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★★2014年11月01日(土)まだ冬眠までは時間があり
★★2014年11月03日(月)机周りの手入れ2、アニメ祭り、支笏湖近くの山
机の棚が、別作りの棚に替わったことで、使う事のできる奥行きが増えました。しかし、今度は横幅に余裕が欲しくなりました。というのは、150㎝あった棚に、余裕を持ってモニターやテレビを乗せていたのが、幅120㎝となって、置くには置けますが、スピーカを半分、裏に回すくらいのギッチリ具合でした。これを解消するには袖机というわけです。邪魔にならないように斜めに切った板を使って、ほぼ、150㎝の幅まで拡張するように作ってみました。
やはり、大変に具合が良くなりました。そして、残るは、イスの老朽化問題です。使っているイスは、買ってきてから、足に車を付けて、自由に動くようにしたもので、高さが、通常のイスより高くなっています。この為、食卓テーブルと相性が良くなってしまっています。このイスのリプレイスは、かなり困難と言わざるを得ません。のぞみを捨てることはありませんが、ダメな場合は、イスを使わない、もしくは座椅子を使うようなかたちに変更するという選択肢になります。
この場合は、机の高さを下げるということになります。ただし、食卓机を改造するのは、無駄な労の部分が出ます。この食卓机は、足の部分に雑誌を入れるような造作が施されていますので、足が特殊なかたちになっています。改造するくらいなら、そのまま車庫に入れて物置の棚として使うのが良さそうです。ということは、集成材の板で、あらためて机を作ることになります。まあ、これは選択肢のひとつですから、今から細かい計画をしても仕方のない事です。
連休を使って、我が家でアニメ祭りを計画したら、空港で本物のアニメ祭りをやっていました。所用あって空港へ行くと、空港の駐車場に入る為の待ち時間が60分となっていて、一応、盛況だったのかと。まあ、それを見込んで早く行ったのは正解でした。ファンであれば、ハレンチ学園かなんかを持っていってサインしてもらおうなんて考える人が出るやも知れません。
我が家の私的アニメ祭りは、なし崩しに『レッドデータガール』12話、『快傑蒸気探偵団』26話、『新竹取物語1000年女王』42話で時間切れにて終わってしまいました。
レッドデータガール:絶滅危惧種と、依り代となる巫女さんをかけたタイトルで、そこそこ楽しめました。式神や実体化できる幽霊や御霊、あるいは神霊が登場し、主人公と従者の成長物語といってよいでしょうか。映像も良く、動きも不自然なことはありません。ただ、主人公とその母に降りる神は、神でありながら死霊の出身が説明されているのが少し違和感。そして、主人公の舞が少々演出不足かと。
快傑蒸気探偵団:そこそこ古いとはいえ、それほど古い物ではありません。レトロな様子をわざと入れて、作品の味にしています。設定に無理が無いわけではありませんが、それほど違和感を感じません。設定に使うモノとして蒸気、スチームですので、スチーム・ボーイが浮かびます。でも被るようなことはありません。テンポの良い話でありながら、見直しに戻すことも無く、一気に見切ったのですから、良く考えて作られています。ただ、おねティを見た直後に見てしまうと、ちょっと違和感。しょうが無いですね。主人公の中の人が同じですから。わたくしは結構、耳で聞き分けちゃうので。
新竹取物語1000年女王:途中から憶えていない内容ばかりでした。つまり、TV放送を途中から見なくなっていたと言うことでしょう。正直なところ、面白くて見返すという内容ではありません。映画版の方がすんなりとまとまった話で、余韻を楽しむことができる作りでしたが、このTV版は、多くの設定を用意していながら、使わないものが多く、未消化です。また、そこそこ映像として作れるようになって、黎明期は抜けたろうとという時代でありながら、ひどい作画、動きがあります。動く方向と反対に足を動かして歩く人物がいたりして、眼が疲れます。そして、題名に新竹取物語と入れたことで、結論が予想され、結果にワクワクしないこと、話がくどく、1.5倍や2倍速で見たくなります。ズバリ、子供、小学生には絶対受けないだろうし、中学生でもどうでしょうか。高校生では一部ファンが出るでしょうが、多数派になるかどうか。青年、成年ではねぇ。また、セリフの中に宇宙**というような妙な用語が登場するのは、当時としてもハナにつきました。