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★★2009年04月01日(水)M1カニ星雲
★★2009年04月04日(土)発射、日蝕、桜に非ず、実は雪
発射
先月中頃に書きましたが、燃料を注入しているとか、もう発射するとか。わざわざ土星と火星のオポを狙ってやるとは侮れませんねぇ。迎撃したら攻撃するとまで言っているのですから、舐められたものです。どんな攻撃をするのか興味がありますが、いざとなっても日本軍が動けないと踏んでいる訳です。国内の治安活動と言うことであればいくらでも動けますし、あそこは一時日本だった場所ですからねぇ。
日蝕
さて、入手し損ねていたフィルターと関連商品をネット注文、既に届いています。メインのレンズ用67mmφ各種クロス系フィルターと円偏光フィルター、撮影または眼視用49mm各種カラーフィルター、ステップアップリング数種で、前回の通販と店舗購入を合わせると2万5千円ほどになるでしょうか。これで、持っていたものと合わせて、だいたいフィルター関連はこれで揃ったことになります。
天文屋さんの世界では、2インチ接眼鏡や2インチ規格の接眼筒の関係でフィルター径が48mmφになっていることがほとんどです。ところが、カメラの世界では、一般向けに販売されているフィルターで・・・、43.5、46、48、49、52、55、58、62、67、72、77、82mm、・・・という規格があます。しかも店頭に置かれているのは、49mmφ以上の交換レンズ用と、もっと小さなデジカメ用の規格です。48mmがあっても特注扱いだったり、製品そのものに無かったりすることもあります。カメラの世界では48mmφは異端なのです。49mmφが一番近いサイズですが、当たり前なことに違うサイズは付きません。店頭投げ売り価格で買うか、特注で注文し倍以上の値段を払うかの瀬戸際です。
手元に49mmのカラーフィルター数点を持っていたのは、初めてのカメラの標準レンズのフィルター径だったからで、それを望遠鏡のカメラアダプターにも使えたからです。さて、この49mmを48mmで使えるステップアップリングという製品があります。試しに2インチ接眼鏡に付けてみると、そのまま使えます。しかし、49mmのフィルターの方は、大抵の2インチスリーブに微妙な差で入りません。ですから、このステップアップリング作戦は2インチ接眼部ではなく、カメラアダプターや他の形で取り付ける接続部用と言うことになります。
ところで、NDフィルターで最初に減光してしまえば、望遠鏡でも安心です。そこで、口径を絞るフタの絞りにNDフィルターを付けるようにしたものを作成して使ってみました。67mmφのものですから、口径としてはやや大きめです。使用したのは口径25cm、焦点距離1250mmのものです。67mmφフィルターの開口径は63mmありますからFは20位になります。使ってみるとND400一枚で減光が足りずに、ND8をもう一枚重ねると使用域に入ります。ND400を2枚重ねにすると光量が落ちすぎてシャッタースピードが遅くなります。また、ピントの山があまりはっきりしません。適当に合わせても充分かという状況です。
とりあえず、7月22日の日蝕への用意は、当地では蝕分が半分くらいですし、こんなもので充分でしょう。
桜に非ず、実は雪
★★2009年04月06日(月)今年は早い
★★2009年04月07日(火)衛星偽装、濡れ衣
衛星偽装
弾道弾を衛星だと言い張るだけならいざ知らず、軌道に乗り首領様をたたえる歌を流していて、それを外国のメディアが伝えているとか。そこまで、国内の状況が厳しくなっている訳ですね。偵察衛星を打ち上げる技術を持っていないことを外に示してしまったので、内は何とか誤魔化そうということです。ここで独裁政権転覆という筋書きがあったのが東欧です。元々独裁政権は後継者に難が出ます。星回りとしては、進行太陽が出生冥王星とスクエアになると共に、進行の月が絡みTスクエアとなります。また、進行火星が出生太陽とスクエアになります。そして、今の火星土星のオポジションと関わってTスクエアとなります。正にターニングポイントであり、ミサイルなんか打ち上げている余裕があるのは大したものでしょう。東欧の社会主義を標榜した独裁国家は一連の流れの中で一応民主化の流れに乗りましたが、残っているところがこの国です。逆に言うと今がチャンスなのですが。しかし、この程度では命運は尽きませんから、まだまだ長引きそうです。
濡れ衣
