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★★2013年07月06日(土)手に付いたSF
日記に書く内容、題材に、当座のニューズから引っ張ってきてコチョコチョと書けば、ストレス発散になる事もあるとは思いますが、昨今は書こうという意欲が湧きません。あえて書けば、今日、JR北海道で列車から火を出したとアナウンサーが言っていましたが、ちょっと前に社長が申し訳ない、ちゃんとするとか言っていたような。事故が止まらないJR北海道。
久しぶりに手に当たったSFをつい読んでしまいました。アジモフの『銀河帝国の興亡』です。その中の第3巻の後半にある、主役級の少女がもらうプレゼント、トランスクリプナーが出てきます。翻訳転写機と訳されていて、銀河を押し渡る文明の成果のようですが、音声認識して印字する装置です。著者は話し言葉と書き言葉が違う事について語っていますし、印字するフォントの美しさについても触れています。が、しかし、電子化、デジタル化という方向性が曖昧だった時代の作品ですので、今のように何もかもコンピューターで処理をするなんていうことは想像を絶するものだったのでしょう。今では、使い物にならず、役に立たないものとして顧みられなくなってしまっています。21世紀にならずして、1953年のSFを超える世界が来ていたわけです。そうなると、今、SFや魔法ものとして扱われているものが、ちょっとしたら、当たり前のものになってしまっているなんてことがある事でしょう。正直なところ、ハリーポッターで出てくる魔法による出来事は、別段たいしたことは無く、せいぜい今、できないのは死んだ人間を生き返らすことや瞬間移動、任意の元素変換位でしょう。他にも魔法ものはたくさんありますが、先行きできないと言いきれるものは少ないようです。
漫画&アニメの設定をもとにした占星術を先月、SA講座に入れましたが、今月は首相のレクチファイを考えてみました。毎月入れることができれば大したものなのですが、思いつかないと駄目ですからねぇ。
★★2013年07月13日(土)雑感
情報機器が高度化するに従い、充分な検証を行い人間工学的に無理のない形に追い込んでから世に出すのでは無く、それを使う側のスキル向上を前提として、物作りが行われるのが当たり前になりました。この結果、機器を手に入れた方々の中に、難民が生じます。
Windows以前のパソコンはDOSマシンでした。ディスク・オペレーション・システムという基本ソフトがあり、その使用法を学んだ上に、そのシステムで動くアプリケーションの使い方を更に学ぶという敷居の高いものでした。その中でStargazerはこの為にマシンを買うという方々が存在している一種のキラーソフトとして存在していました。
Windows95が発売され、宣伝を見聞きして、これでパソコンが使えるようになると信じた方々が多数いらっしゃいます。しかし、実態は変わりなかったと言い切って良いでしょう。WindowsはWindowsで、その操作方法、お作法があります。難易度に違いはあるとはいえ、やはり学ばなければならないのは同じです。そして、Windows上で動くソフトウェアについても、その使用方法を知らなければならないという事情は変わっていません。書店のパソコンコーナーにうずたかく積まれた××の解説本の山がそれらの事情を表しています。
まだ、本を買ってやってみようという方は、やる気があります。Windows上のソフトウェアはWindowsの作法に従えということになっていますので、共通の操作で扱うことができますから、結局はWindowsの推奨する操作方法を習得すると、全て同じように使う事ができます。良いことのように見えますが、Windowsに合わせろということになりますので、Windowsの機能が問題になる事があります。現在進行形の話ですが、今までのスタートボタンを廃止したのがWindows8、しかし、ユーザーからのブーイングは激しく、売れ行きにも当然影響していて、次バージョンでは復活するそうな。つまり、まともに市場調査もせず、こんな方向へユーザーを引っ張っていこうという思惑しか無かったのです。それがITソフト関係、一番の会社だったところがやることです。
