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★★2009年06月01日(月) シャクナゲ
★★2009年06月05日(金) 無期停学?、GM?、晴れない・・・
17年ぶりの釈放というニュースが入って扱いが小さくなりましたが、京都教育大学の問題となった6人の学生の処分が無期停学。被害者から告訴されれば逮捕に至るのは常識で判ること。ところが、どう見てもふてぶてしい顔の犯人を自殺の恐れがあるから教育的配慮をして無期停学という名の野放しにしたのです。自殺の危険をケアすべきは被害者であって、加害者が死んで詫びるというのなら、黙って見守ってやるべきです。何れにしても「何か隠して居るぞこいつは」と思ったのはわたくし一人でしょうか。
そして続報が入ってきます。6人は暴行でなく和姦だったと主張しているわけですが、もちろん罪の意識なんか無いでしょう。その中の一人(原田淳平集団準強姦容疑者)が逮捕直前まで、父親の口利き、面接、採用決定で学童保育の指導員として働いていた・・・茨木市教委原田茂樹青少年課長と言うのが父親で、市教委では処分をすると言うことですが、どんな処分になるのかが知りたいところです。この子にしてこの親。いいコンビです。記者に対して息子の処分の内容を知らなかったと明らかな嘘を付いています。こんな者が教育に携わっている、青少年課長として偉そうな仕事をしているんだってさ。記者会見で謝罪するくらいなら、京都の山中に分け入って腹かっさばいてお詫びをすべきだろうに。
更に茨木市教委の教育長は記者会見で「縁故採用と言われればそうかもしれない」と言う発言。そうかも知れない? 他に何があるんだ。この課長に教育長も、いいコンビでしょう。頭を下げはしたけれど、騒ぎを静める為にパフォーマンスしているだけにしか見えません。こいつら裏に未だ隠していることがあるぞ。
GMが実質国営化して再建をするということ。豊かなアメリカの象徴でもあったGMがこうなるのもアメリカの凋落、権威の低下の表れなのでしょう。まあ、高級車に乗ったら低級車にはなかなか乗り換えできないでしょう。ハイブリッド車というのは燃費を良くしてエコに貢献する良い方向性を持ったハイテクの車だと思います。しかし、その後を受けるとされている電気自動車を各社が研究し、出すようですが、電気自動車がエコかといえば違います。電気は原子炉や火力発電所で作っていますから、自動車からは排出しないというだけで、その点では同じ事になります。火力発電より原子力の方が結局金がかかるというのはもう知られている現実です。結構能なしな電気自動車に高級乗用車の金を出せるバブリーな時代が来ると考えていたり、エコを売り物にしたくて開発しているのであれば、先が見えています。
ニニブの星は徹底的に働いています。そして未だ終わった訳ではありません。5回来る正確なオポジション2008年11月04日、2009年02月05日、2009年09月15日、2010年04月27日、2010年07月27日の最初の2回を済ましただけなのです。そして今年の2月は逆行でしたが、9月は順行です。昨年秋の急減速した経済活動と対応した動きです。その揺り戻しが来年の4月、最後が来年の7月であって、このサイクルを承知の上で、経営戦略を練らないといけない訳です。事によると政権交代があるかも知れませんが、どんな政権でもこの事態を乗り越える妙案は無いでしょう。オバマ政権は実に大変なことでしょう。まあ、ヒョットコは借金を増やすだけなのが明らかですがね。
ところで、華厳の滝から飛び降りたつもりで買ったコマコレクターですが、今まで1度も使うチャンスが訪れません。一日だけ、星が見えた日があるのですが、その日は風邪気味で次の日の仕事に差し支えると同僚に多大な迷惑をかけますから我慢をしました。この休み中も天気予報は良い話がありません。この時期、北海道は梅雨ではなく良い天気だったはずですが、このところ梅雨のような気候になることが結構あります。梅雨を避けて道内旅行を考えても良い位に違っていたのが、似たような天気です。気分も沈みます。
★★2009年06月06日(土) 木星と海王星、晴れません、キレンゲツツジ
社長人事が気に入らないと言う大臣が総理の言うことを聞かない話が出ています。閣内不一致というよりは、既に求心力のない首相ですからねぇ。あれでは選挙に勝てないという党側の話ですが、誰を出しても駄目でしょう。泥舟ですから。触って欲しくない話題です。お二人の顔を見ると、大臣も社長も「お主も悪よのう、ふっふっふっ」の典型的な例に見えます。これを1つ穴の「むじな」と呼びます・
木星と海王星のコンジャンクションは2009年05月28日、2009年07月10日、2009年12月21日の3回です。そんなに悪い配置ではないと思うのですが、天王星と海王星はしばらくミューチャルリセプションです。位置を交換できると言うのがミューチャルリセプションですから、木星と天王星のコンジャンクションでもあるのです。天王星絡みは突然ですし、海王星絡みは秘密絡みです。旅客機が落ちていることが関係事項かも知れませんが。