当時でも、今となっても、違和感バリバリです。最後近くで、千年女王が特攻するのが暗黒彗星、あの時代だって、彗星の質量が地球の何倍もあるというようなものはないということはわたくしだって知っていました。それに映像は、らせん星雲でしょうか。彗星にはあり得ないかたちです。それから、音が曇っています。高音部から中音部近くまで減衰している音です。声だってくぐもっているので、ついボリュームを上げてしまいます。オープニングもエンディングも、例えれば一番安いカセットテープと安物の機械を使って録音再生している感じと言えば良いでしょうか。また、原作者の使う用語には、思い込みの造語が目立ちます。人気がどんどん陰ったという巷の噂で、もっと話数があったのが、削られたとか、そんな状況もあったのでしょう。まあ、一度は見たと言うことで。こちらは文句ばかりでした。
支笏湖近くの山
★★2014年11月16日(日)シカ君 待ってよ
★★2014年11月18日(火)11月10日に逝く
★★2014年11月20日(木)ベッド、シャッター・コントロール
机周りの手入れが済み、遂に寝所への手が入ることになりました。6畳間にタンスが3竿分と鏡台があり、その隙間にダブルの布団を敷いて寝ていたのですが、畳の上ですから、毎日、押入に出し入れという作業が生じます。敷きっぱなしでは、湿気ます。カビるのは時間の問題です。つまり、寝ようとすると布団を敷かないといけません。眠くてフラフラしながら敷くのは、自分的には実は大変な苦労で、独身の頃は布団に行く途中で寝てしまったこともあります。3秒で寝るという幼児性墜落睡眠に近いものがあります。それから、冬場に畳の上で寝るのは寒いということがあります。これは単純な話で、対流圏では暖かい空気は上に上がります。冷たい空気は下に降ります。そして、窓で冷やされた空気は厚さ数センチの気流となって薄いセンベイ布団を強襲します。窓にはセントラル暖房のヒーターが用意されていますが、アホ丸出しの首相のせいで、この円安による灯油高の中では、家全体を温めるなどという省エネに逆行することはできません。ペチカだけの暖房で済ますことになりますから、当然、床に寝ていたら寒いのは当たり前です。ところが我が家の奥様は、もっと強力な寒気団が存在していて、相当な高気圧による寒冷前線が存在しているところに寝ていますが、何と平気の平左です。しかし、最近は、少々辛いこともあるようで、ベッドを物色しているようです。
そこで、ベッドということになりますが、いろいろなベッドがあります。高さ重視であればロフトベッドや二段ベッドという選択肢があります。ところが、ダブルサイズとなるとそのような特殊なものはありません。また、パイプ式には強度的に問題があります。一時はあきらめてただの二段ベッドにしようかと考えたこともあります。しかし、良いモノはやはり値段がします。その上に送料というモノもバカになりません。で、結局、作ってみようかという気になりました。高さを決めることも、広さも決めることもできます。そして、好きなだけ丈夫にできます。
今まで木工工作で作ってきたのは、足台程度ですので、材料を適当に切り、木ねじをぶち込めば出来上がりです。簡単です。ところが、ベッドとなると、そうはいきません。作ってしまったら部屋から出せないなんてモノでは困るわけです。そうなると売り物のベッドのように、組み立て式にしないといけません。そこで、頭側と足側の柱部分をそれぞれに作り、ベットのすのこを乗せる大引きをねじで取り付ける形にすることにして、4つの部品を作り、組み上げることにしました。
組み上げてから、柱の部分に弱い部分があり振動が起きてしまいましたが、これは筋交いを入れていなかっただけのことで、取りあえずの筋交いを付ければ済みます。ちゃんとしたモノにするのは連休の時にして、取りあえずはこれで使うことにします。あと必要なのは、高さ130㎝ほどのベットに上がるための階段または梯子でしょうか。こちらも取りあえず作業用のアルミの脚立が使えます。完成は目前です。
望遠鏡のオートガイダーのソフトにはカメラのシャッターをコントロールする機能があります。手作業でやっていた頃に比べて、大変便利です。しかし、こちらも問題が無いわけではありません。先ず、暗い中で使うには使いにくい仕様です。正直なところ作った人間が使ったことが無いような・・・。聞いたような話ですが。その上に、撮影残り時間の表示が分表示で、秒単位を切り捨てています。つまり、あと50秒あるのに表示は0分です。1分以下の露出も結構使うのに役に立ちません。それに、わたくしの嫌いなメーカーの製品を念頭にしている仕様ですので、わたくしが使いたいミラーアップの機能が使えません。こうなると、自分で作りたくなるものです。
