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★★2010年02月03日(水)土天オポ、カメラコントロール、月夜
土天オポ
以前から土星天王星のオポジションが5回あるという指摘をしています。今年は4月の終わりと7月の終わりにあって、最後が7月ということになります。これだけの天の配置に対して地上界は当然の如く不景気となっています。既に回復して経済成長をしているという国や地域があると報道されていますが、天の配置からすれば底にたどりついているはずはありません。景気というのは気のものだというとらえ方もありますが、現に撤退して寂れていく大型商業施設が、お化け屋敷のように見えます。
この4月の配置は、特段厳しいものはありませんが、7月の終わりの方は大変に厳しい配置を持っています。活動宮の始めの土星と天王星のオポジションを強調するかのように、火星・木星・冥王星が参加してグレイトなT字スクエアとなっています。土星天王星のオポジションの最後を飾るかのようなこの配置については、色々と解釈が出来るので、言いたい放題になりそうなので口にチャックをしておきましょう。
カメラコントロール
オートガイダーのカメラコントロール機能を独自に拡張して使う為の部品が届いています。部品をチェックしていたら、ミニジャックのサイズを勘違いして注文していることに気が付きました。2.5mmというサイズのものが必要だったのですが、届いたのが3.5mmで、調べると秋月では2.5mmのものが見あたりません。近所の千石にはありますから、東京住まいであれば、早速買いに出かけているでしょう。
とは言っても、これで出来ないということはありません。作成した接続アダプターから、コントローラーまでのケーブルは電気屋さんで売っているはずのものですから注文品には入っていません。とにかく、つながればよいのですから、変換ジャックを噛ませれば済むことです。
ドームの中に設置した機器と配線のチェックと共に、新しく投入する装置の配置を考えながら、確認をすると、スイッチング電源をまとめたボックスで、寒さの為か、接着剤で付けた部品が剥がれていました。何しろ素人仕事です。ついでに直しを入れようと母屋に持ち帰りました。
暗視野装置用に5ボルトを用意していて、こちらをカメラコントロール用にも使おうと思っていたのですが、こちらも素人仕事で、接着剤を使いガッチリと固めてあります。配線を引き出すのが至難の業です。これを作り直すか、他の方法を考えるかと悩みました。
取りあえず、取れてしまった電源コントロール・ボックスを修理することにします。一週間ほど前にも隣のコネクタで同じ事が起こっていたので、今回は、接着剤を念入りに盛り上げて付けました。その作業をしながら、この電源ボックスとモータードライブ、そしてオードガイダーが同じ場所にあることから、電源ボックスにカメラコントロール用接続ボックスを入れてしまうことが良いのではないかと気付きました。電源ボックスには安定用の大容量コンデンサを付けています。これの効果はほとんど無いように見えますので、これを外して、空いたスペースにリレーとジャックを付けた基板を付けてしまえば、余計な箱を追加しなくて済みます。
リレーは5ボルト用ですが、適切な抵抗を噛ましてやれば高い電圧でも使えます。規格書が付いていますから、それを見ると1キロほどの抵抗を付けるだけのことで済むようです。また、今は電圧を切り替える為にコネクタを抜き差ししていますが、それをスイッチでやるようにすると、配線を動かさずに済みます。更に、LEDを電源電圧によって変えて点灯させれば、何ボルトで動かしているかがすぐ判ります。これらのことを考えながら、製作は休日に持ち越すことにしました。プリント基板でハンダ付けするだけという訳ではなく、結構面倒な配線となりますから、余裕を持って、ゆったりと昼間にやることにします。
それまでに接続ケーブルと変換ジャックを手に入れましょう。
月夜
★★2010年02月06日(土)踏切事故、望遠鏡コントロール、ばっちい配線
踏切事故
何か最近、踏切での事故を良く聞きます。滝川だか深川の函館本線ですか、大型トラックが真っ二つになっていて、運転手は亡くなったかなと思ったら、衝突の時に運転席にいて、腰を打っただけとか。幸運というか悪運が強いというか。列車の方も運転席が潰れているように見えたのですが、こちらも幸いに軽傷、乗客も重症の方はいなかったということで、双方共に丈夫に作られている上に、雪でクッションがあったのでしょう。たしか、新型の車両で、日立の○○さんが頻繁に苗穂に呼ばれていた車両でないかと。
