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★★2012年03月05日(月)M37ぎょしゃ座散開星団
★★2012年03月10日(土)日蝕迎撃用意完了
★★2012年03月13日(火)望遠鏡最終配線計画終了、金木コンジャンクション
望遠鏡最終配線計画は計画外の悪事を招くことなく終了しています。先々週の金曜日、2日の夕刻から部品の製作に取りかかり、翌日夕刻には配線部材まで作り終えて導通試験まで完了し、即刻、取り付けました。今回は取り付けの速いこと速いこと。土曜日の内に戦闘配備が終了しました。どうせ取り付けて見れば、改良の余地が出ると思っていたのですが、懸案としてファインダーに取り付けていた暗視野照明装置(輝度調整装置)が、鏡筒部分の配線中継ボックスを兼ねることになり、少し大きくなっていて、この取り付けをどうしようかと思っていました。取りあえず、ヒモで縛り付けるという手になりました。見目は良いとは言えません。この部分については、下手に何かを付けると大きくなるし、それこそ磁石で付いていれば良いくらいの代物です。勿論、鉄板で出来た部分にしか付きません。ファインダーの足はアルミですし、当然つきません。
そこで、先週の金曜日に帰りがけに部材を手に入れて帰ってきました。鏡筒配線ボックスの裏側にマジックテープの通る隙間を作り、マジックテープでファインダーの足につけるようにしました。見目も良くなりましたし、付け替えも直ちにできます。マジックテープは昔、百均で買ってきた青色のものを重宝して使っていたのですが、そこは百均、さんざん使うと痛んでくるし、何と最後には表裏が剥がれてくれました。そこで、ちょっと高いかと思いながらも、専門店で手に入れてきたモノを使いました。具合は上々です。食いつきが違います。やはり百均は百均です。
ところで、その百均で植木鉢の下に引く皿を買ってきました。手で持ったところ丁度良い大きさだったのです。2つで105円です。13センチの屈折のフードに丁度はまる大きさです。太陽を撮影するのに、口径を絞らなければ、フィルターを破損し、カメラを壊すのが目に見えています。買ってきて、すぐドームに上がり、ピッタリである事を確認しました。わたくしの見立てもピッタリであって、それはもう満足です。早速、その皿の真ん中に穴をあけ、板をつけて補強し、減光フィルターを付ける穴を正確にあけました。安物の白いプラスチックですが、これで、安心して撮影ができます。
できあがった鏡筒配線ボックスと口径絞りを持ってドームに上がり、太陽撮影の復習と予行のために黒点撮影を行いました。主たる部分の実戦配備は夜ですので、晴れた夜と良い体調を待ちましょう。
で、久しぶりに見上げると、明るい星が2つ並んでいます。金星と木星じゃん、と思いながら、これは撮っておかないとと考え、風邪気味の体にむち打って、もとい、セータを着込んで厚着して、少々の無理をしてみました。同視野内にスバルとヒヤデスが写っています。ついでに、ドームの中で撮影中の鏡筒とオリオン座が撮れました。望遠鏡に取り付けていたのはD70で、すっかり使い方を忘れていたりするのですが、昔取った杵柄、難なく使う事が出来ました。21時前には降りてきましたが、さすが、厚着でコタツがあれば大丈夫なものです。
金木コンジャンクション
★★2012年03月18日(日)システム変更の要、氷割り、速度比較
未だに大連立だとか増税、新党なんてコチョコチョやっているようですが、真の問題はそんな事ではありません。年々歳々借金を増やし続けているというのは、国の経済を制御できていないということで、原子炉を制御できないでいて事故を大きくした東電と同じ道を歩んでいるわけです。機器の制御システムというのは、制御できているのが当たり前で、制御できないのであれば、できるように変えないといけないのです。明治維新を参考にしようとしたって、何の役にも立ちません。問題は扱う金と物の規模とその速度なのです。
国を司っていると思っている者達が、本当に制御しているのかといえば、どんなに甘い評価をしてもうまくいってねぇなぁ、というところです。なぜ制御できていないかといえば、制御機構の速度よりも制御されようとするものの方が、遥かに速いというのが、先ず第一です。そして、次にそれらの相互の関連が制御機構とかけ離れているということです。そもそも民主主義というのは速さについては決定的に弱点を持っています。それらの機構に民主主義的な意志決定を持ち込むと必ずこのような事態になります。そして、更に民主主義という名目で権力の偏在を持ち込んでいることが、もはや当たり前といっても良い状態になっているのですから、この国が生き返るためには、今のシステムとは全く異なる制御機構を必要としているのです。今あるものをちょっと変えて対応しようなんて姑息なことでは通用しません。
