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★★2003年04月02日(水)家探し
はっと気づくともう4月になっているではありませんか。実に「月日は百代の過客にして」ですね。 今日は午前中に空き時間を作って、またまた例のごとく「物件」を見に出かけました。幾つかのポイントを見て回るのですが、最近は目が肥えてきて、番地までわからなくても丁目くらいで売りに出されている家を見つけることが出来るし、その上で、土地や建物から値踏みまでします。後者の仕事は不動産鑑定士がするような仕事ですね。それはともかく、なかなか中まで見たいという家はありません。今日は不作でした。 特に失望したのは土地が300坪と言うことなのに周りの私道負担分で狭まっているし、建物の立て方が脇に寄せすぎて、隣の家と妙にくっついています。見た目150坪の家に負けています。そう高い値段ではないのですが、どうもカンピューターに響くものがありません。 今日の見物対象は全てボイド中にインターネットで見つけたものなのですが、さすがボイドです。良さそうに思ったのが全滅でした。ボイドの検証をしに行ったようなものです。
★★2003年04月22日(火)天王星来る
何か3月辺りから物騒な事件が続いていて、何だろうなと思っていたら、天王星の魚座宮入りですかねえ。9月いっぱいくらいまで魚座宮を動き、いったん水瓶座宮に戻り来年の年頭から本格的な魚座宮内での運行になります。この3月から9月の事件が、数年続く天王星の魚座宮運行の鍵となるはずです。アンテナを張ってどんな事件が起こっていて、天王星と魚座宮と関わりがあるかを明らかにしましょう。何しろイラク戦争なんて題材まであるし、魚座宮からみはキリスト教とイスラム教の近親憎悪で、ハイテク兵器なんか天王星そのものです。そう思うとやっぱり魚座宮の事件です。
中古住宅の宣伝を見ていたら新しい物件の値段にビックリしました。2億5千万円という値段なのですが、どう見ても土地が3千万(実勢坪7万くらいの場所です)、家は確かにスペシャルな豪邸で舞踏会も開けそうですが、築年数からして4千万程度、併せて7千万というのが相場です。誰が付けた値段か判りませんが、扱いの不動産屋さんはこの他にも実勢を無視した値段の物件を持っていて、売る気が無いだけでなく、バブルの夢をまだ見ているのだろうなと思いました。
★★2003年04月29日(火)白頭巾ならぬ白装束、三角も付けたれや
白装束の集団という面白い話題が入ってきて、お昼の番組を飾っていますが、何でもGLAを出奔した集まりで、タマちゃん捕獲騒動にも関わりがあるとか。電磁波が怖いそうですが、ケータイや車、自動ドアのコンビニにも入れないしビデオカメラを使うことだって・・・・。世に詐欺(やっぱり海王星か)のネタは尽きないものですね。世の中が文明化されても文明人になれない人々です。
さて、文明人の証であるバソコンですが、我が家のメインマシンをペン4に戻してから早くも4ヶ月が経ち、悪い虫が出てきました。やはりユニプロセッサのマシンは重い仕事には向きません。プリンターに写真を出したり、デフラグをやらせている時に他の仕事をしようとすると、使い物になりません。リアルタイムの処理系だったらクラッシュ間違いなしです。クロックは1.7Gあるのに職場に置いているペンⅢ800メガのデュアルマシンの方が快適なのです。デュアルアスロンには懲りたし、後継のハマーでも状況は同じと見ましたので、残るはXEONマシンしかありません。と言うことでマザーボード等を注文してしまいました。到着は5/3位か。連休の後半はマシンいじりです。
★★2003年05月04日(日)新マシンその後
3日土曜日の昼過ぎに新マシンの部品が到着しました。そこで、現在の3台のマシンを部品に完全に分解し、事前に練り上げた計画表に従って、新たな3台のマシンに組む作業に入りました。これに要した時間は6時間で、データ保存と確保の時間も入れてですから、そうもたついていたわけではありません。そして、メインとなるハードディスクがすべて速いものに変更でしたので、3台分のOS、6パーティションのインストールが次の作業です。この日の内に5つのバーティションにOSを入れて、作業時間11時間で半眠りになりましたので布団で轟沈。
で、本日XEONのメインOSは早朝から作業に入りました。最も安全で、安定性の出る入れ方をするために昼までかかりましたが、その甲斐あって不具合が一切出ていません。そして、ソフトを入れ設定をしてこれならという状態になったのが夕刻です。札幌に遊びに出かけた嫁様はんから駅前のポスフール(サティ)で待ち合わせて夕飯でもということで、区切りもよく出かけました。ついでにレンタルDVDも借りてきました。さて、あいだ1時間あきましたが、本日の作業時間はもうすぐ18時間で、限界が近づいています。布団が呼んでいます。
★★2003年05月08日(木)新マシン快調
XEONの速さと安定性には脱帽しています。確かにコストと性能は見合っていませんが、安心して仕事を任せられるようになったのは格段の違いです。水星逆行中というのはちょっとした不安がありますが、今回は水星の日面通過という特殊な現象のある逆行ですので、水星絡みの問題は単なる逆行の時の「逆行」とは違うことがあるでしょう。新展開もあるわけです。
さて、このような中での物件探しも、不動産屋さんとの接触が出てきてから更にマニアックになってきて、面白い事例にぶつかることも出てきました。少し前に土地建物も値段もかなり気に入ったという物件があったのですが、不動産屋さんに行って話を聞くと「売り主の問題」で商談を進められなくなってしまったとのこと。詳しく話したがらないので、法務局の支所に行って登記簿をみてきました。甲部の所有権のところに差押の2文字が入っています。日付をみると差し押さえられた後にオープンハウスしているのですから喋りたくないでしょう。土地や建物の登記簿の記載をじっくり見ると人生のドラマが見えるようなものがたくさんあります。プライバシーが覗ける公開資料です。日付でチャートを書いてみたり…
★★2003年05月18日(日)夜逃げ直前