ここで、本を読んでも判らなかったという難民状態の方々は、更にパソコンスクールへの投資を求められますが、こちらもDOS時代からの作法の理解では無く、取りあえずWindowsの操作方法を憶えさせられるだけになります。そして、すぐ忘れてしまいます。
パソコンは、DOSの時代でも、メモリに展開された動作命令とデータを使ってCPUが実行するものであって、メモリに読み込ませる、パソコンを動かす命令の詰まったプログラムそのものと、動作に必要なデータを必要としています。それらがファイルで用意されています。そのファイルを供給するのがディスクです。フロッピー、ハード、そしてSSDと新しいものが追加されてきていますが、基本は変わっていません。それが判っていれば、何故、ソフトをインストールしなければならないか、使うときに実行しなければならないか、という様な事が理解の上で操作できることになります。
こんなことは、最近ではネット上でも情報量が減っているようです。ますます、ベースとなる基礎事項で躓くことになります。高校で教科「情報」をやっているとはいえ、ソフトの使用練習や他の目的に使っているのでは、習ったことにはならないし、ついて行けない、用語すら始めて聞くという方々は、ますます難民となるでしょう。
パソコン難民の第一の要件は情報収集能力の少なさです。ネットにつながったパソコンを持っていながら、検索すらしない、できない、そのような例を見聞きします。今日日、知らないことは不利、損失に直結します。カタカナ言葉を正確に使えないのも、同じ範疇の事でしょう。
Stargazerを難しい、初心者には無理だと書く者がいます。君は初心者だねぇ(by 「アベノ橋魔法☆商店街」のサッシ君の口調)とコメントを付けたくなりますが、少なくともパソコン初心者は何を使っても難しいだろうし、占星術初心者には、理解のできない設定が並んでいるでしょう。ということは、パソコンが使えて占星術にも堪能である方々以外にはStargazerは難しいわけです。どちらの場合でも、難しいという内容を尋ねても、判っていないことを明らかにしたくないようで、明瞭に答えられる人がいた試しがありません。
Stargazerの解説本として、Windowsの操作についてはできるものとして、どうしても難しいかと思うところは入れました。それ以上の、始めてパソコンを触る状態を考慮するとなると、画面をキャプチャーして、OS別、下手をするとリビジョン別に用意しなければならなくなります。それでも判らないと連絡が来るのは見えていますが、それは別の学習事項と判断しました。
「はじめに」で、どんな本なのかを明らかにしています。そして、その向かい、つまり序文よりも前に、誰にその本が贈られているかも書かれています。決してパソコン通とはいえない人物を対象に書いているのです。
わたくしは本を買うとき、最初に献辞を見ます。次に序文、目次です。本の中身はそれで大体見当が付きます。ところが、最近はアマゾンが多くなっていて・・・。
さて、Stargazerの初心者にとっての難しさの中心は設定にあります。初心者向けというソフトの多くは、設定を見せない方法を取ります。良くて自動設定、あるいは設定無しです。Stargazerは逆です。何をどう設定しているかを明確にします。何故これだけの設定がいるのかを判っている方は多くはないでしょう。チャートを手計算で書いたことも無い人には呪文のようなものです。
そして、単円の出生図しか使わないのであれば、ミニ版で充分であろうし、Stargazerに用意された3重円と時期表を使わないようなやり方を占星術と呼べるのか大いに疑問が出るところです。Stargazerを端の端まで使い倒して欲しいものです。
★★2013年07月14日(日)剪定
