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    ★★2004年07月03日(土)すずらん
    ★★2004年07月04日(日)屋根発注
    ★★2004年07月08日(木)屋根紛糾
    ★★2004年07月18日(日)屋根再び
    ★★2004年07月19日(月)ナツツバキ
    ★★2004年07月26日(月)暑い、ホタルブクロ
    ★★2004年07月31日(土)ヤブカンゾウ

    ★★2004年08月06日(金)暑さ対策forマシン
    ★★2004年08月07日(土)夏対策妙手無し
    ★★2004年08月08日(日)航空ショー
    ★★2004年08月14日(土)夏の終わりの予感
    ★★2004年08月22日(日)夕焼け

    ★★2004年09月01日(水)台風一過
    ★★2004年09月08日(水)台風一過2、追加報告
    ★★2004年09月18日(土)ヒダカミセバヤ
    ★★2004年09月19日(日)写った、星はすばる
    ★★2004年09月23日(木)地球停止計画順調、月
    ★★2004年09月25日(土)樽前山(支笏湖畔より)

★★2004年07月03日(土)すずらん



★★2004年07月04日(日)屋根発注

 新月に植え替えを行い、いろいろな日程をこなしていく内に、はっと気付けばもう満月過ぎになっていました。移植したヒバやシバザクラ達は、全員、無事のように見えます。順調のようです。
 しかし、順調でないのが屋根の問題です。トタン屋根を張り替えるか塗装するかも結論が出せずにいます。業者によって言い分が変わっていますから、なかなか判断に苦しみます。自分の所の儲けを考えての誘導をするものもありますが、正直な営業方針からの話もあります。
 何事もなければ、家を造ったところにやらせるかという腹づもりがあったのですが、そこは塗装の見積もりの下見はすぐに来たのですが、その後、塗装の見積もりを持ってくるわけでもなく、張り替えの様子見に来るわけでもなく、こちらから連絡を取っても、アクションがないので、この会社のいつもの信頼のない仕事ぶりをみたび見ることになりました。このやり方を地元で長くやっているということは、客がこのやり方を受け入れているということでしょう。勿論、この会社のことだけでなく、どこも似たり寄ったりのいい加減さを感じます。北海道の産業が育たないというのは、このような商習慣がまかり通っているからだと思っています。
 自分でやるには機材、時間ともありませんので、注文する以外にありません。いつでも悩んでいても仕方ありませんので、結論を出さないといけません。見積もりをした中で、正しい面積を元に、作業の工程、必要日数の説明に矛盾の無かったところに決定しました。我が家では、大体この手のことは即断即決で行われるのですが、今回はちゃんと見積もりを取り・・・というような方針が出されていました。これは業者によって仕事内容がだいぶ違うという事を周囲の家で実感している為です。安ければ良いというものでも、高ければよいというものでもありません。
 ということで、今日、基準に達した業者が選ばれ、発注しました。張り替えるより、塗装で済ますという手です。出した卦は火天大有二爻、大車以て載す、中に積んで敗れざる、ということで屋根が敗れないという一脈通じるものもあり、まあ、これで良いでしょう。


★★2004年07月08日(木)屋根紛糾

 今日は民放放送局のイベント協力という形での撮影が学校でありました。その関係で、ほぼ11時間勤務、その中で座っていたのは昼ご飯の15分だけという過密スケジュールとなってしまいました。昼ご飯が食べられたのが幸福と言うところでしょうか。そのイベントは8月3日の8時から放送のようですので、興味のある方はどうぞ。
 そんな過密な状況の中に嫁様から電話がかかってきました。屋根の塗装を頼んだところが気に入らないということなのです。わたくしも嫁様も短気で、即断即決の質です。今日連絡と言って今日無ければもう用事ありません。それで、営業担当の連絡の取り方が気に入らないようです。で、結局わたくしが断りの連絡を入れることになりました。
 というのも最初の腹づもりのところが、破格の見積もりを持ってきたからでもあります。塗装は同じようなものですが、張り替えのほうが大変安く見積もられ、追い金がない話になっています。塗ってすぐ不具合が出てやっぱり張り替えとなったら、張り替えて塗るだけの金がかかるうえに、お気に入りの色にはなりません。張り替えて塗れば、安心と共に好きな色が手に入ります。ということで、張り替えに気が傾いたということでしょうか。
 火天大有はどうなったと思って、また卦を出してみると今度は水地比5爻です。裏卦ですね。
 太陽と土星の合は疲れたの一言でした。


