★★2015年11月01日(日)飛行機墜落、ベッドのモニターアーム

　シナイ半島北部で旅客機が墜落と報じられています。コガリムアビア９２６８便は２０１５年１０月３１日１３時１４分（ＪＳＴ）に高度を１５００ｍ落としてレーダーから消えたというのが第一報ですが、この時刻位置のチャートでは、特段何かというものは見あたらないように見えます。そうなれば「出生」チャートとの関連ということになりますが、この飛行機Ａ３２１－２００型の出生として計画決定、製造開始、終了、初飛行等、また、この飛行機が運航会社に納入された時点等々が考えられることになりますが、ここでは手っ取り早くＡ３２１の初飛行を見ると１９９３年３月１１日ということでした。ここでもうピーンとくるものがあります。つまり、太陽が魚の２０度付近です。つまり、明け方の３惑星と関わっています。
　撃墜では無いというコメントや、撃墜したという声明が錯綜していますが、さすがに真偽はわかりません。近くの空港へ着陸を求めていたという情報もありますので、撃墜では無いようにも思えます。確かに離陸から２３分経っていますから、もう成層圏に上がっているでしょう。そこまで上がったジェット機を迎撃できるミサイルをＩＳが持っていたら、あの空域は飛行禁止です。チャートではアスペクトの指摘はできても、元々ジェット機は海王星ですし、秘密の敵でもあります。機材の不調というのが順当なところですが、これはこれで、千機近くも飛んでいる飛行機ですので、製造会社にとってはショックかも知れません。フライトレコーダーは無事でしょうから、原因は判明するでしょう。

　ところで、土曜日に新調した落ち葉入れを早速、使おうと思って、庭に出て落ち葉を集めますと、何かフラフラします。頭はいつもフラフラですが、足が弱っているというか疲れているようです。小さめのポリ袋でしたが、３杯ほどで、立つのもヨッコラショ、やっと動いているような状況になりました。これはアカンなぁと思い、作業を中止して母家に戻り、風邪薬を飲んで布団の中に飛び込みました。
　考えてみれば、土曜日には落ち葉入れの新調と設置で、穴掘りをやっていますし、それだけでなく、ベッドにモニターアームを取り付けたり、ベッドの最後の補強材を取り付ける作業をしています。
　ベッド関連は、木ねじで部材を打ち込むような簡単なものではなく、分解、取り外し、調整ができるように構造を考え、そこに合わせて付けるのですから、やっつけ仕事でも時間がかかります。このベッドは、寝る部分の高さが１４０センチで、セミダブルの大きさがある特殊なものですから、半端な部材でやると後で後悔することになります。書くと大した作業のようには読めませんが、合わせれば、丸一日手間の仕事です。
　確か終わったのが２０時頃だと思いました。そりゃあ疲れが残っているでしょう。歳を取ったものです。

　で、取り付けたモニターアームですが、要はベッドから見えるところにテレビを置くということが不可能であることから、考えた苦肉の策です。アームにモニターを付け、ＤＶＤブレイヤーをつなげれば、シアターと呼ぶのは、はばかられますが、機能は似たようなものです。それを使う余裕が昨晩にはありませんでした。バタンキューと言うヤツです。
　取り付けたモニターアームの動きを調整して、見るときはモニターを足の上の方に移動してきます。必要のないときは横によけておきます。小さなテレビという手もありますが、投資無しで済ますには、余り物を使うという手が一番です。それにテレビ放送にはほとんど用事がありません。せいぜいニュースくらいです。難点と言えば、音声出力です。安ものとはいえ一応付いてはいますが、付いているという言い訳みたいなモノで、これだったらメインマシンで使っているものの方が、ずっと音が良いでしょう。しかし、このモニターにスピーカーを付けるというのは、空き空間、重量共にイマイチです。それだけの投資をするのならば、小さなテレビに替えるという手の方が良さそうです。まあ、何をやっても手間で済むものではなく、現ナマが必要になります。そこで、世の中の最も有効な対策である我慢しろということになります。
　これで、夜更かしが増えるかと言うと、増えそうにありません。多分。布団に入って、３秒で寝るのがわたくしですから、眠いときに使うと言う事は無いでしょう。

