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★★2008年04月06日(日)今日の作業
昨日は休日を満喫するために何もしないで、せいぜいテキスト打ち程度しかせずにダラダラとしていました。一転今日は朝から風呂に入り、ホームセンターの開店を狙って出馬、狙っていたドライバードリルをゲットし、その他の部材や昼飯晩飯の用意までを済まして早めに帰宅、作業を始めました。
先ず、冬囲いの撤去というのがあります。例年は冬囲い用の木枠を地下へ、かぶせた網をたたんでしまうという作業なのですが、今年は幾つかの強力に作った木枠を残して分解することにしました。
殆どの木枠は何年が使用したために大分痛んでいます。この木枠は、主に玉モノに被せて、雪融けの頃の雪が締まるのから守るために作っています。箱のように四角く作ったものや脚立のように三角に作ったものがありますが、特に四角く作ったもので、安直に組んだモノがぐらぐらになっています。初めて作った時は釘を使っていたのですが、とめた時の強度が木ねじの方が強いので、2年目から変更していました。ところが今になってみると、釘でちゃんととめたものの方が強度を残しています。釘は錆びて木に食いついていますが、木ねじは接合部分で折れているものや、ゆるんでいて増し締めしないといけないものがかなり出ています。最初はそれなりによい木を使いましたので、釘が良かったのです。どうせ仮に作ったものですし、強度がどうこう言うものではないので、木ねじ方式で充分です。使う木がそれ程良いものでなく安物なので、以降のものは釘が錆びて食いつこうとしても抜けてしまうものすらありますし、木ねじの方がドリルで簡単に入れることが出来ます。金槌で殴るより楽なのです。で、分解するにも釘では結構大変です。金槌と釘抜きで毎年やるのは実用的ではありません。その点木ねじは抜くことが出来ます。
そこで問題です。手作業でドライバーを使い木ねじを抜くという作業は・・・釘抜きより大変です。そこで、以前から欲しかったのがドライバードリルです。ただのドリルとの違いは、逆転が出来るということです。インパクトタイプのものが力も強力です。ホームセンターの品揃えを見ると、殆どが充電タイプです。どこでも使えて便利そうですが、山奥に行って作業する訳でもなく、自分のところの庭です。長いコードもドラムもあります。充電パックに頼らない代わりに電源コードが必要というデメリットは、寿命のある充電池に頼らないで使えるし価格も安い、同じ値段を出すなら強力になると言うことで、品物を選んできました。わたくしにしては珍しく、安いのと高いのを比較して高いものにしました。高いものの方のトルクが価格差以上にあったのです。これだけあればさび付いて回しにくいのも何とかなりそうという判断です。ドリルで出来なければ結局ドライバーにて作業になってしまいます。結果は良好です。今日の作業で取れなかった木ねじは1本だけでした。それも途中で折れていて、ネジ部分が無いという、幾ら回しても出て来ないヤツでした。そいつは太い釘を使って金槌で叩いて出しました。
ところで、分解した木枠は材料となって、以前ほどではありませんが置き場所が必要になります。地下に持ち込むのも手ですが、台所を通過しないと持ち込めないので、色々と気乗りしない点が出てきます。そこで、今まで地下に入らなかった木枠を置いたところに、改めて小さめに置き場所を用意するのが今後とも作業のやりやすい方法です。地面に置くと痛みますから、軒下に台を作れば便利です。作るに当たって2×4の部材がありますから、それでチャッチャッと作ってしまいました。嫁様の許可は得てないのですかが、却下されたらバラせば良いだけのことです。なにしろドライバードリルですから、チュイーンと木ねじを抜いて分解できます。
分解作業に没頭しているところに、嫁様から電話が入りました。その中で、タイヤ交換をせいという指令がありました。今日でなくても良いのですが、早い方が良いと判断して、作業手順の上位に入れました。続行中の4角系の分解作業に続いて、下支えの撤去、雪よけの網をたたみ、三角系の分解、竹片付け、縛り縄の撤去、去年の枯葉の掃除と言う手順で今日で全て終わるはずはありません。網をたたんだ後にタイヤ交換を入れ、三角系は分解しないで片付けることにすれば、暗くなってくるという腹づもりでした。
実際は予定より網をたたむのに時間が掛かってしまって、タイヤ交換を済ます頃に日が落ちる様な具合になってしまいました。たたんだは網は車庫に場所を用意するのですが、その為に雪かきの道具を整理して車庫に入れないと網が置けません。急遽作業追加です。あまりグズグズしては居られません。日が長くなっているとはいえ、17時にはタイヤ交換を始めないと暗くなってしまいます。
そのタイヤ交換なのですが、トラブルが発生しました。油圧ジャッキを使っているのですが、途中で油が漏れ出し始めて、だんだん下がるようになってきました。漏れているネジを増し締めしても改善しません。そういえば去年の秋の終わりのタイヤ交換で、ジャッキから油が垂れているのを発見していたのです。車から垂れていたら一大事ですが、ジャッキだったので、まあ良いかと思い、忘れていました。そして、最後の1本を外したところで、遂にダウンです。外したところでというのが問題で、車は3本のタイヤしか付いていませんから動けません。で、どうしたかというと、車載のジャッキを出してきて持ち上げ、事なきを得ました。この油圧ジャッキ、たしか三千円を切っていたと思うのですが、18年は使いましたから、良しとしましょう。治して使えるのならば越したことはないのですが、ちょっと見た限りでは、どうにもならなそうです。分解してそこら中油だらけになり、その掃除と手真っ黒、服の洗濯に追われるよりは現金投資した方が良いと思います。
タイヤ交換を済まし、やれやれと思って撤収に入ると、分解すべき候補(雪融け時に崩れた奴ら)や、やり残していたモノが次々と出てきました。もう疲れたので、そいつらは放り出して、脇に寄せ、明日以降の作業に回しました。
今日の作業は、片付けるだけでなく、植木達の様子を見ることもあります。この冬は、2月の終わりから暴風雪で平年以上に一挙に降るという形でしたので、被害が予想されていましたが、シャクナゲにかなりの被害が出ています。枯れているモノがいくつもあります。大きくなって老木となり、ヒコバエで再生を図ろうとしていたシャクナゲのヒコバエが全滅しているモノもあります。今度の冬は、こちらへの対策も考えなければならないでしょう。未だ、家の北側に積もった雪は分厚くまだまだ解けません。この下にも若いシャクナゲが幾つかあります。どうなっているか少々心配です。
★★2008年04月13日(日)防衛隊、開花宣言、今年の最初はタッチの差でクロッカス
聖火防衛隊というのがランナーを取り囲んで守っているという状態が報道されています。その専守防衛でない姿が出ているようですが、これを見てコメンテーターが叫んでいるのが目に見えるようです。まあ、そんなことより、このような対応をすることで中華人民共和国は力を行使する姿を世界にアピールしています。我が国に泥を塗るヤツは許さないという態度でしょうか。間抜けで余裕のない国であることを知らしめていると同じである事には思い至らないのでしょう。そもそも狙われる原因が国内の人権問題です。そんな国がオリンピックを開催するのです。これを政治利用というのです。聖火リレーが狙われるのを政治利用と糾弾しているのは白を黒と言い張っているようなものです。それに、力で押さえる警備しか有効でないような聖火リレーなんか断ってしまえばよいのです。