晴れません。今日の日中も雨の予報でしたので雑草抜きを止めたのですが、曇っていただけで降りませんでした。そんな中で、輝くような黄色のキレンゲツツジが咲きました。スカッと晴れた時とどんよりと曇っている時では、カメラの写りが違います。まして雨が降っている時の花をきれいに撮そうなんて思わない方が良いでしょう。どんなに調整しても、太陽の直射光を基準にした色バランスと同じようにすることは出来ません。それに、印象色というのも現実の色と違いますし、ますます難しい調整が必要です。各社とも一生懸命に設定を入れていますが、好みという曖昧なものの中に入れられてしまうくらい違いが出ます。見たとおりに写すというのは至難の業です。
夕方から雨が降っています。予報では少なくとも明日の昼までは降るはずです。そして、明日は千歳JAL国際マラソンです。今年は遂に参加者が一万人を超えたと言う事なのですが、全校参加しているので明日は営業日となります。マラソンは台風でも来ない限り雨では中止にはなりません。しかし、あまり降るのであれば独自に中止ということもあります。どうなるかは行ってみなければ判りません。カメラを頼まれているのですが、雨だと嫌ですねえ。去年も降ったり止んだりの嫌な天気でした。そして、今年の予報は去年より明確に雨となっています。カメラは濡らしたくありません。
キレンゲツツジ
★★2009年06月07日(日) マラソン大会、レンズ沼、千歳JAL国際マスコットキャラクター
マラソン大会
無事にマラソン大会が終了しました。雨天の為、生徒達は自主参加という形を取りました。それでも7割がスタートラインに立ち、ほとんどが完走しました。ほとんどというのは本当にほとんどで、リタイアは確か一人です。
撮影係として、当初の予定では3本のレンズを持っていくつもりで用意をしていたのですが、何しろ雨です。最小限の荷物にする為に、交換レンズを取っ替え引っ替えするのは止めにして18/200mmのレンズ1本に絞りました。そして、カメラバッグも通常の大きめの物、カメラ2台レンズ4本収納では無く、カメラ1台とレンズ1本で一杯になる小さなショルダーバッグにしました。そして、レンズ1本分に財布やタオルを突っ込みました。これで、傘をさしたままで撮影が出来ます。
スタート地点で撮影し、以前からここはカメラポイントとして眼を付け、使っていたところに移動し、次々と撮ったところ、ここだけで400枚強を撮影しました。固まって撮ったものもありますから、通過したほとんどの生徒にシャッターを下ろしたはずの枚数です。ゴールする姿も撮りたいのですが、中間点での撮影が終わる頃に、撮影対象のトップ集団はゴールに走り込んでいます。場所は2キロほど離れていますし、結構混んでいる走路外の道を辿ると、ゴールに入る時も歩いている撮したくない奴らに出くわすことになります。ここで集合場所に戻り、帰りのチェック状況を見ながら暫しの休憩を取りました。結構な距離を速歩しています。集合場所に戻って帰りのチェックを受けてから生徒達は帰宅で、10キロとハーフを走るグループは昼くらいに終了です。その人並みが消えたところで昼飯タイムとなりました。後はフルにエントリーした強者達が帰ってきて業務終了です。
レンズ沼
ところで、18/200mmのレンズですが、シグマが発売したばかりの時に買った物で、既に第3世代の物が出ている上に更に焦点距離を伸ばした新製品までエントリーしていますから、比較するのは酷ですが、ピントが甘めで、収差もかなりあります。価格にしたら優秀とも言えますが、この点から写りに問題があります。レンズ枚数が多く暗いことも影響しています。それで、使える時は、他のレンズを選んでしまうのです。今回のような、どうしようもない時の滑り止めでしょうか。新しいレンズを買う為に、使わないようなレンズは処分してしまおうかとも思ったのですが、不承不承でも使うチャンスがあったと言う事です。
ズームレンズの歪曲収差を調べて見ると、どれもまともな物はほとんどありません。特に高倍率ズームでは例外なく、広角端では樽型、望遠端では糸巻き型になっています。単焦点でも歪曲収差についていえば、マクロレンズでないと全滅に近い様子です。魚眼レンズであれば樽型歪曲の極致となりますが、滅多やたらに歪曲するのではなく、等立体角射影というような、立体角と画面上の面積が比例するような形を取っている物もあります。また、多くの写真家の方々は、芸術性優先で、残存収差を味とまで捉えています。わたくしとしては、そんなまともに写らないものを、良く作って売っているものだと思います。確かに、レンズ設計は職人技で、コンピュータを使うようになっても、難しいものは難しいのですが、真っ直ぐの物が曲がって写るなんて・・・。ピンホール写真機は素直なんですが・・・。まあ、それはともかく、こうなってくると、使うレンズはマクロレンズでないと駄目という結論が出てきます。
