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    ★★2014年02月02日(日)行方不明、40cm反射追改造計画、オリオンの大星雲
    ★★2014年02月03日(月)易経、ツルツル
    ★★2014年02月07日(金)聞こえない?、低温、エラー
    ★★2014年02月09日(日)散在神経系、40㎝反射フード
    ★★2014年02月14日(金)
    ★★2014年02月15日(土)大雪、ミシン
    ★★2014年02月22日(土)雪が積もる、声優傷害致死確定、昴中心部
    ★★2014年02月28日(金)アンネ、ビット、足台、ガタ?

★★2014年02月02日(日)行方不明、40cm反射追改造計画、オリオンの大星雲

 世の中で、毎日事件が起こっています。その中でも、札幌の小三少女の行方不明は、昼間の事件で、報道を聞く度に自宅近くのコンビニからの足取りが消えたことに不思議を感じます。札幌市内全域に捜査範囲を増やしたといわれていますが、具体的に何をやっているのか、犯人と目された者への追求がどれほど進んでいるのかという様な事は、当然、報道されません。公開捜査で犯人がいるのであれば犯人に圧力となる情報を流し、自首させるように持っていくことを考えているのでしょうが、犯人が自首したくなければ、出て来ないことは、先だっての検察から逃げ出し、神奈川県警がメンツをかけて追っかけた事件でも判っているはずです。まして、犯人として今回は特定されているわけではないでしょうから。そういえば、とこぞで、イヌの散歩に行って、イヌだけ戻ってきて、騒ぎとなり、何日か後で交番に現れた少女は、詳しい後の報道はありません。本当に判らないのか、未成年の保護のために言わないのかどちらかは確かでしょう。ノートを買った帰りにいなくなるというのもどうなのでしょうか。当初は付近で不審者の起こした事案が多いと言う報道でしたが、勿論、続報はありません。
 しばしば、解釈しやすい卦を出す嫁様が出した卦は、凶悪な事件で悲しい結果にという卦ではなく、普通は良い状態の卦でしたので、五爻から、事態が完了するまで1、事態が戻るまで2と考え、この2日で出て来るのでは無いかと判断したのですが、その2日目が過ぎていきます。無事に戻ることをお祈りします。

 事件といえば、間抜けな関西方面のとある市長が辞任して民意を問うと騒いだそうですね。どうも自分の出した案に賛成してくれないから、民意を問うのだというのですが、それならば民意を代表して話し合う議会、法案等の決定権を持つ会議を解散をして市議会議員の選挙をするべきでしょうねぇ。民意を代表するのが議員さんたちの役目なので、そこで多数決を持って決めるのが議会制民主主義です。首長がいくら人気を得て当選したとしても、行政の長として議会での法律、条例の成立を見て施策を行うので、隠し献金を受けても良いよということにはならないのが世の常です。ねえ、前都知事さん。都構想なんか府民にとってどうでも良いことの1つでしょうに。首長を決める選挙が政策を決める選挙としては本質的には機能しないのが当然です。ということで、市長を辞任してもう出ないという選択肢もありますぜ。豊かでもない財政に余計な出費を作らないことが肝心です。
 明治維新が行われたのは、完全に固められて何をやるに付けても前例に縛られた社会が、発展する商業経済を遂にコントロールできなくなった為に、社会自体の深層から起きた相変化なのです。今その名称を標榜する団体が求めるものは、ちょっとした変化というか、古きに帰る程度のものです。相変化というのは、根本的な人と人の関係が根底から変わるものです。主張している程度は、法律や制度のちょっとした変更程度です。そもそも自分を龍馬辺りと勘違いしているような不良不徳弁護士風情ができることでは無いのです。

 実戦配備した新40㎝反射ですが、改良の余地があります。判っていた部分では、遮光の為の被いを何とかしないといけないのですが、当初考えていた円筒型黒布製の遮光カバーは、取り外しが面倒になることが想像できたので、もっと簡単に外せるような形を考えます。大まかな構想はありますし、それに必要な材料が手元にありません。
 また、ドブソニアン形式の宿命として主鏡側に重心が特に片寄るという特徴があります。この鏡筒は取り付け位置を固定にしましたので、カメラ側の重量として3~4㎏ほどが足りなくなり、その分のウエイトを取り付け、バランスを取っています。ただし、この状態では、方向によってはカメラがドームの内壁に衝突する場合がありますので、鏡筒の重心位置を、更に主鏡側に10㎝ほど動かす必要があります。今のままでは、カメラを付けたままで安心して望遠鏡を動かせません。
 しかし、重心位置は鏡筒と赤道儀の接続位置として、現在は固定にしています。ここに使っているアリガタとアリミゾは、今回は副鏡とのバランス調整用に使っています。このアリミゾを鏡筒の軸方向へ向けて、鏡筒重心の調整を行うと共に、副鏡をカメラ部に移して調整用マウントとしても使うことが、最も合理的な解決法となります。また、現在、スリットから乗り出すようにしてピント合わせをしていることも改善できるメリットもあります。
 現状でも旧鏡筒からの変更のメリットははっきりしています。旧鏡筒全体で40㎏近い重量です。持てない重さではありませんが、持つところがありません。ロープをかけて即席取っ手にしますが、決して持ち易いものではありません。軽くするには分解ですが、旧鏡筒で取り外すことのできる物としたら主鏡セル・ユニットだけです。これには6つのネジを緩めて、18㎏あるセル全体を外します。剥き出しの40㎝反射鏡が内側に付いていますから、外すのはひやひやものです。これが、新鏡筒では光軸修正用のネジ3本を外して主鏡セルだけを外します。16㎏弱ですが、置いてあるものを持つだけですし、カバーを付けていますから、それほどの不安感はありません。鏡筒の残り部分は、どこでも掴めますから、外すのも取り付けるのもそれほど苦労しなくて済みます。
 格納スペースが足りないのは同じですが、新しい方は玄関に担いでいく気になります。改造というよりは、追加工作で、どのように副鏡を載せるかが課題です。これがまとまったところで、今少し、加工を行うことにします。

