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★★2004年01月01日(木)謹賀新年
あけましておめでとうございます。今年も良い年になりますように。
何かの意味があるかどうか疑ってはいるのですが、元旦の0時0分の東京チャートは、天底の太陽(真夜中ですから当然です)にオポジションのMC土星、DSCに火星なんて、ちょっと考えちゃいますよねぇ。ちょっと待てー。10月のごく初めの生まれの方は太陽が天秤の10度付近にあって、××××が××××でグ*ン*ク*ス・・・。
まあ、それはともかく天頂に土星の載ったようなCD業界のニュースに、おまけシングルCDがヒットして、1200万枚売り上げたというのがありました。売り上げ減が続いているCD業界ですが、売り上げ減の原因が、不正コピーだと信じている内は業績回復は無理でしょう。なぜならば、並のシングルが千円くらいの所をおまけシングルの値段300円で、それこそ気軽に買える値段です。消費者の財布がゆるむわけです。それを高い値段でしか売らないトラストを組んで利益を誘導しようとしているのですが、値段を上げると売れ行きが落ちることで、結局利益は変わらないなんて言う経済の法則のように、うまくいかないのです。今回のように値段をある限度より落として、利幅が極端に少なくても、ブレイクすると、そのバランスが崩れて利益が上がるということになります。
逆に値段を上げると、どうしても欲しい方々しか買いませんから、利益を上げるようには出来ないわけです。その上にコピーものが流通するという事態が起こるのは目に見えています。自分で複製し、ラベルを作る原材料と手間程度の価格になれば、買った方が良いという人ばかりになるでしょう。300円というのはその目安になる金額です。
音楽CDだけでなく、DVDも同じ状況にあります。ハリウッド価格という1200円のものがある中に1万2千円もするものもあるのがこの世界です。2千円だったら、さっと買いますが、1万円だったら家にあるビデオで我慢しようという気になります。
おまけCDに曲を提供しているソニー・ミュージックコミュニケーションズは、一発屋ではなく先見のある業務を行っていると見て良いでしょう。今ならこの分野に殴り込めば大変な利益を上げることが出来るでしょう。資本のある方、この業界で価格破壊して下さい。
CCCDを作ってプロテクトをかけたつもりになっている人は、作られたときは究極のプロテクトといわれたDVDの複製防止技術が、今となっては知らない人を脅かすだけのものになってしまっている状態を考えて下さい。リージョンコードですら、解除する方法が出回っているのです。かつてのN*Cが高価格マシンを販売していた頃、隙間商売をねらったエプ*ンの互換機に対するプロテクト作りに腐心している内に、DOS/Vに乗り込まれてしまい単なるハードメーカーに成り下がってしまった事件に学んで欲しいものです。
★★2004年01月03日(土)ケータイ
携帯電話がその機能から情報端末として発達していくのは当然のことではありますが、おもちゃとしての機能を優先して開発し、投資を回収しようとしているのは明白です。そのターゲットは高校生くらいの若者達です。彼らの多くは月に1万から3万程度の使用料を支払っています。それだけなら何だという話ですが、その支払いをする為にアルバイトを始めます。これがまた最低賃金を下回るようなものが大半で、世が世なら搾取されているといっても良いでしょう。学校よりもそちらが優先になり、授業なんか疲れていますから居眠りをする。当然、成績なんてものは最低限でいいとか、そこそこでいいということになってきて、人生の始まりの部分でつまづくことになります。
人数が少なくなっているとはいえ高校生が1万円ずつ支払ったら、日本国内でいくらになるかは簡単な計算です。その内、彼らがアルバイトで稼いだ金で支払っているのは如何ほどになるでしょうか。社会・経済の面からも無視できないようなものになっているのでしょう。
さて、わたくしは携帯電話悪魔論をぶって放逐することを画策しているのではなく、無駄なことをしていないで情報端末として王道を進んで欲しいと主張しているのです。チャチな撮影画像やチャチな音で遊んでいないで、携帯情報端末として機能や環境を作り、使いやすくすることこそ王道です。単なる端末としてなら、パソコンに敵うはずがないでしょう。キーボードとマウスというのは、テンキーで代用出来るものではありません。
