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    ★★2011年04月02日(土)接眼部、ボイド明けの発注
    ★★2011年04月03日(日)整理整頓
    ★★2011年04月04日(月)海王星、整理整頓
    ★★2011年04月06日(水)福寿草
    ★★2011年04月09日(土)未知の粒子、ガイド鏡架台が課題、メシエ51子持ち星雲
    ★★2011年04月10日(日)粗悪望遠鏡?
    ★★2011年04月12日(火)オープンハウス、粗悪望遠鏡2
    ★★2011年04月13日(水)月齢9.8
    ★★2011年04月14日(木)辞任?、自爆<
    ★★2011年04月15日(金)限界集落、火星
    ★★2011年04月16日(土)ドーム机のコタツ化
    ★★2011年04月20日(水)居眠り、ボイド、ポルタ
    ★★2011年04月23日(土)破損原因、ポルタⅡ
    ★★2011年04月24日(日)福寿草二番手
    ★★2011年04月30日(土)不穏な庭、ポルタⅡ快調、1から20ミリシーベルト、本日の作業、メシエ3猟犬座球状星団

★★2011年04月02日(土)接眼部、ボイド明けの発注

接眼部
 複数の鏡筒を所持し、それらを使い込むと、それぞれに付いた接眼部の使い勝手の違いがよく判ります。善し悪しは、大まか、価格に比例しています。今のところ、一番値段の張った鏡筒は13センチの屈折です。この接眼部だけを購入しようとすると10万近い価格がつけられています。ファインダー部分の回転、接眼筒の回転、長いクレイフォードの合焦部分のどれを取っても良い感じですので文句は全くありません。これに対して、16センチの反射もなかなかの操作感を持ち、ラック&ピニオンです。どちらも、スリープを使う事は出来ますが、ネジによる接続が可能です。奇遇なことにどちらも60mmのネジ接続が大本にあります。このサイズはビクセン社の規格に採用されています。この会社のアリミゾ・アリガタシステムは世界標準になっています。
 さて、下位機種である10センチ反射と10センチ屈折は、それなりの接眼部です。回転装置と微速動が付いていないところが下位機種です。10センチ反射については接続がネジだけですので、回転させようとするとカメラマウントとTネジの3本の固定ビスを緩めて動かすことになります。暗い中ではやりたくない作業です。どちらもドローチューブの固定ビスがありますが、これを締めると視野が動き、ピント位置にも微妙に影響します。この点は撮影用としての鏡筒としてはかなりの欠点ともいえます。屈折機の方は交換可能でもありますが、必要経費でもう一本替えるほどの安物ですから、そこまでする必要は感じません。反射機の方は、何しろ筒外焦点距離が短い為に、換えの接眼部自体がありません。手を入れるよりは我慢して使いなさいと言うところです。
 16センチ反射の上には、25センチ反射と40センチ反射の2本があります。どちらもクレイフォードの微動付きです。平均レベル以上の品物なのですが、問題があります。2インチ・スリーブによる接続は、ネジ式のような固定が困難です。特に固定ネジが1本だと締め付けに甘さが出て、接続筒の外径内径の微妙な差によってたわみが出ます。これを無くすとスリーブに筒が入らなくなります。解決法は固定ネジを2本3本にすることですが、接眼筒が作り付けですから要改造となります。また、反射用の接眼部ですから、クレイフォードのベアリング間隔が短い為に、重たいものをつけると合焦ノブ側にたわんでしまいます。この2つの点から使いにくくなっています。
 ネジ固定タイプへの変更は、接眼部の構造からできませんが、2インチスリーブに固定してネジを用意する手は使えそうです。但し、スリーブを引き出して使うという形では無く、いっぱいに入れて固定する形にするとガタは出なくなります。しかし、クレイフォードのタワミについては、解決の手が見つかりませんでした。
 本来、全部で2㎏もあるような重量物を付けることを想定していない部分ですから、タワミを解決するには、接眼部を替えるしか無いかと別売接眼部を物色していました。これまた候補は限られます。13センチ屈折に付いている気分の良い接眼部は屈折用で、反射に付けるには無理があります。そうなると同じ販売元で扱っている部品を見ると、実は40センチ反射に付いているものが一番高価で能のあるものなのです。かなり大型の屈折用であれば、この弱点が克服されています。しかし、小型のクレイフォード・タイプは避けた方が良いでしょう。そうなると、16センチの反射に付いたラック&ピニオン・タイプのものがあれば良いのです。ジャンクで16センチ反射が手に入れば、その接眼部を流用するという手もあるでしょう。ところが、この16センチは人気商品で、滅多に出ませんし、10万はします。これは当然です。だって、良い品物ですから。そうなると、このメーカーで、以前から売っていたのは知っていましたが、カセグレイン用で、屈折用に近いものでありながらストロークの短く、目がそれていた商品があります。汎用ラックピニオン接眼ユニットと銘打って、自社の製品用で取り付け径が71mmと50.8mmのものもあります。これを付けてしまうという手があります。
 しばらくカタログを眺め悩んでいると、販売元で裏技が紹介されていました。接眼部と鏡筒への取り付け部分が回転できるというのです。通常、接眼部の合焦ノブを下方に置きますから、重いカメラや拡大アダプターをつけると素で下方にたわみます。ニュートン式は接眼部が上下逆になる事がありますから、上下を入れ替えてもダメです。そこで、合焦ノブを筒先側に回すという手です。
 早速、40センチと25センチの接眼部を回してみました。40センチの方はついでですが、筒外焦点距離を、前の調整で大きくしすぎていたので、少し引っ込める為に接眼部の位置を筒先側に戻しました。その作業の中で、40センチ反射に付けた接眼部のスリープ固定ネジが、どうしてか極めて強力に締められていて手で緩めることができません。固定用のネジですから、ピントを合わせてから締めるネジです。先日、締めたのは確かですが、そんなに強く締めることはありません。ボイド中と言う事もあり、接眼部を取り外してから、慎重に様子を確認しながら緩めることにしました。最終的にはとにかく緩めるしか無いようですので、ペンチを使い緩めました。最悪の場合、ネジがしまったまま、ネジ頭だけねじ切れて破損するということも有り得ます。その場合は、かなり高度なテクニックが必要となりますから、更に慎重に様子を感じ取り、ネジの動きを目視して確認しながら回しました。こんなにきつく締めたらスリーブそのものが変形することもあるでしょう。指で締めてもこれだけ強く締まるはずはありません。どうして、これだけ締まったのかの調査がしたいところですが、一向に判りません。ようやく緩めてから一旦外して調べても判りません。ボイド中の出来事として記録しておきましょう。
 合焦状況について、そのまま星で確認をしたかったのですが、天候が悪く、予報では回復するはずのところもダメでしたので、できませんでした。これもボイド中の出来事として記録しておきましょう。

 接眼部の情報整理をはじめたのは、それらの接続状況が大変に複雑になり、部品も多くなってしまい、その場で判らなくなってきているということなのです。再整理をしないといけないのですが、要はシステム図を作成しないといけない状況です。何をどうつないだら、ピントはどこで合うのか、性能はどうか、そこまで記録が欲しいのです。このチェックは大変です。