 ここで、40㎝反射オートガイド用の副鏡筒ですが、手持ち機材から出すとすれば、D=8㎝、fl=700mmの屈折、D=10㎝、fl=500mmの屈折、D=11㎝、fl=1035mmのカタディオプトリックの3点からの選択です。口径比Fは、それぞれ8.8、5、9.4です。これに対して重量は2.3㎏、3.5㎏、3㎏であまり変わりません。性能的には屈折はアクロマートですし、最も小型の11㎝はミラーシフトの問題があります。40㎝の副鏡としては、やや役不足であることは否めません。この点も、考えないといけない点となります。理想を言えば、軽くて小さくて、焦点距離がそこそこ長く、口径比が明るければ良いのですが、一般に焦点距離が長いことは鏡筒が長くなります。口径比が明るいということは鏡筒径が太くなります。つまり大きくなります。そして、重くなります。オートガイダー用副鏡という目的のために売られているのは、もっとコンパクトな移動型の赤道儀用ですので、40㎝反射にはファインダーにしかなりません。ですから、手持ち機材のような代物しか出てこないのです。鏡筒長の短いカタディオプトリックをラインナップしているビクセン社の製品は、この11㎝の上は20㎝、26㎝となり、中途半端な製品は省かれています。営業戦略としては当然の手法です。
 こうなると、残りは口径15㎝のニュートン反射という選択肢ですが、外したばかりの16㎝反射の重量は10㎏あります。ちゃんと作るとこの程度の重量になります。ケンコーでは5㎏ちょっとでしょうか。中共の造りですから当たり外れはかなりありそうです。価格も3万円程度ですので、この程度と考えて良いでしょう。オートガイド鏡としては充分といえば充分です。40㎝反射の為だけに使用するとしても、良いかも知れません。また、この重量でしたら、今までの搭載形式である30㎝反射、16㎝反射と13㎝屈折の3本で、16㎝反射の軽量化リプレイスとしても、使えそうです。40㎝反射の搭載条件としては、赤道儀にぶつからないサイズとして鏡筒長は80㎝程度が限界となります。それを超える場合は、横に出さないといけないので、この意味で大口径屈折機が外れる理由となります。勿論、鏡筒の上、赤道儀との接続側で無く、その反対側に載せて、バランスウエイトを更に増やすことで載せる事は可能です。重くなりますし、タワミも倍加するはずですので、あまりやりたくないのが本音です。
 また、ポルタⅡを使って載せるという方法もあります。ポルタⅡは電動ユニット込みで4.5㎏ありますから、鏡筒バランスからすると有利(?)な点となります。オートガイド用の映像素子の感度が足りなくてガイド星を探す目的で採用したのがポルタⅡでした。ただし、ガイド星が見あたらないという事態は、よほど星の少ない空域の場合で、現状のCCDではF10近いガイド鏡で、今まで無い事はありませんでした。それに、この電動ユニットでの電力で配線を焼いたというトラウマがあります。いまでも焦げ臭い匂いが・・・。
 いろいろと考えることはありますが、40㎝鏡筒のカメラ部に副鏡を取り付けるというのは、決定事項です。

 カメラ部に副鏡を取り付けるという考えで、改造構想が定まったところで、40㎝反射を降ろし、30㎝反射と13㎝屈折を載せるためにドームに登りました。降ろすのは簡単でした。計画と予想通り、ものの10分もかかりません。しかし、30㎝反射と13㎝屈折の2本のみを載せるのは初めてでした。16㎝反射を加えて3本を載せていたので、2本は重量が軽くなるくらいに軽く考えていたら大間違いでした。元々、各鏡筒をポンポン載せていけるような形にはなっていません。1本だけ載せるのでしたら簡単なのですが、複数を載せるために基本となる大型アリガタの上に組んでいく形になっています。従って、手順が決まっていて、3本載せているときに、一番最初に載せたものに変更が出ると、全てバラしてからやり直すということになります。そして、この手順を守らないと、大切な鏡筒を落とすこともあり得るのです。
 で、組み上がってから不具合があると、下手をすると全てやり直しということになります。今回は、幾つも途中でやり直しが必要となり、最後の最後に大元のアリガタの上に乗せた30㎝用のアリミゾの位置を変更しなければならなくなりました。つまり、全てやり直しです。
 その中で、1つ事件がありました。踏み台として使っていたプラ製の踏み台で、シールにカエル君が入っているために我が家にやって来ていたものが、わたくしが乗るとミシッと音を出しました。こんな音を出していたっけなと思いながら、搭載作業を続けていて、もう一段高いところから踏み台に降りました。そのとき、バキッという破壊音と共に足が踏み台の中に落ち込みました。バランスを崩したわたくしは肘を収納ケースの上のカドにしたたか打ち付け、傷みに、しばらくはあえいでいました。後でアザかなぁと思っていましたが、その後アザにはなりませんでした。
 さて、踏み台です。踏み抜いていました。プラスチックの破片が、そこかしこに飛んでいます。エッジはかなり鋭く尖っています。分厚いスリッパを履いていますので、怪我はありませんが、素足でしたら多分かなりの裂傷を負っていたことでしょう。ちょっとした足台としてドームの誕生時から重宝し、働いてくれていたのですが、残念な限りです。カエルのシールは剥がれかけていましたので、丁寧に取って嫁様に報告です。先ほどミシミシしていたのは、疲労破壊の前兆だったわけです。

 そんなことをしていたら、いつの間にか2時間が経ち、鬼瓦のような嫁様に呼び出されました。夕飯はどうするのかというお問い合わせです。40㎝を降ろすだけのつもりで上がったので、耐寒仕様の服で無く冷え切ってしまっていましたし、取りあえず、一応組み上がってバランス調整をしていたところでしたので、母家に戻りました。

