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    ★★2005年10月05日(水)ねぐらに帰るんかい
    ★★2005年10月07日(金)でんでん虫
    ★★2005年10月09日(日)トナカイ
    ★★2005年10月13日(木)朝の紅葉
    ★★2005年10月15日(土)夕の紅葉
    ★★2005年10月16日(日) 危機管理
    ★★2005年10月18日(火)昼の紅葉
    ★★2005年10月24日(月) 秋深し
    ★★2005年10月28日(金)落ち葉

    ★★2005年11月03日(木) 一式
    ★★2005年11月06日(日)ノムラモミジ
    ★★2005年11月12日(土)ヤマボウシの実
    ★★2005年11月17日(木) 不在通知
    ★★2005年11月21日(月)守礼門
    ★★2005年11月23日(水)平和祈念資料館
    ★★2005年11月26日(土)足元まで来るすずめたち
    ★★2005年11月28日(月)霧島連山
    ★★2005年11月30日(水)新観測点竣工間近

    ★★2005年12月01日(木) 再びの不在
    ★★2005年12月07日(水)試し撮り、明日は上弦
    ★★2005年12月09日(金) あら、止まっているわ
    ★★2005年12月11日(日) 本格的降雪、月
    ★★2005年12月22日(木)下弦直後
    ★★2005年12月23日(金) 新版の予定、オリオン座大星雲
    ★★2005年12月25日(日) 新版の予定2

★★2005年10月05日(水)ねぐらに帰るんかい



★★2005年10月07日(金)でんでん虫



★★2005年10月09日(日)トナカイ



★★2005年10月13日(木)朝の紅葉



★★2005年10月15日(土)夕の紅葉



★★2005年10月16日(日) 危機管理

 自然でも人為でも、ある現象が起こったときにそれに対処できるか、どのように対処するかというようなことを考えて、我々一人一人から国家、人類までの行動を考えるのが、危機の管理という分野です。天下国家、市町村レベルで、その問題よっては、その効果や対策を勘案するため人命でも数値化、金額化して考える必要があります。また、失われてしまう命だけでなく、生きている人間がどれだけ苦労するかという点も考える必要があります。大地震が起こるたびに死者が何千何万と出るというのは、危機管理が出来ていない、安全でないということです。

 それほど大きな事でなくても、例えば台風が襲来したので臨時休校にするというのは、通学の安全確保が出来ない。通学に危険が予想されると言うことです。これは予想でやらなければならないので、予想が外れると言うこともあるわけです。予想が外れたときのリスクというわけです。見聞きする範囲で、予想が外れることを大きく見て、対応が遅れることや、対応を誤る場合がありました。そして、台風が逸れて、大した被害が出なかったために、学校の対応、つまり休校にしたことを謝罪した例もあるようです。

 これでは危機管理は出来ません。予想を結果で評価するだけでは、予想の是非、成果を正しく見ることが出来ません。前記の例では、予想しがたい台風の進路が、ほんの少し変化しただけで、台風中心の暴風圏が通過することになるのです。結果的に通常の学校が開けたのではなく、事故が起きなくて良かったというのが正しい見方であり、危機管理の王道です。

 大きな地震で大きな被害が出ていますが、起こる被害を減らすことと、起こってしまった事態に速やかに対処すること、これが行政責任として出てきています。郵便局民営化も危機管理の1つだとは言えますが、さて、最重要課題なのでしょうか。議員年金辺りでドタバタしているような程度では、この国は安全にはならないでしょうね。


★★2005年10月18日(火)昼の紅葉



★★2005年10月24日(月) 秋深し

 SGWD9.3を公開すると言ってから、だいぶ時間があいてしまいました。毎週毎週、積み残しの作業が残っていて、あげくに訂正版の間違いの少ない作り方まで失念していました。この週末の休日は、仕事先の事情で1日順延されていて、その為に約半日の時間を取ることが出来ました。その結果の公開です。

 さて、紅葉がきれいなのですが、今年は全てが一斉ではなく、カエデやモミジも時間差が付いて色が変わっていきました。ドウダンツツジは未だ盛りになっていない感じです。今は、一番遅いカエデに並んで、今年は花が盛況だったヤマボウシが赤い実をいっぱい付けていて、赤い色を競っています。ところで、花を植えると、花の時期は美しいのですが、それ以外の時はパッとしません。芝桜も花の時期でないと、あまり美しくないグランドカバーでしかありません。その点、カエデやモミジは、紅葉の時以外でも、葉の形が美しいので絵になります。やっと自分の好みの種類が判ってきたような気がします。

