前月 2016年10月 次月
 月  火  水  木  金  土  日
 1  2
 3  4  5  6  7  8  9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
    ★★2016年10月02日(日)オオバシリとちゃうねん
    ★★2016年10月06日(木)大統領選
    ★★2016年10月07日(金)勘違いして咲きました
    ★★2016年10月08日(土)ベッドシアターアンプ改造
    ★★2016年10月09日(日)上弦
    ★★2016年10月11日(火)サロス、メトン
    ★★2016年10月13日(木)月齢12.4
    ★★2016年10月17日(火)秋は紅葉
    ★★2016年10月21日(金)秋は短し降雪
    ★★2016年10月22日(土)映画館、ディラン
    ★★2016年10月24日(月)補欠選挙、映画館
    ★★2016年10月25日(火)内暈、幻日、上部タンジェントアーク、上部ラテラルアーク、外暈、幻日環他

★★2016年10月02日(日)オオバシリとちゃうねん

 前回、キク科アキノノゲシ属オオジシバリと分類した奴ですが、嫁様が違うので無いかという指摘が入り、10年前の写真に記録があって、タンポポと疑うような黄色い花であったことが判明し、葉も形と厚さに違いがあり、オオジシバリとは違うという疑いが濃くなりました。他にも違うという点があります。葉の両面に剛毛があることです。今度も牧野ですが、高山植物の方で調べて見たところ、ヨーロッパの高地で繁茂しているというキク科ミヤマコウゾリナ属ヒエラキウム・ピロセラが該当していることが判りました。環境による変異も多く、多くの亜種が存在しているようです。ジシバリと共通な点は、走出枝を四方に出して増えるというところで、1つ抜くと隣が着いてくることがあります。
 いずれにしても欧州の高原草原に一般的な種類であるということで、ここ、北海道で繁茂できる能力があるわけです。牧野には和名が載っていませんが、雑草に和名を付けてもしょうが無いと思うのはわたくしだけかも知れませんので、既に日本名があるかもしれません。
 で、庭の中で、きわめて特徴的な葉っぱを付けている木本類があります。未だ小さいのですが、その葉の付き方が7枚で1セットになっていて、どの部分もその形になって生えてきています。葉の部分は対生ですが、枝の出方は互生ですので、図鑑で調べればすぐ判るかなと思ったら、結局該当無しでした。牧野を端から全部見ていくという方法もありますが、さすがにその時間がありません。樹を葉だけで判断するのは、一部の判りやすいもの達をのぞいて、結構難度が高い課題です。10年以上付き合っている庭ですが、難度が一向に下がりません。まあ、こちらのスキルも上がっていないのですが・・・。


★★2016年10月06日(木)大統領選

 米国大統領選が来月上旬になり、彼の地ではわき上がっています。イベントの好きな国ですので、お祭り騒ぎの楽しさもあるのですが、何とも言いようのない妙な大統領選と言っても良いでしょう。傍目に見ても、あんなのが大統領候補?と言う見方をしてしまうのは、笑ってお許し願いたいのですが、金儲けがうまかったのは確かでしょう。ただし、公開している出生データからすると、プラシーダスでは第2室に木星があります。しかし、3室の境界まで4度チョイですから、3室にあるものとして扱うというのも考慮すべきでしょう。そして、どっぷりと2室にあると言えば海王星です。つまり、確かに手元にはお金があるようですが、その実態は海王星の支配下であり、まして、蟹にある水星とスクエアです。中身と外見が一致していない。嘘という匂いがプンプンします。中身は火の車なんてことはありそうな事態です。
 もう一方の候補者が、万全かというと、こちらは判断する材料に問題があります。出生時刻が公開されておらず、午前8時と午後8時の2説があります。しかし、どちらかが正しいと断ずることもできないのは確かです。曖昧な発言の伝聞だけだからです。ただし、12時間の差は、それほど大きな判断の差は出ない場合が多々あります。また、ビル・クリントンと合わせて推定するということも可能性としてはかなりあるでしょう。しかし、巷で言われているように、二人の差は大きくは無く、投票時の態度を決めていない人々の動向で決まってしまうようすです。このところ失点を次々と放って差が開いたと報じられてはいますが、揺らぎの範囲でしか無いように見えます。
 ビルの進行太陽は一昨年の土星とのスクエアを終えて、進行木星との合まで2年チョイ、オーブ1度までは1年チョイのところまできています。これで「大統領の夫」あるいは、逆にご苦労さんパターンなんてこともあり得ます。結果が実に楽しみです。


