★★2014年04月01日(火)トカゲ、カテーテル

　トカゲの尻尾切りという言葉があります。尻尾を捉まえられてしまったときに、尻尾を切って本体は逃げおおせ、本体が生きている限りは尻尾は再生するという生存の為の巧妙な方法ですが、何か、そのようなものを感じるのはわたくしだけでしょうか。いえ、理研の話ですよ。他の関係者は関与が薄い、責任は薄いってわけで、悪いのはユニットリーダーだけというのが不思議でなりません。共同で論文を出すのに、自分の分はこれだけで、他の部分は私は関係ないというのを共同と言うんですかねぇ。この部分のデータはこれこれで、確度は何％と算定というような生データからの資料も無しで、分業するのが当たり前だとしたら、それはもう別々に仕事をすれば良いのではありませんか。理研ではなく利権を争っている団体と言われても仕方ありません。そして、こんな間抜けな話に、これまた弁護士という職が参加してきます。科学研究が権利主張の場であることの証でありますが、ろくなもんではありません。
　再生医療研究の輝かしい成果ともてはやされたのもつかの間、落ちた星にされてしまいました。本物の落ちた星は研究対象として興味深いのですが、これはねえ、まあ、かっぽう着にポリシーは感じませんでした。やはり、こつこつと研究を重ねて現象を解明し、成果を見せるというスタンスが、ますます大切になってくるのでしょう。論文を掲載したサイエンスは、当初、生物医学を馬鹿にするのかという反応で掲載拒否をしたと聞いていますが、それを撤回して掲載したのは、やはりツテの問題で、お偉い方の後押しという奴です。これは昔からのやりようで、出版社のタカが編集が、高度な科学技術のウンチクが判るかというようなことをお偉い方が言えばそれでＯＫになります。真偽はどうでも良いわけです。

　どんなに誤魔化しても、科学には実験で検証という原則がありますから、結局はバレることになります。研究者に悪意があろうが無かろうが、そんなことは問題外です。自分が導いた方法と結果が結局は問われるのです。
　天王星を発見したハーシェルは、素人の好き者から始まったのですが、星の数を丹念に数えるという方法と、宇宙には恒星が均等に存在しているという仮定から、この宇宙が平たい円盤状であることを推察し、直径６千光年強、厚さ千３百光年という大きさを出しました。宇宙の大きさを推測した最初の例です。今では、これが銀河系の渦状部分の一部を認識したということが判っていますが、誰も間違いだったとは考えてはいません。彼の仮定は当時としては先進的であり妥当であって、そして当時の観測技術の限界からこの結果が当然導かれるのです。この後、シャープレーが球状星団に着目し、銀河系がもっと巨大であったことを突き止め、そして、ハッブルはアンドロメダ大星雲が銀河系の外にある事を導いたのです。この宇宙の大きさが、どんどん広がっていったのです。
　ひるがえって、本当にスタップ細胞ができていたとしたら、どうやってできたのか、追試ができないのはなぜか、それを確かめるのが、御本人や協力者の仕事のはずで、弁護士の仕事なんか関係が無いものです。名誉が絡むと、問題がずれ込んで違う方向へと走ってしまいます。足の引っ張り合いと、トカゲの尻尾切りなんかしている内に、他の所にみんな持ってかれてしまうというのが、今の日本の科学研究で、能を示したい方々は、皆さん、国外へ行ってしまうのです。その体質から抜けろと言っても、できないのでこうなっているわけです。これで技術立国なんかは困難でしょうねぇ。

　そういえば、再生医療の分野ではありませんが、経カテーテル大動脈弁留置術という、心臓を止めないで手術をするという方法があり、開胸手術に耐えられないようなお年寄りが受けて寿命を伸ばす事が出来るそうです。昨年から保険も効くようになり、施術できる病院が限られるので順番待ちということのようなのですが、たまたま、駿足で受けることができた方がいらっしゃいました。この世界も紹介状/００先生御侍史/という奴が存在しているのですが、書いた方があまりの速さに驚いていたという顛末もあったりします。一応、術後にＩＣＵに入りましたが、実に元気で、すぐ退院です。やはりそれも運というものです。キレイに星どおりです。技術が開発されても、運が良くないと受けられないのは、変わりないようです。まして、運の無い研究者は日の目を見られないし、見ても落ちちゃってはどうしようもありません。

★★2014年04月04日(金)火星in乙女座

★★2014年04月06日(日)客の入り、詐欺サイト、パーティション変更、満開？いいえ名残雪

　消費税率を上げて、お客の入りが変わらないようなお店もあれば、カランとしているところもあります。近所のスーパーさんはどうも後者に入るようで、日曜はそこそこの混みようがある店でしたが、セールの時間に行ってもカラーンとしていたそうです。まだ買い貯めたもので済む時期なのでしょう。行きつけのホームセンターでは、いつもと変わりないお客さんの数です。でも、ツーバイの材木が売り切れに近い状態になっていましたから、よほど売れたのでしょう。それを見たときに、しまった、注文しておけば良かったと思ったのですが、後の祭りだピーヒョロロ。