 植え替えには良くない時期なのですが、ダメ元で、車庫の裏にあるツツジやヒノキを動かしました。車庫を新調するのに合わせて、位置を変えるので、何本かの庭木が移動対象になった為です。中でもツツジがわたくしの背丈ほどのものなのですが、掘り出してみたら、巨大な根で、一人の力では動きません。7、80キロはあるでしょう。垂木を2本クロスさせ縛り付けて、2人がかりで移動しました。これだけで息が上がってしまった感じですが、昨日今日でやっておかないと工事に差し支えますので、かなり太いヒノキ3本、ノダフジ一本を一気に掘り、一気に動かしてしまいました。これでもう筋肉に力が入りません。スコップが重たい状態です。キーボードは打てますが・・・。この他にも芝桜やシンパク3本が移動対象になっていますが、こちらは今週末でも間に合うので、体力が回復してから取りかかりましょう。
紅葉


★★2005年10月28日(金)落ち葉




★★2005年11月03日(木) 一式

 sgwd9.3では幾つかの不具合が出ましたが、それにかかってしまった方には申し訳ありません。説明のページも更新していくつもりですが、こちらも時間が掛かりそうです。

 秋の紅葉が各種類一斉でなく、種類毎に変化していった理由がわかりました。答えは簡単で、日々の気温の低下がゆっくりだった為に、紅葉する条件に違いがある種類と個体条件の差が明らかになったのです。大勢の様子として、葉の厚さが薄い物から厚い物へと色素反応を起こしていますし、日当たりの様子、肥料のまき具合で個体差が出ています。おもしろいものです。しかし、この現象が気候の揺らぎの中の得意な出来事であれば良いのですが、最近話題の温暖化による現象で、これから常態化、そして更に事態が進んでしまうことになると、先行きが心配になります。そして、その心配は本当になるような情報が気象庁から発表されています。

 車庫改築は、カスケード車庫の撤去、基礎堀り、基礎打ちが終わっています。作業に来た下請けさんの話を聞いて、色々と納得するところがありました。話を聞けば聞くほど、色々なことが判ってくるというのも当たり前とはいえ面白いことです。改築を発注する際に見積もりを取りましたが、その中で最も高い金額を提示したG社の仕事もやっていると言う話を聞いて、そちらに発注しても、この業者さんがやってくるであろう事が想像されました。見積書を見直すと、G社の基礎打ちの金額が、発注したH社の総金額と同じくらいになっています。H社の見積もりには基礎打ちの長さや単価、工事の内容が書かれています。G社は一式となっています。千歳市では基礎は60センチ以上入れることが市条例で決まっていますので、この基準に従って、工事内容に違いはありません。この点は営業に確認しています。下請けさんに回る金額は一緒ですから、G社のH社との差額は、当然G社の利益と言うことでしょうか。また、G社が高額になっているのは、他の付帯工事の料金についても高く提示し、設計デザイン料についても相場が総額の1割のところ、2割以上を取っています。この位でしたら、わたしが設計して、設計料を徴収したいですね。

 さて、そのG社ですが、建築中のG社の仕事を散見しただけで、この会社には頼めないと考えていましたが、見積もりを取ってみたいというので、じゃあ取ってみればと言うことで得た結果がこれでした。チラシや営業マンの態度には、ほとんど問題がありませんし、結構実際の工事をやっている、つまり頼んでいる人がいるということで安心して工事を依頼しているのでしょうが、やはり実際の工事現場をみないといけません。とは言っても、現場を見てちゃんとやってるのかどうかが判るというのも、経験を必要とするでしょう。一般の方には難しいことだと思います。ですから、悪徳リフォーム会社が暗躍できるのです。耐震工事だって、基礎や構造材の補強ですから、工事が終われば見えません。何もしないで居てもやりましたと言えば、その場は通ります。ですから、それが判らない人は、お金を払ってプロを頼むことになります。頼むべきです。そのお金を惜しんでいると、もっと損することになります。しかし、良く考えると悪徳リフォーム会社は「悪徳」なだけ、規制や検挙できるのですが、G社のような会社はどうなのでしょうか。どう考えても「優良」な所とも思えません。