★★2016年10月07日(金)勘違いして咲きました




★★2016年10月08日(土)ベッドシアターアンプ改造

 ベッドシアターは、高級な装置を使っているわけでは無く、余り物や安ものを投入しています。その中でも一応、新品を使ったのがアンプです。パソコンにつかうものですが、今、メインマシンに使っているモノの半分の金額だったと記憶しています。トンデモ安ものの範疇です。スペック的にはそれなりで、何と本体の下面にはウーファが付いています。直径8センチほどの一応低音専用のものです。なんちゃってウーファですが、一応、音は出ています。付属のスピーカーをモニターの脇に取り付けてステレオになっていて、ウーファですから2.1チャンネルというカテゴリーに入ります。なんちゃってですが。
 で、その本体に取り付けられたウーファと耳までの距離は5、60センチと言うところでしょうか。夜中に使っているとハム音が聞こえてきます。50ヘルツまたは60ヘルツの電源周波数に起因するブーというかボーという音です。日中では環境雑音に埋もれているのですが、1度耳に付くと気になってきます。この手の装置では電源をスイッチング式にして安定化電源にしていると言うことは無いはずですから、平滑用のコンデンサーを最低限にして使っていることが原因であるはずです。また、その程度で充分な性能を普通は出すので、昼間は気が付かないわけです。
 で、本体を開けるなと言うメッセージを無視して、ねじを外し基板を見てみますと、案の定、電源はトランスで電圧を落とした後、4個のダイオードでブリッヂを作り2200μFの電解コンデンサーを付けています。そこそこの容量であろうと思います。で、部品箱をかき回すと3300とか4800というコンデンサーがありましたが、耐圧が50Vという大きめのモノばかりでしたので、その中から小さめの3300μFのものを2個、リード線を付けて放り込み、再び組み立てました。容量としては4倍になったので、効果を少しは期待して電源を入れると、ハム音はかなり低減しています。聞こえないところまでは行ってはいませんが、スピーカーにかなり接近しないと聞こえない、というところまで改善しました。
 これで改善が足りなかったら、電源電圧を出すスイッチング電源を付けてしまうことも視野に入れていたのですが、まあ、これで良しとすべきでしょう。この程度の装置であれば、売っている半製品の部品を組み立てるだけでも出来上がるのですが、それにしたってお金と時間を使う事になります。まっ、こんなモノでしょう。
 読み出し装置としてソニーのブルーレイプレイヤーを手に入れているのですが、HDMIの出力の他に音声出力としてアナログの端子が付いていません。デジタルの出力は付いていますので、メインマシン回りのシステムに追加しましたが、実はベッドシアター用に考えていたのです。パソコン用スピーカーでデジタル出力に対応しているものは、それなりのお値段で、やっと2万円を切ったところですから、余り物や安ものを使うというコンセプトから外れてしまいます。ローディングが早いのでちょっと残念ではあるのですが。



改造工作


★★2016年10月09日(日)上弦




★★2016年10月11日(火)サロス、メトン

 今日、何かの話の関わりでサロス周期というものが出てきて、年数はどのくらいかと問われました。備忘録的にちょっとまとめておきましょう。
 サロスというのは蝕の周期性に関する用語で、カルデアの時代に知られていたとされます。1食年というのは太陽(黄道を運行)が白道(月の通り道)との交点(ノード)に対して天球を一周する周期で、太陽は順行、交点は逆行しているので346.62日という数値が出てきます。で、朔望月=29.530588日との最小公倍数のようなところを求めると、19食年と223朔望月が近い値となります。
    19食年=6585.78日
  223朔望月=6585.32日
 ピッタリの値では無く8時間ほど違っていますから、次の周期が来ると、前と同時刻では無く8時間ほど遅く食が起こることになります。月蝕であれば、地球の夜側からなら何処からでも見えますが、日蝕となると8時間違えば、見える場所が違って来ることになります。つまり、経度で120度ほど西に移動していくことになります。
 19食年は18年と11日または10日10時間少々ということになります。日が違ってくるのは、うるう日の入れ方で19食年間に5回のうるう日が入る場合です。
 次に同じような周期としてメトン周期があります。こちらは回帰年(我々が使う一般的な1年のこと)と朔望月の最小公倍数の関係で、古代ギリシャのメトンが235朔望月と19回帰年がだいたい等しいという関係を見いだしたとされています。
    19回帰年=365.2422×19  =6939.60180日
   235朔望月=29.530588×235=6939.68818日
 太陰太陽暦製作上でも大切な項目です。235-19×12=7、つまり19年に7回、閏月を入れれば、季節と月を合わせた暦を作れそうだ、ということになるのです。
 差を見れば、200年ちょっとで1日の誤差になるくらいの程度で、サロス周期の3回で1日ズレてしまう関係よりは、かなり安定な関係であると言えるでしょう。
 さて、占星術上、太陽と月の関係として、この2つの周期が、チャート上で巡ることになります。
 サロスでは経過で起こる蝕が、この周期で繰り返すことになりますし、メトンでは太陽と月の運行状況が繰り返されることになります。ただし、チャート上での太陽と月の運行は時計の針のようなものではなく、万有引力の法則によって遅速が起こり、特に月については、多体問題の結果、概ね平均ではこの位という程度の押さえで、正確な位置は平均的な位置から外れています。Stargazerではそれらは補正され、正確な位置になっていますので、メトンやサロスでチャートを動かしても、元の位置に戻っていないぞということになります。
 ともあれ、蝕が満月や新月の飛び抜けたものと考えれば、それが巡ってくる周期がサロスであり、月の運行の周期性を見るのであればメトンということになります。で、その昔、蝕予知失敗の結果一族皆殺しになるようなことが、すぐ近くの国で起こったと、その国の記録にあったりするわけです。あなかしこ。
 しかしながら、この話の発端は、蝕でありましたし、何処かの航空会社が定員以上を乗せて飛んだというニュースから、何処がどう転んだか、飛行機の乗務員のカバンや座席のオークションまで広い話題となり、その最中に、TVでは関連の話題が出て来たりと、飛行機ネタで盛り上がった、なかなか興味深いものでありました。