ところで、ケータイに、はまっている子供をよく見かけます。もう、それを弄っていないと精神的に安定できないのです。グッと我慢してケイタイを手放すことか必要なのですが、大抵そのような場合、取り上げると暴れます。こうなると、もう、病気です。医療機関にかかった方が良いと思うのですが、気の病については、医者にかかったからといって治るわけではありません。そこまで行かなくても、バランスを崩しかけている子供達が多いのは、この国の将来に不安を感じます。
★★2004年01月10日(土)低気圧通過による雪
★★2004年01月15日(木)台風並みの低気圧による雪@0時~7時
★★2004年01月16日(金)代理母
米国の代理母に産ませた双子を自分たちの子として出生届を、法務省に不受理とされた日本人夫婦が、地元の役所に出生届を出したという話が伝わってきますが、あれだけマスコミを騒がしていれば、受理されるはずがないでしょう。マスコミも騒ぎすぎです。地元の役所では、最も優しい対応でも「預かる」だけで法務局へ送って指示を仰ぐだけのことです。遺伝的には自分の子だと主張しても、現在の法体系と運用の取り決めでは、結局、養子として入籍するしかないのですから。法改正したって、遡って運用というのはしませんから、望み無しですね。
日本では認められないので、わざわざ米国へいって産ませたのですから、向こうの医師に代理母ではなく実母が産んだと出生証明を出してもらって、それを大使館に出せばそれで済むことなのに、わざわざおおごとにして、あげくに実子にするために裁判までやらないといけないなんて、やっぱり考えが足りませんね。チャートもやはり少々難が。
昔、悪魔と名前を付けて出生届を出した夫婦がいましたが、あれは地元の役場が受理しちゃったというのも問題です。どちらの字も認められていない字ではないというので受理しちゃったようですが、法務局から突っ返されたので、担当者は大変だったでしょうねぇ。まあ、それはともかく、「曽」が名前に使えるようになったという報道も少々前にありましたが、これを使っていったいどんな名前を付けるのでしょうねぇ。
すぐ読めない凝った名前をしばしば見かけますが、本人に聞かないと読めないというのは、北海道の地名のようなもので、あまり良い名前では無いのではと思います。わたくしの名前は大変シンプルで、読み間違える方が居たらアホボケカスとののしっても良いでしょう。
閑話休題
遺伝的には実子とはいえ、畑が違うのは間違いのないところですし、胎盤を作り、出産という命をかけた作業までおこなったのですから代理でも母は母ではないかと思うのですが、どんなものでしょう。おっぱいが足らないから乳母を雇ったというのとは質的に違うのではないかと思う次第です。
★★2004年01月18日(日)長周期振動
北海道は苫小牧で起こったタンク火災の原因は、担当者及び会社の不手際による人災なのですが、タンクの破損は、地震による長周期振動にタンクが共振したことが原因になっています。長周期地震動が特に今回問題になったのは、苫小牧の地下構造にこれを増幅する機構が存在していたからです。基盤岩が地下2千メートル付近のところでお盆状になり、その上に柔らかい堆積岩が乗っている為に、通過する地震波が境界面で反射を繰り返して集中拡散していたのです。その中で、中身が揺らされることを想定していないタンクのフタが壊れて沈んだりしたわけです。
ひるがえって、国内で備蓄基地となっている場所では、このような地勢はないのかというと、海岸の港に近いところは、ほとんどがこのような地下構造になっていますから、安心なところはありません。ということはスロッシングに対する構造的な付加物、全面でなくても部分的にでも隔壁なり障壁を作ることが求められますが、色々と難しい問題がありますから、おいそれとはできないのが実情でしょう。少なくとも、スロッシングで火災発生を防ぐ、フタが火花を散らすということを防ぐ手は必要です。早くやって置いた方が良いんですが。
天王星が魚座宮を運行して二十日になりますが、運行開始、イングレス図は牡羊座宮で火星と月が合で太陽とスクエア、水瓶座宮では金星と海王星がコンジャンクションという実に意味ありありのチャートです。一番のキーは火星でしょうか。
SARSにBSE、鶏インフルエンザに加えて、イラク情勢にそこへの派兵だとか、本当にいろいろありますね。
★★2004年01月22日(木)学力低下
学力低下が心配されているというように報道されています。誰がというと親がということのようですが、はっきりしません。主語がないのは日本語の特徴でもあるのですが、親たちは本当にそんなに心配しているのでしょうか。