チベットが中華人民共和国の一部であると主張している者どもは、この地域の歴史を無視して現在の支配権におもねているだけなのです。この国は幾つもの国に別れて抗争し続け、たまに強権で統一されることもあればたちまち元のように別れると言うことを繰り返してきたのではないでしょうか。そして、その西方地域、チベットというのは人種も違う別の地域、別の国だったのを、強引に統一しているというのが実情です。何たって歴史的に一族郎党皆殺しの国ですからねぇ。
さて、昨日の土曜日を使って、先週の作業の残りをやり、冬囲いを全て撤去しました。それで今日は作業がありませんので、ゆっくりと庭を観察できます。作業をしながら、最初の花はどうかなと見ていたのです。昨日の雨交じりの寒い日が一転、日が差してくるとぐんぐん温度が上がりました。きっと今日、最初の花を見るとができると期待がふくらみます。そして、我が家で最初の花はこの何年か、福寿草だったのですが、今年はクロッカスでした。クロッカスは午前中に立派に開きましたが、福寿草は開きかけのつぼみ状態で、午後3時まで待ちましたが結局開花宣言できませんでした。この時間以降はもう温度も下がり、クロッカスも閉じてしまいます。今朝は起きると、冷え込んでいて霜が降り、氷が張っていました。福寿草が咲く位置は判っていましたが、その付近にをあまり探って踏んづけたり折ったりしたら、せっかくの花が無くなってしまいますから、そのままにしていました。しかし、朝見ると霜の中に少し目を出していましたので、咲くのを期待していたのです。しかし、玉仕立てのシンパクの南側に隠れていたクロッカスがいきなり咲きました。大きさも小さく半分くらいしかありませんが、その周りに多分明日、花を開くであろう仲間もいます。
今年は遅いのかなあと思っていましたら違っていました。撮り貯めた画像の記録を見ると
福寿草初開花
2004年4/15
2005年4/15
2006年4/14
2007年4/18
クロッカス初開花
2004年4/16
2005年4/17
2006年4/18
2007年4/21
最後の降雪
2004年4/24
2005年4/23
2006年4/24
2007年4/14
つまり早いんです。2003年の記録は4/27からしか有りませんので判らないのですが、その時にはクロッカスが全開、小手毬まで咲いていました。この日に初めてこの庭を見たのです。やはり気温と関係がありそうです。平年以上に降った雪が北側を残して、それ以外融けてしまっています。今年の春は暖かいのです。地面は楽しい季節になりましたが、お空はかすみがちです。星にとっては余りよい条件ではありません。
今年の最初はタッチの差でクロッカス
★★2008年04月14日(月)さくら(平安神宮)
★★2008年04月26日(土)クロッカス
★★2008年04月27日(日)聖火、サクラ咲くか
長野を通っていった聖火が韓国へ去ったそうです。国際社会の安定と繁栄、友好を象徴するはずのオリンピックが、なぜあの国で行われるのかに疑問を抱きながら、ウトウトしていると、ハッと思い至りました。この聖火に象徴されるように、今まで声高に語られることの無かったあの国の問題が、国際社会の中でどのような形で認知されているのか、この国がどんな国なのかを世界にしらしむ為にあるのです。オリンピックが出来るようになった立派な国と認知する人が居れば、やっぱりアレだ。アレよアレ、という人も居るでしょう。中国人はしたたかだという評価がありますが、それはしたたかな人も居ると言うことで、国内が統一されている訳ではなく、強権政治と支配統制機関の結果まとまっているように見えているだけ、豊かなのは都市部分の一部のみです。結局は世界の冠たる鵜の目鷹の目生き馬の目抜きの餌食になるのは歴史の繰り返しでしかありません。
さて、隣のところの話は二の次です。警備陣を一生懸命仕立てないと安全を確保できないようなイベントを断るくらいの力量が国のトップに欲しいと思うのは期待しすぎでしょうか。しすぎでしょうね。赳夫氏の息子は父を超えられなかったようです。今は隣から食料を輸入してしのいでしますが、我が国の食糧自給率は国家の維持に関わるほど低いのは承知の事実です。飽食の時代の終わりはすぐそこに迫っています。国家財政があの夕張よりもひどい中で、のんびりとガソリン税でごたごたし、ボス山の取り合いをしているくらいですから、状況はお隣の内政についてぶつぶつ言っていられないくらい切迫しています。結局、ツケは運の悪い人に全て行ってしまうのです。
やっと我が家でもサクラのつぼみがふくらんできて、うまく行けばこのゴールデンウイークに咲くかも知れません。家の裏に移植した元ヒコバエのサクラも私の背より高くなり、いつの間にか2mを超えています。こちらは北側ですから、成長が早いはずはないのですが、それでも順調に伸びています。
松の横でしだれ仕立てになっていた桜が枯れ、そのヒコバエだった一本を伸ばし始めてから3年ほどですが、どんどん伸びてくれます。これもしだれ造りにしようと、枝を曲げるように重りを付けています。去年は花を付けていたのですが、今年は花芽が見あたりません。既に葉っぱが出てきていて、より成長しようという積もりなのでしょう。どんどん伸びて下さい。
庭の一番大きな石の脇に八重咲きのツツジがあります。伸びすぎて切り戻せないので、支えの支柱を作っていたのですが、雪の重みで横木が折れました。雪の中から姿を現した時は、いつもと違う低い位置から出現し、八重咲きのツツジの甚大な損害を予想していたのですが、何のことはない。横木が1本折れて下がっていただけでした。これの修復をするつもりなのですが、作り直すのも良いかと思っています。
南側境界近くに植えたコニファー3本が、一昨年から全く元気が無く、上三分の一を残して枯れかけのようになっています。このあたりで掘り返したり、動かしたものはないし、病気というのでも無さそうです。全て枯れて茶色になってしまっているのであれば、取り除くということになりますが、取りあえずまだ緑の部分は成長しているようですので様子見をするしかありません。思い切って上だけ残して、下を剪定してしまうのも手かも知れません。イチイあたりでは、この方法で再生を図るようです。
東側の少し開いたところにバッコヤナギが姿を現してから2年経ちます。庭のそこら中に生えてきますので、厳しく抜いてします。しかし、ここは丁度あっても良い位置ですので、抜かずにそのままにしていたところ、真っ直ぐ上に向かって伸びています。去年、背丈が私を追い抜い抜きました。今年も葉も出してきましたので、改めてよく見ますと、バッコヤナギの葉ではありません。真っ直ぐ上に向かって伸びているのを見て、ちょっと変かなと思っていたのもあります。葉っぱを調べると、より幅の広い先のとがった卵形で、端にギザギザがあります。これは同じヤナギ科の仲間ですが、ポプラです。セイヨウハコヤナギとも言いますが、街路樹にしているところも結構あります。実はポプラもそこら中に芽を出します。玄関横に3本くらいあっても良いかとも思いますが、そこはカエデの縄張りです。秋に赤い葉の方が黄色いポプラより優先でしょう。玄関脇に高い木がありませんので、ポプラが1本出ているのを切らずにいたのですが、やはり場所が良くありません。抜いてしまいました。そこが少し寂しいのは、背の高い松が枯れてしまったからで、そこに育てている若木の松が立派になるのは、かなり先の話です。そう思って、玄関脇のハイマツの記録写真を見ると、最初に見た時は、両手で一抱えに出来るくらいだったのが、今では二人がかりでも難しいほど大きくなっています。どんどん大きくなっているのですが、毎日見ていると気づかないものです。昔の写真を見るとびっくりです。雑草は根こそぎ削除ですが、何か判らないものは、判るまで大きくする方針ですが、松だけは小さいうちに何か判ります。芽を出して葉が出た時点で、平たい渦巻き状をしていますからすぐ判ります。2~3年で球状になり、立派に形を見せます。ちゃんと1シーズン毎に1サイズずつ大きくなっています。既に30センチ以上になっているものもあります。もう「もみあげ」が必要かも・・・。