 そして、遅い夕食後、引き続いて、電装です。この点はシステム化しているので、ケーブルをつないで行くだけです。今度は、ドーム作業の格好で、ライトな羽毛の2枚重ねにスキー用ズボンです。パソコンとリンクさせ、カメラを取り付けて実動状態にたどり着くまで、30分とはかからないでしょう。空を見ると、雲が流れていて、空そのものの条件は比較的良いようです。いわゆる晴れ間を狙って露出できます。疲れが溜まって寝ちまう前に撤収する予定です。


オリオンの大星雲


★★2014年02月03日(月)易経、ツルツル

 誘拐事件について嫁様が出した卦は山沢損五爻で、損は損だが社会や民衆の為になることであって、それはそれでよろしいという卦です。そして、下卦の沢が少女です。上卦が山で少男。沢は数字で4と9、14、19、24と一桁目が指定されます。誘拐されたのは小学校3年生で9才、ピンと来るものがあると当たりということになります。男は年寄りでは無く、少男、若い男ですが、山の数字は5とゼロ、犯人が隠れていられるのは一人暮らしだろうから、15才は無い、20、25で、30才はそろそろ歳の少ない男では無さそうですから、20か25。その少男に少女が載られて動けないという卦でもあります。変爻をひっくり返すと風沢中孚です。巣の中にひな鳥がいる卦ですから、最終的には家に帰ることが出来るだろうと判断できる卦なのです。また、互卦を作ると地雷復、こちらも復るという卦です。あんまり良い卦ですから、口ごもってしまいました。
 ところで、沢は金、山は土です。五行では土生金で相性です。最初は柔らかく近づいてうまく行ったのですが、変爻をひっくり返すと山が風になります。風は木で、金剋木となり、当初は懸想して良いかなと思って掠っては来たものの、段々と重荷になって来てしまうという展開となります。
 発表されている犯人の年齢は26でした。25では無かったかと、少しガッカリはしてみたのですが、ワケの判らんことを言っているということで責任能力がという報道がありました。卦で示されたのは少男、幼い子供です。つまり精神の病というよりは、実質的な知恵遅れ、30過ぎてやっと一人前になれるかなと言うようなものだと疑っています。やることからして一人前の男ではナイですからなぁ。
 それで、損ですが、もしかすると斯様に自分の欲望について押さえられないこのような者を検挙するという役目が女児に与えられたのかもというような、穿った見方もあります。自分にとっては損だけれど、社会のためにはなった。そして、もしかすると展開によっては、一命を落とす危険もあったところで、難なく助かって生還できたというもの凄い強運の持ち主なのかも知れません。女児の心のケアなどと言いますが、それはそれで、精神神経科の医者がしゃしゃり出るのでは無く、両親の出番でしょう。
 それに、このような事が無いようにと「学校で指導して欲しい」とのたまわった馬鹿者たちが沢山います。馬鹿者とあえて言います。そんなことは親の役目です。知らない人について行っちゃ駄目よって担任に言わせれば、子供が安全になるとでも思っているのでしょうか。まあ、こんな事件があれば、親たちも警戒するでしょう。親としての責任を果たせ。これも「損」の警告と働きでしょうか。
 で、時期的な問題は既に示しましたが、この時期の単位が1週間とか1ヶ月、1年という場合もあります。営利誘拐であれば、犯人からの連絡があって動いているでしょうが、公開捜査というのは、略取誘拐の可能性もあり、その場合では、いわゆる常識は通用しません。いずれにしても、一週間も経ったわけで、単独犯ではそろそろ限界というところのはずと見ていました。この卦の一番良い爻は上爻で5爻からは1つです。事件発生から1週間という構成を持っていたことが後で判ったわけです。
 易経というものも面白いものです。

 関西方面のある市長が民意を問うと言っているのは、実は自分が窮地に立っていて、自分のやり方を認めて貰えないものだから、ダダをこねているに過ぎないということを、もっと報道して欲しいものです。というより、報道機関が政府や行政の付属機関となってしまったら、それは報道管制を敷いている中共と同じ国になってしまった。自分で考え、自分で見聞きして自分で判断するという民主主義の根本を捨てた全体主義の国になってしまったということでもあります。NHKが原発に問題があるという学者の意見をこの選挙の時期は駄目だと言ってやらせなかったというのは、既にNHKに報道機関としての責任も気骨も無い、ただの政府機関になってしまったということでもあります。会長からして、私的な発言だといってうやむやにしようとしているのですからね。これこそ地域別に分社化して、競争させたら良いのです。

 本日は気温が上がり、氷の上に水があるという人も車にとっても最悪のコンディションです。何しろ滑ります。4駆の車は2駆の車よりは動けますが、滑るのは一緒です。交差点やカーブを曲がるのは、思いっきりスピードを落としてゆっくり行くしかありません。そうしなければ、路外のものと大変に仲良くしなければならなくなってしまいます。もしそれが人でしたら、命に関わります。乾燥路面では時速百キロ出しても起こらないことが、時速20~30キロでいとも簡単に起こってしまいます。滑り出したらコントロールしようがしまいが、滑ってしまうことに変わりはありません。まあ、車の姿勢を立て直すことは慣れると出来るのですが、それだって安全に出来るのは運次第ってところです。ABSという賢い装置があります。これだって最大限に止まるまでの距離を抑え、ハンドルを効かそうとする装置であって、速く止まれるわけではありません。慣れるとABSが働く前にブレーキを緩めることが出来ます。今日もこちら側が青になったのにもかかわらず、目の前を滑りながら横切る豪の者が居ます。ちゃんと捉まえて下さいよね。


★★2014年02月07日(金)聞こえない?、低温、エラー

 耳が聞こえないと称する作曲家が、実は別人に作らせていた曲を、18年も自分で作ったとして売っていたとか。1963年9月21日生まれとされています。インチキを始めた時期は、進行の金星が出生と進行の海王星を通過するころであり、バレた今は、進行太陽が出生土星とスクエアになっている今です。チャート上でこのようなスジがありますので、嘘の出生では無いでしょうから、レクチファイが出来そうです。
 音楽は趣味の世界ですから、ある曲が好きだからといって、別の曲が好きだとは限らないし、編曲や演奏の違いで好みが出るでしょう。で、わたくしはこの作曲家の曲をもっと聞きたいとは思いませんので、どうでも良いのですが、本当の作者の権利や、誤魔化していたことの罪については興味があります。

