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    ★★2007年01月01日(月) 手塚治虫記念館前
    ★★2007年01月06日(土) 久しぶりのピカチュウ
    ★★2007年01月07日(日) 発達低気圧通過、ばんえい一部存続
    ★★2007年01月08日(月) 犬ぞり準備中inイエローナイフ
    ★★2007年01月20日(土) さざんか
    ★★2007年01月21日(日) 不二家 泥棒 学校問題 教育問題
    ★★2007年01月22日(月) 納豆 献金
    ★★2007年01月25日(木) さざんか

    ★★2007年02月04日(日) 立春の日・朝の月、営業
    ★★2007年02月11日(日) 車屋さん&火は火星、北海道警察ヘリコプター
    ★★2007年02月13日(火) M42
    ★★2007年02月17日(土) 青空に雲
    ★★2007年02月19日(月) 月齢1.7&金星
    ★★2007年02月21日(水) 月齢3.8
    ★★2007年02月26日(月) 小樽赤石海岸

    ★★2007年03月03日(土) デジタル一眼レフ
    ★★2007年03月04日(日) 進む雪融け
    ★★2007年03月08日(木) 不適切な問題
    ★★2007年03月09日(金) 宵の明星
    ★★2007年03月11日(日) Vista
    ★★2007年03月21日(水) メモリーカード&フィルター
    ★★2007年03月25日(日) 約36年前の金閣寺
    ★★2007年03月26日(月) 懐かしき銀塩時代

★★2007年01月01日(月) 手塚治虫記念館前




★★2007年01月06日(土)久しぶりのピカチュウ




★★2007年01月07日(日) 発達低気圧通過、ばんえい一部存続

 気圧計を見ると960ヘクトパスカルです。台風の目並みの気圧です。外は強い風が吹いていますが、常に吹いているのではなく、緩急激しく変化しています。気温がプラスです。家の前の道がプールになりそうだったので、昨夜、排水口まで流れる道を付けました。何しろ雨だったのです。結構降りました。降り出しから夜中までに40ミリくらいは降ったはずです。外に置いてある寒暖計で夜になっても気温が+2度です。こんなに雪が少ないのは、北海道に来て以来初めてです。この冬、まともに除雪、雪かきをやっていません。ほうきで掃いたのは何度かやりましたが、ダンプもスコップも登場していません。除雪車も走り回る姿を見ていません。これも温暖化の影響でしょうか。気象庁のページを見ると、エルニーニョの為に暖冬ということですが、なぜエルニーニョが起こるのかと言うところまでは解説していませんでした。
 
 報道に寄れば、ばんえい競馬が一部存続と言うことで喜ばしいことのように載っていました。来客が増え売り上げも上がったという見出しでしたが、昨年に比べ客は45%増え、売り上げも16%アップと本文にあります。正月2日間で3300人来ていたのが4800人になったというのは、一応評価できる数字ですが、これだけ報道機関が力を入れて宣伝していたにしては如何でしょうか。2日間の売り上げは昨年比四千万円の増です。今までの累積赤字は31億円で、この売り上げ増では赤字から脱却できません。これに金を出すと決めた企業は採算が取れると踏んでいるのでしょうね。
 また、競馬が北海道遺産で文化なんだという主張があります。でも考えてください。賭け事です。一攫千金を夢見て、金を出しているのです。その掛け金を集めて当選者に出すのが賞金です。無くなるのが寂しいなんて言う人は自分のお金をもっと使えばよいのです。税金まで使う必要なんかありません。その昔、美濃部都知事の口まねで「公営ギャンブルをどのように廃止するかという問題につきまして・・・」と台詞の入った歌がヒットしましたが、あの時代は競馬が儲かっていた時代です。
 それはともかく、競馬は賭け事というベースがあって成り立っているのです。大英帝国のような賭け事好きの国民性が前提としてあって、採算が取れないというようなものは当然成り立たないのですから、闘鶏や闘牛とは違うものです。文化を「衣食住をはじめ技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容」と規定し、「将来の文化的発展のために継承されるべき過去の文化」を文化遺産とすれば、農耕馬で行われた競馬、ばんえい競馬そのものを動態保存する意義があるのでしょうか。記録を残すことはやるべきでしょう。大事な歴史資料です。保存資料として、ちゃんと公的な機関で残すべきものです。
 北海道では石炭を掘っていた歴史ある場所がいくつも残っています。石炭を掘っていた歴史を動態保存に近い形で残したのが夕張石炭の歴史村です。ここなんかも競馬なんかに毎年何億円もかけているくらいなら、しっかり残して欲しい北海道遺産だと思います。
 現在、農耕馬を本来の目的で使わなくなっています。これも文化の変遷であり、それを残そうなどという声はどこからも上がってきません。しかし、ばんえい競馬では、かなりの騒ぎになっています。どうしてそうなっているのかを良く考えれば、自ずと答えは出てくるでしょう。そうすれば新聞報道に迷わされることもなく、TVのコメンテーターの受け売りをすることなく事件の姿が見えてくるでしょう。
 蛇足ですが、TVニュースで荷物を引く馬が騎手に鞭で叩かれているのを見ました。勇壮に走る馬はすごいのですが、これだけは何とも。会ったことはありませんが、鞭で叩かれたり叩くのが好きという方がいるそうです。人好き好きだとは言いますが、わたくしが馬だったら鞭で叩いたヤツを蹴り飛ばすのですがねぇ。
 