絶好調の新マシンを使う時間が大幅に減っていて、いくら速くなったとはいえ、作業の多くが滞っています。困ったものですが、まあこれは逆行の終了直前の水星のせいにしましょう。水星が順行に移ったら早速いくつかの計画を実行に移す予定でいます。
その計画の1つの関係で、今日の午前中に「物件」見学をしてきました。今日の案内係は不動屋さんと言うよりは建築屋さんで、自分のところで建てたものです。先月、外見だけは見ておいたので、後は中身が問題だったのです。★秋津★は家の雰囲気には妙なほど敏感で、中を見なくても様子が分かります。でも、ちゃんと見ておかないと海王星の夢かもしれません。で、この物件については続報があるかもしれません。その物件の後で、近くにもう1つあるというのでそちらに回ったら、こちらにはびっくりしてしまいました。不動産関係で「夜逃げや事件簿」というページがあるのですが、いろいろと特筆すべき事例が出ていておもろいです。で、そこに出ていてもおかしくないくらいの乱雑な状態で、夜逃げを失敗した様な状態です。家を見せるのに、夜逃げ直前のようなのを見せるなよなと思うのは私一人だけではないでしょう。
★★2003年05月21日(水)買える家は安い家
水星が順行になったとたん3重円でバグを見つけました。追加した感受点移動の逆行表示が元の3重円の経過円そのままを表示しているだけだったのです。水星が順行になったはずなのに逆行表示が消えなかったことから発覚しました。これも水星順行の効果といえるでしょう。
さて、先日物件見学をお願いした建築屋さんですが、事務所に行くと壁に見慣れた家の写真がかかっていました。その家は、希望地域にあって、とある不動産屋さんから別荘に最適と売りに出ているものだったのです。この地域にはそれなりの別荘的物件があって、売りに出されています。勿論、売りに出される限りは何かしらの問題で手放すわけですから、無傷の物件なんてそうそうありません。最良のパターンとしては、持ち主が亡くなり、相続した人が処分したがっているという場合ですね。次は、そろそろ別荘なんて持っていられんから処分しようというやつでしょうか。しかし、このご時世ですから、別荘なんかそうそう売れません。まあ、詳しいことは分かりませんが、その家、別荘としても住む家としても良い家だと思います。なら何でその家にしないんだというと高いんですよ。安かったら即決です。
★★2003年05月26日(月)競売地区
木星と海王星のオポ状態にからんでいたのはちょっと前は火星と水星でTスクエアでしたが、火星が外れて金星が入ってきています。税金投入の銀行や合併の地銀あたりはどうなっていくのでしょうね。
さて、先日書いた別荘物件ですが、四方山話からやはり苦しい物件であることがわかりました。何でも売り主さんは別荘として購入したもので、他にも買い込んだ物件があり、借金を返すために全て処分したがっているという状況だそうです。この為に値段を下げて売ることが出来ない、だから売れない。それでもう2年近くたっているとか。固定資産税自体は、元々たいした地価ではありませんから、そうたいした金額ではありませんけれど、逼迫した財務状況では大変でしょうし、売れなければ、先行き競売か強制処分かということになっていくでしょう。この家は敷地が300坪近い豪邸ブロックの中にあるのですが、はす向かいの家はすでに差し押さえになっていて、向かいの家も怪しいという状態で、私は勝手に競売地区と呼んでいます。
★★2003年06月05日(木)オール電化
占いフォーラム・マネージャーのLumiさんにわがままをだいぶ言いまして、特別に掲示板を用意していただきました。CGIを許可していないネット内からの閲覧が出来るように特別に調整したものです。Lumiさんに感謝を。
北海道も6月にはいると暑い日というのが出てきますが、夜はしっかり温度が下がります。窓の外に温度計をおいていますが、それを見ると今11℃になっています。北海道の内陸部の盆地を別とすると、真夏でも本当に暑いのは数日~10日程度です。東京や大阪で残暑厳しい頃には、こちらでは朝晩の気温が実に過ごしやすくなります。勿論、電気を盛大に食うクーラーなんて必要ありません。そういえば、亀裂隠しをやった東電の原発停止でこの夏にも電力不足が起こるとか。そんなことが言われながらオール電化の住宅が一番人気だそうです。便利は便利なのですが、中華鍋に火を入れながら作る中国風の料理は作れませんし、セントラルヒーティングが行き渡ったところで、薪ストーブや暖炉が人気なのは、単なるブームなのではなく何か足りないものがあるからなのです。
電力会社は電気を使ってもらわないと儲からないのですが、ピーク時に使ってほしくない。そこで、深夜電力の使用を増やすオール電化住宅にてこ入れをするわけです。でもよく考えてください。電気を熱にして使うのは電気の一番無駄な使い方です。コストが低いと宣伝された原子力だって核廃棄物の処理までコストに入れると石油発電より高くつくというのは知れ渡っている事実です。
我が家の電気食いのコンピューター達も石油やガスで動くようになれば、より効率的なのですがねぇ。
★★2003年06月07日(土)基礎が大事
少し先のことになりますが、太陽と火星の衝が8月の終わりにあります。このときは火星が地球に接近するときになります。2年半ほどの周期があるのですが、接近する距離は火星の軌道の関係で、毎回違ってきます。火星の近日点は336度、魚の6度ですから、これに近ければ近いほど地球との距離が近いと思って良いでしょう。今回は魚の5度ですから、間違いなく大接近ということになります。今回は大接近とともに、木星、天王星がそれぞれ乙女、魚の0度にいてタイトな衝になっています。射手や双子の0度や5度に感受点がある人は、Tスクエア攻撃ですから、ちょっとばかりドキドキですね。