本日、育ち放題、伸び放題となっていて、今まで、細々とやっていた剪定作業ですが、素人さんでは太刀打ちできないところまで来てしまいました。手に負えなくなった南西側の背の高いものの一群を切り縮める作業となります。奥の築山の木が一番高くなってしまったのですが、敷地境界に並べた木もどんどん高くなってきて、一番日当たりの良い、ドームに一番近い一品が、ドームの視界を遮るようになってきました。以前にも邪魔だと切ったのですが、すぐそれ以上に伸びてきました。ドームの中にある望遠鏡の不動点は地上から5メートルの位置にあります。それよりも1メートルほど高くなっていますから、高さが6メートルあります。そして、築山の一番の木はドイツトウヒで、10メートル程度、隣の杉はそれを越しています。高枝切りでアクセスできるレベルでは無くなりました。
境界の木は、当初は2.5メートルくらいの高さでした。わたくしがクローバーを抜くのに必死になっている隙に、4メートル越えしていましたし、更に高くなろうとしていました。条件が合えば、もの凄い勢いで成長していきます。
高さが10メートルを超えたあたり、つまり、2階建ての屋根の高さを越して、上空の風に直接当たるようになる高さです。そのあたりで強風で倒れる危険が大きくなります。地面を掘って土を入れているとは言え、10メートルも掘ったわけではありません。根が浅いと倒れやすくなります。樽前の火山灰地であるこの付近では、植物の根が浅く、結構大きな木でも、浅く広く広がる根を持っています。近所の公園では根の深さが50センチ程度しか無くて、台風の風でバタバタと倒れた事件がありました。そこまでひどくなくても、その危険を放置して、木が隣家を直撃すればタダでは済みません。ここは、安全のためにしっかりと投資が必要です。そして、最小限の投資でできれば、それに越したことはありません。
真っ先に植木屋さんが思い浮かびますが、最近はシルバーセンターが植木屋さんを駆逐していると聞きます。なにがしかはシルバーの方が安く付くという状況です。また、来ていただける方の熟練度によって作業に大きな差が出ます。今回、試しにシルバーにお願いしたところ、同じ町内の方に来ていただけました。さすが、なれている方です。方法は判りましたので、自分でもできますが、問題は出た廃材の処分です。これをシルバーに発注か。
伐採
★★2013年07月17日(水)ヤマボウシ
★★2013年07月20日(土)不幸なJR、マウント
前回触れたJR北海道、出火騒ぎが止まらず、対策を講じたと言いながら、火の手は止みません。対策なるものが効果がなく、事件が続いてしまう状態で、大臣に対策を報告せよというところまでいってしまいました。また、原因究明のため製造元へ送った部品が届かない・・・なんてあるんでしょうか。それどころか、新品に交換した数日後に火を出したものがあるとか。特急の配電盤が赤熱して火を、と報道されています。今回発表されている「対策」は入念に時間をかけて検査をするというような内容ですが、老朽化が原因であれば、また火を出しますなぁ。安全優先では無く利益優先が表に出てきたのですから、運が悪いという性質のものでは無いとはいえ、運の悪い会社です。結局は昭和62年4月1日が設立ですが、まあ、国鉄から別れた会社ですから、誕生日が二重性を持つ構造を持っています。なんともはや、運の悪い。
U-150のマウントは大小あって大きい方の8キロのものを購入時に1つ付けました。その時に持っていた16センチと10センチの反射を2つを同架してもそれで足りましたが、40センチでは全く足りません。デザインさえ気にしなければ、ビクセンのアトクラス用の方が安いよと聞き、7キロのマウントを買いました。1つ1万5千円です。こちらは、無理をして他のもので代用していたときもあり、結局1個で足りずに2個目を購入したのです。そして、またその後、どうしても足りないぞということで、実に安い重量挙げの部品のウエイト5キロを2つ購入して、マウントに挟んで使っていました。結局32キロのウエイトとして、3種の重りが付いています。
これがとても見目が良く素晴らしいデザインだということは・・・ありません。それぞれ径が違いますし、特に重量挙げの重りは230φmmあり、結構邪魔になっています。そして重量を上げないためにウエイトを長くしています。これ以上長くすると振動が出るのですが、無理をして更に30センチの延長棒を用意しています。それだと、重量挙げの10キロを降ろすことができるのですが、方向によっては長いシャフト軸が邪魔です。シャフトを延長しないで、重りを増やす必要があります。すると、ビクセンの7キロを2個で14キロ、純正型8キロを3個で24キロ、合計38キロ、これで、基本的には使えるはずです。そして、デザイン及び余裕として、純正型ウエイトを4個、1個はありますから、3個を追加するという計画がでてきます。