　スマートフォンやタブレット端末を対象に詐欺等を狙うサイトが６万弱に増えていると報道されています。セキュリティが低いので、たやすく引っかけやすいのでしょう。★秋津★にも通販等で使用しているメールアドレスに、その種のメールが届いています。ゲームのスクエア・エニックスや三菱ＵＦＪ銀行をカタルものがあります。アホやなぁこんなのに引っかかるもんも居るのやなぁ、で済むのですが、嫁様は気になるようでフィルターブロックしています。日本語圏のものでは無いニセ日本語を使っているし、ヤフーのアドレスで銀行からメールが来るとか、やってもいないゲームの認証がどうだなんて、すぐバレます。
　これに比べれば、ゆうちょ銀へのアクセスを装ってパスワードを抜くという詐欺サイトは、巧妙です。ゆうちょでは一生懸命対応はしていますが、ユーザーに対策ソフトを入れろなんて対応をしているのがお笑いものです。この世界、泥棒と追求する側は表裏一体で、対策ソフトをハッキングされたら終わりでしょう。絶対出来ないなんて思っていたら間違いです。毎週対策を施さないと使えないＯＳなんてのもありますからねぇ。

　えっ、サポート停止？、サポートなんか終わっても、使えなくなるわけじゃあ無く、そもそもネットにつながっていないマシンで、新しいソフトなんかも入れる予定も無く、別段、ビルゲイツの資産を増やす投資なんかする必要ないじゃん。スペック的にも問題ないし、電源も取り替えたばかり、ゼオンだし、あと１０年は動きそうだよ。この旧メインマシン。


　画像閲覧ファイラーの起動が大変に遅くなり、このところ１分以上も砂時計という状態になってきていました。原因は推測でしかないのですが、ファイルとディレクトリ数の増加やそれに起因するシステム上の問題かと思っています。しかし、スキャンディスクやデフラグを試しても状況の改善はありません。そこで、やりたくは無かったハードディスクのパーティション変更で画像の格納に特化したものを作ってみるという手、ほとんど最終手段ですが、実行することにしました。やりたくない理由は、大変に時間がかかるという問題です。データ用の２Ｔのハードディスクに、画像が１Ｔちょっと、その他のデータが３００Ｇ入っています。やり方としては、２Ｔのミラー用ハードディスクをフォーマットの後、データをコピーをしてから、データディスクのフォーマット、パーティション分け、再度コピーをするという手順です。

　まず、ミラーディスクへのコピーですが、夕刻から始めると一晩中はかかるという様子でしたので、朝まで動かしていました。朝起きてみると、あとちょっと、うまいタイミングで起きたようです。大まか９時間でしょうか。何とかすぐ終わり、データディスクの用意を調え、コピー開始です。こちらは６時間程度かかりました。これが速いか遅いかについては、最初のコピーはWindows標準の方法で、後はファイラーを使用していたとだけ。この時間の差も実は気になるところです。２つのハードディスクは同じ機種ですので。
　そして、結果的に状況の改善がありました。ただ、画像閲覧ファイラーが全ディレクトリを取得するのに時間を要している様子で、その分の１０秒くらいはどうしてもかかるようです。この部分はファイラーとしての機能ですが、何もデスクトップからの階層を作らんでも良いのにと思っています。今、使用しているファイラーは、ドライブレターを先頭にしているので、その遅延は全くありません。

　で、整理の途中で、画像ファイルに足りないところがあることに気付きました。今年に入ってからのＮＥＦファイルがコピーされていません。他のファイルは全てコピーされているのに、ＮＥＦファイルの今年分、およそ３０Ｇ弱が抜けています。コピーの作業で、ここだけ抜けるというのは、信じられない事態です。
　このＮＥＦファイル群は、撮像素子の生データで、後から加工するのに有利なデータです。既に加工を行ってＪＰＧファイルを更新しているため、実質的な被害はありませんが、失ったということがショック。
　いつも取っていた強力なバックアップ体制を解除して行った変更です。不測の事態、失われたものが出ると戻っては来ませんので、ここで停電等により２つのハードディスクが昇天しても、更にバックアップがあるというようにしています。ただ、このＮＥＦファイルはサイズが大きく、バックアップして取っておくのが、結構大変です。Ｄ８００になってから更にＮＥＦファイルは巨大化して４０Ｍ～６０Ｍという大きさになり、１枚の単層ＤＶＤには１００枚分くらいの画像しか入りません。結局、２０１２年分までがメディアバックアップされていて、以降はハードディスク頼りとなっています。