この土日で晴れを期待していたのですが、曇天で、気温もそれほど上がりませんでした。まあ、良い天気が来ても、それほど体調が思わしくなく、いわゆる風邪気味で、寒いドーム作業を避けたかも知れません。その分、雪がどんどん溶けていくので、喜ばしいことです。ただし、日の当たらないところは雪から氷となっていて、氷割りの必要が出てきます。土曜の内に、車庫の前をやっておきました。盛り上がっていて乗り越えて車を出す状態になっていたのです。それで日曜の今日は、腰と腕の筋肉痛となってしまいました。
新版StargazerSAの32ビット及び34ビット、そしてそのランタイムタイプとノンランタイムでの実行速度比較をしました。結果的に32ビットではランタイムタイプの方が幾分速く、64ビットではノンランタイムの方が速くなりました。そして、64と32では、僅かですが64にアドバンテージがあります。この試験をしながら、今頃になってバグが見つかるという落ちがありましたが、結果オーライです。
★★2012年03月20日(火)春分、インストーラーで苦労
春分です。今まで、春分図で一年を見通せたことはほとんど無いのですが、特徴的なアスぺクトとして、火星木星冥王星が地の宮でグランドトラインです。そして、月と海王星が1度の許容度でのコンジャンクションで、正確な合の後です。このコンジャンクションに対してオーブとしては離れていますが、火星がオポジション、そして、ノードがTスクエアの位置にいます。この他に水星と天王星が太陽の近くでコンジャンクションしています。これらのアスペクトからある事無いことをしゃべるのも興味深いかも知れません。
その乙女座宮の7度にいる火星ですが、星座ではしし座にいて、しし座アルファ星レグレスと並んでいます。地球には衝に近い位置ですから、接近しているので、オレンジ色が明るくなっています。レグレスは一等星ですが、一等星の中でも暗い方であり、色は白で、紅白の取り合わせとなっています。しし座の形が変わって見えます。
この火星、4月14日まで逆行して乙女の3度まできます。それから順行しますので、このあたりに星のある方は注意ということでしょうか。
新版Stargazerは、開発最終段階となるインストーラーに悩んでいます。今まで公開Stargazerは1つでした。今回は32ビット版と64ビット版が存在しています。ところが、インストーラを作るソフトが、とんでもないことに2つに対応していません。そこを苦心して別々にインストーラーを調整したら、互いに干渉してしまいました。排他的にしか利用できないのです。これはインストーラーの問題ですが、解決は困難です。一時に両方をインストールしてしまうしか方法が無いようです。使うのは片方でしょうから、無駄な話ですが、このインストーラーを使う限りは、いたしかたありません。もう少し方法を考えてみましょう。
といいながら、バグ出しは続行です。今日はヒントに座相が表示されない事に気付き、原因に悩んでいたら、トランジットのノードやMCの座相表示を切っていたのが原因でした。調べても出て来ないはずです。プログラムはちゃんと動いているわけです。バグと思って調べると、原因?は設定にあるというのが何度か続きました。今日見つかったバグは、唯一、出生データ選択面とメンテナンス面で、色表示の具合が少し違っていたというのを直したぐらいでしょうか。昨日は計算地選択面で表示の間違いが発覚したりしています。まあ、いじっていると出て来るのですが、根本的な問題はこのところ見かけません。というより、sgwd12になってから、大バクが出ません。従って、各プログラムについてもリビジョンの上がり方がゆっくりとなっています。デルファイがバージョンアップするので系列が変わるので整数桁は徐々に上がりますが、モノでしょうか。
★★2012年03月25日(日)一角獣座バラ星雲
★★2012年03月27日(火)依存症
依存症という病気があります。いろいろな定義がありますが、要は、ある刺激に対して、その刺激がないと不快、不満、不安な精神的・身体的症状を生じ、あれば快楽、満足、安心を得ることができるために、それを求める抑えがたい欲求と行動をしてしまうという「やまい」のことです。病気の中でも海王星に分類されるでしょう。この場合、その刺激そのものに対しての評価と非難が出ることがあります。
例えば、酒ですが、アルコール依存症ということで、事件としてニュースになることもありますが、酒を全面的に禁止しようという話は出てきません。酔って暴れるものは所定の快適な収容室へ送り届ける事でおおかた済むからです。少し厳しい立場になっているのがタバコでしょう。酒と違って、煙を出すことや健康面で害しかないので、中毒患者以外からは嫌われてしまいました。しかしながら地方自治体の税収や、結構な規模の製造販売インフラがあるために、なかなか無くすことができない大人の事情があります。一応、依存症になる人もいれば、ならない人もいるという事で、自己責任であるという理屈付けでしょうか。これらに対して、依存症をほぼ発する覚醒剤も麻薬については、もう一段強い規制が用意されているわけです。