ボイド明けの発注
 長い長いボイドがあけました。あけてからボイド最中に書いたものを読み返すと、書き直す気も失せてしまいました。それで、新たに書くことにします。
 ボイド中にネットサーフィンにて、必要となりそうなものを探していました。見つかるのは既知のモノばかりです。
 機械的な部品としては副鏡の同架について多少の問題があります。というのは、40センチ反射については、ガイド鏡をKDS経緯台に載せて使っていますが、強度不足なことはハッキリしています。粗動を諦めてネジを締め上げていないと勝手に動いてしまいます。また、40センチ反射以外についてはKD電動マウントを使っています。実はこれも強度不足です。手で鏡筒を持つとフニャフニャとたわみます。どちらも誤魔化して使っている状態ですが、換えが無いのも事実です。強度のある経緯台で電動化してあるものは売っていません。
 ポルタⅡ経緯台と、それに付ける電動ユニットという選択肢があることはありますが、投資金額は折り合いません。
 GP2赤道儀を使ってしまうのも手といえば手です。投資金額は下がるのですが、問題は赤道儀とそのオプションとしてのモータードライブですから、赤経方向の恒星時駆動が付いてきます。買う方でこれが要らないというのは、わたくし一人でしょう。改造して北極で使うように・・・つまり経緯台として使うという邪法なやり方ですから。これらについては、更に研究が必要です。

 光学的な部品としては、フラットナーの他にレデューサー、コレクターが候補に挙がります。先月の終わり頃の「スケベ心」で書きましたが、我が家に新着の屈折機を発注した時は既に売り切れていたレデューサーが惜しまれることから、同等の焦点距離を得られる格安の部品を注文しています。そして、某社のレデューサーを注文するのをためらっていました。
 そして、今日、ボイド明け20:15を待って、新たにネットを一通り見ていくと、21:30過ぎに発見しました。新製品の告知でフラットナーとレデューサーが今日の日付で告知されています。レデューサーについては新製品で0.6倍(旧製品は0.8倍)となっています。フラットナーについては新追加です。130EDTでASP/Cサイズでも星像が伸びてきていることから必要性を感じていました。早速注文したのはいうまでもありません。
 この注文には色々な経緯と話題があります。このような注文をする場合、嫁様に卦を出して貰っています。屈折鏡筒と同時に注文しようとしたら完売でした。この時は占うまでも無くダメでした。次は販売店経由でダメ元注文をした時は良い卦は出ていません。この後、納期1~2ヶ月の連絡が来てキャンセルか予約にするかを見た時は、予約に悪い卦が出ました。キャンセルです。そして、レデューサーについては今回は良い卦が出ています。風山漸5爻で、順序よくいくよという卦、5爻はものごとが三年間妨げられるがついに吉を得るという爻です。すでに3度の問題があって、今に至っていますから、これはもう頼むしかありません。一脈通じることがある時は、ズバッと当たります。イヤになるほど当たります。
 ところで、このフラットナーですが、外見がウィルマンのフラットナーとそっくりというか、そのままです。スワンのマークが入っているのかと思ったくらいです。対象F数が違いますから、中身まで同じでは無いと思いますが、この手のものはよく見かけます。使っているレンズまでそっくりだけれど性能が違うなんてものがごろごろしている世界でもあります。あなかしこ。
 注文のメールは21:55で返事を22:38に貰っています。後は待っているだけです。月が明るくならない内に来て欲しいと思っています。


★★2011年04月03日(日)整理整頓、今年の雪は少なかった

 昨日は舞い上がって注文した2点の補正光学系部品ですが、これで部品が増えて接眼部の取り回しが更にややこしくなるかというと、そうはなりません。F6~F8のEDアポクロマート屈折用ですから、他のアクロマート屈折や反射には使っても効果を期待できません。まして、虎の子の一本ですので、複雑になり得ません。問題があるとすれば、置き場所です。2インチスリーブで使用するもので、現在、2インチの接眼部関係部品は3点あります。反射ミラー、38mm接眼鏡、バーローレンズです。これらは妙に大きくて、整理用に用意した入れ物の1つをそれぞれが占有しています。それが、2本増えます。38mm接眼鏡と同じくらいの大きさがあります。この入れ物の一つに手持ちのツィアスサイズ/24.5mm/が全部入っているような大きさです。2インチ関係の置き場所を今一度、検討しなければならなくなりました。
 接眼部関係部品の面倒さは、各社がそれぞれ独自の規格を採用していることから起こります。といっても、それは仕方ありません。接眼鏡のスリーブの太さは規格としてJISに入っていますが、対物レンズからそこまでの間に決まりは無いのです。何処かのメーカーが市場を席巻するとそれが業界標準になるという事情もあります。
 望遠鏡とカメラを取り付けるアダプターのサイズとしてはTマウントというのが一番メジャーになっています。聞くところによればタムロンのTだそうです。カメラレンズの取り付け規格の1つで、ネジ径42mm、ピッチ0.75mmのネジですが、ピッチが1.0mmのネジもあってプラクチカスクリューマウントと呼ばれ、カメラの世界では一時期、世界を席巻していたようです。実はわたくしもこのマウントのカメラを持っています。ペンタックスのねじ込み式マウントです。Tマウントと区別する為にTマウントをT2、ピッチが1.0mmのプラクチカをT1と呼ぶことがあります。また、Pマウント、M42マウントという呼び名もあります。単にプラクチカという呼び名にはフレックスマウントがあり40mm、ピッチ1mmという別の大きさになります。今でも、TとPは使われていて、混在しています。ボーグのM42はPマウントです。
 接眼鏡のサイズもツィアスサイズと呼ばれる25.4mm径のスリーブから31.7mmのアメリカンサイズ1.25インチ、そして50.8mmの2インチの3系統があって、ツィアスサイズはどんどん無くなってきています。ところで、1.25インチというのは31.75mmです。31.7mmと呼ばれているのが実は31.75mmなのかというと、そうでも無いようです。0.05mmの違いですが、国産の望遠鏡に輸入品の接眼鏡が入らないという事態が結構ありました。ちゃんとJIS規格で決まっているはずの品物なのですが、メイドインジャパンはちょっと小さいのです。そして、アメリカンサイズの接眼鏡を作る工場はアメリカから日本に移り、日本で独自の製造が行われ、そして台湾、中共と製造拠点が移っていく中で31.7mmに全てが固定されてしまったのです。今更、規格通りのものを作ったら、差し込めない接眼鏡となってしまってクレームの山に返品の山ができてしまいます。規格の中に規格よりも強い独自規格が存在しているのです。
 望遠鏡の接眼部は接眼鏡から始まりますが、小型のものをのぞいてアメリカンサイズを入れる変換アダプターが用意され、2インチスリーブをもっているものが普通になります。大型カメラで無ければ、ここにTマウントを付けてやればそのまま直焦点撮影ができます。そして、高級品を歌うものであれば、更に大きなネジ径を使う事になります。
 世界標準を引っ張るビクセンでは接眼部の取り付けネジ径として60mmとTマウントを用意しています。差し込みは2インチとアメリカンサイズです。つまり、接眼部の動く部分の取り付けネジが60mmになっているのです。この方式は共通化を図っていて、部品の互換性を高めています。
 一方の雄であるタカハシは、この点は大変に複雑になっています。バレル・スリーブによる接続と共にネジによる固定に拘っている為です。拘るのは判ります。バレル・スリーブは結構アバウトでゆがみます。この為に沢山の接続環が用意されていて、最近では鏡筒そのものまで新製品を追加して補正レンズを組み込むようなことをしています。接続環の共通化は諦めている様子です。そこで、システムチャートが無いとピントが出ないという怖ろしいシステムになっているのです。
 その中でもMT-160とMT-200については、接眼体に60mmのねじが切られ、主焦点アダプターが接続を容易にしている上に、ビクセンのシステムを簡単に使えるようになっています。大変に古い機種なのですが、タカハシの中でも性能機能共に秀逸な一品です。所有のMT-160については、反射鏡がモノコートでしたので、再メッキして能力を回復しています。今でも時として25センチ反射を上回る性能を示すことがあります。
 MT-160と100についてはメーカーによるシステムチャートが今でも用意されています。これを画像化してネジ径を記入した図を用意し、ドームの壁に貼っています。追加された部品が付くかどうか一目で分かりますし、久しぶりに使おうとすると、どれを付けるのか忘れていることがあります。便利ですが、こうしないと使えないという裏があります。直焦だけなら簡単なんですが。
 さて、接眼部部品の再整理、今日やるつもりです。