　ところで、あきらめる前に、他の所に入っていないか一応検索しておくのが、気持ちの整理になると思って、ファイラーで検索してみました。あれっ、ありますよ。アルツ来ましたっ、と一瞬思ってしまいました。しかし、手作業で動かしたとしても、この移動は不可解なところへの移動です。
　画像用のフォルダは、ＮＥＦ、ＪＰＧとその他の３つに分け、更に年単位の振り分けをした上に、バックアップ用に4.7Ｇに納まるようなサブフォルダを作っています。ですから、その中の2014NEFというフォルダを移動させるには、わざわざ画像NEFというフォルダを開き、2005NEFから年ごとに並んでいる１０個のフォルダから、2014NEFだけを選んでドラッグ＆ドロップすることが必要であり、ドロップ先も用意しておかないといけないわけです。不慣れな方に多い、デスクトップに移動なんてものでは無く、画像フォルダの中の他の階層の奥への移動です。そうなるようにしなければ、そうなるはずが無いわけです。まして、操作はディスクのルートである「画像」フォルダを他のディスクへ移動という操作でしかありません。
　勿論、このマシンは誰も触っていませんし、触る可能性の残る嫁様は、下手なことをして壊したら高い金がかかることから決して触りません。動いていたら、わたくしが切り忘れていたとしても電源を落とすことすらしません。何か仕事をやらしているかも知れませんから。
　可能性はわたくしが間違えたということが最もあり得ることです。アルツ来ましたっの根拠はそこです。やっておいて、あるいは、居眠りしながら操作もありか。困ったものです。
　そういえば、生徒あるいは学生だった頃、ノートを取りながらの居眠り、目が覚めてノートを見ると、何やらワケの判らない模様や文字が並んでいました。自動書記なんて格好良いものではありません。気分的にはあれですか。水星や天王星はそう良い位置にいるわけではありませんが、これは悪い、ひどいというものでも無く、何となく本調子以下。まあ、驚いただけで、実害は無い、震為雷ってところでしょう。


満開？いいえ名残雪

★★2014年04月13日(日)雪が後退していきます

★★2014年04月14日(月)駅前ビル破綻、きつい土日の作業

　職場先の町の中心に位置する駅前のビルが自己破産となりました。中に入っていたテナントは出ていかなければならないので大変だとか、もっと他の方法が無かったのかなどと報道が伝えてはいます。本当の問題はそこでは無く、中心となる駅前の衰退という現象でしょう。人が集まるのは理由があります。それを満たす条件が無くなってしまえば、人は集まってきません。この市では、大規模商業施設が他のところにあり、そちらに人が流れています。
　駅に人が集まり、駅を中心として人が流れるというのは昔のことでした。ＪＲに頼らず、自家用車で移動する生活パターンを持っている人もいましたが、やはり、駅前が市の中心だったのです。ここに来れば、充分に何でもそろっていたのです。ところが、郊外型大規模商業施設が作られると、人の流れが変わっていきます。ものはそちらの方が多く、安い。人は魅力のある方へやって来ます。そして、集まる人目当てに周辺にも店が作られていきます。一人一人が出す金額の総計はそれほど変わらず、人の数は減少しているのですから、総合計では減っています。限られたパイを奪い合って、人集めに成功した方が、より太り、失敗すると生き残れないのです。
　生き残りをかけて争うのですから、人集めの戦略が必要です。例えば、クルマで行くと、駅前の店には駐車場にゲートがあり券を取るようになっています。いくら３時間無料とホームページに書いてあろうと、現場に書いてなければ、どちらが得に思うかは明らかでしょう。駅前の駐車場代わりにされるのは困るという理由は、はやっていた頃には通用する理屈だと思います。お客が減ってしまったのだから、来て貰うのに手を尽くすことが必要です。仕事から帰ってきて買い物をしてくれたらお客ではないでしょうか。はやっていた時は混雑していたのかも知れませんが、今や何時もカラーンとしている駐車場です。駅前の活性化だとか何とか題目を唱えていても、結局はお客が得だと思えなければ、人は帰ってきません。斜陽化という奴は、放っておくと日没を迎えます。


　土日にかけて、体を動かす作業が続きました。想定されていた作業は、土については嫁様のプリンターの可動台、日はドームのサブモニター周りの改良です。それだけであれば、こんなにも疲れることは無かったのですが、いざ始めてみると、次から次へとたまっていた作業が出現します。
　プリンターの可動台：作業手順　板材の切り出し、カンナやすり掛け、塗装、コロ取り付け
　朝の８時から動き出しましたので、これだけですから、たちまち終わり、昼前の買い出しにゆっくりと行けるはずです。ところが、作業場所が車庫ですので、場所確保をしようと掃除と整理を始めたところ、手順として、タイヤ交換を最初に行い、タイヤ置き場からの掃除、物品の整理、除雪用具の格納というところまでやる羽目になりました。それでも、階段に敷いた滑り止めのゴムはそのままにしています。その分の格納場所は用意しています。結局、本題の可動台に取りかかったのは、昼をかなり過ぎてしまいました。
　昼前の買い出しは、行くことは行きましたが、いつものようにおかずを買ってくるのではなく弁当を買ってきました。この時、車庫の奥から引きずり出した自転車に乗っていったのですが、行きは強い追い風で大変に楽でした。帰りは・・・下りて押そうかと思ったくらいです。道のりにして片道８００メートル、それだけで脚の筋肉が逝ってしまいました。
　それでも、陽が落ちる前に終わり、作業を済ませることができました。そして、明日に予定していたサブモニター周りの計画を練り上げるために、玄関にモニターと材料一式を持ち込み、検討を加えます。持っているネジのたぐいを全て並べ、形と取り付け様を確認したところで陽が落ちました。ここでフロ、そしてやっと休息時間としました。

