前月 2014年12月 次月
 火  水  木  金  土  日
 1  2  3  4  5  6  7
 8  9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
    ★★2014年12月24日(水)始まりはSSD?・Thunderbird?・イヤイヤちゃいますねん、sgwdSA2s公開
    ★★2014年12月27日(土)メシエ36ぎょしゃ座
    ★★2014年12月29日(月)ぎょしゃ座、モータードライブ、シャッターコントロール、オリオン座大星雲に流れ星

★★2014年12月24日(水)始まりはSSD?・Thunderbird?・イヤイヤちゃいますねん、sgwdSA2s公開

 思えば、始まりを突き詰めていけば、SSDを追加したときに残りのHDDをそのままぶら下げていると不調のドライブが出たということだったのです。そのときは、不調を訴えたドライブを外して、電源をつながずに、そのままにしていました。その後、SSDの容量が一杯に近くなり、使い勝手が悪くなりましたので、外して他のマシンに嫁様入りとなりました。このとき、不調を訴えて外したドライブは、そのまま使えるようなので様子見をしながら、それほど重要でない部所で働くことになりました。このとき、既に電源容量の認識はあったように思います。それから、3Tのハードディスクを追加していますが、特段の事件はありませんでした。つまり、SSDの消費電力は今の3Tハードディスクより遙かに多かったのでしょう。

 さて、今回の事件は、別のところから噴出しました。メーラーのThunderbirdが立ち上がらないというのが始まりです。原因は不明ですが、想像はできます。通常の保存場所では無く、データ用のハードにメールを保存していますので、その中に読み書きに支障が出たのでしょう。取りあえず、再インストールすることで、そのまま使えるようになりました。
 そして、次の日、今度はLANサーバーからLANディスクへの入れ替えを行いました。使っていたものは、仕様としてはRAID5の優れ物だったのですが、ハードの1つがエンコしました。で、そのハード1個を入れ替える金額にちょっと足す程度の金額で、LANディスクが買えます。ですから、安心度は下がりますが、LAN内で読める共用データディスクとして使っているだけですから、「安物」にしました。到着し、すぐ必要ファイルのコピーを始めたのですが、何か、速度が出ません。写真画像1枚を送るのに2秒から3秒もかかっています。その上、書き込みに失敗などとメッセージを出しやがります。もしかして、カスを掴んでしまったか・・・。安もの買いの銭失い・・・。なんて考えてる内に、メインマシンが、何の脈絡も無く「落ちる」ようになりました。
 *エンコ 援助交際ではありません。エンジン故障の略です。

 使っている最中を含め、リセットボタンを押したような症状です。もしかして悪性のウイルスにやられたか? 等と恐れながら原因を探っている内に、遂にWindowsちゃんが立ち上がらなくなりました。外野からはLANディスクが原因? なんていう忌憚の無い御意見も出て来る始末。関係は無いよといったものの、メインマシンちゃんは、重症どころか、危篤状態です。ご親戚を呼ばないといけない状態です。

 そして、復旧の方法としてインストールDVD立ち上げを試みたのですが、なんとこれが失敗する!
 ここで、Windowsちゃん復旧どころか、再インストールも不可能となったのです。最悪、マシン注文という事態です。我が家では、この時期に購入という事態が多いことが判っています。
 ここで明らかになってきたのは、原因がハードディスクの故障というような簡単なものでは無いということです。最後に思い出したのが、SSDを入れたときの動作です。ハードを1つ外したら、ちゃんと動いたというのは、要は電源容量の問題で、電圧が足りなくて動作不良を起こしているというのが一番の原因候補です。購入してから4年、厳しく容量一杯で使ってきたのですから、寿命を迎えてもおかしくはありません。これが壊れる場合、いきなり止まっちゃうこともあります(経験済み)が、だんだんと能力一杯が厳しくて、電圧が落ちるということになりがちです。ファンだって使い込んでいくと速度がだんだんと遅くなってくるのです。