成績が下がって(自分の子が)良い学校には入れなくなるというのを心配するのなら、それは昔から、塾に投資をするということで親たちが解決してきたことです。学校が土曜日も休みになるのなら、土曜日にも塾に行かせることができるというので、他人の子供と差を付けることができるというものです。学歴で栄誉栄達を求めるのは明治の学制が始まってからの伝統ですから、意識にこびりついていることでしょうし、決して否定するようなことではありません。いまでも、専修学校で資格を取る勉強をして社会に出るというのは、大学に行かない生徒の進路としては当然の方向です。
そもそも、土曜日が休みになるというのは、詰め込み教育への反省から、ゆとり教育を進めようというので出てきたことです。ただし、ゆとり教育というのは、理解に時間をかけて十分に教育効果を上げて人間を育てようということから出たのですが、どうしてか、内容の削減にばかり話がいってしまって、理解させるというのが忘れられています。時間のかかる子に優しい教育をということが現実にできなくなっていたことへの反省は顧みられなくなってしまいました。
指導要領で締め上げられた教師達は、いざ自由にやって良いぞと今更いわれても、なかなか創意工夫を発揮できません。そこで、学校の個性を出せということになったのですが、これがまた難しいことです。そこで、何もしていないところは人気が無くなり、生徒が来なくなるぞという鞭を使うのです。これは今まで悪平等なまでに平等だった小学校や中学校の義務教育では、効果が出てくるでしょう。現実に学校間格差が出てくるのですから。
しかし、高校となると、中学校から来る生徒が、既に序列化され輪切りされてくるのですから、学校間格差という差別は出来上がっているのです。そこに個性を出せといわれても、既にある個性、つまり序列を壊すのは望み薄というのが現状です。
今、指導要領で規定された範囲を超えて授業をしても良いぞという方針が出てきました。簡単に言えば児童生徒の成績を上げろという指示です。今のままそれをやると、昔の詰め込み教育の復活になります。既にそれをウリにした私学があるのですから。
ここで、ゆとり教育の目指したものを、思い出して欲しいのです。ところてんを作るように授業を進めて、暗記したことをテストに書かせて事足れりとしていたやり方の反省を、授業者に思い出して欲しいのです。
そして、ところてんをやるところもあったって良いでしょう。じっくりの所も良いでしょう。それらが序列ではなく共存共栄できるのが新しい時代の学校のはずです。そんな時が来ることを期待します。
★★2004年01月23日(金)学力低下2
高校生の学力の低下が数学と理科にあるという調査結果が公表されました。学力が下がっている証明のように言われていますが、九々ができなかったり、割り算や少数の取り扱いに難を持っている生徒が増えているのは事実です。小学校で習う内容で、できるはずの内容ができない状態で、そのままにされ、中学の学習でも何の改善も無く、そのまま高校へやってくる生徒が、徐々に多くなっているのは、教育のシステムに根本的な問題がある為です。そんなことで、理科系の大学の新入生に、数学的な素養が足りないことが指摘されることになるのです。
できるはずのことができない状態であるのを放っておいて良いはずはないのですが、実際にはそうなってしまいます。その責任を学校にだけ押しつける事はできません。クラスの斉一式の授業では、一人でも立ち騒ぐ者がいれば成り立たなくなるのです。4~50分の授業に耐えられない子供を受け入れる体制が学校にあるはずがありません。もっと精密に言えば、受け入れられる学校には、それだけのスキルを持った教員が集まって、医療的な体制を作るということですから、並の学校ではなくほとんど病院や施設に近いものとなるでしょう。通常の教員養成で大学を出てきた人間にとっては異次元の世界とも言えるのではないでしょうか。
実際にこのような学校が各自治体の熱心な方々によって作られ運営されている例があるのも確かです。しかし、もっと増やす必要のある社会状態になっていることは明らかです。この問題に真剣に対応することが、豊葦原瑞穂の国を蘇らせる方法なのです。
困難に対抗するには智恵が必要です。その智恵が足りないから困難がふくらみ、如何ともし難くなります。国の智恵を最高レベルでも平均レベルでも引き上げることが、この国の将来を決めます。
太陽活動活発による元気なオーロラ@イエローナイフ
★★2004年02月07日(土)合格情報