　日曜日も８時からの作業開始にしました。休みの日は６時前から起き出しているのですが、さすがに電ノコやボール盤の音を、そんな時刻から住宅地に響き渡らせるのは躊躇します。昨日から用意した図面と手順書をコロッケサンドを食べながらチェックし、今日一日の予定を確認します。このとき、購入してきていた板材のカットの作業もあることに思い至りました。ドームの中のチェストの引き出しの強度が足らず、中にあり合わせの板を敷いていました。中には12mmもあるコンパネを使ったものも多数あり、空間、重さとも不利でした。これを６mm厚のベニヤ材に入れ替えるつもりでした。作業の最後に追加です。
　ともあれ、モニター周りから始めます。アルミ材料を指定の長さにカット、そして、穴開けを行い、やすりで仕上げます。切断作業は、カナノコですので、直角度を含め、ことのほか慎重に行いました。これで、昼前には材料が揃い、早めの昼食を摂りました。
　組み立ては玄関で行いました。モニターに合わせ、逐一チェックしながらの作業です。そして、組み上がってモニターを持つと、変です。どうしてか、下のフィルター押さえの部分がはまりません。この部分にチェック漏れと、計画に不十分な点が出ました。モニターの厚さはカタログから50mmとなっていたので、それを基準にしてフィルター押さえまでの支持金具を用意したのですが、どう見ても足りません。金具の幅が15mmですから合わせて長さ80mmの支持金具で良いはずです。ところが、どう見ても15mmは足りません。仕方ありませんので、材料から95mmの長さを２本、切り出して作り直しました。後でわかったことですが、後ろの取り付け面とモニター前面が平行で無かったのが原因でした。
　そんなことをやっている内に、時間が経ち、最終的な取り付けをやったのが１６時になってしまいました。陽も大きく傾いています。大急ぎでベニヤ板のカットを行い、ドームに納めたところで日没となりました。作業は終了です。
　この２日間で既に腕の筋肉痛がかなり来ています。２日、続けて長風呂という手を使いましたが、そうそう改善はしません。何というか、予定の１０倍以上も作業を行い疲れてしまったというのが、実情です。

★★2014年04月15日(火)火星接近

　視聴料を巻き上げる放送を見ていたら、火星の接近についてアナウンサーが話をしていました。最接近は１４日でしたが、「私は見られませんでした。次の機会は２年半後です」・・・・おいっ、昨日今日でそんなに変わると思っているのか。
　まさか、七夕の日に織り姫と彦星がバァーッと近づいて、パーッと離れるなんて思っていないだろうな。いやいや、そこらの大学出だって、そう思っているのがいくらでもいるぞ。大学受験の勉強メニューに入っていないとできねぇんだよなあ。まあ、だから教育の内容を変えろなんて言いませんが。

　平気でそんな事を言うのは、現象を理解していないからであって、理解する気も無い、結局は嘘を付いているのと同じ。この手のマスコミ人が、話す資料として知りたがるのは、前回は何時か、次は何時起こるか、周期は、ということだそうです。逆にこれを聞いてくるのは報道関係者と見て間違いない。そして、それをしゃべれば自分は判っているかのように思わせることができるというわけです。こんなのが、自分が世の中を動かしているなんて勘違いをしていたりするんですねぇ。

　さて、今日の皆既月蝕です。ただし、皆既の時に日本からは月が見える位置にいません。従って見ることが出来るとすれば部分月蝕や半影月蝕の状態ということになります。そして、日本でこのような天文現象を機会に品物を売ろうという者は、この現象を部分月蝕と呼称します。そもそも部分月蝕というのは皆既にならない月蝕のことで、月が出てきたときには皆既が終わっていることから、この月蝕を部分月蝕と呼ぶのは間違いであることは明らかです。皆既蝕ですが、日本では部分蝕しか見られません、と付け加えるしかないのに、タイトルを部分月食としてインターネットのサイトに上げるという神経が、判りません。
　日蝕を考えてみれば、すぐ判ることでしょう。皆既蝕が何処かで見られる日蝕を皆既日蝕と呼びます。皆既が見られる地方に隣接して部分日蝕の地域があります。自分のところでは部分日蝕にしかならなくても、その日蝕自体を部分日蝕とは呼びません。日蝕が見られない場所でも、日蝕自体をありませんとは言いません。ちょっと考えれば判断できるようなことでも、堂々と間違いを通して、気付かず厚顔無恥というのが、たまたま耳や目に付くことがあります。ブレーンに専門家を欲しがるエライさんの気持ちが判るような気がしますが、携わっている人間が専門家では無いにしろ、少しは努力しろよと思うのです。お金取って仕事してんでしょうに。