★★2015年11月03日(火)早朝の啓示（万年筆、暁天の惑星）

　お気に入り万年筆の行方が判らなくなって数日が経ちました。気付いたのは先週の金曜日のことになります。記憶に寄れば、「帰ってきて胸のポケットに一本しか入っていない」ので、職場で着ている白衣の胸ポケットに忘れてきたのかと思い、月曜日に取り戻すつもりでした。ところが、その月曜日、職場には見あたりません。胸ポケット常駐のお気に入りですから置き忘れるとも思えませんので、そこで、異常事態に「気が付いた」わけです。
　万年筆は２本あります。それぞれ黒と赤で専用にしています。最初は１本でした。それなりに高い品物でしたので、１本しか買えなかったのです。その１本を見失って、そのときも大騒ぎをして探したところ、何と生協の駐車場から出てきました。帰りがけにガスを入れたときに、走行距離を記録するのに使い、胸ポケットに戻したつもりが、実は入っていなくて、次に寄った生協で、車から降りたときに落としたものと確定しました。その日の夜、駐車場を見に行ったときは見つからず、後日、今一度見に行ったときに車止めの脇に転がっていたのです。幸い、大した傷も無く使えたのですが、無くなってしまったものとして、がっくりしていたのを可哀想に思った嫁様が、もう１本を頼んでくれたのです。それで、２本となったのです。最初の１本は黒用として使っていたので、赤は新しい方です。
　その赤が、どうしているのか、占ってみると「艮為山」。場所としては山を八白土星の場所としてみれば、旅館、門、家、宿泊所等ということになりますが、ピンときませんでした。今朝、早朝に今一度、卦を出してみると「風火家人初爻」でした。
　これは家にある、と確信し、艮為山を家の中に当てはめると、ベッドです。ベッドにおいているカゴの中を今一度調べると、出てきました。どうしてそのカゴの中に入って、埋もれてしまったのか、記憶を辿っても何も出てきません。ベッドでインクをたらしたら酷い目にあいますから、ベッドにはボールペンとメモ用紙を用意しています。持ち込んだ記憶が全くないのです。困ったものです。

　ところで、何故、早朝なのかというと、目が覚めてしまったのです。このようなときは啓示がありがちと期待できます。折角ですから、トイレに行って戻ってくると、外は未だ暗く、薄明は始まっています。窓を開けて覗くと、雲はありながら星が見えます。明け方の惑星が呼んでいます。カメラに広角ズームを付け、三脚を用意して飛び出しました。雲が流れていて、丁度良い具合に月を隠しています。
　フィルムカメラであれば、標準レンズで４５秒くらいは点像範囲のはずですが、デジタルになってからは厳しいものがあります。広角３５ｍｍでは３０秒でも長く伸びて写りそうです。ギリギリのところだとは思いながら３０秒で撮ってみました。等倍で微光星を拡大して見なければ大丈夫のレベルです。レンズとしては、ニコンにしては安ものの部類ですが、なあにデジタル用は大したものです。結構、撮れます。獅子座の後ろ足の辺りに集合し、これから乙女座に向かうという位置ですが、星座宮としては乙女座の後半になります。乙女座の皆さん、木星を捉まえてください。で、帯状の雲で木星が隠れたところで戻ってきました。そして、ベッドに戻って万年筆の卦を出したのです。

　万年筆が出てきたところで、安心してしまい、撮った画像の処理をやっているうちに朝食の時刻となりました。今日は珍しく、鮭茶漬けで済ましてしまいました。これから、ベッドでうたた寝をしながらアニメ三昧と。


明けの明星達

★★2015年11月08日(日)ホームページビルダー２０発注、寒い朝

　先日、ふと気が付いて、Ｓtargazerのサイトの中で、構造がフォルダ構造と合っていないようなところを整理しようとしました。そのときは、かなりの作業量になる様子でしたので、何日かかけて行うつもりでした。また、訂正も多々あって、放り出しそうになりました。で、使っているのがホームページビルダーです。ＩＢＭが売っていたときのもので、まだまだ現役で通るものですが、今様に合っていないことが出てきていました。ケータイ端末なんてのはどうでも良いのですが、オンラインヘルプ、それもソフトとしての動作の説明部分で、当然ですがＩＢＭにサイトは用意されていません。また、幾つかのバグや動作上の問題点を見つけていて、先月に新版が出て、それらが解決されているようです。ということで、実に何年ぶりでしょうか、新版を注文してしまいました。
　新版は絶対必要ということでもないのですが、多少のストレスを減らすには良い方法ではないかと思います。で、Ｓtargazerのサイトは、ビルダーの機能を使うというよりは、チェックをやらせているようなものです。リンクの構造は直接エディタで打ってしまいますし、訂正も同様です。中身だってエディタ、マイフェスで打ってコピーです。そのマイフェスも、サポートが終わるくらいの代物ですが、こちらは製造元が、１ライセンスを１インストールに限ったところで、見限ってしまいました。それから２回はバージョンアップしていますが、見限ったままです。エディタにそんなに高機能は要りません。高度なマクロやその他の動作をさせたいのであれば、Delphiで組んだ方が早くできます。ですから、こんなことが出来ますというバージョンアップのメールが来ても、要りません、あしからず、ということになります。

