SGS's Astro レボリューションのまとめ
占星術では、出生図に示された事件が何時起こるかを知るために、進行と経過の感受点を想定あるいは観測して判断します。基本的には、進行が状況整備、経過が引き金として働くと考えます。その経過の感受点を使う際に、特別な「運命の時」、東洋占術で言う占機に当たるのが、各感受点間の正確な座相の時です。その中でも、経験的に有効と見られているのが回帰(レボリューション)です。回帰のまとめをしてみましょう。
1 回帰(レボリューション)は「経過」の特別な時の1つで、それから「出来事」「運勢」を検証、予想する。
2 回帰図(レボリューション・チャート)の感受点と出生&進行の感受点の間に「特別な座相」が出来れば、それに注目して判断する。
3 回帰図内の座相、出生進行との感受点との関係(特に合)は注目すべき点。
4 回帰図のアセンダントをチャートの代表と見て、その存在する星座宮の意味付けと座相、星座宮の支配星とその状態に注意し、性格へのその年の色付けと考え、出生図を念頭に置いて判断する。
5 回帰と時を同じくして日食や月食、新月満月等の天象があれば、強力に作用する。
6 その他、出生図の読み方と同じ手順だが、出生図の内容を忘れずに判断する。
勿論、これに限るわけではありませんが、一応の目安にはなると思います。