 ところでほとんど問題がなかったG社の営業は、震度7でも大丈夫ということを平気で言ったと言うことで、わたしの中では赤点になっています。悪いけれどG社の建物は震度7では持ちません。営業マンは震度7を経験したことも、被害地を歩いたこともないでしょう。壁材にコンパネを張って強度を出す方式では、一発でぶれてしまいます。

 さてさて、見積書の一式と書かれたもので今まで満足なものにあたったことがありません。一式というのはインチキと同じだということです。少なくとも「見積もり」ではないわけです。

 ファーストインスピレーションは8割方正しいといわれますが、外れたことがない・・・・。これも思いこみか。


★★2005年11月06日(日)ノムラモミジ



★★2005年11月12日(土)ヤマボウシの実



★★2005年11月17日(木) 不在通知

 修学旅行というものが、2年生で行くことが定着して見学旅行と呼ぶことになっても、内部の報告では修学旅行と書かれています。それはどうでも良いことなのですが、この修学旅行、誰のものなのが判らない事があります。行くのは生徒さんで、生徒のものであることはハッキリしているのに、生徒の意志が反映されることが無い体制になっている学校があります。選択肢の中から行きたいところを選べるのは良心的なところで、もうココしかないと問答無用にしているところもあります。最近のトレンドは冬の沖縄なのですが、結局平和学習などと言いながら、広島原爆に飽きたというのが本音のように見えます。行く先だけでなく、行くための料金にしても、旅行社の団体担当が引き受けて、どう見てもかなりの高額の見積もりです。パックツアーであれば、はるかに安い金額で用意しています。昔のように広い部屋に畳の数の人数をぶち込むようなことは無くなったようですが、ツインの部屋にエキストラベットで3人入れるのは当たり前です。見積もりを取るとどの旅行社でも同じ料金が出てきます。違うのはバス料金で、それぞれの会社が現地のバスをどれだけ安く押さえているかで料金に違いが出て、これが決定の鍵になります。どう見ても、談合しているとしか思えないほど横並びの金額です。航空券ですら、仕入れによって違うはずのものが同じ料金で来ています。ガイドラインの存在を疑いたくなります。

 わたくしは旅行社に頼んでも100パーセントの依存はしたくないし、自分で手配できるものは自分でやるべきと考えていますので、修学旅行の旅行社による手配については色々と気に入らないところを感じています。

 以前に、某大手旅行社に混雑期の船を手配したのですが、旅行社からは取れませんでしたと返事が来ました。その時点で、我が家では船会社に直接予約をいれて船室を確保していたのです。その時、我々一般人は10時から電話受付、旅行社は9時からコンピュータ受付だったはずです。後で担当者がコンピュータがどうのこうのと言い訳をしていましたが、まともな仕事をしていないことは明らかでした。最後まで、担当者そして上司共々まともな謝罪はありませんでした。わたくしの旅行社不信はその時からで、担当者の仕事を確認しない限り、どんな看板を背負っていても信用しません。ですから、どこそこの誰さんになら頼むと言うことになります。11室土星の賜物でしょうか。ちなみに、その担当者そして上司はその支店から、すぐ居なくなってしまいました。これもS嬢の逆鱗に触れたと言うことでしょう。

 さて、と言うことで明日から4日間、留守をします。無事に帰ってきたいものです。


★★2005年11月21日(月)守礼門



★★2005年11月23日(水)平和祈念資料館



★★2005年11月26日(土)足元まで来るすずめたち

 in  沖縄


★★2005年11月28日(月)霧島連山



★★2005年11月30日(水)新観測点竣工間近



★★2005年12月01日(木) 再びの不在

 鉄筋コンクリートの建築で、世の中がだいぶ騒がしくなっているようです。いろいろな点で迷惑をかけられている方々に同情いたします。マンションを買うときに設計図や工事状況まで調べる人はいないでしょうし、コンクリートの厚さや鉄筋の数までチェックする事は事実上不可能です。それが故に、行政がチェックし責任を持って認可するのですから、行政は責任を果たして欲しいですね。タダでさえ増税だとか、サービスの切り捨てなどと言っているわけですから、誰のために税金を取り立てて使っているのか、原点に立ち戻るべきでしょう。