★★2007年01月08日(月)犬ぞり準備中inイエローナイフ




★★2007年01月20日(土)さざんか




★★2007年01月21日(日) 不二家 泥棒 学校問題 教育問題

 我が家では不二家のケーキを食べなくなって久しい時が経っています。嫁様が食べ付けていたケーキのクリームが、ある時、味が違っているというのです。なんかクリームが古くなった味だ。わたくしが食べても判りませんが、そこは食べ付けた者の感覚でしょう。それ以来、不二家は登場していません。別のメーカーで地元なのですが、もっと古くなっていて防腐剤の臭いが出てきているのを嗅ぎつけたということもありました。結構この世界ではギリギリのところでせめぎ合っているのでしょう。
 北海道発祥で、同様の問題で被害者を出し、その解決を図るべき過程で心得違いのために更に問題を大きくして、遂に社名まで変わってしまった会社がありますが、不二家には少し期待しています。問題の処理さえ間違わなければ、従業員が路頭に迷ったり、人気のキャラクターが消えるなんて言うことはないのです。それにつけてもマスコミの正義の味方どころか正義そのモノかのような言動には辟易します。虫が混入したことまで生産体制の問題のように蒸し返して不二家叩きをするのが役目だと信じているのでしょう。まさに水に落ちた犬を叩くと言うやり方でしょう。報道機関を何も考えずに信じている人が多い中で、報道機関がその自覚を持っているかと言えば、実に怪しいことです。NHKが受信料を義務化するという中で当然値下げがあるべきところを、そんなことはできないと即答する会長。真っ先に分割民営化しなければならないのはNHKではないか。そう思います。変な協会ではなく、国営か民営でちゃんとやって欲しいですね。それはともかく、ペコちゃん、早く体制を組んで再開してください。
 
 嫁様の実家に泥棒が入りました。もとい、入ろうとしました。防犯ガラスに阻まれて侵入できなかったのです。このガラスの効果は絶大です。ガラスの表面に樹脂をコーティングしただけのものですが、金槌で叩いても手を入れる穴を作ることがなかなかできません。充分に時間をかければ穴を開けることができますが、その間に御用になるので、泥棒氏は諦めるようです。また、玄関の鍵にはアタック跡が無くピッキングは試していない様子。外出時間は30分程度で、お隣も同時刻に外出していることから、家が留守になるのを見計らって仕事にかかったと見られます。外出時でも周りを見回し不審者が居ないかどうかを見なければならないようです。
 中に高価な腕時計や宝石があるとなれば、壁を破ってでも侵入するでしょうが、入ってもあるかどうか判らないのですから、侵入盗犯としては侵入数を増やして数を稼ぎたいでしょう。だから入りやすいところからはいると言うことになります。しかし、新築の家に入っても現金がそうそうあるとも思えないのですがねぇ。泥棒君。
 ガラスは保険で何とかなるようなので、その点は助かります。1枚物ですので高いですからねぇ。
 
 教育問題がかしましく騒がれています。もっと正確に言えば学校問題です。いくつかの提言がまとまって出されるそうですが、結局ピント外れなものです。根本のところの思想概念理念が明確でないから、出てくる対策は行き当たりばったり、その場しのぎでしかない対応なのです。それも、国の英知を集めた、それなりの人が作った結論がこうなのです。本当に英知を集めたのか、総理大臣の知見が疑われます。それだけに教育問題が難しいのだという人も多くいます。しかし、教育問題を学校問題にすり替えて、学校の対策だけを考えたってうまく行くはずがありません。美しい国というテーマを出したのは他に無い優れた点だと認めましょう。しかし、何が美しいのかという合意無しに推し進めようとしても、目的が変容し期待した結果は生まれません。
 金儲けと自分の利が美しいととらえている者は、自分がそう行動することによって施策に干渉しなくても期待した効果を上げているのです。その施策の元締めの文部科学大臣が自らの金の動きを誤魔化していても法律違反でないから良いんだと言って通る世の中になっているのがその証拠の1つです。世は金が第一となっているのにも関わらず、学校がそうではないと教えたってどんな効果があるのでしょう。教える方がむなしくなります。
 学校では家庭で躾ができていない子供達への対応で終始し、それ以上のことができなくなってきているのが現実です。その学校の対応を中央で制御して行こうというのは、今までのやり方を変えているのではありません。より一層の制限をはめようとしているのです。そしてその制限は小手先の誤魔化しです。
 総合学習というものがあります。教科を超えて授業を展開する事でより一層の効果を期待するはずだったのが、実態は学校行事や講演、取りあえずの活動に時間を配分して済ますようになってきています。以前に似たような形で時間割に入ってきたのが、必修クラブというヤツがありました。部活動が退潮で何とかしよう、必修化して1週間に1時間何かしらのクラブ活動をするというヤツです。いつの間にかやらなくなりました。部活動の活性化につながらない上に教員の手間だけが増えていたからです。
 学校の先生は教科の学習をさせる為に学校で学んできます。教師は授業をするという前提です。ところが学校へ来てみると、座ってられない子供、おしゃべりが止まらない子供、悪さをする者、その対応に追われます。親に連絡を取れば、この子あればその親あり。
 教壇に立つ者から児童生徒は何を学ぶかを考えてみれば、事態ははっきりします。知識として記憶に残るものはあっても、結局、その先生がどう生きているのかを学ぶのです。先生の持つ宗教・哲学を学ぶのです。不適当な先生というのは宗教・哲学が学校の設置者の方針とあわない先生と言うことになるでしょう。不適切な先生を排除しようとても具体的な方法論がないところで、不適切な公務員をどう排除するか、不適切な官僚をどう排除するのかと言う論議と同じだと言うことになぜ気がつかないのでしょう。
 最近ではゼロ・トラストと言う横文字が出てきています。寛容度無しというやり方です。遅刻したら1点、暴言は10点、何をやったら何点というようにして累積何点で反省文、家庭謹慎と決めて、そのまま情状酌量無しで扱うのです。点数を付けずに、違反行為そのもので決める方法もあります。そして、これが効果を上げています。つまり躾の出来ていない者へ、有効な強制力として働いているのです。
 何時から学校に躾をさせるようになってきたのでしょうか。何時から警察のまねごとをさせるようになってきたのでしょうか。学校は勉強を教えるところです。勉強といわず学習と言えなどという人もいますが、立身出世のために勉学し上級の学校へ行き良い生活をするための手段であるのは間違いありません。
 学校は勉強するところでそれ以上でもそれ以下でもない。それ以上の仕事をさせようとして無理が祟っているのが現状だということなのです。
 