★★2016年10月13日(木)月齢12.4




★★2016年10月17日(火)秋は紅葉




★★2016年10月21日(金)秋は短し降雪




★★2016年10月22日(土)映画館、ディラン

 今日は映画館へと足を運びました。映像のクオリティの高い作品に満足しましたが、音量設定が大きすぎて少し大きな音では歪み率50パー以上の音の悪さでした。ここがイモ引きですね。ハッキリ言って、これでは自分の家の方が良い音で聴けます。タマにしか行かないのですが、前の時も音が大きめで、難聴の方々向けなのかと思いましたが、今回は耳栓して丁度良いのではないかと思ったくらいです。その割りには爆発音が歪み率100パー以上というか装置の上限に達しているようで、爆発音になっていませんでした。
 まあ、その爆発の映像や、ある物体の映像表現にも、いささか疑義があったのですが、まあ良しとしましょう。我々は実物を見たことが無い代物で、今後も見たくない種類のものです。一言だけ付け加えれば尻尾が何故七色に。まあ、少々無理のある過去改変による未来変更のスジが入っていたので、それに比べれば大したことはありません。過去改変の代償が忘れるだけ・・・というのが突っ込みどころ満載で。
 で、最近借りてきたアニメの中に人格入れ替わりや、過去退行、感情暴走、テレパシーを取り入れたものがありました。設定的にはかなり無理がありながらも、主人公達の成長物語となっていることで結構楽しく見ることが出来たのですが、入れ替わりというと、やはり『転校生』ですね。アレはアレで悲劇ですが、そのアニメも、今日、見に行ったものも入れ替わりを使いながら、最終的にはハッピーエンドですので、わたくし的にはOKです。ただ、そのアニメの方が、嫁様に言わせると「絵が嫌い」だそうで、映画の方とそう変わりが無いように思っていたわたくしが鈍感なのか、少々悩むところではあります。確かに映画の方がキレイではありましたが。
 御本人が欲しくて欲しくてしようが無いかどうかは確認のしようがありませんので、それはともかく、彼が受賞すれば売り上げが上がるというので、毎年毎年ポスターやら垂れ幕を用意している書店店主や関係業界人が沢山いるというので、受賞発表時期の前になると報道がウルサくなります。何故か日本人はノーベル賞が大好きで、価値を勘違いしているのでは無いかと思うくらい重きを置いているように思えます。受賞を名誉と見なしているわけです。しかし、世の中には何かの賞を「与える」と言われたって、そんなもの要らんと考える人も結構いらっしゃるわけです。いっぱい儲けて有名になってから、国に貢献したので勲章をやると言われても断る強者が居るのは、皆さん御存知のところであろうと思います。
 さて、ここで、今年のノーベル文学賞に選んだ人物から無視されて「無礼で傲慢」と評しながら彼らしいと選考委員長が付け加えたと報道されています。尻尾を振って平身低頭で貰いに来ることを当然と考えているように感じるのは、わたくしの偏見かも知れませんが、今年は貴方に決めたんだけど貰ってくれるかなぁ?というのが基本的なスタンスでは無いかなと思うからで、返事もしないのが失礼だというのであれば、その態度の方が失礼に当たり、実質、断られちまったら他の人に当てれば良いだけのことです。ノーベルだって要らん人に押しつけろとは言わないでしょう。
 それに、詞に対して文学賞ということでしたが、きっと彼は自分は単なる「作詞者」なんかじゃ無いと思っているのだろうと想像します。また、それで評価されることに対しても拒否反応を持っていると考えるのは、決して間違っていないと見ています。
 日本との時差は15時間ありますので、現地時刻の12時と仮定すると、次日の3時という日付/JST/になります。双子座に太陽がありますが、牡牛の20度から土星天王星木星太陽と並んでいて月も牡牛だろうと考えられます。双子座にはその先に金星と水星があり、7つの重要な感受点が2つの星座宮にあります。7個の感受点でマジョリティーを作っていると見ても良いでしょう。そして、太陽と火星、及び水星と海王星がそれぞれスクエアとなっています。冥王星は獅子の2度で、太陽と60度です。活動の概略と進行経過は生時を入れなくても、結構対応していますから、面白いチャート作業が出来ます。さすが、というところでしょうか。