 そこで、ぶら下がっているドライブを起動ドライブだけにして起動を試みると、動きます。この状態でディスクのチェックとシステムの復旧を試みるとWindowsちゃんが蘇ります。でも、DATA用ディスクが無ければ何もできません。一旦終了させて、古い電源ユニットを持ち出してきて、ハードやDVDドライブへと給電しました。古い物でEPSなんてものがサーバーでしか使われていなかったような時代のものですから、取り替えちゃうわけにはいきません。電源ユニットは、メインボードにつながっていないと、電気を供給しないようになっています。その判断はメインボードにつながっている回線の内、2つがショートしているかどうかですので、針金をジャンパピン代わりにして、そこに差し込んでしまえば、電気を供給します。
 これで、その場しのぎの解決ができました。この手は、過去に使ったことがあるもので、それほどうまい手ではありません。復活した状態で、早速、電源を探し注文しました。最悪、嫁様のマシンか、ドームからのマシンで注文はできるのですが、その場合は、原因が電源ユニットで無かったら、無駄金ということになります。
 で、一時期、被疑者扱いされたLANディスクは、快調に性能をちゃんと出しています。倍くらいの速さでしょうか。6万枚ほどの画像の転送が半分ほど終わっています。


 ということで、もっと早く公開予定だったのですが、この他にもトラブルネタがあり、今日の公開となりました。Stargazer for Windows by Delphi SA2sです。中身はホロスコープ・デュアルと進行経過時期表で、天文暦は1900から2020年まで、32bitと64bitの2つがあります。
 SAは講座というかたちでページを作りました。こちらについても、同様なかたちながらマニュアルとしてページを用意します。
 取りあえず、デュアルを起動すると、2015年1月1日のチャートを出生経過と共に入れたものが表示されます。インストール後の最初の手順としては、ページに用意するマニュアルを参照していただくことになりますが、それはこれから作りますので、ここに少し書いておきます。

 当初の表示状態は、今までの3重円と思ってください。左右方向のカーソルキーで、表示状態を変更できます。が、しかし、何よりも先にやるべきは、出生データ選択画面を呼び出し、更に出生データメンテナンスを呼び出して出生登録をすることです。これについては、SAの使用講座を参考にすることが出来ます。また、既に使っている出生データがあるのであれば、デフォルト設定のc:\sgwd\sgwdSA2s\nat\にコピーすることで、そのまま使えます。
 続いて、画面操作ですがファンクションキーが、画面状態の切り替えになっているのはSAと同じですが、F5以降が違ってきています。F5キーは2つ同時に扱える出生のどちらかを1にするか2にするかの切り替えです。今までの3重円の出生に対する操作は、全て残してありますが、それは出生1に対して行うものです。出生2に対しては専用コマンドを搭載するより、1と2を切り替えてしまうという方法で対処しました。
 デュアルの表示データの切り替えは左右のカーソル移動キーで行います。これとファンクションキーの組み合わせで、表示を変えて必要なデータとして使うのが基本です。ですから、従来の3重円としても使えますし、5重円相当の作業は勿論、単円表示しか用事が無い方でも使えるということになっています。実質、ホロスコーププログラムとしては、これ1つで、かなり使えると考えます。
 また、進行経過時期表はSAの方に書いたように、時期を見つめたい場合の補助プログラムで、絞って時期を見る、または時期を絞るためのものです。
 それでは、マニュアルの作成に入ります。


★★2014年12月27日(土)メシエ36ぎょしゃ座




★★2014年12月29日(月)ぎょしゃ座、モータードライブ、シャッターコントロール、オリオン座大星雲に流れ星

 ぎょしゃ座は銀河の中にあります。双眼鏡で見ると、その5角形の中に幾つもの光芒を見ることができます。その中でも3つの星団、メシエ36、37、38が目立つ存在です。連番になっているのはメシエが次々と番号を付けたたためですが、順に並んでいるわけではありません。その初めの1つがメシエ36です。肉眼で何とか見えるレベルですが、空が良くないとダメでしょう。都会ではダメです。それでも双眼鏡でなら充分に星団の姿が判りますし、望遠鏡で見ると、宝石箱のような姿が何とも美しいものです。標準レンズでの固定撮影でも充分に写る星団です。
 この星団の位置ですが、双子座宮の中にあります。M36双子座宮25度、M37双子座宮28度、M38双子座宮23度と並んでいます。
双子座宮25度のサビアンは「冬空をバックにした霜に覆われた樹」というもので、そんなイメージで見るのも面白いと思います。