★★2004年07月18日(日)屋根再び

 我が家の屋根問題は、業者確定を受けて静まったと思いきや、今度は再び色の問題が出現しました。再び、ご近所の家を見て回るという嫁様の発案に付き合い、自転車で見学しました。正直なところ、ご近所は参考になりません。平屋の家はありますが、破風が厚さ45センチある家はありません。大方、半分か、無いかどちらかで、45センチ以上ある家は、無落雪の四角い家です。まして、建坪が45坪というのは、豪邸地区に行かないとありませんし、屋根面積が200平方メートルを超えているというのは、中規模住宅が続くこの地域にも珍しいものです。
 さて、屋根と破風に同じ色のところが多いのですが、破風を別色にしているところもあります。破風にアクセントを置いているということでしょう。業者のよこした色見本を見ていくと、破風専用のトタンがあります。水かすが付きにくいように表面材を調整した、屋根材と違う作りになっているものがあります。残念なことにこちらは色がそれほど多くなく、選択肢はないようなかんじです。しかし、嫁様は中からコンクリート色に近い色を選び出し、屋根そのものは緑青に決定しました。フォトショップで、写真をその色に変えて想定見本を作らされましたが、まあ、何色になろうとわたくしは(どうせトタン屋根、家の中からは勿論、庭からもよく見えないし)どうでもよいのです。で、失敗だったらペイント業者に濃色に塗らせればよいと軽く考えています。
 工事は天気に左右されますから、日にちは確定していません。7月下旬か8月かというところのようで、雨漏りするわけではありませんから急ぎません。冬までには何とかなっていればOKです。
 それの後に懸案事項が2つあります。塀の塗り替えと、ベランダの屋根付けです。どちらも屋根が何とかなってから、色を考えながら何とかしようということになっていますが、業者を入れるより、自分でやってしまった方が良いと考えています。特に微妙な大工仕事は、この辺りの大工さんには任せられないという印象があります。有り体に言えばウデが無いといって良いでしょう。それを今更いっても仕方ありませんから、自分でやることです。自分でやって出来映えがよろしくなければ、自分の責任ですから、あきらめもつきます。
 冬に屋根からの雪の下敷きになってしまう黄色のシンパクが1本あります。玉仕立てなのですが、他のが元気に伸びてきているのに元気がありません。ベランダ前の南向きの良い場所にあるのですが、心配です。丁度、新月期ですから、良い場所があれば移してやろうと思っています。これから、場所の選定をしましょう。
 はっと気付くと今頃シャクナゲの木が1本、咲いています。カルミヤが終わろうとしている時期です。大きい木なのですが、小さな花を咲かしたので、よく見るとつぼみがいっぱい付いています。今年は咲かないのかなぁと思っていたヤツなのですが、遅く咲く種類だったのだろうと思います。ご近所でも咲いているのを見つけましたから、今年だけの異常ということではないと思います。