函館本線は、函館から旭川までをつないでいますが、本州から来るお客さんは、函館から長万部までを使います。その先は室蘭本線、苫小牧から千歳線を走って札幌まで着きます。トワイライトや北斗星も当然、このラインを走ります。
当の函館本線は長万部から単線で山中に入り小樽を回って札幌、岩見沢、砂川、滝川、旭川と続きます。北海道の最初の鉄道が石炭の運搬の為の小樽と三笠を結ぶ幌内線だった事もあって、こんな回り方をしているのです。
夕方くらいから久しぶりに当地では降雪です。10センチくらいでしょうか。空知の豪雪地帯での経験からすると除雪する気にもならないような量ですが、これが都会で降ると怪我人や死者という事態になります。こちらでも、雪の量次第ですが、しばしば、高速道や飛行場も除雪に追われて使えなくなることがあります。列車の場合、雪には結構強いのですが、千歳線辺りでは寒さが問題でしょう。冷えてレール破断というのが結構あって、しばしばニュースとなります。こちらは人災に近いですね。
望遠鏡コントロール
望遠鏡システムにオートガイダーシステムのすべてを追加することが、やっと出来ました。オートガイダー機能についてはウエブカメラのピント合わせに少々苦労しましたが、その他の取り付けには特段の問題はありませんでした。配線についてもマニュアル通りです。これについては他のコントロール装置を導入しても同じだったでしょう。
とにかく1番手間がかかったのが、ナイコンカメラの無線コントロールです。この装置、α-SGRを選んだのは、他機種では比べようがないガイド精度の高さと撮像装置の自由度が第1でした。そして、ログの解析が出来る事もその補強です。そして、第2にカメラコントロールの機能です。こちらは、USBの装置とソフトを自作することで何とかする方向もありましたが、オートガイダー機能を司るソフトと一体で使えます。
ただし、前にも書きましたが、ナイコンカメラをコントロールするものはほとんどありません。それはα-SGRでも一緒ですが、ナイコンの赤外線リモコンML/L3を改造して使う事が可能になっています。ML/L3は赤外線窓口を持つカメラ用ですから、D300には使えません。D3やD300では純正ルミコントロールセットML/3があるのですが、これはバルブシャッターが切れません。バルブシャッターが出来るリモコンは、韓国のメーカーが作ってベルボンが発売しているTwin1 R4Nというものがあります。手持ちのものは、もう1世代古いものでカメラ側の受光部に電池を必要とするタイプですが、手元のコントローラーは同じです。
このコントローラーにちょっと手を加えました。付属のケーブルジャックを入れると、有線コントロール用になるのを悪用して、回路の切り替えをさせない為に、中の基板にハンダを載せて切り替えの2つの回路をショートさせます。本体側の改造はこれだけです。
Twin1の良いところは、大変に感度が良く、手元のコントローラーが何処にあっても反応するという点です。何しろダウンの上着のポケットの中で操作してもシャッターが切れます。鏡筒が天頂を向いていて、梯子を登らないと届かないような時でも、安心して操作が出来ます。手を外に出さないでシャッターを操作できるのは冬場に特に嬉しかったです。ですから、何処にあっても良いので、邪魔にならないところに放り込んでおけます。
ML/L3でD70を使う事もあるのですが、カメラの後ろからいくら操作しても反応してくれないことがありました。あまり反応しないので、あらぬ嫌疑を電池にかけて、取り替えたこともあります。
無線で済むのは大変にありがたいのですが、電源コードはどうしても要ります。こちらを無線でやるのは・・・まだSFの世界でしょうか。
ところで、ナイコンでは純正オプションで無線バルブが出来ない点は、それで困っているお客が居ないからと思うのですが、どうなんでしょうかねぇ。リモートコードMC/22というものがあって、先がバナナプラグ?のようなものが3つ付いていて、「シャッター操作の遠隔操作が可能。特殊装置を接続して、音・光信号等による撮影も可能」と説明されています。ところが、★秋津★はズブの素人らしく、その特殊装置とやらのことを見たことも聞いたこともありません。ML/3では猫が通ると撮れるのですが、こちらの場合はシャッターを一体どんな装置で何を目的に使うのでしょうかねぇ。
