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★★2011年06月01日(水)日蝕、双眼鏡
日蝕を前に永田町と呼ばれる場所が騒がしいそうですが、国民の目は冷たく醒めているのを当の方々は判っていませんよね。この日蝕、鳩山にはそれほど効きませんが、小沢の進行の土星の上で起こります。党員資格停止だとか、政治献金での証言が出たりというようなことで、ドツボは間違いないでしょうが、ここで一発大逆転を狙うという政治的勝負と言うことでしょう。でもこの星配置ですから、一番ヘナヘナしているのは本人でしょうね。離党届を出してからやるべきでしょうなぁ。また、菅首相にもそれほど、進行ノードの上くらいでしょうか。自民党だとか公明党なんてのは端役ですから論外として、この中で一番大変なのは菅首相です。進行太陽が出生太陽とオポジションですから。
首相は辞めてしまえば責務は無くなりますが、天王星とのオポが、そんな事で無くなるわけがありません。不信任が通っても解散総選挙で、小沢のところの一年生議員は全部消滅かな。何処の政党も過半数取れずに、政治は今まで通り、霞ヶ関が支配していくのでしょう。
年を取って目の力が落ちてくると、それを補うようなものが欲しくなります。メガネを幾つか用意するという手もありますが、わたくしのように強い近眼だと、メガネの個体差、微妙な位置の違いから眼が疲れます。まして、パソコンのディスプレイを見たり、カメラのそれ、そして、接眼鏡をのぞいたり、実際の星空を確認しながらという結構目を使う作業がドームの中では必要になります。
メガネで一番楽なのはパソコン用に調整したもので、目の疲労は最小限になります。しかし、目を転じて星空を見ると、ピントが合っていないために3~4等星がやっとという状態です。ここで運転用のメガネにするとビシッと見えるのですが、いちいちメガネを取り替えているのは大変面倒です。特に冬では、体から離したメガネは冷え切ってしまい、かけると曇ります。役に立たないというのはこの事です。今でも、晴れた晩は温度が下がりますから、眼鏡が曇ることになります。コタツを配備しましたから、ここを暖房庫にしてと言う手もありますが、便利というものではありません。ここで欲しいのは、低倍率の双眼鏡です。
手元には、まともな性能の双眼鏡があります。7×50という夜間双眼鏡のベーシックなモデルなのですが、性能重視のために1.5キロくらいでしょうか、大変に重い代物です。ちょっと見るのに持ち出すという代物では無いのです。倍率も手持ち限界です。そこで、4倍か5倍という倍率で、性能を重視したコンパクトタイプというヤツを望んでいるのです。
★★2011年06月04日(土)オダマキ
★★2011年06月05日(日)キーボード・双眼鏡、殺虫剤
アクリル・トップのキーボードを気に入って使っていたのですが、色が黒なので指紋や油脂が付いて汚いのが目立ちます。手を洗って使うのですが、それでも汚れは付きます。拭けば済むことですが、アクリルの綺麗さが気に入っていたので、手間をかけていました。ところが、最近、他の部分で目に付くことが出てきました。キーの部分はつや消しなのですが、だんだんと指の当たるところが光ってきて、美しさが落ちてきました。気に入らないとなると嫌気がさしてくるものです。キーのストロークや幅は、こだわり出すと大変で、高ければ良いというものではありません。諭吉さん以上するキーボードを試してみても、あまり感動するようなものはありません。今使っている、代わりに出してきた在庫キーボードは、少々ストロークが余分です。
ドスパラやヨドバシ、ビックの地方旗艦店に行く機会がありましたので、色々と物色をしたのですが、イマイチ、ピンと来るものがありませんでした。
気に入ったキーボードは貴重です。良いのが見つかったら2つ買うかとも思うのですが、プラスチックとゴムですから、使わなくても劣化します。で、気に入ったのが不調となってくると、再びキーボード探しです。実はマウスも同じで、お気に入りはなかなか難しかったりします。
そうそう、ゴムと言えば、ケンコーの10センチ屈折のフォーカスノブにゴムリングが付いているのですが、これが1年と経たずに切れて落ちました。補修部品を買い込んで付けていたのですが、また劣化してダメになりました。さすが劣悪中共製品です。輪ゴム以下の性能です。これが無いと滑って回しにくくなります。その内、防振ゴムでも買ってきて補修しようと思っていますが、縁にギザギザを付けるだけの加工で充分なところに、わざわざ品質の悪いゴムを使うというのが、使用者からのフィードバックの無い製品です。このゴム、特に低温に弱いようです。
