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★★2011年09月01日(木)言語新版、マシンメンテナンス
9月上旬という話だったのですが、今日、開発言語の新バージョンが発表されました。ダウンロードしてインストールするためのアドレスが昼過ぎにメールで来ました。既に、インストールは終わり、既存のStargazerソースの確認を始めています。クロスプラットフォームの対応で動作の違うところがあります。かなり不具合のあったデバッカーがちゃんと動くようになっていることも確かめられました。
64ビット版の作成方法と、マックOSへの対応の仕方を、読み取ろうとしているのですが、結構ハードルが高いようです。特にマックの場合はVCL(ビジュアル・コンポーネント・ライブラリ)を使ってはいけないようなので、それに依存しているStargazerは、作り直しのような感じです。まあ、一から作り直しでは無さそうです。また、マックOSのマシンがLAN上に必要となるようです。
とにかく、32ビット・アプリケーションとして、間違いの無い動作をさせることが、最優先です。次が64ビット化となります。マックはその後と言う事になります。優先順位はこうなるしかありません。新機能の中にソースを標準化して書き直してくれる便利?な機能があります。やることがいっぱいです。
ドームのマシンは、未だいじっていません。各種サブマシンの大きさを確認するというのも手ですが、構想も固まっていません。取りあえず今の状態でも使えるというのが、緊急度を下げています。
それでいえば、嫁様が何やら実家の妹様のマシンを調達しなければならない様子です。いつもであれば、ちゃっちゃかわたくしが手配してしまうのですが、ああだこうだとうるさかったので、もう俺は知らんと宣言しています。それでいて、メンテナンスをしろと騒ぐことでしょうが、もう私の仕事ではありません。
そういえば、何処かのお金持ちな別の妹様が、娘と自分用にお高いノートタイプを2台買い込んでいました。デスクトップ型にすれば値段は半分とまでは行かなくても、画面もスペックも遥かに上のものが手に入っただろうに・・・。各種ぎっしりと入った妙なソフトをみんな外してやったら、ちゃんと動くであろう旧ノートパソコンが、放り出されて転がっていたのが印象的です。しかしまあ、メーカーモノはてんこ盛りに役に立たないソフトを入れて、消費者を騙していますね。双眼鏡の倍率を上げて消費者を騙しているのと一緒ですよ。あっ、Windowsも一緒か。エディションなんか必要も無いのに。
パソコンを使えもしないような人々に、騙して売りつけるために、こんな事が出来ますよぉっ。で、★秋津★はエクセルなんか使えるとロクな事にならない業界にいますので、出来ない訳ではありませんが、使えませんと宣言しています。エクセルでマクロを組んだって、そう大したことができるわけではありません。大規模なことをやろうとしたら、遅くなってどうしようも無くなります。半端なプログラムはしない方が良いのです。
★★2011年09月03日(土)台風、64ビット、グラフィック・カード昇天
台風が高気圧で動きが遅くなるというのは今までもありましたが、わたくし的には、気象現象としての台風という常識を打ち砕かれた気がします。台風の暴風圏が丸いのは、丸くなる条件があったからなのです。今回の台風は、2つの高気圧に阻まれ、移動速度が遅くなった上に、南の湿った空気を東の危険半球側に吸い込んで発達しています。そして、北からの湿った空気も吸い込んでいて、こちらは高気圧の間にある温帯低気圧を巻き込んで発達させています。台風のエネルギーは湿った空気を上昇させて水蒸気を水に戻し、その相変化によって放出された熱により、更に強力な上昇気流を作るというものです。吹き込む風は、大きく2つ、北東からと南東からの巻き込まれてきたものとなっています。この為、本州南岸と、北海道に上陸前から雨をもたらしています。つまり、熱帯低気圧でありながら、やっていることは巨大温帯低気圧なのです。
通常の竜巻タイプの台風であれば、台風の目がハッキリしていますし、丸い暴風圏に入れば、暴風となります。ところがこの台風は、暴風圏のはずの場所で、必ず暴風が吹いているわけではありません。台風の目が分散していると思っても良いでしょう。だから、ゲリラ豪雨となりますし、広い範囲から空気を集めているので、上陸したからといって、たちまちしぼんでいく台風でもありません。まだまだ降ります。今まで水の出なかったところに水害を起こす台風です。
北海道は札幌付近で30年ほど前に洪水となった地域があります。あれから、対策を講じているはずですが、それが試されようとしているかも知れません。石狩川は暴れ川なのです。札幌のあたりは大方泥炭地で、JRの通っているあたりが何とか住める場所なのです。それなのに人が集中しているのは・・・マズイ場所ですね。千年に一度の災害は、自分の生きている内に来ないと思っていたら来ちゃったというのが今年の大地震です。100年に一度とか200年に一度の大雨が毎年降ったら、180万都市も大変な事になってしまいます。