★★2008年04月29日(火)サクラ咲く
★★2008年05月01日(木)水仙にモンシロチョウ
★★2008年05月04日(日)ハナモモ
★★2008年05月06日(火)やまざくら
★★2008年05月07日(水)カムバック連休
何故、パンダくんだりにそれほど大きな労力を使うのでしょうか。そりゃあ、一見かわいいですから、客が集まりますが、そんなものに1年間で1億円の賃貸料を払い、更に生育費を投入して見学料がペイするんでしょうかねぇ。どこぞの有名動物園はパンダなんか居なくても、売り上げナンバーワンなのですから、客寄せパンダのパワーはそれ程ではないのが実証されているはずです。友好の土産ならチベットを自治区にするくらいのことがあっても良いと思います。しかし、土産物に金を払うのか、日本人は。だから馬鹿にされるんだよな。
芝桜が既に咲き出して、広がってきています。昨年は5月10日過ぎにやっと咲き出したのが、今年はゴールデン・ウィークの中頃に咲き出しています。大体10日程度早いというくらいです。15日間であれば、節気の単位ですが、その半分以上の違いが出ているというように見ても良いでしょう。そう言えば、今年は4月に入っての降雪が無かったような。例年、数センチは積もるような雪があるのですが・・・。
去年の芝桜のピークは5月の下旬でした。このままで行くと5月中旬にピークを迎えることになりそうです。スイセンは既に咲いていますし、クサボケとモクレンは間近です。こちらは例年通りなのですが。
庭の一番大きな石の脇にある八重咲きのツツジもつぼみがふくらみ、べたべたした状態になっています。これを支えている横木が雪の重みで壊れていたのを修理するつもりで作業にかかったら、折れた部分だけでなく、全体を作り直してしまいました。新築そっくりさんを狙ったのですが、構造体を支える木ねじが折れていたり、木が割れていたりして、補修が無駄になりそうでしたので、新築にした訳です。外観はほとんど変わっていませんが、強度は3倍以上、高さを少し上げ横幅を小さくしています。前のものは緑の水性塗料に墨汁を入れて暗緑色にしたのですが、今回はスレートの緑色で、やや明るくなっていますが、それ程目立ちません。良い出来映えだと思うのですが、誉めて貰えないので自画自賛するしかありません。
松の横でしだれ仕立てをもくろんでいる桜ですが、今年は花は無しかと思っていたら、一番の頂点に3輪だけ花を付けていました。こんな咲き方もあるのですね。
連休のうちに天文台方面のページを拡充しようと思っていたのですが、あれあれ、もう連休が終わってしまいました。取りあえず出来たものだけ入れましたが、予定ではこの10倍くらいあったはずが・・・。カムバック連休。
スカーレットちゃん
★★2008年05月10日(土)ショウジョウバカマ
★★2008年05月11日(日)境整備2日間&お人形、月齢6.0
この土日で、新鏡筒の追加によるシステム変更の仕上げを行いました。25cmと16cmを付け替えるベースのアリガタにファインダーとガイディング・スコープを取り付けて見たところ、大変に操作性が向上しました。また、40cmと10cmは、それぞれ独立でベースのアリガタがあります。先行きですが、このベースにアリミゾを取り付けて25cmと16cmを付け替えを簡単にすると、自動的に10cmもそこに取り付けることが出来るようになります。外れているのは40cmですが、こちらは仕方ありません。これ以上の重量増加は許されないのです。
ファインダーは正立ファインダーで、見たとおりの方向を判断できます。つまり、単眼鏡として使用できるもので、頭の中で上下左右反対のミラー動作をしなくて済みます。使ってみると、これが結構便利です。それで同架したガイディング・スコープも同じようにしたいので、45度の正立プリズムを入れ、接眼レンズも十字線入りを用意しました。ファインダーはどの向きになってものぞき込めるのですが、短焦点型とはいえファインダーより筒が長いものですから、屈折機の常識として天頂プリズムが必需となります。しかし、これで裏像となります。主鏡は反射式で、かつ写真用ですから、のぞく事を考慮せずに済みますが、副鏡は屈折望遠鏡です。天頂付近では、ファインダーは上を向けば覗けますが、ガイディング・スコープはやや下がった位置、覗きにくいのです。それでも天頂プリズムは使いたくない。正立プリズムの90度タイプも使いたくない。となると、選択肢は45度の正立プリズムとなるのです。これで、準備はOKだったはずなのですが、2つ問題が出てきました。
1つめ、説明が難しいのですが、ツィアスサイズ用の接眼鏡アダプタが付いていました。使いたい接眼鏡はアメリカンサイズです。その部品を注文し到着し付けて喜んでいたら、ピントが合いません。もっと内側でないと合わないのです。ツィアスサイズ用の接眼鏡アダプタは、接眼部の外筒の中にまで入り込むことが出来るので、接眼鏡アダプタの長さを短くするのと同じことが出来たのです。しかし、届いた品物は、取り付け部分が少し太くなっていて、そこで止まってしまうのです。どうしようもありませんので、グラインダーを出して、太くなっているところを削ってしまいました。黒アルマイト塗装されていますので、削ったところが目立ちます。黒のラッカーを塗って誤魔化しました。これでピントが出ました。
2つめ、これはファインダーとも関わるのですが、十字線を照明するのは専用の照明装置を使います。ファインダーにはそれが付いてきましたが、わたくしの使用法の問題でいざという時に使えない状態になります。LEDを使った照明ですが、使っている電池が大変に小さく、容量がない為に一晩持ちません。その都度切らないといけないのですが、元来、忘れっぽい★秋津★は、気付くのは次の日の朝でした。こんなのは使ってられないというので、LEDとボリュームに配線材を使って、単三電池2本で使えるようにしました。しかし、これでも1週間とは持ちません。どうせ100Vの電源がないと使えないのだから、ACアダプタで電源を供給すればよいや、ということで、途中の配線をピンプラグ&ピンジャックで接続するようにして使っていました。これがドームの中に収まっても、同じ使い方をしています。
そこへ2つめの電源配置をすることになりました。部品がないと思っていたら、在庫の材料の中にRCAピンの延長用用3本セットがありした。ですから、作るものは電源からのラインで3つまたの雄。そして、LEDの調光ユニットがひとそろいです。これで、気兼ねなく使用することが出来ます。これでドーム内の作業は、一応の終了です。
