拠が、熊本地震と東日本大震災だと言うことと、気象庁が震度7の余震に注意喚起していることのようです。どちらの地震も発震の方法が違いますので、同列には語れませんし、兵庫県南部や奥尻はどうだったのかと他の例を出せば、2日という時系列の根拠なんか飛んでしまいます。先ほども震度2の余震がありましたし、大きめの地震は単独のものでは無く、岩盤にかかった力の解放ですから、本震だと思っていたら、本命が別にあったというのは良くあることです。そして決してそれが原因と結果になっているとは限りません。その昔は、本震より1つか2つ小さい震度の余震があるのが常識でした。しかし、観測精度が上がってきて、震源の分解能も高まり、同等または余震の方が大きいという事例が出ていますから、今は本震と同程度の余震があると警告しています。従って胆振東部の最大震度は7ですから震度7程度の余震が可能性としてあり得ると指摘するのは、スジと論理があるわけです。
そして、それを基に2日後に来るぞと騒いで、話題を取ろうとするのは、単なる煽り行為でしかありません。1日後や3日後に来ないということも言えないのです。まあ、騒ぎが楽しい方もいらっしゃいますので、お好きにどうぞ頑張ってくださいというのが正直なところです。皆さん騙されるのが楽しい方もいらっしゃいますしね。それに、煽るだけ煽っておいて、来ないとなったときの落ち込みを見たいという方々も結構いらっしゃるようです。あなかしこ。
いつ来ても良い心構えと覚悟をしておけ、その方が身の為だぞと言うのが、お告げの内容だと思えば大過なしです。
ところで、嫁様は最近、易の卦を出すことが多くなりました。多分私の影響では無いかと思いますが、別件で占ってみると、地下明夷という卦を3回も出すと言うことがありました。良い卦ではありませんので、何があるのかと戦々恐々。また、「地震に遭って家が潰れ、部屋の中から空が見える」と言う夢を見て、夢判断の本をくくっていたこともあります。おかしな夢は他にも見ているようですが、そんな事があって、この地震ですので、天才占星術師としては少々、忸怩とするところがあるようです。まあ、面白いと言えば面白い本震チャートであります。で、ピッタリ二日後のチャートも面白いなぁ、太海オポだし等の独り言が聞こえてきます。そこで、卦を出して見ろと要求すると火雷噬ゴウ五爻を出してきました。うーむ。干し肉を食う?
ただ、地震の規模ということでいえば、被害の程度で命名されたようなもので、これが巨大地震というわけではありません。たまたま、震央に人が住む町があり、台風の雨で地盤が緩んでいたこともあるのでしょう。被害が大きくなってしまいました。お亡くなりになった方のご冥福をお祈り致します。また、行方不明の方々のいち早い収容をお祈り申し上げます。
近所、台風で傾いていたのですが地震で遂に
★★2018年09月09日(日)おーい、神戸か伊丹へ行くのなら乗せてくれぇ
★★2018年09月10日(月) マウス購入、地震続報
泥棒や詐欺師、語りから脅迫も支配下に置いているのが水星です。まあ、頭脳の反応が切れないと騙すのだってできません。何事も中途半端よりは、突き詰めた究極まで行くと、別のモノになります。国のことや民草の為に動いているフリをしている、こすっからしいのも居るようですが・・・。
そんな人の財布を狙う奴らが跳梁跋扈するようになって来たインターネットでは、セキュリティを上げなければならないということで、色々と方法が提案され、対策が取られてきています。SSL/TLSという奴が良く耳にするものですが、これだって安全という人質を取って証明書を出し、金を巻き上げようとするシステムの一環なのではと思っちゃったりもします。幾ら暗号化したって復号の方法を突き止められてしまえば何もしていないのと同じになるんですし、合法か非合法かという決定的な違いはあるにしろ、結局財布から出ていくものがあるのは一緒です。
通販用に使っていたメールアドレスにスパムが舞い込むようになってきて、色々とプロックをしていたのですが、それでもすり抜けてきますし、面倒になって、アドレスを変えてしまいました。大方が日本語と思えない日本語もどきのものが多くて、アソコの国か又はアッチかいと思うものです。そして、某大型通販ショップサイトで買い物をしたあとに増えるという法則があります。ここの無料メールなんかは完全ブロックなんですけどね。何処かの店がハックされているか、通じているかしているとしか思えません。これに対して某巨大ショップサイトでは、そのようなことが無いように思うのは過信しすぎでしょうか。頼むのもそちらに集中してしまうのは仕方ありません。