秋はやはり紅葉


★★2016年10月24日(月)補欠選挙、映画館

 選挙が終わって、負けた野党の中で、代表の効果が無かったと責任を押しつけている意見が出ていますが、なんともはや、負けた理由が自分たちにあると思わない、思えないのが、そもそもの原因です。政権を取られた民主党の代表だった男なんかを、幹事長に仕立てて使っているような党を誰が応援するでしょうか。潰し男を取り立てるには、仲間内でしか通らない論理を通しているのですから、もう一段上の国を動かす形にはどうしても足りないものがあるのです。東京都に乗り込んだ「女性代表」は、まあ、取りあえず何とかやっています。しかし、民進党の方は如何でしょうか。本人の人気を削るようなブレーンを付けて、一体何をしたいのでしょう。政権を取る気があるようには見えません。かつての社会党以下です。先行きは見えていましたが、ハッキリとしてきました。与党にとっては敵ですら無いのです。
 そして、USAはUSAで、まあ何でしょうねぇ。世界最大の軍事大国の中身はアレなわけです。支持率に差は出ていますが、確定までは行かない数値です。しかしながら、国家レベルの問題についてニューズを聞いて論評していたら、ただの愚痴ききになりはてますから止めておきましょう。
 映画館へと足を運んだことで、昨今は映画館も努力しているというのが見えてきました。しかしながら、人気が取れそうだというタイトルについて、こちらの映画館では上映予定に入っているのに、こちらの方は無しというのも多々あって、ちょっと前までは「○○シアター」だったのがいつの間にか「××シアター」に変わっていたり、無くなっていたりとやはり厳しい世界のようです。また、同じ系列の映画館かと思っていたら、上映予定がこっちはあるのにあっちは無いというのもあって、昔と違いフィルムを持ってくるのではないのに、違いが出て来るのが不思議です。勿論、昔からそうそう映画館に通ったと言う事も無く、中身が判っているわけではありませんが、最近名前が変わった空港ビルのシアターの上映予定に、興行成績が上位に入るようなものが、無いとか遅いものが多いなぁと思えるので、どうなっているんだろうかと・・・。お客を集めたいのならば、お客が来るものをやらなければ、来ていただけませんよねぇ。でも、前回の経験では音割れという、素人臭い設定一つのことで客足を遠のかせている可能性もあり得るかも知れません。
 
 『この世界の片隅に』という漫画を原作としたアニメ映画が今年11月から公開されるようです。広島と呉付近で太平洋戦争の中での生活を描いたもので、原爆も入っているとのことです。正直なところ反戦ものには辟易してるのですが、そんなものではなく、生活を描いたものだそうで、嫁様のお母上と同じ世代で、同郷である女性が主人公ということもあり、嫁様におかれましては、並々ならぬ興味をお持ちでございます。Webページは調べ尽くしているようです。公式ページでは、その空港ビルのシアターでも公開予定となっているのですが、シアターの上映予定作品の1月には洋物が2つしか入っていません。また、それほど時間がかからずにいける範囲で、12月に上映のところがあるのですが、こちらもそこの上映予定には載っていません。こんなところも、まだ努力が必要な部分でしょうか。


★★2016年10月25日(火)内暈、幻日、上部タンジェントアーク、上部ラテラルアーク、外暈、幻日環他