　ところで、それらは多くのソフトにいえることで、Ｓtargazerだって例外ではないでしょう。そして、それらを動かすベースである、オペレーション・システムだって同じです。別にＸｐや2000で充分です。なんやかんやで、価値以上の儲けが欲しいから作ってきたものが、ここで行き詰まっているのは当然です。機能をうたってきたのが、うまく行かなくなったので、セキュリティを楯にしやがった、というのが素直な感想です。機能を付け加えるために脆弱になったというか、脆弱さを縦にUpdateさせるのです。
　そして、苦労してパソコンを使えるようになった世代が、歳を取った今日この頃、若者達の中で、パソコンを満足に使えないという事態が出ています。エクセルを使えることがパソコンを使えることだという勘違いどころか、それもできないという者が急激に増えています。そりゃあそうですよ。メールとゲームに一日何時間も消費しているのですから、その他で能を付けるのは無理というものです。
　先日、某教育関係者の中の重鎮なる人の話を聞いたのですが、若者にスマホを使わせるのは問題がある、制限しろという内容でした。論点として欠けているのは、それを出来るかという点です。学校でやれば出来るという含みを持っていたようですが、スマホを買い与えているのは親ですから、それに対して学校が何を出来るか疑問です。禁止して、持ってきた者を停学にでもするのでしょうか。とある昔のようにムチを振り振りチーパッパは出来ない世の中になっているのですし、ＧＰＳで我が子の所在を確認しているのだという親に、持ってくるな、電源を切れと言える方を紹介していただきたいものです。
　閑話休題。

　で、ビルターの制作販売はジャストシステムがやっていますが、そこのライセンスは、本人のみが使うことで、３台までならばインストールして使って良いという、極まともな内容です。わたくしのように自宅に２台、職場に１台という状況であれば、丁度良い規定です。それに、１台に１つのＯＳと思っていたら間違いで、わたくしのメインマシンにはデュアルブートでＸｐが存在しています。これは、某社のプリンタードライバーが64ｂｉｔを出さずにいるためで、トナーが無くなるまではＸｐ32ｂｉｔちゃんが現役です。意外となかなか無くならないものです。


寒い朝

★★2015年11月14日(土)朝焼け

★★2015年11月17日(火)テロ組織

　パリでは死人がたくさん出てしまっていて、ご冥福を祈るばかりです。ただし、やるぞ、やられるぞと言われていたのも事実ですし、まあ、言ってみれば十字軍以前からの歴史ある宗教絡みの戦争の一環であるという見方はうがち過ぎでしょうか。戦争となれば、死者の数は桁違いの数となります。
　テロ組織としては、日本の公安調査庁の資料によると、注目すべき組織のトップに「イラク・レバントのイスラム国」（ISIL）と「アルカイダ」があり、アルカイダの関連組織として、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」（AQIM）、「アラビア半島のアルカイダ」（AQAP）、「ヌスラ戦線」、「アル・シャバーブ」が存在し、その他のテロ組織としては「ボコ・ハラム」、「タリバン」、「パキスタン・タリバン運動」（TTP）、「ラシュカレ・タイバ」（LeT）、「ジェマー・イスラミア」（JI）、「新人民軍」（NPA）、「クルド労働者党」（PKK）、「ヒズボラ」というような名称が並んでいます。シーア派組織である「ヒズボラ」をのぞけば、どれもスンニ派過激組織であるというのが共通項のように見受けられます。勿論、注目すべきというのは、資金力を持つ活動的なものという観点であって、これらの組織が集金力を持っていると見て間違いはありません。
　国別で知られているテロ組織の数でいうと、ダントツはパキスタンの２５組織、インドが１８、イスラエル及びパレスチナが１７です。そして、それに続いてグレートブリテン北アイルランド連合王国の１４、シリア１３、イラク１２、エジプト、フィリピン９となっています。そして、フランスやスペイン、ペルー、日本もテロ組織は２つとカウントされています。ちなみに日本では日本赤軍とオウム真理教で２つです。筋金の入った組織のあるスペインは別として、どちらかというと免疫の無い国であるとも言えるのでしょう。逆に、こんな組織を有無を言わさずぶっ潰すところは民主主義とは言えない国であるとも考えられます。国自体がテロ組織のようなものかもしれません。ありますよね。そんなところ。