今年の雪は少なかった


★★2011年04月04日(月)海王星、整理整頓

 帰りがけに嫁様から連絡が入りました。もし「ヘアー」があったら借りてきてほしいと言う連絡です。60年代から70年代にかけてのミュージカル?映画?で、中に占星術用語が使われていて、何でも今日の配置ぴったりだというのです。DVDを返す予定であったのを知っての話でした。
 結局見あたらず、少し離れた別の店をまわろうかと申し出たのですが、ユーチューブで我慢するからさっさと帰ってこいとのことでした。返したDVDは昔NHKでやっていたアニメ十二国記で、実は半分見たら飽きてしまいました。中国風のものは辟易しています。異世界に飛ばされる話だったら中東風のエルハザードや、平行世界のデュアルの方がよっぽど性に合います。

 車中でのニュースは、東日本大震災と原子炉のニュースばかりです。放射能の問題は、ドツボにはまってきてしまっています。原子力発電所の事故は、天王星型の他に海王星型の、何ともしがたいタイプに本領があります。能なしの施設に能なしの管理職では、現場が苦労するだけです。保安院は放射能がでたってんで、さっさと逃げ出していて、後でそれがばれて首相から目玉を食らったとか。その頃、担当でもない東京消防庁の精鋭が頑張っていたんですよね。責任ちゃんと取らせろってところでしょうか。
 計画停電だとか節電だとかいっていますが、もっともっと電気を使え使えとやってきたのですから、そんなに簡単に方向転換ができるはずありません。無駄に電気を使う物がたっぷりとあるのです。
 たとえばテレビ。待機電力は品物によって色々ですが、同じサイズでも電気を食う物が価格の安い物です。0.01ワットあればばすむところを、5ワット位使う物があります。そんな電気製品を、今更、使わないときはコンセントを抜きましょう? そんな製品を許してきたのは誰が責任を取るんだ。
 待機電力のおかげで、夜間でも常時200ワットくらいを一軒の家が使っていて、その上に、冷暖房や電子レンジ、挙げ句の果てにオール電化住宅まで作る。電気を使いましょうキャンペーン中です。
 あまり大きな事はいえませんね。天文台の望遠鏡は、電気が止まったら、モーターが止まってしまいます。バッテリーで動かすことの出来る望遠鏡はストックしていますから、どうしようもなくなったら、そちらの登場ですが、40センチを乗せる訳にはいきせん。

 ドームの備品整理の最終段階、小物入れの再整理です。気合いも充分で、整理箱から物品を取り出して、整理箱と共にドームのカーペットの上に広げ、色々と考えます。部品種で整理した場合は、何かやろうとする場合に、便利そうに思えますが、目的の部品を探す手間は同じです。部品の組み合わせは無限にあるのではなく、ネジ径やスリーブ径があう物しかつなげません。
 大きく60mmネジ系と2インチスリーブ系に分かれますが、両者をつなぐ物もあります。Tリングによる部品たちもあります。そして、それらの下位基準のために、ほとんど独立したグループもあります。
 これらを使用する場合の接続を考えて、可能性でなく最適な性能を元に分類して、整理箱に納め、タイトルを付けました。
さて、それが良いかどうかは、実地が問題です。早速使ってみると、慣れない部分がやはり問題です。かなり複雑な配置にしていても慣れていると出来てしまうのです。慣れるしかないというのが、正直なところですが、慣れるのに要する時間というのもやり方で違いがありそうです。
 こんな事を書いて、撮影中の待ち時間を過ごしているのですが、空から白鳥たちの声が聞こえています。ウトナイ湖付近から帰っていく白鳥たちが夜の空を飛んでいくのです。群れは一つではなく、呼び交わす声が、近づいては遠ざかっていきます。春の風物詩でもあります。
 さて、バラ星雲を撮っているのですが、なぜか、星像が赤径方向に伸びています。オートガイダーには、エラーの記録がありません。追及が必要な問題が明らかになりました。


★★2011年04月06日(水)福寿草



★★2011年04月09日(土)未知の粒子、ガイド鏡架台が課題、メシエ51子持ち星雲

 フェルミ国立加速器研究所で未知の素粒子が見つかったらしい、というニュースがあります。「らしい」というのは、今のところ確率が99.93%のためで、99.9999パーセントになると「確認」だそうです。存在がありそうだといわれている粒子の発見では無く、全く別の第5の力の可能性があるものだそうです。現在の物理理論では、この世界は4つの力、電磁気力、重力、原子核で働く強い力と弱い力から成り立っているのですが、それぞれ対応する素粒子または素粒子群があります。
 未発見であり、確認に名乗りを上げたいものとしてヒッグス粒子というものがあり、これが確認されれば、素粒子の理論が完成されるということなのです。それを目指して加速器を動かしていたのですが、期待した方面ではない分野でのとんでもない発見になるのかどうか。理論を積み重ねて、その証拠を得るという科学の常套手段を超えて、我々の前に別の世界を開いてくれるかも知れない事件です。
 最先端の分野、特に宇宙論の方面では、どちらかというと話が行き詰まっています。宇宙膨張が加速しているという観測結果から、加速させるには重力の反対の反重力をもつ暗黒物質があるという様なことを平気で論文にしています。相対論のアインシュタインは、宇宙は静的なものであると考えていた為に、引力しかない重力ではこの宇宙が潰れるとして、万有斥力を自身の理論式に付け加え、のちに撤回しています。今、これを復活させる根拠にダークエネルギーの想定が行われています。観測を理論で説明しようとしている努力が行われているのですが、ダークエネルギーや暗黒物質がもつ斥力場が実証できない段階で、まるで有るかのように扱っています。
 重力という力は、それが働く「場」が時空間にあり、量子化された粒子が存在しています。同じように斥力場が存在するならば、これに関する粒子があり、未発見の粒子として捜索の対象になるものです。
 未知の粒子が検出されたということになれば、対応する未知の場があるのだろうし、それを今支配的になっている標準理論がどうやって取り込むのか。ますます大きな加速器を必要としています。
 4つの力を統合した理論自体がまだ無いのであって、色々とうまく行っていません。我々が住むこの世界は、そんなに簡単にその姿を顕してはくれないし、まあ、何でも思い通りになんか行かないよ、ということなのでしょう。