メール・アドレスを変えるとなると、登録しているサイトに変更を依頼することになりますが、ほとんどのサイトか、Web上でアッサリと変更できます。でも数十の登録を変更するのは、やはり手間です。でも、変なメールでイライラするよりは、マシです。いきなり削除では無く同時並行でやりますし、そろそろ良いかと言うところで、解除しますので、負担はそれほどでもありません。
変更したところで、元アドレスに到着するスパムが段々と少なくなってきているというのも、興味深いことです。勿論、新しい方には一件も来ていません。借りているサーバーで、幾らでもアドレスは用意できますので、「やられた」ら、また変更するだけのことです。
そうやって通販で注文したものがやっと一昨日、昨日と届きました。地震で、2~3日遅れました。その内の1品がマウスです。このところ、お気に入りだったマウスが、さすがにくたびれてきていて、親指の当たるところのゴムがかなりすり減り、時たまクリックが不安定だったりし始めました。購入したのは2013年の9月ですから5年は使っていますので、良く持った方だと思います。二千五百円位だったはずです。そして、先月、同じメーカーがエルゴノミクス・タイプのマウスの発売を予告しました。一万円以上する値付けでした。そのようなタイプは他社でも出していましたので、似たようなモノを注文して、使って見ました。まあ、意外と使いやすいと評価しています。ただ、両者とも5ボタンの内、親指を使う行き戻りボタンが、上側に付いていて、押しにくいものです。マウスの高さが高くなっているので、そのボタンを押す為に親指を使うと、マウスが横に浮いてしまいます。それを防ぐには、親指でマウスを押さえなければならないのです。つまり、クリックする位置から大きく動かしてです。通常タイプのマウスであれば、薬指でマウスを押さえますから問題は無いのですが、何故ボタンを下に付けないのか不思議に思うところです。エルゴノミクス・タイプでは薬指で押さえていても、傾いてしまうのです。スイッチが下に付いていれば、指の根元でマウスを押さえるか、薬指で押さえるかすれば、すんなり押せるのですが・・・。両方の製品は、ウェブ・ページで、型を沢山作ったとか、沢山試してもらったと宣伝しているのですが、持ってみただけではと、勘ぐってしまいます。
確かに、マウスの持ち方は色々です。ガッチリホールドしている方から、指先だけで使っている方まで、職場では色々な使い方を見ます。私の場合は、手首付近に畳んだタオルを置き、マウスを包み込むガッチリホールド型です。
その為、到着したのは、通常型のマウスです。エルゴノミクス・タイプは確かに掴みやすいのですが、何分、通常型をズッと使っていますので、それで手首がおかしくなっているなんてことは無いので、1万円を出す気になりませんでした。結局選んだのは通常型の行き戻りボタンが下に付いている珍しいタイプです。通常タイプなら、このボタンが上に付いていても、薬指でホールドすれば良いだけですし、下に付いていれば中指から薬指の根元でマウスをホールドするだけのことです。ただ、どちらが良いかと言えば、近い方が楽だろうと言うことで下のものを選んでみました。でも、下に付いているのは、どちらかと言えばレアものですね。
使用した感じは、OKでした。静音クリックというのもなかなか良いです。カチカチ音がした方が良い方もいらっしゃると思いますが、私としては、キーボードもカチカチ音のしない安物?を愛用していますので、実に静かになりました。もう一つ予備に注文しようかと思ったのですが、5年も経つと手に当たるラバーだって経年変化するだろうと思い、止めました。まあ、不具合が出て来てから、また、探すということで。
先週のことになりますが、北海道胆振地方を震源とする地震についてです。そもそも地震は、よほどの巨大地震で無い限り、地方の出来事になるものです。あの阪神淡路大震災ですら、近くの大阪中心部では、すぐ復旧していました。ところが、今回の胆振東部では、震央近くに北海道電力か建てた発電所があったので、トラブルがスーパー拡大してしまいました。北海道で使う電力の半分くらいを作っているところが、送電できなくなると、残りの発電所ではカバーできなくなって、全部パーになってしまうということが起こります。それが判っていて、北海道電力は発電所を建てていたのです。今まで、地震災害が無かったなんてことは無く、それでも一極集中で発電所を建てたがるのは、経営の為だと断ずることができます。そして、この結果です。リスクは分散させるのが当然で、王道です。これと全く同じ思考回路で、原子力発電所を作ったことだって、結局は経営戦略として大失敗となっているのは明らかです。