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★★2015年09月02日(水)月齢18.9
★★2015年09月05日(土)ローマ法王のメガネ、広角レンズの性能、早朝の月齢21.2
ローマ法王が眼鏡店へ出向き、メガネのレンズだけの交換を頼んだそうです。浪費をしたくないとのことで、料金も支払わせて欲しいとして譲らなかったそうです。このことに比較するのも申し訳ないのですが、某国の埼玉県狭山市にある私学の学園長が学校の会計から1500万ほど私費に使い込んだと報道されています。当然のことですが、悪いなんて思っていないので、出てきません。お父ちゃんの理事長が謝罪会見をしていましたが、歯切れの悪さ200%です。悪いことをしたらご免なさいだよねと言う子供達からの指摘が入りそうだと思うのですが・・・。既に帰したというようにしゃべっていましたが、テメエの財布に入っているものには触らずに使っていたと言う事ですな。この学校への公費の補助金を打ち切るべきでしょう。
そういえば散漫経営で立ちゆかなくなってしまって、文科省から止めちまえといわれた鴨川の私学なんてのもありましたっけ。少子化で、何処も厳しいはずなんですけれどねぇ。保護者から巻き上げた金は、自分のものだと考えているわけです。
まあ、政治家という奴らの中にも善良な国民から巻き上げた税金を預かっているという考え方は無くて、テメエのモノだと思っているのがたくさんいます。お上の年貢だと考えているわけです。北欧のようにちゃんと国民のために使っているならば、なんぼ税金を取られても良いと思いますが、こいつらの懐に入るシステムがある限り、「取られる」と考えますなぁ。
昨夜、本当に久しぶりに撮影目的でドームに上がりました。先ずはドームの中での作業では無く、その脇で新しくレンズのラインに入った超広角ズームの試写です。固定撮影による写りの確認をやりました。地上風景を撮った感触では、それはそれは良いように思えていましたので、その確認です。
結果は、やはり思った通り。と言うか、メーカー公表のMTF曲線通りの性能です。広角35mmで、日周運動によって線になってしまう露出時間は20秒くらいとされていました。30秒露出では線となっているのがすぐ判ります。15秒にしても赤緯方向より赤道方向に倍くらいは伸びているのが判ります。10秒程度が点に撮るための限界点のようです。お値段のそう張らないナイコンにしてはベーシックなラインの製品で、それほど明るいレンズでは無いので、この露出時間ではISOをだいぶ上げないといけませんが、この写りようからすると、ガイド撮影で露出を延ばせば、ISOを下げて更に良い写りにすることができます。当たりのレンズです。
ズームレンズの性能が低い時代は終わっているのだというのが実感です。望遠ズームのF4の方もあるのですが、こちらもそれぞれの焦点域で、単焦点の良いレンズの性能を出しています。古いAI以前の200mmF4の単焦点レンズを持っているのですが、これは、まるでソフトフィルターを付けた上に色収差を盛大に出すように調整したレンズかと誤認しそうになります。古い奴は白黒のポートレート用にしか使えないのでは無いかと・・・。
試写はそこまでで、ドームの望遠鏡を使っての直焦点に戻りました。夏の星雲達を撮り直すつもりでいたのです。撮ったものが満足なピント状態で無かったのと天候不順で取り直しも出来ていなかったのです。対象を次々に撮ってから、この夏の目標であった白鳥座の網状星雲にトライしました。このドームでは、この網状を撮ろうとするといろいろなアクシデントに見舞われるというジンクスがついています。今回は、機器の方は十分な体制で臨んでいます。と思ったら、試写の段階で雲が出てきました。ジンクス通りです。
網状は暗いので、カメラを覗いて位置を確認というのが難しい対象です。そこで、導入してから位置調整をすることを前提に、試写します。この試写で、カメラのビューからは写っているように見えなかったので、露出を延ばして撮ろうとした途端、ガイド星が消えました。空を見上げると、雲です。北西の方からわき上がってきた雲の最先端が、天頂付近にかかってきています。その方向にはもう晴れ間はありません。後で画像処理をして、この位置にキレイに入っていれば、今度はいきなり本番撮影が出来るはずと踏んで、ドームから撤退しました。
翌朝、妙に早く目が覚めました。外は既に明るくなっています。トイレに行った後、外を見ると晴れています。月も見えます。寝間着を着替えて、そのままドームに上がりました。月の撮影です。満月過ぎの月が撮れるのは、夜半過ぎから明け方です。少しぐらい眠かろうが、ここは行くべきです。目が覚めたのはラッキーです。と言うことで、今日の写真は早朝の月です。欠け際が青みを帯びているのは、調整しても青空の色が残っているためで、これをキレイにするには、まさに加工が必要ですので、作り物となってしまうことからそのままにしています。