双眼鏡ですが、キーボードと共に製品を見てきましたが、6倍という倍率でも肉眼の補助としては、やはり倍率がありすぎます。そして、バードウオッチング用としては倍率が全然足りません。そしてバードウオッチング用であれば三脚に良い雲台が絶対に必要です。覗きにも使えないでしょうし、博物館用?。こんな中途半端な製品を、それも、どう見ても安物でしか無いデザインと性能です。幾ら安くったって、買いませんよこんなモノ。何でこんなモノを売っているんでしょうかねぇ。
明日は仕事ですから、ドームに籠もっての作業は諦めたのですが、暗くなる前に緊急の用件が入りました。嫁様が、玄関脇のカエデの葉の生育が遅いと思って、葉から枝を見ると、虫がたかっていました。少なくとも2種類の虫がいます。所によってはびっしりと枝が見えないほどです。下の芝桜ばかり見ていたので、気が付きませんでした。
去年のスプレーの残りを使って、三脚に乗り緊急散布をしました。しかし、他のカエデを確認すると、虫がいるものがありました。薬が足りませんので、希釈して使うヤツを、スプレー一本分の調合で使いました。大きなカエデは6本あります。この内、2本に虫による害が出ていました。他のものにも予防的に散布しておきました。
面白いと言えば、すぐ隣にハウチワカエデがあるのですが、そちらには全く虫がいません。同じカエデの仲間なのに、虫たちは選別しているわけです。
例年は殺虫剤散布を既にやっている頃なのですが、今年は虫の姿が少ないと思っていたので、撒いていなかったのです。また、土日になると天気が悪いことが多かったこともあります。花の時期の直前に撒いてしまうと、受粉が滞ってしまいます。で、散布しないでいたツケがカエデに出たのです。いずれにしても花の時期が過ぎたら撒く積もりでした。撒くとなると、早朝、4時か5時くらいに4リットルほどを撒くのが通例です。今回はカエデだけですので1リットル強程度の量で取りあえず済みました。
散布後は風呂に入って、さっぱりします。ガートしていても殺虫剤が顔や手にもかかっています。撒かれた虫たちは目の前で死んでいきます。そのままにしていても量的には大したことはありませんが、皮膚にストレスをかけるのは間違いありませんし、アレルギーが出たら大変です。
★★2011年06月09日(木)OCRソフト、キーボードその後
OCRソフトを注文しました。またまた、これに関する紆余曲折があります。
高機能を誇るOCRソフトの販売価格は2万円前後です。もっと廉価なものもありますが、それはそれです。まあ、コストパフォーマンスが悪いのは確かです。しかし、よく見るとバージョンアップ版が異様に安かったりします。バージョンアップ元が無いとダメなのですが、今使っているもののアップバージョンですから、これにしない手はありません。そこで、ソフトメーカーのページへ行くと、いつの間にか独立したソフトハウスでは無く、某社の子会社/?/となっていました。
ここで、さらに価格の調査です。結構調べ回った結果、ダウンロード版というヤツが一番安いのです。そこで、ソフトメーカーのページで、注文しようとすると、支払い方法がコンビニ払いとカード決済しかありません。コンビニ払いを選択すると「お使いのブラウザでは・・・」で、はねられました。渋々、推奨のIEをインストールして手続きを進めようとすると、コンビニ選択の後が動きません。売る気が無いなぁと思いながら、カード決済のほうも止めました。こんなシステムを使っているようでは信用ならんということです。
そこで頓挫して、IEをアンインストールしてから、他のOCRソフトを調べていたら、検索に引っかかったものがあります。当初のパッケージ版です。何で最初の検索で出て来なかったのでしょう。ダウンロード版より少しだけ高い価格です。早速そこに決めて注文をしました。注文をするときに、一度使った店であることは記憶の隅にあったのですが、何を買ったのかは忘れていました。そして、注文した後で、注文の履歴を見ると・・・スキャナーでした。今使っている奴です。そして、それに使うOCRソフトを3年くらい経ってから注文するという事になったのです。このようなつながりが出たのは初めてです。何の因果でしょうか。偶然?