ドームに入る時は階段を上るのですが、その階段の横にショートカット用の木製階段を用意していました。冬場は滑って危険かも知れないので、横に立てかけておいたのですが、雪が無くなってから使用していました。小さく仕上げるために階段の段の長さを2×4材2本分で済ましていたのですが、やはり狭くて足を載せにくいので、3本分を使うようにしました。もっと早く出来上がるかと思ったのですが、意外と部材も多く使い、折角ですから丈夫に作りました。
これが済んでから、ベランダに水桶の用意をしました。専用ではなく、荷物入れを流用していますので、水がいっぱいに溜まると変形します。それを壊れないように、横木を付けてベランダの手すりに取り付けていたのですが、今年はその部材も古くなって汚いので新調しました。新調
いでに、手すりに取り付けるのでは無く、枠そのものを作りました。これで、2日間の作業となりました。
既に違うものに入れ替えていますが、トップページの写真に異例なことに「お人形のスカーレットちゃん」が飛び込みました。荷物を整理していた嫁様が嬉しそうに出してきたのです。昨今流行りの「フィギァ」とは違う品物です。オリジナルで我慢できなくて髪の毛をカットし、額にマークまで付けていました。別にオークションに出すものでは無く、趣味の物件なので、それはそれでよいのですが、さすがに額のマークはレタッチソフトで消してみました。
人形といえば「もしもし私リカちゃん、お電話ありがとう」位しか知りませんでしたが、やはり盛衰があるようですね。このスカーレットちゃんを作っていた会社は今はカエルグッズを作っているようです。
で、ネットで検索しているうちに、額にマークというと、「ああっ女神さま」位しか浮かばないのですが、このフィギァ・ブームの中で、ベルダンディ様の女神服姿が2万円というのに売り切れていると言うことに、ブームを実感いたしました。小中学生の女の子が買うとは思えませんので・・・。
何でもオリジナルでは豪華なドレスがあったそうなのですが、手に入らなかったとか。人形の大きさが同じくらいであれば、衣装も使い回しが出来るわけで、他の人形の衣装を着せている方もいるとか。ちゃんと下着も着けているので、結構細かい作業ですね。本物よりも高い場合もありそうです。
月齢6.0
★★2008年05月13日(火)四川省大地震
★★2008年05月17日(土)月齢11.0
★★2008年05月18日(日)農薬、クタクタ、芝桜
土曜の朝、起き出してみると快晴で風もなく良い天気の始まりでした。そこで、気象庁のページへアクセスし、数日は雨が降りそうもないことを確認して、完全防備の服装で庭に出ました。農薬の散布です。農薬というと凄い薬品を撒くのでは、と思ったら、少々違います。しかし、そこはやはり薬品ですから、自分がかぶるのは最小限にしないといけません。主成分は殺虫剤です。新しい葉っぱが出てくる時期、美味しいそれを狙う敵方が出てくるのを迎撃する為に必要があれば撒きます。先週、成長途中の柔らかくて美味しいシャクナゲの葉っぱを代表とした新芽達に一部、被害が見られたので、散布必要と判断し、天候良好であることから本日の散布を決定したのです。
完全防備と言ってもサリンやVXガスをまくのではありませんから、厳重な防護服に身を固めなくても良いのですが、嫁様は他の洗濯物と一緒にしたくないと言いますので、ウインドブレーカーの上下を着用、タオルを2本使い、頭は海賊縛り、顔は覆面にして、蓄圧式の散布器を使います。大分怪しい姿ですので、昨年までは新聞配達が来る前に済ましていましたが、今年はゆっくりと朝の食事をしてからでしたので、途中で新聞配達が来ました。丁度家の裏側にいたので配達員はわたくしの怪しい姿を見ていないはずです。
農薬を希釈して約4リットルの散布液を作成、1リットルで40坪程度にまきます。最初の頃はどの程度まけばよいのか、どれだけ必要なのかが判らずに、倍近く使ったことがありますが、今は手慣れたものです。一回りできれいに無くなります。風がないといっても、多少の動きがありますから、その動きに合わせて、背の高いものには風上に立ち、上から流すようにします。風下に立つと自分がかぶることになります。
早朝のうちにまき終わり、農薬が充分乾燥した昼前あたりから草むしりに入ります。本当は草むしりしてから散布ですが、新葉を食べられている最中ですし、日中にまくのは、住宅地では御法度です。特に昼近くは窓を開けている家があるくらい気温が上がります。そこで、不本意ですが散布後の草むしりとなります。
草むしりは無差別級の表皮剥がしをしなければならなかったのは、最初の年だけで、後は特定の雑草を個別に採取するという方法です。素性が判らないものはある程度判別がつくまで成長させます。しかし、なるべく根まで取りますので、指の力を使う地道な作業となります。日中何時間かやると指が疲れて言うことを聞かなくなります。そうなってもキーボードを打つには支障が余りありません。
そうは言っても、疲れて腰も痛くなりましたので、予定していたベランダの一部の手すり交換は日曜の午前中に回しました。しかし、特段力は使わないので、ドライバードリルを出して、取り替える手すりの板を固定していた木ねじを外しました。手すりの板を外したところ、手で折り割れそうなほどの、かなりひどい状態でした。予想通りです。手すりの下の部分もカビて来ていたり、一部粉状になってしまっていましたので、この部分を取り除き、先ずは乾燥させ、塗装をしてから組むつもりです。しかし、日曜の朝は濃霧で、庭の中を霧が流れていくのが判ります。塗装をしてといっても、霧では塗れません。9時を過ぎて日差しが強くなったところで、裏面の塗装を施し、1時間して乾燥してから、取り付けにかかりました。からがこの時期の仕事です。取り付けそのものは簡単です。錆びた木ねじは廃棄して、在庫しているブロンズの木ねじを入れました。その上から塗装を2回して完成です。昼ご飯前には完成していました。
芝桜もピーク近くになっています。デジイチで撮影するのですが、イマイチ良い発色になりません。昨年も余り鮮やかな発色ではなくて、使い始めだし、こんなものかなぁと思っていました。その後の調整をして誤魔化さざる終えないレベルです。その前に使っていた機種が見事に青色の空と赤い花を出すのに慣れていたせいもあるでしょう。今年は紫外線が強いのかなとか、ホワイトバランスかなとか色々考えながら、特に濃い赤色を撮ってみたら薄いピンクに写るのです。これはいくら何でもひどいと思って設定を色々と変えたり、フィルターを付けたりした結果、濃い赤と思っていた芝桜の色がピンク系の濃い色である事が判りました。後は露出と反射光の問題で、ボディの色の設定を濃い目、ビビットというヤツですが、それに変更して、PLか紫外線カット、更に露出調整をすると、見た目通りになりました。そんなことをしている内に、今年撮った撮影画像の量が、既に昨年よりも増えていることに気づきました。
その後、画像の整理とテキスト打ちに専念している内にたちまち2日間の休みが消化されてしまいました。相変わらずに土日でくたくたに疲れて月曜日を迎えるというのはこの時期の特徴でしょうか。たった今も、瞬間的に気絶していました・・・。ではお休みなさい。
芝桜
★★2008年05月19日(月)芝桜で彩られたドーム
★★2008年05月23日(金)シャクナゲ
★★2008年05月24日(土)あれっ、君は・・・
★★2008年05月25日(日)君は隔年でなかったの?