 では教育問題とは何か。これは人間観、社会観、国家観の問題です。どのような人間を作るのか、どのような社会を作るのか、どのような国を作るのかと言う視点からの問題です。この設問に答えるのは本来的に宗教・哲学です。では、今の日本にそれがあるかと言えば、雑多な主義主張は数多くあるように見えます。
 宗教と言えば、何か怪しいものと思っているインテリゲンチャが多いのではないでしょうか。宗教を否定するのが知的と思っている者も多いと思います。しかし人間の生活全般にわたっての行動基準であり判断基準が宗教なのです。拝金主義だって1つの宗教なのです。今、USAが強いのは、核となる宗教があるからです。だから戦争を仕掛けるのです。そして日本の隣にあって大量破壊兵器の所有を主張する国へ攻め込まないのもその為です。科学と呼ばれるものですら、宗教の一種として人間社会の中で働いています。民主主義だって宗教です。無宗教だって宗教なのです。それを宗教だと思っていないのが問題の深さを示しているのです。
 アメリカの某州では未だに進化論を教えることを禁じています。それを良い悪いというのは簡単ですが、このような施策がありそれを支持する人々と宗教があるというのは社会、そして国家にとって重要な基盤となるのです。宗教抜きにして教育問題を語ることはできません。しかし、今回の教育談義に宗教の話は出てきません。教育関係で宗教がタブーとなったのは戦後です。国家神道で国をまとめたことの「反省」でしょうか。国家神道自体が神道の中で異端に近いものだという認識は当然ありませんし、宗教は人間の道を迷わせる怪しいものだという宣伝は、今でも行われています。
 哲学にしても、学問的な方向でしか日本では扱わないし、社会観、国家間という方向で考えることはなぜかあまり聞きません。これを社会問題として捉えることが難しいのでしょうか。
 宗教問題抜きの教育問題はあり得ないのです。このまま教育論議が皮相な形で済まされていくなら、本当に亡国の危機がやってくるでしょう。いや、もう既にやって来ているのかも知れません。出生率の低下、人口減少はその現れではないかと。
 


★★2007年01月22日(月) 納豆 献金

 TVの信頼性について考えていたらやってくれました。納豆ですか。うちの嫁様は納豆ダイエット、そんな放送をやる前にやっていますが、申し訳ありませんが、効果はイマイチ。その原因は食べる量です。納豆と卵一個、どんぶり椀にご飯・・・おいっどう見ても1食分より多いぞ。ダイエットというのは、口にした食料の吸収効率を加味した結果のエネルギーと体の消費するエネルギーのバランスを何処で安定させるかと言うことなのですから、腹一杯食ってればねぇ。本人は太っていないと主張していますが、太らないのが不思議なくらい。
 どんなに体によいからと言って、食い過ぎたらねぇ。
 
 某IT関連企業から経団連会長になった者が居ますが、このIT企業、社名は実にありがたい名前なのですが、企業献金を再開したり、残業代ゼロ法案に固執したり、派遣社員の問題を出したりと問題ありと思います。消費者金融会社並ですね。そして、それを改善する気など無いのは世の常です。
 商品本体で稼ぐのではなく、ランニングコスト、消耗品で稼ぐ手法や、リサイクルを主張しながらサードパーティにはやらせない所、それらを考えると、この会社の商品に手が伸びなくなります。それでも仕方なく使っている物が1つあるのですが、それは、その商品分野で対抗の会社がもっと嫌なのでと言う理由です。
 ところで、カメラの分野でも結構、市場を席巻しているのですが、デジタル化でこの会社に移行しようとする気になりませんでした。その第一の理由が前出の会社そのものへの不信感です。利益を上げた中から政治献金が出ているわけです。払った金の内から**党の支持者でないのに**党に金が回っているのです。妙な扮装の子供をCMキャラクターに使ったカメラを使っている君、君は**党の支持者だね。だって金が流れているよ。
 まあ、結果的に女性に特に人気のある方をCMに使って成功したメーカーの製品を使っています。デジカメからデジ一の移行も同様でした。高い物を買うときは会社情報から財務関係まで調べて、ついでに上場のホロスコープまで書いてと。知っていると知らないでは大違いです。
 