太陽を撮った映像を調べていたら、フィルター2枚重ねのもので、コントラストがかなり落ちていました。フィルターが原因であればやり方を変えないといけません。もしかすると2枚重ねしたことにより干渉しているのかも知れないし、元々高級品ではないので精度不足が出ているのかと、もやもやしていました。そして、再確認しないでフィルターのせいであると断定して、焦点に近いところでフィルターを付ける方式を試してみました。こっちでやってもちゃんと出来ると確認してから、光量調節を色々と試している内に、ふと気付いて筒フタに2枚付けて、もう一度撮ってみました。すると、違いが分かりません。コントラスト低下の原因をフィルターにしたのは濡れ衣でした。原因は気象条件です。上空に気付かないほどの薄雲があったのでしょう。
ケンコーの普及品でも、このような結構な光学検査に近い使い方をしても大丈夫だということがわかりました。たまたま、良いものに当たったという可能性も無い訳ではありませんが、光学ガラスの研磨品を売り物にしている高価な外国製フィルターとタメを張れるのが普及品というのは、やはりメイド・イン・ジャパンです。
★★2009年04月09日(金)黒点のない太陽
★★2009年04月11日(土)賢治、春が早い
賢治
賢治の未発表詩が発見されたということで。賢治ファンには嬉しいことでしょう。まあ、わたくしが興味を持ったのは5万分の1地図の裏面に鉛筆で書いてあるということで、この画像まで出ていました。黄色を通り越して茶変した部分もあるのですが、国土地理院発行の紙の地図です。元々良い紙を使っているはずなのですが、あそこまで変色しているのはやはり保存状況が悪いのでしょうか。蔵の鴨居の上にあったというのですが、そのまま丸めてあって湿気たり雨漏りしたのでしょうか。
我が家にも20年以上経過した5万分の1地図があるのですが、ほとんど変色していません。これはプラスチックのカバーを掛けて暗いところに置いていたものです。同じ時期の文庫本は既に濃い茶色のものがありますから、紙質と保存状況でいろいろです。
春が早い
例年は4月になってからも、降雪が多少あって、咲いたクロッカスが埋もれると言うことがあるのですが、今年は降る気配もありません。その分、福寿草もクロッカスも1週間程度早いようです。つぼみの様子ではツツジも同じような様子です。昨年とほぼ同じ時に冬囲いを撤去したのですが、昨年と違うことがあります。昨年は竹囲いの一部が凍っている為に抜けませんでした。今年は抜けなかったのが一本だけです。今までは冬囲いの撤去は一日では終わらないくらいの作業だったのですが、今年は半日で出来てしまいました。この作業で雪の被害がどれだけあるかをちゃんと見ることが出来ます。ただ見るだけでは見逃してしまいますが、縛った縄を外している内に否応なしにチェックできます。今年は結構折れた枝、裂けた枝が目立ちます。一昨年植えた3本のハナミズキの内、2本に甚大な被害が出ていました。もしかするとこのまま芽を出さないかも知れないくらいの損傷です。また、コニファーの一部に焼けが進行していて、かなりの部分が痛んだ状態になるものもあります。同様の症状で既に大型のニオイヒバが枯死しています。また、ほとんど枯れかけているアルミゴールドが2本あります。原因はいろいろあるようですが、専門家ではないので特定出来ませんし、対策だって満足に出来ませんから進行を眺めているしかできません。もし病害虫であれば掘り出して処分するべきですが、どうもそうでは無さそうです。それに掘り出すのがかなり困難なほど大きなものもあります。大きさだけでなく、隣の木に確実に影響が出ます。
ところで、枯れかけているアルミゴールド2本ですが、同種のものを更に2本、クリプシー6本、合計10本、何れも1.5m高のものを同時に植え付けました。それらは全て順調に根付いて今では2mよりも高くなっています。ところが、クリプシーの一番端の1本の樹頂だけが雪で折れていました。少し御難の状況です。過去の記録を見ると2003年8月17日の昼前に植えています。改めてチャートを見ると太陽と天王星のオポジションでした。6年が経とうとしていますから、10本の運命を読むこととしましょう。
★★2009年04月12日(日)デジカメ不調、クロッカス