　ところで、この月蝕に引っかかる方々というのは、それ程多くは無いと思うのですが、同時に４つの星が関係しているＴ字スクエアが存在しています。こちらはかなりの緊張関係を示しています。報道を見るとロシアとアメリカの緊張はここかという気になりますし、男と女のそばでとぐろを巻く蛇の位置に水星と天王星というのも気になります。この蛇はアダムとイブに関わった蛇ですよねぇ。知恵の実を食べちゃった人間は楽園を追放されてしまうのです。

★★2014年04月17日(木)グランドクロス

　何と言いましょうか、今月の２２～２３日あたりを潮に火木天冥のグランドクロスができあがります。活動宮の１３度で揃いますから、例えば国家の始原図で、そこに星のある国というと、こんなところです。

　　　Germany西独立　　　　　　 金星牡羊13.00ボン
　　　Sierra Leone独立　　　　　金星牡羊13.27フリータウン
　　　Guatemala独立1847　　　　 天王牡羊13.40グアテマラシティ
　　　モンゴル　　　　　　　　　火星牡羊13.61　　　　　10:1:0
　　　月golia独立　　　　　　　火星牡羊13.61キャフタ
　　　Denmark憲法　　　　　　　 火星牡羊13.67
　　　Kampuchea共産制　　　　　 土星蟹　13.03プノンペン
　　　Kampuchea独立　　　　　　 木星蟹　13.16プノンペン
　　　America １独立宣言　　　　太陽蟹　13.22フィラデルフィア
　　　Poland共産制　　　　　　　土星蟹　13.31ルブリン
　　　America ３独立宣言建国図　太陽蟹　13.31フィラデルフィア
　　　モンゴル２　　　　　　　　水星蟹　13.68成立
　　　Comoros独立1　　　　　　　太陽蟹　13.69
　　　Malawi独立　　　　　　　　太陽蟹　13.87リロングウェ
　　　中共毛沢東成立宣言　　　　水星天秤13.27
　　　2008四川省大地震　　　　　水星天秤13.27
　　　China Communist2　　　　　水星天秤13.32
　　　ＮＡＴＯ　　　　　　　　　海王天秤13.37
　　　日本国始源図A　　　　　　 太陽天秤13.37 ﾆﾎﾝｺｸｼｹﾞﾝｽﾞA
　　　日本国始源図B　　　　　　 太陽天秤13.39 ﾆﾎﾝｺｸｼｹﾞﾝｽﾞB
　　　Argentina Revolution　　　Node天秤13.58
　　　Argentina革命　　　　　　 Node天秤13.58
　　　Iraq Independence　　　　 水星天秤13.85
　　　Iraq独立　　　　　　　　　水星天秤13.85バグダード
　　　Solo月 Islands独立　　　　冥王天秤13.94ホニアラ
　　　Bulgaria独立　　　　　　　天王山羊13.012
　　　Ivory Coast独立　　　　　 土星山羊13.03ヤムスクロ
　　　Niger独立　　　　　　　　 土星山羊13.27ニアメ
　　　北朝鮮１　　　　　　　　　月　山羊13.38　　　　　8:13:0
　　　Benin独立　　　　　　　　 土星山羊13.40
　　　Roman Empire2　　　　　　 火星山羊13.66ローマ

　ここで、問題のポイントに星を持つ国は、上記の通りで、国名や団体名に数字が付いているのは順番を付けて異説を入力したものです。関わり合いが生じなければ良いのですが。火星はトラブルと力の行使、木星は状況の拡大、天王星は突発事件、冥王星は冥界の王ですから、単純には突然の戦端や事故で死傷者が出るような事件ということになります。そして、ピッタリでは無く、隣の１２度や１４度を入れると量が３倍になります。
　で、アメリカや日本も入っているというのが、イヤなところでしょうか。集団的自衛権なんて言っていますがねぇ。

★★2014年04月20日(日)ネットバンキング、シーイング、書架変更

　手元の資料に金融機関もあって、ちょっと見てみると、太陽が牡羊１２とか、近しいものが結構ありました。この数からすると、関わりのあるところが、皆転けたら大ごとになります。勿論、悪いトランジットが来れば一様に転けるとは限りません。それまでにどのようにしていたかで変わります。トラブルに強くなっているところは大丈夫だし、駄目なところは来ちゃうのでしょう。今、話題と言えばネットバンキングのセキュリティでしょうか。どこも苦しんでいるようです。