 注文したフィールドフラットナーとレデューサーは既に到着し、性能検査を行いました。結果は天文台の資料館に入れてあります。なかなか優秀です。早速実戦配備に入れていますが、特にフィールドフラットナーは良い結果を出しています。大きな口径の反射で撮った映像に比べて、星像が小さく納まっています。これはニュートン式で主に筒内気流の問題で星像が肥大していることが、推察されます。気温変化の大きい時は特に肥大化傾向がありました。これが安定した状態で、筒内気流が無いわけではありませんが、シンチレーションによる像の悪化が問題になります。口径25㎝と40㎝ではシンチレーションの違いが、この2つだけでも分かります。そこが口径13㎝ではより少ないのは当たり前です。
 こうなってくると、他の部分の不具合やストライキが問題となってきます。昨晩は、USBのストライキが一度ありました。一度抜いてから再び挿して復活しましたが、ウインドウズ再起動が必要になる時があります。また、自動導入ソフトがダダをこねることは少ないのですが、オートガイダーソフトがストを打つこともタマにあります。
 メカニカルな方面では、やはりKD経緯台が、搭載限界を超えている・・・というよりは元々の精度が足りないのでしょう。PD2やポルタを電動化して使うしか無いのかと思います。このところ、天海とイングレスしちゃいましたから、ボイドが長くなっています。そんな時に、モーターとギヤやカップラーをネットで見ながら、買うと高いので電動化は自分でやるしか無いのかとも思っています。タカハシの赤道儀EM-100の無くしたモータードライブを作った時に比べて、モーターの取り付け工作が増えるだけのことですから、経験ありの工事です。回路だって、恒星時駆動が要らない分、アバウトにできます。CR発振だって良い位です。何か良い手は無いかと模索しています。



★★2011年04月10日(日)粗悪望遠鏡?

 上下左右の微動装置としての部品取り目的に、格安望遠鏡を検索していたら、粗悪望遠鏡追放キャンペーンの書き込みが沢山目に付きました。セリフは大方決まっています。架台はガタガタ、見えは悪い、バーローレンズで倍率だけは稼ぐ、等々、気持ちは判ります。しかし、自分で作ったら幾らかかるのか考えてもみないというのが、自称物知り顔です。読んでみると、多くの場合、「望遠鏡」というものが筒の部分だけと思っているようで、何も知らない人の方が未だ謙虚です。
 経緯台でも赤道儀でも全周微動とする為には、ウオームとホイールによるかなり高度な構造と工作技術が必要です。メカニカルな部分を作るだけでも、一通りの工作機械が必要になります。そして、今はIT化の為に、更に電子部品による制御のシステムを組み込むのが高級機です。まあ、IT化はともかく、価格コムで見たところ、一番安い赤道儀は1万5千円です。口径7㎝のアクロマート屈折鏡筒が付いています。さあ、自分で作った場合に、1万5千円で作れるのかということです。量産によるコストダウンを考慮しても、1万5千円の内の1万円、倍の2万円を使ったとしても、出来ますかねぇ。まして、接眼部を掴んで揺らしてもビクとも動かないような造りに出来るでしょうか。ハッキリ言えば何十万かけても無理ですよ。
 1万5千円の望遠鏡は、粗悪で使いにくい。否定はしません。じゃあ、それをうまく使えるのが腕というモノです。架台が揺れてダメだ。ダメを押すのは簡単です。じゃあ、揺れを納めるにはどうするのか。接眼部を握りしめないことですね。待ちが肝心です。次に、星は日周運動でどんどん動いていきます。じゃあ、どれだけ修正すれば良いのでしょう。これもどれだけ動かせば良いかを掴めばOKです。そうしている内に、倍率も低い方が使いやすいことが判ってきます。
 口径7㎝の望遠鏡であれば、光学の経験則から肉眼の分解能と望遠鏡の分解能を同じにする倍率は、口径㎝の10倍付近であることが判っています。そして、もう少し見やすくするのであれば口径㎝の20倍くらいを使います。ですから、7×10=70倍でトントン。140倍くらいで望遠鏡の分解能、細かいものを見分ける能力を使い切ることが出来ます。ここで、この望遠鏡のレンズの焦点距離は700mmです。すると700÷140=5で、5mmの接眼鏡が最高倍率となります。しかし、このような格安望遠鏡に付属している接眼鏡は格安モノですから、このような短い焦点距離の接眼鏡では、のぞきにくいです。そうなると10mmくらいの接眼鏡に2倍のバーローレンズを付けると、やや楽に見えるようになります。
 望遠鏡は最高倍率で見るのが常ではありません。例えば月を見ます。月の大きさは角度で0.5度です。80倍の倍率にすると、月は40度の大きさになります。接眼鏡の視野がこれ以上あれば、月の全体が見えます。月のクレーターも結構よく見えます。この状態でメシエ45、スバルを見たら、視野からはみ出します。すると倍率を下げなければ、全体が見えません。35倍くらいにすると、スバルの全体がよく判るようになります。
 レンズがインチキな代物で無い機械の場合は、このように、この程度で使う事が出来ます。これを見て満足する人に、1万5千円ではなく、数十万円出さないとダメだなんて、誰が言えるのでしょう。いえ、言っているのです。悪いけれど、接眼鏡一本だって、これより高いのがあふれているのです。この価格で、ちゃんとクレーターが見える。土星に輪っかが付いているのが判る。大したものではないですか。

 さて、今日、リサイクルショップに寄りました。そこで久しぶりにメーカー不明の「粗悪」望遠鏡を見ました。何と赤道儀です。店員さんが知らないのでしょう。極軸を水平に倒して展示していました。反射式でふたがテープで止まっています。微動がちゃんと動くのを確認しましたが、赤緯が部分微動で、ねじ押しバネ押さえ方式でした。また、多分倒したのでしょう。微動のクランプと微動ハンドルが曲がっています。ギアまで損傷が行っているかも思いながら7千円では高いと感じその場を離れました。が、ふと振り返ると、わたくしがいじっているのを見ていたのでしょう。小学校低学年らしきお子様が、ファインダーを反対からのぞき込んでいました。おいっ、おまえさんの歳の時には、どっからのぞくかぐらいは判っていたぞと思いながら、声はかけませんでした。希少な子かも知れません。


★★2011年04月12日(火)オープンハウス、粗悪望遠鏡2

 オープンハウスという家の宣伝方法があります。建て主さんに出来たばかりの家を提供してもらったり、建て売り住宅の販売前にこれに当てるというような方法で、我が社の家は良いですよと宣伝するわけです。中には、一晩泊まっていくというのもあるそうです。
 最近はそれほど熱心にチラシを見ているわけではありませんが、結構ありますから、つい見てしまいます。何社かが共同でオープンハウスの宣伝をしているチラシを見たところ、違和感を憶えた家があります。全国展開の有名メーカー各社はちゃんと現地の写真を使っています。昇り旗まで写っています。しかし、妙に平板、ディティールが足りない家が載っています。よく見ると、3Dです。建て売りの宣伝では見たことはありますが、オープンハウスで、住宅デザインソフトの出力を使っているなんて初めて見ました。よっぽど回りに見せたくないものがあるのか、回りすら写せない劣悪な環境なのか、なんて思っちゃいますが、どんな理由、あるいはコンセプトで載せたのでしょうか。不思議です。行ったら判るんですがねぇ。