追記 折角良さ気に撮れたので、クレーター等に名前を入れてみました。ところが、その際にホワイトバランス調整を間違えたものに名前を入れてしまいました。面倒でしたので、元の方も同じ間違いを施して、使ってしまいました。それで、月が青っぽくなっています。とは言っても、実は青空に浮かんだ月なので、実はこの色が、映像素子に入ってきた本当の色なのです。
月齢21.2
★★2015年09月06日(日)偏光フィルター、夢見る惑星
庭に手を入れるということになりそうでしたので、庭の写真をざっと撮っておこうと思いました。条件として太陽が強く照っていたので、偏光フィルターを付けました。超広角に偏光フィルターは、余りお勧めしませんが、逆行に近いところの反射を消して色を出すには良い手です。この偏光フィルターを使うのは久しぶりです。もしかすると1年以上間が空いていると思います。さて、撮ろうとして偏光フィルターを回しますが、・・・、ほとんど反射の具合が変わりません。何これと思い、パソコンのモニターでフィルターを確認してみました。色調が変わることは変わりますが、画面が真っ暗に見えるという状態にはなりません。腐った偏光フィルターになってしまっています。薄いNDフィルター状態です。放り出して、他のを付けると、今度はちゃんと働いています。
元々、偏光フィルターはには寿命があります。使えば使うほど劣化するものです。ですから、しばしば買い替えなければならないとなると高い金を出すのに渋ちんとなります。で、妙に安い値段で手に入れたフィルターだったのですが、しばらく使わないでいたのに、能なしになってしまっていました。ケースにはジャパンと入っているのですが、メイドインと入っていない事や、シールに並行輸入品と書いてあることから、ああこれはあそこの粗悪品であったかと。こうなると確信犯ですね。
単なるNDフィルターになるのであれば、それはそれで使い道があります。しかし、色調が変わるというおまけでは、絶対使えないということはありませんが、何の為に使うのか判らなくなります。このブランドは粗悪品だというのが判っただけでも良しとすべきでしょうか。聞いたことが無いところは、危険ということになります。ちなみに径は違うので使えないのですが、もっと古い偏光フィルター(誰でも御存知のメーカーです)を持っていますが、それは未だ使えます。
3年ほどドームの中に安置していた漫画が母家に戻ってきました。撮影の合間に読んでいたお気に入りのものです。動画を楽に見ることが出来るようになって、積ん読状態になっていました。ドームの中でのんびりと読書というのも安心できるのですが、天候の関係で稼働率が下がっているドームです。降ろすことにしました。本棚に安置する前に、もう一度読もうと思ったのが運の尽き。久しぶりですので、真剣に読んでしまいました。
佐藤史生、「夢見る惑星」の文庫サイズ3冊セットです。そして、ファンを名乗るほど詳しいわけではありませんが、「お気に入り」なのです。SFの設定ではイマイチな部分を残しているのですが、長い間、暖めていたであろう作品としての完成度は極めて高く評価しています。
で、ついでに、この作品のきっかけである作品があったはずだと検索すると、本棚の中にあることが判りました。すっかり忘れていました。本棚に並んでいる『金星樹』のなかに入っている「星の丘より」でした。萩尾望都のアシスタントをやりながら書いたネームだそうで、編集氏が見てペン入れして持って来いといったそうです。佳作入選という結果で、漫画家となったわけです。
残念なことに既にお亡くなりになっていまして、チャートなんかを見てしまうのはサガですのでご容赦を。にわかファンと同じ状態ですが、他に作品があるはずだと調べると、大作がもう1つあります。こちらは注文してしまいました。到着が待たれます。
実は、中古でしか手に入らない望遠鏡の解説本を注文するかどうかを悩んでいて、ドームを整理かたがたゴソゴソやっていて、手に取ったのが、「夢見る惑星」だったのです。両方ポチッとな、してしまいました。
★★2015年09月07日(月)出生時刻の推定、行方不明の作者
やはり気になって、色々と動かしながら出生時刻を考えてみました。佐藤史生のデビュー、発病、逝去のタイミングからすると、どうもデビュー後約1ヶ月のところにターニングポイントがあるように思えます。そこから一気に土星の一回りちょっと、30年ちょっとを駆け抜けたという印象でしたが、どうも命を削っていった、あるいは焼き尽くしていったのかとも思えるところがあります。小品の中にその片鱗を見たような気になっていますので、それを確認するのが、この度、注文したコミックということになります。