★★2004年07月19日(月)ナツツバキ



★★2004年07月26日(月)暑い、ホタルブクロ

 冬に屋根からの雪の下敷きになってしまう黄色のシンパクくんの行き先は、庭の通り道の反対側の少し奥の空きの場所に決まり、さっさと植え替えてしまいました。シンパクがおかれた場所には、すぐ脇にベランダがつけられて、より雪の攻撃が激しくなり、解けるのも遅くなるという場所になってしまっていました。宿根性の落葉ものであれば、地面の中ですから、問題ないのですが、常緑のものにはきつい場所です。玉仕立てに穴が空いてしまって、見苦しくなっています。これを直すのには何年かが掛かるという穴です。これも新しい位置での置き方で目立たなくなりました。
 昨日は、何年かぶりの暑い日となりました。部屋の温度計がみるみる上がり、28度になった時点で、占有率30パーセントのパソコンのCPU温度が、安全の為に設定した50度を超え、全力駆動しました。室温が低ければ、すぐ温度が下がって元の最低レベルに戻るのですが、この時はいつまで経ってもそのまま全力駆動を続けています。このマシン、要所に、デルタ製の8センチ角、5700rpm、52.5dbと言うと、ご存じの方が居るかも知れませんが、卓上扇風機なんかより強力なファンが2つ入っています。勿論、大変な騒音を出してくれますが、ファン・コントローラで、通常は聞こえないほどの回転音です。それが回っていても、温度が下がらないということで、中のファンの配置を検討する必要を感じました。
 当初、CPUに風を当てている部分を削って、ケース内の換気に重点を置いてみたのですが、なんと、これがかえって温度上昇を招きましたので、CPUクーラー関係にデルタファンを1個だけ戻し、CPU占有率100パーセントの作業に備えました。この結果、CPU等の温度にも顕著な改善がありました。これ以上何とかするには、CPUクーラーを替えるしかないのですが、その為の市場調査をすると、1万5千円程度の投資が必要な事が判明しています。それよりハードディスクにそのお金を使うと200G位、もう少し出すとデジカメの1Gのコンパクトフラッシュと言うような計算があることから、チョイ待ったになっています。
 28度以上にはならなかった室温ですが、午後9時を過ぎても26度からなかなか下がらず、結局、夜半過ぎに25度となり寝ることのできる温度となりました。暑い地方に居る方には申し訳ありませんが、昼間、温度がどれだけ上がっても、夜はちゃんと下がってくれるので、助かります。その為か、こちらには夏の暑さに弱い方が多いです。最低気温が28度を超えるような場所ではきっと生きていけないでしょう。クーラーによる人工環境も健康によいとはいえませんし、夏は避暑地で過ごすというパリっこのような生活ができるゆとりが、日本という国に欲しいです。この国の指導者達は、そんなことより自分の主義主張や財布のことのほうが大切なようですし、どうにもならん感じですなぁ。

ホタルブクロ


★★2004年07月31日(土)ヤブカンゾウ



★★2004年08月06日(金)暑さ対策forマシン

 28度に驚くような地方と言うことではないのですが、昨年は冷夏でメインマシンが暑さでうなることはなかったのです。しかし、遂に30度を超える日が来てしまいました。配置換えしたファンの効果で危険レベルになることはないのですが、デルタファン2機の全力駆動は、体感、戦闘機の頭上通過です。これはやはりヒートシンクの能力の問題です。使っているのはパソコンショップのオリジナル製品で、能力も静音もそこそこの代物です。これに能力を上げた後継のセットが出ていて、それが1万5千円ほどします。しかし、クーラーマスター社の製品情報を見ると、このオリジナル製品よりも大きなヒートシンクが売られているではありませんか。ヒートシンクは一般的に大きくて表面積を稼げば能力が大きくなります。もっと大きなものがアルファで売られているのですが、幅が大きすぎて取り付けが出来ません。マザーボードに付いている背の高いコンデンサが干渉してしまうので最大幅70ミリが限界です。このサイズではこれが一番です。ファンレスヒートシンクとして作られてはいますが、これにファンの風を当てれば最高の性能を出せるでしょう。通常使用の為に寿命の長い静音ファンも2つ注文し、デルタファンと重ねて、ファンコントロールの監視の元におきます。
 こうした結果、ファンからの風切り音は最小限となり、30℃の気温の中、CPU全力の際でもちょっと強く動いているかというレベルで済むようになりました。CPUの温度は45℃から50℃の範囲で推移しています。
 そして、今度はハードディスクの音が気になるレベルということになりました。これは、搭載台数を減らすしかないですね。載っけている中で、静音ボックスに突っ込んでいるにもかかわらず一番うるさい旧IBMのやつは、職場マシン行きがたった今決定しました。
 CPU冷却に最近では水冷という選択肢が出てきています。水冷が静かで能力があると信じている人が沢山います。空冷の車を知っている世代は水冷信仰があるようです。水冷の車だって、一番前にラジエータを置いてファンを回しているではありませんか。パソコンだって同じです。それに循環する水を室温以下にするには別の方法が必要です。つまり、水漏れのリスクと、他の場所までホースを引き回して冷やすという構造上の面倒を上回る能力があるかというと、だいぶ疑問が残ります。放熱設計上かなり厳しいノートパソコンなら判らないでもありませんが。まだまだオモチャの域を脱しません。
 さて、ハードディスクを減らす為に、ハードディスクの中身の整理をしましょう。