その意味で、今、使えるレンズは、トキナーの12/24mmF4の24mmがマクロレンズクラスの歪曲のないもの。シグマの50mmF2.8マクロのみとなります。歪曲の少ないレンズとしてはシグマの18/50mmF2.8があります。特に50mmではマクロレンズ並みです。但し、18/50mmF2.8はその後、名称にマクロを冠した改良品となっています。つまり、望遠レンズはありますが、望遠側でのマクロは無いということになります。そして、望遠鏡では470mmF4.7というスペックが最短の焦点距離になります。ナイコンの70/300mmEDは、かなり強い歪曲収差が出ていますので、計測には不適当ですから、100mmや150mmというマクロレンズが欲しい物に入ってきます。しかし、それらの出番が沢山あるかというと、精々花の時期だけでしょうか。空でも対象は幾つかに限定されます。すると常用レンズでのマクロというのも視野に入ってきます。ここに隠し球です。35mmでマクロという物がトキナーから出ています。価格は何と100mmマクロより高い!。評価も高いのですが、シグマの18/50mmF2.8改良品と似た価格というのが問題点です。18/50mmF2.8旧品の不満は、もうちょい被写体に寄りたいという点だけで、実に優れたレンズです。「純正」ナイコンには無いレンズです。
そうなるとどれを手に入れるかというレースがますます混沌として、結局少ない小遣いを投入する決断が滞るという現象が起こっています。花の写真のほとんどが50mmマクロを使っているという現実もあります。レースが混沌とすればするほど要求度が下がり、レンズ沼からの脱出が可能となります。
千歳JAL国際マスコットキャラクター
★★2009年06月11日(木) RAID崩壊、鮮やかなオレンジ色のツツジ
RAID崩壊
今朝、出勤の用意をしていると、どうした訳かLANディスクが救急車音を出し始めました。最初は目覚ましかと思って布団のあたりをウロウロしてしまいました。LANディスクであることに気付くまで数分を要してしまったのです。マニュアルもすぐには出てきませんので、何らかの異常状態であることだけが判ります。そこで、シャットダウンの操作をしたところ、通常の通り電源が切れました。電源をいきなり切ったのではなく、ちゃんと終了動作があったのです。しかし、一日、くらーい気分でした。又これに金がかかるのか。今度は何ぼかかりますねん。装置全体とか、ハードディスク4台とか、2台で済むかどうか。あーあ。
帰ってきて、電源を入れると再び同じ状態です。リセットしても同じです。よく観察すると起動時にはちゃんと4台のハードディスクが次々と動いていきます。そして、4台ともエラーの表示を出して動かなくなります。そうこうする内に、LANにはちゃんと接続しているランプが付いていることに気付きました。そこで、サポートソフトをメインマシンで立ち上げると、ちゃんとIPアドレスが振られて動いています。設定はここから出来るようになっているので、状態を表示させるとRAID崩壊と表示されました。
なーにぃぃぃ。ちょっと期待します。もしかすると、単なるソフト的なトラブル?
何かの原因でRAID0スパニングモードが御臨終したのでしょう。アクセス中に電源の遮断があったのでしょうか。雷注意報が出ていて、雨も間欠的に強く降っています。何れにしてもファイルの復活は素人には困難です。安全性を重視して、設定をRAID5に変えて領域の確保を命令すると、ちゃんと動作してフォーマットを始めました。1時間で10パーセントぐらい進行したでしょうか。明日の朝には終わっているでしょう。しかし、こんな事が度々起こってもらっては困るのですが・・・。
チャートを見てもピンと来る物がありません。しかし、LANディスクはバックアップで、メインの記憶装置にしていないのが幸いして、被害はありませんでした。しいて言えば、フォーマットとコピーの時間がかかるというところでしょうか。これを機会にハブを100から1000BASEに変えるのもよいかも知れません。と言う事で、ポチッとなぁをアマゾン.コムでやって来ました。そこが一番安かったのです。ここは、たまに、妙に安いことがあります。
鮮やかなオレンジ色のツツジ
★★2009年06月13日(土) 潜む猫
★★2009年06月14日(日) 蝦夷梅雨リラ冷え、ハブ新調
蝦夷梅雨リラ冷え
天気が回復しません。5月27日にちらっと夕空に月が見えましたが、5月16日からこのひと月、星が見えたのはだった一日で、その日は調子がそれ程良い訳でなく次の日に祟ると困るので我慢をしたと言う経緯があります。それだけでなく週末になると雨が多く、昨日今日とこれまた良く降ってくれます。おかげで懸案事項がちっとも進みません。ベランダの塗装屋さんとか、ドームの階段の補助階段再制作等々、工作物件や草むしり等の作業案件が山積みです。全く梅雨のような天候です。これは蝦夷梅雨というやつで、ものの本ではオホーツク高気圧の勢力が強くなって2週間ぐらい続く事があるそうです。温度もそれ程上がらない為にリラ冷えという言葉もあります。昨日今日と寒いのでストーブに点火しました。梅雨とは条件が違う雨の降り方ですので、厳密には「梅雨」ではないのですが、その時と同じように窓の外にかけたスダレをそのままにしておくとカビます。今年はこれが1ヶ月続いている訳です。この湿気り方では、景気が良くなるはずもありません。元気を吸い取られるような雨です。