ところで、行方不明というか、雲隠れしたかのように消息の知れない作者様がいらっしゃいます。わたくしが知らないだけで、知っていらっしゃる方は知っているということになるとは思うのです。体調を崩したり、いろいろな事情から書けないということも有るでしょう。その秘密のベールに惹かれたわけではありません。事情は作者本人の問題ですし、わたくしのごとき、外野どころか球場にすら足が向かないようなファンもどきが書く戯れ言ですが、作品が何というか別格の絵とか、独特のストーリーというような、あるいはその両方に引き付けるものがあると感じた作品があります。これが絶版で再販の予定も無く、復刊ドットコムですら著作権者の許可が出ないと言う事で、なかなかの高値で取引がタマにあるという稀覯本が本棚に入っています。売れば高く売れるぞと言う悪魔の声もあるのですが、売る気なんかさらさら無いというのが本音です。見るときは、広げるのだって遠慮がちにやるし、見終わったら、サッサと仕舞ってしまいます。そのうち、保冷パックに詰め込むかも知れません。豪華版は良い紙を使っていますから、コミック版のように茶色くなってしまうということはないのですが、いくら中性紙だからといって、酸素で劣化しないわけではありません。その一人、内田善美のシリーズが本棚で鎮座しています。
白状しておきますが、わたくしは今日まで作者は男性であると思っていまして、家に引っ込んでいると何処かで読んで、昨今は男でも深窓の佳人が出来るのかと納得していました。別段、作者の性別なんかどうでも良かったというのが背景です。先ほど嫁様に指摘を受け、ご出身の大学名で、女性であらされますことをやっと気付きました。
その嫁様は、先ほどまで漫画の詰まったあたりの書庫をガサガサとがさ入れをしていたようなので、何かを探しているのだと思っていたら、どうも違うようです。何をしていたのでしょう。高く売れそうなのをチェックしていたとか・・・。
★★2015年09月13日(日)専門家による剪定、TD単座相表示追加
庭に専門家の手を入れることになり、作業が行われています。夫婦共に庭好きではあるものの素人であることは間違いないので、その仕事ぶりを驚嘆と共感を持って見つめています。正直なところ、一昨年来、肥料の効果を再認識し、昨年から使い出したところ、今年は、雑草を含めて、わたくしの手に負える状況では無くなってしまいました。その成長速度は、驚きであって、この庭の雑草総代のシロツメグサが押されて負けてしまうと言うレベルです。そして、上空を覆う木々も肥料の効果か、盛大に茂っています。それをバッサバッサと、ためらいも無く切っていく庭師さんのハサミ裁きは、実に気持ちの良い動きです。 お若い頃は京都にて知る人ぞ知る「名桜」の桜守さんに押しかけ弟子入りして修行されたそうです。今回はその庭師さん/彼の師匠の名前に因んで我々のコードネームは佐野藤右衛門/を筆頭に弟子、傍周りさんの3人で構成されていて一週間の予定で作業が続けられています。その過程でウッドデッキ工事に大工さんが来ます。/本来はこちらの工事の方がメインだったはずなのに・・・/ところで、この大工さんはこの造園会社の先々代からの社員だそうで、いまの社屋をひとりで黙々と作ってしまったと言う、ちょっと変わり者さんだそうです。その他に庭師さんの息子である社長が造園施工管理&営業回り。それから事務仕事の人、更に他の職人さんもいらっしゃるみたいです。 この人員で、嫁様はいつもの通り、誕生日・出生時刻を聞き出し、数多くの驚愕たる事実を紐解いていくのでありますが、それは高度な個人情報ということでもあり、嫁様がそれを知り得る技術を持ち、発揮したとだけ書いておきましょう。
そして、そのツールとしてStargazerが存在しています ツールですから、多くの情報を整理して見せることが任務です。その見せ方に、こんなことをしたいとか、出して見せろという形で、要望が飛んできます。これに対して、どうして、何が判るんじゃ、という質問をする前に、理由が付いてきます。理由が無ければ相手にしないというのもスタンスとしてあります。セオリーは双方とも理解しています。そして、方法だけで無く目的も判っていれば、見せ方には、要望よりももっと良い方法が出てくることが多々あります。