夏対策


★★2004年08月07日(土)夏対策妙手無し

 メインマシンの夏対策が成功し、万全の体制ができたと思ったのですが、問題が出ました。それは人間の方の問題です。30℃の中でいくら冷えたとはいえ、40℃の熱気を吐くマシンを目の前にして、誰が正常な意識を保っていられるかです。今朝の新聞を見ると、電気量販店では入荷予定数台の扇風機を求める人が開店前に並ぶという状況です。つまり扇風機すら品薄の状況です。勿論、北海道では一般家庭にクーラーなんてものを付けるのは珍しい類の出来事です。平年でいえば1年に数日、昼間に必要かなというものに何十万も投資する余裕のある人は、そうそう居ません。しかし、今年はなんと言うことでしょう。涼しい北海道を期待してきた方は、愕然とする事実を突きつけられます。一部の都市型大ホテルをのぞいて、北海道の宿泊施設にはクーラーというものが付いていないのが普通です。合掌。
 北海道に限った事かどうかは判りませんが、北海道内の宿泊施設を訪れてみて気付くことがあります。健康増進法が施行されて、たばこの煙を嗅ぐことが少なくなるはずなのですが、風呂の脱衣所が喫煙場所になっているところがほとんどです。分煙の対策すら取られていません。気持ちよく一風呂浴びてきて、一服したいという気持ちはわからないではありませんが、こちらは気持ちよくなったところで一発で不愉快になります。充分に血管を広げたところで、また収縮させてからもう一度はいるという算段なのでしょうか。街中のバス停では年寄りでも若者でも喫煙者は、平気で投げ捨てをするし、きわめてしばしば、特定のバスの運転手が時間待ちの時に喫煙する姿を見かけます。これは地元の千*相*バスでも中*バスも一緒です。こんなんで公共交通機関といえるのでしょうか。早いところ肺を薫製にする事を防ぐパッチやガムを安く手に入りやすくして欲しいものです。二十歳までに吸うようにならなければ、喫煙者にはならないのですから、自販機なんかも撤去して欲しいですね。そういえば、何時だったか自販機でたばこを手に入れたところで隣に先生がいて家庭謹慎になった幸運な高校生もいました。
 今日も温度がなかなか下がりません。それでも21時で27.5℃になりましたから、暑くてどうしようもないという状態ではなくなりました。さて、これから一仕事。


★★2004年08月08日(日)航空ショー

 千歳航空祭、一昨年はテロの為に中止、昨年は天候不良の為、展示飛行無しということで、今年やっと素晴らしい飛行を見ることができました。1964年10月10日に5色の五輪マークに感動して以来のことです。中でもコークスクリューは写真を撮るのを忘れそうになるくらいの素晴らしさでした。ハートにキューピッドの矢やサクラや五芒星の絵も堪能できました。
 宮城県松島基地第4航空団第11飛行隊というのはつまりブルーインパルスのことで、空自唯一のアクロバット飛行チームです。これだけの高度な飛行技術を達成維持するというのは驚異的であると言えましょう。勿論、遊びではなく、命をはっているのですが、民間機よりは事故率が高くなるのはどうしようもないことです。ただ、事故多発というわけではなく、F/86で言えば公式の展示飛行545回にその分の練習飛行23年間で3回の事故です。評価は分かれるでしょうが、自動車に比べたらどうでしょうね。現在のT-4には1機につき3人の専属整備班が付き、完璧な整備を施しているとのことでした。パイロットにとっても整備にとっても、あこがれの的であることに違いはありません。名称もフライバイチーム、空中機動研究班、特別飛行研究班、戦技研究班、改組戦技研究班、第11飛行隊と変遷していますが、中身に違いはありません。1961年 7月21日(F/86F)1965年11月24日(F/86F)1972年11月 4日(F/86F)1982年11月14日(T/2)1991年 7月 4日(T/2)2000年 7月 4日(T/4)
 欧米では13が忌み嫌われていますが、日本ではやはり4でしょうか。死につながるという数が関係しているという指摘が出そうです。つい、防衛白書当たりを読んでしまいますが、チャートと参照しやすいかも知れません。

