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     2★★2018年08月02日(木)コマコレクター忘れ
     3★★2018年08月03日(金)次はピント
     5★★2018年08月05日(日)M8リベンジ
     6★★2018年08月06日(月)ピントは合わせれば良し、まだまだ前途多難
     8★★2018年08月08日(水)光害カットフィルター
     9★★2018年08月09日(木)百合
    11★★2018年08月11日(土)子育て準備中
    13★★2018年08月13日(月)歩く姿は百合の花
    17★★2018年08月17日(金)絶賛子育て中
    18★★2018年08月18日(土)キアゲハ
    19★★2018年08月19日(日)親の目を盗んでパチリ
    21★★2018年08月21日(火)ヤブカンゾウ
    26★★2018年08月26日(日)黒点

★★2018年08月02日(木)コマコレクター忘れ




★★2018年08月03日(金)次はピント

 当初、夕刻から曇りの予報だったのですが、フタを開けてみると、一昨日よりも良い晴れ具合でした。機材を抱えてドームに駆け上がり、再び機器を取り付けて、最初の1枚を撮り、カメラのモニターで確認しました。補正されています。視野端で真円像ではありませんが、許容範囲です。後は、もう、撮るしかありません。赤い星雲を求めて赤道儀がうなります。ステッピングモーターの駆動音が際限なく上昇していく様は、レーシング場で聞く化け物マシンのエンジン音を思い起こさせます。そこらの一般道でマフラーに穴を開けただけのなんちゃって爆走族とは比べものにならない美しい高音の緊迫感があります。
 閑話休題、母家に帰ってきて、疲れ切ってバタリと寝てしまい、画像処理は今日となりましたが、拡大して、今度は別のことでガッカリ。ピントがずれています。微妙なズレかたです。画素を1800×1200程度にしたら、誤魔化すことが出来ますが、元の画素で見ると、きれいに星に入った十字線が2重になっています。1枚1枚確かめているわけではありませんが、途中のインターバルで、ピントを確認しています。ファインダーでは無く、撮像素子からの画像を拡大して、合わせ直しているのですが、今回は、この問題が課題ということになります。原因の究明は、ことによると難しいかも知れません。短焦点ニュートンのピント面は、実にシビアなものですから。
 そして、これは、残されていた課題でもある惑星拡大時の焦点像の問題と関わってきそうです。高層の雲が出て来ていますので、今晩はもう使えないかも知れません。課題は次々と出て来ます。


M8三裂星雲


★★2018年08月05日(日)M8リベンジ




★★2018年08月06日(月)ピントは合わせれば良し、まだまだ前途多難

 昨晩はどうかなと思ったのですが、南側は常に晴れていて、時々北側に雲が通過するという状況でした。で、M8干潟星雲の再リベンジにかかりました。コマコレクターの調整リング忘れを解消しようとして撮影を行ったのが1日の夜でした。そして、リベンジが2日だったのですが、干潟星雲だけ飛ばしてしまうと言う失態をしました。その後、雨と曇りで、昨日の撮影となります。
 色味が違うのは、カラーバランスの好みの問題で、肉眼ではやはり暗い赤にしか見えません。しかし、撮像素子には赤のところへ主に情報が入るだけですので、青と緑の映り込みを調整すると色味が変わります。何しろ、肉眼に合わせたら、「暗い赤」で、画像にするとあまり本当は目立ちません。それに、もうちょっと波長の長いところが赤外線です。これで撮ったら、人の眼には見えない代物ですから、色を勝手に割り当てるしかありません。まあ、ズルと言えばズルの世界です。
 それで、D850にシグマの35mmF1.4を付けて、そのままドームのスリット枠に固定して撮影しました。まだ試して見なかったことです。結果は・・・双方とも性能が良すぎるということが判りました。つまり、点像がほとんど点になります。さすがに画素1つに収まるわけではありませんが、5画素や9画素の中に収まります。そして、固定撮影ですから日周運動で星は動いていきます。1秒ではその中に収まりますが、2秒で長く写ります。4秒だと明らかに線になります。その昔のフィルム撮影の時代は焦点距離35mmのレンズだったら、赤道方向で20秒となっていました。「それもたいへんうるさくいえば」『天体写真の写し方』藤井旭著誠文堂新光社/1970/という但し書き付きでした。このデジタル時代の高画素カメラでは、1秒2秒というところまで来ています。だから、星座の写真を撮ろうとすると、肉眼では明るさの違いがハッキリ分かるものが、違いの無い点の集合に写ってしまうと言う事が起こります。これは高級機材だけのことでは無くなってきています。そこで使われるのがソフトフィルターです。明るさに応じで、ぼやかして広げるという方法です。明るい星の明るさを大きさに換算させるわけです。これで、見た目と似たような鋭像を造れるので、自然な映像ということになります。
 さて、星座写真にソフトフィルターが必要な時代が来ました。つい最近、手に入れたブラックミストというフィルターの性能も調べたいと思っています。既にソフトフィルターについては幾つか調査記事を入れていますが、更にページを作る予定でいます。