まあ、今回作ったルミコントローラーとの接続ボックスは、確かに特殊装置ですね。接続ボックスといっても、モータードライブの電源用に作った箱の一角に入れてしまいましたから、居候です。それも、当初、動作安定用のコンデンサーを外して付けるつもりでしたが、入れてみたら意外と小さくできましたので、コンデンサーも入れてしまいました。
装置やケーブルを仮止めのつもりでピラーの側柱に縛りつけましたので、見てくれは良くありません。しかし、それは昼間見るからで、夜は、何も見えません。当然、そのままでも困りませんし、デザインにこだわる嫁様のチェックが入りませんから、このままになりそうです。とにかくちゃんと動けば良しというのが、コンセプトです。
さて、今まで、無線リモコンをタイマーを使って手作業で操作していました。撮影中は落ち着き無くタイマーをちらちら見ながら、アラームが鳴るのを待って過ごしていたのが、ただ待つだけになります。これなら、母屋に帰って暖かい部屋でヌクヌクとしていても良いかも。そのうち、母屋からコントロールして、動かすなんて・・・いえ、不可能ではないんですよ。ウインドウズってそんなことも出来るようになっていますから。そうなるとドームの回転をモーターでやるようにすると同時に、コントロールできるようにするのも、もちろん出来ますし、ドームのスリットを開けることから、ピント合わせ、鏡筒の蓋を開けるのまでやろうと思えば・・・・
でも、ドームに雪がバッチリ乗っかっている時に、景気よくスリットを開けたら・・・ほーら望遠鏡が雪まみれっ。ドームを閉めたつもりで開けっぱなしで雨が降ったら、なまんだす。やっぱり、自分の手で動かすのが良いんですよ。まあ、最近ドームを回すのに腰に不安を感じることがあることはありますが。
ばっちい配線
★★2010年02月11日(木)絵画購入、オートガイダー続々報、早朝の月齢26.5
絵画購入
どこぞの美術館に絵を飾りたいというので六千万円を出そうとした教育委員会生涯学習局があります。この教育委員会は、自分のところの自治体の経済状況が逼迫していて、財政再建団体になりかねないという状況や、職員の給料を大幅カットまでしていることまでも充分に考慮した上で、格安で購入できると言うことを理屈にして確信犯として押し通そうとしたのですが、上司である知事の一言で止めざる終えませんでした。どう見たって、自分で欲しかったようにしか見えません。税金を自分のもののように思っているのは間違いありません。こんなのが学校を「指導」しているのですから、学校の程度も判ってしまいます。現場では頑張っている人が多いのですがねぇ。
オートガイダー続々報
昨夜、オートガイダーの限界性能を調べようとして取りかかったのですが、どうしてか全くキャリブレーションが出来ません。前のチェックでは問題なく動作していたのです。かなり試行錯誤しましたが、出来ないものは仕方有りません。温度はマイナス十度を下回っていて、時計に付いた温度計がLLLの表示になっています。アルコールの温度計もぶら下げていますので、そちらを見ると-11℃でした。このくらい下がるとパソコンが一発では起動しなくなります。渋いのはハードディスクですね。電気ヒーターを付けて暖めてから起動します。
その昔、オーバークロックを一生懸命にやっていた人たちが居ますが、ベルチェ素子を噛まし、結露対策をしと、涙ぐましくお金をかけていました。ここではそんなものは要りません。冷蔵庫や冷凍庫を改造して中にパソコンを仕込んだ方までいますが、ここではそのまま冷凍庫並みです。回りの方が冷たいのですから結露もとい結氷対策も必要ありません。通気で充分ですから、ファンも回さなくて良いのです。
寒さで、脳細胞の方の動作周波数が下がってきましたので、意識を失う前に撤収しました。明朝、今一度、各マニュアルを読み直して正常動作の道を探ります。