★★2007年01月25日(木)さざんか




★★2007年02月04日(日)立春の日・朝の月、営業



 NTT何とかの何とかかんとかと会社名を言って光接続を勧誘しようとする電話がかかってきました。一応聞いたのですが、必要があればこちらから連絡すると答えると、お使いのプロバイダは何ですかなどと話を続けようとしたので、要らないと言っているんだと答えました。それでも更に話を続けようとしたのでそのまま切ろうかと思いましたが、強い口調で必要がないんだと言いました。それでやっと断られたことが判ったようです。我が家が何処のプロバイダを使っているかなんて個人情報を簡単に聞き出そうとする態度と共に、断られているのにしつこくする事に腹が立ちました。食らいついてきて何とか営業成績を上げようというのは判りますが、脈無しのところにやるなと思います。昨年の秋にセールスマンが回ってきていたのですが、その時にADSLから光にするメリットを説明できずに退散しています。現在ADSLで10M出ていますから、特段速度に不満ありませんし、インターネット経由の動画再生なんかに興味ありません。結果的に料金が高くなるだけで、夜間の重たい時間帯が改善されるわけでもありません。まして、IP電話が止まったり掛かりにくくなって問題になっていた時期です。今はそれ程報道されていませんが、IP電話がインターネット回線を使っている限り、信頼性はインターネット程度です。いくら安いからといっても、とても切り替える気にはなりません。それらを勘案して判断しているのですから、営業電話なんかに時間を取られることすらもったいないと思います。
 結構、訪問販売や営業電話がありますが、それら全てを否定するつもりはありません。まともだった方がいないわけではありませんが、トンデモ無い輩に当たった例は列挙できます。許可を得ず入ろうする輩もいました。中には警察まで呼ぶことになった間抜けもいました。閉めようとする戸に靴先を突っ込んだNHKの集金もいました。市役所やガス会社から来たかのように装い工事や物品販売をしようとした者もいます。塀を塗っているわたくしを捕まえてサイディングの営業を始めようとした阿呆もいました。そいつらは来て欲しくない方々ですが、来て欲しい人々もいます。宅配便は大体決まった人間が来るので、知った顔でないとどこから来た荷物かを言うまで鍵を開けないという方法があります。代引きの荷物でも幾らの支払いでいつ来るか事前に周知していますのでそれ以外は詐欺です。映像付きインターホンは必需品ですね。まだ宗教勧誘の方々はまともです。少なくとも外れた行動を見たことはありません。
 セールスマンの給料も営業電話の料金も広告宣伝費の内です。これを沢山使って宣伝すると沢山売れるようになります。どの程度相関しているかといったデータは持ち合わせていませんが、その必要がない人もその気にさせて売り込むことが出来るようになるのでしょう。資金力のあるところは強いです。広告宣伝の雄はTVだと思いますが如何でしょう。TVで派手に宣伝している商品は、この分の経費も料金に入っているはずです。一生懸命TVCMを見ている人も居ますが、まあ、番組を見ているよりは害がないでしょう。雑誌の特集記事で新商品を宣伝していることはごく普通のことになっていますが、太鼓持ち記事であるモノがほとんどで、参考にならないです。カタログやマニュアルを見た方が正確な情報を得ることが出来ます。雑誌が売れなくなってきている原因の1つにこれもあるのではと勘ぐってしまいます。
 また、消費者の方もブランドに弱いのはこれはしょうがないですね。わたくしだってカメラの頭に着いてる名前が**ならば良いけれど**はちょっと、**は嫌だなというのがありますからね。しかし、それが**じゃないとダメ。**は論外というようになってそれを他人にも強要したくなってくると病気気味かなということになるでしょう。掲示板なんかで暴れる人はそんな人ですね。それはともかく、やっぱり消費者が賢くなるしかないのですから、普段から研究をしておかないといけません。この会社は大丈夫かなって。
 