　で、それはそれなのですが、江戸川の女子高校生殺害も今様の話題と言えば話題で、化粧品の試供品か何かの興味を惹くものがあったとはいえ、フリーターの男の自宅へホイホイ付いていくんでしょうかねぇ。テロにあったようなものですが、目の前のテロリストが乱射したり自爆したのではどうしようもありませんが、自分で守れたものなのにと思えば、情けない限りです。身を守るという一点が欠けただけでも、運の悪いときは来ちゃうものです。マズいぞと言うカンが働かないというのも、日々の研鑽の問題です。ボヤボヤしていたらチャンスを失う程度のことでは無く、命まで取られてしまうかも知れないのです。認知症の御刀自様が運転の車がすっ飛んでくるよりは避けようがあると思うと残念です。結局は自分で守るしか無いものですから。

★★2015年11月19日(木)先進国、シアタールーム

　日本は先進国だそうで、後進国・・・というと失礼なので開発途上国という言い回しをするそうですが、そんな誤魔化しをしても実態はそのままです。誤魔化しはともかく、先進で進んでいることが良いことだという考えがあるわけで、進んでいないのは悪いわけです。いえ、外国との交渉ごとについて言いたいのでは無く、国内問題です。
　先進国と威張っていても、その中身はどうかと言えば、例えば入学試験あたりで重視される英語力では、英語圏の外人さんと意思疎通が出来るほどしゃべることの出来る方は数少ないでしょう。中学高校大学と習ってきたはずなのですがねぇ。それでも足りないというので小学校からやろうなどと考えた方々が居て、始まりましたが、どうもならんでしょう。そもそも母国語すらちゃんと学習しているかといえば、どうでしょうねぇ。賢い人が集まって何をどう教えようかってんで、色々と決めてやっていますが、イマイチ、効果が・・・。やり方がムチを振り振りチーパッパの時代からあまり変わっていませんし、児童生徒の活動が大事だというので、時間をかけようというという方向を出したら、中身を少なくしようという方向へシフトしました。それじゃあ増やそうというのが今ですね。詰め込めば良しという方向へ動いて、今度は詰め込めない者は捨てられる方向へ行くのでしょう。いや、決してそれをイケないと考えているわけではありません。
　高校ぐらい行かないとという昔の考え方が、大学ぐらい行かないとということになっていて、学ぶことや研究することの出来ない大学生が学士になっているのがおかしいことなのです。学問の世界で面白いことをやってみようという方だけが大学に行けば良いのではないでしょうか。いつの間にか金を出すと学士を買えるというようなことになっていて、○○大学株式会社なんて陰口をたたかれていながら、そこから就職するのが大変だということになってしまっています。
　文科省は理系重視だそうで、文系の役に立たず稼げもしないような学部は潰してしまえという勢いの政策を出していますが、話は全く逆です。出来の悪い学士生産工場を潰すことです。少子化で子供が減っていますから小中高と数をどんどん減らしています。ところが、大学はどうでしょう。生き残りをかけて頑張っているように見せかけていますが、成果を学生から吸い上げて自分のものにしている奴が未だに生き残っていると聞きます。育てていないところもあると言うことです。
　一般の会社に就職するのならば、高卒で充分だし、必要があれば就職用の資格学校へ行けば良いのです。大学は院まで行って、研究職に行くコースで良いでしょう。学校なんてそんなに必要なものじゃあありません。