そこで、今朝です。幾つかの設定や、昨夜の動作で気が付いたことなどから、夢の中にやってみたいことが出ましたので、明るくなる前にドームに上がりました。そこで判ってきたのが、オートガイダーのキャリブレーションの際に、先ずモータードライブを止めて日周運動を観察し、次に赤経方向に増速して動かし、追いつかせることで、モータードライブの速度を測っているということです。その際に、増速するはずのところで、逆回しをしているという動作から、チェック用の範囲から外れてしまい、スピードが足りないとメッセージを出す場合と、範囲の中で収まってモーターの動きがオートガイダーの当初予期している動きと逆であると判断できた場合は、方向を入れ替えて動かすようになっているという事でした。
望遠鏡をどこに向けても、基本的には日周運動を追いかける方向は一定であり、モーターを付ける方向を反対にしない限り、逆にはなりません。まして、このオートガイダーはタカハシの赤道儀を考えています。ですから、最初に自分のところの動作を想定したチェックをしているのですから、当然の動作です。しかし、要は互換のケーブル設定、つまり、タカハシと同じ仕組みにしたつもりだったのですが、この点で接続ケーブルをチェックして見るべきでしょう。少なくとも赤経方向を入れ替えてつないでも良い訳です。
更に、スタンドアローンで自動導入できる優れ物のモータードライブですが、The Skyでコントロールが出来ます。以前から、モータードライブに先に電源を入れないと認識が出来なかったのですが、ルクバトのコントロールソフトとThe Skyを同時に使う場合のTC-1B側のモードに切り替えが必要になっています。インテリジェントに切り替えてはくれません。これが結構面倒です。
その辺りに気が付いた頃には空が明るくなってきました。ドームを出たところで、朝日が昇る方向を見ると月がいました。月齢は26.5の細くなった月です。回れ右をして、外したカメラを取り付け、撮影しました。低いし、薄い雲があるので条件は良くありません。
一休みしてから、持ち帰った接続ケーブルを、資料に照らし合わせました。特段問題はないはずでしたが、1点、自分で作った製作ノートに赤経増速をRA+と書いていました。赤経方向に増速すると赤経の値は減少しますから、これは勘違いです。やっぱり素人仕事です。明らかな違いが出てきましたので、接続ケーブルを作り直しました。配線を2本切り替えるだけで良かったのですが、コネクタとのハンダ付けを仮のつもりで、長めに裸線を付けていました。ねじったり押し込んだりしたらショートして要らぬ騒ぎを起こします。まったく素人仕事です。そこで、配線材料そのものを変えて作り直しました。動作のチェックは現実の天体でやりますが、薄雲の空で、太陽も使えません。テスターで通電を調べただけで、あとは晴天祈願です。
ところで、今回の騒ぎは、ガイド鏡として10センチは固定ですので、経緯台に乗せて動かせる8センチに替えたところが始まりでした。焦点距離は500mmから400mmになったのですから条件が甘くなったのにも関わらず、ガイドできないので、暗然とした気持ちになりました。オートガイダーに投資した10万円がゴミかと・・・。先ずはホッと一息です。
早朝の月齢26.5
★★2010年02月14日(日)オリンピック?、地デジ導入、32インチで良かった、ぎょしゃ座
オリンピック?
何でも冬季オリンピックだとか。テレビジョン製作or販売会社はこれに当て込んでいるとか言われていますが、既にイベント効果のあまりないことは感づいているようですから、後はエコポイントが3月で終わるぞと言う駆け込み需要にかけるしかないのでしょう。
某新聞に、掲げる旗は選手団旗で、国旗を揚げる必要は無いと言う意見が書いてありました。まあ、正論なのでしょうが、参加することに意義があるなんて思っている人はもう居ないでしょうし、選手にメダルを取ってこいと強要していない協賛団体もないでしょう。国別メダル数を言わないメディアがあるでしょうか。優勝者の国歌を演奏しない競技があるでしょうか。オリンピックというのはそのようなものです。そして、メダリストは国に帰ると、多くの場合、将来を約束された生活があります。究極の就職活動でもあります。もちろん、それが悪いとは言いません。頑張った証です。オリンピックというのはそのようなものです。
それで言うなら某新聞社の主催する大会に参加し、優勝しても、将来への道が開ける場合もあることはありますが、大抵の場合は、そうでもなく、大したことはないというのがあります。特定のほんの少数、一握りにも満たない者が、プロへの道を歩む以外には何もありません。こちらも就職活動の一環と見るには、達成率が低いですね。騒ぐ割りに、参加者に取っては、見せ物になるだけのイベントでしかないのでしょうか。これに巣くって稼いでいる輩がいっぱい居るようなのですが。