今日はとある物件の基礎に入ってみました。多くの家は基礎がそれほど高くなくて、基礎の中を移動する為には、ほふく前進するしかないような状態ですが、この物件は、大変高く、そして厚くできていて、中を歩くことが出来ました。その上に地面部分は火山灰を敷き詰めていて、築13年なのに蜘蛛の巣すらありませんでした。外回りには2カ所ほどひびが入っているのですが、あいだが開いて亀裂になっている状態ではなく、ひびの状態ですから、大変良い状態です。台所や風呂場の配管が実によくわかります。家自体が古くなって立て替えということになっても、基礎をそのまま使えるくらいの良いものでした。後で聞くと不動産関係者の建てたもので、長い間の経験を生かして自分の家を建てたのだそうです。基礎のしっかりしている家は、間取りもちゃんとしているし屋根の上まで心配のない状態で、古くなっても少しの手直しで済む経済的な家です。安さを売りにしている建て売りの家のほとんどは、見るのも恥ずかしいような基礎で、20年経ったらリフォーム出来ない家になってしまうでしょう。基礎をケチってはいけません。
庭
★★2003年06月08日(日)火事
天にハードなアスペクトが来ると、それに煽られてしまう人が出ますが、関係のない人は関係ないはずです。しかし、完全に関係がないというのは稀で、何かしらあるのが普通です。あまり小さな変化に一喜一憂していても神経症になるだけですが、やはりある程度は押さえておきたいですね。
少し前に火事で家が崩れて消防士が巻き込まれて殉職するという事件がありました。古い家で等と理由がかかれていましたが、伝統的な方法に乗っ取ってまともに作られた軸組み木造住宅は、想像以上に火に強い場合があります。柱などの構造材に芯持材を使ってあれば、全焼しても樹芯だけは焼け残るのです。これは、火事場を見聞した実体験から言えます。ですから逆に、芯材を使わない接着剤で固めたような家は、燃えたら、焼け落ちる家となるわけです。まして、最近の家の多くは壁を厚くして窓を小さくしていますから、放水が入り込みにくく、ますます焼け落ちる可能性が高くなります。
隣家が火を出したときに自分の家が大丈夫かどうか、実に心配ですね。消防車が駆けつけてくれれば助かる可能性が大きくなりますが、建坪率100パーセントの住宅密集地で本格的に燃えだしてしまったら、壁材を防火サイディングにしてあっても、輻射熱で延焼しかねません。で、その程度であれば火災保険では全焼しないと全額は出ませんから・・・困ったものです。まして、大規模な火災であれば、家を守っていたら一緒に焼けてしまいます。こうなったら、逃げ道を確保する方が先でしょう。
★★2003年06月09日(月)一戸建て
10日の昼に金星が牡牛から双子に移ります。その意味をいろいろ考えるのも楽しいのですが、水星が牡牛にいますからミューチャルリセプションになります。天王星と海王星もしばらくミューチャルリセプションになっていますね。この後、水星が双子に入ると天体配列は水星が根となる配置となります。それらのことも考えながら経過の感受点の状況を思い描いていくのも楽しいことです。
一戸建ての話ですが、輸入住宅がそれなりのシェアを持っていますが、輸入元の気候風土からすると日本に合わないものも多数あります。デザインや価格で購入を決めると後々尾を引くことになります。輸入住宅が合う気候は北海道のようなもので、梅雨や夏の湿気のある本州以南では、家そのものに負担がかかってきて家の寿命にも関わってきます。また、高気密高断熱を推し進めると、機械換気で常にファンが回っている家になってしまいます。そうなるとどんな家が良いのかと言うことになってきます。
南側に窓を多く配置し東西に長い家が住みやすい家の代表になります。敷地は南西角地が1番で南道路が良いとされていますが、実は良いとは限りません。南道路の家は、南開口の居間やベランダが道路から丸見えになりますから、風呂から上がってパンツ1つでビールなんてことにはどうでしょうねぇ。目隠しの塀が必要です。しかし、下手に目隠しを入れると泥棒さんが大胆になります。
★★2003年06月12日(木)ちょっと前の見学
物件観察をかねて散歩していると、焼き肉の臭いがしてきました。これはどこかでやって居るぞとと思って風上方向に行ってみると、やっていました。庭で6人がバーベキュー・コンロを囲んでいます。物件観察ですから、つい瞬間的に距離を測り面積を見積もるということをやってしまいます。南の道路に面した長さがざっと16メートル、奥行きが20メートル程度ですから、100坪ぐらいの敷地です。建物は一部2階建てで、横9メートルの奥行き8メートル、この辺りでは標準的な家です。強いて特徴を挙げれば、南道路に面して大きめのウッドデッキを付け、その上で焼き肉が出来るということです。勿論、道路沿いですから歩いているわたくしからは、赤い顔をしたご主人と同じく赤いほっぺの小学生、奥さんや近所の人(?)数人が笑いさざめいている微笑ましい姿が、丸見えです。それだけではなく、わたくしの目から距離9メートルちょっとの居間のカーペットの模様もよく見える・・・・。ちなみにその時かけていた眼鏡での視力は0.7です。露出症の方なら大喜びでしょうが、ちょっと。
これが南道路の家です。敷地がたっぷりとあって、道路から20メートルも離れているというのならば、こうはならないのですが、やはり100坪のこの辺りでは平均的な家では、こうなるでしょう。これが北道路だったら、庭が道路から丸見えにはなりません。勿論、建坪率が100パーセントの都会では望むべくもありませんが、建坪率40パーセント、容積率60パーセントなんてところでは、十分です。
さて、どちらかというと和風が好みの平屋推奨型のわたくしと、北欧型輸入住宅に興味を持つ嫁様との接点はほとんど無いものと考えて良いのですが、このところ、それが逆転しています。嫁様が平屋の広い家指向を見せ、わたくしはとにかく広い敷地の別荘型物件に垂涎しています。何処に落としどころがつくか興味津々ですが、乗用車指向のわたくしと、クロカン四駆の嫁様とで折り合いのついたのは、ホイールハウスの出ていないクロカン四駆の日産テラノ標準ボディだったことから、自ずと方向が見えるような気がします。
★★2003年06月15日(日)基礎が大事
長いボイドですが、ボイドが異様に長い場合は感受点がサインの若い度数にばかりあるわけですから、トラブルを避ける為には慣れない変わった行動はしないことでしょうか。そうはいっても天気の良い日曜日、物件見学は体にも良いです。まあ、いつもの行動ですよ。
