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    ★★2006年10月08日(日) 一足先の赤
    ★★2006年10月12日(木) 常連さん やや眠たげ
    ★★2006年10月16日(月) 紅葉第一波
    ★★2006年10月20日(金) 紅葉第二波
    ★★2006年10月22日(日) 深紅のドウダンツ
    ★★2006年10月27日(金) コルチカム

    ★★2006年11月02日(木) キク
    ★★2006年11月04日(土) 晩秋、履修偽装
    ★★2006年11月05日(日) 海王星
    ★★2006年11月12日(日) 吹雪く美笛峠
    ★★2006年11月18日(土) 月齢27日
    ★★2006年11月19日(日) HD復活&レビュー記事
    ★★2006年11月24日(金) 突然の降雪
    ★★2006年11月26日(日) ばんえい競馬
    ★★2006年11月27日(月) 長持ち切り花

    ★★2006年12月03日(日)今年は菊が遅い
    ★★2006年12月09日(土) 根雪にはもう少し
    ★★2006年12月18日(月) イチイ玉仕立て越冬姿
    ★★2006年12月24日(日) 雪雲が去った青空

★★2006年10月08日(日) 一足先の赤



★★2006年10月12日(木) 常連さん やや眠たげ



★★2006年10月16日(月) 紅葉第一波



★★2006年10月20日(金) 紅葉第二波



★★2006年10月22日(日) 深紅のドウダンツ



★★2006年10月27日(金) コルチカム



★★2006年11月02日(木) キク



★★2006年11月04日(土) 晩秋、履修偽装

晩秋


履修偽装

 グレーゾーン金利について、廃止するとヤミ金融が増えてしまう恐れがあり消費者を保護するためにこの制度を維持しようとした行政の方針は、幸いにも全面廃止になり、高利貸しの会社がこの為に軒並み赤字計上となったと言うことで、やはり業者保護が第一で消費者保護は取って付けた理屈であったことがはっきりしました。新聞やTVの広告で一番元気な消費者金融の利益はそこから生まれていたもので、若い女性を起用し優しさをアピールしていた宣伝の裏には伝統的な高利貸しが隠れていたわけです。

 日本の行政は古来より国民保護よりは特権階級保護、自己保身に動く傾向が強いのですが、事件となってそれが明らかになっても、自浄作用は無く、更に巧妙にやるようになるだけです。基本的な考え方は平安時代から変わっていないのです。腐敗と情実の付け入る隙のないシステムを作っても抜け穴を作る天才達が動きますから、骨抜きになってしまう。なんともしがたいものです。

 耐震偽装が一段落したと思ったら履修偽装です。名だたる進学校が軒並み名前の出る事態に慌てたのは文科省ですが、調査すら満足に出来ない事を露呈しました。指導要領を守ろうとしたのですが、政治決着、超法規的処置を取らざるおえなかった。法的強制力まで認められるに至った指導要領もみんなでやれば怖くないってことでしょうか。昔、進駐軍司令部が治安部隊のジープに(若い日本の)女性を乗せてはいけないという命令を出したのですが、直ぐ撤回したということがありました。守るヤツが居なかったのです。そこで守らせることが出来ないから撤回したというアメリからしい現実的な対処です。指導要領で教育を縛ろうとしても、高校に対する評価はどの大学に何人に入れたですから、その方向へ動くのは当たり前です。まして、その指導要領を元に学校の独自性を出せ、個性を出せ、競争しろとやっているのですから、当たり前と言うよりは、やるべき事ではないでしょうか。今回名前がでたのは進学校だけではないですが、やるべき事をやっていたと言えるでしょう。逆に名前が出なかったところは、指導要領の文言に縛られてやらなかったところ、あるいは今回問題となったところに手を付ける必要の無かったところということなのです。