　天文という理系文系を縫合する分野があります。昨今は技術的進歩が速くて、最先端は突き進んでいるように見えます。しかし、世の中はそれについて行っているかというと、全く昔と同じです。そこで、どう啓蒙しようかというような論議がすぐ出てきます。わたくしに言わせれば、そんな余計なお世話を考えるより、自分で楽しんでいれば良いと思うのですが、狭い世界ですので、その業界とすぐ関わりが出てきて、何かと稼ぐ事と関わります。
　世に出る書籍のタイトルを見るとそんな感想が出てきます。○○の簡単なやり方とか、超簡単に判るというような、まるでケームの攻略本です。今まで興味を持たずにいた人であれば、間違って気を惹かれて手に入れたら・・・、それで判った気分になって、そのまま通気取りになるかも知れません。本のレベルということでいえば、何も知らない方が手にとって、興味を惹いて貰えるようなものが無いわけではありません。小学校レベルでしょうか。ほとんどがそのような本です。ところが教えられたことをそのまま素直にやっているだけでは満足できなくなって、色々とやってみたくなる中学や高校では、「どうしてそうなっているのか」を追いかけていくもので、そのようなものが、ありません。今は無いと言うことで、過去にはあったのです。大学の講義に使えるようなものはわずかにありますが、いきなりそれを中学生に突き出すわけにはいかないでしょう。
　天文分野のファンの人数が減っていくのは、ちゃんと教えるシステムも人も居ないからで、それらが無くなったのは、今の学校教育のシステムに原因しているのです。ハッキリ言ってもうどうしようも無いところまで来ています。天文を理科地学の中に押し込めた結果なのです。天体力学をその中でやると物理の先生に怒られるのですよ。天文学科が宇宙物理学科になってしまうのも当然です。
　さて、何処が先進国なのでしょうか。ノーベル賞かポツポツと出るのですから、能なしな民族では無いと思いますが、有能な方々は、サッサとアメリカに行ってしまうのはどうしてなのでしょうねぇ。日本の大学と、あちらのカレッジやユニバーシティとの違いがそこにあるんでしょう。ねぇ、文科省のエライ人方。大学を十分の一ぐらいにしないと日本の未来は真っ暗に。

　ベッドに取り付けたモニターアームと２３インチモニターに、中古のプレイヤーをセットしたところ、結構良さ気でした。ただし、モニターの音量調節が、使いにくい。モニターに付いたボタンメニューから使うモノで、ダイレクトではありませんし、安もののモニターのスピーカー、音質軽視です。この点は、どうしようも無いというか、お金をかけるしか無いでしょう。とは言っても、テレビを買ってくる気はありません。アクティブスピーカをつけるだけです。実は中古屋を見回ったときに、見ていたのですが、超安ものにはありませんでした。色々と探して出来るだけ安いものを選んだところ、投げ売りのものを見つけて注文し、本日届きました。早速、アームからのステーを用意して取り付けました。ただし、パソコン用のスピーカーですから、接続はステレオミニジャックです。ＲＣＡに変換するケーブルはあるのですが、オスのミニジャック同士です。つなぐコネクタがあったはずの部品箱をひっくり返してみたのですが、出てきません。仕方ありません、こちらも買ってきました。これで、完成です。
　ところが、このシアター、大分嫁様が気に入ったようで、試しに見ようとして用意をしていたら、乗っ取られてしまいました。ああ、今日は何処で寝よう。

★★2015年11月22日(日)小尾先生、北の湖、洞爺湖

　小尾信弥さんがお亡くなりになっていたと昨日報道されました。昨年のことであったわけです。学者としては、研究そのものよりも教育や環境整備に手腕を発揮するタイプで、業績は表に出にくいように思います。言ってみれば地味で、何とか賞を取って脚光を浴びるという方々とは違い、天文界の底上げを黙々となさっていた方です。
　一度、お目にかかったことがありますが、小柄で日焼けしたお顔に何もかも見抜くような鋭い視線をお持ちで少々驚きました。小さな頃から御著書や御翻訳を読ませていただいておりましたので、まあ、神様仏様のような方です。ＮＨＫブックスの『宇宙の科学』や『太陽系の科学』を小学生が読むのは少々難があるでしょうが、韋編三絶でした。

　さて、こちらのお生まれは３月１７日、魚の終わりです。そして、１９２５年のこの日、天王星は２１度で、オーブ５度ほどでコンジャンクションです。個性的で独立心が強く浮き沈みの大きい人生と言われますが、戦中戦後の時期に東大天文学科に入るというお金持ちの家にしか出来ない順調な出だしです。そして助手、助教、留学、博士号、教授とセオリー通りではありますが、それなりの苦労が垣間見られます。退官後、放送大学に入り、いつの間にか学長までなさっていました。それを追っている内に、やはりトランジットの天王星の人生だと思えます。御本人はそう判断されたら御不満があるとは思えますが、まさに天文学の星、天王星を追って天王星の星通りに生きたということが出来るでしょう。