★★2007年02月11日(日)車屋さん&火は火星、北海道警察ヘリコプター
 最近は車の前面に立派なグリルガードが付いた車が無くなってしまいました。何でも衝突時の人間の安全性のために、つまり凶器になるから無くす方向になったと聞きましたが、目くそ鼻くそレベルの違いを取り上げて騒ぐ輩のやることだと思います。人間様よりも熊や鹿の多い場所もこの日本にあるのです。凶器を凶器じゃなく見せようとしても安全は確保できません。時速30キロを超えるような速度で衝突するのが柔らかいプラスチックであろうと電柱であろうと、頭から突っ込めば命の保証なんか無いのです。それよりも今頃になってやっと飲酒運転の取り締まりで効果が出たなどといっている連中をしばき倒す方が、遙かに効果があるでしょう。
 さて、日産のディーゼル・エンジンで立派なフロントグリルガードにロードランプが付いている車に乗っているのですが、古くなってきています。ガソリン車と違いディーゼル・エンジンの耐久性は倍近くありますので、まだまだ乗ることが出来ますから、メンテナンスをしっかりして頑張らせたいモノです。しかし、いつかは動かなくなるときが来るでしょう。その時に日産で我が家の選択肢に入る車があるのでしょうか。少なくとも今はないのです。欧州ではガソリン車よりディーゼル車の方が人気が高くなっています。乗用車の軽油エンジンを全て外してしまった日産はこれに変わる手を持たないわけです。少なくともトヨタは無骨なクロカン四駆の中のハイラックスからはディーゼルを外しましたが、ランクルには残しています。ランクル対抗のサファリにはディーゼルが無いのです。そして、省エネのハイブリット車の開発でも後塵を拝し量産車として出せないでいます。これらの先行きに対する手配無しに、取りあえず当面の利益確保に動いているのが現状であるとしか見えません。そして、トヨタの一人勝ちが進むわけです。技術の日産というフレーズが昔ありました。今それを前面に出そうとしているのがホンダです。しかし、技術開発は資金を背景にします。当然、技術開発でもトヨタの優位性が進行するのです。「売り」を失った日産の未来をどう構築しようというのでしょうか。石油を見限るやり方でもトップ2に負けている状況では、10年後、20年後はどのようになっているでしょうか。ついチャートを見てしまいます。その話を嫁様にしたら、次の候補は既に決まっていると言うことなので、任しておくことにしましょう。
 
 ところで、リンナイの名前まで瞬間湯沸かし器の事故に出てきましたが、その中身に合点がいきません。報道されているのは家の中の空気を吸排気するタイプですから、換気は自己責任です。まして、熱交換機が目詰まりするほど埃が積もるというのもどんなものでしょうか。そんな状態のモノでは命に関わるのは当たり前です。湯沸かし器だけでなく、ストーブだってそうです。苫小牧で死人が出てしまいましたが、室内の空気を使うタイプを最近の高気密高断熱の部屋で窓を閉め切って常時使用するのは自殺の方法です。排気を煙突で外に出すというのは当たり前のことだったのが、最近の家は良くできていてFF式の燃焼機械を使うことが前提になっています。それを知らないということ、大丈夫だと思うことをメーカーや安全装置の責任に全て押しつけることは出来ません。その点、パロマの湯沸かし器でも、北見のガス漏れも、使用者、被害者に責任があるでしょうか。FFのはずが室内に一酸化炭素が漏れる。ガスに含まれる一酸化炭素が、古くて破断した本管から漏れて、地下を通って床下から室内に充満する。パロマは商品に欠陥がないと未だに主張していますが、こんなメーカーの品物は危険ですね。少なくとも更新時に同じメーカーにすることはおすすめしません。わたくしの手元にあれば即刻リンナイにするでしょう。ガス会社を変えることは難しいでしょうけれども。
 良い対応であると全面的に誉めることは出来ませんが、松下が未だに回収を進めているFF式暖房機も基本的には同じ欠陥が存在して一酸化炭素が漏れる可能性があるために騒いでいるのです。海王星が水瓶座宮に、天王星が魚座宮に、隠されていたことが突然現れてくるのはまだまだ続くでしょう。