キーボード探しの結果、あまり良い結果がありませんでした。それで、現行を使うという方向しか無いような感じになってきました。アクリルの綺麗さと共にキーのタッチ、ストロークも気に入っています。問題は綺麗なアクリルに脂ぎったオッサンの指紋という問題です。そこで、アクリルの綺麗さを諦めて、カバーを付けてしまうという手に出ました。カバーといっても特殊なものではなく、厚手の紙をキーの部分だけ切り抜いてかぶせるというものです。これであれば、汚れても更新は簡単です。
早速乗せて試しです。仮に使っていたメンブレンのキーボードを元に戻しました。トップに草色の紙を使ってみました。これはこれで気分が変わります。色を変えて見たり、材質を変えて布やフェルトを貼ってみたりとやってみたいことが出てきます。
★★2011年06月12日(日)ドウダンツツジ
★★2011年06月14日(火)キーボードカバー作り、電卓探し
キーボードカバーをフェルトで作ってみました。悪いわけでは無いのですが、結論から言えば失敗です。というのは、厚さが丁度キーの高さ分になってしまって、キーを押し込むような形になります。厚い材料は使えません。
次に布で作ってみました。失敗です。単に切り抜いただけですので、おそばが出てしまいます。それを何とかしようと接着剤を塗りましたが、これもイマイチ、美しくありません。とすると不織布のようなものが良いということになります。しかし、キーの色は黒で変えようがありませんから、色の選択肢は大きくありません。なかなか楽しませてくれます。
電卓も探しています。かなり昔に使っていた手帳型の関数電卓が、チャタリングを起こすようになって、取りあえずプログラム電卓を三千円位で購入して、後継機種として現在使用中です。ところがコイツの計算の際の打ち込む手順が「計算式通り」で、この仕様にはホトホト参っています。頭の中で演算順序を定めて、計算していくのですが、sin5°を計算するのに、5と打ってsinキーを押す「仕様」に慣れきっているので、手が勝手に動きます。また、使用する関数のなかで、多用している逆数や幾つかの関数を呼び出すのにワンキーで行かないというのも、イライラするものです。そこで事態を打開すべく「旧式関数電卓」を ネットで検索すると、今となっては、プログラムで無い関数電卓はほぼ絶滅状態でした。仕方なく時代に合った仕様に頭を合わせるしか無いと諦めてマニュアルと首っ引きをしていました。
ところが、本日必要があって取説を適当に放り込んでいた箱の中身を整理中に、見慣れぬ、記憶に無い電卓の取説を発見しました。保証書の日付を見ると12年前です。つまり、手帳型の旧式関数電卓と現在使用中のプログラム電卓の間に別の電卓を買って、忘れていたという事実が判明したのです。
それでは、この「電卓」は一体何処にと嫁様のところへ取説を持って行くと、驚くことに数日前に本棚清掃中、既に「ナゾの電卓」を偶然発見していたみたいで、その事をわたくしに報告するのをすっかり忘れていたそうです。取説を見て記憶が蘇ってきて、これだっ、と言う事になりました。
この電卓、プログラムでは無い、望みどおりの「旧式関数電卓」です。レッドデータ入り間近に偶然発見されるのは、長いボイドタイムが明けた様な気分です。
★★2011年06月17日(金)強運、掲示板、電卓
なかなか強運です。首相のことですよ。というより、他の者の運が無いんです。頭をすげ替える為に俺がやるって出てきた名前が、聞いたことも無いような知名度の低い者ではどうしようもありませんし、知名度はあっても議員やめるって言ってたはずの輩や、献金疑惑で取りざたされるような輩は、願い下げです。運も無ければ徳も無い。ポスト管なんてぶち上げても、その管に負けているんじゃあいかんともし難いでしょう。
これが一党独裁の共産国家であれば、敵方は全部殺してしまうわけです。なあに共産国家だけじゃあありません。歴史的に中共の支配地域の中心では古代からやって来たことです。日本は、大きな事を言っても、結局、なあなあで済ましてきた。関ヶ原の戦いだって、殲滅戦ではありません。まあ、源平ではそれに近しいことをやっていますが、一族郎党、全て根絶やしにして、平氏の流れを止めたということはないです。それなりのところで妥協が通っているのです。これもある意味、運が良いのでしょうか。