出先の嫁様からデジカメの調子が悪いと連絡が来ました。システムエラーや電源が入らない等の症状で、どうも復旧が難しそうです。過去の記録された画像を溯ると2000年の4月か5月に購入しています。デジ一をその間に2台も買い込んでいますが、我が家一番最初のデジカメは今まで現役でした。帰ってきてからブツを調べて修理に出すか更新するかを考えないといけません。と言うのは、デジ一はやはり大きく重い代物です。わたくしが使うのであれば、ポケットにレンズをねじ込んで出かけますが、嫁様が使うのであればコンパクトで軽いモノが良いのは当然です。だいたい、レンズ交換なんてはっきり言って面倒です。コンパクトさで横綱のD40にしたって、990より大きくなるのは避けられませんし、交換レンズが手ぶれ補正対応になるとサイズが大きくなります。写真が趣味だというのなら良いでしょうが、写ルンですで良い人にとっては無駄な投資です。ここで、メーカーの枠を外して、コアなマニアであればDP1やDP2あたりが出てきますが、デザイン重視の嫁様がどれを選ぶかは神のみぞ知るというところ。
クロッカス
★★2009年04月19日(日)今年は大輪の福寿草
★★2009年04月23日(木)原爆ドーム
★★2009年04月26日(日)インフルエンザ、デジカメ復活、全国的に大荒れ・当地は雪とみぞれ
インフルエンザ
メキシコで豚インフルエンザが人に感染し、人から人へとうつった可能性があると報道されていますが、WHOはワカランとして対応を協議しているだけだそうです。これまた阿呆な話で、空騒ぎでも良いから対策を取るところでしょう。ただのインフルエンザだって、冗談事ではなく防疫処置の必要な感染症です。体力次第では死ぬのですから、真剣な対策を求めます。人がウイルスで死ぬ話と言えば小松左京の復活の日を思い出します。あれがSFでない時代が来てしまっているのですね。
デジカメ復活
余裕のない業務の為に帰ってくると早々に寝てしまうと言う生活をしていました。連休を目の前にして少し気持ちに余裕が出ています。
さて、調子の悪いデジカメ・・・・使用不能になったデジカメですが、荷物の中に入れられて帰ってきました。早速、電源を入れました。動きません。当たり前です。電池が入っていません。改めて電池を入れます。電源を入れます。ピッと鳴っていつもの様子で電源が入ります。電源すら入らなかったんでないかい?? メニューを出してみても特におかしいことはありません。撮影も出来ます。日時はリセットされていますが、その他特に問題なく使えます。いったいどうした事なのでしょうか。マニュアルには、静電気等で異常が起こることがあり、その際は電源を切り、電池を入れ直すという方法が書かれています。嫁様はマニュアルも持っていましたので、それを忠実にやっていたのですが、復旧しませんでした。それで、レンズ付きフィルムを買って撮影を続けたのですが、やはり、高等なテクニックのいる写真はレンズ付きフィルムと素人の組み合わせには難しいことです。
多分ですが、電荷異常が原因だと思われますが、放電まで時間がかかったのではないか想像できます。タイマー回路等の充電池が付いた部分で不具合が出ていたのではないか、それで、完全放電するまでに時間がかかることから、その場と次の日での電池の抜き差しでは復旧せずに、しばらく放置され、わたくしのところに来て電池が入って復旧したのだろうと言うことです。
ただし、信頼性の点ではかなりの減点です。肝心な時に使えないのでは困ります。やはり、この先、更新が必要であると判断しています。
全国的に大荒れ、当地は雪とみぞれ
★★2009年04月27日(月)報道って?、連休の課題、朝の内に溶けて良い天気
金を納めていなかったので渡した卒業証書や卒業アルバムを回収したことが、さも非道なことのようにこの春は報道されていました。じゃあ、最初から渡さなかったらよいのかというと、そうじゃあないと思いますし、金を払わないのが可哀想なことのように扱うのもどんなものでしょう。義務教育の給食代を踏み倒したり、高校で見学旅行代の補助がないことに騒ぐ親あたりなんか、叩きの対象にして欲しいと思うこの頃です。マスコミの事件の扱い方に最近は疑問符が付くようなものが増えてきています。まあ、テレビのバラエティあたりは既に壊れていますから、何があっても驚きません。やらせぐらい当たり前。ねつ造なんか日常ってやつです。そんな匂いぷんぷんですから、見る気も起こりません。レンタル屋で借りてきたお気に入りのDVDが一番安心して見ることが出来ます。
さて、久しぶりに天文台へ上がりました。4月に入ってから、夜にまともな撮影をしたのは4月の16日以来、やっと2度目です。16日の反省点を胸に、まず極軸の再チェックを行い、取り直しの対象を次々と撮りました。
取り直しの原因が、望遠鏡の位置によって近くの水銀灯の光が迷光となったものがあります。これを防ぐには望遠鏡にフードを付けることになります。特に接眼部と筒に余裕のない40センチ反射は迷光の影響を受けています。これは良く考えて、着脱のしやすい形を考える必要があります。また、対象の選定にはその場でのプラネタリウム・ソフトを使用していますが、やはり使い慣れた星図があると一番良いですし、そこにメモができるともっと良いので、改めてドーム用の星図を作成しようと思います。ということで、必要な物品が決まりましたので、連休の課題ということにしましょう。