電気が足んないから原子炉でとは、ますます言えなくなってしまっている状況を理解しているのでしょうか。未だに泊なら地震が来ないと主張しているのですからねぇ。奥尻の地震で、沈み込み帯に匹敵する断層帯が北海道西部に存在していると言うのが明らかになっているのにですよ。日本は地震国です。太平洋プレートとフィリピン海プレートがせめぎ合って、ユーラシア大陸を押している現場にあるんです。世界有数の地震国なのです。地震が来ない場所なんて無いんだということを認めると、またまた、儲けが減ると思っているのでしょう。破損した原子炉でどれだけ金がかかるかを計算することを拒否しているかぎり、ますます日本の未来が暗くなっていくのです。ツケは子供達にプレゼントするのですから。一刻も早く、生半可な技術で手を出して良いモノでは無かったと反省することです。出来ないのであれば、火付盗賊改方にでも登場願いたいところです。
つまり言いたいのは、震源地での出来事のほとんどは災害ですが、その他の地域で起こったことは人災だと言うことです。地震のせいじゃなく、人の、もっと言えば人の生活を預かる者が原因、加害者となるものだと言うことです。突き詰めれば、行政の責任で、首長の管轄なのです。判ってんのかねぇ。
★★2018年09月13日(木) 鵡川のケーキ屋さん
嫁様、お気に入りのケーキ店が鵡川にあります。鵡川の街中にあり、その先に、鵡川の道の駅があります。道の駅の四季の館で風呂に入り、向かい側のポポンタ市場に寄った帰りにケーキをゲットしてくるのがコースになっています。お気に入りは「タヌキ」200円、皆さん昭和レトロと表現する方が多いのは、バタークリームだからです。鵡川竜のチョコレート・ケーキもバタークリームです。生クリームのケーキもありますので、両方ともゲットしてくるのがいつもです。懐かしい味と、作り手のおっちゃんのキャラが、これまた好感度最高で、色々と気難しい嫁様のお眼鏡にかなっていて、わざわざ通っています。
この地震被害で支援物資を集めているとの情報がありましたので、物資を受付所に届けたあと、帰りに寄ってきたとのことでした。なんでも、道の駅の駐車場は満杯になっていて、入れもしなかったそうです。ここにある四季の館は避難所になっています。それで、その近くに2階建ての家が二軒あって、一階部分が完全に潰れていたそうです。ケーキ屋さんで聞いてみると、住人は二階に寝ていたので怪我もしていないそうです。不幸中の幸いと言うことでしょうか。
まだまだ、余震が続いています。その度に、また来るんかと言う恐怖は、人によっては耐えられないくらいのものがあるかもしれません。千歳では被害はあまり聞きませんが、こんな近いところで、これだけの被害が出ています。なんとしても一刻も早く復旧、復興をお祈りします。
★★2018年09月13日//鵡川の『ケーキショップ、おのでら』昨日から再開、昭和レトロなチョコレートケーキ、タヌキ君と鵡川竜です
★★2018年09月16日(日)秋の足音
★★2018年09月22日(土) 本日のミッション 第一日
昨日帰りがけに、食材と材木を購入、木材は収納先が混乱、カオス化していたので降ろさずに今日、整理してから降ろすことにした。
材木等の置き場は車庫の車の後ろであったが、その前にある棚に入っているモノにアクセスするには、部材の上を歩いていた。このところ端材が増えていて、歩く度に、端材が位置を変え、歩くのも困難となってしまった。そこへ買い込んだ部材を運び込めば、足を踏み外して、部材及び身体に重大な損傷が起こることが予想された。そこで、手つかずの材料と端材を分離し、置き場所を変えることにした。要は、車庫の整理である。
先ずは、物品や材料の位置を考えながら、掃除である。クモやゲジゲジたちの残したモノを含め、掃き出してから、置き直すことで整理していく。書くと格好が良いが、結構、いい加減である。
手付かずの材はツーバイフォー1本だけだったので、あとは全て端材である。端材は、大きめのモノと小さいモノに分けて、積み上げ、手付かずのモノは車の下に置くようにして場所を確保した。手付かず在庫であふれているわけでは無いので、充分な置き場スペースである。
続いて、天体ドームの確認となる。基礎となるコンクリート製車庫には母家と同じように何の異常も見られず、ドーム部分についても物的被害は無く、勿論、赤道儀や望遠鏡についても、一応問題が無いようである。しかし、試しに少し動かしてみただけであり、実際の長秒時露光を行い極軸のセット具合まで確認したわけではない。過去の経験では、震度4程度でも微妙な変化が出る。慌ててやっても、余震に大きなものが来れば、それでまた再調整になることは不可避であり、今まである程度で放置してきた。