★★2007年02月13日(火) M42




★★2007年02月17日(土)青空に雲




★★2007年02月19日(月)月齢1.7&金星




★★2007年02月21日(水)月齢3.8




★★2007年02月26日(月)小樽赤石海岸




★★2007年03月03日(土) デジタル一眼レフ

 デジタル機器の中でもデジタル一眼レフが有望株として依然上昇中なのですが、面白いもので、フルサイズ一眼というのを求める声が多くあります。発売されているほとんどのデジタル一眼の受光素子が35mm版フィルム/呼称135/よりかなり小さいためで、無理して35㎜版の大きさにした機種もあるのですが、素晴らしいお値段が付いています。なにゆえ、フルサイズのデジ一眼が欲しいのかというと、持っているレンズがそのまま使えるという頭があるためです。
 一眼の優れた点はレンズを交換すると異なった画角の写真が撮れる。良いレンズを使えば良い描写になるというわけなのですが、受光素子が小さくなるとその分、写る範囲が狭くなります。例えばニコンでは23.7×15.6mmサイズのCCDを使っていますので、焦点距離50mmの標準レンズは35mmサイズでは75mm相当の準望遠レンズになるのです。常用レンズがポートレート用となってしまうのです。また、焦点距離20㎜の超広角レンズは焦点距離30mm相当の並の広角レンズになってしまいます。
 それ故に、35mm版の大きさのCCDを使った物を作れと騒いでいる方々が多々います。求めるサイズをフルサイズと呼んでいるようですが、フルサイズというネーミングにわたくしは常に笑ってしまいます。聞いてみるとフルサイズと言うのは35mm版の大きさですから36×24mmなのですが、フィルムでも大伸ばしをするものには35mmサイズなんて小さなものではなく、もっと大きなものを使います。35mmサイズを全紙457x560mmに伸ばすには特別に粒状性の良いフィルムを使っても難があります。駅に張ってあるような綺麗なポスターを作るために、35mmサイズのフィルムを使う人は居ませんし、使う人がいてもその人に仕事は来ないでしょう。それらに使うフィルムの大きさはmm単位ではなくcm単位になります。6×4.5、6×6、6×7、6×8、6×9cm等の6センチ幅のフィルムを使うブローニというサイズがありますし、更に大きいものもあります。デジタルではこのようなサイズのカメラが既に発売されています。高級乗用車程度の値段ですが・・・。
 また、印画紙の縦横の比は1.2から1.38が規格として使われています。35mmサイズの1.5からすると少々違いがあります。トリミングするか余白を多くするかだったわけです。これがデジタルになるとまた変わってAサイズは1.44位になります。
 何を持ってフルサイズと命名したのか判りませんが、これらのことを知らない恥ずかしい命名です。
 それに、銀塩フィルム用に作られたレンズをデジ一眼に使ってみると、いろいろな点で期待はずれになります。それは銀塩と電子素子の「受光」の問題でもあります。やはりそれなりの対応、設計が必要です。はっきり言って、銀塩時代のレンズをそのまま使っても銀塩時代の性能は出ません。この点は、35mmサイズのデジ一眼でも同じです。それも高性能・高価格のレンズ、特に広角ほど期待はずれになります。フィルムに比べて受光素子は反射が大きく、進入光の角度も垂直に近くないと素子の性能が出ないのです。
 結局はデジ一眼用に設計され、最近の工学技術で作られたレンズでなければ期待した性能が出ないのです。ということは、35mmサイズのデジ一眼が出ても、銀塩時代のレンズを抱えた人は、そこそこのところで我慢していなければならないのです。結局は買い直しです。お金があればそうなるでしょう。
 ところで、デジ一眼もデジカメです。レンズ付きフィルムではどのように写るかというのをあらかじめ知ることは出来ませんが、デジカメはモニターを見ながら写すことが出来ます。覗いて写る姿を確認しピントも露出も合わせる、というのが一眼の利点なのですが、これがデジタルになったら当然、モニターに出せるでしょう。しかし、今、それが出来るのは数少ない機種だけです。確かに直後に確認できるというのは優れていますが、直前に確認できるのがデジタルの利点なのです。単にフィルム部分を受光素子に変えただけ、と言ったら色々と工夫している方々に申し訳ないのですが、デジタルの恩恵が無いデジタル一眼がほとんどなのです。スルー、或いはライブの映像を確認できること、これがデジタルの恩恵でもあります。背中の液晶を無駄にしているのです。
 GPSや携帯電話の機能を入れることを考えている人もいるようですが、撮像する機能を充実させることの方が必要です。ピントをオートフォーカスに頼ることの出来る方には関係のないことですが、わたくしのようにピント精度を0.02mmレベルで必要としていると、いかにマグニファイヤーを使っても、ちゃんとピントが出ません。マット面と液晶表示の深度の違いすら問題になります。温度でピントが動くので、その都度確認しないとピンぼけを作ります。今まではカンと運でやっていますから、ボケ写真はかなりあります。寒い中、何分も露出してピンぼけではねぇ。
 フィルム一眼はフィルムを変えると性能を変えることが出来ます。しかし、デジタル一眼は搭載したCCDを交換できません。将来的には確言は出来ませんが、CCDだけ交換すればよいと言うものではなく、画像として作成するソフトや、付随するハードの点から難しいものでしょう。理想を言えば、フィルムを交換するようにCCDを交換できたらよいですね。ソフト的にそのような機能を搭載しているものも出てきていますので、この方向へ考えていただきたいものです。バックパックを交換すると超高感度撮影用とか、CM撮影用超高精細1億ピクセルとか・・・。それが普及価格帯で出ればデジタルの世界といえるでしょう。
 


★★2007年03月04日(日)進む雪融け




★★2007年03月08日(木) 不適切な問題

 一昨日になりますが、北海道の公立高校の入試が行われました。いつも思うのですが、不適当な問題・出題が1つや2つ、必ず目に付きます。組織のメンツをかけて作っているはずなのですが、やはり皆で見るのではなく、限定した人間しか見ないので、見逃されるのでしょう。
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 金星について調べるため,北海道のA町で,次の観察を行った。
 観察11月1日,2月1日,3月1日のそれぞれの日の入り(日没)後に,西の空に見える金星とそのまわりの星座を肉眼で観察したところ,まわりの星座に対する金星の位置が観察した日ごとに異なって見えた。
 観察2 天体望遠鏡を使って、4月1日の19時と22時の金星をそれぞれ観察し,スケッチした。図1は19時の金星のスケッチである。
 観察3 天体望遠鏡を使って,5月1日の19時の金星を観察し,スケッチした。図2はこのときの金星のスケッチである。
 ただし,観察2,3における金星のスケッチは,上下左右が実際と同じになるようにかかれており,また,それぞれのスケッチにおける金星の直径は,ほほ同じになるようにかかれている。
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 理科の1番の問題です。2つ難点があります。
 1 天体望遠鏡では上下左右逆転の像が一般的で、更に天頂プリズムを使うと裏像になります。だからこそ条件付けを入れているのだが、スケッチを取るという趣向で「実際と同じように書く」こと自体がはなはだ現実的でない。頭の中で逆像という知識はあるようだが、実際に天体望遠鏡でスケッチした、させた経験がないのは明らかである。
 2 夜の10時に北海道から金星が見えるか。問題の作成者は夜の10時に金星が見えないことを知らない。後の小問で22時のスケッチを選ばせているのだが、これは見えないのだから正答がないのである。トンデモナイ問題である。
 理科の問題は理科の先生が作っているのだろうと思いますが、当の専門家でない知ったかぶりの「先生」と見られても仕方ありません。恥ずかしいと思っていただきたい。
 