ハブ新調
今日届いたギガビットハブは、特段何の不都合もなくLANシステムに組み込まれました。LANDISKとメインマシンの接続は、劇的に速度が向上しました。そもそもどちらの機器もギガビットに対応のところをハブ(ルーターに付いているものです)が100しか無いので、そこがボトルネックになっていたものです。速度が劇的に変わることは直付けで確かめていましたので、驚くことではないのですが、早くやれば良かったと後悔しています。ブロードバンドルーターが対応していないので、ギガビット対応のルーターを探していたのですが、今になってもまだまだお高い代物です。まあ、インターネットには普通には要らない速度です。そこで、インターネットはともかく、家庭内の機器では高速通信環境を有効にしたわけです。
細かいファイルが多いとオーバーハングが多くなって速度的には苦戦しますが、大きなファイルだと速度差は際立ちます。規格で10倍の差が、ちゃんと出ています。つまりは100の接続でも100は出ていないと言うことでもありますが・・・。
先ほど、昨日までに30時間かけてコピーしたファイル群とほとんど同じくらいの量のもの、40ギガくらいのコピーが終わりました。18時から3時間半で転送されました。稼働時間を減らすことが出来て、その分省エネとなるのは間違いありません。
★★2009年06月18日(木) 京教大再び、世界天文年
又やってくれました。京都教育大ですが、今度は例の準強姦事件についての書き込みの制限を発令していて、書き込んだ学生を訓告処分や口頭で注意したと報道されました。教員らがネット上の監視を続けているということですから、そこで見つかったのでしょう。しかしながら、書かれた内容が被害者を非難する書き込み、加害者を擁護する書き込みであるというのも、この大学の中身に腐っている部分がある事が出ています。ネット虐めを見つける為に教員がネット監視をしているのと根は同じレベルです。教育者志望ではあり得ない学生が大分混ざっているようです。学長からして、妙な対応をするところですから、さもありなんというところですが、出てきた学生は、それこそ無期限停学が相当ではないかと思います。
一番可哀想なのは被害者ですが、この対応のまずさで、不利益を被る人間が増えていきます。在学生や卒業生が非難の対象となってくる可能性すらあるでしょう。書き込みの制限を発令している上でそれを無視するのですから、指導には従わないと表明しているのです。中学生や高校生ならば未熟であることを理由に教育的配慮も出来るでしょうが、大学生でそれも教育大ですからねぇ。どう考えたって、教育者を育てる教育機関のやることでしょうか。あきれ果てるばかりです。これも学長の方針でしょうねぇ。
世界天文年というキャンペーンがあります。ガリレオ・ガリレイが自分で作った望遠鏡を空に向けてから400年というイベントですが、メーカーと販売店はこれを機会に頑張ろうとしています。今まで、何か天文現象があると、そこそこ売れるようですが、うまいことに今年は日蝕があります。ダブルチャンスです。しかし、昨年秋からの不況は底知らずの様相を呈していています。そもそも望遠鏡業界は縮小に縮小を重ねています。市場の縮小によって大手有名所も次第に撤退しています。何故縮小するかというと、底辺を広げる努力がなかったのです。趣味で後に高価格の望遠鏡を手に入れる人は、ほんの僅か一握りの人です。儲かるのは高価格の品物ですから、そちらばかりに集中して、小学生が手に入れられるような物を粗悪なものにして、使いやすい物を高価格のままにしておいたツケです。
趣味のカメラの世界でもデジカメがあって、一眼デジカメがあります。一眼デジカメでもエントリーなものからハイエンドまであります。ナイコンで言えばD40やD5000があってD3xがあります。みんながD3xを買う訳ではありません。1000台10000台のD40があって1台のD3xがあるのです。
ところが望遠鏡にはエントリーが存在しません。望遠鏡にはエントリーというものが存在できないのです。スペックと価格を落としていって、初めて手に取った人でも使えるようにすると、双眼鏡やフィールドスコープと言う分野に突き当たります。敵機や鳥を見る分野で、星を見る分野よりも遙かに規模の大きな市場があります。ナイコンでも五千円あればエントリーの双眼鏡が買えます。手持ちで最高級の物を選んでも13万円くらいでしょう。フィールドスコープとなると、3万円台中頃から20万円くらいのラインナップです。そして、望遠鏡となるとその上になるのは間違いありません。小学生がお年玉を貯めても無理な価格になっています。もし、買える物があったとしたら・・・それは使い物にならないか、後で粗大ゴミと化す物に・・・。双眼鏡やフィールドスコープではこんな事は起こりません。安くても安いなりに壊れるまで使えます。