 受験に必要のない科目は内職したり睡眠を取ったりしていませんでしたか。それならば、その分、学校が面倒見てくれるのならラッキーというものでしょう。猫の目のように指導要領が変わるのは、無理を通しているからです。統一する必要のないところまでやらせようとしているからです。選択科目ですらこれとこれから1つを選べ等というところまで踏み込む。官僚が頭の中で考えただけの施策でしかありません。確かに頭の良い人が作っているのでしょう。進学校を経て有名大学を経たエリートのつくるものです。特定の条件にある場合は最大限の効果が期待できますが、他の場合はどうなのでしょうねぇ。一言でいえば役に立たんのです。最低限、日本国民として、この科目は履修せよとだけ書いてあれば学校の先生はもっと頑張るのですが。

 小学校で英語をはじめるよりしっかり日本語を勉強という考え方は、特段右翼の思考ではありません。日本語を使えるというのは日本というものを理解することでもあります。日本を理解し得ないで外つ国を理解できるものではありません。自分が判らず他人が理解できると思う間違いと一緒です。英語をネイティブにする必要があるのなら小さい頃からやる必要があるでしょう。その場合でも週1~2時間の授業でネイティブが達成できるなんて誰が思うのでしょうか。やるなと言うことではありません。それをウリにする学校があっても良いでしょう。その選択の幅が学校間競争を煽る割には小さすぎるのです。

 超絶英語教育を誇る小学校はここ、先生はネイティブ英語教員のみ、如何でしょうか。大方の英語教員は・・・。我が中高一貫校は6年間山中にて自給自足、体力と根性で見学旅行は北ア縦走。わたくしは体力的に無理か。また、我が校は普通の小学生を育てますというのもアリでしょう。極端なことを書きましたが、それらを可能にしてこそ、学校選択制の意義が出てくるのではないでしょうか。


★★2006年11月05日(日) 海王星

 履修していなかった必修単位について、決着したのですが、このやり方がまたまた振るっています。生徒は被害者だと言いながら、結局は補習をしろと言うのです。未履修科目があるのは確かですが週30時間の授業をサボっていたわけではないでしょう。まして0時間目や7、8時間目までやっているところは珍しく無いのです。それなのに、今年だけの特例措置と大盤振る舞いの様に発表しました。今年3月に卒業した生徒は逃げ得でお構いなしというのは不公平感を生じないのですね。生徒と指導要領のどちらが大切なのか、文科省官僚の答えは後者だったようです。本来罪のない者に科が与えられるのはおかしいとは思わないのでしょうか。

 今回の事件で、どのようにして世界史が必修に入ってきたのかがあぶり出されてきました。中曽根が世界史を必修にしたかったので、社会科の枠の中では世界史を必修に出来ないので、地理歴史と公民に分けて必修化したと言うことです。歴史は主義主張の違いが鮮明に出るので、一番いじられる科目です。何しろ必死になる人々が居ます。一言一句にこだわります。イヤですねぇ。そんなところを変えても事実は変わらないのですが。


 理科という分野で原子力関係は政治の圧力があるのですが、それ以外は日本ではあまりありません。これが場所によっては進化論は教えちゃならねえとか言うところもあるそうなので、いろいろな主義主張の国があるのだと感心します。ところで辞書で理科を英語にしろと言うとサイエンスと言う発音が出てきます。でもサイエンスを引けば科学と出てきます。

 この辺りから、最近特に理科離れが強くなってきているという事を考えてみるのも面白いでしょう。理科というのは高校では4つの分野に分かれています。4つに分けてしまっては統一性がないというので総合だとか基礎と付いた科目も出てきて、必修などと言われていますが、要は4分野の簡単なところを寄せ集めただけで、統一性が見られるわけではありません。先進国では、理科なんて言うカテゴリーはなくサイエンスの中にちゃんとそれぞれの分野の科目として独立しています。特に地学というのが訳しようがありません、岩石学と気象学、天文学の三位一体科目です。受験から外れているというので一番冷や飯を食っているのが地学です。