 ああ、そういえば、イヌと散歩にいって4日だか5日だか帰ってこなかった少女ですが、連れ回していた男がいて逮捕されたそうですね。まあ、そのような趣味をお持ちの方であるようですが、トランジットにそのような方々を刺激する星があったのでしょうか。無事に帰ってくるから不幸中の幸いですが、その間にも実の子や連れ子を虐待して殺すという事件も起こっています。少子化でその手の需要が高まっている等とは思いたくありません。世界一安心な国とは言え、そろそろ安心しすぎているようですよ。皆さん。

 このところ、気温が大変に低くなっています。朝にマイナス20℃程度になります。ストーブを点けていても部屋の気温は15℃位に下がります。出かける前に切って、帰ってくる頃に暖かくなるようにとタイマーをかけるのですが、帰ってくると、これまた15℃を切っています。そこで、ストーブの火力を上げますが、おいそれとは暖かくはなりません。2~3時間くらいはかかります。寒いのでセントラル暖房を入れたとしても、暖かくなるまでそのくらいはかかりますから、待っているのは同じです。手としてはセントラルを入れっぱなしにすることですが、高気密高断熱の家ではありませんので、怖ろしいランニングコストになるのが見えています。みるみる灯油タンクのメーターが下がっているのが想像できます。
 このような気温のときに、ナイコンのカメラはちゃんと動いてくれます。頼もしい限りです。D800もD300もD70もエンコしたことがありません。本州方面の方は、カメラを冷却して熱によるノイズを駆逐した影像を撮るということは、高等なテクニック、高価なテクニックになるのですが、こちらでは、そのまま撮るだけで、ノイズリダクションが必要ありません。その手の改造カメラもありますが、おおかた某メーカーのカメラを使っています。あれは量産型で、家電と造りは一緒ですので、このような厳しい使い方をするとすぐ壊れます。従って、その手の物は、大抵、すぐ姿を消してしまいます。まあ、マイナス40℃で壊れた某別メーカーのフィルム一眼は、仕方ありませんよねぇ。その温度では金属疲労で破断することもあるのですから。
 ともあれ、雪になれていない場所で、大雪が降りやすくなっているそうですから、どうぞ、ご注意を。歩くのも運転も、雪があると別世界、異世界、異次元の滑りですので、ゆっくりとした動きと操作で、最大限の安全の確保を。生きていないと花見ができなくなります。

 現在、最新となっているStargazer for Windows by Delphi SA2では、幾つかの不具合が出ていて、ほとんどが駆逐できたのですが、原因が掴めないものがありました。デバッグ時にのみエラーが出たり、動作が安定しないなどの症状が、特定のプログラムだけに出ていました。コンパイルされたファイルは問題なく動作するのです。さんざん調べたところで、しばらく放って置いたのですが、気が向いて取りかかると、アッサリと解決してしまいました。コンパイラとデバッカーの設定で、開発用に用意したフォルダーを変更したのですが、その指定はデフォルトで登録すると他の設定全てに要項だと思っていたのです。ところが、64ビットと32ビット、デバッグ用とリリース用の種別について、先に指定していると過去の指定が生きているのでした。平たく言うと、わたくしの設定ミスということです。これで、全て解決かというと、1つ悩んでいることがあります。ある一連のデータを作るプログラムが、たった一つのデータについては働かなくなっているのです。この原因が掴めないでいます。何が悪くてデータを抽出できないでいるのかがどうしても追っかけられないのです。Stargazerの根幹で無いことが唯一の救いですが、トゲが刺さっているようなもので、気分がすぐれません。


★★2014年02月09日(日)散在神経系、40㎝反射フード

 被爆二世だとか耳がというような、本質に関係の無いところでの条件付けを付加価値としてありがたがった結果、今まで取材して見抜けませんでしたというお詫びのコメントを放送しなければならないことになっています。この件については、騙されていたという言い訳で許してやろうかという気持ちになっても不思議はありません。しかし、会長やら運営委員の余計な発言については、それで良いという押さえなのでしょう。公共放送と銘打っていながら、その実は違うということを如実に表しています。都合の悪いことは知らんふり、NHKは政府広報機関なのです。郵政を民営化したどこぞの元首相でも、この妙な組織に手を付けることは無いでしょう。そういえば、民営化で確実に届くのが遅くなったのが郵パックですね。日通を取り込んで、かえって業務に遅滞があります。
 民営化というカードが良いかといえば、これが一つの例です。民放各社の番組は、はっきり言ってどこも似たような、バラエティーやドラマ、30年経ってから見直してみるようなものはありません。つまり、保存しておくような価値が無い物を垂れ流しているのです。
 想像ですが、ダラダラと演技(?)を撮り、後で編集した物を流しているだけのように思います。どう見ても撮られている側も撮っている側もプロかいなという代物です。コメンテーターは物を知らないで意見をするし、仮想上の視聴者の興味関心を引けば良いといった風情です。それらのものを全否定はしませんが、そんなのばっかりになってしまっているのは、自分たちだって知っているでしょう。