 買っちゃいかん望遠鏡カキコを辿っていくと、望遠鏡販売店に辿り着くというのが、逆説的で面白いと思います。その店が、変なものを売っているというのでは無く、それらの主張にあっているものを売っている、少なくとも売ろうとしているのだろうと思うのですが、何かこうバランスの悪い感じを受けます。まともなものが欲しいと思ったら、何かとその店では足りないことになります。結局は、格安物品は高級品、高価格品には価格以外勝てないのですから。
 多くの粗悪品は眼鏡屋さんでは無く、量販店で売られています。値段もびっくりの投げ売り価格です。それらの価格には、並みの販売店では対抗できるものではありません。まして、売り文句は、そこだけはリサーチしているかのように、消費者の心をくすぐります。
 売られているものの価格はその中身と相応していることが基本的な考え方であって、どんなに良いと宣伝したって、一万円のものの価値が十万円にもなるなんてことは無いでしょう。1千万の車でも、買った瞬間に中古車になります。そうなったら一千万円で引き取ってはもらえません。
 だからホームセンターで見かけるような格安望遠鏡が、専門店に置いてある高価格な望遠鏡と同じ性能、まして、更に高い性能を持っていると宣伝されてて信じるなんて、よっぽど欲の皮が突っ張っているか、無知かということになります。世の中、情報時代です。情報を持たない人は、ますます情報が足りなくなってしまい、損をしていくということになります。


★★2011年04月13日(水)月齢9.8



★★2011年04月14日(木)辞任?、自爆<

 菅直人の復興政策が気に入らんというので、辞任を求める自民党ですが、これだけの大事故を起こす原子力政策を推し進めたのは、当の自民党でしょう。野党落ちしたにもかかわらず、未だに何の反省も無い政党です。対する民主党は、政権党たる意識の無いことでは未だに自民党並みです。元総理が、間抜けな行動をしています。呆れました。官僚の手のひらで躍っているだけ。お釈迦様が官僚だったのかい。国家政治がこんな属国根性では、やはり属国になるしかないでしょう。でも、赤字をこれだけ抱えて引き受けてくれる国があるんだろうか。都知事やめてこっちやってよ。ねえ。

 粗悪望遠鏡関連ブログの中に、エコという言葉も良く出てきます。燃費を下げるにはスロー発進、最高速ダウンがセオリーですが、何と都市部ではスロー発進したら信号に引っかかって渋滞が多くなりガソリンの消費が増えるから、スロー発進はダメだと書いている輩が居ました。こいつは単に、前の車が遅いのが気に入らないだけなんだと断定しても良いでしょう。先の信号で引っかかるタイミングというのは、決まっています。この道でこの時間ではこうなっているというようになっています。それを先の信号に引っかかるのを判っていてスロットルを踏みたいのです。一番無駄なエネルギーの使い方です。都市部では、自分の車の最高速度を落としても、到着時間が変わらないことが多々あります。そりゃあ、1つ2つの信号をすり抜けても、トータルではそれ程、違いは出ないのです。何分も変わらないよということです。また、大方、そいつの乗っている車がどんなものか、見当が付きます。間違いなくガスをまき散らして走る車です。で、どうもその書き込みをした人物は天体関連販売店長のようですので、その店には手を出さないようにしたいと思います。
 ★秋津★が通る道は次の信号までキロメートル単位というところが多いので、最高速と所要時間が、かなり相関しています。そんな中でも、かっ飛ばしたいアホちゃんはいます。2車線ありますから、スラロームしていくのです。冬の道の中、格好良く追い抜いていった乗用車が800メートル先で赤信号に出会い、ブレーキをかけたところブラックアイスバーンの極致、正にツルツル路面で、制御不能になり、路肩の雪山に引っかかってコマのように回転するのを見たことがあります。回転しながら路肩の雪壁に何度も衝突しますが、止まりません。ようやく止まると、動き出しました。降りて破損状況を見るくらいはするものですが、とにかく走りたいようです。急病人でも乗せているのでしょうか。前も後ろも破損していますが、値段の張る車だったおかげで、動力性能は残っていました。動き出すと、再びあの運転でした。次の信号で止まった時に、前照灯、ブレーキランプ全損の状態を見てしまいました。ラジエーターも逝っていたかも知れません。ぽたぽたと緑色の液が落ちていましたから。お高く付きますねぇ。乗っているのは運転手君一人で同世代のようです。お願いします。自爆だけにしてね。

★★2011年04月14日(木)月齢10.8



★★2011年04月15日(金)限界集落、火星

 事故原発は、まずまずドツボに填まって行っているように見えます。東電社長の想定外という言葉の軽さはいかんともし難いものがあります。勝手に想定しておいて勝手に免罪符のように使っていることが腹立たしく感じます。何があっても事故にならないようにしていたのでは無いという事でもあります。外国の原子炉と違って、日本の原子炉は無限責任になっています。保険会社と契約して、その契約の範囲内が保証責任というようにはしていないで、全て責任を取るということで無かったら許可も住民の説得も出来なかったのです。
 ところで、この震災が無かった場合で、それぞれ被害を受けた地域が、将来、どうなっていたかという予測が既に作られていました。震災で被害を受け、復興・復旧に向けた活動が始まるなかで、難儀なさっている方々には申し訳ないのですが、30年後、40年後には、人口が半減するという予測です。そして、60歳以上の人口に占める割合が半分を超える地域がほとんどです。ところによっては65歳以上が半分を超えるところもあります。そのような地域、集落や町、市は、ほとんど限界集落としての運命を持つことになります。
 低地の建物は鉄筋コンクリートで4階建て以上にして、民家は高台に作るなどという津波対策しか考えていないような町作りで良いのかといえば、勿論、違います。それ以前に、収益産業が無ければ人は皆、都会に出ていきます。北海道が良い例です。北海道に住む人は札幌市に集まってきています。わたくしから見れば、あんな田舎町と思うのですが、もっと不便なところから集まってきています。そして、他の場所では急速な過疎が進んでいます。人口のデータでもそうなっていますが、端的に学校の数が減らされています。多かれ少なかれ、東北地方でも同じ事が起こっています。
 被害地域は農業と漁業、いくばくかの工業があります。そして、当たり前のことですが漁業は場所によっては根こそぎ失ったのです。それらは再開できるかといえば、種々の問題を抱えています。特に高齢化しているなかで、新たな借金が出来るかという問題が一番でしょう。収益の見通しがあっても、廃業してしまう事になりかねません。跡継ぎに恵まれない社長であれば、これを機会に引退してしまうでしょう。
 これらの地域では「避難」している人に食べ物を届けていれば、その内になんとかなるというものでは無く、大変に深刻な問題を抱えているのです。原発だって、タダでは済まないものですが、これらの地域の問題抜きには語れません。地域の運命というものもあるのです。