今日は面白い社説を読みました。地元の新聞なのですが、最近話題になった、高校が進学情報を本人の承諾無しに予備校に教え対価を得ていたという話の批判で、襟を正せと書いてあります。お説ごもっともなのですが、その新聞には合格情報と言うことで、何々大学何の誰べえと名前を紙面に入れています。出て嬉しい人もいるでしょうが、そんなことを教えたくない人もいるでしょう。勿論、本人に承諾を取ることはしていませんし、大抵は未成年である本人の保護者に了解を取るなんて事もしていないでしょう。それも、番号しか発表しないのに、何故、氏名が出るのでしょうか。誰が何処で出しているのでしょうねぇ。追求しても報道の自由だとか何とか言って切り抜けようとするのでしょう。まあ、新聞なんてのはその程度のものですから、逐一真実ばかりではないし、まして、TV番組なんかには無知無節操垂れ流しのもっとひどいのがあります。
まあ、それはともかく、大学進学情報を提供する見返りに、金品の供与だけが対価ではなく、進路情報の提供を受けているというのが、これがまた自分たちの行っている教育活動への自信のなさが現れています。受験生の激減で生き残ろうとする予備校が取る様々な戦略に飲み込まれているのだという意識はないでしょう。
さて、同じ学校ネタで、同根の問題ですが、卒業式や入学式に国旗と国歌を強要されて精神的苦痛を持ったということで裁判所に持ち込んだ教員がいるようです。勿論、彼らは国旗と国歌という表現ではなく日の丸と君が代と言っているようです。
この人達は、別の国歌や国旗を提唱するわけではなく、それらを使う場面を単に否定、反対をします。裁判までやろうという妙な片意地があるのなら、国民が納得する国旗や国歌を提唱すれば良いと思うのですが、自分がどういう訳かイヤな国旗と国歌を強要されて精神的苦痛を持ったというのですから、笑ってしまいます。
国旗のない国、国歌のない国はありません。しかし、つい最近まで、日本という国の国旗国歌というものに対して法律的背景がありませんでした。しかし、今はちゃんと決まっているのです。裁判所は法律の解釈の問題を扱うところですが、法律によって規定された国旗国歌を否定できるはずがありません。自分たちがイヤだというのであれば、自分たちの代表としての議員を国会に送り、政権を取るなり、議員立法で提案するなりの方法しか法律からは出てこないのです。
まして、日本人という日本国を作る精神的背景を否定して、教育が成り立つと考えているのでしょうか。彼らはどんな人を育てたいのでしょうか。教員は人を育てる役目を持った人物であり、その人物が定見を持たない、持っていないという状況こそが、この国の土台を脅かす最大の要素です。自分で情報を集め、自分で判断できる人間が大半でない限り、民主主義というのは成り立たないのです。
★★2004年02月14日(土)精度
精度について、大騒ぎをする人がいます。それはそれで、間違っていることではないのですが、精度の評価をせずに数値が違うことに対して異常に反応する人もいます。神経症の一種だという疑いもありますが、そこに拘る人に限って、その差が占星術上の判断にどのような違いが出るかという、一番大事なところを考えている様子はありません。ただ、違うから違うんだという程度でしょうか。
Stargazerが問題にした精度は、最初の本が出た時ではせいぜい百分の一度程度のレベルでした。出生図を見ている分にはそれほど不具合はありませんでした。しかし、リターン図を作るという段階で、太陽の位置の誤差が百分の一度あるとすると時刻で約14秒の違いが出てきます。/0.01度×60秒×60分×24時間=14、太陽の速さを1日に1度とする略算/。二つの太陽位置の問題ですから、併せて約28秒の誤差範囲が出てきます。ASCの平均移動は4分間で1度ですから、リターンのASCに大きく影響が出ます。これが最初の天文暦改訂の理由です。
では、何処まで精度を上げればよいかですが、これを10倍の精度、もう一桁上げると14秒が1.4秒になります。100倍、もう二桁で、0.14秒、こんなところで十分でしょう。つまり、小数点以下4桁で十分な精度が出ます。頭から7桁が最低レベルという考えです。このレベルでは、天体位置計算の元となる力学時と協定世界時/日常使っている時刻/の差が現在1分を超えていることを無視できなくなります。
天体位置を出すやり方に、この補正をしているシステムとしていないシステムがありますので、Stargazerの位置が微妙に違うと言う人がいるようですが、ものの判った方であれば、どちらも間違いはないと知っているわけです。自分が使っている時刻系について知らないだけの話なのです。
続いて、再度天文暦が改訂されたのですが、これは太陽と月について改訂した二つ目の天文暦から、他の感受点も精度改定の必要が出て、全面改定を行いました。計算精度自体はもともとコンピュータの通常の限界まで使っていますから、格納と読み出しの精度をどうやって維持するかという点に、今までのノウハウが使われています。そして、最も問題が出るような使い方でも8桁の精度を持つようにしています。公開していませんが、内部の数値をある方法で見た方は納得することでしょう。勿論この方法は、精度についてしっかりと評価できる方にのみお教えすることにしています。