宮城県松島基地第4航空団第11飛行隊展示飛行at千歳

コークスクリュー



★★2004年08月14日(土)夏の終わりの予感

 北海道の気温の峠が過ぎようとしています。なんぼ暑い暑いと言っても、本州以南とは質が違い、30℃を超えるのは何日かで、朝晩は温度が下がるのがこちらの気候です。ですから避暑地として、距離の点を除けば最高なのです。
 今日の気温は27~28℃程度まで上がり、直射日光にあたっていれば更に暑い体験ができるのですが、家の中の温度計は26℃までしか上がりませんでした。もう夜は半袖ではいられません。昆虫たちも夏終いで大わらわになっています。アリさんもアブさんも動きが遅くなっています。雑草たちも勢いを落としています。木本類で真夏の一番暑いときに花を咲かせるというのは変わり種の部類に入りますから、庭に咲く花はきわめて少なくなっています。大きめのものではイワギキョウくらいでしょうか。これももうすぐ終わりです。キンロバイやギンロバイとその仲間達も終了した花が目立ってきています。後の楽しみは紅葉を待つばかりか。
 雑草を抜きながら次の新月植え替えを幾つか検討しています。試しに満月で挿し木してみたやつは全滅しましたから、今度は新月にやってみる手ですね。昆虫たちの観察は充分ではありませんが、植物については確実に月相の影響が感じられます。園芸にも占星術が必要です。
 家の中の温度は日付が変わろうとする今、24℃ですが、このくらいの温度ですと、夏対策を行ったメインマシンの最強力な暴速ファン2機は止まっていて、サブファンがゆっくりと回っているはずです。何しろ回転音が聞こえませんからケースを開けてみないと判りません。シアターマシンとして使える状態になっています。暖房が入るまで、シアターマシンはますます静かになるでしょう。

トンボ



★★2004年08月22日(日)夕焼け



★★2004年09月01日(水)台風一過

 台風が通り過ぎていきました。場所によっては大変な被害をもたらしていた16号ですが、ワクワクと台風の通過を待っていた嫁様の期待にはそぐわず、拍子抜けの通過でした。苫小牧付近で再上陸ということですから、大変近く、陰口で千歳市字苫小牧と呼ばれる場所ですから、10キロ圏、遠くても20キロの至近距離で、間違いなく暴風圏内に入っていたのに、・・・冬場の方がもっと厳しい風か吹くぞという程度でした。31日は昼過ぎに帰宅したのですが、傘を持ってかれそうになったり、雨で濡れたりの、一番ひどいはずの時刻よりも苦労して帰ってきました。
 帰ってきて、強い風に揺れる庭を見ると、あるはずのお隣の木が1本、ありません。境界近くに大きく育っていて、もはや倒れたかと思ったら、きれいに根元から切ってありました。何も切らんでもとも思ったのですが、自分の木でもありませんので、仕方ありません。
 さて、今回の新月と満月にあわせて、100パーセント挿し木でつくという話があった、ある草本類を実験してみました。新月の結果は、ほぼ全滅しました。こちらはやり方も少々乱暴でしたから再試行の必要有りと思っています。まあ、ちょっとばかり残っている部分があるので、要観察です。満月は今のところ2割が残っていて、それらも葉が段々としおれていく過程に入っています。その他は既に茶色く乾いてしまっています。朝晩水やりをしているのですが、植えたところは水をやりすぎて根腐れを起こすところではありませから、やはり、持って生まれた運と時の運の問題でしょう。楽しい実験は続きます。

名称調査中



★★2004年09月08日(水)台風一過2、追加報告

 18号は本州を襲う台風そのままの姿をもって北海道へやって来ました。台風を甘く見ていた北海道人は台風というものを、テレビを通しての他人事としてではなく、目の当たりにすることになります。それはかつての洞爺丸台風以来のことでもあります。
 能書きはともかく、今回は風台風で、行きのバスでは折れた枝がちょっとある程度の状況でしたが、帰りのバスから見る樹木は悲惨なものが多くありました。中でも、根本からひっくり返ってしまったものは、もう切り倒すしかありません。近くの緑地、造成前のそのままのシラカバ林なのですが、その木が次々と倒れています。ここの木は確かに根が深くなく、横に走っているので、風には弱そうだと思っていましたが、ここまで弱いとは思いませんでした。ひるがえって、自分のところの庭木ですが、幸い被害はありませんでした。根をしっかり張っている証明でもあります。向かいの家では、車庫の後ろに自力で作った増設部分のトタンがはがれて要修理です。