決定的な効果の薬物や酒タバコ以下に分類される人間そのものや行為、行動パターン等を特定の刺激として依存してしまう場合は、病気となってしまう人数が更に少なくなることになります。とはいえ、発症してしまった場合は自分で回復できない・・・、言い換えれば、自分で解決できない状態を病気と呼ぶのです。
刺激そのものについてはともかく、自分で制御できない、できなくなる状態を作っているのは本人です。こうなるには、種々の海王星的反応を駆使することになります。自分や他人を騙す、欺くテクニックのオンパレードです。自分だけは大丈夫とか、やめれば元通りになるというような、いかにもそれらしい言い訳から、各種身体症状まで惹起するようなものまで、各種取りそろえられています。まあ、そんな代物なのですが、もし、何かの行動がどうしても止められないというのなら、自分が病気であるという自覚を持ち、うまく気をそらしながら、他のことにも興味を持ってもっと人生を楽しくすることが、症状の緩和を期待できる方法になるでしょう。
ところで、何故か敵がいると、一致団結して事に当たる事ができるという経験が刺激となって、このような行動パターンでしか行動できない人がかなりいます。つまり、誰かを敵に仕上げて、仲間をまとめて安心するという使い古された手、今様に言えば、いじめる対象を用意して、虐めている間は一体感を得て、安心、幸福になるという幻想です。これらの自分を騙し、人を騙す現象の支配星は海王星であって、出生図において海王星がどの様な構造を持っているかが、判断の鍵になります。しかし、ここで難しいのは、幻想という負の方面に向いたものが常に悪いものではないということです。夢や希望も同じ系列のものであり、人をたたき落とすのも、高みへ向かわせるのも同じものなのです。海王星の位置や座相が悪いから、幻想になるかといえばそうとは限りません。反対に海王星の位置や座相が良いから希望になるとも限りません。裏表一体のものなのです。
近しい人物に、どうしてもその行動パターンを変えられない者がいます。憎む相手が必要なのです。そうしないときっと生きている感じがしないのでしょう。多くの場合、この行動パターンを持つ人の海王星は、問題ありの形になっているとは限りません。前出の例では、トラインを2つ持ち、グランドトラインとなっています。単純に判断すればトラインは調和の関係で良いものであって、それが3重にあるのだから大吉でしょう。それでいながら、このような問題を巻き起こすのは、グランドトラインの固定化の力です。トラインは調和的な影響を与えますが、それが強くなって、本人が状況を変えることができないという配置になります。本人が状況を変えることができない、変える気にもならない、というのは先に述べた「やまい」ではありませんか。何を刺激として固定化するかは、グランドトラインの構成感受点によるわけですが、それを明らかにすると誕生日まで特定できますね。このような行動パターンに必要な感受点は何が考えられるでしょうか。そして、この感受点構造を負の方向に進行させるのではなく、反転させるにはどの様な心構えと行動が必要なのでしょうか。
感受点が示すのは方向とタイミングであって、決して運命ではありません。自分が病気であるという認識は、2つの重要な反転攻勢のポイントとなります。1つは、負の面を強調されてしまった結果が「やまい」なのであって、持っている能力才能がそれだけ大きいということであり、うまく使えばそれだけ大きい別の効果を作り出すことができるということです。もう1つは、病気なのだから治ろうという意志があるという点です。治す気のない者は自分が病気である事を認めません。治りたいという意志がなければ、治ることはあり得ないでしょう。治す気が無ければ、自分の持つものに気が付かないでいて、自分の持つ宝を腐らしてしまうのです。そして、影響を受ける周囲の人間にも大変な迷惑をまき散らし負の連鎖を拡大するのです。
多くの例を見ると、90度のスクエアが重なり、チャート上に十字を作ると、特にキリスト教圏では注目されます。困難そのものです。しかし、それを突破する為に本人に努力を求めます。この感受点配置を持って苦労に苦労を重ね、大事業を成功させた例はいくらでもあります。先のグランドトラインの者ですが、グランドトラインのみしかないのであれば、星が示すものは王女様か乞食かということになりますが、ちゃんとオポジションやスクエアがあって、努力の方向が示されています。本人の自覚が鍵となります。
★★2012年03月31日(土)依存症2