南側に窓が多く東西に長い家が住みやすい家と書きましたが、間取りは本当に色々です。和風の伝統では南の庭から濡縁、縁側、そして畳敷きの和室、一番良いところに床の間となるのですが、多くの家はリビングルームとやらを配して、洒落たい場合はウッドデッキという形です。これも悪くないのですが、明るい南向きのリビングルームではTVの位置が限られます。明るい窓が同じ視野にあっても、画面に映りこんでも見にくいものです。目にも良くありません。その昔、床の間におかれたTVは、見にくいなんてことはなかったでしょう。この辺りは、わざわざ中に入ってみなくても、外から十分に分かることです。
間取りを考える際に、部屋から考えるのが当たり前のように見えますが、それは違います。先ず部屋以外のところから攻めていくのです。玄関、廊下、押入、便所、風呂、洗面洗濯、階段、これらは意外と場所を取ります。最近はリフォームが流行りで、TVでもこの手の番組がありますが、特に狭い家を何とかしたい場合は、これらの部屋以外の機能をどう取るかということに対して、なかなか面白いアイデアを提供してくれます。ただ、王道としては、これらを切りつめて小さな部屋を用意するよりも、部屋以外の部分について十分に確保することです。小さな家ほど、これらのスペースを重視したいですね。
何件か見た新築物件は、例外なく玄関が狭い作りでした。タタキが半畳、一応作りつけの靴箱があるのですが、このタタキには靴を3足並べたらもう足の踏み場が無い感じです。玄関ホール(?)も半畳で、居間に突入します。わたくしは間取り図を見た時点で、それ以上確認する気を無くしてしまいます。{何だ、今、住んでいるのといっしょやんか}。妙に狭い部屋が並んでいるところに、取って付けたようなコーナーで「書斎」ですなんて言われると、つい「本は何処に置くんだ」と聞いてしまいそうになります。10冊や20冊ならそんな場所でも良いでしょう。書斎などと格好良いことを言わずに、ここはパソコンコーナーですというのもありました。「そこに21インチの液晶でないディスプレイを2台置いて見ろ」等とは発言はしません。
大事なことはそんなことではないのです。お客が聞くポイントは間取り、キッチン、風呂、内装だそうです。つまり、たいていの人は一番に間取りを気にするのです。建物の工法、材料材質、施工業者、そして、現物の基礎や構造を把握しているでしょうか。大手住宅メーカーだからと言って安心していられる時代ではありません。自分の目で確認です。それに、在来の木軸工法は、比較的確認しやすいですが、構造材を包み込むように断熱パックしたような工法では、壊してみないと中身が本当には分かりません。経費を削るのは見えないところと決まっています。相場より低い金額で売る為には、何かで経費を抑えなければいけないわけですから、見えない基礎から、間取りまで総動員して押さえなければならないのです。ですから、安い物件には何らかの問題が必ずあるのです。自分の目で確認して避けるべきでしょう。で、購入を考えている人は、相場の価格、つまりその時点での適正な価格を見いだして、適正に作っているのかを確認することが、安普請を掴まされない唯一の方法なのです。安かろう良かろうというのは無いのです。
小さな部屋を作るのは、経費を抑える方法の1つです。家の中に小さな部屋が多ければ、構造的に丈夫になると思っている方がいますが、大きな部屋を作る為には大きくて丈夫で高い材料で作らなければならないので、こちらの方が丈夫な家になります。そうでない工法もありますが、それは論外と言うことで。とにかく、最初に小さな部屋がある家は、後で増改築をしようとしても構造的に難しくなります。後で仕切るのは簡単ですが、仕切った壁を取るのは、そこに大事な柱があったらいかんともし難いことになります。
家を買うというのは、住環境を改善しようと言うところが基本ですから、内装に目がいくのは当然なのですが、そうそう何軒も家を買う人はいないでしょう。何千万もするのが当たり前ですし、何十年もつきあう可能性があるのですから、もっと根本から押さえて、古くなっても新しくできる部分と、どうしようもない部分をちゃんと見分けておかないと、悪い不動産屋さんや建築屋さんに引っかかる悪い買い主さんになってしまいます。
今日の結論は坪単価ばかり見るなということでしょうか。
★★2003年06月16日(月)徹底調査
ボイドが続いてはいますが、住宅の勘所ですから続けましょう。
我が家では財政上の点から新築することは全く問題外で、中古物件を探すという方向で考えています。土地を買って新築したり、建て売りを探すより、中古物件の方が家が古い分、安いという判断です。日本では建物の減価償却を20年という期間で設定した為に、建てたときに幾らかかったとしても20年経つと資産価値ゼロと評価されます。ですから10年経った建物は、建てたときに2000万かかったとすれば、痛み具合も多少は考慮するにしろ、最初の値付けは1000万になります。建物は新しい方が何に付けても良いに決まっていますが、少しばかり古くなって駄目になるような基礎や柱を使っていなければ、直しや手入れが出来ます。幾らかかけて手直しをすることで、新築と同じくらいの気分を味わえるのですから、十分に吟味した物件探しをするカイがあります。もちろん、あまり酷いというのは、立て直した方が良いということもあるでしょう。良く勉強して、良く見回ることが大事です。
見るところの最初は、水回りです。屋根からの水や、台所や風呂の具合。特に基礎や構造を腐らせていないかどうか。雨の日に見に行くことも大事です。基礎がいかれるのも屋根が傾くのも、水が入るせいと言って良いでしょう。そして、基礎を見る為に床下を這い、屋根裏に上るのです。室内では水平垂直が狂っていないか。ドタドタやらなくても、歩いただけでわかるように足が敏感である必要もあります。建具の不具合がないかどうか、等々、一度見に行って、それで全て見ようなんて無理です。何度か見せてもらうのです。