メンテナンスのために掲示板を置いていますが、スパム書き込みが来ることがあります。大抵の場合、一度、来始めると数を増やしていきます。その中で宣伝勧誘を目的とするのであれば、そんなものだろうと理解できますが、何の為か判らないものもあります。中に書かれたURLが有効で無かったり、単なるいたずらか、ウイルスを仕込む試行をしているのかと思えるようなものがあります。しかし、これらへの対処は簡単です。掲示板のURLを変えてしまえば良いのです。大抵の方は、それが出来ないようですので入れ直したりして苦労をするみたいです。
でも、本当に困るのは、言葉を理解できない書き込みです。自分で意味が判っていないまま難しい言葉を使っているという事が一つの例です。これでは意味が取れません。また、注意や仕様を指定しているのに、見てもいない、見ていても見てるだけで、意味が脳細胞に湧いてこないというのが、一番、困ります。1回、読んで意味を捕まえられる人もいますが、皆がそうではありません。勘違いすることもあるでしょう。ちゃんと読み返して、何が書いてあるのかを追わなければ理解できないことの方が多いはずです。
新たに発掘された電卓は少し小さめですが、使い様は染みついた形でやってくれます。長々と式で書いてあるものに、計算式通りに打てば良いというのは良いかも知れませんが、わたくしの手元では、式を計算するというよりは、この値はどうだというのを問題にしています。だから、例えばタンジェント5度の値を出すのに、[tan]+[5]+[=]と押すのと、[5]+[tan]で済むのでは操作としては格段の違いです。そして、かなり複雑な式でも使いやすいメモリが1つあれば計算できます。ところが、世の中の電卓は、皆、式通りになってしまいました。そして、プログラム関数電卓では、大抵のものが1つより多い一時記憶のメモリを持つようになりましたが、ワンキーで更新、消去ができるようなものが見あたりません。
電卓の開発者の方々には申し訳ありませんが、式で書かなければならないようなもので簡易なものは、エクセルあたりで済ましますし、複雑であれば、デルファイでプログラムした方が簡単にできます。商品としてウリを入れたいのだと思いますが、そんなに能が無くても良いから、キー操作を一つで済ますようなものの方が良いと思います。電卓で統計計算なんかやりますかねぇ。
★★2011年06月19日(日)煙の出やすいJR、本日の業務
このところ、JR北海道での事故というよりは不祥事レベルの問題が続いていて、今日も特急で煙が出たという話がありました。JR北海道に限ってという様な様子ですが、占星術適用の問題としては、JR各社はいっぺんに国鉄から変わったのですから、言ってみれば誕生日が一緒です。強いていえば、本社の位置が違うだけです。しかし、本社の位置が問題でこれだけ出るとしたら、よっほど地球系感受点できついのでしょうか。日蝕や月蝕が続く配置ですから、そのあたりを見ようと思っていて、しばらくするとSAのプログラムをしている自分を発見します。
今日、見つかったバグは、回帰のところで太陽と月、通常のモノと進行を区別する所に全く関係の無い用語が入り込んでいました。何時も使っている機能ですので、こんな所に出現していたことに少しショックです。原因と対策にも、少々時間を取られてしまいました。このような間違いが出ないように手順を組んでやっていたはずなのですが、その手順書の中の一つの指示を2回やっていたことを見つけるまでに三時間ほどかかっています。
この回帰絡みでいえば、ホロスコープの設定に各種の回帰を用意していますが、この設定は、コマンドとして用意されていますし、最初の表示に出すことも無いようですので、設定から削ることにしました。ですから、全て削っても良かったのですが、リバースの設定だけ残しました。もしかすると、経過の、この設定を無くしてしまっても良いかも知れません。
今日は天気も回復し、日もさすであろうという予報でしたので、前回、緊急散布ということで、取りあえず撒いた殺虫材を、例年のようにしっかりと散布しました。毎年、カエデ君達は美しい紅葉を見せてくれるのですが、虫にやられてしまっては実に寂しい事になってしまいます。今年は危ないところでした。気付かずにもう数日放って置いたら、全滅していたかも知れません。