ところが、これにはハードルがあります。USB等の接続で通信を行うものは作ったことがありません。というより、標準で入っているものには扱う機能がありません。何とかコンポーネントを手に入れても、接続された機器が必要です。オートガイダーの仕様を知るのは難しいでしょうし、大抵は、別に作った方が良いくらいのモノです。それに、接続するシリアル機器は、大抵はPICマイコンの製品で、マイコンを学習しないと使えないという、とんでもない商品です。こちらはカメラのシャッターを切るだけのリモコンを動かすリレーが欲しいだけなのにです。そんマイコンを使う能があれば、オートガイダー自体を作ってしまうでしょう。
ところが、USBリレーが売っていました。これでできるかもというので、1つ手に入れてみました。サンプルプログラムでちゃんと動作します。問題はプログラムだけとなりましたが、2つあるサンプルプログラムの1つが間違いなく動くのですが、もう1つが動作不安定です。そして、それを参考にして自分で組んだプログラムの動作も不安定です。何か違いがあるはずなのですが、ちょっと見た目にはわかりません。こちらも少々、研究が必要のようです。きっと、何か簡単なところで引っかかっているに違いありません。ベッドに時間を取られて、こちらは進みませんでした。ベットが片付き次第の優先事項です。
★★2014年11月22日(土)ベッド完成、USBリレーはまだまだ
連休初日で作りかけのベッドに筋交いをクロスで頭側と足側に入れました。
そして、上に登るための梯子を製作しました。ここでアクシデントです。梯子の長さを間違えて作ってしまいました。初めの図面からベッドの高さを変えていたのに、それを忘れていて図面から梯子の長さを出したのか、高さを読み違えたのかです。で、違っている長さは30㎝です。長さを伸ばすだけで無く、段を1つ追加する必要があります。で、伸ばすのに継ぎ手で伸ばそうかと思ったのですが、ツーバイの材木では木目に沿って欠けることがありますから、鉄のアングルを裏側に取り付けて、単純に伸ばしてしまいました。踏み板を取り付けるのに、ちゃんとノミを使って組み込むようにしましたので、それも追加です。追加工作に1時間とはかかりませんでしたので、夕食前に風呂にしました。この梯子ができて、ベットは完成です。
しかしながら、ベッドができたことで、部屋のペンダントの照明が、やや邪魔です。これを邪魔にならないように、天井に直付けの照明に変更することにして、注文しました。ベッドの頭側にも照明がいるんで無いかというので、2つ頼んでしまいましたが、もしかすると余分だったかも知れません。
さて、懸案のUSBリレーの制御です。こちらは、なかなかうまく行きません。何しろワインを飲んでしまったのが敗因の一番でしょうか。
試すことがまだまだありますので、チャッチャカやっていかないとますます時間がかかります。でも、酒酔い運転は危険ですので、これは明日の仕事にしましょう。
★★2014年11月24日(月)リレー完成、実戦配備完了、むづらぼし
USBリレーの問題は、さんざん調べまわり、各種設定の変更を確かめてきたにもかかわらず、解決できないでいました。悩む中で、システムで違う改行コード問題と、最初の命令しか聞かないという不具合、そして、謎の一文字がエコーバックされている件、それらがフラッシュしました。疑いもしていなかったサンプルプログラムの命令送信部を確かめ、作成したプログラムの改行コードを変えて作り直したところ、何と素直に動作するではないですか。つまり、サンプルプログラムはWindows型でそれはそれで良いのですが、肝心のデバイスはMac系のコードを想定して作っているのです。ですから、最初の命令は実行しますが、その改行コードの1文字が余計となって、次の命令を受け付けなくなったのです。
さて、それで、パソコンからの命令動作はできましたが、問題は、使いやすいタイプのシャッターコントロールをどうするかです。ルクバトの機能としてシャッターコントロール用にミニプラグの出力があり、これに無線コマンダーを付けて使えるようにしましたが、ソフト側では、ナイコンタイムモードという機能に依存していました。これは、ナイコンの無線コマンダーML/L3を想定していて、これが使える機種D70等で使う事ができます。しかし、10ピンターミナルのD300やD800では、純正品で使う事ができません。社外品ですが、ベルボンが代理店となる韓国の製品を使い、シャッターをコントロールしていました。