今朝という訳ではないのですが、昨年の6月5日に隔年で咲いている極矮小種の赤いオダマキの仲間について報告しましたが、今年も立派に咲いてるのを発見してます。未だきれいに赤くなっていませんが、だんだんと色づいています。隔年で記録されていたのが、今年は連続と言うことになります。天候やその年の状態に寄るのでしょうか。確かなところは判りません。
昨年の隔年報告の際にサマータイムについて言及した大臣がいたことも報告していますが、洞爺湖サミットの花火に未だにサマータイムを実施しようとぶち上げている大馬鹿者の議員が居ます。それも3月から10月まで1時間繰り上げようという阿呆な話です。わたくしは通常6時に起きるのですが、4月に入ってやっと明るくなります。これが5時に起きるとなったら、明るくなるのは5月ですね。北海道では試行して成果が上がったと言い出す間抜けもいて、フレックス制と区別が付いていない理解度のくせに、緯度の高いところの頭の弱い連中向きの時刻騙し方策をやりたがっています。北海道で熱心なのは商工会議所関係の販売店が熱心です。午後の余暇が広がって、需要を喚起すると思っているからです。遊ぶことが可能な明るい時間が増えたからと言って、そう簡単に需要が増えると思っている、思いたいのは判りますが、そんな浅知恵しかないのが儲からない原因だと言うことには思い至らないのでしょう。外が明るいからと言って出かければ金を使います。家でゲームでもしていれば金は使いません。そんな理屈も判らないで、フレックス制となんら変わりない試行をして、よだれを垂らしているのが札幌商工会議所とそれに乗っかる議員という構図です。人気取りしたい民主党もこれに手を出せば、名前を汚すことになるのは間違いないことです。どこが民主だ。
来月の夏至を前にして、夜が大変に短いし、天候も春の安定しない薄曇りの多い状態が続いています。必然的にスタンバイした望遠鏡は、待っているしかできません。夏を前に40センチに載せ替えて、去年は間に合わなかった冥王星目視をしようというのも気合いが抜けています。何しろ25センチをスタンバイしてから、まともに出来たのは月を撮っただけで、後は風邪をひいていたか天気が悪かったかしています。北海道には梅雨がないというのは昔のことで、結構その時期は天気が思わしくありません。春のぼやけた空の後の5月のカラッがなくて梅雨に入られたら、ドームのスリットを開ける日が無くなってしまいます。ああっ晴天祈願。
★★2008年05月27日(火)オダマキ白
★★2008年05月29日(木)シャクナゲ
★★2008年06月01日(日)オダマキ紫
★★2008年06月02日(月)ああっ、休みは疲れる、ノダフジ
5月の晴天はあったのかと思うほどドームのスリットを開ける日がありませんでした。6月の初日も一日中雨が降り続いています。暖かい部屋に入ってきた途端、外気の冷たさに冷えていてたちまち曇ったカメラのレンズを見て、やはり冬になる前に望遠鏡の反射鏡まわりの暖房を考えないといけないと思いました。夜間に冷え込んだ温度で、昼間に結氷し、ついでに空気中のゴミを蓄積していって、とんでもない汚れ方になるのが判っていますので、何とか上手い方法を考えないといけません。フタをしてしまうのも手ですが、気密になる訳ではありませんから、内部で結氷します。暖めようとする際にストーブを使うと余計に結露します。何とか、トイレの便座のような暖房の手がないか、良く考えてみないといけません。シリカゲルでは効果が一晩あれば良い方ですので、ニクロム線を手に入れて、5ワットや10ワットで熱を発生するようにするしか思いつきません。
気温が上がらない為に、一週間以上早く咲き出した芝桜が、未だに枯れずに残っています。芝桜の盛りと盛り過ぎ、閉幕は例年通りというところでしょうか。こっそりとスズランや矮小種のツツジの仲間、アマドコロがスタンバイしています。その中、芝桜が寂しくなっていくにつれ、オダマキたちも追いかけるように退場していきます。シャクナゲたちも盛りを迎えて咲きほころび、それを過ぎるとツツジやサツキのたちの第2波です。これも見逃せません。その中にお気に入りのキレンゲツツジも入っています。そして、ホタルブクロがそこここに芽を出しています。毎年、ある程度は同じですが完全に同じではないめぐりが繰り返されるのを見ていると心が和みます。
2日は予報では昼から晴れとなっています。こちらはまさに予報通りの晴れ間が広がり久しぶりの青空を堪能しました。残念なことに午後6時からの予報は曇りで、3日一杯は曇天のようです。しかし、予報は予報です。午後9時を過ぎて薄明も終わった空を見ると・・・晴れています。飛び出してスリットを開け、カメラを取り付け、赤道儀をスタンバイさせ、おおぐま座のエータ星でピントを合わせて用意完了。目標を導入すると・・・見えません。おっかしいなぁ、間違えたかと思って空を見ると、曇っています。その時間、3分と経ってはいません。見えていた北斗七星が、かき消すよう無くなっています。ドームの外に出て空を見れば、既に街の明かりで明るくなった低い雲があります。まあ、世の中とはこんなものです。スリットを閉め、機材を片付け、電源を落として撤収です。撤収には5分とかかりません。準備だって10分程度でしょうか。このフットワークがドームのありがたみです。玄関に置いた機材を持ち出し、セッティングして撮影開始まで30分はかかりました。その挙げ句に極軸が合っていなくて、又は撮影中に動いてしまい、長く伸びた撮影映像にガッカリすると言うことは無くなりました。曇る可能性があったりすると、よっぽどのことがない限り、出さなかったのとは大違いです。さすがにカメラを付けっぱなしにはしませんが、もしそうすると、ピントを確認する程度で、赤道儀のアライメントだけで撮影開始となります。
31日は草むしりで腰と手がいかれました。1日は仕事で朝から夕方までカメラを持ちっぱなし、腕と足がいかれました。2日は1日の代休となっていて再び草むしりです。主にスギナとスイバ抜きで、手がいかれちゃうことはありませんが、疲労の蓄積で体中ぎくしゃくしています。本業より休日や外勤の方が疲れるといういつもの顛末でした。
ノダフジ
★★2008年06月04日(水)祭り? アングル・ファインダー
「よさこい」で人集めして儲けようという行事があります。札幌でも当初は楽しいイベントとして受け入れられていたと思います。参加者達が手弁当で熱心に練習していたのが微笑ましかったです。しかし、ここ何年か、商業資本が入ってそれ程興味深いものでは無くなったと感じています。上り調子で行事が大きくなっていった時も、何やら道路を占拠して徒歩暴走族の集まりかと思うこともありました。今、「祭り」と称していますが、それに異を唱えた方を新聞社が叩くと言うこともあったようです。乗っかって儲けようという機関の一つでしかないことを露呈した訳です。
さて、このイベントが祭りではないというのは正論です。人が集まって騒ぐことを祭りだと思っている人もいるようですが、祭りとは何かを考えれば、答えは出てきます。何をどのように祭るのか、経緯と出自はどうなのか。それを考えれば、すぐ判ることです。祭るのは神を祭るのです。お祭りは神をたたえ、恐れ、加護を願う一連の行動様式です。では、どの神さまを、何を持ってお祭りするのか。それが無いのはお祭りではありません。そして、神の前の行事ですから、人の心が清く正しいことが求められます。当然それがないのは祭りではありません。よさこいは、踊り大会、踊り自慢大会なので、それ故に、どれだけ投資したかという競い合いへとなっていくし、なってしまったのです。それは、決して祭りではなく、祭りという言葉を使ってはならないものなのです。