 で、ピント問題は、再々チャレンジの5枚目付近でズレが出て来ています。今のところ言不明ですが、温度変化という理由も視野に入ってきました。


★★2018年08月08日(水)光害カットフィルター

 望遠鏡用の光害カットフィルターを1つ持っています。先日気が付いたのですが、端に1.2mmほどの貝殻上の欠けを発見しました。落としたかぶつけたかしたのでしょうか・・・。それ以来気になって仕方ありません。製品そのものは生産終了となって久しいのですが、後継商品が出ています。そこで、1つ注文をしようかと思ってメーカーのページを調べると、最新製品の宣伝に、よさげなことが書いてあります。曰く、最近のLED照明にも対応した特性で光害カットが出来る等々。でも良く見ると、コッソリ、光害カット能力は別商品であることが書いてあります。その別商品というのは、既に生産終了していてメーカー在庫があるのみということです。カタログを見れば、最新の製品は、まだまだ現役の水銀灯のカット率はそれほど高くないことが判ります。性能を示すグラフを見ていると、確かに、カット性能の高いのは、その旧製品です。それを使うと、東京や大阪の街中でも、そこそこ撮れそうです。星雲と呼ばれる天体が発する特定の色に絞って撮影することで、余計な光、つまり光害をカットする機能を実現しています。最新製品は、そこまで絞り込まずに、カラーバランスを維持しようとしているもので、光害カットの能力は低くなります。実用上、大都市の真ん中で天体写真を撮ろうとする人は稀で、そこそこ良い場所へ逃げ出して撮影するのが当たり前ですから、光害カットフィルターに何処までの性能を求めるのかと言えば、多分、最新製品の方でしょう。
 さて、このフィルターは1万円台後半から2万円のレンジです。48mmという並のカメラ用には無い径で、小さな代物です。レンズ保護フィルター以外のフィルターは、この48mmか77mmで揃えています。48mmは望遠鏡の2インチ径の規格で、つまり、望遠鏡用です。そして、77mm径は、径の変換アダプターを付けて、手持ちのレンズで全て使えるようにしています。ここもケチが出ています。例えばぼかし用のフィルターにも幾種類もありますが、全てのレンズ径に合わせて買いそろえたら大変なことになります。変換アダプターで使い回せば、1枚で済むわけです。
 そんな高価なフィルターをポンポン買える幸運な方もいらっしゃいますが、まあ、1つあれば充分。2つ買うのであれば、他に廻すというのが基本的なスタンスですので、2つの選択肢があれば、どちらかを選ぶというのが、下々の者の方法です。まあ、カメラに幾ら注ぎ込んでいるのだと言われたら、ご免なさいとしか言えません。
 さて、どちらにしましょうか。
 散々迷って、遂に立卦です。光害カット性能重視=天雷无妄三爻、何もしなかった災い。カラーバランス重視=天山遯二爻、逃げ損なった時の心得、面の革千枚張りで知らぬ顔の半兵衛。どちらも良い卦とは・・・。では、止め止め、買わない=風火家人4爻、家を富ます大吉。買わないことに決定。こんなときに卦を出すのは嫁様です。コッソリ操作して卦を出すのは、奥様には出来ません。64卦を憶えていませんから。
 長くなりましたが、欠けてても、大したことは無い。写りに影響なんか出ない。じゃ、これでいいや。以上です。


★★2018年08月09日/百合




★★2018年08月11日(土)子育て準備中




★★2018年08月13日(月)歩く姿は百合の花

 「立てば芍薬座れば牡丹」の続きがどうしても出て来なかったのですが、撮影している時にポッと浮かんできました。「歩く姿は百合の花」。まあ、静止画の美しさだけで無く、動き、つまり所作の美しさも合わせて表現したものとみて間違いないでしょう。シャクヤクはスラッと伸びた茎の先に上向きに咲きますから立ち姿というのは納得です。ボタンはやや低く、斜めに咲きますから座った姿、そして、ユリはやや高く、枝分かれした枝に大きく花が複数開きますから、少しの風でも揺れます。それが歩いている姿と言うことでしょうか。
 美人、麗人、佳人と、言い様はありますが、男装の麗人は宝塚の男役でしょう。佳人は佳人薄命の言葉から儚い(命短し)ので、褒め言葉としては微妙・・・。まっ、だから美人という言い方が一番使いやすいのでしょう。
 まあ、ユリというと男性に興味の無い女性を指すそうですが、野郎の場合はホモと言うのが少々困ります。生物の時間に習うことで、遺伝子の話、同じ種類の遺伝子2個セットをホモ、違うもののセットをヘテロと呼ぶのですが、ホモと言うと、たしなみのある女生徒は顔を下げ、素行の思わしくない生徒は騒ぎます。困ったものです。閑話休題。
 しかしながら、かなり昔から、その手の方々はいらっしゃって、某国の首都では専門の方々が行くパブまであるそうです。そこで相手探しをする。そんな中で、次々とボーイフレンドを殺害し、溜まっていく遺骸の処理に失敗して、バレてしまったデニス・ニールセンは33人を絞殺していた、という事件もあります。チャートを見るのが嫌になるような話です。
 とは言っても、オウムをやった後では、何でも来いでしょう。取りあえず、1本は日本からの出題でやってみようと思っています。勝田清孝あたりでしょうか。





★★2018年08月17日(金)絶賛子育て中




★★2018年08月18日(土)キアゲハ




★★2018年08月19日(日)親の目を盗んでパチリ




★★2018年08月21日(火)ヤブカンゾウ




★★2018年08月26日(日)黒点