ユーハンのマウントは1つ2万5千円です。純正品として高いだけあって、クランプも凝った作りになっています。ビクセンやタカハシ、その他のものは単にスペーサーを入れていて、このスペーサーが飛び出してきているとシャフトに入りませんから、重いマウントを傾けてスペーサーを穴の奥に納めてから取り付けるという作業が必要でした。しかし、ユーハンのマウントは、内部に仕込んだバネが働きスペーサーが無駄に出てくるということはありません。また、クランプの取っ手も凝っています。
デザイン的にも機能的にも、ユーハンのものがピカイチです。本体ともピッタリです。問題は、★秋津★のような貧乏人が目をむくその価格でしょう。今これで3個、揃えるとなると、お金があれば躊躇しませんが、無ければ勝負できません。後は手間賃を自分の努力でという事になりますが、如何せん、ドリルは10φmm程度でしょうし、第一、材料がありません。少なくとも、いつも頼んでいる切り売りしてくれる材料屋さんで手に入る丸棒は真鍮で、価格は純正品よりも高くなります。鉄では150φmmがありますが、純正品は160φmmです。ちなみにビクセンのアトクラス用は140φmmで、一段小さくなります。径の違いに目をつぶって注文しても、シャフト穴が開けられないのでは、取り付ける事ができません。こちらも勝負にはなりませんから、ここはプロに頼むしかありません。
材料を扱っているのですが、加工もやるという店は意外と多くありません。あっても加工費用がとんでもない額です。そのような中で、広島にあるスチールオフという製作所が、個人相手にも丁寧に対応してくれます。素人相手に、遠回しながらアドバイスまで出しますし、適当な加工費を見積もります。今まで、加工の手間を省くためにお願いしたことがあるのですが、今度は画像付きでお願いしてみました。
当初は200φmmを考えたのですが、純正品のデザインがやはり良さ気ですから、160φmmに合わせて、4個を並べて使うのが良いでしょう。そう考えて、見積もりを依頼しました。すると3個の材料と加工に対して、純正品1つ分という見積もりです。勿論、高精度なことをお願いすれば、その分だけ高くなるでしょうが、たかがマウントです。標準の精度で充分すぎます。加工は旋盤でおこない、角のR点け、1面加工までやってくれるそうですから、わたくしの作業はクランプ用のネジと塗装です。実は角や黒皮の処理はヤスリでやるつもりでいました。思えば鋼鉄相手は大変な作業ですから、お金で済むのであればお願いしたい代物でした。
塗装は、純正品も行います。だいぶ角をぶつけて、地が錆びてきています。磨いて同じ白に復活させるつもりです。7月中に到着する予定ですから、それまでに塗料を用意します。
★★2013年07月21日(日)ヒメシャラ
★★2013年07月23日(火)圧勝?、JR、夏の木工
選挙の結果が出ました。報道によれば自民党の圧勝であるかのようにいわれています。事態の一面としては、そのような見方でも良いでしょうが、リベンジ首相のやりたいことは、衆参のねじれ解消では無いと考えますから、やりたいことが出来ないという、前と同じ状況が出てくるものと思います。まあ、長いボイド中です。判断は保留ということで。
で、JR北の果て、もといJR北海道ですが、今度は潤滑油が・・・ということだそうで、それほど古い車両で無いものでの騒ぎが報道されています。止められない止まらない***え*せん♪ ネタ提供に感謝するしかありません。