朝の内に溶けて良い天気
★★2009年04月29日(水)ドーム内不調、プリンター注文、水仙咲く
ドーム内不調
豚インフルエンザで、やっと一段階、引き上げられました。これでも早いんだと言い訳をされそうですが、対応の遅さで死人が増えます。そんな中、一昨日と昨日は連チャンでドームに籠もりました。特に昨日は40センチを取り付けて撮影の予定でした。ところが、撮影を始めて映像を確認すると、赤道儀の極軸はズレている、クランプの弛みによって星像が流れている、その上に水銀灯の光が迷光となって入り込んでいます。それらに調整や対策を施して再開すると、今度は主鏡・副鏡・カメラの光軸がズレています。短焦点反射は光軸ズレには大変敏感です。40センチは軽量化の為に幾つかの弱点を持っていますが、斜鏡の支持部分もそれに当たります。つまり、容易に光軸がズレます。この為にレーザー式の光軸調整セットを持っているのですが、それを使って調べると全般的に狂っています。今までのように斜鏡をちょっといじって治るというようなものではありません。この調整に何時間もかけていられないので、40センチを降ろして再度25センチを載せました。この25センチも、光軸のズレがあります。どうしてもそれを調整しないと、昨日の失敗作を繰り返してしまいます。そんなやこんなで、すっかり疲れてしまい、夜半過ぎまで持ちませんでした。
今日は40センチと25センチのニュートン式反射は、迷光防止の為にもなりますのでフードを付ける為の部材を物色しに行きました。色々回った中で、スポンジを使うのが一番簡単で、トラブルも少ないだろうと想像できます。スポンジを巻いて紐で縛るという原始的な方法ですが、これが一番やりやすい形です。出来上がって既に25センチ鏡筒に巻き付けてあります。40センチにも使えるようにしています。要は巻きスカートですから、太いサイズに合わせておけば良い訳です。
プリンター注文
A3サイズの印刷がどうしても欲しくなり、レーザープリンターを注文しています。明日到着予定ですが、何と言ってもとんでもない価格です。諭吉さん2名でお釣りが来ます。トナーの定価の方が高いのですからね。スタータートナーでなくて標準のトナーが入っているのであれば、トナーが無くなったら本体を買うという選択肢が出てきてしまいます。世の中に喧伝されているエコに逆行しますが、トナーやインクで稼いでいるというビジネスモデルが問題だと思います。そうそう、使用量が少なければインクジェットでも良いと思っていたら、その辺りはみんな複合機となってしまっていて、安いプリンターは消滅していたことにやっと気付きました。複合機なんか用事ありません。
水仙咲く
★★2009年04月30日(木)インフルエンザに核攻撃、プリンター到着
インフルエンザに核攻撃
ちょっとは仕事を心得てか、慌ただしくもフェイズ5を宣言しましたが、2日は遅いですね。成田で被疑者の取り調べを行っているそうですが、本当の瀬戸際でのプロックですね。入ってきたら人と物流を止めるしか対策が無くなります。小松左京の「復活の日」ではインフルエンザウイルスに細菌兵器として開発された致死性の別のウイルスが寄生し知らぬ間に蔓延してしまい、真相が見えたのは防疫体制が崩壊してからだったという設定でした。つまり、命を助ける為の医学が作り出したウイルスで人類が滅び、人間を殺す為の核兵器が変種ウイルスを作り出して原種を食い尽くし人類が助かるという逆説がテーマの一つに入っていました。さあ、患者を出したところに核爆撃で変種を作り出そう・・・なんて日本海の向こうで考えていやがらないだろうなぁ。
プリンター到着
プリンターが到着し動作確認のために何枚かを印字しました。昨日の内に上質紙を買い込んで来ています。速度は職場で使っている物に比べれば遅いことが判りますが、自分だけで使用する物ですから特段問題ありません。印字品質も600dpiですが、上位機種の2400dpiとの差なんかが判るようなものを印字していないので問題なしです。充分なレベルでしょう。一時は日本のパソコン市場を独占する勢いのあった会社の製品ですが、今やただのハードメーカーに成り下がっています。何でこんな値段で売ってるの? 昔が高かっただけに涙が・・・。まあ、今でも2・3流家電メーカーです。しかし、敢えて選びました。トナーも近日中に注文の予定です。