地デジ導入
ところで、新月を迎え、新機器導入には良いという嫁様の判断がありました。新月は今日なのですが、今日は午後からボイドであるので、土曜日の内に行くぞと言う理屈を付け、使いやすいマウスを手に入れることと、久しぶりにカーネルおじさんの鶏肉を食べたいという嫁様を、品物を見るのはタダだぞと言って騙して連れ出しました。目標の店は大規模なショッピングモールのように大きな店が集まった一角にあります。車を止めたところが、電気店の隣のリサイクルショップ前で、真っ直ぐ嫁様は飛び込んでいきました。お目当ては古着です。★秋津★には判らないのですが、古着にもうんちくがあり、衣料品業界の経験のある嫁様は、結構うるさいことを言います。実は★秋津★にも衣料品業界の特殊な部分での経験がありますが、スポーツ関係ですので、ファッション関係とはいささか違います。
さて、観察を続けますと、しばらく手に取った品物をいじり倒してから元に戻し、店を回ってきて、再び手に取るという行動を繰り返した嫁様は、何点か選んでいました。選ぶ商品がどの様な物かというのが、段々と分かってきたような気のする★秋津★ですが、じゃあ代わりに選んでこいと言われても無理です。元々興味がありません。洋服屋の息子であり、紺屋の白袴を自認する★秋津★は、出された物を着ます。そりゃあ○○が○○○で○○が○○とスクエアですからねぇ。
話がずれました。電気店ですが、マウスを見るはずが、そんなのを忘れて目標は32インチの並んだスペースです。嫁様は今まで見回っていて、どうもシャープが好みのようです。そして、32インチのラインナップの中で最も省電力なのがLC32-DE5とLC32-SC1の60Wです。LC-SC1の方は発売前です。省エネ率が何パーセントだとか電気代がなんぼとか書いてありますが、要は消費電力の数字が最重要ポイントです。消費電力を押さえる為にバックライトの輝度を押さえるなどの機能制限が許容範囲であれば、問題ありません。
★秋津★は1番ビエラ、2番アクオス&ブラビアです。1番の理由はISP液晶で、今まで観察した結果です。わたくしの目には明らかに違いがあるのですが、嫁様はあまり気にならないようです。指摘すると、そうかもねぇ、ちょっとは違うかなって程度です。TH-L32X2をチョイスです。消費電力も66Wで、許容範囲です。実は24インチのモニターは85Wです。こちらは操作が止まってから5分とたたずに電源を落とすようにしています。居眠りしていることがありますからね。LED製品になるともっと低い消費電力になりますが、わざわざ買い換えるほどのことではないでしょう。電気代の元手を回収する前に機械更新になりそうです。
見るだけと言って騙したはずが、嫁様の財布にはしっかりと支払う金額のお金がぴったりと入っていて、本当に騙したのかが疑問が残ります。天才占星術師/自称/の括弧付きは既に取れてはいますが、タマに証明があると確からしさが強調されます。なーに、この新月のチャートを見れば、ねぇ。
ブツを車に納めた後で、マウスを見に行きました。無線マウスは電池で重くなるというので、有線のエルゴノミクスタイプにしました。どうせ、今度は軽過ぎてと言うぞと。でも、マウスから手を離すような使い方をしているのを見たことがありませんから、慣れの問題です。★秋津★は重い方が好みです。ダンベルみたいに重いのは論外として、マウスから手を離すことが多いので、再び持つ時に、触っただけで動いてしまっては、気になります。
最後が、カーネルおじさんです。こちらは大して時間がかからずに済みました。帰路に問題なく、家に到着、設置は★秋津★の仕事です。しかし、既に夕食時。カーネルおじさんが夕食です。久しぶりです。★秋津★は何年も間が空いています。
夕食後、取り付けです。先ず箱から出して製品のチェックです。アクオスの方はスタンドをネジ止めする必要がありました。工具は付いています。ビエラは出したそのままでスタンドが付いています。ですから置くだけです。既に場所が考慮されているので、2台とも旧テレビと入れ替えるだけとなっています。ですから、アンテナ線とビデオからのコード、電源を付ければ完了です。新しい装置での位置の変更については、徐々にやっていけばよいことです。