ながーいボイドで、ケータイを忘れているのを気付かず、借りようとしたDVDは巻が抜け落ちているし、既に貸し出されているもので穴だらけ、帰りに寄ったホームセンターでは、買い物順調と思ったら、結構肝心なものを買い忘れている。久しぶりのボイド体験でございます。まあ、良かったといえば、そのホームセンターで、届けてくれるサービスの詳細が、北海道内どこでも届けてくれるというもので、250kgまでだったら1万円以上送料無料だと判ったことでしょうか。ツーバイの材木が欲しかったのですが、欲しい20本という量と長さは軽自動車では持って帰れません。自分の町にも支店があるのですが、隣町の大きな店の方が、良い品物が並んでいます。扱いが少ないのか売れ残り、あるいは保管が悪いのか、反ったりひずんでいるものが結構置いてありますから、そちらで注文したくないなと思ってしまいます。職場先の近くに、大規模な店があって、並んでいる材木も外れが見あたりません。ツーバイの材木と厚めのOSB板を注文し、それらに使う防腐剤と、近々到着する予定の新ウエイトに塗る塗料を買って帰ってきました。もう1つ買い忘れは、明日もう一度、帰りに寄るつもりです。
ツーバイの材木の用途は、先ずドームの入口の階段を拡張している木造の段の更新です。縦の材木部分が一部、朽ちています。そこだけ更新するという手もありますが、作業をするときにバラして部品に戻し、腐っている状態を確認します。折角ですので、形を変えて、今少し登りやすいものにするつもりです。
次にドームの中に入れた収納ケースの台を作ります。ドームは決して広くありません。数センチの位置の違いで、広さがぢがいます。ドームの床の縁部分には鉄の構造材があって、収納ケースをそのまま置くと、6センチも前に出ています。これを引っ込めるために材木を敷いています。ところが、重量のかかる後ろのギリギリの部分が材木を敷いたことによって鉄の構造材の上で浮いています。ケースの側面の後ろギリギリのところと、前から10センチ位のところが重さのかかる構造になっています。つまり、現状では側面の重量を支える部分に負荷がかかっていて、決して安定な状態では無いのです。そこで、側面の重量がかかるところに材木を通して支え、その下に下駄を履かせるように浮かせます。これで、安定した構造となります。このため、ケースの台を作成するのです。
そのようなあたりで、夏の作業が用意されています。
★★2013年07月24日(水)報道?、小分け箱
広島の殺人事件は、報道を聞くだけで気分が悪くなります。他にニュースが無いワケでも無いと思いますか、まあ判ったことを、如何にも衝撃の事実とばかりにアナウンサーがしゃべります。興味津々の方は大喜びでしょうか、★秋津★は動画再生装置へと画像を切り替えてしまいます。と思ったら、山口の付け火の犯人?はまだ見つかっていないのかな。顔を狙うのは恨みからですねぇ。火木土海のGTは過ぎたようですが、そんな星回りで爆発事故も出てきても不思議は無いし、化粧品絡みであれば、例の美白でマダラ。時間が経てば元に戻ると沈静化を図っているようですが、会社が危ういかも知れません。大変ですねぇ
規格や長さの違うネジ、ナットや座金の整理のために、母家では百均で手に入れてきた小分け用の箱を使っています。ドームでは、その他の小物部品もあるので、そうめんの箱を加工して使っています。バルサで出来ていて、小分け用の箱に作り替えるのが容易でした。これはこれで便利なのですが、問題は大きさです。最近ドームの中の整理が進んで、物品の整理が行き届いてきました。工具や小物部品の場所が、スチールラックに固定されてきたのです。そこで、箱の大きさとそれをはみ出す小分け箱が問題となってきていました。スチールラックは60センチちょっと幅の奥行き30センチ強です。そうめん改造箱は21センチ×36センチです。ラックに収めようとすると1個しか入りません。前に飛び出していることに目をつぶり縦に入れると2つ入ります。言い換えると2つしか入りません。こんな箱が6つあって、ラックにはデットスペースがあるし、そうめん箱が飛び出しているしという状態でした。
そこで、このような小分けできる箱が売っていないかと、関係の店やネットで探し回ったのですが、クリアケースがあるにはあっても、サイズと価格が折り合いません。また、パーツキャビネットというものも出てきますが、ドームの中では邪魔になるだけです。欲しいのは、小さめのポケットが並んでいるフタの無い入れ物で、スチールラックにおいて使うサイズであるものです。このような要望は虫が良すぎるものですから、結局は自分で作るしか無いでしょう。そうめんの箱が良い例です。
