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    ★★2016年07月03日(日)ギンロバイに蝶
    ★★2016年07月05日(火)ドームコタツ机の照明
    ★★2016年07月11日(月)某アニメ、参院選、ドーム照明改装、ベランダ計画
    ★★2016年07月24日(日)ベランダ計画、取りあえずベランダには出られるように・・・
    ★★2016年07月31日(日)エゾカワラナデシコ全盛

★★2016年07月03日(日)ギンロバイに蝶



★★2016年07月05日(火)ドームコタツ机の照明

 世の中の照明装置は電球から蛍光灯、そしてLEDへと移ろうとしているのですが、だからといって、あっという間に変わってしまうというようなことは起こりません。第一の理由は、移行の為に費用がかかります。幾ら省エネ、長寿命と宣伝されても、電気代がペイするのに何年後というような数字では得をしたとは思えないのです。電球から蛍光灯では、確かに明るくなったという実感と、電気代の節減、寿命の延びがあり、器具もそれほど高いしろものでは無かったので、移行は結構スムーズでした。しかし、LEDは、電球何W相当という比較から始まりました。実際のところ、明るさの標準は蛍光灯の20Wや40Wになっているのですから、わざわざ暗いものを使うことが大間違いで、暗いのを誤魔化しているとしか思えません。文言通りの明るさとは思えないほどの「暗さ」で、明るくはならず、そこそこ明るくしようとして、2個つけると器具の価格は単純に倍、電気代も大して変わらずと言うことに・・・。経年変化で明るさが落ちるというのも蛍光灯以上です。
 そして、便利さが上位互換では無いことです。電球から蛍光灯になって、調光装置が使えなくなりました。蛍光灯の明るさを変えるにはトライアックによる交流の電圧制御では出来ませんし、インバーター式のものでも実用上は3~4段階程度のものが販売されているだけです。そして、LEDでは、調光装置を使えるモノが限られています。当然ですが価格も高くなりますから、ますます初期投資がかさむことになってしまいます。製品としてみれば、LEDの実用照明は、宣伝ほど良い代物では無く、開発が半ばであり、色調の安定ささえ疑いが残っています。
 とは言っても、電球を使うクリップライトは、そろそろ無くなってしまいそうですので、急いで注文をしました。工事用の電球入れにアルミホイルを巻いた状態が、少々情けないと思い、少しマシなものを使うことにしたのです。
 さて、問題の出たドームコタツの照明ですが、元々、100Wのレフ球を使っていたもので、真っ暗からフル発光までを使います。この為、蛍光灯にしていないのです。ところが、撮影中にかなり絞って、やっと点灯している状態の時に、コタツの電熱がオンになると、照明が消えてしまいます。電圧が少し下がって、フィラメントの温度が下がってしまうのです。これを嫌って、LEDで照明を組んだのですが、小さな照明ならば電気抵抗を入れて暗くすることが可能ですが、そこでの発熱も馬鹿にはなりませんので、電源そのものの電圧を変えてしまう方法を取っていました。そこで、電源電圧から、3個のLEDを直列につなげているという回路となっていたのですが、放熱も充分、規格よりも低い電圧のはずが、2度目のLED破損です。これは、安全マージンが低いか、個体差が大きいかでしょう。
 ここで、最も始めの案であった調光器を2つ、違う明るさのランプを使うという手に戻ることにしました。100Wレフ球と共に手に入った7.5Wのミニレフ球を、2つの調光器でドライブします。暗い方は、位相角をそれほど厳しい状況で使わないので、ギリギリの暗い明かりをスムーズに調光できます。そして、明るい方は、主に明るい状態を使うモノです。
 工作としては、調光器をもう1つ、これは部品箱に予備を置いています。そして、2つの調光器は、1つの箱に入れて、ボリューム抵抗では無く、切替スイッチを使って調光をします。というのは、ボリューム抵抗では、厳寒期に動きづらくなってしまうからです。グリスを取り替えるのも手ですが、そうすると、普段の時が軽くなりすぎてしまいます。適当な手触りというモノが欲しいところです。そこで、多投のロータリースイッチを使うのです。結構細かい電気工作ということになります。100Vを使うものですから、慎重にハンダ付けをすることになります。