縮小する市場に生き残りをかけて最後の手として最高の性能を売りにするのですが、性能は技術の賜物です。ノウハウを持って行かれてしまっては、最後の手が最後の息を止める手になって戻ってきます。某メジャーになった国産望遠鏡メーカーの高級鏡筒とタメを張る性能の外国製鏡筒が、国内に出回り始めました。価格は半分以下です。ブランド志向の方以外は、その性能を知れば転ぶでしょう。同じ値段を出すのなら、2本買って双眼望遠鏡という世界へワープする方も出てくるでしょう。そう言えば、某国産望遠鏡メーカーがそのスペックに近い高級品限定バージョン20本を50万円でこの4月に売り出したのですが、売り切れたとは聞きませんね。1億人に20台も売れないとは、1万台に1台なんてレベルではない訳です。
★★2009年06月21日(日) ロンスカ、画像整理、デジタル時代、雨の中の紅葉
ロンスカ
何でも奈良の方では2年ほど前から女子高校生の間でロングスカートが流行ってきているとか。東日本方面は未だにパンツの見えるミニが主流で、喜んでいる男どもが多いのでしょうが、早くこっちまで来て欲しいですねぇ。何しろ北の果ては流行りが伝わるのも遅いですから。こちらに来てから、絶滅したと思っていたロンスカロンゲのスケバンさんを見て感動したことがあります。あれは余市(よいち)の道路沿いで迎えを待っている?高校生でした。
ミニスカのお姉ちゃん達は、それがカワイイと信じているのですから、何を言ってもその格好を死守します。それが、風俗店の従業員を超える存在だとは思っていないのでしょう。そちらの方々はマイナス10度、15度という中で生足なんて事は決してしません。仕事になりませんからねぇ。ミニスカちゃんの敵は回りの女子高生なのです。1ミリでも短い方が勝ちなのです。そんなことで競っているのなら中身を何とかせいと思いますが、中身で勝負は勉強が必要ですから、努力の要らない?そっちへ集中します。そして、遅刻して一人歩きの女子高校生を狙って変態が出没します。
朝、登校するミニスカちゃんにかける言葉「スカート直せ。回りで交通事故起こってないか。車突っ込んできてないか。変態が後ろ付いてきてないかぁ」
画像整理
闇雲にカメラで撮影していると、画像の整理をどの様にするかにたちまち突き当たります。フィルムの時代はもっと大変でした。データパックに記録してなんて方法はプロや資金のある方の方法で、下々はその都度細かく記録するという方法しかありませんでしたし、現像から上がってきても、ちゃんと整理しておかないと、いつ撮ったのやらさっぱり判らないということになります。フィルムの保管に当時売っていた入れ物へ撮影日時を入れて保管するということがなければ、いつ撮ったのかが判らないフィルムであふれてしまったことでしょう。
画像ファイルはカメラによって連番が付けられていますが、これは4桁の番号ですので1万枚の区別しか付けられません。そこで、撮ったカメラの識別符号を最初にして、次にファイルのタイムスタンプを追加し、その後に連番を取り込んで整理する事にしました。E20090621_070142_D30_1926.NEFというような形です。最初のデジカメの時に、先行きカメラが増えても大丈夫なように考えたフォーマットです。
一枚一枚名前を変えるのでは、たちまち挫折しますから名前を書き換えるプログラムを用意しています。そして、メモリーカードからコピーしてきて直ぐ名前を書き換えます。すると、その後に画像処理をしてタイムスタンプが変わってもファイル名で撮影日時が判りますから判らなくなることはありません。もちろん、カメラの時計はちゃんと合わせておかないといけません。
これで画像の整理に困ることはありません。更に星の写真はこの後に対象の名前や番号を入れてD20080209_203554_D70_1177M42.jpgというようにします。これを見ると改造D70でM42オリオン座の大星雲を撮った画像と判ります。更に、年月のフォルダやイベントのフォルダを作成して階層的に整理すれば、これ以上の方法はありません。整理するソフトがありますが、それがずっと使えるのか、常に不安が伴います。現実にこの方式を採用する前は整理ソフトを使用していました。慣れたところでVistaに対応しませんでした。会社すら無くなってしまいました。ですから、長い事使いたいのならOSの基本機能しか使わないというのは原則です。新しいバージョンのOSを投入する度に余計な物を付け加えて便利さを訴えますが、今までろくな物はありません。そう言えば名前は同じなのにセコンド・エディションで動作の違う奴/Win98ですよ/もありましたし、全然違う名前/2000、Xp、Vista/なのに、単なるマイナーチェンジだったり・・・。