 あっ、そうそう、エコ運転について阿呆な書き込みをしたのは店長では無く、社長だったので、訂正致します。まあ、中身は大して違いは無いようですが。既にそこで、一品買っていたので、反省しているところです。メルマガが毎月来ていましたので、解除しました。
 この何日か、特に粗雑な運転の車が、運転する車の回りにちょろちょろしていましたが、チャートを見て納得しました。あら、火星が居たのね。その中でも、わざわざ2車線あるのに後ろにべったりと張り付く、ソコノケ又はハヨイケでしょうか。50km制限の道を55kmで走っているのですから、早く行きたければ追い越せば良いのですが、張り付きたいのです。そうすると★秋津★は速度を落とします。大抵は45位にすると諦めたのか追い越していきます。そこで車間も取らないようであれば、ブレーキランプを付けます。付けるだけというのがミソです。ここでやっと、それらの運転手は、大慌てでブレーキをかけたり、追い越していったりするのですが、こんなマヌケは結構います。いるといっても毎日遭遇するのは珍しいのですが、1日に3台も4台もいるとなれば違いが実感できます。ところで、一車線だったら、左ウインカーを出して減速します。はみ禁のところでも大手を振って追い越せますから、判っているトラックの運ちゃんはハザードを付けて挨拶していきます。判っていないトラックの運ちゃんも増えてきてはいますが。
 タイヤを夏物に替えた車達の一部が、じりじりと上昇するガソリン代を気にせず、スロットルを踏み出す時期でもあります。何はともあれ、安全確認。


★★2011年04月16日(土)ドーム机のコタツ化

 今日は、ボイドを考えに入れずに、ドーム内の備品改装をやっちゃいました。途中で、ボイドだよと指摘されて、どうも調子が悪い、手順を間違えたり、工具を探し回ったりで変だという理由が分かりました。
 改装対象は机です。先ず形を変えます。丸いドームの壁に長方形の机を置くと、壁面側に間が空きます。曲がっているホームに電車が入ると隙間が空くのと同じです。この点は、机の壁側を切り落としていたのですが、座る面は、壁に対して直角よりも鋭角側になってしまっていました。これは入りにくいし、座りにくいものです。まして、狭い机ですので、何かと不自由していました。それを解消するには、座る面を斜めにて、机を切り落としてやることです。言葉で表現すると難しいのですが、丸いドームでは、バームクーヘンをカットした形のような天板の机が欲しいのです。座るところの長さがあった方が、足を入れやすいというのもあります。次の改造項目では、足を入れる必要が出て来るのです。
 さて、次です。この机にコタツの電熱ユニットを取り付けます。当然、布・毛布・布団の類をかけて、コタツと化すわけです。今までそこには石油ファンヒーターが入っていて、極寒をしのぐ最終手段となっていました。しかし、このファンヒーターには問題があります。
 第1に、強力すぎます。小型ですが、熱風が強力に出ますので、ドーム内の空気が滅茶苦茶に乱れます。反射を使って撮っている時は、絶対禁です。使うのならば撮影は中止です。母家に帰った方が良いのです。第2は、熱風の温度が高すぎます。熱風吹き出し口の付近には、可燃物があります。わたくしの手足です。防寒着を着ていても寒いので、暖かいところへ寄っていってしまうのです。ものを燃やしているのですから当然ですが、心配です。第3に、燃焼すると水蒸気が出ます。全部結露します。壁や床にまで水滴となってしまいます。第4に古くて、そろそろ信頼性が下がっています。特にファンとポンプが嫌々動いています。火を噴かないか心配になります。
 4つめは新品を購入すれば解消しますが、その他はどうしようもありません。全く別の寒さ対策を考えなければならなかったのです。それが、コタツです。小さなコタツを使って暖を取るという手が出てきたのです。しかし、丸いドームに入れられる大きさは限られます。75×75㎝では、既に邪魔です。もう一段小さな60×60㎝でも未だ大きいし、その割りに入りにくいという採用できないものでした。それでも通販や電気店を物色していました。その内に、換えのコタツ電熱器ユニットが売られていることにやっと気付いたのです。それほど高くありません。かなり良いモノでも5、6千円です。
 あとはドームの机の改造というわけです。台所の食卓を座って入れるコタツにすると言う手がありますが、アレと一緒です。ドームの床にコタツを置いて座ると、おしりは決して温まりません。それであれば、今までの座る体勢で、コタツ化してしまえば良いのです。
 という改造を施し、早速実戦にと思っていましたら、本日はザアザア雨です。合間を縫って、車庫の中に机を運び込み、改造はしましたが、その後、雨が上がりません。ドームへの配備が出来ないでいます。今日中に済ませてしまいたいのですが、天気とは喧嘩できません。

 続報です。ドーム机はボイド中の工作でしたが、難なく出来あがっていて、雨が上がってから、ドームに持ち込み、使用してみました。あらかじめ考えていた以上に、斜めに切ったことが快適です。今回は、コタツ化がメインでしたが、最初からこの形にすべきでした。面積が減りましたが、まだ作業領域が充分にあります。そして、座りやすいこと。狭い中をアクロバットとまではいきませんが、ごそごそとやるより、ぱっと座れることがこんなに快適だとは思いませんでした。
 コタツの様子は、かけたのが遮光カーテンをだったので、いまいちかなと思いましたが、所定の能力は発揮していて、こちらも大変に良い状況です。もう少し厚手の保温が効く物にすることで電気代の節約が図れそうです。外からさわって暖かいのでは熱が逃げています。その他、改良点としては、中に5センチか10センチくらいの高さの足置き台がほしいかなと言う事ぐらいでしょうか。こんなのは、材木を持ってきておけばすみます。
 今回は大成功、意図した以上の成果と評価します。


★★2011年04月20日(水)居眠り、ボイド、ポルタ

 6人も殺されてしまったクレーン車の突入事件ですが、最初に聞いた時から居眠りだと断定していたのは★秋津★です。病的だろうが何だろうが、まともに起きている人間ならば、避けるでしょうと思っていました。ところが、驚いたことに、3年前、似たような事件を起こして実刑、執行猶予中だった。実刑でも反省が見られるので執行猶予が付いたということのようですが、事故して執行猶予中に、そんなに簡単に免許を再取得できるんですね。その制度が6人を殺したのでしょうか。人柱が無いと変えないというのも今の日本の行政のあり方です。

 本日は3重円タブのメニューにある太陽時間、月時間の修正を行いました。それらは太陽時刻・月時刻と名称を変えて、別ウインドウで表示するようにしました。ボイドに入る前です。そして、ボイド時間の間に幾つかの別の変更追加をやってみたのですが、何とボイド明けと同時に、それらの変更が返ってバグの温床になる事に気付き、それらの変更を元に戻しました。いじっている最中も逡巡しながら、重苦しさとやりにくさを感じながら作業をしていました。
 元に戻す直前に時計を見ると、ボイド明けでした。このボイドは、前回のボイドに比べて、影響は大きく、セオリー通りであったと見られます。Stargazerの操作上、こうであれば便利だという変更の案が幾つかあります。何れも、プログラム的にそれほど簡単では無いので、作業にはボイドは避けるべきでしょう。本日の教訓です。