ナイコンの一眼デジカメシャッターでバルブというのは、シヤッターボタンを押している間だけシャッターが開くという本来のバルブではなく、タイムと呼ばれていた機能です。シャッターボタンを押すとシャッターが開き、もう一度押すと閉じるのがタイムです。フィルム一眼は、今でもバルブ仕様ですから、シャッターレリーズに、押しっぱなし機能を付けて、閉じるとなるとレリーズのロックを解くのがお作法でした。
ところで、シャッターの機能には、ミラーショックを低減させるためのミラーアップ機能というのがあります。ルクバトのソフト側にはそれが考慮されていません。特にD800はミラーショックがバカになりません。気分の問題も含みますが、設定のチェックボックスが欲しいモノです。また、設定出来る繰り返し回数や、インターバル間隔の時間にも制限が多く、例えば日蝕や月蝕のような時に、足りなくなります。
そうすると、確かめておきたいのは、レリーズの命令とナイコンのデジイチの関係です。通常のバルブでは2回のレリーズ命令で、開始と終了の指示ができます。当たり前といえば当たり前です。ミラーアップの動作では、ミラーアップ、シャッター開始、終了の3回が、必要な命令のはずです。ところがミラーアップの動作が開始されてから、シャッターを動かすには、レリーズ命令が余分に1つ必要です。つまり、一連のレリーズ命令が4回で完了することになります。基本的にはタイム動作のonとoffのセット、命令は2つで構成されていると考えれば良いでしょう。ミラーを上げる命令に対しては、ミラーを下げても良いという許可が必要なのです。
そう判れば、あとはミラーアップやノイズリダクション、インターバルタイムなどの組み合わせで、動作させれば良いので、プログラムは、別の方面の考慮が必要です。というのは、このようにリアルタイムの動作をさせる場合は、プログラムがCPUを占有しかねません。見せかけ上、マルチタスクをしていますが、WindowsはCPUの計算能力を振り分けて使っています。そこへ、いつ動作させるか判らないのですから、常に時計を監視して待ち構えていなければならないのです。ですから、CPU占有率が上がり、それでも足りなくて動作不全となりかねません。
プログラムとしては、占有率対策としてタイマーを用いて時間制限をかけながら動作させるのですが、その中でする仕事との兼ね合いがあります。ですから、その仕事をできるだけステップの少ないものに組む必要があります。特定の時刻に画面表示とシャッターコントロールをするのに良く考えないと計算だけが増えます。
この判断と振り分けの計算を、2回、直したところ、何とか実用レベルになりました。2回目の修正は、寝ている内に出てきたもので、多分、進行の水星を月がパスしたあたりだろうと思います。このUSBリレーが到着したのは、火星がASCに乗っかったあたりで、何やら体調不良になったり、他の仕事で取りかかれないという様な事で、なかなか出来ませんでした。そして、手にとっても、今度はなかなかちゃんと動かないというのが続いていました。トラブル続きです。同時進行だったベッド作りは、何とか経験とその場の対応で何とかなりましたが、経験も知識も無いことでは、土星に絡まれているようなものです。逆に言えば、土星や火星に絡まれても、経験と知識で切り抜けることが出来る場合もあるということでしょう。
無線コマンダーへの接続はミニジャックで、パソコンに使われているものより小さいので、リレーとつなぐのが難しいと思いましたが、そこはアッサリ、現在使っているケーブルを切って、リレーと直接つなげてしまいました。ダメな場合は、予備のケーブルがありますから大丈夫です。次のトラブルは、ドームのパソコンに仕込もうとしたのですが、背面を見ると、USBコネクターは4つ、マウス、キーボード、オートガイダー、オートガイド用CCDに使っていて、空きがありません。トラブルにトラブルが続きます。USBハブを買うしか無いかと、明日の予定に入れたところで、母家のメインマシンの前を見ると、フロントにUSBコネクタが2つ付いているではありませんか。嫁様のマシンを見に行けば、こちらも2つ、ドームに見に行けば、しっかり2つ付いているではありませんか。これらは某社のBTOで同じ外見仕様です。解決です。そして、ドライバーを入れ、動作確認ができました。完成です。