その上に、登記簿まで調べます。登記簿は誰にでも公開されている資料ですから、利用しましょう。土地と建物は別ですからそれぞれ1通ずつ謄本を取って二千円、不備なところがないか、買い物件として問題がないか基本的なところを押さえるのには安いものです。不動産屋さんでは、いざ買うぞと言うような話になると、重要事項説明というのを宅建主任の資格を持った人がやらないといけません。この時に登記簿も出して説明しますから、二度手間となるのですが、それを二度手間と考えずに購入を決意する資料の一つと考えるべきでしょう。建物や土地にも運命というのがやはりあります。因みに宅建主任の資格を示す身分証明カードには生年月日も入っていますから、聞き出さなくても誕生日がわかります。これも資料ですね。
そもそも中古物件として売りに出されるのですから、何かしらの事情が売り主さんにあるわけです。どんな事情があって売り出すのか、売り主さんはどんな人なのか、わたくしは知りたいです。聞いた話ですが、欧米では売り主さんと買い主さんで会食でもしながら、共通理解を図り商談を進めるそうです。どうも日本では、その家に暮らしていた人の情念には無関心というか無関心を装う傾向があるように思います。
ところで、新築は前の持ち主がいない建物なのですが、中古にはいらっしゃいます。あまりないことですから話のネタにしかならないのですが、前の持ち主さんが不動産関係者である場合に、滅多にない優良物件が隠れていることがあります。不動産関係者ですから、扱う商品で人に渡したくないような良いものは自分のものにするでしょうし、自分の家を建てるのだって、肝心なところをしっかりと押さえるでしょう。同業者に引っかかる不動産屋さんなんて仕事になりませんからね。
さて、中古で仕入れた物件は、そのままでも住めないことはないでしょうが、やはりここは色々と手直ししておくべきです。家を10年毎を目処に手直しを入れるというのは、あまり一般的に言われていることではありませんから、「新築そっくりさん」まで行かなくても、補修部分を探して直すことは必要です。中古の物件であれば、建てた業者があるはずですから、その業者に頼むことが一番です。建てた業者がなくなっているという場合は、建物についても心配が出ます。大手メーカーの看板商品でも施工は地元業者と言うことがほとんどですから、当たってみましょう。地元で長く仕事をしているところであれば、それだけでもそこに頼む理由があります。
見回ったときにリストアップした不具合の様子、例えば、水回り関係、これには雨水の処理も含みます。建て付けが悪くなっている原因が基礎絡みであれば、購入しているはずはないですが、それらの細かい補修、壁紙や塗装のやり直し等、予算次第とはいえ、色々と出てくるはずです。
また、いろいろな技術も進歩していて10年経てば、ガラリと変わっている分野もあります。暖房でもセントラルヒーティングなんてのは超豪邸の設備で、居間に床暖のシステムを付けるのが庶民の希望だったのが、今や当たり前の設備です。工事費を合わせても百万円かからないで変更できます。暑い地方での全室クーラー付きみたいなものですね。北海道では当たり前の2重サッシも防音や断熱の効果で北海道以外でも採用する人が出てきています。それらを適宜、導入して快適な住環境を作れるというのが、十年一手直しの考え方です。ただし、最近流行の高気密高断熱の住宅は、後で手を入れると風船に針を刺すようなものですから、工務店とよく相談する必要があるでしょう。
はっと気づくと長くなっていますね。今日はここまで。
★★2003年06月17日(火)希望条件
家についての能書きをたれていますが、具体的な話に入りましょう。
幅90センチ高さ180センチの本棚が5つあります。これには本が二重に入っています。それよりサイズの小さな本棚も幾つかあって、わたくしの部屋だけでは置けずに居間の壁を占領しています。ここに来る前は、もう少しわたくしの部屋が広くて本棚をぎっしりと置くことが出来ました。それがほんの少しなのですが狭くなって、置けなくなり、大量に居間に流出、占領しているわけです。幅90センチ高さ180センチの本棚がもう2本組み立てられずに倉庫に眠っているのです。本だけでなく、ビデオやCD、DVDなんていうものも90×180の整理棚2つに入りきらずに、遂にベータのテープは段ボールの中にしまってしまいました。
この本を2重に置くというのは、広さのないところに詰め込む手としては最高なのですが、もの凄く不便です。何しろ引っ越ししてきて全体を整理していませんから、よけい何が何処にあるのかいちいち出してみないとわからないのです。片づければよいという声もありますが、これだけのものを整理するには一週間どころではありませんし、本の入った未開封段ボールまであるのです。引っ越しがまたあるなんて思っていたら、やる気なんか失せます。しかし、必要になった本を探して本棚を端からひっくり返して1時間、結局見つからずにいらいらが募るだけと言うことが何度かありました。
わたくしの希望は、これらをちゃんと整理できる環境が欲しいと言うことです。貧弱な書斎コーナーではなく、書庫とコンピュータースペースです。少なくとも幅9メートルの本棚が置けることが最低条件です。置き方を工夫すれば8畳か10畳程度に押し込めることが出来るでしょう。ここで言う畳は、団地の幅70センチの奴ではなく少なくとも85センチ以上のことを言います。団地サイズなんか作るなと言いたい。団地6畳は、まともな3畳の部屋にしか見えませんし、3畳程度としてしか使えません。
それはともかく、建てのべの坪数と部屋の広さの畳の数を同じくらいにする、つまり部屋として用意する広さと、部屋以外の部分の広さを同じくらい確保するというのが、使いやすい家の原則ですから、DKに10畳、Lに10畳、寝る部屋に6畳、予備の部屋に6畳、わたくしの部屋に10畳という最小限度からすると、合計して42畳、建てのべで42坪、約140平方メートルというラインが導かれます。これは大きめの家ですね。
また、構造の問題からすると、推定2トンは楽々超えるであろう本や、コンピューター関連機器を置くには、ピアノでも置くくらいの用意が本当は必要ですが、ちゃんとした作りであればなんとかなります。しかし、2階では少々不安ですね。最近の家の間取りからすると、居間を全部占拠する感じでしょうか。