　能書きばかりではいけませんので、火星くんを見ておこうかと思い立ち、ドームに上がりました。雲が次々と来ますが、晴れ間もやって来ます。今、載っている３０センチと１３センチで見ましたが、やはり気流の動きが激しく、火星の表面に模様があるのは判るのですが、どんな模様なのかをスケッチするのはかなり困難です。イスに座ってじっくりと見ることができたら、いくらかは改善するかも知れませんが、揺らぎが止まる瞬間は一向にやって来ません。３０センチでは１５０倍、１３センチでは１８０倍で見ましたが、シーイングの状態は同じくらいに見えましたので、上空の気流の問題です。
　模様があることぐらいが判るだけで、極冠は判別できませんでした。確かに、目が慣れていない状態なのは確かですが、シンチレーションの悪さはいかんともし難いものがあります。雲が次々とくるというのは、温度差のある空気が渦巻いていることを示していますので、こんな状態のときは取りあえず見ておく程度のことしか出来ないでしょう。これが二晩続くと、やれやれという気持ちになります。


　８年前のことになります。嫁様と使用する部屋を交換しました。２００６年６月末日に着手し、２日間かけての交換移動でした。このときの移動では３トン以上の重量を動かしたと見積もられています。そして、そのほとんどが書籍類です。パソコン関係ではカラーレーザーとブラウン管モニターが重量級ですが、本棚が１竿の方が桁違いの重さとなります。また、移動は２日で終わりましたが、机の配置や載せる物品の収納状況がほぼ実戦配備となったのは１ヶ月ほど後のことになります。

　そのときに設置した本棚も机も動かしたことがありませんでしたが、この度、突然思い付いて（天王星ですか？）、部屋の配置のうち、本棚を変更しました。やはり２日間かかってしまいました。８年分歳も取っていましたので、その分、疲れも大きくなっている気がします。
　前回の配置は、本棚をできるだけ直線的に配置して、資料を探しやすく収納しやすくすることを前提としていました。その為、２つ並んだ掃き出し窓のほとんどを塞ぐ形になっていました。書庫としては暗くて理想的（？）なものでした。今回は、窓とのアクセスが可能となるように、本箱の向きを９０度変え、如何にも書架のような形にしました。本箱の間隔は狭くなってしまいましたが、通れるので、取りあえずＯＫです。結果、掃き出し窓からの出口が１つだけだったのが３カ所から外に出ることが可能になりました。当然外からの光が入ります。

　そして、劇的な変化は書架の部分では無く、机まわりです。その中で１つ事件がありました。部屋のかなりの部分を覆っていたカーペットを取り払うと、机の前、椅子が動く範囲に白い粉がたっぷりとありました。カビかと一瞬思ってしまいましたが、それにしては乾いています。どうもカーペットの地の部分が、コロの付いた椅子が動く度に粉砕されて８年かけて溜まったのかも知れません。取りあえず、強力な洗剤でかなり落ちたので良しとしました。
　その机まわりですが、一言でいえば広くなりました。ものに囲まれて圧迫感があり、閉所恐怖症の方にはとてもお出でいただけなかったようなところですが、机に向かう本人の他に２～３人は座れる場所があり、椅子が確保されました。まあ、パソコンに向かっているときは、広かろうが狭かろうが変わりは無いのですが、余裕のある環境というのはやはり良いものでしょう。

★★2014年04月24日(木)迷惑児、収納ラック、見つかったな・逃げよう

　そういえば、食品業界の迷惑児、雪印メグミルクは、2000年の集団食中毒事件と2002年の牛肉偽装事件で、別会社の組織として再編されたのですが、その経験を活かし、万全の体制で食品管理を行っていると思いきや、２１日には京都で微細な金属片や焦げ？を混入させ、２３日には「今度は」と前置きを付けられて神奈川での異臭牛乳と報道されています。この会社、2009年10月01日設立とすれば、進行太陽が天秤の12度です。引っかかりました。
　今までの事件の様子からすると、またうやむやになっていくようですが、今回はどうでしょう。

　対日強硬姿勢で支持を集めていた韓国大統領の支持率が急落と報道されています。フェリー沈没で批判が集まっているのが原因とか。記念写真を撮りたがる政府関係者の話や、二転三転する被害者数なんかの影響でしょう。で、そちらにもどこぞの大統領が行くんですよねぇ。寿司食って余裕を噛ましていられるような感じでは無さそうですが。しかし、死んじまった人間は戻ってきません。イタリアの沈没事故でも船長が真っ先に逃げたりしていますが、日本ではどうでしょうねぇ。昔、毎年２回は長距離の奴に乗っていたこともありますが、そんな心配はしたことがありませんでした。やっぱり「韓国」や「イタリヤ」なのか・・・。