朝早くに天候を確認し、GOとなると、「防護服」に身を包み、頭と口元にタオルを巻いて防御態勢を取り、散布用のポンプに薬品を詰めます。このポンプには4リットル入ります。散布にはこれに2回用意しますから、8リットルを消費します。そして、1時間ほどをかけて散布します。
終わると、そのまま風呂に飛び込んで、多少でも浴びたかも知れない農薬を洗い流します。この防護服、要は防水のヤッケですが、某発電所で使うモノと同じように、中が蒸れます。汗をかきます。ですから、サウナに入っているようなものです。だから風呂という選択は大変に気持ちの良いモノです。そして、朝飯という業務です。
本日は朝食の後に、家の外回りで、アリの侵入する穴や隙間をコーキング剤で塞ぐという仕事もありました。この際にアリが列を作っているところを発見して、侵入警報を出す事が出来ました。しかし、侵入された場合は、定番の場所に列を作るのですが、今回は1、2匹でしょうか。それほど大量に侵入されなかったか、先の無い隙間だったのかもしれません。見つかったのは迷いアリ、もしくはパイロットアリでしょう。
本当は更にベランダの塗装という業務もあるのですが、天候が良くありません。2~3日続く良い天気で、良く乾燥したところに塗りたいので、これまでも塗れませんでした。困ったモノです。
それらが終わって、コンピューターの前でプログラムと言う事になりますが、今日は別の方面での読書が入りました。中古でないと手に入らないようなもので、あまりグズグズしていると、品物が無くなってしまうかも知れませんので先日注文したものがあります。多分、底値だろうと思います。これが物が少なくなると値段が上がったりするのです。
★★2011年06月20日(月)かあちゃん腹減ったよ ほらよ
★★2011年06月26日(日)土曜から日曜にかけて、干潟星雲
このところ気にかかることがあります。以前から反対を表明していた「サマータイム」ですが、NHKで最近になってテレビでもラジオでも、フレックス制に対して使うようになりました。正しい使用法ではありません。サマータイムは時刻そのものを変えてしまうやり方です。昨年は札幌の間抜けな商工会議所が音頭を取って「サマータイム」と称して1時間繰り上げる実験を行いました。要は企業が就業時刻を1時間早めるというやり方で、目的は、終業時刻を早めることにより、早く仕事が終わって町に出る方々の消費を期待するという、風と桶屋のようなことを考えていたのです。エコに貢献するなんて理由付けまでしていましたが、そんなことで消費が伸びるはずも無く、協賛企業が競って名乗りを上げることもなく、消滅してしまいました。
ところが、天下のNHK、ラジオでもテレビでも使うのですから、プロデューサーやディレクターの各個の判断では無く、確信犯ですな。サマータイムをやろうとして知名度を上げるつもりか? はたまた、言葉を妙に通用させて世界に通用しない和製英語を増やすのか? いずれにしても、「たかが」とか「せいぜい」という修飾語を付けられてしまう見識の低さでしょう。
その手の言葉で、ホームページ、ブラウザが最初に開くページのことですが、自分のページという意味に使っているようです。
土曜の午前3時前に地震があったというのですが、今回は全く気が付きませんでした。震度2という記録ですが、最初は東日本大震災かと疑うような揺れ方だったと聞いて、立派な海溝型の地震だったのだろうと思いました。いつもであれば、初期微動が来た時点で目が醒め、初期微動継続時間を数えているのですが、今回は高いびきだったそうですから、疲れていたのでしょう。これで運が悪ければ、倒れてきたタンスの下で、眠ったまま圧死。死んだことも判らず、付近を徘徊して浮遊霊・・・。合掌。
それはともかく、土曜日は朝の内に片付けたい仕事がありました。トイレの換気扇が不調で、異音まで出し始めたのです。外して調べたところ、何とモーターの巻き線がガタガタ動く状態になっていて、巻き線が当たっているところにショートして融けた後まであります。モーター製品の寿命はメンテナンス、つまり掃除していれば延びるし、かなりへたってもベアリングを交換すると元通りなんてモノが沢山あるのですが、これは危険です。外してしまいました。業者を呼ぶか、部品を発注するかはボイド明けに決定の予定です。