 ところで、望遠鏡のガイド鏡架台ですが、KD電動経緯台を使用していて、もっと丈夫な架台での電動化の道を探ったのですが、あまり良い手はありませんでした。そこで、電動化を一旦引っ込めて、フレキシブル・ハンドルを回すという、昔懐かしい方法に戻れば、アッサリと解決です。この手の定番というかベストセラーはビクセンのポルタ経緯台です。改良を加えられて、ポルタ2になっています。この経緯台にフレキシブル・ハンドルと、フリーストップの調整用ハンドルを込みで、最安値を探っていたら、ビクセンの直営店にオリジナル商品としてアッサリとありました。ここが常に一番安いわけでは無いのですが、これは一番でした。
 候補にはGP2赤道儀も入っていたのですが、経緯台化する為には斜めに取り付ける部品を作らなければならないことと、重さの点で少々難がありました。GP2赤道儀には純正モーターとコントローラーがあるというのは得点ですが、結局価格がその分上がってしまいます。ポルタ2に決定し、注文をしました。金曜日か土曜日に来るでしょう。取り付けを考えないといけませんが、それほど難しくないでしょう。


★★2011年04月23日(土)破損原因、ポルタⅡ

 東日本大震災で被害を受けた天文台の中で、メインの望遠鏡が破損してしまったところがあります。メジャーな報道機関で扱われたようですが、少々疑問があります。被害が甚大なところは、このような施設が後回しになるのは仕方ないというか、当たり前だろうと思いますが、疑問の点はそこではありません。その望遠鏡の破損状況です。被害の後に天文台長がご自分のページで状況を公開しています。主鏡が65センチある大型の望遠鏡なのですが、フォーク式と呼ばれる架台形式で、そのフォークの根元から主軸が折れて脱落し、接眼部が床を突き破っています。激しい地震だったことは確かですが、建物は倒壊しているわけではありません。その主軸というのは、ドイツ式赤道儀では極軸と呼ばれる回転部分です。フォークの部分を含めて2~3トンの重さを支える役目を持っているのですが、写真を見る限り太さが10センチ位にしか見えません。これが15センチあったとしても足りません。精密に極軸を維持するのであれば、20センチは欲しいです。それだけの荷重がかかり、それも軸先の離れたところに動体重心があるのですから、そのモーメント荷重に対してのタワミすら計算していないのでは無いでしょうか。何処かの自動車メーカーが試験もしないで作っていたのが車軸ですが、この望遠鏡を製作したところは、当然地震なんてモノは「想定」していなかったでしょう。望遠鏡ですから、バットを振り回すような動きはしないのですが、それだけの重さがかかっているところに対して金属疲労を含めて、こんなものでいいんかいというのが、第一印象でした。建築設計の専門家は、強度計算をやってどれだけの材料を使うかを割り出すのですが、これを作った望遠鏡屋さんがそんなことをやっているはずはねえなあというのが、次に出てきた考えです。原因は地震のせいにするだろうけど、どう見ても強度不足の不良品です。いったい幾らで田村市に売りつけたんでしょうねえ。これが疑問のところです。形からすると某M光器で、一応業界では有名企業なんですが、以前わたくしが納期について書いたことのある中小企業です。それから、保険もかけていなかったのでしょうか。こちらはちょっとした疑問でもあります。

 到着したポルタⅡは三脚部との接続にユニファイ3/8インチネジを使用していました。カメラ用品としては伝統の規格ですから、不思議はありません。ただ、わたくしの部品箱には入っていないネジです。三脚を外して更に調べると、アダプターリングで本体と接続しています。3個のキャップネジです。外してみたところ一目でユニファイ1/4インチネジと判りました。こちらは部品箱にあります。
 アダプターリングを外した状態で、ここにアリガタを付ければ、取り外しが簡単になります。リングならぬアダプター・プレートでアリガタを付けるのです。この為に、必要なことは穴を開けることです。これをドリルでやるのですが、正確な位置に、垂直にあけるのは大変に難しいことです。そこで、ボール盤を使います。この為に格安の機械を買っています。確か、五~六千円だったと思います。
 本当は、15ミリくらいの厚さのアルミ板を使いたかったのですが、手持ちには20ミリのぶ厚い物しかありませんでした。しかもこのアルミは、タダのアルミではありません。超々ジュラルミンとよばれるA7075で高力アルミの代名詞とも言える鉄材以上の性能を示しながら、重さは36%という優れ物です。
 さて、穴はボール盤であけますから、刃先が焼けない程度でゆっくりとやります。油も要らない位です。そして、最後の仕事が、必要な長さに切断することなのですが、ここで、先ほど自慢した性能が裏目に出ました。カナノコを持ってきて切ろうとしたら・・・・歯が立ちません。カナノコの歯が疲れ気味だったのは確かです。でも、新品を持ってきても、それほど改善はされないでしょう。それほど堅いのです。鉄より固いのが判ります。
 そこで、定番の方法です。ドリルで次々と穴をあけていって、ノコで切断する面積を減らすという手です。これがフライス盤であれば、そのまま切ってしまうと言う邪法が取れるのですが、ただのボール盤ですから、この手です。結局、穴を30個くらいあけることになりました。そして、切った後、凸凹になっているところは、サンダーを出してきて、平らにしました。
 部品として出来上がって組み立てました。ここで素人仕事では、穴の位置が違っていたりして、更に大きな穴にして誤魔化すなんて事をするのですが、今回は、そのままいけました。
 出来上がったポルタⅡ改(?)をドームに持ち込んで取り付けしてみました。様子は大変に良さ気です。ドームの天井を叩く激しい雨音が無ければ、実際の使用状況が判るのですが、こればかりは仕方ありません。とにかく、剛性は格段に上がり、触っただけで動いてしまうようなことはなくなりました。微動の様子も格段に違います。これだけの性能が、丈夫な三脚、2本のフレキシブルハンドル、フリーストップ調整用のクランプレバー2個で2万7千円で、手に入るというのは、ある意味驚きです。そして、外した電動KD経緯台は、その前任者であるKDS経緯台の隣に鎮座です。


★★2011年04月24日(日)福寿草二番手



★★2011年04月30日(土)不穏な庭、ポルタⅡ快調、1から20ミリシーベルト、本日の作業、メシエ3猟犬座球状星団

不穏な庭
 昨朝は雨が降っていました。昼でも地面は乾いていたのですが、少し雨が当たるような感じがしていました。花のつぼみの状態を見ると、桜よりツツジの方が先に咲きそうです。ツツジは今日明日という感じですが、桜は色も付いていないくらいです。
 今年は、クロッカスがきれいに咲いたところを撮っていません。何かと雨が降っていましたし、そのため気温も上がらずに芽を出したクロッカスは数が少ないという状況です。そして、庭のシンパクの一部になにやら不穏な様子があります。玉仕立てのもののなかで4つほどが表面が茶色くなっています。冷凍焼けのようにも見えます。他の仕立てのシンパクで枯れていくものが結構ありましたので、心配です。今年は雪が少なく、これらの玉仕立てのシンパクは雪の上に頭を出していました。囲いを付けているのですが、これがかえってアダになったのでしょうか。これらが一斉に枯れてしまったら、庭のメインの通りが空き地になってしまいます。