 今回RCの建造をつぶさに見ましたが、やはりプロの腕というものを見せていただきました。素人が見よう見まねで何とかなるようなものではなく、ノウハウと勘所を心得た職人の仕事です。ただ、通常の家屋は、木造が多いわけで、RCは基礎部分のみの施工となります。施工現場を見て、某社には頼みたくないと以前書きましたが、それはコンクリートを打ってから、次の日に資材を持ち込み、2日目には木の柱を組み出していたからです。どれほど工期が迫っていようと、一週間はコンクリートが落ち着くまで待つべきですし、1ヶ月おくのが常識の範囲です。このような施工をしたのでは、基礎に亀裂を入れているようなものです。10年なり20年後でないと出てこないことですが、判ってから直せるものではないし、こんな仕事をするようでは、まともではないと考えます。それがわからない施主ばかりになっているのでしょうが・・・。

 ところで、壁が出来ただけですから、車庫にするためにシャッターや戸、手すりの工事がこれから入ります。上にドームや観測室を載っけても全く大丈夫というか、それがあった方がよいと言う様子で、来年は、その方面への予算獲得活動への努力と言うことになります。

 さて、年末に押し詰まると、色々と支障を来すと言うことで、年末に命日を迎える方のために、今年度は師走の始めに法事をしようという計画が発動しました。つまり、嫁様様の実家に明日から出かけ、帰ってくるのは月曜日という予定です。もっと簡単に言うと不在通知になります。ではまた。


★★2005年12月07日(水)試し撮り、明日は上弦



★★2005年12月09日(金) あら、止まっているわ

 ニフティで障害が出ているようです。hormpage1とhormpage3で20時頃からアクセス不能で現在(22時過ぎ)も復旧していません。Stargazerのページもこれに関わって見えなくなっていますが、ページの構造上、全てが駄目になってしまったわけではありません。こうやって書き込むことが出来ます。どこぞの証券会社で300億円の損失を誤入力の後16分間で仕上げたそうですが、2時間以上止まっているのは、どんな障害なのか、聞いてみたいものです。2時間あればハードディスクはおろか、ラックの1ダースは交換出来ますがねぇ。まさか、もう使わなくなったはずのTTYのマシンを取り回していたとか・・・。

 昨晩から今朝にかけて、まとまった降雪があり、10センチほど降りました。その中で、車庫の銀色の手すりの工事が行われました。2日前に業者が来て付けていったのですが、不完全で足りない部分がありました。それを今朝指摘したところ、急いで発注通りの形に仕上げていったと言う状況です。何をやっているんだか・・・。 残りの工事は電気配線です。照明と共に屋上で使うコンセントが用意されます。今までは延長ケーブルで引っ張っていたのですが、それが便利になるわけです。これが終わると、工事完了です。だいぶ予定より遅くなりましたが、根雪になる前に済んで良かったと思います。我が家では屋根をやったときもこんなギリギリの工事でした。工事の星回りが悪いのかも知れません。


★★2005年12月11日(日) 本格的降雪、月

 何かトランジットの強い星回りでないにも関わらず、世間を驚かす凶悪事件が続いています。昨日のニュースは来るところまで来たかと言う気になりました。塾講師が自分の生徒を閉じこめて殺害したなんてとんでも無いことですが、しかしながら突然何の前触れもなく起こった事件では無いです。わたくしは大学で停学処分になったと言うのを初めて聞きました。それも、大学の教室で窃盗を働き、咎めた警備員を殴ったというのですから呆れます。犯人は法学部だそうで、他の学部でなら良いと言うことにはなりませんが、本人が反省し怪我が軽傷だからそのまま法学部卒にするという大学の経営方針なのでしょうか。通常の社会的な手順であれば、たとえ未成年でも、逮捕拘留は間違いありません。そして、暴力を働く教師が世間で話題になりますが、彼らは反省なんかしません。同じ事を繰り返すのです。調べていけば、今回の事態に至らないで済むポイントがいくつもあったはずです。それが、そのまま来ているのが運命というものでしょう。

 雪が降り出しました。一昨日降った雪が無くなる前に、またつもっていく勢いです。これで根雪になるでしょう。いつもより遅めですが雪の季節が始まりました。不況になって斜陽化した、冬のスポーツの代表だったスキーが出来るようになります。わたくしは特にやりたいものではありませんが、熱狂的なファンが、市場を支えています。いっぱいお金を落としてくださいね。



★★2005年12月22日(木)下弦直後



★★2005年12月23日(金) 新版の予定、オリオン座大星雲

 玄関の階段で滑って腰を打つというのを今日は3回やりました。3度目ともなると受け身が出来て、痛い目にはあわないのですが、それだったら滑るなよ・・・。滑らないようにゴムマットを敷いているのですが、その上できれいに凍っているので滑ります。金槌で叩いて氷を割り、砂を撒いておきました。