 ではどうすれば良かったのか。
 1 天体望遠鏡を使うからややこしくなる。金星であれば、フィールド・スコープで充分に形を見ることができる。天体だから天体望遠鏡を使うというのは単なる思いこみにしか過ぎない。
 2 観察2では19時と22時の形・向きの差が無いことを答えさせる出題であるが、22時には沈んでいる。そこで次の日の19時でも条件に変わりなく同様に解答可能である。
 実際に望遠鏡で星をのぞいていれば、こんな間抜けなことはしないのですがねぇ。ああっ、みっともない。
 


★★2007年03月09日(金)宵の明星




★★2007年03月11日(日) Vista

 Windows95以来の新OS登場とまで宣伝されたVistaですが、わたくしの回りでは導入したという話を聞きません。なぜならば、2000やXPを使っていて、OSの問題で何か困ると言うことが無いわけです。大抵の方はアプリケーションの使いようで苦労しているのですし、訳も判らず経験的に使っている場合がほとんどなのですから、画面が綺麗になると言われたって、使いやすくなるのかと問い返すのが当たり前でしょう。まして、入れるためにはメモリーを買い足して合計数万円の出費となる、そうなればこのままでよいと言うことになるのは必定。中には、パソコンを買い換えないと入らない、なんて場合も多数あります。結局は使いやすくなったわけでもなく、新しい機械を買ったら付いてきたというものでしかないのですから、わざわざ乗り換えようというのは、かなり特殊な趣向の方々だけと言うことになります。かくして、宣伝ほど売れていないと言うことになっているのです。
 わたくし自身はかなり特殊な趣向であると思いますが、今回の新OS導入に当たって、2つの点から導入をためらっています。1つめは、アプリケーション・ソフトの対応です。乗り換えてもVistaで動作しなかったり不具合が出たのでは、何のためにアップグレードしたのか判らなくなります。わたくしが常用している一太郎や花子、三四郎は既に対応パッチが用意されていますが、幾つかのソフトは未対応であり、対応しないものや対応予定のものもあります。プリンタードライバーやスキャナードライバーは6月と予告されています。特にグラフィック関係のソフトが問題になります。つまり、現時点でアップグレートするとプリンターもスキャナーもダメ、一部のソフトは動作不良と言う状況になるわけです。これらは、Vistaで改良されましたという歌い文句の点が原因です。例えば<より優れたカラーマネージメントシステム「Windows Color System」/WCS/をはじめとする、カラーイメージング機能>ではICMを使っていたところをWCSで包括させたために完全に上位互換になっていないのです。今まではsRGBを何となく使ってきたのでRGBの能力を持つ機器を使い切っていなかったと言い換えても良いでしょう。強引に一言で片付けようとすれば、画面で見える色とプリンターで出した色が違うことに、より努力しましょうと言うことです。方向はそれで良いのですが、あとはソフトの問題です。特殊で高機能なソフトに限って、Windowsの限界を超えて動作していて、今回の問題になかなか対応できない。そして、それらが結局一番使いやすいソフトなのです。
 今1つは、過去の新OSが結局、かなりの不具合を抱え、サービス・パック(訂正版)が1つないし2つ出た辺りでやっと何とか使用に耐える状態になると言う経験です。こちらは如何ともしようがありません。
 