　手持ちのＣＤ・ＤＶＤを収納するのに、本棚を１つ使っていました。これが移動となって、多少狭いところに行ってしまい、使いにくくなってしまいました。色々と考えた結果、元の位置に収納するために奥行きの小さいものを用意しようとして、作る場合のサイズと材料を検討したり、製品を探したりしていました。その内に、嫁様によって奥の奥にしまい込まれていたビデオラックの存在を思い出しました。ＶＨＳのビデオを縦に収納できるものですので、とにかく出してきました。中に入っていたビデオテープは廃棄です。しまい込まれて何年も出していないのですから、見切りを付けるべきです。
　さすがにビデオ用ですので、収納棚の間隔が開いています。20cm以上もあります。棚を動かすことはできるのですが、全てを動かすようにはできていません。収納棚の高さが180cmあって、棚は８段になっています。段数の追加はそのままではできないようになっています。それに、棚板の内、３枚がネジで止められているのですが、もうバカになっているものが多く、手で押しただけで、グラグラ揺れてしまいます。そこで、これに手を入れて棚板を追加すると共に、補強をする方向で計画を考えました。新品を買うより遙かに安くつきますし、イチから作るよりも簡単です。
　木工ボンドと木ねじで、構造の部品をしっかりと止める上に、壁にも固定するようにします。これで、本棚１つ分の空きが出ますので、こちらに移動する荷物が既に策定されています。荷物の移動と共に、収納ラックが１つ、使いやすい位置に移動してきます。そして、これができて始めて部屋の模様替えの終了となります。
　作業はやはり休みの日ということになりますが、今度の土曜日は仕事ありです。日曜にやるしか無いかと考えています。それまでに必要なものを揃えておきましょう。


見つかったな・逃げよう

★★2014年04月26日(土)韓国、模様替え大物終了<

　韓国の建国図は８月１３日と１５日の２つがあります。しかし、どうも違う感じを受けます。日本に支配される前のチャートの方が良いような気がします。これに対して北朝鮮は９月の９日と１２日のものですが、こちらはこれで良いようです。どちらも大変なようで、我々がニューズで知ることが出来るのは南の方ですが、沈没事件だけで手一杯のようですね。何しろ渦を巻くというのはこの事です。これが北では、報道されている動きはともかく、戦闘的にならざる追えないほどの国内事情を持ち、支配・統治機構自体もやっと機能しているのでは無いかと思えます。印象ですがね。
　ひるがえって、わざわざこの星の配置に合わせたかのようにやって来たアメリカ大統領は、成果を得ることが出来ずに帰って行く羽目になりました。でも事件に遭わないで済んだのが幸いと言えます。で、日本ではＴＰＰでしょうか。大統領が出てきたって、譲れないものは譲れないのですから仕方ありません。それで無くても弱腰外交と言われて久しいのですから、ノーと言える日本を通さなかったら担当者は亡命騒ぎになるでしょう。また、中共に凄みを効かせたと受け取る方もいるでしょうが、本音は見えていますから全然効きません。韓国では、仲良くしろよと言うだけしか出来なかったのは、メンツだけで招待した結果ですからどうしようもありません。八方ふさがりというか、四方ふさがりの状況はいかんともし難いという結果でしょう。


　本棚の奥行きは30cmあります。ＣＤケースの長辺は14.2cmですから、二重に置くことが出来ます。しかし、それでは奥に入った方が見えませんから、前側を移動式にした商品があります。良さ気に見えるのですが、わたくしのコレクションは長辺側が15.2cmとなっていて、残念ながら収納できません。そして、見つけ出されたビデオラックも、手を入れて作り直さないと、無駄なスペースが多い役立たずになってしまいます。ビデオラックの奥行きは17cmです。後部に差し込まれるベニヤ板がありますが、これを外して、背面にそれなりの合板、厚さ１cmのものをを接着・ネジ止め、棚板も同じように接着・ネジ止めします。棚板は上下の板を除くと７枚あり、８つの収納棚となります。この棚を２枚追加して、高さ方向の間隔を16.0cmとして固定します。棚の数は10となります。この数は本棚で使っていた段数と同じになります。これで、移動前の環境が再現できますし、これから増えるであろう部分も含めての用意が出来ます。
　新しい収納ラックは、強度的にも比べものにならないほどの丈夫さを保っていますし、奥行きが30cmから18cmになっていますので、出っ張りが減っています。この差は数字以上に広さを感じます。
　続いて、移動したコレクションの後に、本棚からの物品が移動し、空いた場所には別の場所から品物が来る、別のラックが移動するという玉突きが起こります。この為に、模様替えの終わり近くで中断していたのです。最終的には、幅60cmのラックが机の近くにやって来て、カメラ置き場が用意されます。残りの作業は本棚の中身の整理と移動ですが、こちらはポンポン出来ませんので、じっくりと時間をかけてやることになります。
　取りあえず、今回の模様替えは良好な様子に見えます。そうあって欲しいものです。