 SFで今のようにネットワークで世界がつながるような時代を考えたものは幾つもあるのですが、やはり頭の中だけで考えたものですから、現実のモノとなると、いささか的外れとなってしまうのは仕方ありません。ネットワークの中に化け物が存在するようになったり、仮想現実と現実が融合するというようなことも起こりませんでした。現在のインターネットは、そのシステムからして散在神経系として働き、中枢神経を生むに至ってはいません。生物は外界に反応するために神経を持つようになりましたが、それらは最初は散在神経系でした。それが、生き抜くために中枢神経と末梢神経に別れて役割分担をするようになったのです。ここで、インターネットの中に中枢が作られ、その他の部分が指令に従うというのが進化の方向かというと、そうでもあり、そうでもありません。少数の呼びかけで大きな動きが出来るのは、中枢と末端の分担作業ですが、それが固定されてしまうわけでは無く、利用者の意思と能力の問題です。利用者を神経細胞の一つとして考えることは間違いだということになります。
 しかし、中枢と末端と言うことで使いたい人、グループ、組織、国家も当然ですがあります。都合の悪い情報は遮断するという方法で、知られないようにするわけです。元々、そのような使い方を想定したモノではありませんから、いろいろと高等なテクニックが必要となりますが、国家レベルで通信線を押さえているとやりやすくなります。しかし、電波を使われてしまったらねぇ。まあ、下手に遮断して誤魔化しているよりは、オープンにして犯人なり被疑者を特定するように努力しているところもあります。両方やっているところもありますが、隠した事実は何時かは出てしまうというのが世の常識です。
 出てしまったら不利益を被るので困るというのが、大方の隠す理由なのですが、隠しておいて後でバレた方が余計にダメージは大きいというのも世の常識です。常識だけで動くのでしたら、世の中に犯罪なんか無いはずですが、毎日、毎日、ニューズは尽きません。目先の利益というのが優先されてしまうわけです。

 で、今日が都知事選ですか。夜半には決まっているんでしょうかねぇ。お二人のチャートは、どちらも大したことの無い状態ですからねえ。選挙に出向いて、転んで怪我をしたという事の無いようにお祈り申し上げます。長靴を恥ずかしいなんて思わずに履くことが肝心です。そうそう、大阪は3月だそうで、あちらも無駄なことをさせます。

 40㎝反射にオートガイド用の鏡筒をぶら下げるという計画になりましたので、いま一段、鏡筒の強度を上げて、筒先に重量物を取り付け可能にしました。パイプを使っても良かったのですが、重さが大して変わらなかったので、ツーバイの材木を1本、赤道儀との取り付け側に付けて、アリガタと共に汎用のアリミゾを付けました。重量の増加はさほどでは無く、取り回しに苦労するようなことはありません。まだ、赤道儀に載せていないのでバランスの改善状況は決まりませんが、遮光フードを作る予定で、母家に持ち込んでいます。幾つかある素案のどれにするかを考えながら、以前、パソコンのフードにして使っていた黒布を、ほどいています。ミシンで縫ったのですが、カッターを使って、ミシン糸を切りながら、元の布の状態に戻しています。ゴム紐で張力を付けるか、マジックテープで付けるかは、まだ迷っています。


★★2014年02月14日(金)

 何でも全然聞こえなくなった耳が聞こえるようになったとか。iPS細胞も、STAP細胞も要らなくなったのかと思いましたが、本人が大嘘つきだということでしょう。大作曲家の真似をしたかったのでしょうねぇ。でも彼はピアノに頭を擦り付けて伝導で音を何とか捉えていたとか読んだ記憶があるのですが。でもそんな逸話なんか無しでも、知らない人も居ないんじゃあ無いでしょうか。心地よい曲です。少々、真面目すぎるような気もしますが。これと比べるなんて、ねえ、失礼の極みですぜ。

 某天文関係サイトで、2月15日にパラスがうみへび座で衝と出ていました。天文用語ですから、太陽との位置関係が衝(180度)という意味です。「太陽-地球-パラスがまっすぐに並び」というように説明されています。正確な表現では無く、間違いとして指摘されても仕方の無いもので、説明の表現としても、とんでもない勘違いをしそうです。一直線になるのであれば、パラスの位置は黄緯0度になるはずです。つまり、黄道上で無ければ真っ直ぐに並ぶはずがありません。そして、うみへび座には黄道は通っていませんから、これはあり得ない事です。
 通常、衝という表現を使っている現象は、同じ平面内で太陽をめぐる2つの星が、太陽を間に挟んで一直線に並ぶという現象です。ところが、このような理想的な関係は珍しく、平面が食い違っていることがほとんどです。それでも大抵は地球の回転している黄道面とそう違わない天体が多いので、黄道座標を使うのがごく一般的な扱いです。そして、ここで使用している座標系は赤道座標系です。どうしてかと言えば、その後に、観測しやすいという、きわめて正確な説明が続きます。太陽の反対側にいれば、太陽が沈むと空に上がり、太陽が昇るときに沈むという状態ですから、一晩中見えることになります。この出没を問題にする場合は、赤道座標を使う方が判りやすくなります。
 これからすると、赤経の差が12hという状態を衝と表現するのは、いささか問題があります。もし、パラスの軌道面が地球の赤道座標系の赤道面と一致していたら、パラス側からは衝と言っても、あながち間違いでは無いでしょう。こうであれば、絶対に間違いだとも言い切れません。でも、定義からすれば黄道座標が原則なのです。まあ、これが星の雑誌やプラネタリウムソフトを出しているところと聞けば、ちょっとした疑問が湧いてはきます。ねぇ、勘違いしてるんじゃない?
 さて、2つの座標系で衝の状態を検証すると、黄道座標系では2月22日です。ですから、パラスの衝は2月22日です。1週間も違います。で、パラスの意味は○○であって、太陽とオポジションなので××という現象や△△という事態の引き金となったりする等と占星術的には表現することができます。さらに貴方の出生や進行の星との関わりでは・・・と続けると面白そうですね。
 で、このような天文現象について正確な知識と理解が無い状態で占星術ができるのかといえば、できます。しかし、天文学屋さんから、占星術は愚かな母とか言われても言い返せないでしょう。稼ぎが無かったら、おまえのようなバカ息子が成長できなかったんだぜってね。それはともかく、占星術を必死に否定しようとして宣伝を打った方々もいらっしゃるのですが、証明に成功した人がいらっしゃらないというのが、現実でもあります。
 ここで、メールを出して教えてやるという高飛車な親切心は湧いてきません。どうぞ、天下に広めてください。オポジションですから。それに、天文ファンの方々でも、よく判っていないというのが現実のところでしょうねぇ。