ところで、地デジですがアンテナがどうとか言う話が取りざたされているのですが、何の問題もなくそのまま写ってしまいました。UHFのアンテナが付いていれば、そのままイケル場合もあるのでしょう。特定のUHF局を狙って、アンテナを何本も立てないといけないようなところでは、地デジ放送アンテナに向ける必要があるはずです。アンテナ工事に何万円もかかる話を聞いていた嫁様のホッとしたため息が聞こえてきます。
放送映像は確かにアナログよりはるかにきれいです。★秋津★はあまり放送には用事がないとはいえ、きれいなのに文句を付ける積もりはありません。大事なのは手持ちのDVDがきれいに見られるかです。試してみると、こちらも、結構期待した以上です。満足です。音も充分なレベルです。そりゃあ、AVアンプから出力したものと比べてはいけませんが、システムに組み込みましたので、どちらでもいけます。
つまり、買ってきて付けてそのまま使えたという家電そのものでした。
32インチで良かった
「部屋を明るくしてなるべくテレビから離れてみてください」
目の前に32インチです。正確にはテレビ画面まで80~90センチメートルで、デレビの対角線が80センチあります。通常その画角はカメラの世界で言うところの標準レンズとなります。35mmフィルムであれば焦点距離50mm程度、ASPタイプのセンサーを使うデジイチでは35mm程度の画角です。間違いなく、その昔の凝った映像技術を使用した映像を注視していたら、気分が悪くなったりする等の症状が出やすいことになります。例えばテレビ版の天地無用最終回あたりの強烈な点滅を浴びたら、気が遠くなるかも知れません。
しかしながら、目の前の24インチディスプレイの画角も、ほとんど同じようなものです。見やすい位置を探すと、自然にその位になるものです。カメラの世界でも一般の撮影では、大方、先ず望遠が欲しくなり、次に広角が欲しくなり、最後に標準レンズに戻るようです。天文の世界はちょいと特殊ですが・・・。
結局、見やすい大きさというのがあって、それに合わせるとこうなるということでしょう。32インチを選択したのは良かったと言うことです。選んだ時は、そんなことを考えていませんでした。商品の性能と価格です。何しろこの付近の製品は価格が入り交じっていて、26だから安いとは限りません。32の方が安いものが多数あります。26を買おうとして、そこそこの性能を求めると32インチより高くなります。その下の24インチは、サードパーティの格安型TN液晶製品が主力ですから問題外です。そして37インチは、明確に上の価格帯にあります。場所的には26の方が置きやすかったと思いますが、机の上に32を入れられるように配置して、棚を整理していましたので、そのまま入ってしまい、見やすいように置いたら、こうなったと言う事なのです。
また、32インチワイドですから、古いテレビ対象の4:3の画面のものを映すと、両横の部分を黒落としにして、その分小さくなりますから、26ではより小さくなってしまうことになります。32にしといてよかったのです。個人用としてもこれで良いです。
神経を配る広さとしては、対角45度程度というのがほどよい広さですが、全神経を集中するとなると、かなり絞った範囲が対象となります。角度で15度かける10度程度、レンズの焦点距離で90mm/35mmフィルムでは135mm/位の範囲が、注目する範囲となります。この角度で32インチのテレビを見る為には2.7メートルほど離れて見ることになります。実際のところ、2メートル程度が見やすい距離ということなのかと思います。嫁様と映画を見るのにも、これで良いと言う事になります。
パソコンの画面としても使用してみました。理想を言えば、24インチ側と同じ解像度が欲しいのですが、そんな製品は別格の価格です。そもそもテレビではないのです。映してみた最初はこんなに表示が汚いのかと思いましたが、テレビ側の受け入れをVGAからWXGAに変更したら、途端にパソコンモニターらしくなりました。これでデュアルディスプレイも、美しくできました。チャートを大きく表示したり二つ並べながらエディターで文章を打つということが出来るようになりました。デジタル技術の進歩に驚愕です。
ぎょしゃ座
★★2010年02月16日(火)TVvsDisplay
★★2010年02月20日(土)中古車価格?、ガイド精度、お宝ビデオ、椅子
中古車価格?