依存するということでは、個人だけの話ではなく集団でも考えることができます。できますどころか、もっと重大で深刻な結果をもたらすこともあります。敵を作って一致団結ということであれば、政治の世界では常套手段でありながら、通用してしまう手となっています。敵国を作る手口はいろいろですが、結局、支配者の利益誘導でしかないのはちょっとでも歴史を見れば明らかです。北朝鮮やシリアのことだけではありません。鬼畜米英という言葉を知らない世代が増えているように思います。まあ、それはともかく、依存させて支配するというのは、最も基本的な方法ですから、支配する為には徹底的にかつ気付かれないようにやるものです。
日本の議会制民主主義というものが根本にそれを置いていて、本来の、自由である個人が独立した選択を可能にする方法論に沿っていないがために、三流民主主義になっているのは明らかです。このシステムは日々増大していく情報を支配できているかといえば、各所で破綻してきているのです。それは、支配機構の頂点に立つはずの立法府で論議されている内容が、本質的なもので無く、些末なことに左右され、根本的なところでの方向を示せないという事態に象徴されます。政党の党が烏合の衆に成り下がったということもあるでしょう。
インターネットでは情報を一元管理で支配するのではなく、分散して処理をするという考え方でネットワークを組みました。クラウドというやり方も出てきていますが、実は一元管理、特定のサーバー機に頼るやり方ですから、本来の分散処理の方法を取り入れたものへシフトするのが筋道でしょう。
政治の世界での分散処理は、地方分権というように言われているものが、これにあたるように見えます。しかし、都道府県と国の関係は、州と連邦政府のようになる事は難しいと思われます。それを考えれば何処かの詐欺師が大阪都なんて言っていますが、だから何だで終わってしまう無駄な改革案です。なぜならば州と連邦政府が、現状の救い主になる事は無いのです。日本のシステムよりはちょっとマシと言うだけのことです。
民主主義が好きならば、直接民主主義制が可能になった時代ですよ、そう言いたいのです。代表を選んで、その代表が約束を違えるような事が行われていますね。出来なくしちまえば良いのです。日本人は何処かの妙な国と違って、賢い選択ができる国民です。その総意の取りまとめを行うのが、国会に代わる専門の機関の役目となり、それを受けて法律を作り、行政機構に仕事をやらせるという組織が出来れば良いし、政治団体は特定の主義主張の宣伝機関として機能するだけになります。言ってみれば、国会議員に払っている経費で、充分にお釣りが来る組織となるでしょう。機械的にやることを人間が恣意的にやる必要も蓋然性も無いのです。この考え方は無政府主義というわけでは無く、今以上に行政組織をどのように維持管理するかを考えないといけないでしょう。肥大化したり自己目的化するのを防ぐのはなかなか難しい事だと思います。
昨今、インターネットの書き込みに起因してデモや社会変革が起きている例が出てきていますが、きっかけとしてはアリであろうと思います。語弊のある言い方ですが、始めるのは実は簡単です。皆さんがその気になってしまえば良いのですから。演説のうまい政治家にいくらでも例はあるでしょう。難しいのは、集まった力をどの方向へ向けて成果を勝ち取るかです。その収斂は、やはりリーダーシップの存在と、誘導が不可欠です。それを活かすことができて、ヒットラーのような方向へ行かないようにする公開のチェック組織を付随した、民意決定方式は夢では無いのです。しょうもないスパムメールを作っている連中にもっと大きな仕事をやって戴きたいということにもなります。
マニフェストに書いてないことはやってはいけないと街道演説していたヤツが、総理になった途端、政治生命をかけているのは一体何なのでしょう。昔、総理は財界の男メカケかという注目すべき発言が、どこかでありましたが、いまは財務省の男メカケに成り下がっているようです。顔を見ればとても魅力があるとは思えませんが、松下幸之助はこんなのを育てたかったのでしょうかねぇ。きっとあちらで、ますます厳しい目つきになっているに違い有りません。まあ、政治生命をかけて貰いましょう。日本全国で皆さん注目の金環蝕ですが、双子座宮0度で、首相の太陽は牡牛座宮28か29度です。ネイタルで冥王星スクエア、道理で最近、顔が脂ぎっている割りには、生気が足りませんなぁ。
3月の新月は、ネイタル天王星や進行水星とトラインで閣議決定まで持ち込めましたが、4月の新月ではガラッと変わって進行水星とはスクエア、ネイタル海王星とオポジションという状況、それも行けば行くほど経過土星が逆行して、進行太陽とスクエアを作っていきます。いろいろと種まきはしてしまいましたから、後は芽を出すのを待つだけになっています。大変ですわなぁ。でも、自業自得です。うつわで無いのにやるからです。そして、そのわりを食うのは貧しい国民となっています。