ギンロバイに蝶Ⅱ


★★2016年07月11日(月)某アニメ、参院選、ドーム照明改装、ベランダ計画

 休み中に見ようと思ってレンタル屋さんから某アニメを借りてきていました。24話を一気に見るのは、体力も時間も必要です。当然ですが、面白そうだと思ったから借りてきています。これがスカだったりすると多大なショックを受けてしまいます。タマにあります。
 そのタマの事態となりました。最初の設定から、アリャというのがありました。地球は豊かな場所で、対立する火星は、先史火星文明の超絶の兵器を操る貴族が治めている王国。結構な技術立国で、その国の王女は地球に鳥が居ることすらも知らない・・・。地球が青く見える理由すら知らない。アホだな、この姫はと思ったのはわたくし一人でしょうか。勿論、わたくしはアホは話を作ったヤツだろうと考えていたのですが。
 で、23話までワクワクと見ていたのですが、23話の中でアレレな展開が出てきて、最終話では、期待していた展開では無く、今までの伏線は何だったのかという実につまらないまとめをやってくれました。ガッカリでした。
 主人公は地球の高校生、並の平民でありながら、戦闘では妙な能力を示すと言う・・・某大作に多少引っ張られているところが気になりはしましたが、そこへヒロインとして登場したのがお姫様です。お姫様にゾッコンの敵役もしっかりと登場です。これは逆玉であるぞと確信してみていたら、何と互いの気持ちを確認しているシーンまであります。これはこれはと見ていたら、最後の逆転で、お姫様は女王に即位。23話で出てきた御貴族様を旦那に、そして和平の道をとしてまとめてしまいました。
 これは悲劇で、これしか無かったんだよといいたいのだと思うのですが、そもそも戦争になるというのが悲劇であり、戦争の終結のみが悲劇の解消にしかならないのであれば、用意した伏線は一体何の為だったのやら。悲劇に感動するというものもありますが、どう見ても、これでは見終わった後の気分が晴れません。放送されて2年が経っているのに、今までわたくしが知らなかったという原因の一端が、ここにあるのだろうと思うのです。面白くないものが流行るということは有り得ません。ズバリ売れなかったのでしょう。最初のクールで人気が出たから第2クールに資金が出るというアニメもありますが、最初から2クール、24話で作るという幸運なアニメもあります。その1つがこれだと思いますが、制作や資金関係に関係者が居て、原作や監督というところでの問題があったろうと勘ぐっていますが、更に調べようなんて気にもなりません。
 事前に満足できる話がどうか調べてから借りるということにしていたのですが、ちょっとサボったらカスに当たってしまいました。
 実は、もう1シリーズ、借りてきていました。『白銀の意志アルジェヴォルン』24話です。主人公の少年は似たような状況で、某大作アニメのように機動兵器を動かしてしまいます。ヒロインも深く絡んできます。上記作品と時期を同じくして放送されていますが、見ていて、実に安心できます。内容はかなり重たいものを含みながら、テンポとリズム、絵と共に話作りがしっかりしていて、見終わった後に、見直すかという気になります。同じ頃に作られ、ジャンル的にもかぶる作品ですので、比べてしまいます。双方とも制作会社の宣伝ページを見て借りてきたのですが、自称物語評論家の褒め言葉が並んでいたのがアレレなほうで、何しろ褒めちぎった上に地球人類に宣戦布告だと。対して「しろがね」のほうは簡単に、物語の始まりの説明と話の方向を書いただけの正に作品紹介でした。鑑賞後に読み直してみれば、アレレは内輪誉めでしか無いし、しろがねは、適確な紹介だったことが判ります。制作会社のクセが作品に出ている様にも見えます。リストを括るとそう思えてきます。そして借りてきたものの一覧を参照すると、アレレの方の作品は2割程度でしょうか。しろがねの方は、小学生向けのものをのぞけば、ほとんど借りてきています。
 メカが格好良く動いて暴れ回れば良い方には好評でしょうし、それを狙ったのだろうと思います。欲張りすぎたんですね。
 結論が期待したものと違うから気に入らないというのはあります。期待すべきものを煽っておいて無しねというのは、どこぞの悪徳商法あるいは詐欺というもので、そんなものに引っかかった自分が情けなくなりました。
 選挙が終わってみれば、幸いなことに自民の大勝で2/3をクリアということにはなりませんでした。ここで又、公明党がキャスティングボートとなります。まあ、この党が9条改憲に賛成したら、党の終わりでしょうから、それは無しね、ということであれば一番良いのですが・・・。運気の最後の一花のこのとき、木星にほほえまれても出来なかったようですので、賢明な判断を国民がしたということにしておきたいものです。その木星ですが、こんなに良い配置で来るのですから、一党大勝も可能性としてあるくらいの嫌なものでした。しかし、この波に乗れなかったというのは痛恨の極みでしょう。もうこんな波は来ないのですから。
 さて、ドームの照明ですが、白熱電球を2個、使用することにして、クリップ式のライトホルダーを2種、手に入れてています。2連の調光器の使い勝手も良く、実戦配備が調いました。ボリューム抵抗では無くロータリースイッチでの調光も使い勝手が良く、厳寒期の動作も安心です。リプレイスが出来たところで、ギリギリの微灯用の電球の予備を忘れていたことに気付きました。こちらは、忘れないようにしておきたいと思います。
 ところで、ベランダ計画(残り)も遂に始動しています。プロに頼んだのは既に去年完成しているのですが、残りの部分についても、幾つかの発案を検討し、ある程度固まっていました。そして、材を注文し、作るだけということになっていたのです。その材の注文のために、幾つか設計図を作り、何がどれだけ必要なのかを計算して、先々週に発注していました。材は既に到着しています。そして、今日、最後の材料である塗料が到着しました。防腐系の塗料でそれを塗布してから組み上げるつもりで待っていたのです。仕事が終わってから帰ってきて作るというのは、出来ない訳では無いのですが、先ず材のカットの為の精密な採寸をしながらとなるので、休日に一気に作業をするつもりでいます。夏中にできあがればと思っています。