ポルタⅡ快調
 昨晩から未明にかけて、ボイド中ではありましたが、久しぶりの星空ですので、これを逃す手はありません。何しろ、ガイド鏡用架台として導入した第3世代の試しができないでいたのです。第一代はケンコーKDS経緯台を使いました。ところが、赤道儀の上でバランスを崩した状態になるため、フリーストップを禁止するために締め上げていても、ケンコーの10センチ短焦点を使うと、まるで日周運動のように滑らかに動いていきました。これで、8センチのガイド鏡購入が検討されたのです。そして、さらなる利便性を求めてミザール電動KD経緯台が配置されました。強度的にはやや上ですが、それほど違わないレベルです。メリットは手元スイッチで動かせるということです。これは40センチ反射には載せられずに、KDS経緯台がそちらの任務に当たっていました。
 KDSもKDも問題は強度です。価格対性能としては、この様なモノだと思いますが、もう一段上が欲しいのです。色々と悩んだ末に、ビクセンのポルタⅡという選択となりました。製品の重量もKDSの倍で、搭載重量が格段にあがっています。それは、操作の安定感に出ます。取り付けには工作が必要でしたが、製品に手を入れた訳でなく、元に戻すことができます。役に立たなかったら中古で処分できます。また、経緯台部分と三脚のセットでの販売ですので、付いてきた三脚が在庫となっています。
 とにかく、操作しても格段に安心感があります。サードパーティの電動化オプションがありますが、価格が高く、又、経緯台として水平以下に下げられないという制限があります。普通の使い方であれば問題は無いのですが、ガイド鏡用ですから、この制限は致命的です。余裕があればモーターを付けて自作というのも良さ気に思います。今回は南中の近いM3やM13等の撮影のために、きわめてバランスの悪い状態で使用していますが、フリーストップを禁止するネジを締めていて問題は生じていません。撮像を確認しても弛みはありません。
 その10センチ短焦点アクロマートですが、主焦点900mmに対して、500mmでは力不足だと感じ、バーローレンズを入れて1000mmにして使いました。オートガイダー側の性能としては、オーバースペックでハンチングが起こりやすいそうなのですが、キャリブレーションが素直に短時間で終了します。最初にピントを合わせたり、ファインダーと同期させようとするときに接眼部の合焦機能が安物という感じを受けます。固定ネジを締めると視野が大きく動きます。しかし、間違いなく安物ですからこんなモノでしょう。8センチのガイド鏡でも似たようなモノです。わざわざ高級な接眼部を取り付ける資金があるのならば、小型高級鏡筒に手を出すべきでしょう。
 さすがボイドですので、いくつかの不具合で時間がかかることがありました。そんなものは織り込み済みです。ところが、最後に撤収に取りかかった時に気付いたことなのですが、何と赤道儀の赤経赤緯、両方のクランプを締めないで撮影していました。それでも使えるということで、バランスはちゃんと合わせておくものです。とまあ、想定外の事態でもボイドでも、日頃のやり方で結果が変わります。補償金を支払いたくない東電にも見習って欲しいことです。

1から20ミリシーベルト
 参与が辞任したと伝えられ、担当者や関係者のコメントがニュースで流されています。子供の被爆が1から20ミリシーベルトまでを許容するという政府の発表に対しての行動です。大人への数値では低いものと言えますが、子供は甲状腺に蓄積し大人が平気なレベルでも子供にとっては致命的なこともあり得ることがチェルノブイリの事故で判っています。だから水道水に放射能が、という時に、乳幼児には避けたいというような指示が出たのです。今回はそのことについて何も伝えられていません。出来るだけ低く抑えるというのなら、数値を低く設定するものでしょう。何をか言わんやの世界です。辞任した参与が場当たり的と批判した政府の対策は、国会で場当たり的で無いと言えば済むと首相は考えているのでしょう。場当たり的な原発への対応、原子力保安院は場当たり的の極致でしたね。放射能が濃くなったら真っ先に逃げちゃったんですからね。汚染水を海に流したことだってそうです。アレを場当たり的で無いというのなら、何でもアリでしょう。

本日の作業
 本日はボイドがあけて溜まった作業の消化が求められます。先ず、朝風呂でさっぱりしてから、玄関回りの作業です。玄関の階段の一番下の段がかなり傷んできていての補修です。この為にセメントを20㎏買い込んで来ています。枠を作ってコンクリを流し込む作業が終了したかと思いきや、気付けば13時を過ぎていました。大急ぎで昼食を発注(?)して、午後の予定の作業の準備をしました。
 午後は、ドームの内装関連です。コタツを作ったのですが、さすがにボイド中にやったためか、手直しをしたくなりました。形をほんの少し調整します。作業スペースがこれで広くなります。そして、2つめは高さを少し低くします。これも使ってみての調整項目です。ボイドに作ろうが避けようが、この部分は結局は手直ししているはずです。3つめは、コタツの天板です。台に合わせた形の天板がやはり必要でした。コタツ掛けの上で直接物書きは困難です。マウスも動かすのが苦しい事態です。4つめが、コタツの中の足置きです。イスに座ってのコタツですが、一番下までなかなか暖まりません。10センチほど上だと暖まるし、足台があると楽です。そこで、足置きを作ります。
 車庫の作業スペースで、品物が出来上がると、コタツはドームへ上げました。そのままコタツ掛けをかけて天板の完成を待ちます。天板と足置きは母家に持ち込みです。母家の作業にかかる前に、作業場を掃除し道具を片付けて、車をしまいこの場所は終了です。
 母家でフェルトを貼ります。百均で緑や黒のフェルトを買ってきて在庫しています。天板は結構大きいのですが、2枚あれば余ります。200円です。足置きは、この前、コタツ前のイスを作って使った黄緑の余りを乗っけてみると、丁度です。どうせ見えないところですので派手な黄緑に決定です。これらのフェルトを木工ボンドとアイロンで貼っていきます。少し水で溶いて薄くのばし、フェルトを乗せてアイロンをかければ、ピッタリ張り付きます。完成した天板と足置きは、大急ぎでドームに上げました。これで、脇によけていたパソコンが乗りました。今晩晴れたら使えるようにしておきます。しかし、天候は下り坂です。空には雲が厚くなってきていて、雨になりそうです。
 雨になるとマズイのが玄関のコンクリート作業現場です。強い雨の可能性がありますのでシートをかけ、その上に板を置きました。一番端に登坂路を残しましたので、不意のお客も玄関フードのドアホンを押せます。
 これで今日の作業は終了です。嫁様に晩御飯を要求すると、何故か嫁様は腹具合が悪くて今日の買い物にも行けなかったようです。予定のものはキャンセルになったようなので、卵ご飯でいいぞといっているうちに、この前のカレーの余りが小分けされて冷凍されていたものが登場しました。それでいい。★秋津★は晩御飯にありついた。ライフエネルギー50%回復。
 手を広げてみてみると指が勝手に動いています。色は真っ赤です。腰は既に痛くなっています。さあ、今日はもう一度、風呂だな。

メシエ3猟犬座球状星団