★★2014年02月15日(土)大雪、ミシン

 大雪で広い範囲の方々が難儀し、お困りのことであろうと、お見舞い申し上げます。これも温暖化の為かといえば、そうでもあり、そうでもなさそうです。何年ぶりというような表現が報道機関で出回っていますが、あ奴らは、どれくらい珍しいことなのかを、それで分かったような気になる為に知りたがります。そして、気象現象では、さすがに次はいつかとは聞きませんが、天文現象では先ず間違いなく、次はいつかと来ます。気象現象は観測する機関ができてからの資料ですので、観測開始依頼初めてなんてことだと大喜びです。で、次の瞬間には忘れてしまうのです。
 いろいろと原因を求め、理屈を付けようと、この断層が、明日動く可能性はどうかなんて、誰に判るでしょう。明日、この場所を津波が襲うなんて、判る方がタマにいても不思議では無いにしろ、多くの方が判らないのは当たり前です。そもそも、海洋プレートの沈み込み帯にある日本列島で、地震予知だなんて言っても、あっ地震だといえば、絶対に当たっているはずなんです。そのような場所なんですから。そして、そんな場所に核の最終処分場を作ろうなんて事を言い出すのがまともだと思っている輩もいますし、この断層はうごかねぇと主張したい利害関係者も沢山いたりします。ここに比べれば、世界には、地震が来ない場所もあるんですよねぇ。
 さて、フクシマでは、状況を支配しているどころか、放射能が漏れ出てくるのを押さえることすらできないでいるというのが本当のところです。最近、余裕を失っている我が国の首相も、やっと自分のやりたいこともできないことや、自分がやって来たことが認めて貰えなさそうですし、いろいろとうまく行かない、外交もあれだけ金をかけて、かけずり回っても、成果が出ないことに、またまた気が付いてきたのでしょう。自民党では次のポストを狙う有力者の下馬評が出て来ないことだけが救いでしょうねぇ。

 本日は検案となっている40㎝反射鏡筒の遮光用に用意された黒布の内、端布に戻したモノを縫い合わせました。以前は、わたくし用のミシンがあったのですが、調子がおかしく、修理もままならないようでしたので、廃棄処分して、新しいミシンを嫁様がご購入なさいました。今日初めて、そのミシンを使わしてくれとお願いをし、使って見ました。これが意外や意外、結構使えます。各部分で安物というような印象を受ける代物なのですが、いざ縫い出すと、まともに針が進みます。当たり前だなんていわないでください。いろいろと機能が付いていますが、真っ直ぐに一本縫えるというのが基本です。音もそううるさくなく、スピードも出ます。後は壊れないで長持ちしてくれれば良いのですがねぇ。そうそう使うモノでもありませんので、パッと出してサッと使えるのが一番です。
 これで、準備はできたのですが、さて、まだ、どうやって取り付けるかが決まっていません。取り付け取り外しがサッとできるようにするには、主鏡セル側での押さえ方が鍵になります。マジックテープでベリッと付けるのもよし、ヒモを付けて光軸調整用のネジに結ぶのもよしと、これがまた決まりません。マジックテープの取り付けが最も簡単ですが、どこにどうやって付けるのかとか、耐久性についてもどうだろうかとか。やっぱりヒモか・・・。実戦配備は春になって温度が上がり、つや消しの塗装をしてからという計画ですので、気合いの入り方もイマイチなことも関わっています。玄関に立てられた鏡筒が、春まで居座ってしまいそうです。


★★2014年02月22日(土)雪が積もる、声優傷害致死確定、昴中心部

 連日の降雪で疲労した方々のご苦労にお見舞い申し上げます。雪が少し舞うのは、風情があってよろしいのですが、ズンズン降り込んでくると白い悪魔になって来ます。例年、庭の敷石に沿った奥に向けてスロープを作り、雪捨て場とするのですが、今年は、今回の一連の降雪でそれが可能、必要となりました。こうしないと、雪の持っていく先が無くなってしまうのです。また、こうすると、どんなに降り積もっても、雪捨て場に困ることはありません。スロープの作り方にも、いささかウンチクがあります。ママさんダンプで雪を移動、坂道を上がって、高いところから平らに広げていくのですが、なるべく楽に行くためには、スロープを緩くします。あまり緩くすると水平距離が伸びます。良い具合のところで、坂道を付けるのがコツです。
 このスロープ、要は滑り台となりますから、子供の遊び場としても良いモノです。また、いい年をした大人が、喜び勇んで足の下に板を付けてやっています。途中に山を作ってジャンプをするというようなこともあるそうですが、競うということでは、なかなか味のある競技を構成することができるでしょう。しかし、今の競技が面白いとは思えないのが少しだけ残念でもあります。この他にも滑るということで、氷の平面を作って、滑る技術を競うなんてこともあるようですが、若めの女性に裸同然に見えるような衣装で演技(?)させる部門が一番の人気だそうです。まあ、むさ苦しい男より、美人麗人佳人の方が見たいですねぇ。