エゾカワラナデシコ


★★2016年07月24日(日)ベランダ計画、取りあえずベランダには出られるように・・・

 ベランダ計画は、16日から18日の3連休に、ある程度の組み上げまでを予定していたのですが、何と採寸と角材のカットを初日にしただけで、後は天候不順に阻まれてしまいました。カットした後に下塗りをするつもりだったのが、大きく予定が狂ってしまいました。塗装は天気の悪い日に強行しても良いことはありません。
 とは言っても、納期が決まっているわけでも無く、成り行き出来上がりという緩い作業ですので、必死になることはありません。変に急ぐと、どうせ素人仕事ですから、間違えたり、やり直したりは勿論、怪我なんかしたら阿呆な話です。
 で、この土日を控え、金曜日に早引けという技を使い、ようやく塗装を行いました。天気予報はくもりと晴れのマークですし、くもりの予報で霧雨だったということにはならないであろうことが予想されます。ここで、下塗りをしておけば、土日の内にある程度の造作ができて、ベランダの床張りが出来そうです。
 翌、23日、土曜日は、柱立てを慎重に行います。垂直を出し、仮留め状態で、仮に横木を入れ、サイズの確認です。10本の柱の中で、1本、2センチ長くカットしていたことがここで判りました。しばし悩んだのですが、仮止めとはいえ、ここで一旦外して短くするより、組み上げてから切る方が簡単だと判断して、そのまま、作業を続けました。
 で、今日、日曜日の朝一番から、床材の固定用横木を取り付け、床材を乗せることが出来るようになりました。そして、ゆっくりと昼食を取って、しばし休憩をしたところ、高いびきをかいて、目が覚めました。やはり、大分疲労しているようです。このようなときに、何か失敗して下手をすると怪我をする場合がありますから、作業は、より以上に慎重にならざる終えません。つまり、時間がかかります。
 取りあえず床材を並べ、様子がわかるような状態にして、施主様を呼び出しました。こんな具合で良いかの確認です。取りあえず良しとのことでしたが、反った床材が、少々御不満のようでありました。材木が反るのは、いろいろな理由がありますが、経年変化で反るものを、押さえ込むように使えば良いので、木目を見て上下を定めておけば、大抵は問題ありません。大元の取り壊したベランダの床材は、1度張り替えさせたものなのですが、何と張り替えのときの張り方が、上下も見ずにただ張っただけでしたので、木に水が溜まり、たちまちガタガタに反って、あれよあれよという間に腐っていきました。大工の格好をしてはいても、単なる作業員だったわけです。
 で、床を張り、次に手すりに取りかかろうとすると、何やら材が足りません。どうも、古い設計図ある「安もの風格子」を元に計算した必要材数で頼んでしまったようです。お施主様であらせられる嫁様に下知を求めると、「安もの風」でも良いと仰って戴きましたが、ここは、最も始めの設計図に乗っていた、手抜きの無い形のものにすべきであろうと判断しました。ということで、材の手配が今一度必要となりました。さすが、素人仕事です。
 さて、そんなことから、次の段階である、ベランダから下がったところにある、濡れ縁のような付属の部分、面積的にはベランダ部分と同じになる部分の工作が先になるかも知れません。ベランダの柱と手すり部分があれば、その間が無くても、そうそう落ちはしませんから、後回しということも考えられます。現状ではベランダから庭に降りるには脚立で降りる状態で、決して安心できる降り方ではありません。ですから、優先順位を変える方が適当ということになります。
 ということで、また週末待ちになります。


★★2016年07月31日(日)エゾカワラナデシコ全盛