 小学校では生活科という一緒くたの教科として、その中にちりばめられているのですが、実は結構難しいものが入っています。最近、小学生の3割は天動説だと言う調査が出て、それを問題視する意見が出ていました。何を言わんやと思うのですが、そんなことを言う輩に限って地動説が正しいと思っているようです。天動説、地動説というのは英語を直訳すると地中心説と太陽中心説で、世界の中心を何処にするかを主張するものです。

 地面が球体であること、地球が自転していること、そして公転していること、太陽系がヘラクレス座の方向へ動いていること、それを証拠立てて証明する事無く、お話として憶えさせるのが良いのでしょうか。科学的手法、やり方というのを教えるのならいざ知らず、知識だけを詰め込む様なことをカリキュラムで行ってはいないでしょうか。判らないことを明らかにするというのは知的満足があります。しかし、こうなっているから憶えろと言うのは科学では良い方法とは思えません。憶えさせるのであれば、小学生であれば日本語、古文漢文を含めて徹底的にやることです。家庭が放棄した躾けもやらざる終えないのでしょうか、読み書きそろばんがやはり基本です。今日、教科書を満足に読めない高校生がどのくらいいるか調査して欲しいものです。

 授業についても興味深くする試みには賛成しますが、面白さ楽しさを追求するとTVに蔓延する俗悪番組と一緒になってしまいます。自分で考えようとせずに、他人の意見に頼っていては科学は出来ません。


 さて、しつけの出来ていない団塊の世代の孫達が、小学生や中学生となって学校に入ってきています。しつけられていない親に、当然しつけされていない子供達の起こす事件がニュースになってきています。給食費を払っているから「いただきます」は言わなくて良いと教える母親や、給食費踏み倒しを平気でする親辺りがその象徴でしょう。若年(小中学校)の水瓶座宮を海王星が通過しています。事件は内在し隠れていますが、海王星の守護星回帰の頃に高校にその波がやってきます。あと6年ですが、魚座宮で発揮される海王星は何をもたらすでしょうか。


★★2006年11月12日(日) 吹雪く美笛峠

20061112吹雪く美笛峠


★★2006年11月18日(土) 月齢27日



★★2006年11月19日(日) HD復活&レビュー記事

  ハードディスクにエラーが出て、お亡くなりになる前に交換と言うことをやっていたのですが、お亡くなりになる前ですので廃棄するのがもったいなくて取っておきました。それが溜まってきたので、最終確認して処分しようと考えて、チェックをしました。本当におかしいのが3台、ローレベルフォーマットで生き返ってしまったのが3台・・・・。かなり徹底的にチェックをかけているのですが、まあ、捨てなくて良かったと言うところ。こうなった原因は色々考えましたが、その時の電源電圧が足りなかったとか、つないでいたIDEカードがダダをこねたとか・・・。結局は運が悪かったのか。

 200Gが1台、80Gが2台で復活、残りの45Gは全て駄目でした。特に200Gは、1年しか経っていなかったので、新しいのにと思っていたものでした。復帰して働いて貰います。わたくしのマシンの稼働台数は3台に減ってしまっているので、貴重な戦力です。

 昨日、注文していたアスロンMPが到着しました。アスロンのデュアルマシンがメインマシンだったこともあるのですが、仕事先マシンとして余生を送っていたところ、片肺が死去しました。アスロンXPをMP相当に改造したものでしたので、やはり無理があったのでしょう。片肺となって出戻り、代わりにペン4マシンが出張しています。しかし、手元にペン4マシンがやはり何かと必要で、今や中古でしか手に入らないアスロンMPを注文しました。それをクロックダウンして発熱と騒音を押さえたマシンにして再出発です。その調整をしているときに、ディスクエラー頻発ハードディスクの在庫が目に付き、いじってみたと言うことなのです。


 何か欲しい製品があり、それを購入するのに気合いと懐が必要な場合は、情報集めると言うことになります。新製品であれば雑誌のレビュー記事というのに、今まで結構重きを置いて考えていたのですが、先日、そのレビュー記事を今一度見てみたところ・・・・間違いの情報も結構あります。検証のための時間も少ないのでしょう。間違いとまでは言わなくても不十分な情報であるものも目立ちます。これで、レビュー記事かとも思うのですが、中には表紙にタイトルまで入れて記事を宣伝しているのに、中身は製品のカタログ以下というものもあります。

