2018年01月31日 皆既月蝕の記録 in 千歳

 今回の月蝕は、一ヶ月の中で2回の満月があり、片方が皆既月蝕になるという珍しい現象です。食甚もやや深く、肉眼でも、赤い月がよく判り、望遠鏡で見ると、その深みのある色に感動した方も多かったろうと思われます。
 そして、新機材としてD850の実力発揮の舞台となりました。オート露出の撮影で充分な写り、つまり撮影後に露出やカラーバランスの調整が必要のない状態で撮影が出来ました。条件としてはかなり悪い状態で、雲間を縫っての撮影であって、ミスは許されないという厳しい条件が初めにありました。食甚以後はかなり回復して来ましたが、当初は、ほぼあきらめ顔で撮影を始めたので、食甚が撮れたときは、何処の伝説か判りませんが、願いが叶ったのかと思ったほどです。

撮影 BLANCA-130EDT+フィールドフラットナー+TC-20E III(テレコンバーター2倍)+D850