ホームセンターに行って、バルサ材を見ると、結構な価格です。カッターで切れるとはいえ、これで収納部品入れを作るとなると、部品用のクリアケースを買った方が良いでしょう。で、ベニヤや発泡スチロールまで見ていくと、MDF板というのがありました。中質繊維板とかいうもので、安物の家具で見かける材料です。丈夫さはイマイチのようですが、まあそこそこ使えるし安いので、買ってきて見ました。指物師のような仕事になるので、充分に時間をかけて採寸し、胴付きのノコギリで既に切断、加工しました。
格子を作る要領で細長くした材料に組むためのミゾを入れます。そして、組んだところで接着剤と共に底板を付けます。これを4つ作成し、スチールラックにうまく入るようにしました。一応、これでネジ等の入れものはOKです。
次の課題は、レターケースに入れた各種リングです。衣装収納ケースにアイピースその他の光学部品を整理して格納しましたが、各種の接続環やアダプターをレターケース2つに収納しています。これがついに邪魔になってきました。レターケース自体は、工具箱の下にでも置けるのですが、3連で置くようになった衣装収納ケースの上に置くのは、高さが上がりすぎて難しくなりました。そこで、高さを合わせるために1段追加した(正確には元に戻した)部分に、それらの接続環やアダプターを整理出来れば良いわけです。ここで、ケースの中に小分け収納の区画が必要になります。
基本的には、アイピースと同じような小分けアイテムを中に入れることで対応したいのですが、この区分けは底面に対して浮いています。薄いリングあたりでは、自由に隣へ行ってしまいます。区分け部分を底面にくっつけるか、別のアイテムを考えるかということになります。こちらはいろいろと考えながら、材料の加工を行うつもりです。
大きな木造加工のための材料が届いています。予定では、車庫屋上からドームに上がるコンクリート階段を補完する木製階段と、ドーム内の衣装収納ケースのベース部分を作成します。多くの作業が優先権を主張して争っている状態です。是非とも、明日中にレターケースに入っている接続環やアダプターの満足な行き先ができればと思っています。
★★2013年07月27日(土)レンズフィルター、階段とウエイト
少し前のことになりますが、デジカメワッチというページがありまして、時折アンケートをやっています。そのなかで、レンズプロテクターを付けるか付けないかというのがあり、理由を付けることができました。自分的には、汚い指でレンズを触ってしまい、キレイにするのがかなり面倒ですので付ける派に分類されます。興味をひいたのは付ける付けないの理由です。付ける派が多いのは普通のこととして、その理由の中に、プロテクターを付けていて助かったというの話が幾つも書かれています。フィルターが割れてレンズは助かったとか・・・。おいおい、★秋津★は今までフィルターを割ったことなんか一度も無いぞ。どう不注意なことをしたらフィルターだけ割って、レンズが助かるのだろうと考え込んでしまいました。フィルター枠がひしゃげていたら、レンズだって無事のはずは無いし・・・。フィルターを落として、落ちたところが貝殻状に割れたスカイライトフィルターが1枚ありましたが・・・。
また、付けない理由なのですが、像が悪化するということを書いていらっしゃるお方がそれなりにいらっしゃいます。付けて像が乱れるようなフィルターが出回っているのかと危惧するところですが、像が悪くなるような気がするというように正直に書かれた方もいらっしゃいます。フィルターの粗悪品を付けて写りが悪くなるようなことがあるかを、実験して確かめているわけでは無さそうです。
さて、★秋津★は長焦点レンズについては、フィルターの質が問題になることを知っています。太陽を撮影する為にND400を望遠鏡の対物レンズの前、カメラの直前にND16を使ったときと、そのND16を、より上位グレードのものにして対物側、ND400をカメラ側で使用すると、像がいくらか鮮明になります。つまり、価格が高いだけのことはあるわけです。しかし、カメラ側に付けるフィルターについては高精度を歌う品物も、低価格品も区別が付きませんでした。輸入の超低価格品は使ったことはありませんが、少なくともケンコーの並み品とゼータで、対物側に使うと違いが出ることは確かです。そして、そこそこの望遠を含め、標準域や広角で違いなんか判らないよというのが、★秋津★の持論です。で、高価なNDフィルターでは無く、太陽撮影用として日蝕目当てに開発されたフィルターを安くなってから購入しています。