 ママさんダンプは、プラスチック製だと滑りが悪く重くもなります。アルミ製が一番です。しかし、アルミは弱いので、がんがん使うと、へこんだり曲がったりします。なるべくそんな使い方をしないことと、こまめに補修しておくと長持ちします。傷んできたアルミ製ダンプを見て、新しいモノを買ってきているのですが、新品の出番はほとんどありません。一度壊れない使い方を習得すると、なかなか壊れません。最近になって、一部に裂け目が入ってきているのですが、これが全損状態にまでなかなか行きません。この冬も持ってしまいそうです。
 これに対して雪ハネ用のシャベルですが、プラスチック製は、雪にたたきつけるように使うと、すぐ壊れます。こちらは補修できません。硬い雪に使うには、鉄製のシャベルが一番です。これが壊れるようなことは、まずありません。雪の状況に応じて使い分けるのが基本ですが、手にした1本だけで片付けようとすると、先ずは軽くて使いやすいプラスチック製を掴んで飛び出しますから、これが破損対象になります。プラスチック製を、硬くなって氷と化したところにガンガン、たたき込むということをやると、壊れるのではなく、壊しているのです。本来、プラスチック製は、新雪をどかすのに使う代物ですから、そんなことをすれば、たちまち割れたり欠けたりします。幾ら丈夫なポリカーボネイトでも、持ちません。ましてや、屋根からはみ出してくる、ほとんど氷と化した雪庇を落とすために、プラスチック製の道具を使えば、どうなるかは火を見るよりも明らかです。そして、プラスチック製の除雪道具が壊れて貯まってきます。ハッと気付けば、まともなものが無い。雪が降る度に壊していくのですから、破損品が貯まる一方です。これに対して、鉄製は重くて小さく不人気で、決して壊れません。錆びて黒くなっていても、これが破棄されるようになるまで、十年単位でしょうか。大事に使わないと駄目なのがプラスチック。耐えて壊れないのが鉄製ですね。


 3年近く前になりますが、夏頃に里子の虐待と傷害致死の疑いから逮捕予告して逮捕された声優がいました。虐待死はその1年前、里子として預かったのが、更にその1年前です。そのことを日記に書いた記憶があるのですが、それが見あたりません。おかしいと思って調べると、該当日付近の日付に妙なモノがありました。同じモノが2つ並んでいたのです。もしかすると、と思って、ウェブページのバックアップを調べると、ちゃんとありました。過去ログを作る際に手作業でやっていた為に、今回見たかった部分を間違って、前回分のコピーをそのまま流し込んでいたのです。それで、書いたはずのものが無くなっていたのでした。こちらは既に訂正しました。
 さて、その犯人ですが、この19日に最高裁で上告棄却、下級審判決が確定し、懲役9年となりました。1968年2月2日の生まれで、事件日等を入れてチャートを作ると、いろいろとスジがあることから興味深かったのですが、今回、刑が確定したということで見ますと、出所するであろうあたりの日付で、進行太陽が出生土星の位置にやって来ます。いろいろと厳しい現実と向き合うことになるというのがこの座相でしょうか。進行太陽でいえば、この事件を起こす5~6年前に出生火星の上をバスしています。そして、出生冥王星と衝です。この頃のイベントが知りたいような気がします。
 声優という仕事が、人気業種に躍り出てから大分経つのですが、職業としては如何なものでしょうか。仕事の多くは買い取りで、著作権のように後からの収入も無く、派手に見える割りには、ガッチリと貯金をしておかないと後で辛くなる職種です。まして、稼げる方々は若年運でデビューし、運気が晩年までなかなか持たない場合が多く見受けられます。見た目の華やかさに騙されそうですが、その実は、厳しい淘汰の世界、修羅の世界になっているようです。勿論、どんな業種でも前科がついては何かと大変でしょう。反省のための懲役ですが、出てきて反省は済ましたと胸を張れないのが日本のやりかたです。


 日本名、昴(すばる)、異名に六連星(むつらぼし)の名もあり、ギリシャ神話からプレアデス、セブンシスターズという英名もあります。世界の各言語圏で名称を持つ、有名な星団です。3等から4等星が6個、満月4個分くらいの範囲にまとまっているので見た目も賑やかです。少々視力のある方が、じっとよく見れば、10個くらいの星がまとまっているのが判ります。空が澄んでいるときに望遠鏡の低倍率で見ると、これらの星が少し霞んで見えます。カメラで露出をかけると、散光星雲が写ってきます。それがまた美しいというので人気がますます高まります。
 ところが、人気があるので、この星団が出身だという宇宙人が居るなどという話が聞こえてきたりします。何も地球人類を遙かに凌ぐ科学技術を仮定しなくても、この星団へのアプローチは、不可能なことではありません。距離は410光年。既に太陽圏を離脱したボイジャーでも50万年くらいで到着できるでしょう。また、イオンロケットのような加速装置を備えて、光速の半分くらいの速度を出す事ができれば、千年でたどり着くことができます。まして、イスカンダルからの技術供与にあやかった宇宙戦艦であれば、たちまち到着できるわけです。
 しかし、到着したこの星団の状況が、どの様なものかというのは、行かなくても判ることがあります。星団の明るい星たちは、表面温度が1万5千度もあろうかという巨大で明るい星々です。色は、青みの強い白です。もし、太陽をこの星団の中に置いたとしたら、10等級くらいの、勿論、肉眼では全く見えない星になります。それだけ、もの凄いエネルギーを出して光っているのです。そして、太陽のような温度の遙かに低い星ですらその紫外線に直接当たれば、生物は生きていけません。ですから、この直径15光年と推定される星団に10個くらいの、このような、もの凄い星があるのですから、地球に降り注ぐ紫外線より千倍も強い紫外線が降り注いでいるはずです。よほど強力な紫外線カットフィルターが無ければ、たちまちDNAを破壊されてしまいます。つまり、生命発生だけで無く、生存すら難しい場所だということです。
 それだけではありません。これだけ高温の星は、エネルギー消費も激しく、寿命が1億年ほどしかありません。太陽の寿命は100億年と推定されていますから、それに比べれば、大変に短命の星といえます。いろいろな観測資料から、昴の星々は5千万歳程度と考えられています。つまり、我々の星で恐竜が絶滅した頃には、昴は見えなかったはずなのです。そして、大質量星は、最後に大爆発して寿命を終える運命を持っていますから、1億年の間に進化して、星団外へと脱出できなければ、絶滅する事になります。太陽と一緒に惑星もできるはずですが、適当な環境、ハビタブル・ゾーンにできる可能性は確率的なものになりますので、できたと仮定できます。そして、地球のようにマグマオーシャンの時代を過ごし、徐々に冷えて、厚い大気が晴れ上がったところで海ができていたというシナリオを書く時間的余裕が少なくなり、生命が進化する時間の余裕も狭まります。こうして、昴星団生え抜きの生命が望み薄であることが判ってきます。
 そして、移民するにもこのように星団を選ぶメリットは少ないでしょう。太陽光発電には良いでしょうが、地面に穴を掘って生活しないといけないような場所なのです。ですから、こちら出身の宇宙人サンがいらっしゃるのであれば、是非、短い時間で進化できた秘密についてお話を伺いたいわけです。地球外の知的生命体をむやみに否定したいわけでは無く、是非とも宇宙空間を突破する方法についてお教えいただけるのであれば、是非ということで。


昴中心部


★★2014年02月28日(金)アンネ、ビット、足台、ガタ?