USAでトヨタ車の不具合で中古車価格が下落したことからその分の補償を求めて訴訟が次々と起こっているというニュースを見ました。何と言えばよいのでしょうか。この国は、この主張を恥ずかしいとかスジが違うというような潰し方をするのではなく、裁判制度の中に吸収して弁護士の利益も計るという方策を持っています。その意味で、個人の主張を大事にしていると見ることも出来ます。国内で生まれると国籍が与えられるというのも同じ思想の範疇でしょう。
ガイド精度
先日のことになりますが、久々に、帰り道で美しい星空を見ました。冬の星座に割り込んだ火星も別の意味で久しぶりです。大急ぎで夕食を嫁様にお願いしてかき込み、ドームへと上がりました。
オートガイダーの精度と設定、ガイド鏡の関係について、まだ把握していなかったのです。他の装置ではガイド鏡に主鏡より長い焦点距離を要求するものすらあります。最終的にはトライアンドエラーです。
とにかく、無理は承知で主鏡は口径25センチfl=1250mm、ガイド鏡は口径8センチfl=400mmを使いました。間違いなく精度不足ですから、どれだけの像を得られるかです。ガイダーの方はデフォルトの設定でやってみたところ、ガイド状況が蝶の羽根型の状態になりました。映った映像も見事に羽根型になっています。必要とされる精度は4~5倍くらいでしょう。焦点距離で稼ぐのであれば主鏡と同じ長さが必要です。しかし、設定次第でかなり改善できるはずです。説明書によれば倍の焦点距離である800mmで、ガイド精度に1ピクセル以下の設定を使って可能となることが書かれています。もちろん、もう一段長い40センチ鏡1600mmの場合は400mmガイド鏡で設定を最適化しても、精度不足なのは目に見えています。但し、バーローレンズで焦点距離を伸ばすという秘策もありますから、こちらの方法を試したいものです。但し手持ちのバーローレンズは2インチ用とツィアス用でアメリカンサイズではありません。400mmガイド鏡はアメリカンサイズ専用です。ガイド用のwebカメラはアメリカンサイズで、ツィアス用には入りません。つまり、買ってこないとダメと言うことでしょう。但し、部品箱を漁るという方策も無いワケではありません。凹レンズがジャンク箱に転がっていたはずです。
もう一つ気付いたことがあります。400mmのガイド鏡を使った時は「美しく見える星空」で、透明度は高いのですが、シンチレーションによる像の揺らぎが大きい状態です。この時にwebカメラ側の画面解像度を最大の640×480よりも160×120にして、映像取得間隔を1/60秒から1/2秒程度にするとシンチレーションの影響をかなり軽減してガイドできるということです。解像度を落とした方が性能が良くなると言うのは不思議ですが、ガイドソフトが持っているガイド星の像から中心を導くアルゴリズムが優秀である事も想像できます。
まだまだシステムをいじる必要がありますが、まあ楽しみの内と言うことで。
お宝ビデオ
テレビ放送を付けると、何やら一生懸命氷の面をこすっている方や、滑っていく方、回転していく方々がいらっしゃいますが、あまり興味がありませんので、直ぐ切り替えてしまいますからあまり考えなくて済みます。馬鹿馬鹿しいとしか思えないような「競技」が鼻につきます。もちろん一番鼻につくのが「解説者」の解説です。
新しくテレビを入れたこともあり、掃除や整理をしていた嫁様が、お宝ビデオを見つけ出してきました。高く売れるとか社会的な大事件の記録と言う事ではありません。十八年前にあった近親の結婚式のビデオです。多分、元は8mmβだと思うのですが、それをVHSにダビングしたものです。撮影はわたくしです。元のテープは本人に渡したと思うのですが、どうも先方では持っていないようです。幸いにも渡す前にダビングをして手元に残していたのです。
これをDVDに焼き直そうとしたところ、なかなか難しく難儀しました。職場でそのような目的の為のマシンがあるのですが、なかなか巧く行きません。マシン・パワーが足りないのか、ハードディスクの転送速度が足りないのか、ブロックノイズや画像停止なんて言う症状が出ます。そこで、部品箱に入っている7~8年前のマシンに入れて使っていたカノープスのキャプチャー・ボードを出してきて、最新マシンに入れてみました。ダメモトでしたが、何と、動きます。XP用のドライバで動いてしまいました。さすがに製品に付いていたキャプチャー・ソフトは動きませんでしたが、その後に購入した次のバージョンのキャプチャー・ソフトが何とか動きました。不具合はキャプチャー中に画面が暗くなってしまうことと、設定を呼び出すと音量が最低になってしまうことです。使うには不便ですが、再設定すれば使えます。Windows7で使えるのは大したものです。試しにXpで使うと、何の問題もなく使えますが、いちいち切り替えるのが面倒ですので、7のままキャプチャーしました。