 車庫上の望遠鏡台は大変快調です。降った雪は解けずにコンクリートに張り付かないので、そのまま下に落とすことができます。従ってコンクリートの上に直接望遠鏡を設置できます。昨年の冬は、乗せるのが氷の上でしたので、望遠鏡が段々と沈み込んで、シャッターを閉めるたびに極軸をあわせ直さなければならなかったのです。それもちょっと長いシャッターでは、ズレた分で長く伸びてしまうことが度々ありました。それが無くなって、「当たり前」のように安定した状態です。10枚撮って当たりが1枚あるかどうかと言うのが、一枚一枚ちゃんと写るというのも「当たり前」なのですが嬉しいことです。
オリオン座大星雲

 さて、Stargazerですが、開発言語のバージョンアップに従い、今回も改訂になります。現行バージョンのDephiはネット・フレームワークに更に対応したものなのですが、Win32としては不十分でないのかという部分がかなりあり、動作も不思議なものが幾つか見あたりました。今日、新版が到着したので、動作確認をしています。今度はどうかなと毎年期待しているのですが・・・。何れにしても、この冬休み中に全ての動作確認をする予定で居ます。


★★2005年12月25日(日) 新版の予定2

 前回、腰をということを書いたのですが、夜になると痛くなったのは腰よりも上で、背中でした。まっ大事なしと言うことで。明日にかけて、吹雪くようですので体力を温存しておきましょう。

 望遠鏡ですが、台が安定したところで、重い付属品を目一杯付けて、赤道儀がどれだけ頑張るかを見てみました。また、バランスを崩してモータードライブの動きを試してみました。古い機械で、一度もグリスアップしていないし、けっこう荒い扱いをしたこともあります。メーカーのサイトにはデータも置かれていないもので、後継機種がライトな物とヘビーな物の2系統に分かれる直前の製品なのですが、今回の加重はヘビー向けと同じで、かなりの加重超過、設計者が考えていない状態です。しかし、それほどひどい破綻はしません。振動が少し出ますが、収まりは早いです。しっかりと作られた工作物は気持ちの良い物です。ただし、値段が・・・。まあ、もっと高い金額をふっかけているところもありますから、こんなものでしょう。モータードライブはコントローラーが優秀でバランスウエイトを外してしまってもちゃんと駆動しますし、モーターも優秀で、高速駆動できます。問題と言えば、赤経方向の「高速」駆動で、日周運動の反対方向へ「動かす」場合にモーターを逆転するようにはしていないで、止めているだけなので、その方向だけは1倍速なのです。

 で、20051223オリオン座大星雲ですが、16cm反射の焦点1330mm直焦点像です。その前の月も同じ光学系ですから、「倍率」は一緒と言うことで、狙いやすい大きさの対象です。1330mm直焦は正確には1000mmをコレクターレンズで伸ばしたものです。一眼カメラの交換レンズではニコンの1000mmF11が一番の長玉のようですので、これだけの物は望遠鏡の直焦点でないと得られない明るさと焦点と言うことになるでしょう。問題となったピントですが、ファインダーのマット面を高倍率のマグニファイヤーを使って合わせることで解決しています。これも結構苦労したことの1つです。次の20051225スバルは前から使っている10cm反射のレデューサ焦点470mm直焦点像で、スバルには一番良いでしょう。

スバル

 Delphiですが、前々版でネットフレームワーク専用となり、注文して無駄になったと後悔しました。前版ではWin32とネット・フレームワークとの統合をしたと言うことで、使えない代物ではありませんでしたが、中途半端な仕上がりだと思いました。今回のものはC#やC++と統合型になって、何とかモノになったかなと思いました。勿論、前版のノウハウが生きているのだと思います。

 さて、新版のStargazer for Windows by Delphi 2006ですが、現行9.3とそれほどの違いは出ていません。無理をしてコンポーネントを作って誤魔化していたところや、負荷をかけていたところを内部的に直しています。ですから、外の変化は一部のプログラムの表示に出ているだけです。未だ直すところがありますから、変化は増えると思いますが、根本的に自分で使いやすいようにしているわけですから、全く違うものが出てくることは少ないと思います。経験上、違うものを作るとまたバグの山になりますからね。