その昔、ナイコンのレンズが毛穴まで写るといわれ、その為にキレイで無い肌をキレイに撮すためにソフトフィルターをかけたという話を聞いたときに、毛穴が写らないレンズがあるのかと思ったのですが、写らないんですよ、これが。ちゃんと写ってしまうと、まずいこともあるのですから、家電として作られたカメラにも出番があるわけです。吹き出物やほくろを消すことなんかは簡単至極、顔かたちや目鼻立ちまで調整するデジカメがあるとか。
そうそう、デジタルの時代になって天体写真にソフトフィルターを必要とするようになりました。これも技術と機器の進歩のおかげです。
そのソフトフィルターの中で、光条を出すタイプで77mmのサイズのものを購入していませんでした。主力が67mmだったので、何の疑問も無く67mmを買っていました。その後77mmのレンズを購入してから、しまったと思いました。大きい径ならステップダウンリングで使う事ができますが、67mmのフィルターを77mm径のレンズに使うとけられます。フィルターを買い直すとなると、それほど安い代物ではありません。サードパーティのレンズ一本くらいは買えます。まあ、その後に購入するのは77mmになりましたが、光条タイプのものは後悔と傷手が大きく手が出ませんでした。ここに来て、腹を決めて購入を決意し、一応アマゾンで価格チェックをすると、海外安物で3枚セット分の価格が、国内産1枚分というものがありました。各社で名称はいろいろですが光条が4本、6本、8本のセット品です。いやあ、価格どおりの安物でしょう。でも、ソフトフィルターです。ものが脈理バリバリの窓ガラスを使ったものだったとしてもOKでしょう。それから、CPLフィルターもありませんでしたので、こちらも安物で充分と判断しました。腹を決めたときの予算の半分以下での購入です。既に到着実戦配備されていますが、天候がまるで梅雨の中のような状態です。
今日も天候が回復しません。午前中に雨が止んでいる時間がかなりありましたので、ドームに登る階段の横に付けた木製の補助階段を分解してみました。足の一部が腐ってきているようでしたので、作り直しを予定していたものです。腐食の程度を確認するのと、かなり大きく頑丈に作ったものなので、使える部材があれば使おうという腹づもりもありました。腐食が、気付いた足だけならば、そこだけ更新という事も考えていたのです。
木ねじを取って見ると、これはいけません。木材の接合部は黒カビが繁茂し、外から気付いた材の腐食は全体的に進んでいました。特に、ドームの壁に近いところに、材木をつないだ部分があり、そこの腐食は塗装によって外からは判らないけれど、かなり進行していました。来年くらいには乗ったら崩れるくらいの様子です。作ってから5年ですので、持ったといえば持った方です。白木で作成し、後から通常の水性塗料を使いましたので、接合部のカビは予想して然るべきでした。日当たりは、朝当たるだけで、以降は全て日陰です。
とにかく、階段は、今一度作成計画を練って、天候が回復次第、組み立てに入る予定です。
続いて、赤道儀の新しいバランス・ウエイトが我が家に向かっています。材料屋さんに加工を含めてお願いしたものです。ただし、製品として納入されるのでは無く、部品としてやって来ますので、わたくしの作業は2つあります。
1つはストッパーです。ウエイト棒に固定するのにストッパーが必要です。M8のネジ穴は頼みましたが、中に入れるネジは自分で何とかしなければいけません。スペーサーを入れて、17.5mmのネジ長で止まるはずです。そこで、20mmの袋ネジの頭の部分に穴を開け、M5のネジを入れて、取っ手として使えるTの字型にして、手で固定できるようにしました。