条件が出てきましたが、こんな家があるのかということになってきます。色々と能書きで書いた条件もあります。難しいとお思いでしょうが、あります。探せば出てくるものです。何年かかることもあるでしょう。あわててはいけません。必ずあります。どうしても無ければ、建てることになりますが、あります。多少間取りが合わなくても直すことは出来ますし、リフォームは前提条件に入っています。問題は価格です。値段の折り合いです。それが双方納得できればよいわけです。
★★2003年06月18日(水)家相
間取りを検討する際に家相を気にする人が多くいます。自然に手を入れるときは、斎戒沐浴して神仏に祈りを捧げるというのは大切な心構えで、忘れていて良いことではありませんが、家相を気にしすぎると家が建たなくなります。
良く言われることに家は3度立て直さないと住みやすい家にならないそうです。注文住宅では施主が間取りを考えて作るので思い通りになるはずなのですが、住んでみるとやっぱりこうした方が良かったというのが出てきます。それで、3度もやれば何とかなるということなのでしょう。
その最初の間取りを作る為に家相を考慮するというのは、ある意味賢いことですが、家相を優先させて考えてしまうと、住む人間よりも占術を優先させるという本末転倒な事態が起こります。まして、それほど広くない土地に、御殿を建てるというのではないのですから、鬼門だ裏鬼門だ等ということを言い出したらきりがありません。その内に、まん丸で土台ごと回転させる家にたどり着いてしまいます。
また、家相だけでなく室内の物品の配置も気になると、きりがなくなります。気分を変える為に引っ越しをしたり室内を模様替えするのは大変良いことだと思います。気分を変えてすっきりさせるというのは大変良いことです。しかし、ものの置き方を変えたからと言って、自分の運命がそうそう簡単に変わるなどと思ったら大間違いです。そう思う事例があるというのでしたら。それは勘違いです。逆の例を幾らでも出すことが出来ます。ですから、まあ話は聞いておいて参考までにというぐらいで付き合うのが一番の方法です。
じゃあ、家相なんか見なくても良いではないか、という方も出てくるでしょう。そうです。ただ、良心的な大工さんの中には、自分の経験から施主の考えで作った造作では後で色々と不満が出ることがわかっていて、家相という言い方で変更を勧めるということがあります。そういう声は素直に聞いておいた方がよいのは確かです。
台湾や朝鮮では家相や風水というのが、社会的に認知されている商売になっているのですが、日本ではどうでしょう。西洋占星術といえば星座占いというように認知されているのと同じくらいのところで、家相や風水がとらえられているのだと思います。基本にあるのは「教えるな頼らせておけ」というクライアントが無知の方が良いという考え方でしょうか。画策する者はともかく、被害者の、自分で理解し動こうとはせずに無知のままでいるというのは、わたくしには考えられません。騙す奴がワルイに決まっていますが、騙される方にも問題ありです。最近、節電機という奴での被害が出ているそうですが、そんなもモノを付けるくらいで節電が出来るはずがない、と思わずに話を「信用」してしまうのは、スカラー波が怖いぞというのを信じるのと同じくらいのことなんですがねえ。どうやって電気メーターを誤魔化すんだと聞けないのでしょう。
何か話がズレましたが、月、火星、天王星の合と言うことで。
★★2003年06月19日(木)筋交い
太陽が蟹に入り、土星と合になります。これに対して魚の初めに火星と天王星がいます。すると水の星座宮の初めに星がある人は、グランドトラインとなって敏感に反応するかもしれません。
木曜日の帰り道に建築中の建物がありました。市内の木軸工法を使う工務店が売り出し中の一角で、高架の線路脇であることから、列車の騒音と振動があるでしょう。駅は近いのですが、この点はマイナスです。列車の通過音は高架であることから1キロ離れていてもかなり聞こえる地域ですので、防音工事が必要です。また、この地域は南千歳空港を離発着する戦闘機の通り道に当たっていて、その爆音は家の中で見ているテレビが聞こえなくなるほどです。まあ、その分安くなると言うのが世の中の道理で、安く新築一戸建てが手に入るはずです。そうなっているかどうかは、買う気のある人が良く確認すれば良いことですね。それはともかく、一階部分は壁まで終わっていて、2階部分の壁を付けようとしているところだったので、2階の柱がよく見えました。そこで筋交いが一本も入ってないことに気づきました。これから入れるという状態ではなく、壁に板を張っていくところだったのですから間違いありません。多分壁材を張ることで強度は十分だという設計なのでしょう。しかし、はっきりしていることは、揺れたら壁材があっさりとはがれ落ちて補強の役にはたたないということです。数本入れるだけで、かなりの強度が出るのに、削ってしまっているのです。確かに、何時来るかわからない大地震に対して備える為の投資を削りたいのはわかりますが、わたくしが施主だったら、最初から構造についてもうるさく注文を付けるでしょう。来ないと誰もが思っていた阪神大震災では、筋交いのない家の1階が押しつぶされての被害者が多かったという教訓を忘れてはいけません。日本列島、地震の来ない安心な場所なんか無いのです。
さて、太陽のイングレスに合わせて、侵入盗犯で連行される途中の犯人が逃げているというニュースが流れました。市内の防災放送でも朝っぱらからそのことについて注意しています。手錠をかけられているということですが、何処に隠れているのでしょう。グランドトラインで逃げおせたりして・・・。今日のお出かけは少々心配です。
★★2003年06月23日(日)逃走中
侵入盗現行犯で連行される途中の犯人が逃げちゃったという事件は、依然解決されていません。おかげで市内の小中学校は通学路に父兄(母)が立つ事態でした。しかし、犯人は盗難車を使い40キロ離れた札幌の自宅アパートに、逃走後1時間半でたどり着き、着替えて再び逃走したことがわかりました。身元を割り出し自宅に張り込みを付けるのは、テレビの見過ぎかとも思いますが、逃げられちまった時点で、既に大失態なのですから、更に手錠をかけたことに安心しすぎていたようですね。遠くに逃げていないだろうという判断で、警官を動員して市内を探しているあいだに、犯人はさっさと逃げてしまったのです。1キロほど離れた車の修理工場から車を盗んでいますから、かなり土地勘があったのでしょう。やっぱりグランドトラインがあったんではないでしょうか。34才という年齢が報道されていますから、生年月日は1年間の範囲でわかります。これも時間があったらじっくりと探してみたいですね。