口当たり、聞こえが良いからといって言葉をないがしろにしていると必ずやバチが当たります。よさこい祭りの発祥は高知と聞いていますが、これも地元の商工会議所が地域振興を目的に戦後、始めたもので、当初の目的は妥当ですが、祭りという名称にふさわしくない内容なのも当初からなのです。
祭りという名称が付かない大きなイベントとして阿波踊りがあります。出所は念仏踊りあたりではないかといわれていて400年の歴史を持っていますが、祭りと付かないのは、言葉に厳密です。
カメラのアングルファインダーを注文していたのですが、今日届きました。特にローアングルでマクロ撮影する際に必要を感じていました。庭に這いつくばって撮らないといけなかったのです。カメラにはライブビュー機能がありますが、それだってカメラの後ろについているものです。それに、正直なところニコンのライブビューの手持ち撮影は、使い勝手が良くありません。三脚撮影用は精密なピント合わせに重宝していて、かけがえのない機能となっていますが、手持ちは更にリファインが必要です。少なくともピント合わせにミラーを戻して液晶が消えるという仕様は、役に立たないレベルの機能です。デジカメのように画像素子上でAFが動作しないといけません。
純正ものでは2倍半ほどの価格ですので、手に入れようとするには、ためらいがありました。しかし、ここで、ケンコーから、ほとんどのメーカーに使えるヤツが出ていましたので、通販で注文したのです。同時に、手持ち撮影で必要を感じていた一脚も一番安いヤツを頼みました。夕方の残照で、使い用は判りました。なかなか良いです。スローシャッターを切る際でも、一脚で結構安定して撮れます。手持ちでも結構スローにいけるのですが、息を詰めなくても、ブレが出ません。なぜ今まで使わなかったのでしょう、というくらい良い買い物でした。
★★2008年06月07日(土)キレンゲツヅジ
★★2008年06月08日(日)キレンゲツヅジ
★★2008年06月10日(火)秋葉の惨劇、昨夜、M8干潟星雲
秋葉原の惨劇はこれからの身の安全について沢山のことを教えてくれました。亡くなってしまった方のご冥福、怪我をされた方の健やかな回復をお祈りいたします。
反撃も出来ずにただ殺されてしまったのだと思っていましたら、巧妙な方法で反撃して犯人を死に至らしめる罠を仕掛けた方もいたようです。ただ、この被害者はその方法で、助けようとして駆け寄ってくれた方まで道連れにしかねないので、惨状の現場で、流れる血に手を付けるということが危険になったということも教えていただきました。本当に嫌な社会状況になってきています。この手の問題に対しての決定的な対策があるでもなく、ただ恐怖を煽るだけの報道も目に付きます。犯人が取った方法を詳しく報道すればするほど、こうやったらもっと殺せるなどと言うキチガイの論理が出てくることでしょう。また、幾ら犯人の生い立ちを追っても、同じようなことをしている人は沢山いるはずです。それなのに彼がという疑問に答えようとして一生懸命に調べているのかも知れません。でも無駄です。誰でもそうなってもおかしくないという話になってくるだけです。業と運の問題なのですから。
しかし、月と火星の合が事件にあるというのは、インパクトとしては小さいようですが、無いよりは理解できます。太陽水星金星と60度ピッタシというのも、この程度で済んでいるということでしょうか。
今日はクォータームーンですから、また事件がと思っていたら三重県の病院で何やら事件か事故だそうですね。喜んでいるのは報道だけでしょうか。
昨夜は久しぶりに晴れました。本当に久しぶりのさそり座といて座でした。この空域は沢山の対象があります。何しろ銀河中心方向ですからね。目標の冥王星も居るはずなのですが、準備が出来ていませんでした。位置すら計算していなかったのです。そこで、このあたりで目立つ対象の第一である干潟星雲に望遠鏡を向けました。高度が低く、たなびく霞のようなもやとそれに反射する街明かりで、コントラストはかなり低いし、カメラも赤にそれ程強い訳でもなく、赤外に近い赤をどれだけ拾えるかと思ってカメラを向けたところ、そこそこに拾ってくれました。ここの写真を撮るのは、本当に久しぶりです。20年は間が空いているでしょう。前に撮った時は、ネガカラーで200mmF4、確か30分は手動ガイドしたかと思います。それも、良い空を求めて望遠鏡を担いで山に入って撮ってきたはずです。それが、家の玄関を出て、撮影まで10分とかかりませんし、撮り終わって帰ってくれば、メディアからコピーして、枚数にもよりますが処理に1時間程度、疲れていれば次の日に出来ます。この点は良い時代になったものです。
M8干潟星雲
★★2008年06月12日(木)M57環状星雲
★★2008年06月13日(金)バス路線そして大規模店廃止
バスという運送手段が日本にやってきたのは1903年で、乗り合いの営業バスが始まっています。北海道にバスが登場するのは1904年の函館で、試乗会が開かれたという記録があります。このバスは日高地方で路線バスを走らせる計画のために輸入したのですが、運行の記録は残っていません。別の車両で根室一厚岸間を一日2往復で結んだというのが、北海道初の営業バス最初の記録だそうです。当初人気で軌道に乗るやに見えたのが、色々なアクシデントで客が離れ1年半で赤字廃業するに至ったというのが、北海道らしい未来を暗示するエピソードです。
それらの事業者で現在は北海道中央バス株式会社(中央バス)、ジェイ・アール北海道バス(JRバス)の2強に続いて、保有車両では3位になる道南バス株式会社(道南バス)を初めとして、かなりの数のバス会社が営業をしています。どのバス会社も大名商売をしている訳ではありません。特に北海道では少子化の影響をもろに受けています。バスに頼るのは自分の車を持たない高校生とお年寄りと言い切って良いでしょう。バス路線を維持するには、お客さんが乗る時間帯だけでなく、乗らない時間もバスを走らせなければならないのですから、当然、経営を圧迫するのは間違いないことです。路線バスに限らず、学校で遠足に行くのもクラスの数がどんどん減っているのですから、貸し切りバスの需要も落ちているのです。観光がよければ良いのですが、バスに一日中、或いは何日も乗りっぱなしのツアーに人気が出ようはずもありません。生き残りをかけて旅行社と共に各社色々なプランを出して知恵を絞っています。
さて、お客さんが減ってしまって不採算路線が経営に重荷となっていたら、当然廃線と言うことになります。JRはそれをやって何とか今に至っていると言っても良いでしょう。どうしてもその地域で必要であるというのであるならば、第3セクターと税金投入によって残すものです。そして、お金の目処が付かないというのであれば、もうどうしようもありません。
廃線となってしまったJRの線路を使って楽しくも自分で片道5キロもある鉄路をエンジン付き車両(トロッコ)に乗り往復できるのが北海道中川郡美深町のNPO法人トロッコ王国です。
バスの話でしたね。申し訳ありません。バス路線が廃止となると、交通機関はタクシーしか残りません。歩くことが出来なければり、交通費が多くなってしまうのです。これは仕方ありません。移動を希望する人が少なければ、単価が上がります。
さて、赤字路線の整理と言うことで、昨日、一番の大手が運行させている札幌市内の路線が発表されました。単純な赤字路線解消と言うだけでなく、札幌市役所との確執というか、横暴な官のやりようの結果があります。市役所の担当者は早く次の業者を探さなければならないと口走ったようですが、金は出さないが横やりは入れるというやり方のところに参入して赤字を出そうという事業者が居ると思っているのでしょうか。