デジタル時代
写真部顧問の会合へ行って来ました。こちらは自分が好きでやっている方々が多いのですが、正直なところ時代にずれている方々が揃っているようです。デジタルはシャッターを簡単に押してしまって、ちゃんと気合いを入れて撮っていない、とのたまう方々が沢山いらして、銀塩が最高と仰る方も多数。こんな人がもっと一杯いたら、ここまでフィルム市場が縮小することはなかったろうにと考えるのですが、如何。
どうも、DPE店で出来上がってくるプリントがインクジェットの出力であることに不満を持ち、印画紙で焼くことこそ最高の仕上がりを出すと信じている様子です。これを見ると、広告の世界では何が何でも最高水準の技術を求めるクライアントがいて、例えA7の小さな画像でも6048×4032や6496×4872ビクセルを要求したり、リバーサルのブローニーじゃないと駄目なんてのと一緒だろうなと思った次第。変な集団でした。
フィルム時代のカメラマン、特にニュース系の人は、常識としてフィルムを空にしないというのがあります。フィルムが切れたときは、1枚残しておく。撮り切ったら新しいフィルムを入れておくという奴です。これがデジタルになったら記録先はメモリーカードです。余裕がなければ失敗作を消去すると使えます。特に最近はメモリが安く、パソコンにコピーしないで取って置いても良いくらいです。好きなだけ取れるし、制限は減ったのですからこんな良いことはありません。しかし、銀塩にこだわる人もまだまだ沢山います。優れている点を上げるのですが、結局デジタルの方がトータルで優れているし、今勝っていても、少し経つとアドバンテージが無くなってしまうという進化があります。フィルムの写り味がデジタルには出ないと言っていた人が、デジタルに付いたフィルムモードで黙ってしまったことがあります。私見ながら作る方も使う方もどうかとは思うのですが。
昔書いたことがありますが、そのメーカーにネガカラーフィルムの現像プリントを出したところ、同時に出した某外国メーカーのDPEの仕上がりに比べて格段の差がありました。蛍光灯の光で撮った物ですから、妙な緑色系に写ります。しかし、某外国メーカーはホワイトバランスを補正して白を白にしてプリントしてきました。これに対して某国内メーカーはそのままでした。両社とも手作業でこれをやっていたのではなく自動化した機械でやっていたのですから、どちらが優秀な装置だったかは一目瞭然です。補正しないというサービスもあるでしょう。リバーサルフィルムであれば、補正なんかしたら怒られます。撮影者は自分で補正するために少し紫が勝った蛍光灯用の補正フィルターを使います。
あの時代、色がちゃんと出るのは某外国メーカーとされていました。それは補正して出るのではなく、フィルムの段階でちゃんと写っているから、プリントの時に補正が出来るのです。図らずも同じ物を撮って別の会社に出すと言うことをした為に、一般向けのサービスで両社の違いがあり、技術の違いも気付かされることになりました。
リバーサルフィルムについても、この国内メーカーの何とかという銘柄が赤が強く出るのでファンには受けているという話を聞いたことがありますが、その昔、何とかという銘柄が出る前のリバーサルフィルムが赤の写りがよい・・・星雲の赤が良く出ると言うのでよく使っていました。悪いけれど、一般撮影には・・・使ってみたことがありますがカラーバランスが崩れていて、口紅を塗っていないのに赤く写るのには魂消たことがあります。
ですから、この国内メーカーが出したデジ一の評判が高いと聞いても、大分逡巡しました。結局購入していないのは、喧伝された情報に疑いがありそれが払底できなかったと言う事にあります。ウリとして出したものに納得していないと言うことでもあります。今では、撮って出しだけでなく、撮影された生画像を加工して画像を作るというのは当たり前になりましたから、ウリとしていた独自開発のセンサーによるダイナミックレンジの広さやフィルムシミュレーションモードは、何てことはないモノになってしまいました。結局、この映像素子の分野では、標準の色分解方式も凄い進化をしましたし、コチョコチョと小細工するのではなく3色分解フィルターを使わないダイレクトイメージセンサーを開発したところもあります。じゃあ何故、それにしないんだと聞かれたら、決定的な点があります。ダイレクトを採用したカメラは何とバルブで30秒までしかシャッターが切れないと仕様に書いてあるのです。これでは星屋さんは使えません。それに、オリジナルのカメラマウントですから、同じレンズ買い足しになります。まあ、こちらはお金が余っていたらと言うあり得ない条件の元のことですから、理由としては削除しましょうか。
雨の中の紅葉
★★2009年06月22日(月) 準強姦事件示談、ニッサン凋落、晴天祈願