今回の要求は、単一の座相種だけ座相線に出せないのかということでした。これには見せ方というよりは、それを呼び出す方法が問題になると考えました。現在の座相線関係は、設定でそれなりの細かい部分を決めて、トータルとして提供する形になっています。ですから、例えば36度を出せと言えば、設定で36度だけにするという、結構手間のかかる調整をして、設定に記録させ、使いたいときに設定から記録したものを呼び出すという3~4アクションが必要になるし、コンジャンクションからオポジションまで13個の設定を用意して、その為だけにしか使えないという無駄?な作業、又は準備が求められることから、使い勝手は悪いと言って良いでしょう。
そうなると、ショートカットやメニューからのコマンドということになります。これをいじるのは、実は少々面倒です。ホロスコープ・プログラムの根幹に近いところからの変更になるからです。しかし、Stargazerの目的はプログラマーへの負担軽減ではありませんので、よしやってやる、の一言しか出てきません。
当初は、第一種座相だけを用意していたのですが、後で追加の要望が出そうでしたので全座相種の採用としました。座相判断部分に、この為の上位の判断を行うように追加をします。この部分で判断に時間のかかるようなものを入れると実行速度に関わります。追加する判断は1つだけで、変数の値を変更するだけです。後はそれを使う座相設定の配列変数で処理です。
ここでメニューにコマンドを追加します。メニューは[ファイル]、[表示]、[出生]と並んでいます。その、表示の中に座相表示のコマンドがあります。基本的には表示の内容ですが、座相関係だけを独立させることは不思議ではありませんので、[表示]と[出生]の間に[座相]を新設し、その中のトップに座相表示を移動させます。その下に、今回の依頼である単独座相種を解除と共に並べることにしました。
ここまでは、一応、基本的な手順ですので、プログラム構造の変更の方針や関係する影響なんかを考えながら、他のことをして気を散らし、練ります。ベランダの分解なんかに手を出して専門家の邪魔をしたりしてから、計画通りに構築しました。それから、一番の問題はショートカットの変更です。こちらはメニューコマンドに名前を付けて記録しているのでは無く、メニューの順に書き出し、読み込みを行うようになっています。ですから、メニューが変われば、変わってしまいます。又、自由に設定出来るようにしていますから、これを変更している人への上書きは避けたいと思っています。そこで、読み取りの部分に旧と新を判断させて、どちらでも問題なく読み込めるようにしました。書き出しは、新しかありませんので、旧バージョンへの対応はしていません。この部分が一番、手間と時間がかかりましたが、これで完成です。
嫁様の評価は、第一印象は良かったようです。まあ、それよりも実用して結果が出るかどうかです。結構、早く結果が出そうな気がするのはひいき目でしょうか。これも近々、公開ということにしましょう。
★★2015年09月14日(月)織姫・彦星、夏の銀河 D800+18-35mmF3.5-4.5G f=5.0 ISO800 108秒 prosofton B
★★2015年09月16日(水)三日月(月齢3.1)
★★2015年09月20日(日)剪定・草取り終了、月齢7.1撮影、SA2TD座相限定機能
連休に入る前に庭の剪定と除草が終わりました。12年ほど前の記録と比べると、樹高のある樹がその当時に近い大きさになっています。数本の樹が大きくなりすぎたり,枯れ気味ということで根元から切られるということになりました。又、それ以降に、芽が出て、その位置の悪さから切られてしまったものが多数あるのは確かです。剪定の基本的な方針として、移行5年位は強剪定しないで済む程度にするという方向でしたので、トラックに何台かのゴミが乗せられていきました。
さっぱりとした木々を見ていると、彼らも喜んでいるように感じます。切られて喜ぶというのも変だと思う方もいらっしゃるでしょうが、散髪してさっぱりしたというようなもんでしょうか。
どうすればこのようにすることができるかについて、剪定された木を観察しますが、どう切れば良いのかなんて、さっぱりです。透かすだけでもと思って見ても、さっぱりです。まあ、ちょっと見ただけで判ってしまうようなら、苦労して修行しなくても良いのでしょうし、専門家の出る幕も無くなってしまいます。
10年近く落ち葉を溜めていた箱が庭の隅の裏にありました。90センチ角のOSB板で作った箱ですが、朽ちかけていたので今回の手入れで撤去されました。幾ら入れて盛り上がっていても、すぐ空きができていましたが、このところ、少し入れただけで溢れていました。そして、後から聞いた話ですが、下の方には実に良い黒土ができていました。その中にカブトムシらしき幼虫がかなり入っていたそうです。このような処理施設を、また作るかは未定ですが、ゴミとして捨てるよりは、有用な処理方法です。