公園の木

 ところで、前回、挿し木の実験のお話をしたのですが、追加報告があります。満月に植えた中の2割が残っていたというところは、残念ながら全滅しています。ちょっとばかり残っている部分がある新月植えは、そのちょっと残っている部分はすっかり葉を落としてしまいました。しかし、満月植えの全滅まで待とうと思ってそのままにしていたところ、小さな緑の部分があることに気付きました。それは段々と大きくなってきて葉っぱになりました。それが何カ所もあり、根が付いた様子です。その根が付いたヤツは、挿し木の常道とは言えない方法でやったものです。40センチほどの部分をハサミで切って、そのまま庭の一角の地面にグサッと刺しただけなのです。挿したとは・・ちょっと・・。他の新月植えは、もっと短い枝先の部分をやや砂と粘土の混ざった場所にいれています。こちらは全滅です。
 物知りの方々の話によれば、キンロバイ、ギンロバイの類の挿し木成功率は100パーセントということなのですが、我が家の今回の「乱暴な」挿し木での定着率は10パーセント、10本やって1本でした。新月と満月に5本ずつで、双方に似たようなやり方をやったのです。乱暴なというのは、挿し木を日陰の鉢植えでやらずに、日の当たる路地でやったということが第一の理由です。
 ということで、植えた地点がキンロバイの場所ということで、出来れば隣にギンロバイを入れたいものだと思っています。

挿し木ならぬ「刺し木」キンロバイ復活



★★2004年09月18日(土)ヒダカミセバヤ


★★2004年09月19日(日)写った、星はすばる

 朝まで土砂降りだったのですが、良い天気になりました。新月は過ぎましたから、太陽の後に月が見えるはずです。夕方に、サブの望遠鏡にカメラ本体を取り付けて直焦点で月を撮ってみました。掟破りのバズーカ手持ち撮影ですが、何とか撮れています。800ミリF8を手持ちで撮る間抜けは、そうそういないと思いますが、屋根の張り替えのためにベランダに足場が掛かっていて、望遠鏡の架台を出せないので仕方ありません。出せたとしても、モータードライブを紛失していて、拡大撮影は難しい状況です。
 この望遠鏡のモータードライブを何時無くしたのか、全く不明で、気が付いたら無くなっていたという情けない話です。本体に付いたステッピングモーターを回せばよいのですが、敵はモーターです。こいつは電源をつなげば回る代物ではなく、モータードライバーが必要です。それも恒星時で回すように周波数も正確なものが必要となります。製造元に問い合わせても、もう部品がないとのことで復活は難しい・・・。しかし、要は電気回路ですから、作っちまえば良いのですが、コネクタやらなにやら結構面倒です。でも、重い腰を上げて、取りかかることにしました。便利なことに部品はネット注文が出来ます。宝くじでも当たらなければ、新しい望遠鏡の架台を買ってもらえませんから、ダメ元でやってみようと思っています。何しろ新品の架台の値段を見て目の玉が飛び出てしまいました。何でモードラだけで十ウン万という、まともなパソコンが買える値段なんだろうか。ほとんどもうけだなっと。その昔、マブチのモータで輪ゴム駆動から始めたモータードライブは、水晶発振子にコパルのステッピングモーターに辿り着いたという杵柄がありますから何とかなるでしょう。フル・コンピューター制御の架台にするわけではありませんから、まあ、気は楽です。地球を止めるだけですからね。
 夜になっても晴天です。少しガスがあるようですが、庭に出てちょっと目が慣れると銀河が見えます。もしかしてと思って、カメラを持ち出しました。これも昔取った杵柄です。銀塩カメラに三脚があれば、星座くらいは写りますが、デジカメで試したことはありませんでした。まして、それほど明るいレンズではありませんから、やってみたというところですが、写るじゃあありませんか。心配なのはピントです。AFのレンズは、無限遠方向に回しきると星にピントが合うかというと、行き過ぎちゃうんです。まあ、そこは適当にやってみると、これがまたなかなか星像も良いです。昔の単焦点レンズの設計の悪いヤツなんかは、間違いなく凌駕していますね。最近のズームレンズは大したものです。ウン年前のズームなんか使い物にならなかったんですがねぇ。
 パソコンに取り込んでよく見ると、ちゃんとアンドロメダ大星雲もぼやけた姿に写っているし、すばるもきれいなものです。さて、困った。レンズ欲しい病は既にかかっているのですが、マニュアルフォーカスの明るいレンズが欲しくなってきました。さあ、財布と相談です。