札幌市は市中心部を走っている地下鉄ですら満足に利益を上げた運行をさせるのに困っているくらいなので、市営バスを民間に全部押しつけたのです。過疎が進む田舎町と同じ状態なのに、人口が増えているから何とかなると思っているのでしょう。民営にしたからといって、乗る人の少ない路線の採算が取れるようになるはずがないのです。それも合理化と経営努力で国内トップをいく中央バスが、遂にダメを出したところです。
中央バスは毎日乗っています。運転マナーも車内案内も、教育が行き届いています。市内別会社とは別次元です。この別会社では車内案内をする運転手は2人しか居ません。それに一時停止で止まらない運転手揃いです。一斉検挙して欲しいです。
さて、結論ですが、このような優良会社(1943年3月1日設立)を適正に扱えないのが札幌市の役所なのです。さすが自転車通勤の市長です。
Stargazer日記も長くなってきました。過去ログがStargazerメンテナンスにあるのもちょっと変かなと思いますので適当な場所に変えるつもりです。それで、見直していたらスーパーと言う題名で2004.11.07に書いていました。その店で去年のことになりますが、問題がありました。その店で買ってきた野菜の中に不具合があったのです。それを調べさせる為に、品物を渡したのですが、どんな対応をするか実は興味津々でした。結果は嫁様を激怒させるに充分な状況で、客が少ないとか、チラシが入っていないというちょっとした不満というレベルではありませんでした。もうこの店には未来はないという宣言をしても良かったのですが、不具合を思い出したくなかったというのもあります。しばらく★秋津★は好物のトマトを食べさせて貰えなかったのです。
こちらも今朝、報道機関に情報が流れました。来年3月までには閉店です。親会社の株式会社セブン&アイ・ホールディングス/2005年9月1日設立/が決定したことですので、来春にはなくなる訳です。更に、この店の周辺に展開した、この店があるが故の高価格な設定の造成地の売りが無くなってしまうわけです。しかし、周辺住民が困ってしまう訳ではありません。家を建てて済むような人々は、車を持ち安い店へ行くことに何の苦労もありません。隣の駅には大規模店舗があります。反対側にも近くに大規模店舗があります。せいぜい歩いていけるところが減った程度でしょう。そして、そのような状況とバス路線消滅とは同じ根の代物なのです。
★★2008年06月14日(土)岩手・宮城内陸地震
★★2008年06月15日(日)秋葉の犯人・地震、雑記の整理、北海道特産オオルリオサムシ
秋葉原の無差別殺傷事件から1週間が経ち、東北の地震があって、もう忘却モードに入ってしまっているような報道量ですが、先ほど嫁様が誕生日が見えたと思うというので、この日付を見てみるとそんな気がするものでした。映像資料として関係のないものをチラッと映したという可能性だってありますが、これで事件の日を重ねてみるとかなり良い線です。出生の月が水瓶にあるようですね。
地震ですが、テレビを点けていた嫁様は例の緊急放送の音と共に地震の警報をいち早くキャッチしました。わたくしは例の如くメディア媒体の視聴中でしたので「訓練かぁ?」と惚けたことを言っておりましたら、怒られました。「あんた、本物よ」「エー」
テレビが付いていないと役に立たないとか、時間がないとか色々言われていますが、結局地震予知はかなり難しいと言う研究結果で、地震動をつかまえて、それが伝わる前に報知するしかどうしようもないでしょう。科学というものはそのようなものです。当然、自分が震央にいたらどうしようもありません。地震の予知なんて言っても、地震に関するならば、その場で安全な場所に避難する、或いは家族と一緒になる程度の余裕ということでいえば、最低1時間、周知する時間を考えれば半日から丸一日で、被害程度まで言えといったって、自信を持って言えるのは神の使者だけです。科学であれば空白域に地震が来そうだ位のことでしょうか。占い師だって状況はそれ程変わりません。
これらによる対応は命を長らえるには役に立つかも知れませんが、その他の損害を減らす役には立ちません。地震対策は生き残りの方法論だけではないのです。
日本で最も心配なのは原子炉です。如何に理屈を付けて大丈夫な場所を選んだと主張しても、日本列島で地震の来ない場所は無いことくらい衆知のことです。既に原子炉が地震で被害を受けるという事が起こっているにもかかわらず、原子炉に事故が無いなんて断言できる無能で自分の利益しか考えないような輩が居る限り、事故は起こることになります。地震メカニズムをプレート運動の歪みで説明することが当たり前になっていて、それで理解されています。それに合わない例は例外として処理されていますが、結局、内陸部のプレートだとか何とかにかこつけて判らないとは言いません。何時、何処に地震が来るのか判らない事の裏返しは、ある場所に地震が来る可能性を否定できないということなのですが、それを言うと都合が悪い奴が沢山いるようです。事故が起きた時の円滑な対処方法の整備が望まれます。
南海道地震と関東地震が良く取りざたされています。状況的にいつ来てもおかしくない状況ですが、それでも何時来るかは判らないわけです。そして、来るぞと言い続けていれば、必ず当たる占い師には美味しい話です。
雑記関連でサイトメニューを追加して、メニューが1つ増えました。日記と言いながら週記、月記の時があったり、穴が開いていたりしましたが、書き散らしとはいえ、整理しておいて損はないと思いました。余裕があればメンテナンス情報についても整理を進めたいと考えています。
北海道特産オオルリオサムシ
★★2008年06月17日(火)死刑執行、オオルリオサムシ
懐かしい名前を聞きました。何でも儲け口を失った弁護士が抗議のコメントを付けていたようですが、犯人が別人である可能性も無い上に、何処に酌量の余地があると考えているのでしょう。再審の準備を進めていたというのですが、不思議な限りです。例え精神病だとしても減刑や除外なんかするべきではありません。別件ですが、札束を抱えて逮捕されたヤツについて。ヤツはキチガイの振りをしていれば生きながらえると思っているのでしょう。早く処刑して欲しいものです。しかし、これだけ死刑が執行されても在庫が減った訳でもないようで、更に速やかに処理して欲しいものです。死刑執行に署名したくないという者がどうして法相になるのかこちらも不思議です。
撮り溜めた写真の中に2年前のオオルリオサムシがありました。嫁様の「撮ったでしょ」でようやく思い出した次第。こちらの方が輝く緑一色で珍しいもののようです。並みのものでも1匹二千円程度で販売しているところもあるようで、我が家の庭にいるのを売ると如何ほどになるでしょう。取らぬ狸の皮算用。
記録に寄れば2006年の6月3日、庭で何かの作業をしていた嫁様がカメラ持って来いというので駆けつけると、緑色の金属光沢の昆虫がかなりの速度で移動しています。ゴキブリくらいの大きさですが、その鮮やかなこと。ゴキ君とは比べものになりません。それを追って撮ったのがトップにいれた写真です。これらの動物は動きが一般的に速くてチャンスを逃がすと悔やむことになります。このような時に連写で対応しようとする方がいますが、それはうまく行かないことがほとんどです。決めの一瞬を捕まえるのは充分な練習、つまり失敗と共に運です。両者が相まって何とかなるものだと考えます。しかし、撮ったことを忘れてしまっていては、どうしようもありません。もうボケが始まったのかと思いました。