まあ、その後、道南で逃走犯の盗んだ車が発見されて追跡されたのですが、何れも見失うという失態が更にあって、結局、森町でその車が発見されました。犯人は車を変えたか、徒歩で山中に入ったかすら分からないのですが、この時期、暖かくなったとはいえ、山中に入ったら迷って帰ってこないお年寄りが結構います。森町では捜索費用を負担させると言う方針を出してから、行方不明になる老人が減りました。そうでもしないと山菜採りの老人が起こす事件は減らないわけです。それはともかく、50キロで走る車の窓から飛び降りて大した怪我もなく、パトカーを振り切って逃走を続ける犯人には感心してしまいます。
森町は別荘を建てるのになかなか良い土地らしく、大沼付近には売り物件が結構あります。地目山林または雑種地がずーっと続いていて、今頃、犯人は原野で迷っていたりして。
★★2003年06月25日(水)犯人逮捕
犯人は原野ではなく、函館から札幌に向かう特急列車の中で発見され再逮捕されました。ちなみに、犯人の進行の太陽は現在魚の初めにいる火星と天王星に対して衝となっています。こんな侵入盗犯なんかしなくても、あと4年で進行太陽は出生木星の上に乗り人生一番の大幸運期になって、好きなことが出来たのにと思うのですが、まあ、たいした罪ではないので、すぐ出てきて、幸運期を迎えることが出来ますね。でも前科一犯です。
さて、昨日、全力動作させると電圧が下がり気味になって、少々不安になるメインマシンに電源を追加しました。Xeon用規格の520W電源なのですが、12Vが11.3Vくらいまで下がります。そこで、手持ちのATX規格の電源から12Vと5Vを取って並んだハードディスクや光学ドライブに供給することにしました。これらに200Wは流れていますし、ファンに全力動作させると、それだけで60Wは使いますから負担分担をさせましょう。電源をケースの中に入れてしまっても良いのですが、コロを付けたケース台の後ろに置くだけにしました。これで5分とかからず元の姿に戻せます。これは、よい子は真似をしない方がよいでしょう。ちょっとした手を使わないと単体のATX電源から電気を取り出すことが出来ません。自己責任の世界です。2つの端子をショートさせるという、どこかのCPUで使っている手のようなものを使います。メインの電源が入ったところでリレーやスイッチング素子で、これをつないでやると電源連動させることも出来ます。
結果ですが、どうした訳かDVDを焼こうとすると途中で駄目になります。試しに電源を元に戻しても駄目です。そうこうする内に5枚のメディアをゴミにしたところで、まずい点に気づきました。デバイスドライバーの状態を確認すると、IDEのケーブル、マスターとスレーブを逆に差していたことから、機器に違うものが入ったことを検知したウインドウズが転送モードをPIOに戻していたことが分かりました。差し替えてみるとウインドウズはちゃんとウルトラDMAモードになっていました。無事復活です。
問題の電圧は低め安定で11.5V位まで下がりますが、無負荷でもこのくらいの値で、問題はセンサーの方かもしれません。と言うことで、今日もStargazer関連の作業が出来ませんでした。
★★2003年06月27日(金)相互理解
いろいろな物件を見て回っていると、やはり段々と目が肥えてきます。相場も見当がついてきます。これは高いとか安いという判断もかなり正確につくようになってきます。また、そうでなければ損をすること請け合いです。それはともかく、物件そのものの評価の次は、それを作ったところの評価です。工務店であれば、そこの作品と考えることが出来ます。特に注文住宅ではなく建て売りでは、その店の総力を結集しているものですから、一見の価値があります。そして、メーカーや工務店がどのような姿勢で作っているのかということが問われます。施工するところは、少なくともその地域で実績を持っていることが望ましいことは既に書きましたが、どんな家を作ってきたかで評価するしかないでしょう。これが実績という奴です。そして、時代と技術をどのように取り入れて施主にアピールしているかなんてところに興味があります。
ということで、注目している工務店が1軒あります。ここは注文住宅を主力としているのですが、建て売りも中古も少々扱っています。今日はオープンハウスしている建て売りの物件を見せてもらいました。65坪ですから都会では広い家でしょう。その敷地に2階建てで、間取りに無理が無く、なかなか良い作りです。基礎は並ですが、わたくしが言う並ですから必要にして十分な状態です。勿論、基礎に50センチだとか1メートル上げろなんてのは並ではありません。無駄なスペースを無駄にならないようにうまく作っていて、建て延べはそれほどでもないのですが、広く感じます。玄関もそこそこ広く、この工務店の建てた家に共通するポイントになっています。駅にも大規模スーパーにも歩いていけるところですから、もしわたくしがもう20才若くて本も少なければ、もう少し買い叩いて、ここでご成約にしたかもしれません。勿論、嫁様が同意しての話ですが。
それはともかく、わざわざ予定外のはずの建て売りを見に行った理由は、リフォームをお願いした場合、建て売りで使っている材料、建具、設備が大変参考になる・・・どころかそのまま使うということもあるでしょう。グレードを上げるものも下げるものも現品をもとに話が出来るからです。特に設備品の色はカタログでは判断がつきません。そこで、中古物件の見学を申し込んだときの担当者が、丁度、当番で案内をしているとのことなので、出かけたのです。