 望遠鏡の赤道儀を駆動するコントローラーを入れ替える決断をしました。現行の物は能はあるのですが、実にうるさい代物で、このうるささが絶対必要というもので無く、回路設計上の目的違いの点です。そして、星図ソフトを限定しているという点も含めて、今まで充分に慣れたものなのですが、候補が優秀のようなので、変える気になりました。太陽や月の追尾が容易にできます。今のでは貼り付きで修正しないといけません。そして、新型には、トラブルあれば直ぐ、元に戻せるという利点があります。
 U-150の製造メーカーであるユーハン工業から宣伝が出ているSR-20という型番を持っている装置です。わたくしはニッサンのエンジンかと思いましたが、どうもSR-10という1軸駆動型の機種があるようです。
 実は対抗機種もありました。販売店からはそちらを付属させたものが売られたこともあります。しかし、完成度の点で比べものにはなりません。通常の操作とは異なる、パソコンからコマンド出すというような操作を行って設定を変えることが必要だったりするのはいただけません。Bボタンダッシュや上上下下右左右左くらいならまだしも、パソコン側からコマンドプロンプトでコマンドを打つようなのは、実験機です。それで、戸惑っていたわけです。安いものでは無いですから、価格相応の働きが欲しいと考えます。


 SA2の公開と共にマニュアルを作成しようとしたのですが、1日では、メニューの構造を作るので手一杯でした。何しろ他に用事が山のようにあります。流石に年末です。大半はやり残していた事ですが・・・。

 NASが思い通りに動いてくれません。LANは1Gあるはずなのに、その速度がなぜか出ません。NASの動作自体も、ドライブレターを割り当ててコピーすると思いっきり遅いし、エラーで止まります。1BASE-Tかと思うほどです。その上、どうしてか、メインマシンとハブの間が、100BASE-Tになっています。ケーブルにそんな古い物は使っていませんし、ボトルネックが何処かにあるのでしょう。まあ、ハードディスク自体が100BASE-Tもあれば良い位の代物でしょうが、それにしても帯域の1%も使っていないというのはなんともはや。
 その上、Windowsをバックアップしようとしてシステムに任せると、これまた何時間もやっていやがります。これが有ると、間違ってWindowsドライブをを消してしまっても何とかなりますから是非1つは取っておきたいものです。

 で、昨夜は良い天気でしたので、実戦配備していたシャッターコントロールを使いました。ところが、6系統用意した中で、使えたのは1系統のみ、でも、一応は実戦配備の効果がありました。持ち帰って、調べると不安定な動作の原因がプログラムにありました。これは、プログラムを初めから見直した方が良いでしょう。そのくらい錯綜していました。リアルタイムで動くものですから、デバッグ自体も結構面倒です。そこで、プログラムの動作の各フェーズの状態をファイルに出力して、1つ1つ調べて誤動作をツブしていくことにしました。
 Windowsはマルチタスクを見かけ上実現していますが、要は切り替えているだけです。そこで、一応プログラムの基本であるイベントドリブンを旨として、各段階でUSBコネクタを引っこ抜いても破綻しないように作り替えました。これで、期待の動作が実現するのを確認できました。画面は、変わっていませんが、中身は一新、ニコンに完全対応ですが、サードパーティの改造コマンダーを使用していますので、純正品とは言えません。純正品は、この10ピンかシューアダプターに装置を付けることになりますが、この取り外しは何とも面倒です。正直なところ10ピンコネクターは使いやすい代物ではありません。
 実際のところ、このUSBリレーを使って、更に複雑な動作をさせることができますが、天体用では、これ以上の機能は必要ありません。


オリオン座大星雲に流れ星