 気に入って買い、気に入って使うのならば追従の記事で満足であり、問題点の指摘なんか要らないのでしょうが、本当に必要な情報ではなく、大抵その近くのページに入っている製品のCMページと変わりないということですから、役に立たないものがほとんどであることに気付きました。今更とも思うのですが、中には堂々と間違い情報まであるのですから、困ったものです。

 そういったことで、特に最近は雑誌を買わなくなっています。ところで、天文の方面の雑誌の1つが休刊になっているのですが、紙面に宣伝が少なく記事の専門性が高いものだったのです。残念なことですが、専門性を上げると理解できる人間が少なくなり、支持者が減ると言うことのようです。対して、宣伝ページをどんどん入れて部数を維持していると何とかなるということなのでしょう。時たま天文雑誌を購入する★秋津★は、宣伝の多いものを選びます。最近のメジャーなのは何だろうという押さえですね。それが目当てですから、広告を買っているようなものです。国内の状況はある程度それで判ります。


★★2006年11月24日(金) 突然の降雪


★★2006年11月26日(日) ばんえい競馬

 北海道特産のばんえい競馬が、今回キーとなった岩見沢市の有識者会議による廃止の答申をうけて、各方面の調整が行われるようです。売り上げのピークだった1992年を境に、1995年バブルの崩壊と共に赤字が始まり、転落する一方の不人気事業を、開催地の市が補填する事の無理が、遂に出した当然の結果です。ばんえい関係者で一番目立った発言は納得できないというものでしたが、金を出す市民の方が納得できないものであったのです。

 廃止に当たって、誰がよいとか悪いとか責任を追及しようとしている向きもあるようですが、要は人気の無くなった遊技場を閉めるのと何ら変わりはありません。お店が集客できなくて締めざる終えないのですから、食べるためには転職するしか無いでしょう。ここで変わり身が遅いほど大変になるわけです。ちょっと前であれば百均の店が入るとお客が集まったのですが、今はそれも選ばれるようになり、格差が広がっています。

 最近特に、叩けるところは叩けとばかりに余裕を無くしていますし、ちょっと前までは総中流意識があったのに、確かに二極化が進行しています。これが小泉のもたらした改革と競争社会なのでしょう。その次は、国を敬えというのを徹底させようという、あいも変わらず目指せアメリカの手法です。いい加減、自立した大人になって欲しいものです。国が立派なことを自信を持ってやっていれば人の気持ちは集まりますし、いい加減なことをしていれば人心は去ります。国を支える官僚が自分の退職後の再就職先確保を優先した行動(グレーゾーン金利や談合収賄等のことですよ)を取っているようでは、それを敬えと言われても素直にハイとは出ないでしょう。阿呆な話です。

 アメリカは憲法を作って建国しました。立派な憲法です。兵器をたっぷりと作って世界の警察官をやれとは書いていませんが、国を作る意義と意識は明確です。対して、日本にはその土壌がありません。支配者が変わってもオラが生活は変わらないという、照葉樹林文化直系のものなのです。国土が深甚な被害を受けても、日本というまとまりは日本人によって再び作られるでしょう。しかし、アメリカというまとまりは、同じものが作られることはありません。それを今は効率がよさそうに見えるといって真似をしていても、我々の社会の中では歪みが溜まるだけなのです。選挙をやっているから民主主義だなんて幻想です。目が不自由なものがいくら集まっても目開きには敵わないのです。


★★2006年11月27日(月) 長持ち切り花


★★2006年12月03日(日)今年は菊が遅い


★★2006年12月09日(土) 根雪にはもう少し


★★2006年12月18日(月) イチイ玉仕立て越冬姿


★★2006年12月24日(日) 雪雲が去った青空