ベランダも順調にできてきています。作業員が部品を組み立てているような造りでは無く、大工さんが作っているという形です。それでも、作業場でかなり加工してから持ち込んで組んでいます。このベランダは、家の基礎が高いために、床面が地面から1メートル15センチの高さにあります。ですから、基礎が30センチも無いような家の、掃き出し窓から出ることのできるウッドデッキでは無く、ベランダになっています。階段は以前のタイプと同じで雪の時期には外してしまえるように作られるので、作業場で完成品として納入されるはずです。選んだ緑という色も、予想したとおり良い選択でした。
夜になってドームを開けました。気温が急低下していて、大気に含まれる水蒸気が濃い状態になっています。月も少し赤くなっています。星は見えていますが、薄い霞がかかっているのと同じ状態になっています。急いで準備し、月だけを撮る用意を調え、撮影に入りました。既にだいぶ傾いた月はシンチレーションで揺れています。できるだけ速いシャッターを切るようにして撮っている最中に、雲が出てきました。明日くらいまでは天気が良くない予報で、今晩月を撮ることができるのはラッキーな部類でしょう。最善ではないにしろ、取りあえずは撮影ができました。
StargazerのSA2でホロスコープTDの座相線限定機能を追加しました。それに伴い、使用法の説明ページを更新しました。1つの座相についてその効果を知り抜いた方や、知ろうとする方が使う機能であろうと思います。作ってみると、考えていたよりは、何かが見えそうな機能となっています。マイナーアスペクトが、意外と効いているかなと思う次第です。
★★2015年09月21日(月)月齢8.2
★★2015年09月23日(水)月齢10.1
★★2015年09月24日(木)剪定の前後
大規模な剪定によってどう変わったのかを、一目で確認しようと、剪定前に撮った写真と同じ位置で、剪定後に写真を撮りました。参照元写真を印刷して持ち、大きな三脚にカメラを付けて、撮ったとおぼしき場所に行き、同じ焦点距離にして位置を確かめます。すると場所的には数センチどころか、1センチ程度の範囲で特定できます。それはそれで当たり前のことです。適当に撮って比べるのでは無く、まさに同じ位置からの写真となります。その中で、実は最も困ったのが、取り壊して、復活させていない部分のベランダから撮ったものたちです。仕方ありませんので脚立を出してきて、その位置を探り出し、それで撮影しました。まあ、アクロバットをやっているようなものです。ベランダの高さは1.15メートル、そこに立って、1.5~1.6メートルほどのところで撮影しているのですから、地面からは2.7メートルくらいの高さです。そこで、精度1センチくらいの撮影位置を見いだして撮るのですから、結構1枚に時間がかかります。時刻まで合わせたかったのですが、結構掛かると思っていたので1時間早く始めました。前写真は30分とかかっていませんが、後写真は、2時間ほどかかりました。それでも先に撮ったときに水平だけは気をつけて撮っていたので、前後上下左右の動きだけで位置決めが出来ました。これが傾いていたら、かなりの困難があったと思われます。
そんなに苦労をして撮った写真を並べると、確かにどう変わったのか、どう切られたのかがある程度判ります。樹形をどうしようとしたのかがわかります。ただし、判ったからと言って、自分ができるわけではありません。まあ、プロの仕事に感服したという所でしょうか。サイト内某所に「教団本部の歴史2015年」が入っていますので、御覧戴ければ幸いです。
紅葉の樹もばっさりいっているので、赤い葉が覆い尽くすような情景は今年は期待できませんが、樹形が調った紅葉が見られるはずですので、今年も楽しみです。
ドウダンの花が美しい一本があるのですが、しばしば、葉が黒く変色して元気が無いときがあります。薬を撒いても、ダメなときはダメなので、諦めかけていました。ところが今回、その上で大きくなっていたシャラの樹が、大きくなりすぎて、陰の葉が病気持ちとなっていたことが判りました。つまり、シャラの葉から落ちる病原菌が原因で、ドウダンがやられていたのです。シャラに遮られていた日光があたるようになったドウダンが、病原菌の雨を止められ、元気を回復することになります。頑張れドウダンツツジ。
また、種から育ってきている者達の中にこれはというのが残されています。多分たちまち大きくなってきて、偉容を見せてくれるモノと思われます。