さて、このオオルリオサムシ(クビナガオサムシ亜属)の色は変異が大変多く、色々な色があるようです。また、形態も多少違うキンオサムシ亜属の仲間がいます。オオルリオサムシよりやや寒冷地または高地型で地域差が極めて大きく、その地方名を付けたもの、例えばニセコキンオサムシや、アイヌキンオサムシ・イブシキンオサムシのようなやや広範囲に分布しているものもあります。オオルリオサムシとして売っているものの中にはこちらのキンオサムシの仲間が混じっているようです。見分け方はかなり難しく、体の一部の長さや形で判断するしかないようです。
オサムシは、もともと夜行性で昼間に見るのは珍しい類のもののようです。主にカタツムリを捕食と言うことですので、雨上がりに時たま見かけるカタツムリを食べているようですが、いくら何でもカタツムリだけで生きていけるのかどうか。捕らえるにはコップに砂糖水を入れて地面に埋めておくという方法が一般的ですが、とっつかまえて売る訳ではないので、このトラップを仕掛けたことはありません。元気に庭で生息していて欲しいものです。
二年前のオオルリオサムシ
★★2008年06月19日(木)ツツジにドーム
★★2008年06月22日(日)深紫のシャクナゲ
★★2008年06月23日(月)サイト調製、雛型説
前のサイトリニューアルで、Stargazerメンテナンス用の掲示板が、かなり深い階層に入ることになり、辿り着くのに苦労するようになっていました。どうするかと考えていたのですが、何も良い案はなく、放置された状態でした。また、Stargazer日記に使っている掲示板は、多くの掲示板がそうなっているように、ある数より発言数が増えると古い物から消されていくという仕様のものです。記録自体はサーバーの中に残していますが、設定した数を超えるとhtmlとして読めなくなります。これを変更するか、ログ記録を手動で用意する必要が出てきました。パールで書いたCGIを書き直すより、手作業でhtml化した方が時間を取りません。それにサーバー上でトラブルを起こす方がずっと怖いので・・・。とにかく使いやすいよう見やすいようにするのが良いので、調整してみました。そうなっていればよいのですが。
古神道の異端の説に日本が世界の雛型であるという考え方があります。万物には神霊が宿り、日本の各地方に宿る神霊が、世界の五大陸と相通ずる、各地の神霊と各国とが相通じるという考え方です。考えの出された時代が時代で、台湾も日本国内の扱いになっていて南アメリカ大陸に対応させているのが、ちょっと笑ってしまいます。北海道が北アメリカ、本州はユーラシア大陸、四国がオーストラリア、九州がアフリカという対応です。富士山がヒマラヤ山系、カスピ海が琵琶湖というような位置づけです。とすると、イギリスは対馬か隠岐。スカンジナビア半島は能登か。大阪はイスラエル辺り、京都がバクダッド?、名古屋がムンバイ又はコルカタ?、東京がヤンゴン?バンコク?香港?天津?・・・
四川省で大地震がありました。東北でもこれよりは小さいけれど大きな地震でした。今日、不幸なことに漁船が転覆し4人が死亡と速報が入っています。対応するフィリピンではフェリーが台風の中心近くで転覆しています。さて、ミャンマーでは大規模な水害があり、現在進行形ですが、対応する関東辺りでは特段水害という話は聞きませんからこれからでしょうか。
飛騨牛の話が出てきましたが、相変わらず「社長」の言うことやることが、苫小牧の食肉業者社長と全く一緒で、変わりばえしないなぁと思ってしまいます。岐阜県養老町との対応が米国産牛肉で大騒ぎの大韓民国というのはちょっと解せませんが・・・面白い説ではあります。
★★2008年06月26日(金)ツツジの仲間達のトリ
★★2008年06月27日(金)エゾアカゲラ
帰って来た時に庭から結構大きな鳥の声が聞こえていました。邪魔はしない方が良いだろうと思って庭に回らずに家の中に入ると、嫁様が鳥がうるさいと言います。もう何時間もああやって鳴いているということです。早速カメラを持って庭に潜入です。何でもつがいだか親だかが急降下してやってくるから頭に気をつけろという命令も出ました。スズメよりは遙かに大きいけれどカラスまで大きくはないとのことで、興味津々、また、もしかすると怪我をしているのかも知れません。探索しあぐねているとベランダから見ていた嫁様が「見えたっ、そこに居るっ」
そこにいくと、確かに鳥がうずくまっています。体長30センチに少しかけるくらいです。頭に赤い鮮やかな色が見えます。それ程鳥に詳しい訳ではありませんが、こんなタイプのものは見たことがあります。クマゲラです。しかし、ヤツはその他の部分が黒です。目の前の鳥は羽が白と黒のまだらになっているし、腹に赤い色があります。ベースは白で、くちばしからあごひげのように黒い線が入っています。頭の赤の後ろは黒です。くちばしは長めです。
そして、動きが変です。這うように動きます。羽は広げますがどうも足を怪我しているかのような動きです。しかし、低いながらも木の幹につかまっているのを見ると、足を怪我しているようではありません。手を近づけるとくちばしで威嚇します。捕まえるのは簡単ですが、もしこれがヒナであったとすると、人の匂いを付けてしまったら親が相手にしなくなるかも知れません。確保して怪我の程度を見ようというのは避けた方が良いと判断しました。そうこうする内に、親がやってきて、わたくしに気づいてまた離れていきました。しかし近くの樹の上で呼んでいます。
とっさにカメラに付けたレンズは望遠です。鳥だから望遠を付けたのですが、余りに接近できるので失敗でした。何しろ1.1メートル以内ではピントが合いません。シャッターが落ちないのでどうしたのか、壊れたのかと思って距離を見ると・・・ピントの合わない距離でした。何しろ30センチ以下の距離で撮影可能でした。野鳥をこの距離で撮るなんてほぼあり得ない話でしょう。
妙な動物が接近してくるので鳥君は這って逃げます。這っていった先で、木の幹につかまります。これが後で考えれば鳥の名前に辿り着くヒントになることでした。余り近づかずにいて様子を見ていると、今度は塀の上に飛び上がって一休みしています。やはり怪我ではなく、ヒナが飛ぶ練習をしているのかも知れません。塀の上の一休みを撮影して、こちらもそこからよく見えない地点の塀の上で座って待っていると、突然、飛びました。車庫の裏手から横を通って表にバタバタッと行きました。わたくしも慌てて別の経路で表に出ようとしたのですが、途中で止まりました。飛び去ったのではなく、すぐそばにいたのです。車庫の脇にイチイの樹があるのですが、その上の方にとまっていて、先ほど呼び声を上げていた親(?)と一緒にいます。間違いなく飛行練習中か、巣から落ちたかのヒナなのでしょう。その後、連れだって飛行して、近所の電柱、高木と移動していきました。
家に戻って、何の鳥だろうと相談すると、キツツキの仲間だろうと嫁様が言うので、検索するとエゾアカゲラの雄であることが判りました。もう1羽、元気よく飛んでいたのは雌であることも判りました。そして、つがいではなく女親と息子であることが推察されました。鳥の名前については五里霧中だったのですが、頭が赤い、そして北海道の野鳥と言う条件で検索するとタンチョウとアカゲラが出てきました。写真を見るとこれに間違いありません。嫁様の観察に寄れば、しばしばやって来てドラミングすると言うことでした。ドウダンツツジでやった時は追い払ったと言うこともあったそうです。
今日のお客さんエゾアカゲラ