Stargazerの64ビット向けコンパイルが可能となりました。ソースを1行も直すこと無く、コンパイルオプションを変更しただけで可能となりました。これを期待していたので、少し安心しました。基幹のライブラリとホロスコープ・タブを試しに作成してみました。32ビット版とグルグルで速度を測ってみました。リリース版としてみると概略ですが2割増しという結果になっています。デバッグ版では同じくらいの速度でしたので、大体期待した結果となっています。タスクマネージャーのプロセスで、動作ビットと使用メモリが確認できます。ただし、当然ですが64ビットは64ビット環境でしか走りません。
MacOSへの対応は、やはり、一筋縄ではいきません。未だ調べ始めたわけでは無いのですが、システム設計の根幹に大きな差があるような気がします。MacでのソフトをWindowdに移植したモノを使うと・・・違和感を憶えることがおおいもので・・・。
雨のために、ドームのパソコン環境の整備に待ったが、かかっています。メインマシンの隣にWindows98ゲームマシンを出してきて、ドームのイスと並べると、高さが全く同じでした。まるで計って作ったかのようです。そこで、中身の入れ替えをやりました。かなり昔のマシンが入っていましたが、入れ替え元だって同じレベルです。かたやソケットAのAMD1GHz、こなたIntelソケット423の1.7GHzです。
小さなケースの方への引っ越しは、大きな難もなく作業が終わりました。このケース、某有名部品販売店のBTOモデルです。動作確認を行ったところで、お約束の不具合です。画面に縦ストライプが入るようになりました。起動画面とBIOS画面は縦ストライプで見にくい状態ですし、Windowsが起動中に固まってしまいます。そこで、グラフィックカードを交換してみました。ちゃんと動きます。まあ、ここまでは、予定通りです。
次は取り出したパーツを、再びゲームマシンとして大きい方のケースに入れます。こちらの作業は簡単だぞ。このケースは某有名アルミケースメーカの製品です。マザーをいれて電源を配線したところで、はたと気付きました。電源ボタンやリセットボタンというケース前面の配線のコネクタ部分の接続が判りません。ボードにシルク印刷で書いてあると思っていたものです。拡大鏡で見ると、書いてあるように見えていただけで、ありませんでした。マザーボードのマニュアルは、諸般の事情でありません。慌てて、ネットで検索すると、ボードのメーカーの日本語ページが無くなっていました。夜も更けてきましたので、更なる検索は明日の土曜日にします。
さて、土曜の朝です。さっぱり判らない漢字の連なりの中から、何とか、マザーボードに書かれていた型番を見つけ、マニュアルをダウンロードして、コネクタ配置を明らかにしました。そして、動作確認の段階で、あの交換したディスプレイカードを付けて立ち上げました。すると縦ストライプは変わりません。コネクタ部分の破損ではありませんから、何処かの抵抗かコンデンサが外れたかしたのでしょう。調べたって判りません。ダメなモノはダメです。そこで、部品箱から更に古いディスプレイカードを出してきました。しかし、それを入れて電源をつなぐと、マザーボードからビープ音がでます。あの一回のリセットを示す音ではありません。短音が8回なります。グラフィックカードのメモリチェックエラー?。
つまり、使えるグラフィックカードが無くなってしまいました。確かPCI接続のカードが一枚合ったはずなのですが、それも見あたりません。折角、ゲームマシンを用意していたのですが、遂に部品が足りずに起動不良となりました。先々月にも、職場先でグラフィックカードが一枚、お亡くなりになったときに、持っていったのが最後のストックだったのかも知れません。まあ、ゲームマシンとはいえ、ついぞ電源を入れて使っているわけでは無いのですが。
★★2011年09月04日(日)ゲーセン、あれっ雨ふらんぜ
「ゲーセンの常連はお年寄り」というニュースを見て、納得しました。行きつけのレンタル屋さんの一角にゲーセンコーナーがあります。10台程度の機械が設置され、裏口から入っていくと中がよく見えます。どんな時刻に行っても、カラということはありませんので、流行っているのでしょう。しかし、若者が座っているのをあまり見かけません。逆に年齢の高い層がつどっているのを見かけます。ゲームコーナーのイスが目当てなのでは無く、ゲームをしているのです。気付いたときは違和感がありましたが、もう見慣れてしまいました。考えてみれば、カラオケ行くのと同じような感覚で、カラオケのように他人を気にしなくて良いのですから、ブレイクしても不思議はありません。
お昼を食べてから外を見ると、雨がいつの間にか上がっていました。玄関にはドームにあげる物品一式を置いています。イスとパソコン2台です。それを上げるためにドームの入口の鍵を開けに行ったところ、車庫の屋上の惨状が目に付きました。何しろ昼間、明るい状態の時に登るのは久しぶりです。
屋上からドームに上がる階段が4段あるのですが、その右側には赤いカビ、ショッキングピンク色が海になっています。左側には藻やコケで緑色、やや濃いめの深緑です。サイケデリックな屋上です。記録写真を撮る気力はその場で蒸発してしまいました。