我々が住宅購入を考えている地域は、一番古いところで20年が経ちリハウスや遺産処分から、最近の開発による新興地域での競売物件等を両極として中古物件が結構あります。この工務店は、我々の希望地域でもだいぶ仕事をしています。もしかすると、この地域での施工件数では最大手かもしれません。市内、近隣の工務店の名前は全て押さえていましたが、Webページを見ても業務内容まではそうそう分かりませんし、施工した工務店が中古住宅の仲介をすると決まっているわけではありませんから、施工した工務店から中古住宅にたどり着く方法は無理があります。しかし、施工会社の経営状態や業務状況は是非とも押さえたい重要事項であることは間違いないでしょう。そして、当然ですが、担当者の人柄や技能というのも相互理解の対象です。
★★2003年06月28日(土)掲示板トラブル
6月13日以降の書き込みが蒸発していました。とりあえず、わたくしの書き込み用のテンポラリファイルから拾って書き戻しました。
追記、ログ整理の折、内容から書き込み期日を特定できることから、全て6月28日付にしたものを、改めて日付に配置しました。
★★2003年06月29日(日)煙突
今日は雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気になりました。朝早く起きて、メインマシンのふたを開け、CPUファンに吸気ダクトを付けて筐体の下部から吸うように変更しました。というのは、デルタの超強力8センチ5800rpmをCPUファンにしているのですが、気温が上がると爆音をさせてもあまり効果が出ません。特にエンコード中は大変熱くなってくれますから、吸気と排気が混ざっていることから、冷却効率が大幅に落ちているのではないかと考えたのです。これはアスロンを使っているときもそうでした。あの時もCPUファンにエアインテークを付けると劇的に改善しました。これはフルタワーのサーバーケースで煙突効果を利用できる為もあるでしょう。今回の結果は大したものです。デルタファンを2500回転に押さえても50℃を超えません。ファン全開にするとCPUクーラーに触っても暖かく感じないくらいに下がりました。
さて、北海道の家の暖房が、家の断熱建築がうまくいっているので、長足の進歩を遂げ、集中暖房が当たり前になったところで、寒い外から帰ってから、暖かい火にあたって素早く暖まりたいという気持ちが出てきます。人間の欲望は果てしないものなのでしょう。そうなると暖炉(ペチカ)を付けるのが、上級グレートになってきます。先ず、火を使って直接暖めるのと、次に煉瓦等に蓄熱して家全体を暖めるという手ですから、今、当たり前になってきたセントラル暖房の草分けでもあるわけです。しかし、現在一般的になったセントラル暖房は、直接暖房の部分が無いので不満が出てくるわけです。
現在、我が家はFFのストーブが付いていますが、ここに来る前はポット式の煙突を付けるストーブでした。ストーブにヤカンを載せておけば、常に沸騰するお湯があるという環境から、FF式での、やや熱いお湯があるという環境になりました。FF式はファンが回って温風を吹き出す形式ですから、ファンの音は気になります(幾ら小さいとはいえ、気になりだしたらどうしようもありません)。火の放つ強力な赤外線が無く、満足にお湯も沸かないことが不満の種です。そうなるとペチカは良いですねぇ。まあ、本格的なペチカは何でも燃やせるとはいえ、薪や石炭を買い込んで保管しなければならないので、石油ストーブを使う簡易のペチカも良いかもしれません。要は北海道の家の特徴であった煙突のある家、これが良いですね。高い煙突があると、吸引力も大したものになります。我が家のメインマシンも煙突を付けて無ファン化できるかもしれません。
★★2003年06月30日(月)飲酒運転
トラックの追突を中心とする事故が続きましたが、飲酒運転のバスというのも話題になりました。火星の水瓶通過と海王星木星の衝絡みでしょうか。自動車といえば火星と考えているだけではやはり単純すぎて、飲酒とのからみで海王星が登場すると見て納得できます。
プロの運転手が酒を飲んで運転するというのは、冷静に考えれば、事故を起こさなくても一発で飯の種を取り上げられるということなのですから、運転手を辞めたいのだろうと短絡的に思ってしまうのですが、やはりかなり短絡的ですね。この考え方は罰則を強化すれば事故が無くなると考えるのと一緒のことになります。少なくはなっても無くならないし、殺される人もいなくなるわけではないでしょう。問題は、その運転手が「悪いとわかっている」のに「飲んでしまう」ということなのです。それが運命です。そしてこのような行動をさせる原因から、事件を起こして収監される運命が導かれ、事故死する運命を持っている人が縁を持てばことが起こるのです。巻き込まれるということもあるでしょう。事故死の運命の集団に強い縁を持ってしまったら事故死の運を持たないのに事故死してしまうこともあります。
わたくしが高校生の時、もう30年近く経ちますが、見学旅行でバスを使用して寺を回っている時です。見学中に足りなくなったフィルムを荷物から出す為にパスに戻ったわたくしは、350ミリリットルの缶ビールを飲む赤い顔の運転手と遭遇しました。彼がどうなったかはご想像に任せます。このバス会社が飲酒運転を容認しているとは思えませんから、会社名は出しませんが、こんなのに命を預けていたわけです。で、我々は飲酒運転の運転手による事故によって怪我をするという運命を持っていなかった為に、わたくしが呼び出されて発見されてしまったと考えることも出来ます。この運転手を可哀想だとは思いません。運のもんだいなのですから。逆にこの運転手が引き起こすであろう事故に巻き込まれても、その責任を彼に押しつけるのは間違いです。というのは、自分が怪我をしたり死んだとしてもその責任は自分の運命なのであって、たまたま関係した関係者が原因ではないのです。
テラスが落ちる事件も2つほどありましたが、これは何の星でしょうねぇ。ニセコの閉鎖直前のペンションでは、映像を見る限り、テラスの束と束石が重さで外れたのが直接の原因のように見えます。その接合部分の施工不良なり経年変化が祟ったようですが、どの星か1つに絞るというのは難しいですね。ペンションの建てられた日時をレクチファイということになりそうです。