 アンネの日記が憎い方がいらっしゃるようで、何でしょうねぇ。本を破くとすっきりするのでしょうか。いろいろな趣味の方がいらっしゃるものですが、どうか自分で手に入れてから、やっていただきたいと思います。で、この行動にはどんな星がどのように関わっているのかと、考えちゃったりするのは、趣味とは言え、ほとんど病気でしょうか。報道がやや止まっているように見えますので、これもまた捜査が進んでいるのかも知れません。中学生でもやるか、小学生が駄々をこねているようなレベルの犯罪ですから、きっちり賠償させてやってください。

 といっている内にビットコインですか。2009年1月が誕生日らしいのですが、それ以上調べるのは他人様に任せて、取りあえず土星天王星のオポジションで始めています。その土星が60度ほど動いて、海王星とスクエア、天王星は木星とスクエアってな訳です。もともと、通貨は保障元が必要だったので、金本位制になったのでした。それが国家の保障というヤツで肩代わりをさせたので、信用の無い国の通貨は値下がりするという事態が出てきたわけです。ところが、ビットコインというのは、便利だという流言を信じた方々が使い出したものの、うまく回っているときは問題にならないけれど、何かが起こると、そっくり無くなってしまいます。クラッキングされたから流出したなんて言っていますが、それを保障する保険も無く、資産も無く、発言の証明もありません。取り返す術も無ければ、単なる紙となった株券のようなモノでしょうか。ちょっとでも頭を働かせれば、こいつはマズイと判るはずです。

 今月初めに踏み抜いた風呂用?のプラスチック製椅子の替わりを探しているのですが、なかなかありません。軽くて高さも丁度良く、重宝していました。座るところの半分の高さの足載せが付いていて、これが望遠鏡に付けたカメラを操作するときに、中腰にならないで使える調整の役ができるのです。脚立に載ると、一段の高さは決まっていますので、高めのところに乗り、腰をかがめることになります。それが、この台で届く範囲では、背筋を伸ばしたままで使えるという素晴らしい機能があったのです。
 この為、ドームでの作業にやや遅滞と、億劫さが生じています。中腰で、腰痛を引き起こすと、他の方面でも支障が出てしまいます。
 同じメーカーであろう同じ系列の商品はあります。安いので、幾つか買って置いても良いくらいなのですが、やはり壊れたというのが問題です。怪我こそしませんでしたが、思いっきり痛い目を見ましたし、たまたま運が良かっただけかも知れません。そもそも氷点下10℃や15℃位での使用は想定されていないはずです。耐荷重100kgを超えるような衝撃的な使い方をしたことはありませんが、踏み抜いたときの破片の散らばり具合は、まるで爆発でもしたような感じでした。従って、材料を変えて自作するか、全く別の方法を考えるかです。
 高いところの作業には脚立を用意しています。反射望遠鏡は、接眼部の高さが大きく動きますから、当然のことなのですが、その脚立を出してこなければならない場合というのは、それ程多くありません。天頂方向に望遠鏡を向けるときくらいで、大抵は、低い風呂椅子で済むのです。特に、収納用のチェストを入れ、その上に乗れるようにしてからは、脚立の出番が激減しています。
 で、別の方法というのは、ピラー部を囲む足台のようなモノを2~3段ほど用意して、チョイ乗りができるようにするという方法です。ドームの内周は、60㎝ほどの高さに乗ることができます。そこで、ピラー部の近くに同じくらいに足がかりがあると、完全に脚立の出番はなくなるのです。ただ、望遠鏡の筒の動きや、使い勝手、他の部分の問題を良く考えないといけません。台や脚立なら、どかせば良いのですから。

 そう思って、寸法を確認しにドームの中に行きました。今搭載している30㎝と13㎝の鏡筒の移動範囲を確認し、ピラーと衝突する範囲を調べているときに、チョッとした事件がありました。鏡筒を回している最中に赤道儀からカタンという音がしたのです。ぶら下がっている部品が、U-150にぶつかったのかと思って、見ても、何もありません。気になります。音は、赤道儀の赤経体からしました。特に何の異変も見あたりません。そこで、再び鏡筒の位置を戻して、今一度、動かしてみました。カタン。動いている場所が判りました。
 信じられない場所でした。ピラーから立ち上がって、赤緯体を天の北極に向けている部分です。こんなところが緩むはずが無いという場所です。今一度、ガタの部分を確認すると、赤径体そのものと、それに取り付けられている円筒型の部品で、緯度分だけ上を向かせると共に、微調整をするネジが噛むものです。組み上がった状態からでも、8ミリのキャップネジが1本、アクセスできますが、かなり奥ですし、一本で止まっているはずがありません。いずれにしても、この部分まで分解して締められるモノなら締め上げないといけませんし、不可能であれば、入院ということになります。気力体力を振り絞ってやらないといけません。このところガイドエラーは見あたらなくなっていたのですが、極軸が合っていない様子があって、頻繁に合わせていました。ピラーが弱いのか、コンクリートの土台が弱いのかなどと考えていましたが、これで、犯人がはっきりしました。しかし、何時からというのはさっぱりです。角度にして20分くらいは動いているでしょう。オートガイダーの動きがピリオディクのみならず、こんなところまで補正していたようです。