車庫からデッキブラシとバケツを出して、掃除を開始します。雨がかなり降りましたが、いくら強く降っても、これらを洗い流す力はありません。完成したときから、少し水が溜まるようになっていて、防水用の塗料を塗り上げようと思っていたのですが、取りあえず並みの塗装をしただけです。その塗装が強力ですので、塗装に食い入ることは出来ないので、ブラシでこするとキレイになってしまいます。バケツで4杯ほどの水を撒きました。更についでにコケやゴミが目立つ屋上に上がる階段の掃除もしました。何しろ、最低2年はブラシをかけていません。久しぶりのクリーニングです。やはり、防水用の塗料で水が溜まらないようにしないといけませんね。
それが終わって、ドームに物品を納入。ついでにセッティングを行い、動作確認までしました。当初は椅子の下にパソコンを入れる計画でしたが、ケースを入れ替えたミニタワーの高さがイスと同じになり、それを並べておくと、何と普通の座布団が置けます。これでクッション問題も解決です。その隣にスリム型のもう一台のパソコンを置いて完成です。後は、配線をキレイにやることです。
配線をやり直している最中に、USBの配線にも手を付けました。USBの回線を1本引いて、ハブをかませてビデオキャプチャーとオートガイダーをつないでいたのですが、ハブ接続のためにCPU使用率が上がっていたようなので、本体から直接につなぐようにしました。つまり、もう一本引けば良いのですが、何とオートガイダーからのUSBケーブルが、パソコンに届く距離となっていました。そこで、ハブを放り出して、キャプチャーにつなげました。本当は、カメラとつないで撮影画像をそのまま転送しようかと思っていました。そこで、USBの回線を多数引いておくのは現実的で無いので、ハブを用意していたのです。しかし、それをやるにはカメラコントロールソフトが必要ですし、不具合が出ると画像消失もあり得ます。ハブを使うとパソコンが遅くなるというのもあります。コンパクトフラッシュに記録して移動するのは苦になりません。そこで、2つしか使わないのであれば、直接つなごうと言う事になります。ここで、赤道儀の配線に手を付けるとなると、大ごとですが、こちらも基部からの配線で済みますので、簡単に済みました。
新たな座布団に座り、動作確認も、スムーズに充分にできました。仮の位置で、赤道儀の駆動も確認できました。そこで、折角ですから、このところ外しておいたフードを取り付けました。このフードは机の上をカバーするものです。本日のドーム整備事業はこれで終了です。
台風は逸れたようですが、天気はどうでしょうねぇ。
★★2011年09月06日(火)秋の始まり
★★2011年09月13日(火)羽根休め
★★2011年09月20日(火)台風2、人は城
また、とんでもない動きの台風で、避難人数が百万を超えるという事態になっていますが、何と言っても、水没する可能性のある場所に住まいを作らなければならない狭い国ゆえに、被害を受けたら復興に力を入れるという事しかできないのは仕方ありません。
今回の東北地方太平洋沖地震で起きた津波災害の復旧については、いろいろな意見と予算の衝突からうまく行っていないようです。神戸の時もそうですが、箱物行政では復興できないのです。入れ物を新しく作り直しても、入る人と物が無ければ経済は復旧しません。津波対策で高床式の建物を作り、高台に家を建てても、始めからそうしなかったのは、理由のあることですから、おいそれと災害に強い町が再建できるわけではありません。作ったとしても、ゴーストタウンができるだけです。人が通るから道ができるのであって、道を作ったから人が通るのではないのです。
まして、高齢化が徐々に進み、過疎化と共に限界集落に近づいていたところは、未来のない場所となってしまうのです。仕事があり、収益がある場所なら生き返ることができるでしょうが、年金生活の人ばかりでは、貧しくなる一方です。税金から金を注ぎ込めば良いという考えが、政治家と官僚の今までのやり方です。現地で何が必要なのかを考えずに箱物を用意するというのがその一例です。そんなものより、人が欲しいはずです。何々ができる人、その人がいてものごとが動くのですから、当然、人件費への投入ということになります。人件費は払ったら消えてしまうように思っている経営者がほとんどだと思いますが、城を築くのは人であって、人が城となるのです。決して城の建物を作っても、城として機能はしないのです。
ドームにDVDプレーヤーが入りました。撮影中の待ち時間の為です。母家で使っている機種の1つ下のもので、価格は五千円ですが、充分な機能があります。しかし、使うチャンスがこの夏は限られました。この秋から冬に期待したいものです。オートガイドと自動導入を別々のパソコンでやるようにしてから、確実に精度良く使えています。位置の修正も、パソコンからの指令でできます。ディスプレイが1つというのが、仕方のない点で、この切り替えが少々やりにくいというのが難点といえば難点です。つまり、パソコン切り替え機によってパソコンの切り替えはワンプッシュですが、DVDプレーヤーとの切り替えが、ディスプレイの使いにくいボタンによっているのだという点が難点です。もし、使いやすい機械と予算があるのなら手を出してしまうでしょう。でも、パソコンモニターで、この点が使いやすいものがあるのでしょうかねぇ。HDMIは付け足しの機能のようです。
★★2011年09月29日(木)メシエ27こぎつね座亜鈴状星雲