ボイドを過ごすために、草むしりです。大きな袋に2杯、手も腰も限界です。スイバやクローバー、ウマノアシガタ等の雑草が敵です。抜いて楽しい?のは、スイバです。地下茎でつながっていますからうまく抜くと、一列に抜いていくことが出来ます。クローバーも同じですが、こちらはもっと錯綜して張りますから、結局は表面のコケを諦めて掘り返すことになります。来年の芝桜が綺麗になるかどうかは、ここでの雑草の退治具合にも寄ります。
本当に久しぶりに土曜の夜は晴れてくれました。ボイド中だろうが何だろうが、ドームに上がる以外の選択肢なんかあろうはずがありません。しかし、ボイドはボイド、事件です。
第一の事件 停電:風呂に入ってさっぱりしてから、カメラを抱えてドームへと上がりました。ドーム入口の内側に大元の電源スイッチがあります。それを入れると照明が付くようにしています。しかし、付きません。下の車庫から屋外コンセントで給電していますが、外れていることが過去にありましたので、それをチェックしますと、問題ありません。何処かで切れているのかを確かめるために、下の車庫の電灯を付けようとすると、これまた付きません。電気が来ていないのです。向かいの家もお隣さんも照明が付いているのが見えますから、何処かの送電線が切れたわけではありません。少々ぼうっとしてしまったところへ、嫁様が窓を開けて「停電」と声がかかりました。母家に戻ってブレーカーを確認すると、1つとして落ちていません。
こうなると、犯人は例のヤツだ。屋外からの給電線は一旦、敷地内にある電柱の電気メーターを通って、地下から屋内へ引き込まれています。この電気メーターの付属物にヒューズを使った安全装置が付けられています。数年前、このヒューズが劣化して、停電したことがあります。特段、大電力の装置を使用したりショートさせたわけでは無いのですが、切れてしまい、結局電気会社を呼びつけました。この時に、換えのヒューズを貰っていたはずでした。
確かめると、ちゃんとヒューズが切れています。そこで、貰ったはずのヒューズを探して貰いましたが、一向に出てきません。ボイドですから、何があっても驚いてはいけません。結局、再び、電気会社へ連絡と言う事になりました。
停電のタイミングですが、わたくしがドームの電源を入れようとしたときには既に切れていたようです。ドームの大元を入れて付くのは、100ワットのレフランプが1つですから、ラッシュを入れても2アンペアです。これが原因で切れたのかと疑っていたのですが、どうも違うようです。
外で、不幸な担当者が駆けつけてくるのを待ちながら空を眺めていると、本当に良い空です。暗順応していない眼で銀河が見える日です。早く、電気が復旧して欲しいモノです。小一時間ほど待って、作業用のトラックがやって来てヒューズを交換してくれました。ついでにヒューズを今回も貰ってしまいました。今度はわたくしの管理ということにしておきます。さて、ドームです。
第2の事件:コントロール不能 久しぶりのドームです。前に40センチ反射を降ろして、カサイの13センチを載せてあります。忘れかけていた手順を思い出しながら、撮影の準備を進めます。準備の最終作業がオートガイダーのキャリブレーションです。ここで、頓挫しました。オートガイダーは赤道儀をコントロールしようとして、信号を出します。しかし、どうしてか赤経のマイナス方向への指令がちゃんと動きません。試しに一度は、シャットダウンして始めからやり直してみましたが、状況は改善しませんでした。USB接続では無いザ・スカイからのコントロールでも赤経マイナスにはプラス方向に動きます。
そこで、オートガイドは諦めて、放置ガイドをすることにしました。900ミリくらいならば、充分なレベルでガイドできるはずです。調べていてもボイドですから、次の手を打てば良いことです。
撮影しながら、チェックの手順を考えていましたが、接続ケーブル関係が怪しいのでそのあたりから攻めるのが良いと言うところに考えがまとまったのですが、後日の調査と言うことにします。何しろボイドですから。
こっそりと第3の事件:オートガイドはダメだけど 自動導入はザ・スカイからちゃんと出来ています。良く考えれば、ザ・スカイから手動制御の指令を出してちゃんと動かなかったのが、どうして自動導入だけはちゃんと動くのか。コマンドにバクがあるような話は聞いたことがあるのですが、こんなあからさまな動作異常は・・・・。
干潟星雲