さて、この結婚式の後、8mmβを親父に買って貰って結構撮りまくっていました。その頃のテープが箱に詰まっています。いつの間にか、あまり撮らなくなり、イベントの際は嫁様のカメラで撮る程度になっていました。それが再び映像装置に手が出たのが20世紀最後の年、2000年の5月にナイコンのデジカメを嫁様に買って貰ったのが次の爆発でした。そして、D70、D300と続きます。チャートを見ると何れも大惑星による典型的なオポやクロスの時だと言うことが判っています。
デジタルになって使いやすくなった映像環境に出遅れていたアナログ・ビデオの遺産がかなりあると言うことです。これをデジタル化するのが面倒ではありますが、懸案課題として出てきたのです。写真であればフィルムやプリントをスキャナーという手で結構簡単にできるのですが、アナログ・ビデオは時間通りに時間がかかるという代物です。倍速ダビングが出来ません。買い物に行こうという嫁様の誘いを断ってまで、デジタル化をしていますが、なかなか進みません。
椅子
そうそう、昨日のことになりますが、何時も座っている椅子の足の一本が音と共に縦に裂けてブランブランになってしまいました。この椅子は買えば2万から5万くらいします。リクライニングさせてよくそのまま寝てしまうこともあります。座りやすく眠りやすい椅子が大好きです。しかし、5本ある足の1本がゴムで出来ているかのように曲がってしまい、力をかけたらそのまま折れるでしょう。
で、新品に替えるまで使わないといけませんから、車庫から板を出してきて、足を補強しました。足の材質はサクラの集積材で、木ねじを刺そうとしても刺さらないくらい硬くできています。それが経年変化で縦に4層に裂けた為に板バネ状態になっているのです。補強用の板も硬くて厚いのを選びましたので、ドライバーで木ねじを入れようとしても渾身の力がいります。そこで強力なインパクト・ドライバーを使い木ねじをぶち込みました。これで、一応復活です。新品の時より丈夫になっているかも知れません。しかし、クッション部分がかなり傷んでいますので、いずれにしろ近い将来には更新と言うことになるでしょう。
★★2010年02月24日(水)オートガイド順調、本注文、スバルF10長時間露出
オートガイド順調
自動ガイドの精度を確かめるために、400mmのガイド鏡を使い、カメラ側は500mmの焦点距離、口径を絞ってFを落とし、カメラの感度も落として10分から30分の露出をしてみました。結果は充分なレベルです。もともとF5のレンズで、アクロマートですから色収差も大きく、かつスバルという青側の強い対象です。ところが絞ったおかげて収差は大変に少なくなったことから星像も良く、写りも良いものでした。アクロマートF10ですから、アポクロマートレベルでは無いにしろ、短焦点アポの程度です。こうなってくると、いよいよ良像のレンズに手を伸ばしたくなります。副鏡の回折が出ないと言うのが屈折の売りです。
本注文
さて、本棚を見ますと、最近追加された本がかなり少ないことに気付きました。特に昨年は、星図やカタログは何冊か買っていますが、学術書や読み物を1冊しか買っていませんでした。そう思って、天文関係の出版社を調べて見ると、新刊があまりありません。天文の本を出しているところはそれ程多くありません。初心者向けを狙った入門本は出てはいますが、大学教養レベルや専門書というと、実に寂しい限りです。また、入門本と言っても、小学生が読む物が見あたりません。大人が一般教養や趣味を広げる為に買い込むのを想定しているとしか思えません。出版界全体が電子化と不況のダブル津波を受けているとはいえ、ここまで来ているのかという気がします。アマゾンやイーエス、ブックサービス等の通販が拡充してきている割りには、買う物が減っているとは。
まあ、何もない訳ではありませんから、とにかく出ているものや無くなりそうな物から、取りあえず選んで8冊ほど注文をしました。結果的に某専門書館の本だけになっていたのは偶然ではないでしょう。その時にあらためて気付いたのですが、中古の本で売っているものの中に、図書館での蔵書を処分した物がかなり混ざっています。わたくしもそんな処分品、持って帰って良いですよと言う山から持ち帰った物があります。数はそう多くありませんが、子供の頃に読んだ本で、こんなのものもう手に入らないというのもあります。いくら世の中が電子化してきたといっても、本がすべて電子化するなんてことはありません。物としての価値だってあるのですから。中古市場だって、ちゃんと初版本が高く値付けされています。
スバルF10長時間露出
★★2010年02月27日(土)ホコリと間違えるような黒点1個