さて、わたくしが持つ出生感受点のいくつかは、度数の境界にいて、計算精度をいくら上げても境界値問題の影響を受けています。逆に、あるシステムで出生感受点を計算してやると、そのシステムを即刻判断できるというメリットを持っています。つまり、計算システムが何か何を元にして出来ているのか、その表示精度と共に判ってしまうのです。
★★2004年02月23日(月)荒天
昨日の昼にはやむはずだった雨が、未明にずれ込み豪雨となり、水と変わらない重さを持った雪が道を埋め尽くしました。水であれば流れるのですが、シャーベット状の雪は水を含みほとんど流れません。そこへ、温度がやや下がったことによる吹雪がやってきました。どの程度の吹雪かというと、空港が閉鎖になる吹雪で、一冬に何回かはありますから、そのくらいの吹雪です。そして、除雪車の活動が大変鈍くなっています。先週のしょーもない雪の時にやってきて、人がせっかく作った道路脇の排水溝を埋めていくようなことをする割りには、今日は動いていません。昨日の内から稼働すべきなのは、全く持って明らかです。止まっている高速道路のインターチェンジだけはやってありましたが、優先順位が間違っています。こうなると二駆の軽から動かなくなっていきます。職場の周りでは次々と車がコケでいき、運転手が掘り出して去るということを繰り返しています。先ほどは路線バスが動かなくなっていました。
台風並の低気圧で、しばしばある気象現象ですし、雪のあるところに住んでいる割りにはどうも皆さん、対処の方法を学習しないのではないでしょうか。雪道の車の運転だって、スタックしないように考えて運転しなければならないし、スタックしたら、たったか脱出できるようにしておかないといけません。こんな日はタイヤの空気圧を下げるくらい当たり前なのに、やっている人は見かけません。当然、雪道にはまって動けなくなります。一生懸命、タイヤのところを掘っている人が今も何人かいますが、先ず規定圧より少し下げるくらいにして、車を揺するようにすれば、すぐ脱出できるでしょう。少なくとも、雪山につっこんでしまって完全に乗り上げてしまったワゴン車以外はその手で十分です。路肩に落ちてしまったわけではないのですから。
ということで、太陽天王星の合を体験なさった方が結構いるのではないかと思う次第。魚の2度とあまり関わりのないわたくしは、特別に何もありません。いつもの時間のバスに乗り、乗り換えのバスはやや遅れの時の押さえで職場には余裕を持って到着し、きっと帰りも同じようなことになるでしょう。しかし、千歳空港に昨日泊まった上に変更した今日の便が欠航したりとか、面接に行けなかった就職希望者とか・・・・
★★2004年03月15日(月)新年度
一日一日と日が長くなり、朝の明るさが日差しとなって注ぐようになってきました。春です。北の春は遅いとはいえ、あけない冬はありません。そうは言うものの、やはり場所によっては高く積まれた雪の山が低くなっていくと実感できるようになるのは、もう少しかかります。最低気温プラスの日がちらほら出てきて、一挙に溶け出すのはいつものことです。
新年度に向けて溶け出すのは雪だけでなく、人の関係も動き出します。やってくる人、去る人、別れと出会いの時期です。日本では新年度というのは4月からということになっていますから、太陽は牡羊の10度付近で年度切り替えになっているわけです。これが9月の切り替えということであれば、乙女の10度辺りでしょうか。
4月から新年度ということであれば、4月1日の0時で切り替わると考えても良いですし、仕事であれば始業時刻でしょう。これが出生として、異動内示は受精や妊娠に相当でしょうか。0時でチャートを出してみれば、場所にもよりますが、冥王星が上昇点に近いですね。バケットには成りませんが、他の主要感受点は切れ目なく続いた星座宮に入っていますし、キーになりえる星です。しかし、支配星配列は水星と火星のミューチャルに落ち込んでいます。ミューチャルはもう一つありますし、このチャートの根は金星が1つだけで独立していますから、何かに特別に集中している形ではなく、多くの要素が3つの系統に分かれているわけです。その中でどれが一番引っかかってくるかというと、出生図や進行図との絡みが問題になってくるでしょう。進行の××が経過の○○とコンジャクションでここが示している問題が表面に出てくるななどとあらぬ想像をしておくと、土星や天王星のいきなりの攻撃くらいなら覚悟を決めておけるでしょう。今年度も、いろいろ一杯あることでしょう。