それらの中に、マツがたくさんあるのですが、小さな内に移植して、場所を決めてやった方が良いかも知れません。とは言っても、松の伸びるのはそれほど早くありません。
また、大きく育ちきったものたちは、見た目で切られたのが、すぐ判るのですが、実はヒバの類もかなり処分されています。枯れてきていて、枯れ部分が広がっているのは、いろいろな理由があるようですが、ハッキリしていることは復活が難しいということです。結構そこら中にヒバを植え付けていたのですが、かなりの部分が切られました。根まで掘り出すともっと大変な作業=費用となりますので、切るだけにしていただきましたが、時間と体力があれば、こつこつと掘り出しても良いかと。
庭に埋まった者達の地図を作っていますので、先ずは、それを改訂して現状に近付け、本当に邪魔なモノを掘り出すことにしましょう。
★★2015年09月27日(日)一天にわかに掻き曇り豪雨
★★2015年09月29日(火)月蝕、カメラボディ入院
月蝕がありました。日本での時刻はお昼近くですので、月蝕となる月様は太陽の反対側で地面の下です。残念です。度数を見ると太陽が天秤の4度、月が牡羊の4度です。出生や進行で関わる方はいらっしゃるとは思います。というのは、経過の目立つ座相として火星と土星のスクエアがあります。冷酷、サディズム・・・、まあロクな事件はないぞというところでしょう。
夕刻を過ぎて帰ってきたときは、満月が望見できましたが、それっきりで、たちまち再び雲の中に入ってしまいました。デカイお月様を拝んだだけでした。しかし、肉眼で見て、大きさが大きいなんて、そうそう判るものではありません。望遠鏡で写してみて、比較してやっと判るというものです。
ところで、天秤の4度といって、ピーンと来た方はそれ程多くは無いと思いますが、実は江戸城開城図=東京星図での進行太陽は今、まさに天秤の4度です。そして、進行のMCは天秤14度、そして蝕の真ん中でのMCの度数は天秤12度です。それに対して、経過冥王星は山羊の14度、スクエアです。オリンピックの競技場でもシンボルマークでも汚点を付けられている東京です。まだ何かありそうですねぇ。色々と厳しい座相が形成されています。勿論、ざっと見ていけば、我が国の首相もギリシャも、毛沢東宣言の中共もよろしくない位置にギリギリとキリを差し込まれているようです。
そして、敵がやられると儲けを得る者も出ます。ラッキーと思ったら、それがまだ逆転する。これを万事塞翁が馬と言います。そして、最後に生き残った者が総取りをするという弱肉強食な世の中が娑婆世界ということになります。精励精励、頑張りましょう。
この月曜日、所用で出かけたのですが、ついでにカメラメーカーのサービスセンターに寄りました。ボディを誤ってコンクリート壁と仲良くさせてしまい、爆心地が少し変形しています。その近くにあるシャッターの所に付いた電源スイッチの動きが、ほんの少々渋くなっていました。その他の機能に問題は無かったのですが、気にはなっていたので、それを持ち込んだのです。最悪、重ショック品ということで、6~7万かかるかもと言われ、こちらもショックを受けました。コンクリートの車庫が崩れ落ちる位のショックです。まあ、一応調べていただいて、安く治るのであればお願いしようということになり、預けました。だって、エントリー機種が買える値段なのですから。
返事は1週間くらいがもっと早いかもと言われていたのですが、さすがに次の日に連絡が来るとは思っていませんでした。その内容は、上部カバーと、レンズマウント部歪みを交換するという内容で、当初想定予算よりも安く上がるとのこと。即刻、処理を続行していただきました。
で、レンズマウント部の歪み???、ショックが大きくて、付けていたレンズのモーメントでマウントまで、変形した・・・と言うことはあり得るのですが、それよりも思い出したことがあります。実は、それの前に嫁様にレンズ交換をさせようとしたら、そのとき付けていた望遠レンズを思いっきり回したのです。簡単に外れるよと言ったのに、思いっきり力を入れるとは思いませんでした。外れるのとは逆の方向へです。そして、抵抗を排除してレンズが回ります。レンズの基部にある接点部分が破損、望遠レンズは半身不随、カメラとの連動に齟齬をきたして、満足に使えなくなった事件があります。そのときに、ボディからレンズを外すのに苦労したこと、冷や汗だらけでした。あれがタダで済むはずがなかったのです。
今回持ち込んで、調べていただいて、そこまで判ったとは。さすが、サービスセンター。それも一気に治るとなれば、これ以上のことはありません。やはりナイコンにして良かったと思います。ああ、早く治ってこい。
★★2015年09月30日(水)天空の宝石アルビレオ白鳥座β星