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    ★★2017年06月01日(木)芝桜最盛期
    ★★2017年06月04日(日)スズラン
    ★★2017年06月06日(火)紫のオダマキが高貴
    ★★2017年06月08日(木)新天文暦+読み出しルーチン完成、求む閏秒、ハマり物、農薬
    ★★2017年06月18日(日)今年も魅せてくれます
    ★★2017年06月26日(月)Stargazer新版への一里塚へ到着

★★2017年06月01日(木)芝桜最盛期



★★2017年06月04日(日)スズラン



★★2017年06月06日(火)紫のオダマキが高貴



★★2017年06月08日(木)新天文暦+読み出しルーチン完成、求む閏秒、ハマり物、農薬

 何とか天文暦ファイルの更新が済み、読み出しルーチンの対応と修正が済みました。しかし、本題は閏秒の表示なので、やっと環境が構築出来たに過ぎません。一応の骨格部分は作っていますが、未だ良い方法はあるはずですし、バグ云々のレベルまでいっていません。特にデルファイの構造としては、動作した時点でシステム上の動作不良は無いはずなのです。以前あったメモリーリークは、メモリ操作を直にやったことが原因でしたので、あのようなマネはあれ以来していません。
 次の解決すべき点は、うるう秒が確定していない未来のことです。追加されたうるう秒をどのように追加するかが問題となります。5年や10年で大きく変わってしまうと言うモノではありませんが、変わった点を取り込むのが問題点となります。未だにオフセット派がグズグズと騒いでいますし、人類の中のきわめて小数の人間で事を決めてしまっているというのが実の問題点でもあります。いわゆる専門家という奴ですが、これがまた視野が狭いのばかりですし、放っておくと何でもやりかねないというウマやシカと同様のレベルが目立ちます。四の五の言うのなら、地球回転を加速させる手を考えて実行してみろと思っているのですが・・・。核実験の度に地軸がズレていたのは衆知の事実なんですよ。
 まあ、そんなことより、1秒違っていたって大した違いにはならないとは言え、その1秒に拘って始めた作業です。まだまだ掛かりそうですが、なぁに、手間のかかることは、実は好物です。

 ハマり物の1つ。タイムトラベル物で、早世の天才と評された広瀬正のマイナス・ゼロという作品があります。色々な評価と、読み方があると思います。タイムマシンが登場するのですが、タイムトラベル物でのパラドックス回避の為のタブーにあえて踏み込んだ部分が、何とも秀逸に感じます。この手の古典としてはハインラインに作品がありますが、ここまで、資料と調査があって書かれたものは見あたりません。タイムマシンは同一場所で5回も移動し、人と物を運んでいきます。それに翻弄された主人公、ヒロイン、その他の人々の思いが交錯します。それを読み解いて一覧を作るだけのことに、かなりの時間と手間をかけてしまいました。本を買い込んでから、遅々として進まず、チョッとずつ書き足していって1年近くかかっているはずです。その間に某ライトノベルや文庫シリーズを3つほどハマりながらの作業でした。それらの中には、途中で別シリーズを立ち上げて、前作と矛盾・・相違が出てしまっているのもありながら、それもアリかというアバウトな世界でもあります。ねぇキリト君、それでいいんだよねぇ。ええ達也様。それでこそ八神君だよ。

 そういえば雨で農薬散布が遅れていました。こちらも懸案事項です。まして、遂に今年こそはと嫁様がプランターを出してトマトらしきものやその他の苗を植えたようです。その昔、茄子を植えたら、アブラムシがタカって、ちっともナスがなりませんでした。食べ物に農薬かと騒がれたら出来ませんが、さもなければ捕殺するしかありません。朝昼晩、付いていて、割り箸か何かでギューっとやることになります。そういえば、そんな姿の記憶が・・・。


★★2017年06月18日(日)今年も魅せてくれます



★★2017年06月26日(月)Stargazer新版への一里塚へ到着

 世の中の主要な問題として、どこぞの官吏の面従腹背を巻き起こす元凶の人物や、これまたどこぞの2期議員の不祥事とか、都議選等の問題等が聞こえてきますが、★秋津★の関心は、別の方面へ一極集中している状態です。閏秒で始まったStargazerのアップバージョンを寝ても覚めても考えているのですが、パッパとは進みません。(ややオーバーな表現が含まれています)
 今までであれば、それこそ一日二日で、プログラムを変更し対応してしまうのですが、今回に限っては敵は強力無比で援軍も多数存在し、やるぞと宣言してからも作り直したプログラムが屑山となってハードディスクに溜まっています。これで行くぞと始めた変更が、越えられない壁となって立ち塞がり、戦術的転進を余儀なくされてしまいます。(実は控えめな表現です)