　そういえば、天文関係と同じように昨今、人気の下がっている国技の理事長が急逝するという報道もありまして、わたくしでも記憶の中に入っている御芳名ですが、1953年5月16日の生まれです。太陽は牡牛ですが、金星が牡羊17度にあります。今、そこに天王星が鎮座しています。天王星は突然の出来事を支配しているのですから、さもありなんの事態です。出生の天王星は蟹の１５度ですので、天王星は３／４周してシニスターのスクエアを通過したところです。若くして世に出て、流れに乗り、引退して理事長ということで上り詰めたとも言えましょう。そこで、ご苦労さんという星からのメッセージが届いてしまったのでしょうか。
　何でも名前の湖は洞爺湖のことだそうで、出身地の近くの景勝から取ったそうです。こちらもレクチファイが楽しそうなチャートであると言えましょう。

　洞爺湖といえば、最近、この場所を題材にしてアニメが出たので、ご当地効果が出たりするかと思ったのですが、あまり話題になりません。機会あって見たのですが、確かにご当地で盛り上がるようなものではなく、これでは人気が出ないのも仕方ないという、後ろ向き発言しか出ないようなものでした。絵はきれいです。取材がしっかりとしていて、背景や設定の仕上がりは大したもので、見ほれるくらいの出来なのですが、話に感情移入しにくいというか、エンディングが嬉しくも悲しくも無い、せいぜい夢ネタ、不完全燃焼、なあにこれ？という内容です。また、主人公達が通う学校が、札幌の道庁レンガ庁舎というのは、幾ら架空設定とはいえ飛びすぎで、知っている者からすれば、受け入れできません。そこを使わなければならない理由すらハッキリしないのですから。ご当地アニメは、その場所がそれなりの場であり、登場人物が悩み苦しみ喜んだということが必要なので、そこに思いが出なければ、そりゃあ話題にならないのは当然です。
　ご当地アニメの走りである『おねがいティチャー』は、設定こそぶっ飛んでいますが、聖地巡礼が今も居るということが理解できる作品です。かけたお金は同じくらいだと思うのですが・・・勿体ないと思ってしまいました。やはり、時期を得ていないのでしょう。

★★2015年11月24日(火)ドーンと降りました

★★2015年11月25日(水)更にドーンと降りました

★★2015年11月27日(金)7260円

　何でも青森函館間の新幹線料金として7260円を申請した旅客鉄道会社があったそうで、根拠は旅客数が在来線利用の３５％増を見込んだ上で、青函トンネルの補修費を上乗せした料金・・・。１４９㎞の距離に対してですから、１㎞当たり４９円となる運賃が、高いのか安いのかは、意見が出ています。鉄道会社としては安いし必要という意味の主張をしていますし、意見陳述人達は高いという意見です。
　ところで、東京から青森までの高速夜行バスは夜10時半に新宿を出て、青森駅に９時半に着きます。この料金が５～６千円です。在庫処分のセールでは五千円を切ることがあります。そして、青森から函館のフェリーは、時期と乗るグレードによって運賃は変わりますが、最低料金は三千円を切ります。特等の更に上のグレード、プレミアが最高で１万八千円位でしょうか。必要時間は４時間を切り、一日８往復の便があります。ですから、昼過ぎ１３時半くらいには函館港に着くのです。つまり、お客の少ない安いときを狙うと、この新幹線料金で新宿から函館まで行けてしまうのです。間違わないで下さいね。青森函館間の青函トンネルを通るための路線だけの料金です。そして、トンネルを通るときの速度は在来特急と同じ１２０㎞毎時です。
　勿論、それでも新幹線に乗りたいという方はいらっしゃるでしょう。遠い将来には札幌まで通すという予定ですが、そのときの料金は如何でしょうか。その昔、飛行機料金が馬鹿高かった時代には、寝台特急を選ぶ選択肢にそれほど抵抗はありませんでしたが、今や、あの楽しみの無い、座席に縛り付けられた新幹線に魅力があるとでも・・・。
　まして、今の北の鉄道会社、昔の保線区の技術者、ポッポ屋を失って、安全度も大幅ダウン著しく、飛行機に後れを取る様な事態。どんな展望を持っているのやら。堂々と不採算路線は廃止し、バス転換しますといいなさい。
　1987年の４月１日に分社したＪＲ各社ですが、冥王星が単独の根となり、他の星がループしているパターンを持ちます。各社の違いは本社の位置と、初列車の時刻でしょうか。従ってＡＳＣの違いが、各社の命運を分けている・・・かも知れません。ＪＲ各社は、その担当地域の命運と一蓮托生であるはずです。

★★2015年11月28日(土)雪よけ第三世代

★★2015年11月29日(日)黒点若干