赤道儀についてはウオームホイールのカバーを外し、ギアの欠けが無いかを確認、各所の締め付けを一端緩めてから締め直すことで、点検を行った。グリスが固めになって来ている様子があったが、まだ許容の範囲であろう。良い油を使用している。
搭載鏡筒は、一旦降ろし、各パーツ取り付け部分を点検、ニュートン反射の光軸調整は必要であった。こちらは地震が原因であるかどうかは不明である。一応の作業は午前中に終えた。
★★2018年09月23日(日) 本日のミッション 第二日
3連休が2週続くというカレンダーは、土日を休みとしている方々にとっては見るだけで嬉しくなモノだと思います。しかし、人が休みのときに働く方々もいらっしゃるわけですから、三連休が絶対的に楽しいモノかどうかは、その方の事情や状況を考慮しなければならないでしょう。
かく言う★秋津★は、ベッドシアター3連休漬けで、腰が痛くなってしまったという悲しい経験が過去にあります。寝正月みたいなことをやると腰痛に・・・。
さて、
本日の最初の案件はベッド回りである。ベッド関連の、サボり気味であったシーツや電気毛布を含めたメンテナンス、つまり洗濯がミッションの最初となる。本日の天候は晴れの予想であり、予定外の降雨の可能性は低い。シーツを交換してあとは嫁様に任せるという方法で洗濯物を積み上げておくことも可能ではあったが、洗濯機はある、電源は来ている、天気は良い、となれば何の問題も無い。料理であれば失敗という痛恨の事態があり得るが、洗濯には失敗しようとしても・・・。よっぽどの不幸ぶりで無いとムリである。そして、久しぶりにベッドのネジの増し締めをしてみることにする。半年くらいはやっていないが、それほど緩んでいると言う事は無いはずである。その後に生協まで食材の確保というミッションがある。確定ミッションは以上であるから、あとは**や**を行おうと思っている。今日も平和な一日となることを祈ろう。
洗濯物を回収しているときに、よろよろと飛行してきてデッキにへたり込んだのがオニヤンマです。アキアカネたちは、何かの先端に止まりますし、他のトンボたちも大体、そのように観察されますが、このオニヤンマは、羽根をビクビクッと震わすというか、けいれんしているような動きで、ウッドデッキの床に落ちてきました。写真を撮っている短い間でも羽根を動かしていました。元気いっぱいの様子ではありません。もう一生の仕事を済ましてきたのでしょうか。それでも、しばらく休んで回復したのか、また飛び立っていきました。頑張れよ。
オニヤンマ
★★2018年09月24日(月) 本日のミッション 第三日
本日は、多少の工作物、ペンキ塗り、片付けを予定していた。昨日の天気予報では終日、曇天の予定であったからである。しかし、フタを開けてみれば、9時頃から降雨となり、昼過ぎまでにそこそこの降雨量となった。以降、雨の可能性は余り無いが、湿度は上がったままであり、湿気た木材に油性塗料を塗るのはためらわれる。まして、今回のメイン対象はベランダの手すりであり、あまり適当で無い材を使用している為に、木目が反り返っていて、斜めに手を滑らすとざっくり切れる危険がある。それを養生することも必要な作業と見込んでいた。体力が許すのであれば、このペランダを作り直してしまっているだろう。連れ合いにこれを直すと言えば、必ずや了とするであろう。最低でも、この手すりとなる天板を交換しなければならないと思っている。取りあえず、本日の予定は、一切、中止である。
そこで、別件で懸案事項となっているWebページで動かなくなった、書き込み用CGIの入れ替え作業を進めることにした。既にStargazer日記の方は新システムに移行し、再び動作しなくなった場合の対処を含め万全の用意をする事が出来た。しかし、ケロプッタ教団の方の書き込みシステムも踏査不良を起こし、こちらについても強引に使用していると、他の問題をもたらす可能性が低くなかった。そこで、同じシステムを導入することにした。
方法としては、Stargazer日記と同じように、最終的なログの作成、HTM化は手作業ということになる。面倒のようであるが、CGIを多用して便利さに浸っていると、いざそれが動かないと言うような事態になるとどうしようも無くなるということは、何度も経験している。ログ整理は、その都度やるのも良し、一ヶ月まとめてやるも良し、忘れているのもそれも良しということにする。勿論、Stargazer日記に比べて書き込み量が格段に少ないことから、このようないい加減な対応でも何とかなるというものである。