★★2014年04月27日(日)福寿草

★★2014年04月29日(火)ＩＥ脆弱、作業机、ブルーレイ、水仙

　ＩＥの脆弱性を突いた攻撃がという発表が米国政府から報道されています。ＩＥを対象にしたサービスで、他社のブラウザでは使えないというものが多々あります。そして、把握しながら対策を用意できないという製造元が、Ｘｐを終了させてＯＳの買い換えを促す理由にした安全性の維持という奴と矛盾していることを露呈させています。買い替えても安全性を維持できないという事態です。
　余計な機能を追加して便利だとうたったＯＳを売ることに力を注ぎ、巨万の富を得た男が頂点にいます。そのＯＳは、ＯＳ上のアプリケーションでしか無いはずのブラウザ、ＩＥをＯＳの「機能」だと謀って強引にシステムに取り込んでいる為に、何かあれば修正をしなければならない脆弱な代物に仕上がっています。できればＵＮＩＸに乗り替えたいのですが。
　ところで、そんな「攻撃」をするようなクラッカーと開発元は一つ穴のムジナということがありがちな設定です。危機を演出するという、究極の自作自演？　そして、このグランド・クロスが示す出来事でしょうか。やっかいな星回りです。


　パソコンとテレビを載せた机はありますが、何か作業をするときに特設で使うような台が欲しくなりました。以前の配置では、本棚の前に敷設したところ、特設コーナーが常設となってしまい、物置と化してしまいました。その反省の上に、常設でも物置にしないというコンセプトで、試しに以前の形を作ってみました。食卓で使っていたイスが２つ余っていたので、これに幅45cm、長さ150cmの板を渡すという手です。イスは、新しい配置では、大きな書店のように本棚の横に定位置があるようにしています。そのイスを少しズラして、板を置いてみると、これが意外と良さ気で、狭くなった感じはしません。片付けるのも簡単です。大物の配置がほぼ終了したと考えたところで、本の移動を始めていました。しかし、この作業で一時中断しましたが、すぐ再開です。まだまだ、作業は続きます。

　その作業の合間に、滞っていたファイルのバックアップを平行して行っています。これらに使用するメディアの残りが少なくなったので、注文し、既に届いています。購入したメディアの中で、今まで使っていなかったものがあります。価格がこなれてきたブルーレイです。１枚あたりの価格でＤＶＤと変わりない程度になったところで、良い頃合いかと思いました。容量は５倍もありますから、実質的には安くなっているのと同じです。
　ファイルの中で、特に大きくなっていてディスクを圧迫してきているのはＮＥＦファイルです。Ｄ８００は中判カメラ並みの画素数ですから、当然の状態です。ＮＥＦは、ｊｐｇファイルがちゃんと出来ていれば要らないといえば要らないのですが、直すとなると欲しくなります。一応取って置いてもと思うと、ＤＶＤＲ１枚に１００枚分くらいしか入りません。昨年１年で撮った画像のＮＥＦファイルだけで４１枚のＤＶＤＲが必要でした。単純計算でＢＤＲ８枚で済ます計算です。ただし、こちらは星の画像だけにするという手が考えられます。
　大きいのはｊｐｇも同じです。以前は月別にまとめていたのですが、ＤＶＤＲ１枚に入らなくなってきています。特に春、５月の花の時期と、１０月の紅葉の時期は、２枚３枚となってしまいます。そこで、容量に合わせて当初の日付を付けたディレクトリで管理するようにしましたが、あまり判りやすい分類ではありません。月別に戻すことを考えているのですが、昨年分のバックアップが途中で止まっていることも含めて、方法を考えないといけないようです。
　ＢＤ中、最低とはいえ２５Ｇの容量というのは、バックアップ・メディアとしては、今時の時代を象徴しています。しかし、世の中がＢＤ一色に切り替わるという方向で無いのも事実です。レコードがＣＤに替わってしまったのは、あれっあれっという間でした。しかし、カセットテープが消滅したわけでも無く、かなり生き残っていました。それらの生き残りメディアとして、ビデオからＤＶＤに換わるのにもそれなりの時間が必要でした。操作性、性能とも段違いのものでありながら、それだけの時間が必要であったのです。今、中身の性能差として、それほどアドバンテージの無いＢＤが、ＣＤやＤＶＤに取って代わる流れが、あまり見えてきません。買い換えを迫るにはインパクトが足りないのも確かなことです。ニコ動やＵチューブで満足している人にＢＤは要らないでしょう。
　ひるがえって、バックアップにはこんな良いものはありません。何でも開発されているＢＤは、更に多層化して容量を増やしたものが、既に作られているとか。動画を売る側からは、メリットは少ないのでしょうが、ファイルバックアップは、メディアが大きいほど楽です。ＢＤ様様。


水仙