 それでも、やっと、先週の金曜日に、遂に原子時からの暦表示ルーチンのチェックがほぼ終わり、閏秒の表示を確認出来ました。方法としては諸々のやり方を試し、イケるぞと思ったところで、プログラムを組んで試し、デッドポイントに辿り着き、また別の方法にという繰り返しの4度目、まさかの壁、精度限界に達していなくても、整数を得る為に小数点以下を切り捨てたら、意図しない数値欠落が起こってしまう場合があることがわかりました。今まで使っていた1日=86400秒を1とすることは、時として危険なことがあるんだと言うことです。1秒が0.000011574……という値であって、それを掛けたり割ったり足したり引いたりするとき、精度的には余裕があるのに、計算結果を秒にして小数点以下を問答無用で、とある関数を使って切り捨ててしまうと、繰り上がっていたはずの数値が繰り上がらずに捨てられてしまう場合が出て来たのです。そして、これに引っかかって、3度目のアプローチを断念していたことも判りました。
 そこで、計算の過程で、これを避ける為の対策を講じたのが4度目のトライだったのです。不具合の原因が、閏秒を出す方法論では無く、計算の中の数値的な問題、組み込み関数の動作の問題だと判ったわけですから、対処は簡単となります。
 簡単とは言っても、勿論、一筋縄ではいきませんが、原子時自体は一筋縄です。原子の振動数で定義された1秒を基準とするものです。まあ、うるさいことを言えば地球での1秒、月や惑星達での1秒、太陽での1秒が、それぞれ違うのは相対論から出てくるものです。それでも、それで違うのは微々たるもので、基本は地球の表面で生きる我々が使う時刻系であり、積算してもコンマ01秒程度の差は勘弁していただきましょう。そこまでの精度をうたうだけの必要は無いのです。

Sample
2016/12/31 23:59:59 4989945667 0031622399
2016/12/31 23:59:60 4989945668 9999999999 XXX
2017/01/01 00:00:00 4989945669 0000000000
2017/01/01 00:00:01 4989945670 0000000001
2017/01/01 00:00:02 4989945671 0000000002

 で、次のステージにと思ったところで、開発言語であるデルファイちゃんが、突然、登録が出来ていないという謎のメッセージを出して、動作を拒否するようになってしまいました。正確には認証用の画面が出て認証を促すのですが、登録回数が上限に達しているというメッセージをわざわざ赤字で出してきます。そして、動作時間を1時間に限り、あと2週間で使えなくなると宣言していただきました。思わぬ伏兵という奴です。
 過去のバージョンで上限回数をリセットしていただいたことがありますので、同様の対処となります。つまりサポートに連絡を取るしかありません。しかし、金曜の夕刻以降のことですので、返事と対応は週明けです。ガックリきてしまい、ウルサいメッセージを無視して(イライラしながら)、土曜はチェックのみを行い、残りは草むしり。日曜日は、すっぱりパソコンの電源を入れずに映像ソフトの消化に励みました。結果、眼精疲労とおまけの頭痛で倒れました。

 幸い、本日、月曜日早々にサポートから再登録を、という連絡があり、ホッと一息。帰ってから早速、再登録を行い、正常な動作を手に入れました。
 原子時から暦表示の関数が出来たのですから、今度はその逆関数である暦表示から原子時を算出するルーチンの作成となります。こちらは、実はそれほど苦労はしない予定です。なにしろ、既にその関数を使って原子時を基本とする力学時を算出しているのですから。チェックとして、原子時から暦表示へ直し、それを原子時に変換して変わりないか、そして、暦表示から原子時に直し、更に暦表示に変換して間違いが無いかをチェックするという方法です。
 西暦前三千年から後三千年の範囲で、チェックするのもプログラムで出来ます。ただし、過去も未来も遠くなればなるほど予想値で、本当かどうかがは怪しくなります。その辺りはNASAのデータ頼りですが。
 そして、今までのユリウス日を基本とするStargazerシステム全体を、原子時の秒を基本とする新システムへと入れ替えるというのが、一応のロードマップです。未だ、時間はかかりそうですが、最初の問題、プログラム上の難題の1つは解決したことを御報告致します。