2つ目は、塗装です。屋内で使うとはいえ、生地が出ていれば錆びます。頼んだのは炭素鋼として一般的に流通しているものですが、材料屋さんで使いやすいサイズがあったという理由で頼んでいます。材料としての鉄のウンチクはありますが、重りとして使うのですから、一言、「鉄」です。これが錆びにくい代物でということになると、価格的に跳ね返ってきます。地が出ていて綺麗なものもありますが、まあ、ぶつけたりぶつけられたりで、傷を治すのはできませんが、塗装は比較的修復しやすいでしょう。
★★2013年07月29日(月)ああJR北の果て、補助階段作成・マウント塗装、このキノコ食べられますかぁ
さて、踏んだり蹴ったりされているJR北の果てですが、事故が止まらない状況に加えて、悪天候での運休を早々と決めています。事故を起こしてから文句を付けられる前に止めとけというところでしょうか。ポッポ屋の息はもうありません。それどころか、国鉄の時代に培ってきた厳冬や荒天へのノウハウを既に失っているようです。飛行機が止まっても列車は動くといわれた時代は、既に昔のことになってしまいました。飛行機は動いているのに列車は止まるのです。早くJR東から技術協力や供与を受けた方がよろしいでしょう。分社化して鉄道屋としての矜持を失ってしまった会社がそこにあります。
雨が強く降ったり、晴れ間が出たりと、めまぐるしい天候です。その中ですが、車庫から車を出し、新しい階段作りの作業に取りかかりました。先ずはツーバイの材料のカットです。図面で必要な材料の長さを求めていますので、後は183センチの材料から切断するだけのことです。それでも無駄にならないように考えながら、カットします。カットが終わったところで、カンナで切ったところの整理です。
部材の確認をした後で、防腐剤の塗布です。こちらは、乾燥に要する時間が説明にあります。二度塗りは6時間くらいあけてやることと、手で触って付かなくなるまで24時間とされています。今日の内に二度塗りを行いましたが、これから24時間あけるとなると明日は作業ができないことになりますが、乾燥状態を確認して明日組めるかを判断します。
そうこうしている内に、加工されたマウント用の錘が、やっと到着しました。24㎏を舐めていたらいけません。やはり、オリジナルと同じタイプにして置いて良かったとつくづく思いました。持つのに8㎏という重さは、やはりギリギリ限界です。米10キロはヒョイと持てますが、この錘の大きさの8kgは、なかなか持てるものではありません。嫁様はこのマウント、3つの重さどころか、1つを動かそうとして動きもしないことから、恐れおののき、望遠鏡に、たった今、この錘が4つ分載っているということが、信じられない様子でした。また、今まで鉄の表面が、結構美しいことを知らなかったようです。すぐ錆びてきますからね。
そこで、こちらも塗装が必要です。鉄ですから、放っておけば表面の鉄が酸化して赤さびになります。鉄部用の塗料を用意していますので、塗ることにします。ただし、こちらの塗装は、材木の塗装と違い、材料が重いので、簡単にひっくり返すことができません。それに、丈夫な塗料は乾燥に時間がかかります。二度塗りは5時間以上置いてからと缶に書いてあります。それを待たないと、塗った塗料で、1度目の塗料が溶けるという事態が起こるのでしょう。取りあえず、今日の内に片面と側面の下塗りだけをして置いて、乾燥させます。しかし、説明には塗装には雨の日を避けてと書かれています。これは乾かないからです。雨の日は湿度が高いし、気温も上がりません。大気の中に水蒸気分圧が多くなると、いかに油性塗料とはいえ、影響を受けますし、塗料として固まる化学変化に時間がかかるようになります。
そうなると、ある程度温度を上げるというのが奥の手です。温度が上がれば、蒸発速度も上がり、化学変化も早くなります。しかし、これだけの部材、重さで24kgというものをドライヤーであぶったって暖まりません。お湯をぶっかけた方が温度が上がります。一番手っ取り早いのはカセットコンロですが、嫁様に聞くと、ガスが切れているそうで使えません。こちらは何か手を考えるとして、明日は、別の方法で塗装を実行します。ウエイトシャフトを使って、やってみるつもりです。
このキノコ食べられますかぁ