★★2007年03月21日(水) メモリーカード&フィルター

 デジタルカメラでは撮った画像がSDカードやコンパクトフラッシュ等のメモリ製品に保存されていきます。そして、パソコンに転送され、カラになったメモリが再使用されるという繰り返しが当たり前だと思っていたら、最近はメモリの価格が驚くほど下がっていて、再使用しないでそのまま保存用ストレージとして使う事が多くなっているそうです。
 ヨドバシカメラのページで見るとネガカラー36枚撮りの10本パックが四千円でした。それから現像代が1本500円くらい。つまり、カラー写真360枚で九千円位の出費となります。勿論、プリント代は別です。それはデジカメでも同じですが、デジタル一眼の出始めの600万画素D70では4Gのメモリに、私の使用法では728枚入ると出ます。この値は実際に撮ることの出来る枚数と、それ程違いません。フィルム20本パックの量です。このメモリ、去年の秋に通販で送料代引き料込みで1万を切っていました。今はもっと安くなっているのですが、メモリを再使用しないでも、フィルムで取るよりもデジ一で撮る方が、ランニングコスト半分になると言う結果になっています。それも、写りが悪いとその場で取り直しますし、後日プリントを見て失敗を知るという事がないのですから、色々と限界性能がフィルムより劣ると言っても、後戻りできない道です。
 ところで、本題と関係がないのですが、デジタルだと安く済むというのでシャッターを押しすぎてしまうと言う意見があります。1枚の重みが軽いという意見です。でも、お金がいっぱいあったら、フィルムでもいっぱい撮っていますよ。それから新製品のカメラの連射性能が大きく取り上げられます。そんなに連続で撮りたいのならムービーで撮っていればよいと思うのですが、1秒に5コマくらい撮れないと許して貰えない雰囲気です。でも秒3枚も5枚も大した違いはありません。秒24枚とか秒30枚というのなら漫然とシャッターを押していても撮れるでしょうが。手巻きのカメラでどんなに頑張っても1秒1コマ程度でしたが、それで不満を持ったことはないのですが・・・。閑話休題。
 記録用メモリなのですが、有名メーカー無名メーカー入り乱れて値段も本当に色々です。中には不具合のあるものもあり、交換になるという不幸な方も結構いるようです。そこで、信頼の置けるメーカにしろとか、安いけれどここは大丈夫だとかというような情報も乱れ飛んでいます。その中で笑ってしまったのがあります。
 その方の御意見は、買ってきたらテストすることが大切で、目一杯まで書き込み読み出しを10回以上やるというのです。フォーマットという操作が何をやっているのか判っていないのは確かなのですが、その意見に従って真面目にやる人が居ます。人の話の裏を取らずにそのままやって満足しているというのは、ある意味素直でよい子なのですが、テレビに毒されているとしか思えない面もあります。何々の理由でこうなるという思考に慣れていないのでしょう。また、高いカメラに安物ストレージをなぜ使うのだと詰問する人も居ます。高いストレージは、その分確かめているので値段が高くなっている場合もありますから(某有名カメラメーカーもそれです)、一概には否定しがたいですが、メモリなんて自社開発製造なんてところは僅かですし、お野菜と同じ価格構造なのですから、値段が高いと安心できるかといえば、ワカランと言うしかありません。
 さて、ある特殊効果用のフィルターが欲しくなり注文をしました。普通フィルターはレンズに付けるので、フィルター径が違うと別の製品が必要になります。手元のレンズを見ると55、62、67、72と4種あり、効果も3種類と言うことで、12枚のフィルターとなります。金満家でない★秋津★はそんな注文はできません。しかし、欲しい。と言うことで、ケンコーのSQフィルターを注文しました。3インチ角のフィルターでアダプターを介して接続します。アダプターの径を4種類用意することで、全てのレンズに付きます。安く付いてしまうので、同じシリーズから偏光フィルターも入れて、アウトレットで注文し1万円ほどで全て揃ってしまいました。見目はイマイチですが、格好で撮るわけではないのでこれで充分です。しめしめ。
 


★★2007年03月25日(日)約36年前の金閣寺




★★2007年03月26日(月) 懐かしき銀塩時代

 写真を撮ると言うことを初めてやったのは小学生の頃であったと思います。家のカメラで撮った写真が残っていますから間違いありません。とは言っても何かの折に借り出して撮ってきて後は任せたというもので、自分で現像に出し、プリントを講評するというような撮り方ではありません。中学でも撮っていますが、小学生と変わりはしません。修学旅行に持っていって撮った写真のネガが出てきまして、せっかくなのでセピア調に色を変えてみました。それが金閣寺です。ネガをよく見ると金箔がかなり痛んでいるのがわかります。
 さて、高校生となると撮り方に工夫が出てきます。出来上がってきた写真を見て反省する点があるのです。ピント、露出、構図、場所、対象・・・、最初はとにかくカシャカシャ撮っているのですが、これはうまく撮れなかったというのを学習してくるわけです。人よりそれが速いわけではありませんが、とにかく撮る枚数が多いので数打ちゃ当たっちゃうのです。写真代を安く上げるために、フィルムは100フィート缶で買ってきますし、現像液も自家調合です。当時、使ってみて性能が良かったのはコダックトライXでした。自家調合の現像液に一番反応が良かったのです。その結果、高校時代だけでも5缶か6缶は使っています。
 今、カメラが一台欲しいと思っているのですが、その候補の第一番の機種に、過去の経験による不安があって退いている部分があります。それは、某フィルムメーカーのデジタル一眼で、発色が好評ということです。対抗はニコンのD200(わたくしはニコン党ですから敢えて製品名を出しましょう)なので、おでこにニコンと書いていない点が実は一番気になります。しかし、それを書いていないレンズを多数所持していて、その方が性能の良いものがあります・・・。閑話休題。
 昔、カラーで撮影を頼まれたことがあります。頼まれたと言ってもプロの仕事ではありません。その時に撮ったものの色をそのままプリントに出すのは大変に難しいことだと判りました。何しろ、色がチャンとしていないというので、各社のフィルムを試したのです。その結果、当時の日本のメーカーのフィルムではサンプルを付けない限り、ちゃんとプリントして貰えませんでした。これに対してコダックは、最初から補正した色にしてきました。今思えば、蛍光灯の照明下で白をチャンと出すと言うことなのですが、国内メーカー2社はその技術なりノウハウなりが劣っていたことは確かです。その点、色という物への信頼感が国内フィルムメーカーについて損なわれてしまったのです。満足なモノでなかったモノを世に出していて、今更、色へのこだわり・・・本当かなぁというのが退く理由の2番目です。
 3つめの理由が出てくるようでは、やめたらと言われても仕方ないのですが、3つめは価格です。D200より五万ほど高いのです。確かにD200には無い機能がありますが、わたくしにとっては半分くらいはおでこの名前と相殺といったところです。本当に有意な点はライブビューの拡大機能で、これに対しては2万や3万出しても良いかな。つまり17・8万程度の値段だったら良いかと。今20万ですから・・・。