またまた例の京都教育大関連ですが、今度は準強姦事件についての示談が成立と報道されています。それはそれですが、じゃあ学校としてのスタンスはあるのかと言えば、処分を明らかにしないところに事件の根があります。「教員には通常以上の高い倫理観や道徳観、人権感覚が求められる」とコメントを出しましたが、奴らをどうするんだと明言しないところが問題です。なし崩しに復学させ卒業させ、いつの間にか教職に就けようなんて親は思っているに違いないのです。こんな親に限って、訴訟を起こしたりします。それを食い物にするのが弁護士です。逮捕歴があっても不起訴だったと言い訳をするのでしょうか。反省すれば良いというものではありません。教育的配慮が聞いて呆れます。
ニッサンがクリーンディーゼルのオートマを来春に出すと報道されました。このニュースは技術のニッサンが如何に凋落したかを表しています。マニュアル・ミッションを発売してはいましたが、オートマは排ガス規制をクリアできなかったので発売できなかったのです。その為に、ハイブリッド車で湧くエコ減税に乗り遅れ、話題としても電気自動車に後れを取る事態です。今更のクリーンディーゼルとなってしまいました。燃費で負け話題で負けていては、業界三位を挽回する事は出来ません。エクストレイル一車種で出してもねぇ。そもそもエクストレイルは車として中途半端なコンセプトであって、クロカン四駆の方々からも乗用車の方々、ワンボックスの方々からも充分な支持を集める事が出来ないと思います。乗っているわたくしが言っちゃいます。どんな車でもシュッと動かすこのわたくしが言います。若者向けにセッティングしているつもりでしょうが、オートマのギア比やキャブの設定を含め、何と言っても運転しにくいです。やっぱり安物の車と言う事でしょうか。
全く天気が回復してくれません。毎日毎日雨が降ります。降っている雨の量は、洪水を引き起こすほどではありませんから災害にはなっていませんが、この雨の中に開花する顕花植物門の仲間達は、子孫繁栄に影響が出るかも知れません。日照不足にもなっていないようで、庭の緑は生き生きとして成長している様子なので、それはそれでよいのですが、気分的には熱帯雨林並みの様子です。去年から今年にかけて、雨の降り方が少々違う為に、庭に生える雑草にも変化が出ています。雑草と言ったらシロツメグサ、クローバーが最大の敵だったのが、違う奴らが繁茂しています。見えるところは徹底排除していますが、裏の方ではカバーされてしまったところもあります。そうなると表土と共に一枚剥がさないと排除できません。手間はクローバーより幾分かかります。そして、排除しようにも雨の中そんなことをしていたら、こっちの身が持ちません。こうしている間に庭を雑草に乗っ取られそうです。
★★2009年06月23日(火) 日蝕ツアー空き有り、夏至の頃
何でも、鳴り物入りで企画された日蝕ツアーに空きが未だ未だあるとか。いきなり行こうとしても駄目なところもありますし、人が大勢集まると踏んでいた各社は当てが少し外れたようです。高い金を出しても、当日曇ってしまえば見られないというリスクもあります。一ヶ月を切ったところでこのような状況では、人気爆発とまでいっていませんね。★秋津★は自宅で部分食を撮影するだけの予定です。出かけていくのに機材を抱えて行く元気はありません。出かけていくとなればU-150でも可能ではありますが、移動用のピラーは持っていません。となるとEM-100となります。しかし、重量的に一人で持てない重さではありませんが、これに撮影用の筒やカメラを抱えるとなると、弱った★秋津★の足腰では当分使い物にならないでしょう。その上に結構な旅費ですから、そんな資金があるのなら筒を一本買いました方が良いと思います。何せ天文台資金繰りには苦労していますから。
今日は久しぶりに太陽を見ました。一ヶ月は経っています。太陽があったことなんか忘れてしまいそうでした。それで、夜も期待したのですが、天文薄明が終わる21時半頃には曇ってしまいました。夏至ですから夜が短いです。1時40分頃に天文薄明が始まります。つまり北海道では4時間くらいしか撮影できる暗闇が無いという天文屋さんには実に厳しい季節です。
★★2009年06月26日(金) M16へび座イーグル星雲
★★2009年06月28日(日) 夏の晴天、左官屋さん、逆さ虹、逆さ虹と内暈(うちがさ)
夏の晴天
6月24日、前の日記を書いた後に突然天候が夏に切り替わりました。晴れの予報にドームの準備は万端です。その日の内にメシエ天体で取り残していた5つの内、4つを撮影することが出来ました。撮影映像を調べると、コマコレクターによって中心像がやや肥大し色収差が出ていますが、周辺像との差は無くなって全面、同じ画質となっています。宣伝通りの性能を実現していることがわかりました。
これを1810mmF4.5でも確認したいので25日の晩は、鏡筒を換装し確認の撮影をすることにしました。ところが、ボイド中の24日は特に問題が起こらなかったのに、25日はボイド的事態が次々と頻発し、性能の確認映像を1枚撮ることが出来ただけでした。