しかしながら、三連休とはいえ、その内、二日間が雨とは、少々ガッカリではあった。残念。
★★2018年09月30日(日) 地震・雷・火事・親父
地震・雷・火事・親父と言われたおっかないモノの内、オヤジが消滅してから前三者がメインとなりました。しかし、雷の被害は一発で百人となるようなことも無く、火事も対策が結構進んで町が丸燃えになるようなことはほとんど無くなってきました。やはり、頻度は低くても徹底的な破壊が起こる地震が一番怖いモノであることは間違いありません。日本国内で地震に対して大丈夫と言える場所が無いことは当たり前の知識になっています。原発を建てたい方々や稼働させたい方々はナイナイと主張するみたいですがねぇ。それに、今回の余震でも、震源地で震度4であり、隣接する地域では震度3と、順調に揺れが下がっていくのですが、それが札幌市、つまり石狩平野に入ると場所によって震度4の場所が出て来ます。これは、軟弱地盤による揺れの拡大のためです。伝わっていく地震波のエネルギーは、中心から離れるに従い密度が低くなって、揺れが小さくなるのが当たり前です。しかし、軟弱地盤では地震の揺れの伝わる速さが落ちて、その分、流れるエネルギー量を維持する為に、揺れ幅が増えます。つまり、揺れ幅が大きくなるのですから、震度の数値が上がることがありますし、被害も増えるということになります。
どうして石狩平野に入ると軟弱地盤があるのかというと、それほど難しい原因ではありません。石狩川は北海道の真ん中辺りを源流として、山を削って流れてきて、石狩湾で海に出ています。それも岩見沢付近で海面の高さに近づいていて、この辺りからから石狩川が流す土砂が堆積していきます。そうやって出来たのが石狩平野です。この平野は、きわめて高低差の少ない湿地帯を中心とするもので、すぐ氾濫する川であることから護岸工事に力が入れられ、それでも足りないので、太平洋まで放水路を作ろうという計画もありました。その計画の中に野鳥の天国である美々、ウトナイ湖も入っていたので反対運動が高まり、結局、中止になりました。
さて、その石狩平野です。高低差が少ない為、湿地が多く、そこに生えた植物が水底に溜まって、泥炭状になっている場所です。農地としても、最低レベルの場所と言って良いのですが、明治政府が北海道に注目したのは、石炭です。夕張や三笠などに石炭があったのです。小樽から産炭地まで地盤の良い場所、つまり乾いている場所を選んで鉄路を敷きました。ですから、現在JRが通っている付近は、地盤がしっかりしている場所と言えます。それ以外の場所は大方、元泥炭地の軟弱地盤であり、その中には、とても住むことに適さないような場所もあるのです。今ではいっぱしの大都市を誇っていますが、立地条件はこんなモノです。
地震の揺れで、軟弱地盤の中には容易に液状化を起こす場所もあります。上に家やビルがあれば、沈んだり傾いたりするのは、当然のことです。ですから大きなビルを建てる場合は、岩盤まで届く杭を打ち込んで、しっかりと建てるのが当たり前です。そもそも、平地というのは、川が運んだ砂や砂利、粘土の溜まったところなのですから、何処でも、くい打ち機で地下の岩盤まで届く基礎を作るのが当たり前の工法なのです。
で、そのような地盤の場所で、冬場でも凍らない深さである50センチや1メートルに達しないような深さを掘って、基礎とするような、この辺りで行われている工法で建てた家が、アッサリと傾く、潰れるというのはこれは当然で、道路でも同じように陥没するのも不思議はありません。被害に遭われた方々は、なんでどうしてと呆然のようです。多くの方々が「札幌」なのにという思いがあるようですが、札幌という場所は、満足な地盤があるのがJRが通っている辺りと、西部の丘陵地帯、現在、高級住宅地となっている辺りだけなんです。何故、そんなことも調べないで家を建てるのか不思議なんですが・・・。
さて、災害の中で昔から被害があった台風も、この数年で過去の常識が通用しない状況が出て来ています。つまり、過去の被害を前提に作られた防災が役に立たない場合があるということになります。そもそも、台風の定義は中心付近の最大風速が定義となっています。台風の勢力や大きさも、風速が基準です。ですが、このところの被害は雨量が問題になっています。雨量の把握が出来るようになってきたという事情もあるのでしょうが、そもそも雨が山を削る働き、浸食作用をもち、大地を永遠不滅のものとして扱う我々の考え方にノーを突きつけているわけです。とは言っても、仕方ありませんねぇ。土地は財産としてお金を出して買うモノなので・・・。
被害者の少ないことをお祈りします。
紅葉の準備中