そういえば、国政選挙で信を問うということですが、その是非については意見があります。第一に、このような国の状況について知識も経験もあるから仕事をしているのでは無く、見通しも何も甘く、まともな結果も出せない者どもであったことが明らかになっても、まだ何とかごまかせると思っているのですから、呆れるのですが、それに対する国民の意見というのも、どうでしょうかねぇ。民主党にもう一度やれということにはなかなかならないでしょう。まあ、その表れとして地震等の凶事では無く、鳳凰や麒麟が現れるような結果が出ると良いのですがねぇ。まだまだ天変地異が続きそうです。
むづらぼし
★★2014年11月30日(日)シャッターコントロール改良、ベッドⅡ
できあがったUSBリレーによるシャッターコントロールを実戦配備すると、幾つかの不具合と使いにくい点が出てきましたので、治すことにしました。全てプログラムの問題ですから、訂正はDelphiの作業です。
先ず、機能としてのシャッター開放時間ですが、どうもずれます。最大1秒の誤差が出ていました。また、残り時間の表示が、時計と合わず、延び延びになって遅れます。使っている計時システムを使い切っていないようです。チェックしていくと、ミラーアップ動作もノイズリダクションも最大1秒の遅延が生じていて、終了時刻がずれ込んでいくようです。
こちらの方が基本機能の問題ですから、優先事項です。設定した時刻通りに動かず、最大1秒の違いが出るという原因は簡単です。1秒以下の扱いをミスしているからです。プログラムを見れば当然です。秒単位の整数として時刻を扱っています。これをミリ秒単位にするのは簡単ですが、それがちゃんと動くというのは保証の限りではありません。そこで、シャッター開放時間の計測を、システムに任すためにタイマーコントロールを使うことにしました。
プログラムではタイマーを既に使っています。シャッターを開ける命令として、単純にリレーをonにするだけでは済みません。一定時間後にoffにすることが必要です。この機能にタイマーを使っています。もう一つタイマーを使って、露出終了までの時刻を計り、シャッター動作をさせることにしました。
この方式にしたところ、遅延が無くなり、設定通りの露出と共に、終了と計算した時刻に、ちゃんと終了出来るようになりました。
次はシャッター開放時間の画面上の設定です。また、シャッター時間の設定が、マウスだけでやろうとすると結構やりにくく、面倒です。当初のやり方は、アップダウンの他に、/60と+60の加減算用のボタンを用意したのですが、結局、10秒や15秒の調整を多く必要としました。そこで、+5、+10、+60の3つのボタンに変更してみました。再度の実戦では、これで充分な働きになりました。
ところで、今回のUSBリレー制御事件では、これらの外部機器、シリアル接続の機器が、テキストベースのそれほど大した通信をしているわけでは無いことが判りました。機能はプログラム側から制御することによって実現しているわけです。リレーのonのoffをするだけの装置に対して、それを制御するプログラムの方が複雑だとは断言できませんが、ハンダごてを振り回している時間よりは、はるかにデバッグの時間の方が長くかかっているのは事実です。
これで、懸案が1つ、解決ということになります。実戦で使用してみると、おまけ機能のカメラコントロールと比べると、格段の差が出ます。空き時間の具合によっては、母家まで戻って喉を潤したり用足しをすることが簡単にできます。
ところで、既製品のベッドが到着しました。お客様組み立てですので、早速、梱包を剥がして部品を並べ、組み立てました。組み上がったロフトベッドは、外観はよろしいのですが、わたくしが作ったベッドが、何とも頑丈で、跳んだり跳ねたりしても、何ともないというのを見てしまっているので、比較するには可哀想なほど、か弱く見えます。すのこが手で押すとたわむのが判ります。梯子は幅が足りない感じです。まあ、業界全体の製品が、こんなモノなのでしょう。わたくしの考えでは、これらのものにはサクラ材が良いか思うのですが、価格からすれば、そうはいきませんね。2、3日使って見て、ダメであれば、最悪、大きな棚ができたことにして、わたくしが出番だよということにしました。