星はすばる


★★2004年09月23日(木)地球停止計画順調、月

 注文した部品が届いて、ステッピングモーターの駆動回路を作りました。これらの作業は予定通りなのですが、問題はコントローラーとモーターの結線です。5芯のコネクタが付いているのですが、これのメスが無くなっています。ネットで検索した限りでは、このての部品が無いわけではないのですが、微妙にサイズが違うのでそのままつなぐことは出来ませんし、部品代より送料の方が高くなります。絶対にこれを使うことが必要というわけではありませんから、もっと汎用のコードを使うのが何かと得策です。そうすると、ケーブルとしてはディスプレイ用や、USB用の在庫があります。これらを幾つかまとめて注文しておいたのですが、いざ組むとなると悩みます。結局、既存のコネクタと、注文したコネクタをいじくり回していたら、USBの機器側のコネクタが、古いコネクタの穴にぴったり入ることに気付きました。5Pの電極をぶち抜いて穴だけにすると、そのまま使えます。ねじ切りすら必要なくなりました。あとは接着剤ですね。くっつけてしまえば問題ありません。あっ接着剤が無いっ。買ってこんと。
 動くことについてはもう問題が無くなったのですが、動く速度が問題です。ギア付きのモータの出力軸が2分間で1回転してくれるだけでよいのですが、これが結構、大変です。正確な周波数を提供するにCR発振では色々と面倒があります。まあ、水晶によるクロックを付ける前に、調整して使ってみましょう。今の段階では30秒保てばよいのですから。
 最近、小学生の3割だか4割だかが天動説だと報道されて、それがさも大変なことのように言われています。騒いでいる方々に、天動説を否定する小学生にも判る証拠を出せと要求すると、大体しどろもどろです。地球が丸い証明ならそれなりにできるのですが、地球が太陽の周りを回っている証明は、実は結構難しいのです。まして、理科の分野は実験や実証が問題となる分野です。目の前でパッと結論の出ることは、目を引きやすいのですが、1年かけてデータを蓄積しそれを解釈する操作にどれだけ今の小学校が手を尽くしているでしょうか。それに本当の答えは運動方程式に出てくるものですから、小学生には無理があります。それに、地球が太陽を回っていていても、太陽が地球を回っていても、実生活には全く問題ありません。たとえ西から太陽が登ろうと、宿題や塾には関係のないことです。一番の問題は、そんなことを「暗記」(理解や実証の上ではないのですから結局憶えただけですよね)させて安心している大人達です。
 地動説が正しいと信じている人も沢山います。地動説というのは天動説=地面(地[球]ではないですね)が世界の中心だという考えから、中心を太陽に持って行っただけの説です。われわれは既に天も地も動く、相対的なものだという考えに辿り着いているはずなのですが、コペルニクスやガリレオの逸話が強調されて「教え込まれ」ているために地動説が正しいと信じているのです。
 地球は太陽の周りを回っているかと聞かれれば、回っちゃいるが太陽だって回っているぞと答えることにしています。ニュートン力学風にいえば、太陽と地球はその共通重心を焦点とした楕円軌道をそれぞれ運行している、というのがこのレベルでの話です。小学生がそんなことを知らないということを調べて、何がやりたいのでしょうか。理科の予算をもっと出せと言うことでしょうか。そんなことであるのなら、役にも立たない知識レベルの禅問答を暗記させるより、論理や思考力を磨く方法をたたき込むことをやって欲しいと思います。

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★★2004年09月25日(土)樽前山(支笏湖畔より)