鏡筒の換装はいつも通りでした。いつも問題になっていたファインダーの調整も、取り付け部分の改良によってほとんど調整の必要がありませんでした。そして、D300を付けてライブビューでピントを出しD70に交換しました。ここまでは順調です。次にここから自動導入です。最初の躓きです。赤道儀が東側モードになっているところに西側天体の導入の指示をしてしまいました。つまり逆の動きです。導入し終わったところで、元の位置に戻し、東西モードを正しく設定して再導入するが一番の手ですが、導入中に鏡筒が赤道儀に接触しそうでしたので、導入停止にしました。エンコーダーが付いている超高価タイプではないので、元に戻すのは手作業です。ファインダーがちゃんと合っていれば直ぐ済む作業です。当初位置へ戻し、もう一度導入です。
さあここで次のミスです。導入天体は南に低く色々な物が置いてあるラックに近いのですが、そのラックの上に、たまたま置いた荷物があり、運悪くそれにファインダーがぶつかって停止しました。導入天体より少し南にある恒星を入れようとして筒先が下がった結果です。衝突によって物理的損傷はありませんでしたが、もう一度の手順を行うのに問題が生じました。ファインダーがズレたのです。0.5度以上動いてしまって、カメラの視野を離れてしまいました。こうなるとファインダーをイチから合わせ直すという作業になってしまいます。目標天体を主鏡に入れるのが至難の業です。少しでも大きな視野を得る為に長焦点アイピースに交換し、付近を眺めながら導入するのはカケのようなモノです。つまり、折角合わせたカメラを外すことになります。
1度ファインダーが目標を失ってしまうと大変な苦労と苛立ちをおぼえることになるので、鏡筒へファインダー設定用の指標を付けようと思っていますが、なかなか良い方法が思いつきません。懸案事項です。ファインダーのファインダーです。
とにかく苦労して目標天体を視野に入れファインダーを合わせ直します。そして、D300を付けて、ピントを出しD70に付け替えます。そして、ここから自動導入の手順へと続きます。あらためて空を見ると雲が一部にあります。結構早く動いています。時計を見るとココまでで既に1時間半を経過、力作業や梯子に登っての作業に大分疲労してきました。力尽きたと言っても良いでしょう。とにかく、比較対象に選んだM8を入れ、露出を急ぎました。この結果、導入直後の振動によって像がぶれましたが、コマコレクターの効果は確認することが出来ました。その他に、光軸は合わせたのですが、光量の中心とはずれていて、斜鏡の位置が調整必要であることが判りました。とにかくこの日は、これで撤収です。
左官屋さん
今日は左官屋さんです。玄関の階段がかなり痛んできていて、コンクリートにヒビが入り、一部が剥がれ落ちています。これを補修するという作業です。壊れて取れるところは取って金ブラシで擦り、水をかけたところに調合済みのコンクリートを使って埋めていきます。左官屋さんというのは建築現場での地位が低く、給料も安い上に、仕事が減っているようです。基礎をやる業者は家を建てる時には必ず必要とされますが、そのコンクリートの基礎を高く上げたり、入口の階段を広くするようなことは値段が上がりますからしませんし、風呂をタイルでやるところもなくなってしまいました。平らな面を作ったり、排水まで考えて微妙な傾きを作るというのはプロの仕事です。素人がやってもそうそううまく行くものではありません。しかし、まあ、自分でやればホームセンターで調合済みのコンクリートを買ってくれは安く済みますし、当座の補修だったらそれはそれでよいでしょう。2時間ほどですが、こちらも日頃の鍛錬が無く、腰が痛くなりましたのでそれなりのところで終了です。
逆さ虹
昨日のことになりますが、夕方、6時少し前に、庭にいた嫁様からまた例の虹が見えると呼び出されました。例の虹というのは、通常の虹ではなく、夕方に近くなって太陽からの角度が45度くらいのところに頂点を持ち、太陽と反対側にアーチが向いていて、太陽側が赤の虹です。雲のあるところだけしか見えませんから、雲の水か氷に起因していることは確かです。そして、水粒子が原因であれば、通常の虹のように一周するものになりますが、そうではないので、氷の平らな結晶が原因であろうと推察できます。環天頂アークとか環天頂弧、天頂環、天頂弧というような呼び方もあるようです。撮影したものをパソコンで見ると、太陽を取り巻く笠が写っていることに気付きました。ドームに虹がさしています。使用したレンズはトキナーの定評のある超広角レンズで18mmの焦点距離を使っていました。画角は66度かける44度ですから丁度短辺と同じ大きさです。つまり約20度ちょっとの半径となります。笠の内側のものは22度とされていますから、丁度計算も合います。そして、気付けば幾重にも笠が出ています。この笠で色がちゃんと分離しているのは珍しいそうです。